JPH0779264A - Qpsk変調装置およびqpsk復調装置 - Google Patents

Qpsk変調装置およびqpsk復調装置

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JPH0779264A
JPH0779264A JP16264393A JP16264393A JPH0779264A JP H0779264 A JPH0779264 A JP H0779264A JP 16264393 A JP16264393 A JP 16264393A JP 16264393 A JP16264393 A JP 16264393A JP H0779264 A JPH0779264 A JP H0779264A
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frequency
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qpsk
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modulator
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Katsuya Matsuda
克弥 松田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な回路構成で位相雑音特性のよいQPS
K変調装置を得ること。 【構成】 微小ステップで発振周波数の変更が可能な周
波数シンセサイザで構成された第1局部発振器2と、前
記第1局部発振器2の出力信号をベースバンド信号によ
り変調し被変調波信号として出力するQPSK変調器1
と、前記第1局部発振器2の周波数可変幅と同じか或い
はそれ以下の周波数ステップで発振周波数の変更が可能
な周波数シンセサイザで構成された第2局部発振器5
と、前記QPSK変調器1の出力信号と前記第2局部発
振器5の出力信号をミキシングして中間周波信号を発生
させるミキサ4とを備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主として衛星通信地
球局装置等に用いられるQPSK変調装置およびQPS
K復調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば信学技報SAT89−15
に示されたPchデータとQchデータを入力する従来
のQPSK変調装置の構成を示す模式図であり、図5に
おいて、1はQPSK変調器、8は第1局部発振器、4
はミキサ、5は第2局部発振器、7は中間周波数フィル
タである。
【0003】次に動作について説明する。第1局部発振
器8の出力信号はQPSK変調器1において、このQP
SK変調器1に入力されるPchデータ、Qchデータ
により変調され、該QPSK変調器からQPSK信号と
して出力される。このQPSK信号はミキサ4において
第2局部発振器5の出力信号とミキシングされた後、中
間周波数フィルタ7を通して所望の中間周波数信号とし
て出力される。
【0004】上記第1局部発振器8の出力信号は固定周
波数で、中間周波数の変更は第2局部発振器5の発振周
波数を変えることによって行われており、この第2局部
発振器5を図3ではシンセサイザとしている。このよう
に、第1局部発振器8の出力信号を固定周波数とするこ
とにより、変調特性の安定した変調波が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のQPSK変調装
置は以上のように構成されているので、中間周波数の変
更は第2局部発振器5の発振周波数を変更する必要があ
り、微小ステップで発振周波数を可変しようとする場
合、キャリア近傍の位相雑音特性を低くするために、第
2局部発振器5は図4に示すように、多重ループのシン
セサイザで構成してループの分周数を小さくする必要が
ある。
【0006】図6は二重ループ構成のシンセサイザの例
であり、メインループ10、サブループ11、ミキサ1
2、基準周波数源13を有するものであるが、構成が複
雑なため、設計に時間がかかり、かつ高価になるなどの
問題点があった。また中間周波数帯の変更には第2局部
発振器5の発振周波数帯の変更で対応できるが、多重ル
ープのシンセサイザを設計し直さなければならず手間が
かかるという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ことを課題になされたもので、変調波の変調特性をそれ
程劣化させることなく、キャリア近傍の低位相雑音化を
簡単な構成で実現できるとともに中間周波数の変更を容
易に行えるQPSK変調装置およびQPSK復調装置を
得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るQ
PSK変調装置は、所定ステップで発振周波数の変更が
