JPS5969460A - 耐火断熱材の製造方法 - Google Patents

耐火断熱材の製造方法

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JPS5969460A
JPS5969460A JP57177310A JP17731082A JPS5969460A JP S5969460 A JPS5969460 A JP S5969460A JP 57177310 A JP57177310 A JP 57177310A JP 17731082 A JP17731082 A JP 17731082A JP S5969460 A JPS5969460 A JP S5969460A
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JP
Japan
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rice husk
hydrothermal reaction
husk ash
raw material
ash
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JP57177310A
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JPS6013991B2 (ja
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尚道 原
井上 憲弘
英夫 山田
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/60Production of ceramic materials or ceramic elements, e.g. substitution of clay or shale by alternative raw materials, e.g. ashes

Landscapes

  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐火断熱材の製造方法に関するものであり、
さらに詳しくいえば、もみがら灰と石灰原*4を用いて
ケイ酸カルシウム水和物を主要構成物とする耐火断熱材
を製造する方法及び該耐火断熱材の製造において、もみ
がら灰を得る際に生じるもみがらの燃焼熱を利用する耐
火断熱材の製造方法に関するものである。
本願発明者らはもみがら灰が高S + 02含有率かつ
微粉化しやすいため、ケイ酸カルシウム水和物の合成用
原料としてすぐれている口とを見出し、その特徴を活か
した「耐火断熱材の製造方法」に関し、昭和56年7月
25日付で特許出願した。本発明はこの製造方法をさら
に発展させたもので。
特に結晶化度の低いもみがら灰に適した耐火断熱°1オ
の製造方法を提供するものである。
先願の発明は(A)もみがら灰と石灰原料とを水に懸濁
し、水熱反応させ、得られたケイ酸カルシウム水和物結
晶を成形し、乾燥することを特徴とする方法す及び(1
3+もみがら灰と石灰原料とを水に懸濁して型枠に流し
込み、そのままか又は脱型したのちオートクレーブに入
れ、飽和水蒸気圧下において加熱硬化させることを特徴
とする方法5反び(A)CB)の方法においてもみがら
灰及び石灰原料混合物にケイ酸原料、アルミノケイ酸原
料、補強繊維及び軽量光てん月の中から選ばれた少くと
も1mを混合する一方法、該耐火断熱材製造に必要な熱
源としてもみがら灰を得る際に生じるもみがらの燃焼熱
を利用することを特徴とする方法より成る。
いずれの方法も水熱反応を一段階で行わせるもので、も
みがら灰は非晶質シリカより成るものであれ1−リジマ
イトやクリストバライトに結晶化しているものてあれい
ずれも使用可能であり、焼成□条件のコン1−ローIし
で得られるもみがら灰の結晶化度のちがいは最適水熱反
応条件に影響はするが。
結晶化度のらがいを積極的に活かした方法とはいい難い
先願の明細書に述べたように、もみがら灰中のンリカは
焼成温度が低いか又は焼成時間が短いと非晶質ンリ力と
なり、焼成温度が高くかつ焼成時間が長くなると1−リ
ジマイトやクリストバライトに結晶化することを特徴と
する。いずれもケイ酸原料として汎用される石英に比較
すると石灰との水熱反応性は格段に高く、従って先願発
明による1岨火断!1IV4′4の製造原料として適当
である。しかしながら本願発明者らはもみがら灰シリカ
の結晶化度と水熱反応性の関係をより詳細に検討した結
果、特に非晶質もみがら灰はl・リシマイトやクリスト
