JPS5974994A - L−フエニルアラニンの製造法 - Google Patents
L−フエニルアラニンの製造法Info
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- JPS5974994A JPS5974994A JP18588582A JP18588582A JPS5974994A JP S5974994 A JPS5974994 A JP S5974994A JP 18588582 A JP18588582 A JP 18588582A JP 18588582 A JP18588582 A JP 18588582A JP S5974994 A JPS5974994 A JP S5974994A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
本発明はj微生物を用い−(rl−アセトアミド桂皮f
i’eからL−フェニルアラニンを製造する方法に門す
る、 L−フェニルアラニンは必須アミノ酸の一つであり、栄
養」二あるいは医薬上取要な物質である。 本発明者らは先に、アクロモバクタ−属、アエロバクタ
−b”+ 、シュードモナス属、アグロバクテリウム属
、フラボバクテリウム属、アルスロバクタ−属、コリネ
バクテリウム属又はミクロコツカス属に属するある種の
微生物がα−アセトアミド桂皮酸からL−フェニルアラ
ニンを生成せしめる能力を有していることを見い出し、
これにより新たなL−フェニルアラニンの製造法を開発
した(特開昭57−99198)。 本発明者らは、α−アセトアミド桂皮酸からL−フェニ
ルアラニンを生成せしめる能力を有する微生物について
、更に検索を進めた結果、自然界より分離したバチルス
属又はアルカリ土類金属に属する微生物が前記能力を有
していることを見い出し1本発明を完成するに至った。 即ち1本発明はバチルス属又はアルカリ土類金属に属し
、α−アセトアミド桂皮酸からL−フェニルアラニンを
生成せしめる能力を有するヤ1
i’eからL−フェニルアラニンを製造する方法に門す
る、 L−フェニルアラニンは必須アミノ酸の一つであり、栄
養」二あるいは医薬上取要な物質である。 本発明者らは先に、アクロモバクタ−属、アエロバクタ
−b”+ 、シュードモナス属、アグロバクテリウム属
、フラボバクテリウム属、アルスロバクタ−属、コリネ
バクテリウム属又はミクロコツカス属に属するある種の
微生物がα−アセトアミド桂皮酸からL−フェニルアラ
ニンを生成せしめる能力を有していることを見い出し、
これにより新たなL−フェニルアラニンの製造法を開発
した(特開昭57−99198)。 本発明者らは、α−アセトアミド桂皮酸からL−フェニ
ルアラニンを生成せしめる能力を有する微生物について
、更に検索を進めた結果、自然界より分離したバチルス
属又はアルカリ土類金属に属する微生物が前記能力を有
していることを見い出し1本発明を完成するに至った。 即ち1本発明はバチルス属又はアルカリ土類金属に属し
、α−アセトアミド桂皮酸からL−フェニルアラニンを
生成せしめる能力を有するヤ1
【(生物の培養液、該培
養液から得た菌体又は該菌体の処理物をσ−アセトアミ
ド桂皮酸又はその塩に作用させ、生成したL−フェニル
アラニンを拌It”くすることを特徴とするL−フェニ
ルアラニンの製造法である。 本発明に、おいて使用する微生物は、バチルス属又はア
ルカリ土類金属に屈し、α−アセトアミド桂皮酸からL
−フェニルアラニンを生成せしめる能力を有するもので
あればいずれでもよい。かかる微生物の例としては、バ
チルス・スフエリカスN−7株(微工研閑寄第b’yq
−b 号)及びアルカリゲネス・フェカリスS−7株
(a上研菌寄第67≠5′号)等が好適に挙げられる。 上記の2閑株はα−アセトアミド桂皮酸を添加した最小
培地において、α−アセトアミド桂皮酸を弔−炭素源と
して生育し得る微生物の中から新たに分離された新菌株
であり、その菌学的性質は以下の通りである。 N−7株 (a)、形態 細胞の形:桿菌 細胞の大きさ:0.5〜0.7X1.O〜2.5μm細
胞の多形性の有無:無、運動性:有 鞭毛の着生状態二周鞭毛 胞子の有J!!14 :有、胞子の形:球状〜わずかに
卵形胞子の大きさ=0.6〜0.8μm 胞子の形成部位:末端付近 胞子のうの形:ふくらんでいる グラム染色性ニゲラド陽性 抗酸性:非抗酸性 (電 生育状態 (1)肉汁寒天平板培養 生育状態:適度、形状:円形1周囲は不規則、表面はし
わ状、偏平〜わずかに隆起1色状:肌色、不透明 (2)肉汁寒天斜面培養 生育状態:適度、形状:糸状1表面はしわ状、色状:肌
