JPH08274753A - 秘話方法、送信機および受信機 - Google Patents

秘話方法、送信機および受信機

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JPH08274753A
JPH08274753A JP10170495A JP10170495A JPH08274753A JP H08274753 A JPH08274753 A JP H08274753A JP 10170495 A JP10170495 A JP 10170495A JP 10170495 A JP10170495 A JP 10170495A JP H08274753 A JPH08274753 A JP H08274753A
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JP
Japan
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signal
frequency
modulated
subcarrier
circuit
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JP10170495A
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English (en)
Inventor
Yamato Okashin
大和 岡信
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 秘話性の高い秘話方法を提供する。 【構成】 もとの音声信号の周波数スペクトルを反転す
るとともに、その周波数スペクトルの反転した音声信号
を、この音声信号の下限付近ないしそれ以下の周波数で
FM変調する。この周波数スペクトルの反転およびFM
変調の行われた音声信号S15を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、秘話方法、送信機お
よび受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】アナログ式のコードレス電話機における
秘話処理は、一般に、周波数スペクトラムを反転する方
法により実現している。
【0003】すなわち、子機から親機に自分の音声信号
を送信する場合には、その音声信号の周波数スペクトル
を反転してから送信し、親機においては、受信した音声
信号の周波数スペクトルを再反転してもとの周波数スペ
クトルの音声信号とし、これを電話回線に送り出す。
【0004】また、親機から子機に相手の音声信号を送
信するときも、その音声信号の周波数スペクトルを反転
してから送信し、子機においては、受信した音声信号の
周波数スペクトルを再反転してもとの周波数スペクトル
の音声信号とし、これを受話器に供給する。
【0005】そして、このように音声信号の周波数スペ
クトルを反転した状態で、送受信すれば、これを第三者
が受信しても、その通話内容を理解することはできず、
盗聴を防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のスペクトル反転
による秘話処理は、構成が簡単であり、一般の受信機に
対する秘話性が高いが、BFO式のSSB受信機を用意
すると、スペクトル反転されている音声信号を、容易に
聞くことができてしまう。
【0007】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、もとの音声信号の周波数スペクトルを反転する
とともに、その周波数スペクトルの反転した音声信号
を、この音声信号の下限付近ないしそれ以下の周波数で
FM変調し、この周波数スペクトルの反転およびFM変
調の行われた音声信号を送信するようにした秘話方法と
するものである。
【0009】
【作用】もとの音声信号の周波数スペクトルが反転され
るとともに、そのスペクトル反転された音声信号の占有
帯域が変化して秘話が行われる。
【0010】
【実施例】図1は、この発明をコードレス電話機の子機
に適用した場合の一例を示す。そして、この子機は、自
分の音声信号を親機に送信するための送信回路10と、
親機からの音声信号を受信する受信回路20とを有す
る。
【0011】すなわち、送信回路10においては、送話
器11からの音声信号が、アンプ12を通じてローパス
フィルタ13に供給され、例えば図2Aに示すように、
周波数帯域が300Hz〜3kHzの音声信号S13に帯域制限
され、この信号S13が、周波数スペクトル反転用の平衡
