JPS5970040A - 通信回線の秘話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は自己の通話の内容が他人に盗聴されることがな
いようにした通信回路の秘話装置に関する。

（ロ）背景技術 最近電話回線忙接続された親機に、その親機より離れた
ところにある子機で、飾線圧より電話通話することがで
きるようにした無線電話機が多く使用されてきている。

斯かる無線電話機に於いて、これら機器間の秘話性が重
要視されてきた。そのため従来は送信側で通話スペクト
ルを反転して送信し、受信側では送信側と対称の回路構
成忙より、通話スペクトルを復元し音声を再現する方式
のものがある。しかし同一方式の受信−が多くなれば秘
話性は薄れる。

（ハ）解決しようとする間顆点 前述の欠点を除去するため、音声スペクトラムの反転と
正規とをある時間間隔で切換えてやり、この切換え間隔
やタイミングを変えるのみで数種類の秘話回線をつくる
ことができるが、音声スペクトラムの反転側はダブルバ
ランスモジェレータ回路及びバンドパスフィルタを通過
させるため、前記音声スペクトラムの反転と正規とを切
換える際罠位相ずれが生じ、受信側で復元したときに、
切換えノイズを生じる。

に）問題点を解決するための手段 本発明はそこで音声スペクトラムの正規のものも、反転
したものも２つのダブルバランスモジュレータ回路と、
バンドパス回路を通過させて、位相ずれを生じさせない
よ’ｌ−ｆるととも忙、一方のダブルバランスモジュレ
ータ回路の副搬送波との一方のダブルバランスモジ−レ
ータの副搬送波と［、ては、前記第２副搬送波と第３副
搬送波をある時間間隔で切換えた出力を加えるようにし
て、音声スペクトラムの反転と正規とをスム・−ズに切
換えることができるようにした通信回線の秘話装置を提
供するものである。

（ホ）実施例 以下本発明を図面に従って説明すると、（１）は送信回
路、智）は受信回路である。前記送信回路（刀はマイク
ロホン（３）、該マイクロホン（３）Ｋ接続された増幅
回路（４）、該増幅回路（４）で増幅された音声信号を
変調する第１ダブルバランスモジユレータ（５）、変調
した音声信号を第１バンドパスさせる第１バンドパスフ
イルタ（６１，該バンドパスフィルタ（６１に接続され
た第２ダブルバランスモジュＬ／−タ（７）、該第２ダ
ブルバランスモジユレーク（７）でモジュレータした信
号を送信する変調送信回路（８）、該変調送信回路（８
）に接続されたアンテナ（９）、第１副搬送波を発生す
る第１発振回路Ｏｌ、該第１発振回路（Ｉｌｌで発振さ
れた第１副搬送波を整数倍、例えば４倍し第２副搬送波
を発生する４倍回路（１１）、及び第１副搬送波を前記
整数倍プラス１倍即ち５倍ｌ−第３副搬送波を発生する
５倍回路（１２１、前記４倍回路（１１）又は５倍回路
（ｌηの第２又は第３副搬送波を選択的に第２ダブルバ
ランスモジ−レータ（７）釦加える第１スイツチ（１ｍ
、前記第１発振回路（１（９よりの発振信号をうけ、前
記第１スイツチ（１渇を切換えるスイッチング信号（第
３図）を発生ｊる第１スイツチング信号発生回路０４）
、及び同期信号発生回路（１５）とよりなる。受信回路
中は送信回路（１）と対称をなすもので、アンテナ（１
６）、受信検波回路ａη、第１ダブルバランスデイモジ
エレータ（ＩＩ、第２バンドパスフイルタ（ＩＩ、第２
ダブルバランスデイモジエレータ（イ）、増幅回路ｃ！
１）、スピーカ（２２１、さら忙ｔ４２発振回路（ハ）
、４倍及び５倍回路ｃ！４）（イ）、第２スイツチング
信号発生回路（イ）及び同期信号検出回路（財）とより
なる。前記第１スイツチング信号発生回路（１４１及び
第２スイツチング信号発生回路（ハ）は同一構成をなし
、例えば第２図に示すように、第、１発振回路（１０１
の発振信号をシフトし信号（ａ）（ｂＪ（ｃ）（ｄ）を
発生するシフトレジスタｒ２！Ｊ及び該シフトレジスタ
Ｃａｌの出力に接続されたノア回路α珍〜０！９及びス
イッチ（ト）〜弼とよりなり、第３図に示すようなＧｆ
ｌ類のスイッチング信号が得られる。

以下本発明の通信回路の秘話装置の動作圧ついて説明す
ると、マイクロホン（３）に加えられた音声信号（ｆａ
）を第１ダブルバランスモジエレータ（５）にて例えば
４倍回路側よりの第２副搬送波（４ｆｐ）罠℃変調し変
調信号１４ｆｐ　：ｌ：ｆａ　ｌを生じる。次に第１バ
ンドパスフイルタ（６）でマイナス分を消滅させ、信号
１４ｆｐ　＋ｆａ　ｌのみをバスさせ第２ダブルバラン
スモジ瓢レータ（７）罠加える。第２ダブルバランスモ
ジユレータ（７１には第１スイツチ（＋３）により４倍
回路（１１）よりの第２副搬送波（４ｆｐ）と５倍回路
（５）よりの第３副搬送波（５ｆｐ）とが交互圧加えら
れるので、前記信号１４ｆｐ　＋　ｆａ　ｌは変調され
る。第２副搬送波（４ｆｐ）で変調し正規スペクトルを
つくると、第２ダブルバランスモジク、−ル（７）の出
力信号は（ｆａ）となり、第３副搬送波（５ｆｐ）で変
調し反転スペクトルをつくると、第２ダブルバランスモ
ジユール（７）の出力信号はｌ　ｆｐ−ｆａｌとなる。

