JPS5917987A - ウレア−ゼおよびその製造法 - Google Patents
ウレア−ゼおよびその製造法Info
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- JPS5917987A JPS5917987A JP12836782A JP12836782A JPS5917987A JP S5917987 A JPS5917987 A JP S5917987A JP 12836782 A JP12836782 A JP 12836782A JP 12836782 A JP12836782 A JP 12836782A JP S5917987 A JPS5917987 A JP S5917987A
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- mole
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はウレアーゼおよび発酵法によるウレアーゼの製
造法に関する。
造法に関する。
さらに詳しくは、本発明はKm値大で、かつ安定性の良
好なウレアーゼおよびその発酵法による製法に関する。
好なウレアーゼおよびその発酵法による製法に関する。
ウレアーゼ(E、C,3,5,1,5)は尿素を分解し
てアンモニアと炭酸ガスを生ずる反応を触媒する酵素で
あり、植物、動物、微生物等天然界に広く存在すること
が知られている。すでにナタ豆由来のウレアーゼが工業
的に製造され、臨床検査薬や人工腎臓装置等に広く利用
されている。
てアンモニアと炭酸ガスを生ずる反応を触媒する酵素で
あり、植物、動物、微生物等天然界に広く存在すること
が知られている。すでにナタ豆由来のウレアーゼが工業
的に製造され、臨床検査薬や人工腎臓装置等に広く利用
されている。
臨床検査薬としては尿素純窒素の測定に用いられている
が、ナタ豆由来のウレアーゼの性質はKm値が1〜3
x 10” (pH7+5リン酸緩衝液)であり、かか
る性質の酵素では尿素純窒素濃度の測定範囲が狭い欠点
を有している。また微生物由来のウレアーゼの研究は多
いが、酵素の性質あるいは応用に関する研究は少なく、
ナタ豆由来ウレアーゼに比しKm値大なるウレアーゼの
微生物における存在については、 Journal o
fBacteriology 5J1.67〜73(1
954)にバチルス・パストイリの報告があるが、安定
性が劣るため酵素を単離しても失活してしまうことが知
られており、実用化には難点がある。
が、ナタ豆由来のウレアーゼの性質はKm値が1〜3
x 10” (pH7+5リン酸緩衝液)であり、かか
る性質の酵素では尿素純窒素濃度の測定範囲が狭い欠点
を有している。また微生物由来のウレアーゼの研究は多
いが、酵素の性質あるいは応用に関する研究は少なく、
ナタ豆由来ウレアーゼに比しKm値大なるウレアーゼの
微生物における存在については、 Journal o
fBacteriology 5J1.67〜73(1
954)にバチルス・パストイリの報告があるが、安定
性が劣るため酵素を単離しても失活してしまうことが知
られており、実用化には難点がある。
本発明者婢はKm値大なる特徴を有し、がっ安定性の良
いウレアーゼを生産する微生物を探索した結果、静岡県
駿東郡長泉町の雑木林の土壌より分離したバチルス(B
acillus)属に属する細菌UR−155株がその
菌体内にKm値大でかつ安定性の良いウレアーゼを著量
に生産することを見い出し、本発明を完成した。
いウレアーゼを生産する微生物を探索した結果、静岡県
駿東郡長泉町の雑木林の土壌より分離したバチルス(B
acillus)属に属する細菌UR−155株がその
菌体内にKm値大でかつ安定性の良いウレアーゼを著量
に生産することを見い出し、本発明を完成した。
次に本発明をさらに詳しく説明する。
本発明のウレアーゼはKm値大で、かつ良好な安定性を
示すが、具体的には次の性質を有する。なお、性質の特
定に用いた酵素は実施例工の方法で得られた精製酵素標
品であり、酵素力価の測定は以下の方法によった。
示すが、具体的には次の性質を有する。なお、性質の特
定に用いた酵素は実施例工の方法で得られた精製酵素標
品であり、酵素力価の測定は以下の方法によった。
力価の測定法:
0.1Mリン酸緩衝液(pH7,5) 2.6ml、α
−ケトゲルタール酸(1s my/mtl ) o、
I IIl、尿素(2071v/lug ) 0.15
td、NADPH(2,5mf /xi ) 0.1
ml。
−ケトゲルタール酸(1s my/mtl ) o、
I IIl、尿素(2071v/lug ) 0.15
td、NADPH(2,5mf /xi ) 0.1
ml。
グルタメートデヒドロゲナーゼ(1500U/d )0
.02dよりなる反応液を37℃5分間放置後、測定す
べき酵素液0.0111gを添加し、37℃1分後の吸
光度0D340よ(E、)および2分後の吸光の減少量
を求める。このNADPHの減少量より、ウレアーゼの
作用により生成したアンモニア量を求める。酵素活性は
1分間に1μmoleのアンモニアを生成する酵素量を