色、鈍光 (3)肉汁液体培養 混濁しない、わずかに沈殿2表面に皮膜を形成する (4)肉汁ゼラチン穿刺培養 ゼラチンを液化しない、穿刺口周辺にのみ生育 (5)リドマス・ミルク アルカリ性、固化しない (C)、生理学的性質 (1)硝酸塩の還元:陽性 (2)脱窒反応:認められない (31M Rテスト:陰性 (41V Pテスト:@性 (5)インドールの生成:無 (6)硫化水素の生成:無 (7)デンプンの加水分解:無 (8)クエン酸の利用 Koser培地:陽性 0hrist、ensen培地:陽性 (9)無機窒素源の利用: 硝酸塩又はアンモニウム塩をrp−窒素源として用いる (1■色素の生成:無 IJIIウレアーゼ:陽性 (12オキシダーゼ:陰性 (1,1カタラーゼ:陽性 (141生育の・邦)囲: 可(5へ・9(最適ppi 7付近) 10゛℃で生育できる(最適温度25〜30℃)。37
’Cで生育できない 1151酸素に対する9し度:好気性 (16)〇−Fテスト: 糖の分解は弱いながら酸化的 (1旧:l’i il+1から酸及びガス生成の有無c
d)、その他の性質 (1)ジヒドロキシアセトン:生成しない(2)分離源
:土壌 8 7株 (a)、形態 細胞の形:桿菌。 細胞の大きさ二045〜0.7X1.2〜2,5μm細
胞の多形性の有無:無 運動性の6無:有 鞭毛の着生状!メは二層鞭毛 n;q−f−の有無:無 ダラム染色性:陰性 抗酸性:非抗酸性 (b)、生育状態 (1)肉汁寒天平板培養 生育二適度、形状:円形、全縁、隆起9表向は滑らか9
色状:肌色、光沢あり、不透明 (2)肉汁寒天斜面培養 生育: 1196度、形状:糸状9色状:肌色、光沢あ
り (3)肉汁l(ダ体培イ)t 〆1■濁しない、沈殿は生成しないかごくわずかに生成
する1表面に皮膜を形成する (4)肉汁ゼラチン穿刺培養 ゼラチンを液化をしない、穿刺1−1周辺にのみ生育 (51リドマス・ミルク アルカリ性、u1化しない (C)、生理学的性質 +1)硝酸塩の還元二陽性 (2)脱窒反応:認められない (3)入イRテスト:陰性 +4) V Pテスト:陰性 (5)インドールの生成:無 16)硫化水素の生成:無 (7)デンプンの加水分解:無 (8)クエン酸の利用 KO/JI9r培地:陽性 (3hrist、ens en培地:腸性(9)ブ(接
線′9ぜ素源の利用: アンモニウム塩又は硝酸塩を単一窒素源として利用 (1(2)色素の生成:無 (11)ウレアーゼ:陽性 (1クオキシダーゼ:陰性 (13)カタラーゼ:陽性 +14)生育の範囲: pH5〜9(最適p1(7付近) 】0℃で生育できる(最適温度25〜30℃)37℃で
生育できない 0■酸素に対する態度:好気性 +1610 Fテスト:糖の分解は弱いながら酸化的(
171糖から酸及びガス生成の有無 ((至)、その他の性質 (1)酢酸、プロピオン酸又は酪酸を(11を−の炭素
源、エネルギー源として生育する、 (2)分離源は土壌 以上述べた菌学的諸性質をバージエイのマニュアル・オ
ブ・デターミネイティブ・バクテリオロジー(Berg
ey’s Manual of I)etermina
tj、ve Bar、t、e−riology ) 第
8版に基づき検索した結果、N−7株はグラム陽性。好
気性で胞子を形成する桿菌であることより、バチルス属
に含まれる細菌であると考えられる。そこでバチルス属
に含まれる種について検索を行った結果、バチルス・ス
フエリカスについての開戦事項と生理学的性質において
D−マンニットからの酸生成及び硝酸塩の還元テストの
2点において少し異なるが1本菌株をバチルス・スフエ
リカスの一菌株と見なすのが最も妥当であると結論し2
本菌をバチルス・スフエリカス(Bacillus 5
phaeriCus )と同定した。一方、S−7株に
ついても同様に検索した結果、ダラム陰性、好気性及び
周Vfψ毛を有する桿菌であること、更にその生理学的
性質からオキシダーゼ活性は非常に弱いが、アルカリ土
類金属に含まれる細菌であると考えられる。そこでアル
カリ土類金属に含まれる種について検索を行い1本菌を
アルカリゲネス9フエカリス(ALcaligenes
faecelis )と同定し ノこ 。 バチルス・スフズリカスN−7株及びアルカリゲネス・
フ、カリスS−7株は上記の如く、いずれもα−アセト
アミド桂皮酸を単一炭素源として含有する培地に生育し
うる微生物の中から分離されたものであるが、これら例
示菌株以外にも広く自然界のFat生物から本発明に使
用しうる菌株を分離することができる。例えば、リン酸
−カリウム01%、硫酸マグネシウム0.05%を含有
する基本培地に唯一の炭素源としてα−アセトアミド桂
皮酸を0.5〜5%稈度添加して作成した培地(pH7
,0)に適当titの自然界微生物試ネ・1を添加し、
30℃で7〜10日間振とう培養を行い、生育して来た
微生物を分離スることによって行われる。 本発明に係る微生物を培養する培地としては。 炭素源、窒素源、有機栄養源、無機塩類などを含む通常
の栄養培地が使用できる。炭素源としては該微生物の利
用1.IJ能なものであればいずれも使用することがで
き2例えばグルコース、フラクトース、マンノース、シ
ヨ糖、マンニット、ソルビトール、グリセリン等の糖も
しくは糖アルコール酢酸,クエン酸,フマール酸等の有
機酸が使用できる。窒素源としては.塩化アンモニウム