変調回路14に変調信号として供給される。
【0012】また、VCO31において、図2Bに示す
ように、所定の中心周波数f31、例えば周波数6.4kHz
の発振信号S31が形成され、この信号S31が分周回路4
1に供給され、図2Cに示すように、信号S13の最高周
波数よりもやや高い周波数f41、例えば周波数3.2kHz
の信号S41に分周され、この信号S41が変調回路14に
サブキャリア信号として供給される。
【0013】こうして、変調回路14において、サブキ
ャリア信号S41が音声信号S13により平衡変調され、変
調回路14からは、図2Dに示すように、被平衡変調信
号S14が取り出される。
【0014】そして、この信号S14が、ローパスフィル
タ15に供給され、図2Eに示すように、信号S14の下
側波帯信号S15が取り出され、すなわち、音声信号S13
の周波数スペクトルの反転された信号S15が取り出され
る。そして、この信号S15が、加算回路16を通じてF
M変調回路17に供給されて上りチャンネルのFM信号
とされ、この信号がパワーアンプ18を通じて送受信ア
ンテナ1に供給され、親機(図示せず)へと送信され
る。
【0015】そして、この場合、VCO31は、PLL
30の一部を構成している。すなわち、VCO31の発
振信号S31が位相比較回路32に供給されるとともに、
基準発振回路33が設けられて所定の周波数の発振信号
が取り出され、この発振信号が分周回路34に供給され
て周波数f31の信号S34に分周され、この分周信号S34
が位相比較回路32に供給される。
【0016】こうして、位相比較回路32において、信
号S31と信号S34とが位相比較され、その比較出力がロ
ーパスフィルタ35に供給されて両信号S31、S34の位
相差に対応してレベルの変化する直流電圧が取り出さ
れ、この直流電圧が加算回路36を通じてVCO31に
その制御信号として供給される。
【0017】したがって、ここまでの構成であれば、V
CO31の発振周波数は、分周信号S34の周波数f31を
基準とし、これに等しくなる。
【0018】しかし、この発明においては、低周波信号
の形成回路として低周波発振回路45が設けられ、音声
信号S13の下限付近ないし下限以下の周波数f45、例え
ば10Hz〜50Hzの発振信号(正弦波信号)S45が形成され
る。そして、この信号S45が、加算回路36を通じてV
CO31にその制御信号として供給される。
【0019】したがって、VCO31の発振信号S31の
周波数f31は、分周信号S34の周波数S31を中心周波数
とし、発振信号S45の周波数f45を繰り返し周波数とし
て正弦波状に連続的に変化することになり、すなわち、
発振信号S45によりFM変調されることになる。なお、
このとき、信号S45による信号S31の最大周波数偏移
は、例えば±400Hzとされる。
【0020】そして、VCO31の発振周波数f31が、
このように変化するので、変調回路14に供給されるサ
ブキャリア信号S41の周波数f41も、同様に変化するこ
とになり、被変調信号S14の占有帯域も、発振信号S45
の周波数f45を繰り返し周波数として正弦波状に連続的
に変化することになる。
【0021】そこで、ローパスフィルタ13が、カット
オフ周波数が可変に構成されるとともに、加算回路36
の出力信号が、ローパスフィルタ13にそのカットオフ
周波数の制御信号として供給される。
【0022】こうして、被変調信号S14のサブキャリア
周波数f41が変化しても、これに対応してローパスフィ
ルタ13のカットオフ周波数が変更され、被変調信号S
14に折り返し歪みが発生しないように、すなわち、サブ
キャリア周波数f41から見て音声信号S13の占有帯域が
適切な範囲となるようにされる。
【0023】さらに、ローパスフィルタ15が、カット
オフ周波数が可変に構成されるとともに、加算回路36
の出力信号が、ローパスフィルタ15にそのカットオフ
周波数の制御信号として供給される。
【0024】こうして、被変調信号S14の占有帯域が変
化しても、これに対応してローパスフィルタ15のカッ
トオフ周波数が変更され、ローパスフィルタ15からは
被変調信号S14の下側波帯信号S15、すなわち、スペク
トル反転された音声信号S15が周波数帯域的に過不足な
く取り出される。なお、この場合、取り出された音声信
号S15の占有帯域も、発振信号S45の周波数f45を繰り
返し周波数として正弦波状に連続的に変化していること
になる。
【0025】さらに、分周回路41からの分周信号S41
が、ローパスフィルタ42に供給されて不要な高調波成
分が除去されてから加算回路16に供給され、図2Eに
