JPH0530083A - コードレス電話装置 - Google Patents

コードレス電話装置

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Publication number
JPH0530083A
JPH0530083A JP3180086A JP18008691A JPH0530083A JP H0530083 A JPH0530083 A JP H0530083A JP 3180086 A JP3180086 A JP 3180086A JP 18008691 A JP18008691 A JP 18008691A JP H0530083 A JPH0530083 A JP H0530083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
frequency
cordless telephone
carrier
division ratio
Prior art date
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Pending
Application number
JP3180086A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Shudo
宏平 首藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3180086A priority Critical patent/JPH0530083A/ja
Publication of JPH0530083A publication Critical patent/JPH0530083A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】キャリア周波数の切り換えを行うことにより、
コードレス電話機において秘話通信と音質変換の機能を
同時に実現する。 【構成】送信側のスペクトル反転回路6は、送話増幅回
路8からの音質信号を、制御回路13で設定した分周比に
より発振回路4の出力を可変分周回路12で分周して得ら
れたキャリアの周波数を基準にスペクトル反転させ、送
信回路3に入力する。同様に受信側のスペクトル反転回
路5は、受信回路2で受信された信号を、制御回路13で
設定した分周比に基づいて可変分周回路11で分周して得
られたキャリアの周波数を基準にスペクトル反転させ
る。したがって、送信と受信でキャリア周波数を別々に
設定することにより、原音再生または音質変換の機能を
実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコードレス電話装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スペクトル反転回路により秘話通
信を可能としたコードレス電話装置の構成は図3に示す
ようになっている。図3において、1はアンテナ、2は
受信回路、3は送信回路、4はキャリア発生回路、5は
受信側のスペクトル反転回路、6は送信側のスペクトル
反転回路、7は受話増幅回路、8は送話増幅回路、9は
受話器、10は送話器である。
【0003】次に上記従来例の動作について説明する。
図3において、送信側においては、送話増幅回路8から
の音声信号は、送信側のスペクトル反転回路6におい
て、キャリア発生回路4から出力されるキャリアの周波
数を基準にスペクトルが反転され、秘話化をほどこさ
れ、送信される。一方、受信側においては、受信回路2
で受信されたスペクトル反転された音声信号は、受信側
のスペクトル反転回路5において、キャリア発生回路4
から出力されるキャリアの周波数を基準にスペクトルが
反転される。このとき、送信側と受信側のキャリアは同
一の周波数を用いるので、原音が再生される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の秘話通信可能なコードレス電話装置においては、キ
ャリアの周波数は常に一定であり、原音を再生するため
には送信と受信とで同じ周波数のキャリアを用いる必要
があるために、再生音声の音質を変えることはできなか
った。そのため、たとえば迷惑電話に対する撃退音など
の秘話通信以外の付加機能に利用することは不可能であ
った。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、再生
音質を原音のままと、それと異なる他の音質に切り換え
ることができるコードレス電話装置を提供することを目
的とするものであり、さらに、原音と異なる任意の音質
を任意に設定できるようにし、あるいは原音と異なる音
質の設定状態を複数記憶しておき、使用者の要望により
任意に切り換えできるようにしたコードレス電話装置を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のコードレス電話装置は、発振回路の基準周
波数信号から複数の周波数のキャリアを切り換えて得る
ことができる可変分周回路と、この可変分周回路の分周
比の設定を行う制御回路を設け、送信側と受信側のキャ
リアの周波波を、原音を再生する場合には同一の周波数
に、原音を変換する場合には異なる周波数に設定できる
ようにしたものである。
【0007】さらに、分周比の設定登録可能なメモリー
を設け、キャリア周波数を任意に設定登録できるように
し、さらには、複数の分周比を登録可能にして、任意の
分周比を選択できるようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明は上記のような構成により、通常動作時
には送信側と受信側のキャリアの周波数が等しくなるよ
うに可変分周回路の分周比を設定することにより、原音
が再生され、音質変換動作時には送信側と受信側のキャ
リアの周波数が異なるように可変分周回路の分周比を設
定することにより、音声信号の周波数が上または下にシ
フトされる。したがって、秘話通信の機能と併せて音質
変換の機能をも同時に実現することができる。
【0009】また、分周比の設定を後日変更できるとい
う機能が得られ、さらに複数の設定状態の中から、使用
者の要望により使用状態に応じた分周比が選択できると
いう機能も得られる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例のコードレス電話装置の
構成を示すブロック図である。図1において、1〜3お
よび5〜10は従来例の構成と同一であり、その詳細な説
明は省略する。11は送信側の可変分周回路、12は送信側
の可変分周回路、13は制御回路であり、可変分周回路1
1,12 の分周比の設定を行う。14は反転の基準周波数信
号を発生する発振回路であり、可変分周回路11,12 を介