、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸−アン
モニウム,炭酸アンモニウム等の無機酸アンモニウム塩
,酢酸アンモニウム、クエン酸アンモニウノ、等の何機
酸アンモニウム塩等を使用すること力くてきる。有機栄
養源としては,例えば酵母エキス。 ペプトン、肉エキス、コーンステイープリカー。 タンパク質加水分解物,アミノ酸等が使用できるう又,
無機塩類としては,例えば硫酸第一鉄,硫酸マグネシウ
ム、硫酸マンガン、リン酸−プj IJつム、リン酸ニ
ナトリウム、塩化ナトリウム等が使用できるっ培養は常
法により実施すればよく9例えば培地のpHを5〜9好
ましくはpH6〜8に調整し、菌株を接種した後10〜
b は25〜30℃で好気的に培養する。尚、培養(こあた
って培地中にα−アセトアミド桂皮酸を少量添加してお
くことにより、得られる培養物又は菌体のα−アセトア
ミド桂皮酸からのL−フェニルアラニン生成能を凸める
ことかできる。この場合、α−アセトアミド桂皮酸の添
加晴は通常0.01%以、−1−1とりわけ0.1〜1
%が好ましい。尚、この添加したα−アセトアミド桂皮
酸は上記培養において111ス:一の炭素源、窒素源と
して用いることができる。 この樺にして微生物を培養した後、得られる培養液、該
培養液から採取した菌体又は該菌体の処理物(例えば、
洗浄菌体、乾燥閑体、閑体刊砕物、菌体の自己消化物、
菌体の超音波処理物、菌体抽出物、ポリアクリルアミド
ゲル又はカラギーナンゲル等で固定化した61体等)を
α−アセトアミド桂皮酸又はその塩に作用させることに
よりL−7エニルアラニンを生成させることができる。 該反応は培養後の菌体を含む培養液にα−アセトアミド
桂皮酸又はその塩を加えて実施してもよく、又培養液か
ら遠心分離、ろ過等により採取した菌体又は該菌体処理
物をα−アセトアミド桂皮酸含有水性溶媒中に加えて反
応せしめてもよい。 更に、これらの他1例えば菌体をカラギーナンゲル法又
はポリアクリルアミド法等により固定化して調製した固
定化菌体をカラムに充填した後、基質含有溶液を流下さ
せる連続法により実施することもできる。σ−アセトT
ミド桂tヶ酸のL−フェニルアラニンへの転換反応は上
記いずれの1人ろ合にも水性媒質中10〜60℃、とり
わけ30℃刊近、pH5〜10とりわけpl(7〜8稈
度で実施するのが好ましいう又、基質であるα−アセト
アミド桂皮酸又はその塩の添加濃度はバッチ式か連続式
かによっても異なるが、バッチの場合一般に水性媒質中
0.5〜20%、とりわけ3〜10%程度が好ましく、
連続式の場合はこれよりやや低い濃度であるのが奸才し
い。 尚1本発明方法においてα−アセトアミド桂皮酸のL−
フェニルアラニンへの転換反応を実施するに当って+1
.反応系にL−アミノ酸又はL−アミノ酸とL−フェニ
ルアラニン・トランスアミナーゼとを添加しておけば反
応時間の短縮或いはL−フェニルアラニンのMmmの増
加をはかることができるので好ましい。添加するL−ア
ミノ酸としては、L−グルタミン酸、L−アスパラギン
酸し−アラニンなどが好適に挙げられ、これらは単独で
又は4(II 合ぜて用いてもよい。又、これらL−ア
ミノ酸の添加htは基質であるα−アセトアミド桂皮酸
と櫃ね当モル量程度が好ましい。又、L−フェニルrラ
ニン・トランスアミナーゼは必ずしも積装されたもので
なくてもよ<、L−フェニルアラニン・トランスアミナ
ーゼ活性の強いff< 生物9例えばアクロモバクタ−
属〔アクロモバクタ−・アクアチリス(Achromo
bactor aquatilis ) 0UT800
3.アクロモバクタ−・リクイダム (Ac)1rom
obact、or liquidum ) OUT 8
012 ’J 、 アルカリ土類金属〔アルカリゲネ
ス・フヱカリス (Alcaligenes faeo
alis ) OUT 8025 ) 、 アルスロ
バクタ−属〔アルスロバクタ−・グロビホルミス(Ar
t、hrobactor globiformis )
IFO12956〕、バチルス属〔バチルス・セレウ
ス(Bacilluscereus) IFO3001
) 、 コリネバクテリウム属(コリネバクテリウム
・ハイドロカルポクラスタス(Oorynebacte
rium hydrocarboclastus )
ATO(,115592)、 アシネトバクタ−属〔
アシネトバクタ−・カルコアセチフス(Ac1neto
bactor cal −coaaeも1cus)IF
O12552)、 パラコ・yカス属〔バラコツカス
・デニトリフィカンス(Paraco−ccus de
nitrificans ) IFO12442) 、
プロテウス属〔プロテウス・ブルガリス(Prot
eus vul−gariF3) OUT 8102
) 、 シュードモナス属〔シュードモナス・オーレ
オファシェンス(Pseudo −monus aur
eofaciens ) I AM 1001 、