1単位(IU)とする。
.02dよりなる反応液を37℃5分間放置後、測定す
べき酵素液0.0111gを添加し、37℃1分後の吸
光度0D340よ(E、)および2分後の吸光の減少量
を求める。このNADPHの減少量より、ウレアーゼの
作用により生成したアンモニア量を求める。酵素活性は
1分間に1μmoleのアンモニアを生成する酵素量を
1単位(IU)とする。
酵素の性質:
(&)作用
1モルの尿素より1モルの水を消費し、2モルのアンモ
ニアと1モルの炭酸ガスを生成する0 (b) 至適pH 7,8〜8.3 (c) 至適温度 35〜40℃ (d) pH安定性 37℃、30分間の処理でpH8〜10で安定(、)
温度安定性 p)(8,30分間の処理で45℃まで安定(f)
基質特異性 基質 相2対活性(イ) 尿素 100 ビウレット 4 アラントイン 6 (g)阻害剤 阻害剤 濃度(M) 相対活性(→−10
0 Ag100A X 10−’ 3CuSO
41XIO−’ 4グアニジン塩酸 4
X10−3 8(h) Km値 本酵素の脂値(pT(7,s 17ン酸緩衝液)は4.
5 X 10”Mであり、ナタ豆由来ウレアーゼに比し
約20倍を示す特徴を有している。
ニアと1モルの炭酸ガスを生成する0 (b) 至適pH 7,8〜8.3 (c) 至適温度 35〜40℃ (d) pH安定性 37℃、30分間の処理でpH8〜10で安定(、)
温度安定性 p)(8,30分間の処理で45℃まで安定(f)
基質特異性 基質 相2対活性(イ) 尿素 100 ビウレット 4 アラントイン 6 (g)阻害剤 阻害剤 濃度(M) 相対活性(→−10
0 Ag100A X 10−’ 3CuSO
41XIO−’ 4グアニジン塩酸 4
X10−3 8(h) Km値 本酵素の脂値(pT(7,s 17ン酸緩衝液)は4.
5 X 10”Mであり、ナタ豆由来ウレアーゼに比し
約20倍を示す特徴を有している。
0)分子量
約440,000(ケ/lJQM法により測定)(j)
等電点 pH5,0付近(キャリア・アンホ〉イトを用いた等電
点分画法により測定) さらに本発明の酵素は安定性に優れている。
等電点 pH5,0付近(キャリア・アンホ〉イトを用いた等電
点分画法により測定) さらに本発明の酵素は安定性に優れている。
すなわち、前記バチルス・パストイリの産生酵素は氷室
中でもすぐに失活する旨記載されているが、本酵素は5
℃、4日の保存で70−75チ活性が残存し、ラクトー
スを添加する場合は同一条件で90−95チ残存する。
中でもすぐに失活する旨記載されているが、本酵素は5
℃、4日の保存で70−75チ活性が残存し、ラクトー
スを添加する場合は同一条件で90−95チ残存する。
本発明のウレアーゼは尿累態蒙素の測定範囲として従来
のナタマメ由来のウレアーゼに比し2〜4倍となること
を確認した。このように臨床検査薬として用いるために
は充分精製できたが、単一な酵素蛋白として結晶化させ
るに至っておらず、従って元素分析、結晶構造について
は明らかにされていない。
のナタマメ由来のウレアーゼに比し2〜4倍となること
を確認した。このように臨床検査薬として用いるために
は充分精製できたが、単一な酵素蛋白として結晶化させ
るに至っておらず、従って元素分析、結晶構造について
は明らかにされていない。
本発明のウレアーゼはバチルス属に属し、該ウレアーゼ
生産能を有する菌株を栄養培地に培養して培養物中、主
として菌体中に核ウレアーゼを生成蓄積せl−め、つい
でこれを採取することにより得ることができる。
生産能を有する菌株を栄養培地に培養して培養物中、主
として菌体中に核ウレアーゼを生成蓄積せl−め、つい
でこれを採取することにより得ることができる。
本発明に使用する微生物は上記性質を有するものであれ
ばいずれの微生物でもよいが、具体的には前記バチルス
・スピシーズUR−155があげられる。
ばいずれの微生物でもよいが、具体的には前記バチルス
・スピシーズUR−155があげられる。
上記の苗株UR−155株の菌学的性質および同定の準
拠について以下に示す。同定のための実験方法は主に長
谷用武治編著「微生物の分類と同定」学会出版センター
(1975)によった。
拠について以下に示す。同定のための実験方法は主に長
谷用武治編著「微生物の分類と同定」学会出版センター
(1975)によった。
また分類同定の基準としてバーシーズ・マニユアル・オ
プ・デターミナティプ・バクテリオロジー、第8版(1
974)および)% F4Gordonら著; The
GenusBacilla (Agricultuv
al Re5earch 5ervice 、 U、
8゜Depertment of Agricultu
ve 、 1973 )などを参考にした。
プ・デターミナティプ・バクテリオロジー、第8版(1
974)および)% F4Gordonら著; The
GenusBacilla (Agricultuv
al Re5earch 5ervice 、 U、
8゜Depertment of Agricultu
ve 、 1973 )などを参考にした。
A、細胞形態
肉汁寒天培地25℃ 24時間培養にて(0,8〜1.