可能な周波数シンセサイザで構成された第1局部発振器
と、前記第1局部発振器の出力信号をベースバンド信号
により変調し被変調波信号として出力するQPSK変調
器と、前記第1局部発振器の周波数可変幅と同じか或い
はそれ以下の周波数ステップで該発振周波数の変更が可
能な周波数シンセサイザで構成された第2局部発振器と
を備え、ミキサにより、前記QPSK変調器の出力フィ
ルタの出力信号と前記第2局部発振器の出力信号をミキ
シングして中間周波信号を発生させるようにしたもので
ある。
【0009】請求項2の発明に係るQPSK変調装置
は、前記QPSK変調器の出力路に帯域通過フィルタを
挿入したものである。
【0010】請求項3の発明に係るQPSK復調装置
は、周波数シンセサイザで構成された局部発振器と、入
力される被変調信号と前記局部発振器の出力信号をミキ
シングして中間周波数信号を発生させるミキサと、前記
中間周波数信号を同期検波する同期検波器とを備え、基
本信号再生器を前記同期検波器に同期検波用基準信号を
前記局部発振器の周波数ステップと同じか或いはそれ以
上の周波数ステップで発振周波数の変更が可能な周波数
シンセサイザで構成したものである。
【0011】請求項4の発明に係るQPSK復調装置
は、前記第1、第2局部発振器を構成している周波数シ
ンセサイザまたは基準信号再生器、局部発振器を構成し
ている周波数シンセサイザの基準周波数源を共通とした
ものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明におけるQPSK変調装置は、
第1、第2局部発振器を発振周波数の変更が可能な周波
数シンセサイザで構成したことにより、第2局部発振器
の周波数シンセサイザを構成の簡単な1重ループでも分
周数の小さい構成で実現でき、低位相ノイズ特性が得ら
れかつ変調特性をそれほど劣化させることなく中間周波
数を第2局部発振器の可変帯域幅で第1局部発振器の微
小ステップで可変できる。また中間周波数帯を変調しよ
うとした場合、第2局部発振器を1重ループで構成して
いるので比較的容易に変更できる。
【0013】請求項2の発明におけるQPSK変調装置
は、QPSK変調器の出力路に帯域通過フィルタを挿入
したことにより、帯域外の不要波を除去することができ
る。
【0014】請求項3の発明におけるQPSK復調装置
は、局部発振器と基準信号再生器を発振周波数の変更が
可能な周波数シンセサイザで構成したことにより、QP
SK変調装置と同様に簡単な回路構成で位相雑音特性を
よくすることができる。
【0015】請求項4におけるQPSK変調装置または
QPSK復調装置は、第1、第2の局部発振器を構成し
ている周波数シンセサイザまたは基準信号再生器、局部
発振器を構成している周波数シンセサイザの基準周波数
源を共通としたことにより、回路構成をより簡略化する
ことができる。
【0016】また、第1、第2局部発振器2、5の基準
周波数源を共通とすることを可とする。
【0017】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。前記図5と同一部分には同一符号を付して重複説
明を省略した図1において、2は第1局部発振器であ
り、微小ステップで発振周波数を変更できるシンセサイ
ザを用いている。6は第1、第2局部発振器2、5の基
準周波数発振器である。
【0018】仮に必要な中間周波数信号の周波数を14
0MHz±40MHz/ステップ25kHzとする。こ
こで第1局部発振器2の発振周波数を200MHzとす
ると、この発振周波数を1MHz程度変化させても変調
特性はあまり劣化しないので、可変周波数幅±500k
Hz、ステップ25kHzとする。
【0019】よって第2局部発振器5の発振周波数を3
40MHz±40MHz/ステップ1MHzにすると、
所望の中間周波数信号が得られる。この設定の場合、第
1局部発振器2のシンセサイザの分周数は7,980〜
8,020、第2局部発振器5のシンセサイザの分周数
は300〜380となる。従来の構成では第1局部発振
器2の出力信号が200MHzで固定周波数であるの
で、第2局部発振器5のシンセサイザの発振周波数は3
40MHz±40MHz/ステップ25kHzとなり、
分周数は12,000〜15,200であった。
【0020】つまり、もし仮に従来の構成の第2局部発
振器5が1重のループで構成されるならば、本実施例構
成では分周数が小さくなったことにより、位相雑音特性
を改善することができる。
【0021】また本実施例構成と同程度の位相雑音特性
を得るためには、従来の第2局部発振器は、設計に時間
がかかり、高価で複雑な多重ループで構成して分周数を
落とす必要がある。
【0022】今度は中間周波数信号の周波数を例えば1
200MHz±250MHz/ステップ25kHzに変
更しようとした場合を考えてみる。従来の構成では第2
局部発振器5の発振周波数は1000MHz±250M
Hz/ステップ25kHzとなり、分周数は30,00