シュードモス(Pseudomonas 5chuyl
killiensi5) I AM I O92)等の
微生物を常法に従って培養し、得られた培養液、該培養
酸から採取した菌体又は該菌体の処理物をそのまま該L
−フェニルアラニン・トランスアミナーゼとしてJ−1
1いることができる、又2本発明方法において生菌体を
用いる場合。 反応液中に界面活1′4−剤(例えば、臭化セチルトリ
メチルアンモニウム、トリトンX −100等) ’i
t:添加しておけば反応時間の短縮あるいはL−フェニ
ルアラニンの蓄積(14の増加をはかることができる。 界面活性剤の添加Fitは反応液に対して概ね0゜00
01〜01%稈度が好ましい。 かくして反応液中に生成蓄積したL−フェニルアラニン
の分j都イーi製は2通常のイオン交換樹脂法やその他
の公知方法を組合わせて容易に行うことができる。 以下、実施例をあげ−C本発明方法を具体的に説明する
。尚、実施例中のL−フヱニルアラニンの(布認及び定
Mはペーパークロマトグラフィーによるニンヒドリン発
色位(H,アミノ酸オー1〜アナライザー及びロイコノ
ストック・メセンテロイデス(Leuaonostoc
mesenteroides ) P −60を用い
たバイオアッセイ法により行った。 実施例1 グルコース0.5% 、14 リペプトン1%、肉エキ
ス1%、酵母エキス1.25%、塩化ナトリウム0.5
%及びα−アセトアミド桂皮酸0.2%を含有する培地
をpH7,0に調整し、これを500づ容肩付振とうフ
ラスコに10 D me宛分注し。 120℃で10分間蒸気滅菌した。これに予め寒天斜面
培地に30℃で24時間生育させた下記第1表に示す微
生物を一白金耳接種し、30℃で24時間培養した。各
微生物の培養液100 mlから遠心公序1Fにて菌体
を11bめ、生理食塩水100 mlにけん濁し、洗浄
した。洗浄後9遠心分離(こて菌体を集め、この菌体を
3%α−アセトアミド桂皮酸水溶液(アンモニア水でp
、r(7,5に調整)100mciこけん濁し、30℃
で18時間反応さゼた。反応液中に生成したL−フヱニ
ルアラニンの量は下記第1表の通りである。 第1表 実施例2 下記第2表に示す微生物を実施例1と同一組成の培地1
00 mlに同一条件で培養し、集菌した。このn体を
各々2%のL−アスパラギン酸及び001%の臭化セチ
ルトリメチルアンモニラl、を含む3%α−アセトアミ
ド桂皮酸水溶液(アンモニア水でpF■7.5に調整)
100−にけん澗し、30℃で18時間反応させた。反
応液中に生1戊した■ヨーフヱニルアラニンの暗は下記
第2表のii’ttりである。 第2表 実施例3 下記第3表に示す微生物をグルコース5%。 酵母エキス0.5%、リン酸−カリウム0.1%。 硫酸マグネシウム0.05%及びα−アセトアミド桂皮
酸0,5%を含有する培地(pH7,0) 100 r
rtを用いて実施例1と同一条件で培養し、集菌した。 この菌体をそれぞれ/−,6ラコ・ソカス・デニトリフ
ィカンスIFO12442の凍結乾燥菌体0.3%、L
−アスパラギン酸2%及び臭化セチルトリメチルアンモ
ニウム0.05%を含有する3%α−アセトrミド杆皮
酸水溶液(アンモニア水で1−II−(7,5にH1?
l14’8 ) 100 mgにけん1’:i L、3
0℃で18時間反応させた。反応液中に生成したL−フ
ェニルアラニン量は■記第3表の通りである。 尚、バラコツカス・デニトリフィカンスIF01244
2のl束結乾燥[宥イ本は、グルコース1%、リン酸ニ
アンモニウム0.2%、酵母エキス1%、コーンステイ
ープリカー0.5%、リン酸−カリウノ、01%、硫酸
マグネシウム0.05%、硫、酸マンガン0.001%
、硫酸第一鉄0.005%、塩化カルシウム0.1%及
びカラリン0.00394を含有する培地(TIH7,
0)を用いて、30℃で24時間培任し、純水で洗浄後
、常法によ リ il、III 栃 し プこ。 第3表 実施例4 バチルス・スフエリカスN −7株(微工研M寄第67
46 号)を実施例3と同一培地100m1を用い、同
一条件で培養し2%菌した。この菌体を、L−アスパラ
ギン酸2%、臭化セチルトリメチルアンモニウム0.0
5%及び実施例3と同様に調製したバラコツカス・デニ
トリフィカンスIF012442の凍結乾燥菌体0.3
%を含む3%α−アセトアミド桂皮酸水溶液(アンモニ
ア水でpH7,5に調整)100mi!にけん濁し、3
0℃で反応させた。反応開始48時間後、反応液中には
L−7エニルアラニン2.5Fが生成、蓄積した。この
反応液を遠心骨11!I11. して菌体を除去し、−
上澄液を活性炭処理した後、濃縮し、少Iのメタノール
を添加して和結晶2.67を得た。この粗結晶を加熱し
ながら少量の水に溶解し、pH5,5に調整後、メタノ
ールを加え。 析出晶をろ]国することによりL−フェニルアラニンの
結晶2.02を得た。 K九P、2596C
養液から得た菌体又は該菌体の処理物をσ−アセトアミ