バライトに結晶化したもみがら灰に比較すると低温度域
て石灰と反応しやすいことを見出し、もみがら灰非晶質
部の有するこの長所を積極的に活かすことを特徴とする
耐火断熱利の省エネルギー的製造方法を発明するに至っ
た。
すなわち本発明は水熱反応を二段階に分けて行わせるこ
とを特徴とするもので、もみがら灰と石数原料を水に懸
濁させたものをまず一次水熱反応時すぜてかさ高いケイ
酸カルシウム水和物を生成さヤ、得られたスラリーを脱
水、賦形後、成形体を二次水熱反応で硬化させることに
よって耐火断熱材となす方法を提供するものである。
本発明方法に用いるもみがら灰は、省エネルギー的見地
からは低温度域でも反応しやすい非晶質シリカを主成分
とするものが適しているが、トリジマイ1−やクリスト
バライトなど結晶質を含むもみがら灰も勿論使用可能で
ある。
他方の原料である石灰原料は水酸化カルシウムCa(O
H)2 として反応に寄与する必要があるので、消石灰
、生石灰、またカーバイド滓なとの産業副産物が使用さ
れる。
一次水熱反応は軽量化を目的とするもので原料とするも
みがら灰の結晶化度によって水熱反応温、1yを変える
必要がある。すなわち、非晶質シリカを主成分とするも
みがら灰に対してはスラリーの暫圧下における沸点又は
それ以下の温度でも水熱反応はずみやかに進み、軽量化
に有効ながさ高いゲル状のケイ酸カルシウム水和物が生
成するが。
トリジマイト で反応性の低い結晶質シリカを含むもみがら灰に対して
は十分な軽量化効果を発揮させるためには一次水熱反応
温度を高めに設定しなければならない。したがって省エ
ネルギー効果をねらうのであれば非晶質シリカの含有率
の高いもみがら灰を用いるがよい。具体的には前者に対
しては60℃〜ioo℃(沸点)の範囲に,後者に対し
ては100C以上に水熱反応温度を設定するが望ましく
,シたがって後者の場合反応槽としてオートクレーブを
用いる.−火水熱反応中にスラリーの分離や固化が生じ
ないように反応槽はかきまぜ機構イ1きが望ましい。
目的とする製品性能を得るためには,必要に応じてもみ
がら灰と石灰原料混合物に石英,ケイ砂粘土など慣用の
ケイ酸原料,アルミノケイ酸原判,補強繊維及びシラス
バルーンやパーライトなどの軽量フィラーを添加しても
よい。中でも可溶好A1203を含む添加材は添加量を
適当に選ぶことi斗より一次及び二次の水熱反応促進に
効果的には斗らく。補強繊維としては,例えば、石綿,
岩綿シガラス繊維,セラミックファイバー、炭IHf4
、金属繊維,パルプ、綿,各種合成繊維なとが挙挙げら
れ,これらは単独又は混合して用いることができる。
これらの添加材は種類及び使用目的に応して一次水熱反
応時もし,くは成形時に添加,混合する。
成形方法としては通常用いられている方法,例えば流し
込成形,加圧成形,抄造成形,押出成形なとの方法を使
用しうる。また成形性をよくするために粘土類、ボ/l
/1−ランドセメント、石灰などの無P)U ’fJ 
ヤ、樹脂エマルション、メチルセルロースなとの有機物
を添加してもよい。
成形体はそのままでは強度が不十分であるので二次水熱
反応で接着機能を有するケイ酸カルシウム水和物を生成
させ硬化1強度発現させる。二次水熱反応温度は通常−
火水熱反応温度よりは高目に設定する。ただい二次水熱
反応時間を長くとれる場合は必ずしも高目に設定する必
要はない。
硬化強度を改善するためには一次水熱反応時にS i 
O2とCa (OH)2の一部が未反応のまま残るよう
にケイ酸原料(もみがら灰も含む)と石灰原料を過剰に
配合したり、成形時に一次水熱反応物にケイ酸原*A(
もみがら灰も含む)と石灰原料を添加すると効果的であ
る。これらのケイ算原料と石灰原料は二次水熱反応時に
接着機能を有するケイ酸カルシウム水和物を生成させる
原料になる。
二次水熱反応て硬化した成形体は乾燥して製品とする。
さらに1本発明の方法においては、多量の熱量を必要と
する水熱反応と成形体乾燥用の熱源として、もみがら灰
を得る際に生じるもみがらの燃焼熱(もみがら1にg当
り約330011t)を有効利用することで、製造コス
トの大幅な引下げが可能となる。したがって本発明方法
は農産廃棄物であるもみがらの燃焼熱及び灰の両方を有
効利用する]Vめて経済的価1直の高い方法といえる。
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明依る。
実施例 もみがらを酸化雰囲気中低温度域焼成で得られ〃非晶質
シリカより成るもみがら灰(以下非晶質もみがら灰とい
う)及び高温度域焼成で得られた結晶相としてクリスト