0〜50,000となる。本実施例では第2局部発振器
5の発振周波数は1000MHz±250MHz/ステ
ップ1MHzとなり、分周数は750〜1,250であ
る。このように中間周波数信号の周波数帯を変えても第
2局部発振器5の分周数は比較的小さい値となるので、
1重ループで構成でき割合に容易に発振周波数の変更に
対応できる。
【0023】実施例2.図2はこの発明の実施例2を示
すもので、図1のQPSK変調装置において、QPSK
変調器1の出力路に帯域通過フィルタ3を挿入して、帯
域外の不要波を除去する構成にしたものである。
【0024】実施例3.図3は図1と同様の原理をQP
SK復調装置に適用した実施例を示すもので、図3にお
いて、5は局部発振器であり、図1の第1局部発振器5
と同様ステップサイズの粗い周波数シンセサイザで構成
し、9は基準信号再生器であり、図2の第1局部発振器
2と同様ステップサイズの微小な周波数シンセサイザで
構成されている。従って、QPSK変調装置と同様に位
相雑音特性を改善することができる。
【0025】実施例4.図4は基準信号再生器9、局部
発振器5の基準信号を共通にした場合のブロック図を示
しており、基準周波数源としての発振器6が1つで足
り、構成をより簡略化することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
第1局部発振器をステップサイズの小さい周波数シンセ
サイザで構成したので、簡単な回路構成で位相雑音特性
のよいQPSK変調装置が得られる効果がある。
【0027】また、請求項2の発明によれば、QPSK
変調器の出力路に帯域通過フィルタを挿入したので、帯
域外の不要波を除去することができるという効果があ
る。
【0028】請求項3の発明によれば、基準信号再生器
をステップサイズの小さい周波数シンセサイザで構成し
たので、簡単な回路構成で位相雑音特性のよいQPSK
復調装置が得られる効果がある。
【0029】請求項4の発明によれば、QPSK変調装
置の第1、第2局部発振器を構成している周波数シンセ
サイザまたはQPSK復調装置の基準信号再生器、局部
発振器を構成している周波数シンセサイザの基準周波数
源を共通に構成したので、回路構成をより簡略化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるQPSK変調装置の
ブロック図である。
【図2】この発明の実施例2によるQPSK変調装置の
ブロック図である。
【図3】この発明の実施例3によるQPSK復調装置の
ブロック図である。
【図4】この発明の実施例4によるQPSK変調装置の
ブロック図である。
【図5】従来のQPSK変調装置を示すブロック図であ
る。
【図6】従来例のシンセサイザのブロック図である。
【符号の説明】
1 QPSK変調器 2 第1局部発振器 3 帯域通過フィルタ 4 ミキサ 5 第2局部発振器 6 基準周波数発振器 7 中間信号フィルタ 9 基準信号再生器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定ステップで発振周波数の変更が可能
    な周波数シンセサイザで構成された第1局部発振器と、 前記第1局部発振器の出力信号をベースバンド信号によ
    り変調し被変調波信号として出力するQPSK変調器
    と、 前記第1局部発振器の周波数可変幅と同じか或いはそれ
    以下の周波数ステップで該発振周波数の変更が可能な周
    波数シンセサイザで構成された第2局部発振器と、 前記QPSK変調器の出力フィルタの出力信号と前記第
    2局部発振器の出力信号をミキシングして中間周波数信
    号を発生させるミキサとを備えたQPSK変調装置。
  2. 【請求項2】 前記QPSK変調器の出力路に帯域通過
    フィルタを挿入したことを特徴とする請求項1記載のQ
    PSK変調装置。
  3. 【請求項3】 周波数シンセサイザで構成された局部発
    振器と、 入力される被変調信号と前記局部発振器の出力信号をミ
    キシングして中間周波数信号を発生させるミキサと、 前記中間周波数信号を同期検波する同期検波器と、 前記同期検波器に同期検波用基準信号を前記局部発振器
    の周波数ステップと同じか或いはそれ以上の周波数ステ
    ップで発振周波数の変更が可能な周波数シンセサイザで
    構成された基準信号再生器とを備えたQPSK復調装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2の局部発振器を構成して
    いる周波数シンセサイザまたは基準信号再生器、局部発
    振器を構成している周波数シンセサイザの基準周波数源
    を共通としたことを特徴とする請求項1記載または請求
    項3記載のQPSK変調装置またはQPSK復調装置。
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