ド桂皮酸又はその塩に作用させ、生成したL−フェニル
アラニンを拌It”くすることを特徴とするL−フェニ
ルアラニンの製造法である。 本発明に、おいて使用する微生物は、バチルス属又はア
ルカリ土類金属に屈し、α−アセトアミド桂皮酸からL
−フェニルアラニンを生成せしめる能力を有するもので
あればいずれでもよい。かかる微生物の例としては、バ
チルス・スフエリカスN−7株(微工研閑寄第b’yq
−b 号)及びアルカリゲネス・フェカリスS−7株
(a上研菌寄第67≠5′号)等が好適に挙げられる。 上記の2閑株はα−アセトアミド桂皮酸を添加した最小
培地において、α−アセトアミド桂皮酸を弔−炭素源と
して生育し得る微生物の中から新たに分離された新菌株
であり、その菌学的性質は以下の通りである。 N−7株 (a)、形態 細胞の形:桿菌 細胞の大きさ:0.5〜0.7X1.O〜2.5μm細
胞の多形性の有無:無、運動性:有 鞭毛の着生状態二周鞭毛 胞子の有J!!14 :有、胞子の形:球状〜わずかに
卵形胞子の大きさ=0.6〜0.8μm 胞子の形成部位:末端付近 胞子のうの形:ふくらんでいる グラム染色性ニゲラド陽性 抗酸性:非抗酸性 (電 生育状態 (1)肉汁寒天平板培養 生育状態:適度、形状:円形1周囲は不規則、表面はし
わ状、偏平〜わずかに隆起1色状:肌色、不透明 (2)肉汁寒天斜面培養 生育状態:適度、形状:糸状1表面はしわ状、色状:肌
色、鈍光 (3)肉汁液体培養 混濁しない、わずかに沈殿2表面に皮膜を形成する (4)肉汁ゼラチン穿刺培養 ゼラチンを液化しない、穿刺口周辺にのみ生育 (5)リドマス・ミルク アルカリ性、固化しない (C)、生理学的性質 (1)硝酸塩の還元:陽性 (2)脱窒反応:認められない (31M Rテスト:陰性 (41V Pテスト:@性 (5)インドールの生成:無 (6)硫化水素の生成:無 (7)デンプンの加水分解:無 (8)クエン酸の利用 Koser培地:陽性 0hrist、ensen培地:陽性 (9)無機窒素源の利用: 硝酸塩又はアンモニウム塩をrp−窒素源として用いる (1■色素の生成:無 IJIIウレアーゼ:陽性 (12オキシダーゼ:陰性 (1,1カタラーゼ:陽性 (141生育の・邦)囲: 可(5へ・9(最適ppi 7付近) 10゛℃で生育できる(最適温度25〜30℃)。37
’Cで生育できない 1151酸素に対する9し度:好気性 (16)〇−Fテスト: 糖の分解は弱いながら酸化的 (1旧:l’i il+1から酸及びガス生成の有無c
d)、その他の性質 (1)ジヒドロキシアセトン:生成しない(2)分離源
:土壌 8 7株 (a)、形態 細胞の形:桿菌。 細胞の大きさ二045〜0.7X1.2〜2,5μm細
胞の多形性の有無:無 運動性の6無:有 鞭毛の着生状!メは二層鞭毛 n;q−f−の有無:無 ダラム染色性:陰性 抗酸性:非抗酸性 (b)、生育状態 (1)肉汁寒天平板培養 生育二適度、形状:円形、全縁、隆起9表向は滑らか9
色状:肌色、光沢あり、不透明 (2)肉汁寒天斜面培養 生育: 1196度、形状:糸状9色状:肌色、光沢あ
り (3)肉汁l(ダ体培イ)t 〆1■濁しない、沈殿は生成しないかごくわずかに生成
する1表面に皮膜を形成する (4)肉汁ゼラチン穿刺培養 ゼラチンを液化をしない、穿刺1−1周辺にのみ生育 (51リドマス・ミルク アルカリ性、u1化しない (C)、生理学的性質 +1)硝酸塩の還元二陽性 (2)脱窒反応:認められない (3)入イRテスト:陰性 +4) V Pテスト:陰性 (5)インドールの生成:無 16)硫化水素の生成:無 (7)デンプンの加水分解:無 (8)クエン酸の利用 KO/JI9r培地:陽性 (3hrist、ens en培地:腸性(9)ブ(接
線′9ぜ素源の利用: アンモニウム塩又は硝酸塩を単一窒素源として利用 (1(2)色素の生成:無 (11)ウレアーゼ:陽性 (1クオキシダーゼ:陰性 (13)カタラーゼ:陽性 +14)生育の範囲: pH5〜9(最適p1(7付近) 】0℃で生育できる(最適温度25〜30℃)37℃で
生育できない 0■酸素に対する態度:好気性 +1610 Fテスト:糖の分解は弱いながら酸化的(
171糖から酸及びガス生成の有無 ((至)、その他の性質 (1)酢酸、プロピオン酸又は酪酸を(11を−の炭素
源、エネルギー源として生育する、 (2)分離源は土壌 以上述べた菌学的諸性質をバージエイのマニュアル・オ
ブ・デターミネイティブ・バクテリオロジー(Berg
ey’s Manual of I)etermina
tj、ve Bar、t、e−riology ) 第
8版に基づき検索した結果、N−7株はグラム陽性。好
気性で胞子を形成する桿菌であることより、バチルス属
に含まれる細菌であると考えられる。そこでバチルス属
に含まれる種について検索を行った結果、バチルス・ス
フエリカスについての開戦事項と生理学的性質において
D−マンニットからの酸生成及び硝酸塩の還元テストの
2点において少し異なるが1本菌株をバチルス・スフエ