0μ) X (2,0〜8.0μ)の長桿菌で稀にフィ
ラメント状になる。ダラム染色は不定で運動性を有する
。胞子は極めて稀にしか観察されないが、古い培養では
細胞内に顆粒状物質が存在する。
0μ) X (2,0〜8.0μ)の長桿菌で稀にフィ
ラメント状になる。ダラム染色は不定で運動性を有する
。胞子は極めて稀にしか観察されないが、古い培養では
細胞内に顆粒状物質が存在する。
B、培養的性質
(1)肉汁寒天平板培養25℃48時間で直径3〜5
mmの円形のコロニーを形成する。
mmの円形のコロニーを形成する。
表面は平滑で光沢があり、隆起は凸円状、コロニー周縁
は金縁。コロニーは均質、不透明でクリーム色、可溶性
色素社形成しない。
は金縁。コロニーは均質、不透明でクリーム色、可溶性
色素社形成しない。
(2)肉汁斜面培養25℃ 24時間で糸状良好な生育
を示す。コロニーはクリーム色でバター質である。
を示す。コロニーはクリーム色でバター質である。
(3)肉汁寒天穿刺培養では表面にのみ生育する。
(4)肉汁液体培養ではや\濁る程度で粉状の沈渣を生
ずる。
ずる。
C0生理学的性質
(リ 生育温度;範囲 15〜33℃
至適 20〜25℃
(2)生育P Hy範囲6.5〜9.5.至適7,0〜
9.0(3)酵素の要求性;好気性 (4)0・Tテスト;好気性で生育するが、酸およびガ
スを生成しない。
9.0(3)酵素の要求性;好気性 (4)0・Tテスト;好気性で生育するが、酸およびガ
スを生成しない。
(5)ゼラチンの液化;陽性
リドマスミルク;不変
硝酸塩の還元;陽性
MRテスト ;陰性
vPテスト ;陰性(pHの上昇は認められない)イン
ドールの生成;陰性 でん粉の加水分解;陰性 ウレアーゼ ;陽性 カタラーゼ ;陽性 オキシダーゼ;陽性 フェニルアラニンの分解;陰性 チロシンの分解;陰性 食品抵抗性;7%で非生育 クエン酸の利用;陰性 プロピオン酸の利用;陰性 o、oot%リゾチーム耐性;陽性 栄養要求性;なし 糖から酸の生成;グルコース、アラビノーズ、キシロー
ス、マンニットカラ酸ヲ生成 しない。
ドールの生成;陰性 でん粉の加水分解;陰性 ウレアーゼ ;陽性 カタラーゼ ;陽性 オキシダーゼ;陽性 フェニルアラニンの分解;陰性 チロシンの分解;陰性 食品抵抗性;7%で非生育 クエン酸の利用;陰性 プロピオン酸の利用;陰性 o、oot%リゾチーム耐性;陽性 栄養要求性;なし 糖から酸の生成;グルコース、アラビノーズ、キシロー
ス、マンニットカラ酸ヲ生成 しない。
D、DNAのG−C含量;37モルパーセント以上本1
ll(UR−155株は内生胞子を生成すること(観察
できるのは極めて稀である)、ダラム変性、好気性の桿
菌であるとみなされる。
ll(UR−155株は内生胞子を生成すること(観察
できるのは極めて稀である)、ダラム変性、好気性の桿
菌であるとみなされる。
Bacillus属の中で種々の菌学的性質を比較検討
するとBaell lug pasteurll とよ
く一致していることが認められた。しかし前記の引用文
献には該菌種の菌学的性質は多くは記載されてない。
するとBaell lug pasteurll とよ
く一致していることが認められた。しかし前記の引用文
献には該菌種の菌学的性質は多くは記載されてない。
従ってBacillus p@5teuvllのtyp
e 5pec1esであり、かつJ、of Baete
rlology 68.67−73(1954)に報告
されているATCC−1859との比較を行なった。生
々相違点を第1表にまとめる。
e 5pec1esであり、かつJ、of Baete
rlology 68.67−73(1954)に報告
されているATCC−1859との比較を行なった。生
々相違点を第1表にまとめる。
第1表
UR−155ATCC11859
グラム染色 不 定 陽性内生胞子
稀にのみ観察されゐ よく生成するpH5,6で
の成育 陰 性 (陽性)却−スから酸の
生成 l 0剤m−スか
ら酸の生成 (陽性)();