示すように、音声信号S15に対して所定のレベルで加算
される。
【0026】この場合、変調回路14にサブキャリア信
号として供給される信号S41の一部が、音声信号S15に
加算されたのであるから、信号S15に加算された信号S
41は、音声信号S15、すなわち、下側波帯信号S15から
見て常にサブキャリア周波数f41の位置にあり、振幅の
抑圧されたサブキャリア信号と等価である。
【0027】なお、詳細は後述するが、音声信号S15に
加算された信号S41は、音声信号S15の周波数スペクト
ルを再反転するときのパイロット信号あるいは基準信号
として使用される。
【0028】一方、図示はしないが、親機の音声信号系
も子機の音声信号系と同様に構成されるとともに、電話
回線を通じて送られてくる相手の音声信号は、マイクロ
フォン11からの音声信号と同様に処理される。
【0029】すなわち、相手の音声信号も、周波数スペ
クトルが反転されるとともに、その占有帯域(およびそ
のためのサブキャリア周波数)が正弦波状に連続的に変
化する信号S23とされる。そして、この音声信号S23
に、(加算回路16に供給される信号S41に対応する)
パイロット信号用のサブキャリア信号S53が加算され、
その加算信号が下りチャンネルのFM信号により、子機
へと送信されてくる。
【0030】すると、子機の受信回路20において、そ
のFM信号からもとの音声信号が取り出される。すなわ
ち、アンテナ1により受信されたFM信号がチューナ回
路21に供給される。このチューナ回路21は、例え
ば、アンテナ入力回路からFM復調回路までを有してダ
ブルスーパーヘテロダイン方式に構成され、図2Fに示
すように、スペクトル反転されている音声信号S23およ
びパイロット信号(サブキャリア信号)S53が復調され
て取り出される。
【0031】そして、この取り出された信号S23、S53
がローパスフィルタ23に供給されて音声信号S23が取
り出され、この信号S23が周波数スペクトルの再反転用
の平衡変調回路24に変調信号として供給される。
【0032】また、VCO51において、周波数f31
(=6.4kHz)の発振信号S51が形成され、この信号S5
1が分周回路54に供給され、図2Cに示すように、分
周信号S41と等しい周波数f41の信号S54に分周され、
この信号S54が変調回路24にサブキャリア信号として
供給される。
【0033】こうして、変調回路24において、サブキ
ャリア信号S54が音声信号S23により平衡変調され、変
調回路24からは、図2Dに示すように、被平衡変調信
号S24が取り出される。
【0034】そして、この信号S24が、ローパスフィル
タ25に供給され、図2Aに示すように、信号S24の下
側波帯信号S25が取り出され、すなわち、音声信号S23
の周波数スペクトルが再反転されてもとの周波数スペク
トルとされた音声信号S25が取り出される。そして、こ
の信号S25が、アンプ16を通じて受話器27に供給さ
れる。
【0035】ただし、この場合、親機から送信されてき
た音声信号S23の占有帯域は、信号S45に対応する信号
により連続的に変化しているので、変調回路24にサブ
キャリア信号として供給される分周信号S54の周波数も
対応して変化している必要がある。
【0036】そこで、VCO51がPLL50の一部を
構成するとともに、パイロット信号S53により、VCO
51の発振周波数が制御される。すなわち、分周信号S
54が位相比較回路52に供給されるとともに、チューナ
回路21からの信号S23、S53がバンドパスフィルタ5
3に供給されてパイロット信号S53が取り出され、この
信号S53が位相比較回路52に基準信号として供給され
る。
【0037】そして、この比較回路52の比較出力がロ
ーパスフィルタ55に供給されて両信号S53、S54の位
相差に対応してレベルの変化する直流電圧が取り出さ
れ、これが加算回路56を通じてVCO51にその制御
信号として供給される。
【0038】したがって、分周信号S54の周波数f41
は、パイロット信号S53の周波数を基準とし、これに等
しくなるように変化する。また、パイロット信号S53の
周波数は、受信した音声信号(下側波帯信号)S23のサ
ブキャリア周波数に等しい。そして、分周信号S54によ
り、音声信号S23の周波数スペクトルが再反転されてい
る。したがって、結果として、音声信号S25は、本来の
周波数位置に正しく再反転されることになる。
【0039】さらに、この場合、音声信号S23および被
変調信号S24の占有帯域も変化している。
【0040】そこで、ローパスフィルタ23、25が、
カットオフ周波数が可変に構成されるとともに、加算回