リカスの一菌株と見なすのが最も妥当であると結論し2
本菌をバチルス・スフエリカス(Bacillus 5
phaeriCus )と同定した。一方、S−7株に
ついても同様に検索した結果、ダラム陰性、好気性及び
周Vfψ毛を有する桿菌であること、更にその生理学的
性質からオキシダーゼ活性は非常に弱いが、アルカリ土
類金属に含まれる細菌であると考えられる。そこでアル
カリ土類金属に含まれる種について検索を行い1本菌を
アルカリゲネス9フエカリス(ALcaligenes
faecelis )と同定し ノこ 。 バチルス・スフズリカスN−7株及びアルカリゲネス・
フ、カリスS−7株は上記の如く、いずれもα−アセト
アミド桂皮酸を単一炭素源として含有する培地に生育し
うる微生物の中から分離されたものであるが、これら例
示菌株以外にも広く自然界のFat生物から本発明に使
用しうる菌株を分離することができる。例えば、リン酸
−カリウム01%、硫酸マグネシウム0.05%を含有
する基本培地に唯一の炭素源としてα−アセトアミド桂
皮酸を0.5〜5%稈度添加して作成した培地(pH7
,0)に適当titの自然界微生物試ネ・1を添加し、
30℃で7〜10日間振とう培養を行い、生育して来た
微生物を分離スることによって行われる。 本発明に係る微生物を培養する培地としては。 炭素源、窒素源、有機栄養源、無機塩類などを含む通常
の栄養培地が使用できる。炭素源としては該微生物の利
用1.IJ能なものであればいずれも使用することがで
き2例えばグルコース、フラクトース、マンノース、シ
ヨ糖、マンニット、ソルビトール、グリセリン等の糖も
しくは糖アルコール酢酸,クエン酸,フマール酸等の有
機酸が使用できる。窒素源としては.塩化アンモニウム
、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸−アン
モニウム,炭酸アンモニウム等の無機酸アンモニウム塩
,酢酸アンモニウム、クエン酸アンモニウノ、等の何機
酸アンモニウム塩等を使用すること力くてきる。有機栄
養源としては,例えば酵母エキス。 ペプトン、肉エキス、コーンステイープリカー。 タンパク質加水分解物,アミノ酸等が使用できるう又,
無機塩類としては,例えば硫酸第一鉄,硫酸マグネシウ
ム、硫酸マンガン、リン酸−プj IJつム、リン酸ニ
ナトリウム、塩化ナトリウム等が使用できるっ培養は常
法により実施すればよく9例えば培地のpHを5〜9好
ましくはpH6〜8に調整し、菌株を接種した後10〜
b は25〜30℃で好気的に培養する。尚、培養(こあた
って培地中にα−アセトアミド桂皮酸を少量添加してお
くことにより、得られる培養物又は菌体のα−アセトア
ミド桂皮酸からのL−フェニルアラニン生成能を凸める
ことかできる。この場合、α−アセトアミド桂皮酸の添
加晴は通常0.01%以、−1−1とりわけ0.1〜1
%が好ましい。尚、この添加したα−アセトアミド桂皮
酸は上記培養において111ス:一の炭素源、窒素源と
して用いることができる。 この樺にして微生物を培養した後、得られる培養液、該
培養液から採取した菌体又は該菌体の処理物(例えば、
洗浄菌体、乾燥閑体、閑体刊砕物、菌体の自己消化物、
菌体の超音波処理物、菌体抽出物、ポリアクリルアミド
ゲル又はカラギーナンゲル等で固定化した61体等)を
α−アセトアミド桂皮酸又はその塩に作用させることに
よりL−7エニルアラニンを生成させることができる。 該反応は培養後の菌体を含む培養液にα−アセトアミド
桂皮酸又はその塩を加えて実施してもよく、又培養液か
ら遠心分離、ろ過等により採取した菌体又は該菌体処理
物をα−アセトアミド桂皮酸含有水性溶媒中に加えて反
応せしめてもよい。 更に、これらの他1例えば菌体をカラギーナンゲル法又
はポリアクリルアミド法等により固定化して調製した固
定化菌体をカラムに充填した後、基質含有溶液を流下さ
せる連続法により実施することもできる。σ−アセトT
ミド桂tヶ酸のL−フェニルアラニンへの転換反応は上
記いずれの1人ろ合にも水性媒質中10〜60℃、とり
わけ30℃刊近、pH5〜10とりわけpl(7〜8稈
度で実施するのが好ましいう又、基質であるα−アセト
アミド桂皮酸又はその塩の添加濃度はバッチ式か連続式
かによっても異なるが、バッチの場合一般に水性媒質中
0.5〜20%、とりわけ3〜10%程度が好ましく、
連続式の場合はこれよりやや低い濃度であるのが奸才し
い。 尚1本発明方法においてα−アセトアミド桂皮酸のL−
フェニルアラニンへの転換反応を実施するに当って+1
.反応系にL−アミノ酸又はL−アミノ酸とL−フェニ
ルアラニン・トランスアミナーゼとを添加しておけば反
応時間の短縮或いはL−フェニルアラニンのMmmの増
加をはかることができるので好ましい。添加するL−ア
ミノ酸としては、L−グルタミン酸、L−アスパラギン
酸し−アラニンなどが好適に挙げられ、これらは単独で
又は4(II 合ぜて用いてもよい。又、これらL−ア