これら信号は同期信号発生回路（１９の同期信号（＋８
）どともに変調送信回路（８）に加えられ、アンテナ（
９）より送信される。前記送信された信号は受信回路懐
）のアンテナ（ＩＢＩＩＣ受信され、受信検波回路側で
検波される。検波して得た信号（ｆａ’）は第１ダブル
バランスデイモジ具レータ（ｔｋ加えられる。このとき
検波して得た信号がｌ　ｆｐ−”−＋８１である場合、
第２スイツチ弼が第３副搬送波（５ｆｐ）を、又検波し
て得た信号が（ｆｐ）のとき、第２副搬送波（４ｆｐ）
を夫々選択するように第２スイツチ（ハ）は切換えられ
る。このことをさらに詳述すると、受信回路（２）に受
信された同期信号Ｃｆ、）は同期検波回路闘で検波され
、第２スイツチング信号発生回路＠に加えられ、該第２
スイツチング信号発生回路Ｃ２６）を制御し、第１スイ
ツチ（１３に同期し第２スイツチ弼を切換えるスイッチ
信号を発生する。上述のように第１ダブルバランスディ
モジュレータ０１月Ｕ力信号は送信回路（１）に同期し
て正規スペクトルと反転スペクトルとが切換えられ、復
調信号１４ｆｐ±ｆａｌと復調信号１５ｆｐ±（ｆｐ−
ｆｅ、）１とがでる。これらは第２バンドパスフイルタ
（ＩＩで濾波され、いずれも復調信号１４ｆｐ　＋　ｆ
ａ　ｌのみが選択され、第２ダブルバランスデイモジネ
レータ（イ）へ加えられる。前記第２ダブルバランスデ
イモジエレータ（イ）には第２副搬送波（ｆａ）が常に
加えられるので、前記第２ダブルバランスデイモジユレ
ータ翰の出力信号はｌ　４ｆｐ−１−ｆａ±４ｆｐ　ｌ
　　となり、そのうち出力信号（ｆａ）のみをとり出し
増幅回路（２１）Ｋ加える。従ってスピーカ（２２＋よ
りはもとの音声信号（ｆａ）が出力される。

尚第１スイツチ（１３１及び第２スイツチ（イ）を切換
えるスイッチング信号はスイッチ（イ））〜（御のうち
任意のスイッチ例えばスイッチα１）（３ｉ’９をオン
するとスイッチング信号（第３図Ｃ１Ｄ）を生じ、スイ
ッチ０７）０７）をオンするとスイッチング信号（第３
図Ｃ１Ｄ）を生じ、さらにスイッチＣ３８）Ｃ３ＦＯを
オンするとスイッチインク信号（第３図Ｃ１Ｄ）を生じ
るので、これらスイッチ（ト）〜（ト）を切換えること
により、正規スペクトルと反転スペクトルとの切換え時
間を変えることができる。

上述の実施例では第１ダブルバランスモジユレータ（５
）に第２搬送波のみを加え音声信号を変調し、第２ダブ
ルバランスモジユレータ（７）Ｋ第２又は第３副搬送波
を交互に加え変調波をさらに変調しているが、逆に第２
ダブルバランスモジユレータ（５）に第２又は第３副搬
送波を交互に加え、第２ダブルバランスモジユレータ（
７）には第２又はＦｇ３副搬送波のいずれか−・方のみ
を加えて変調してもよい。

（へ）効果 本発明の通信回線の秘話装置は上述したよ５Ｋ。

音声信号を第２搬送波又は第３副搬送波のいずれか一方
、又は交互に変調し、フィルタで上側波あるいは下１１
１１１波のいずれか一方を通過させ、さらに第２副搬送
波あるいは第３副搬送波で交互に又はいずれか一方で変
調するようにしたので、音声スペクトラムの反転と正規
とをスムーズに切換えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の通信回路の秘話装置のブロック図、第
２図は本発明に用いたスイッチング信号発生回路図、第
３図は本発明に用いたスイッチング信号波形図である。 （１）・・・送信回路、　（匂・・・受信回路、　（５
）・・・第１ダブルバランスドモジユレータ、　　（６
）・・・第１フイルタ、（７１・・・第２ダブルバラン
スモジ−レータ、０１）・・・４倍回路、　ａの・・・
５倍回路、　０３・・・第１スイツチ、　α４・・・第
１スイツチング信号発生回路、０８・・・第１ダブルバ
ランスデイモジユレータ、Ｑｌ・・・第２フイルタ、　
い訃・・第２ダブルノくランスディモジュレータ 出願人　三洋電機株式会社　外１名 代理人　弁理士　　佐　野　静　夫　。 （”） ′　−”パ ＜ｃｏｕｏ　　１）匡 ｒｄ　　　　、ｏ（Ｊ　　　“Ｏ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）音声信号を変調する第１、第２モジエレータと、
   第１副搬送波を整数倍した第２副搬送波を発生する第１
   倍数回路と、第１副搬送波を前記整′ｊ、１謬 数倍プラス、マイナス１倍した第３副搬送波を発生する
   第２倍数回路と、前記第２又は第３副搬送波をある時間
   間隔で切換えるスイッチと、前記第１、第２モジユレー
   タと間に接続されたバンドパスフィルタとよりなり、前
   記第１、第２モジユレータ方にはスイッチにて切換え、
   第２又は第３副搬送波をある時間間隔で加えさらに変調
   するよ５Ｋｔ。 たことを特徴とする通信回路の秘話装置。