バライト及び1−リシマイトを含むもみがら灰(以「結
晶化もみがら灰という)をそれぞれ微粉砕したものに、
 Ca/Si七ル比が0.8及び1.0になるように生
石灰を混合し9重量基準で6倍量の水を加えてスラリー
状になし、かぎまぜながら90゛Cで4時間−火水熱反
応させてかさ高いゲル状ケイ酸カルシウム水和物を生成
させた。
この条件における水熱反応性は結晶化もみがら灰よりは
非晶質もみがら灰が高く、非晶質もみがら灰の場合石灰
は全量反応したが、結晶化もみがら灰の場合石灰の一部
はCa(OH)2として未反応のまま残りまたゲル状ケ
イ酸カルシウム水和物の生成量も少なかった。
一次水熱反応物を型枠に流し込んで5に97cm2で加
圧成形し、オートクレーブ中飽和水蒸気圧下180Cで
10時間の二次水熱反応で硬化さぜ、60゛Cで乾燥し
たところ、非晶質もみがら灰からはかさ比重0.26〜
0.27.結晶化もみがら灰からはがさ比重0.61〜
0.62の軽量硬化体が得られた。いずれも耐熱性65
00以上の耐火断熱材であった。
実施例2 実施例1における一次水熱反応温度を150’Cにあげ
、従って反応1漕には電磁かきまぜ式オー1−クレープ
を用い、水/粉重量比24としてかきまぜ速度200 
rp+nで4時間反応させた以外はまった〈実施例1と
同様にして硬化体を得た。
非晶質もみがら灰から得られた硬化体のかさ比重は0゜
25〜0.29であったが、結晶化もみがら灰からは0
.19に軽量化された硬化体が得られた。
耐熱性はいずれも650℃以上であった。
実施例6 ζノ 補強のために一次水熱反応の終ったスラリ中の固形分に
対して重量基準で外割り10チの石綿を加え、均一に分
散させたのち型枠に流し込む以外は実施例2に示すのと
まったく同様の製造条件で軽量硬化体を得た。得られた
硬化体は石綿を加えない場合に比較すると成形時の炉水
性は改善され、硬化体のかさ比重も非晶質もみがら灰を
用いたり合0.26〜0.25に、結晶化もみがら灰を
用いた場合0.17〜0.18に軽量化され、耐熱性も
若干向上する傾向が認められた。
比較例 軽量化のための一次水熱反応を経ない以外は実施例1又
は2とまったく同様にして硬化体を得た。
非晶質もみがら灰から得られた硬化体のかさ比重は0.
66〜0.71と大きく、結晶化もみがら仄から得られ
た硬化体はさらに高いかさ比重0.89〜0.90を示
した。
硬化体は乾燥時に収縮して変形しやすく、また耐熱性も
不十分で耐火断熱材にはなり得なかった。
実施例1.2.3及び比較例に示した硬化体のかさ比重
を比較して次表に示す。
*重量基準で外側10チの石綿添加

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 もみがら灰及び石灰原料混合物を水に懸濁し、水熱
    反応させて得られたケイ酸カルシウム水和物を含む混合
    物を成形し、成形体をさらに水熱反応で硬化させること
    を特徴とする耐火断熱利の製造方法、。 2 もみがら灰及び石灰原料混合物に、ケイ酸原月、ア
    ルミノケイ酸原判、補強繊維及び軽量光てん椙の中から
    選ばれた少くとも1種を混合する特許請求の範囲第1項
    記載の方法 6 耐火断熱利製造に必要な熱源としてもみがら灰を得
    る際に生じるもみがらの、燃焼熱を利用する特許請求の
    範囲第1項及び第2項記載の方法。
JP57177310A 1982-10-07 1982-10-07 耐火断熱材の製造方法 Expired JPS6013991B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2245895A1 (es) * 2004-07-08 2006-01-16 Universidad De Sevilla Obtencion de materiales aislantes a partir de residuos de procesos termicos que utilizan biomasa.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2245895A1 (es) * 2004-07-08 2006-01-16 Universidad De Sevilla Obtencion de materiales aislantes a partir de residuos de procesos termicos que utilizan biomasa.

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