ミノ酸の添加htは基質であるα−アセトアミド桂皮酸
と櫃ね当モル量程度が好ましい。又、L−フェニルrラ
ニン・トランスアミナーゼは必ずしも積装されたもので
なくてもよ<、L−フェニルアラニン・トランスアミナ
ーゼ活性の強いff< 生物9例えばアクロモバクタ−
属〔アクロモバクタ−・アクアチリス(Achromo
bactor aquatilis ) 0UT800
3.アクロモバクタ−・リクイダム (Ac)1rom
obact、or liquidum ) OUT 8
012 ’J 、 アルカリ土類金属〔アルカリゲネ
ス・フヱカリス (Alcaligenes faeo
alis ) OUT 8025 ) 、 アルスロ
バクタ−属〔アルスロバクタ−・グロビホルミス(Ar
t、hrobactor globiformis )
IFO12956〕、バチルス属〔バチルス・セレウ
ス(Bacilluscereus) IFO3001
) 、 コリネバクテリウム属(コリネバクテリウム
・ハイドロカルポクラスタス(Oorynebacte
rium hydrocarboclastus )
ATO(,115592)、 アシネトバクタ−属〔
アシネトバクタ−・カルコアセチフス(Ac1neto
bactor cal −coaaeも1cus)IF
O12552)、 パラコ・yカス属〔バラコツカス
・デニトリフィカンス(Paraco−ccus de
nitrificans ) IFO12442) 、
プロテウス属〔プロテウス・ブルガリス(Prot
eus vul−gariF3) OUT 8102
) 、 シュードモナス属〔シュードモナス・オーレ
オファシェンス(Pseudo −monus aur
eofaciens ) I AM 1001 、
シュードモス(Pseudomonas 5chuyl
killiensi5) I AM I O92)等の
微生物を常法に従って培養し、得られた培養液、該培養
酸から採取した菌体又は該菌体の処理物をそのまま該L
−フェニルアラニン・トランスアミナーゼとしてJ−1
1いることができる、又2本発明方法において生菌体を
用いる場合。 反応液中に界面活1′4−剤(例えば、臭化セチルトリ
メチルアンモニウム、トリトンX −100等) ’i
t:添加しておけば反応時間の短縮あるいはL−フェニ
ルアラニンの蓄積(14の増加をはかることができる。 界面活性剤の添加Fitは反応液に対して概ね0゜00
01〜01%稈度が好ましい。 かくして反応液中に生成蓄積したL−フェニルアラニン
の分j都イーi製は2通常のイオン交換樹脂法やその他
の公知方法を組合わせて容易に行うことができる。 以下、実施例をあげ−C本発明方法を具体的に説明する
。尚、実施例中のL−フヱニルアラニンの(布認及び定
Mはペーパークロマトグラフィーによるニンヒドリン発
色位(H,アミノ酸オー1〜アナライザー及びロイコノ
ストック・メセンテロイデス(Leuaonostoc
mesenteroides ) P −60を用い
たバイオアッセイ法により行った。 実施例1 グルコース0.5% 、14 リペプトン1%、肉エキ
ス1%、酵母エキス1.25%、塩化ナトリウム0.5
%及びα−アセトアミド桂皮酸0.2%を含有する培地
をpH7,0に調整し、これを500づ容肩付振とうフ
ラスコに10 D me宛分注し。 120℃で10分間蒸気滅菌した。これに予め寒天斜面
培地に30℃で24時間生育させた下記第1表に示す微
生物を一白金耳接種し、30℃で24時間培養した。各
微生物の培養液100 mlから遠心公序1Fにて菌体
を11bめ、生理食塩水100 mlにけん濁し、洗浄
した。洗浄後9遠心分離(こて菌体を集め、この菌体を
3%α−アセトアミド桂皮酸水溶液(アンモニア水でp
、r(7,5に調整)100mciこけん濁し、30℃
で18時間反応さゼた。反応液中に生成したL−フヱニ
ルアラニンの量は下記第1表の通りである。 第1表 実施例2 下記第2表に示す微生物を実施例1と同一組成の培地1
00 mlに同一条件で培養し、集菌した。このn体を
各々2%のL−アスパラギン酸及び001%の臭化セチ
ルトリメチルアンモニラl、を含む3%α−アセトアミ
ド桂皮酸水溶液(アンモニア水でpF■7.5に調整)
100−にけん澗し、30℃で18時間反応させた。反
応液中に生1戊した■ヨーフヱニルアラニンの暗は下記
第2表のii’ttりである。 第2表 実施例3 下記第3表に示す微生物をグルコース5%。 酵母エキス0.5%、リン酸−カリウム0.1%。 硫酸マグネシウム0.05%及びα−アセトアミド桂皮
酸0,5%を含有する培地(pH7,0) 100 r
rtを用いて実施例1と同一条件で培養し、集菌した。 この菌体をそれぞれ/−,6ラコ・ソカス・デニトリフ
ィカンスIFO12442の凍結乾燥菌体0.3%、L
−アスパラギン酸2%及び臭化セチルトリメチルアンモ
ニウム0.05%を含有する3%α−アセトrミド杆皮
酸水溶液(アンモニア水で1−II−(7,5にH1?
