JPS597139A - ニトロアルカノンおよびその製造法 - Google Patents

ニトロアルカノンおよびその製造法

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JPS597139A
JPS597139A JP11582082A JP11582082A JPS597139A JP S597139 A JPS597139 A JP S597139A JP 11582082 A JP11582082 A JP 11582082A JP 11582082 A JP11582082 A JP 11582082A JP S597139 A JPS597139 A JP S597139A
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JP
Japan
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formula
nitroalkanone
nitro
nonene
compound
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Pending
Application number
JP11582082A
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English (en)
Inventor
Shoji Nishimura
昭二 西村
Kozo Hiraishi
平石 浩三
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はニトロアルカノンおよびその製造法に関するも
のである。
γ−ジカルボニル化合物はシクロベンテノン系の香料、
医薬、農薬または工業薬品の合成中間体であり、木発明
者らはγ−ジカルボニル化合物の有利な製法を見出すべ
く検討してきたところ、γ−ジカルボ!ル化合物製造に
有用な新規のニトロアルカノンを創製シ、本発明に到達
した。
すなわち本発明は一般式 (式中itは水素原子、メチル基またはエチル基である
)で示されるニトロアルカノン(第1発明)および3−
オキソ−1−ノネンと一般式%式%(2) (式中Rは水素原子、メチル基またはエチル基である〕
で示されるニトロアルカンとを塩基性触媒の存在下で反
応させることを特徴とする一般式(式中、l(、は水素
原子、メチル基またはエチル基である)で示されるニト
ロアルカノンの製造法(第二発明)である。
本発明の新規化合物である一般式(1)で示されるニト
ロアルカノンとしては、たとえば次の化合物があげられ
る。
(1)1−ニトロ−4−デカノン (2)2−ニトロ−5−ウンデカノン (3)3−ニトロ−6−ドゾカノン 一般式(1)で示されるニトロアルカノンは3−オキソ
−1−ノネンと一般式 %式%(2 (式中Rは水素原子、メチル基“またはエチル基である
)で示されるニトロアルカンとを塩基性触媒の存在下で
反応させることによシ合成できる。
原料として用いる3−オキソ−1−ノネンはエナント酸
クロリドとエチレンとの反応によって容易に得ることが
できる。反応成分である一般式(2)で示されるニトロ
アルカンとしてはニトロメタン、ニトロエタンおよびニ
トロプロパンがあげられる。
塩基性触媒としてはアミン触媒が好ましく脂肪族2級ア
ミン(ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジブチ
ルアミンなど)、脂環式2級アミン(ピペラジンなど)
、脂肪族3級アミン(トリエチルアミン、トリブチルア
ミンなど)、複Xi式3級アミン(ピリジン、ピコリン
、キノリン、N−アルキルモルホリン、1.8−ジアザ
ビシクロ〔5’、4.0)ウンデセン−7など)、脂肪
族4級アミン(テトラメチルア/モニウムハイドロキシ
ド、ベンジルトリメチルア/モニウムハイドロキシトな
ど)があげられるが、とくに好寸しいのはジイソプロピ
ルアミンおよびトリエチルアミンである。
他に触媒としてアルカリ金属のアルコラードも使える。
合成に際し、反応成分の使用割合は3−オキソ−1−ノ
ネン1モル当り、ニトロアルカンは通常1〜5モル、好
ましくは1.5〜2.0モルであり・触媒は0.1〜1
0モル、好ましくは0.2〜05モルである。
反応は通常有機溶媒中で行われる。有機溶媒としてはベ
ンゼン、トルエン、ギ/レン等の芳香族炭化水素類、ジ
エチルエーテル、ジオキサン等のエーテル類、メタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール、t−ブチル
アルコール等ノアルコール類があげられるが、好ましい
のはメタノールおよびエタノールである。
反応温度は通常0〜80°C1好ましくは10〜40゛
Cである。反応時間は通常05〜10時間、好ましくは
1〜3時間である。反応の終点はガスクロマトグラフに