文献に記載がない × ; 文献の記載と異なる 以上の比較の結果と重曹が特徴的なウレアーゼを生産す
る点から、重曹はBaelllus pasteurl
iATCC11859とは明らかに区別されうる。
稀にのみ観察されゐ よく生成するpH5,6で
の成育 陰 性 (陽性)却−スから酸の
生成 l 0剤m−スか
ら酸の生成 (陽性)();
文献に記載がない × ; 文献の記載と異なる 以上の比較の結果と重曹が特徴的なウレアーゼを生産す
る点から、重曹はBaelllus pasteurl
iATCC11859とは明らかに区別されうる。
またBacillus属の他の菌種とも明らかにPca
る。
る。
従って重曹はBaelllum sp、UR−155と
命名され、AR8Cu1ture Co11ectio
n Re5earch FermantatlonLa
boratory(米)にNRRL B−15113と
して寄託されている。
命名され、AR8Cu1ture Co11ectio
n Re5earch FermantatlonLa
boratory(米)にNRRL B−15113と
して寄託されている。
使用菌株の培養においては、通常の栄養培地が用いられ
る。炭素源としてはグルコース、シス−クロース、フジ
クトース、殿粉、廃糖蜜、アルコール類、有機酸類等、
天然栄養源としてハヘフトン、肉エキス、酵母エキス、
コーン参ステイープ・リカー等、窒素源としてはアンモ
ニア、硫安、硝安、塩安、尿素等、無機塩類としては、
リン酸カリウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、硫酸
マグネミウム、硫酸亜鉛等をそれぞれ単独又は組み合せ
て用いられる。培養は通常振とりまたは通気攪拌培養で
行う。培養温度は20〜30℃、培地p I[は6〜8
であることが好適である。通常1〜4日間培養を行うと
菌体中にウレアーゼが生成蓄積する。培養を停止した発
酵液より遠心分離などにより菌体を分離する。該菌体を
適当な手段で破砕し、破砕液から遠心分離などによって
上清を得る。上清液からのウレアーゼの精製単離は通常
酵素精製に用いられる方法、例えば、塩析、有機溶媒沈
殿、透析、等電点沈殿、吸着体などを用いる方法に本発
明の実施例を示す。
る。炭素源としてはグルコース、シス−クロース、フジ
クトース、殿粉、廃糖蜜、アルコール類、有機酸類等、
天然栄養源としてハヘフトン、肉エキス、酵母エキス、
コーン参ステイープ・リカー等、窒素源としてはアンモ
ニア、硫安、硝安、塩安、尿素等、無機塩類としては、
リン酸カリウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、硫酸
マグネミウム、硫酸亜鉛等をそれぞれ単独又は組み合せ
て用いられる。培養は通常振とりまたは通気攪拌培養で
行う。培養温度は20〜30℃、培地p I[は6〜8
であることが好適である。通常1〜4日間培養を行うと
菌体中にウレアーゼが生成蓄積する。培養を停止した発
酵液より遠心分離などにより菌体を分離する。該菌体を
適当な手段で破砕し、破砕液から遠心分離などによって
上清を得る。上清液からのウレアーゼの精製単離は通常
酵素精製に用いられる方法、例えば、塩析、有機溶媒沈
殿、透析、等電点沈殿、吸着体などを用いる方法に本発
明の実施例を示す。
実施例1゜
1次種培地として、ペプトンlv/d/、肉エキス1e
/ctls食塩0.3fldi%p H7,2からなる
培地30tnlを250M1容三角フラスコに分注し、
120℃15分殺菌する。(以下培地はすべて該条件で
殺菌すム)種菌としてバチルス・エスピーU、R−15
5を1白金耳、1次種培地に接種し、28℃で24時間
振とう培養する。
/ctls食塩0.3fldi%p H7,2からなる
培地30tnlを250M1容三角フラスコに分注し、
120℃15分殺菌する。(以下培地はすべて該条件で
殺菌すム)種菌としてバチルス・エスピーU、R−15
5を1白金耳、1次種培地に接種し、28℃で24時間