路56の出力信号が、ローパスフィルタ23、25にそ
のカットオフ周波数の制御信号として供給される。
【0041】こうして、信号S23、S24の占有帯域が変
化しても、その占有帯域に対して適切な通過帯域となる
ように、ローパスフィルタ23、25のカットオフ周波
数が制御される。
【0042】なお、この場合、PLL30のローパスフ
ィルタ35から出力される直流電圧が、加算回路56を
通じてローパスフィルタ23、25にも供給されるの
で、例えばチャンネルが接続されて受信回路20が動作
を開始するとき、ローパスフィルタ23、25は、目的
とする特性に急速に収束することができる。
【0043】そして、親機においても、子機から送信さ
れてきた音声信号が同様に処理されて電話回線に送り出
される。
【0044】以上のようにして、このコードレス電話機
においては、音声信号は周波数スペクトルが反転された
状態で、子機と親機との間を送受信されるとともに、そ
のスペクトル反転時のサブキャリア周波数f41が、信号
S45により変化するので、秘話性が高くなる。実験によ
れば、信号S45の周波数が10Hz〜20Hzで、信号S45によ
るサブキャリア周波数f41の変化が±200Hz程度のと
き、秘話性を最も高くすることができた。
【0045】また、スペクトル反転時のサブキャリア周
波数f41の変化が正弦波状であり、連続的に変化するの
で、もとの周波数スペクトルに再反転された音声信号
に、ノイズを生じることがない。
【0046】すなわち、信号S45を例えば矩形波信号と
して周波数スペクトルを反転用のサブキャリア信号S4
1、S54の周波数f41を、ステップ的に切り換えること
も考えられる。しかし、この場合には、送信側と受信側
とにおけるサブキャリア信号S41、S54の周波数f41の
切り換え時点を、きわめて正確に合わせておかないと、
サブキャリア周波数f41の切り換え時点に、もとに戻し
た音声信号にノイズを生じてしまい、実用にならない。
【0047】しかし、この発明においては、スペクトル
反転時のサブキャリア周波数f41の変化が正弦波状であ
り、連続的に変化するので、もとの周波数スペクトルに
再反転された音声信号に、ノイズを生じることがない。
【0048】さらに、送受信されるときの音声信号の占
有帯域は、信号S45により変化するが、変化させない場
合に比べてほとんど広がらないので、使用できる周波数
帯域幅の狭いコードレス電話機であっても、十分に適用
することができる。
【0049】また、ローパスフィルタ13、15、2
3、25のカットオフ周波数が、周波数スペクトルの反
転される、あるいは反転された音声信号の占有帯域に対
応して変化するので、音質の劣化を最小にすることがで
きる。
【0050】さらに、送信回路10および受信回路20
をIC化する場合、抵抗器やコンデンサの絶対値には、
ばらつきを生じるが、各フィルタのカットオフ周波数あ
るいは通過中心周波数は、VCO31、51の発振周波
数に対応して変化するので、IC化時のばらつきに対す
る制御幅を小さくすることができる。
【0051】また、基準発振回路33の発振周波数がば
らついても、PLL30、50が対応できる範囲にあれ
ば問題はなく、したがって、発振回路33が高価な水晶
発振子を必要しない。
【0052】なお、上述において、信号S45は、正弦波
信号以外にも、正弦波信号をソフトリミッタなどにより
緩やかに振幅制限した信号などのように、波形が急激に
変化しない信号であれば、他の信号でもよい。さらに、
VCO31、51の発振周波数(中心周波数)を周波数
f41とすれば、分周回路41、54は省略することがで
きる。また、上述においては、この発明をコードレス電
話機に適用した場合であるが、他の送受信機にも適用す
ることができる。
【0053】
【発明の効果】この発明によれば、音声信号は周波数ス
ペクトルが反転された状態で、送受信されるとともに、
そのスペクトル反転時のサブキャリア周波数が変化する
ようにしているので、高い秘話性を得ることができる。
【0054】また、スペクトル反転時のサブキャリア周
波数の変化が緩やかなので、もとの周波数スペクトルに
再反転された音声信号に、サブキャリア周波数の変化に
よるノイズを生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す系統図である。
【図2】この発明を説明するための周波数スペクトル図
である。
【符号の説明】