してスペクトル反転回路5,6に接続されている。
【0011】次に上記構成による動作について説明す
る。上記構成において、送話増幅回路8からの音声信号
は、送信側のスペクトル反転回路6において、発振回路
4の出力を制御回路13で設定した分周比により送信側の
可変分周回路12で分周して得られたキャリアの周波数を
基準にスペクトルが反転され、送信回路3に入力され
る。また、受信回路2で受信されたスペクトル反転され
た信号は、スペクトル反転回路5において、発振回路4
の出力を制御回路13で設定した分周比により受信側の可
変分周回路11で分周して得られたキャリアの周波数を基
準にスペクトルが反転される。
【0012】このとき、送信側と受信側のキャリアの周
波数が一致していれば、原音が再生され、受信側の方が
高ければ、音声周波数は上に、送信側の方が高ければ、
下にそれぞれシフトし、音質が変わる。たとえば迷惑電
話に対する応答の際に、移動局の送信側のキャリアが基
地局の受信側のキャリアよりも周波数が高くなるように
分周比の設定を行うことにより、女性の音声を男性の音
声にして送出することが可能になるので、迷惑電話に対
する撃退音として効果を有する。
【0013】図2は本発明の他の実施例のコードレス電
話装置の構成を示すブロック図である。図2において、
1〜3および5〜14は図1の構成と同一であり、その詳
細な説明は省略する。15はメモリーであり、制御回路13
による分周比の設定状態を登録できる。
【0014】上記構成において、スペクトル反転動作は
図1と同様であるが、反転の基準となるキャリアの周波
数を定める分周比の設定状態は制御回路13よりメモリー
15に登録される。したがって、メモリー15の内容を変更
することにより、キャリアの周波数を変えることがで
き、音質を任意に変更登録することが可能になる。
【0015】さらに、図2の実施例と同一の構成におい
て、メモリー15に複数の分周比を記憶させておくことに
より、スペクトル反転動作時に1つの分周比を選択し、
音質の設定を任意に切り換えるようにすることが可能に
なる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スペクト
ル反転動作の基準となるキャリアの周波数の切り換えを
可能にしたことにより、送信と受信のキャリアを同一の
周波数にした場合には、従来の秘話通信を行って原音が
再生され、送信と受信のキャリアを異なる周波数に設定
した場合には、秘話通信を行うとともに、音質の変換機
能が実現でき、たとえば迷惑電話に対する撃退音などへ
の利用を可能にできる。
【0017】また、分周比の変更ができるようにする
と、高い声から低い声というように使用者の好みまたは
必要に応じて音質を設定できる利点があり、さらに、複
数の設定状態を登録しておくと、その中から1つの状態
を選択できるので、とっさに音質を変えることができ、
1人の通話者の声を、男性の声で送出した後、次は女性
の声で送出できるという切り換えができる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるコードレス電話装置
の概略ブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例におけるコードレス電話装
置の概略ブロック図である。
【図3】従来の秘話機能を有するコードレス電話装置の
概略ブロック図である。
【符号の説明】
2 受信回路 3 送信回路 5 受信側のスペクトル反転回路 6 送信側のスペクトル反転回路 11 受信側の可変分周回路 12 送信側の可変分周回路 13 制御回路 14 発振回路 15 メモリー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続された基地局と、前記基
    地局と無線で接続された移動局とからなるコードレス電
    話装置であって、送信および受信の音声のスペクトルを
    反転するための回路と、反転の基準周波数を与えるキャ
    リアを発生するための発振回路および可変分周回路と、
    分周比の設定を行う制御回路を備え、送信および受信で
    それぞれ複数の周波数のキャリアを切り換えて得ること
    を可能としたことを特徴とするコードレス電話装置。
  2. 【請求項2】 分周比の設定を行う制御回路による送信
    および受信のキャリア周波数の設定状態を登録するメモ
    リー手段を設け、前記メモリー手段に送信および受信の
    キャリア周波数を任意に設定登録することにより、設定
    状態を変更可能に構成した請求項1記載のコードレス電
    話装置。
  3. 【請求項3】 複数の分周比をメモリー手段に登録可能
    に構成し、その中から任意の分周比を選択可能にした請
    求項2記載のコードレス電話装置。
JP3180086A 1991-07-22 1991-07-22 コードレス電話装置 Pending JPH0530083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3180086A JPH0530083A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 コードレス電話装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3180086A JPH0530083A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 コードレス電話装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0530083A true JPH0530083A (ja) 1993-02-05

Family

ID=16077208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3180086A Pending JPH0530083A (ja) 1991-07-22 1991-07-22 コードレス電話装置

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JP (1) JPH0530083A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11866909B2 (en) 2020-11-04 2024-01-09 Caterpillar Inc. Machine control component with input device to control machine display

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