よる原料の3−オキソ−1−ノネンの消滅をもって確認
することができる。
反応終了後、溶媒全留去し水を加えると組成物が上層に
分離する。エーテル、トルエンなどの溶媒により抽出し
、溶媒を留去後、減圧蒸留によりニトロアルカメンを得
ることができる。
上記反応を式で示せば下記のとおりである。
C611,3−C−C11二C112+  1も−CI
−12−NO21 なお、ニトロアルカノンは赤外吸収スペクトルおよび核
磁気共鳴吸収スペクトルでそれらの構造を確認すること
ができる。
本発明のニトロアルカノンはシクロ・ベンテノン系の香
料、医薬、農薬または工業薬品、合成中間体であるγ−
ジカルボニル化合物の製造に有用である。本発明のニト
ロアルカノンを使用したγ〜ジカルボニル化合物の合成
法は下記のとおりである。
(式中、1もは水素原子、メチル基またはエチル基であ
る) 以下、実施例により本発明をさらに説明するが本発明は
これに限定されるものではない。
実施例1 1−二トロー4−デカノン 3−オキソ−1−ノネン7Iとニトロメタン7gをメタ
ノール5O=1にとかし、室温にてかきまぜながらトリ
エチルアミン2Iを加えた。30〜35゛cにて1.5
時間かきまぜたのち、減圧にしてメタノールを追い出し
、エーテルを加えた。エーテル層な希塩酸で洗浄後水お
よび重a水で洗浄、芒硝で乾燥した。エーテルを留去後
減圧蒸留し、1−二トロー4−デカノン7.8g(収率
78%)全長た。
赤外吸収スペクトル(cm’); 1705、 1545. 1375 核磁気共鳴スペクトル(CC4,δ):0.90   
(t、3t−1,C−CH5)L34   (m、x2
H,C−CI(2−C)2、Oo 〜2.76 (m、
 411 、−C−CI42− )1 4.37   (t、zl−1,−C1i2−No、、
)元素分析値(チ) C+oH+oN03として 理論値; C+ s(1,45s 、 I−1,9,5
1、N、 6.96実測値; C、59,53、I−1
,9,87、’N、 6.45実施例2 2−ニトロ−5−ウンデカノン 3−オキソ−1−ノネン14,9およびニトロエタン1
4gをメタノール100呵にとがし、゛かきまぜながら
室温(25°C)にてジインプロピルアミン4gを加え
た0や\発熱し反応温度は30°Cになった。
25〜30℃にて1時間かきまぜたのち、実施例1と同
様の後処理を行うと、2−二1・ロー5−ウンデカノン
】s、5.9(収率86チ)を得た。
沸  点    120〜122°Q/2mm1−1g
赤外吸収スペクトル (i’); 1710.1545,1455.1355核磁気共鳴ス
ペクトル(CC4,δ〕 0.91   (t 、、311. CI13−)1.
30   (m、 81−I 、 −CI−12−)1
.53   (d 、 31−I 、 CI−I、−C
−N )■ tso 〜z、6o(m、 61−1.−C1−I2−
C−C1−12C)(2−C−N−)II     1 4.52   (m、 10 、−CI−1−N−)元
素分析値(チ) Cst 1121 NOsとして 理論値; C−61,37,If、 9.83. N+
6.51分析値; C,61,31,Il、9.8テ、
 N、6.42実施例3 3−ニトロ−6−ドゾカノン 3−オキノー1−ノネン14,9と1−二トロプロパン
17gをメタノール100噌にとかしジイソプロピルア
ミン4gを加えた。25〜30°Cにて2時間かきまぜ
たのち、実施例1と同様の処理を行うと3−ニトロ−6
−ドゾカノン19.zg (収率84係)全長た。
沸  点    121〜122°C/2mm11g赤
外吸収スペクトル(crib’): 1710.1545,1455.1370核磁気共鳴ス
ペクトル(CC4,δ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 (式中Rは水素原子、メチル基またはエチル基である)
    で示されるニトロアルカノン。 2、】−二トロー4−デカノンである特許請求の範囲第
    1項記載のニトロアルカノン。 3.2−二トロー5−ウンデカノンである特許請求の範
    囲第1項記載のニトロアルカノン。 43−ニトロ−6−ドゾカノンである特許請求の範囲第
    1項記載のニトロアルカノ/。 5.3−オキソ−1−ノネンと一般式 %式%(2) 存在下で反応させることを特徴とする一般式(式中几は
    水素原子、メチル基またはエチル基である)で示される
    ニトロアルカノンの製造法。 6、アルコール溶媒中で反応を行う特許請求の範囲第5
    項記載の製造法。 7、アルコール溶媒がメタノールまたはエタノールであ
    る特許請求の範囲第6項記載の製造法。 9、アミンがトリエチルアミンである特許請求の範囲第
    8項記載の製造法。 10、アミンがジイソプロピルアミンである特許請求の
    範囲第8項記載の製造法。
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