10 送信回路 11 送話器 13、15 ローパスフィルタ 14 平衡変調回路 17 FM変調回路 20 受信回路 21 チューナ回路 23、25 ローパスフィルタ 24 平衡変調回路 27 受話器 30、50 PLL 31、51 VCO 32、52 位相比較回路 33 基準発振回路 45 信号形成回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】もとの音声信号の周波数スペクトルを反転
    するとともに、 その周波数スペクトルの反転した音声信号を、この音声
    信号の下限付近ないしそれ以下の周波数でFM変調し、 この周波数スペクトルの反転およびFM変調の行われた
    音声信号を送信するようにした秘話方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の秘話方法において、 上記もとの音声信号によりサブキャリア信号を平衡変調
    するとともに、 この平衡変調による被変調信号の下側波帯信号を取り出
    すことにより、上記周波数スペクトルの反転を行い、 上記サブキャリア信号を、波形に急激な変化のない信号
    によってFM変調することにより、上記周波数スペクト
    ルの反転した音声信号のFM変調を行うようにした秘話
    方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の秘話方法において、 上記FM変調したサブキャリア信号の一部をパイロット
    信号として、上記送信される音声信号とともに送信する
    ようにした秘話方法。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の秘話方法において、 上記もとの音声信号の周波数帯域を制限するフィルタの
    特性と、上記下側波帯信号を取り出すためのフィルタの
    特性とを、上記下側波帯信号の占有帯域に対応して変化
    させるようにした秘話方法。
  5. 【請求項5】もとの音声信号が変調信号として供給され
    るとともに、このもとの音声信号の上限よりも高い周波
    数の交番信号がサブキャリア信号として供給される平衡
    変調回路と、 上記サブキャリア信号として供給される交番信号を、上
    記もとの音声信号の下限付近ないしそれ以下の周波数
    で、かつ、波形に急激な変化点のない信号によりFM変
    調する回路と、 上記平衡変調回路から出力される被変調信号からその下
    側波帯信号を取り出すフィルタと、 このフィルタから取り出された上記下側波帯信号と、上
    記FM変調された交番信号の一部とを加算する加算回路
    とを有し、 この加算回路の出力信号を送信するようにした送信機。
  6. 【請求項6】もとの音声信号によりサブキャリア信号を
    平衡変調するとともに、 この平衡変調による被変調信号の下側波帯信号を取り出
    すことにより、上記もとの音声信号の周波数スペクトル
    の反転を行い、 上記サブキャリア信号を、波形に急激な変化のない信号
    によってFM変調することにより、上記周波数スペクト
    ルの反転した音声信号のFM変調を行い、 この周波数スペクトルの反転およびFM変調の行われた
    音声信号と、 上記サブキャリア信号に関連したパイロット信号との送
    信信号を受信する受信機であって、 上記送信されてきたパイロット信号からサブキャリア信
    号を形成する回路と、 この形成されたサブキャリア信号を、送信されてきた音
    声信号により平衡変調する平衡変調回路と、 この平衡変調回路から出力される被変調信号からその下
    側波帯信号を取り出すフィルタとを有し、 このフィルタの出力信号を送信されてきた音声信号とし
    て出力するようにした受信機。
JP10170495A 1995-04-03 1995-04-03 秘話方法、送信機および受信機 Pending JPH08274753A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100337803B1 (ko) * 1999-03-11 2002-05-23 정명덕 데이터, 음성 및 다중통신의 비화시스템
JP2012227856A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Panasonic Corp 通信システム、送信装置、受信装置および通信方法
JP2016136299A (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 株式会社日本総合研究所 認証サーバ、声紋認証システム、及び声紋認証方法

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