l14’8 ) 100 mgにけん1’:i L、3
0℃で18時間反応させた。反応液中に生成したL−フ
ェニルアラニン量は■記第3表の通りである。 尚、バラコツカス・デニトリフィカンスIF01244
2のl束結乾燥[宥イ本は、グルコース1%、リン酸ニ
アンモニウム0.2%、酵母エキス1%、コーンステイ
ープリカー0.5%、リン酸−カリウノ、01%、硫酸
マグネシウム0.05%、硫、酸マンガン0.001%
、硫酸第一鉄0.005%、塩化カルシウム0.1%及
びカラリン0.00394を含有する培地(TIH7,
0)を用いて、30℃で24時間培任し、純水で洗浄後
、常法によ リ il、III 栃 し プこ。 第3表 実施例4 バチルス・スフエリカスN −7株(微工研M寄第67
46 号)を実施例3と同一培地100m1を用い、同
一条件で培養し2%菌した。この菌体を、L−アスパラ
ギン酸2%、臭化セチルトリメチルアンモニウム0.0
5%及び実施例3と同様に調製したバラコツカス・デニ
トリフィカンスIF012442の凍結乾燥菌体0.3
%を含む3%α−アセトアミド桂皮酸水溶液(アンモニ
ア水でpH7,5に調整)100mi!にけん濁し、3
0℃で反応させた。反応開始48時間後、反応液中には
L−7エニルアラニン2.5Fが生成、蓄積した。この
反応液を遠心骨11!I11. して菌体を除去し、−
上澄液を活性炭処理した後、濃縮し、少Iのメタノール
を添加して和結晶2.67を得た。この粗結晶を加熱し
ながら少量の水に溶解し、pH5,5に調整後、メタノ
ールを加え。 析出晶をろ]国することによりL−フェニルアラニンの
結晶2.02を得た。 K九P、2596C
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、バチルス属又はアルカリ土類金属に属し。 α−アセトアミド桂皮酸からL−7ヱニルアラニンを生
成せしめる能力を有する微生物の培養液。 該培養液から得た菌体又は該菌体の処理物をα−アセト
アミド桂皮41p又はその塩に作用させ、生成したL−
フェニルアラニンを採取することを特徴とするL−フェ
ニルアラニンの製造法。 2、 L−アミノ酸の存在下に微生物の培養液。 該培養液から採取した菌体又は該菌体の処理物をα−ア
セトアミド桂皮酸又はその塩に作用させる特許請求の範
囲第1項記載の製造法。 3、 L−アミノ酸がL−グルタミン酸、L−アスパラ
ギン酸又はL−アラニンである4’!j’ #’I’
Ni−2求の範囲第2項記載の製造法。 4 L−アミノ酸及びL−フェニルアラニン・トランス
アミナーゼの存在下に微生物の培養液。 該培??液から得た菌体又は該菌体の処理物をα−アセ
トアミド桂皮酸又はその塩に作用さぜる4e s’r請
求の範囲第1項記載の製造法。 5、L=ニアミノがL−グルタミン酸、L−アスパラギ
ン酸又はL−アラニンである特許請求の範囲第4項記載
の製造法。 6 微生物がα−アセトアミド桂皮酸からL−フェニル
アラニンを生成せしめる能力を有するバチルス・スフエ
リカスである特許請求の範囲第1+fi 、第2項、!
、(S3項、第4項又は第5項紀帷の製造法。 7、 微生物がα−アセトアミド桂皮酸からL−フェニ
ルアラニンを生成せしめる能力を有するアルカリゲネス
・フェカリスである特許請求の範囲!」31項、第2項
、第3項、?64項又It ”D 5 [、tl 記t
iiQの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18588582A JPS5974994A (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | L−フエニルアラニンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18588582A JPS5974994A (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | L−フエニルアラニンの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5974994A true JPS5974994A (ja) | 1984-04-27 |
JPH0158957B2 JPH0158957B2 (ja) | 1989-12-14 |
Family
ID=16178576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18588582A Granted JPS5974994A (ja) | 1982-10-21 | 1982-10-21 | L−フエニルアラニンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5974994A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0212972A2 (en) * | 1985-08-20 | 1987-03-04 | Allelix Inc. | Bioconversion process |
US4668821A (en) * | 1984-05-31 | 1987-05-26 | Farmitalia Carlo Erba S.P.A. | Method for extracting phenylalanine from broths of bioconversion |
EP0252216A2 (de) * | 1986-06-28 | 1988-01-13 | Degussa Aktiengesellschaft | Mikrobiologisch hergestellte alpha-Acetylaminozimtsäure-Acylase, Verfahren zu ihrer Gewinnung und ihre Verwendung |
-
1982
- 1982-10-21 JP JP18588582A patent/JPS5974994A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4668821A (en) * | 1984-05-31 | 1987-05-26 | Farmitalia Carlo Erba S.P.A. | Method for extracting phenylalanine from broths of bioconversion |
EP0212972A2 (en) * | 1985-08-20 | 1987-03-04 | Allelix Inc. | Bioconversion process |
EP0212972A3 (en) * | 1985-08-20 | 1988-10-05 | Allelix Inc. | Bioconversion process |
EP0252216A2 (de) * | 1986-06-28 | 1988-01-13 | Degussa Aktiengesellschaft | Mikrobiologisch hergestellte alpha-Acetylaminozimtsäure-Acylase, Verfahren zu ihrer Gewinnung und ihre Verwendung |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0158957B2 (ja) | 1989-12-14 |
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