振とう培養する。
次に1次種培地と同じ組成の培地300m1l’を2ノ
容三角フラスコに分注し、1次種培養液30m1を移し
、28℃、24時間振とり培養する。
容三角フラスコに分注し、1次種培養液30m1を移し
、28℃、24時間振とり培養する。
かくして得られた2次種培養液11を、301容ジャー
ファーメンタ−中、151の発酵培地(グルコースIQ
f/di、 コーン°ステイープ°リカー20f/d
i、硫安19/di、リン酸1カリウム0.59/di
、塩化カリウム0.5f/di、硫酸マグネシウム0、
sy/di、pH7,2)に移し、300 r、 p、
nt、通気i1i 5 J/min、 25℃で48時
間培養する。かくして得られた培養液のウレアーゼ力価
は65 U/yttlでありた。° 培養液161を遠
心分離し、菌体を集め、o、 o a M l>ン酸緩
衝液に懸濁してIIlとし、マントンガラリン菌体破砕
機で菌体を破砕する。菌体破砕液を遠心分離して粗酵素
液を得る。この粗酵素液K 1.5倍量のア七トンを添
加し、生成してくる沈殿物を遠心分離によりて集める。
ファーメンタ−中、151の発酵培地(グルコースIQ
f/di、 コーン°ステイープ°リカー20f/d
i、硫安19/di、リン酸1カリウム0.59/di
、塩化カリウム0.5f/di、硫酸マグネシウム0、
sy/di、pH7,2)に移し、300 r、 p、
nt、通気i1i 5 J/min、 25℃で48時
間培養する。かくして得られた培養液のウレアーゼ力価
は65 U/yttlでありた。° 培養液161を遠
心分離し、菌体を集め、o、 o a M l>ン酸緩
衝液に懸濁してIIlとし、マントンガラリン菌体破砕
機で菌体を破砕する。菌体破砕液を遠心分離して粗酵素
液を得る。この粗酵素液K 1.5倍量のア七トンを添
加し、生成してくる沈殿物を遠心分離によりて集める。
この沈殿物を0.03Mリン酸緩衝液(p H7,0)
50肩Eに溶解し、これをセロファンテ鼻−・ブを透析
膜として、0、03 Mリン酸緩衝液51を外液として
4℃1夜透析する。この濃縮酵素液をDEAE−セルロ
ースカラム600m1に通塔し吸着させ、0.4M食塩
にて溶出する。溶出液に含まれる酵素の比活性は570
U/lF9蛋白であった。溶出液は限外濾過にて濃縮し
、ラクトースを0.01■/U添加し、凍結乾燥し約2
5fの粉末を得た。この粉末中の酵素の比活性は550
U/■蛋白でありた。
50肩Eに溶解し、これをセロファンテ鼻−・ブを透析
膜として、0、03 Mリン酸緩衝液51を外液として
4℃1夜透析する。この濃縮酵素液をDEAE−セルロ
ースカラム600m1に通塔し吸着させ、0.4M食塩
にて溶出する。溶出液に含まれる酵素の比活性は570
U/lF9蛋白であった。溶出液は限外濾過にて濃縮し
、ラクトースを0.01■/U添加し、凍結乾燥し約2
5fの粉末を得た。この粉末中の酵素の比活性は550
U/■蛋白でありた。
手続補正書
1、事件の表示
昭和57年特許願第128367号
2、発明の名称
ウレアーゼおよびその製造法
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
郵便番号 100
住 所 東京都千代田区大手町−丁目6番1号名称
(102)協和醗酵工業株式会社願書の添付書類の目録
の欄および明細書の発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 (1)受託証(NRRIJ )を別紙のとおシ添付する
。
(102)協和醗酵工業株式会社願書の添付書類の目録
の欄および明細書の発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 (1)受託証(NRRIJ )を別紙のとおシ添付する
。
(2) 明細書6頁下7−3行を次のごとく訂正する
。
。
r 0. I Mリン酸緩衝液(pa7.5)2.2m
z。
z。
α−ケトグルタル酸(1s *dl ) o、1m1.
尿素(2(19/m/)0.5mj、 NADpH(z
、5票mQ0.15m/、グルタメートデヒドロゲナー
ゼ(1500UARI ) 0.03 m/よυなる反
応液を37℃で5分間放置後、」 (3) 明細書12頁Ta行の「食品抵抗性」を「食
塩抵抗性」に訂正する。
尿素(2(19/m/)0.5mj、 NADpH(z
、5票mQ0.15m/、グルタメートデヒドロゲナー
ゼ(1500UARI ) 0.03 m/よυなる反
応液を37℃で5分間放置後、」 (3) 明細書12頁Ta行の「食品抵抗性」を「食
塩抵抗性」に訂正する。
(4)明細t13頁11行のrATcc−xss9jを
rATCIC11859jに訂正する。
rATCIC11859jに訂正する。
(5)明細書16頁8−11行を次のごとく訂正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)以下の性質を有するウレアーゼ (、) 作用 1−r−ルノ尿素より1モルの水を消費し、2モルのア
ンモニアと1モルの炭酸ガスを生成する。 (b) 至適pH 7,8〜8.3 (c) 至適温度 36〜40℃ (d)pH安定性 37℃、30分間の処理でpH8〜10で安定(、)
温度安定性 pal 8.3’O分間の処理で45℃まで安定(g)
阻害剤 阻害剤 濃度(M) 相対活性−一
100AgNO81
00A°53 CuSO41XIO−’ 4グアニジン塩
酸 4X10−” 8伽) h値 本酵素のKm値(pH7,fl 17)酸緩衝液)は4
.5 X 10−” Mである。 0) 分子量 約440,000(外濾過法により測定)(j) 郷
電点 pH5,o付近(キャリア・アンホライトを用いた等電
点分画法により測定) (2)バチルス属菌株の産生ずる特許請求の範囲第1項
記載のウレアーゼ。 (3)バチルス属に属し、下記の性質を有するウレアー
ゼ生産能を有する菌株を栄養培地に培養して培養物中に
咳ウレアーゼを生成蓄積せしめ、ついでこれを採取する
ことを特徴とする特許 る該ウレアーゼの製造法。 ウレアーゼの性質: (、) 作用 1モルの尿素より1モルの水を消費し、2モルのアンモ
ニアと1モルの炭酸ガスを生成する。 (b) 至適pH 7,8〜8.3 (c)至適温度 35〜40℃ (d)pH安定性 37℃、30分間の処理でpH8〜1oで安定(、)
温度安定性 p)(8,30分間の処理で45℃まで安定(f)
基質特異性 基質 相対活性(イ) 尿素 100 ビウレット 4 アラントイン 6 Q)阻害剤 阻害剤 濃度(M) 相対活性(イ)−10
0 100A 31 X 10− ’ 3CuSO
41XIO−曹 4グアニジン塩酸
4X10−3 8色)Km値 本酵素の読値(pH7,51)ン酸緩衝液)は4.5
X 10 ” Mでアル。 (1)分子量 約440,000(ゲー過法により測定)(j) 等
電点 pH5・0付近(キャリア・アンポライドを用いた等電
点分画法により測定)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12836782A JPS5917987A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | ウレア−ゼおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12836782A JPS5917987A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | ウレア−ゼおよびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5917987A true JPS5917987A (ja) | 1984-01-30 |
Family
ID=14983066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12836782A Pending JPS5917987A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | ウレア−ゼおよびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5917987A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0229219A2 (en) * | 1986-01-13 | 1987-07-22 | Sapporo Breweries Limited | Urease and process for preparation thereof |
US5298399A (en) * | 1990-08-10 | 1994-03-29 | Sapporo Breweries Limited | Gene and process for producing a thermostable urease |
-
1982
- 1982-07-23 JP JP12836782A patent/JPS5917987A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0229219A2 (en) * | 1986-01-13 | 1987-07-22 | Sapporo Breweries Limited | Urease and process for preparation thereof |
US4753882A (en) * | 1986-01-13 | 1988-06-28 | Sapporo Breweries Limited | Urease and process for preparation thereof |
US5298399A (en) * | 1990-08-10 | 1994-03-29 | Sapporo Breweries Limited | Gene and process for producing a thermostable urease |
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