JPS5967003A - 化粧単板およびその製造方法 - Google Patents

化粧単板およびその製造方法

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JPS5967003A
JPS5967003A JP17787182A JP17787182A JPS5967003A JP S5967003 A JPS5967003 A JP S5967003A JP 17787182 A JP17787182 A JP 17787182A JP 17787182 A JP17787182 A JP 17787182A JP S5967003 A JPS5967003 A JP S5967003A
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JP
Japan
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pattern
veneer
sliced
sliced veneer
flitch
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JP17787182A
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English (en)
Inventor
真治 橋本
藤原 良友
利秋 田中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は化粧単板およびその製造方法に関するもので
あって、その目的とするところは、種々の複雑な模様を
板面に表現した化粧単板およびその製造方法を提供する
ことにある。
この発明の一実施例を第1図ないし第3図に基ついて説
明する。すなわち、この化粧単板およびその製造方法は
、第1図(んないしくG)に示す工うに、染色したまた
は未染色の春材部表現用素材単板1(ロータリ単板また
はスライス単板)の複数枚をIX看剤2を介して凹凸型
3で圧締・接着して集成フリッチ4を得、これをスライ
スして木目模様8を有するスライス単板5を得たのち、
このスライス単板5を基材6上に貼着し、前記木目模様
8に灯心する泉材部パターンを描きかつ熱硬化性樹脂を
含浸した紙、不織布等の繊維質シート7をスライス単板
5の上面にそれらのパターンが一致するように重ね合せ
、ついで加熱加圧して一体に接着したものである。
前記スライス単板の木目模様8は各素材単板1を接着し
た接着剤層によって形成され、この木目模様8(板目)
は第2図(A)および(B)に示すようにどのスライス
単板5においてもパターンが同じで各木目間隔d工、d
2や幅Wはパターンがすれても変らない。これは前述の
ように集成フリッチ4をスライスして得たスライス単板
5の大きな特・欲である。したがって、このようなスラ
イス単板5の特徴を利用して、スライス単板5の木目模
様8と同じパターンで夏材都を繊維質シートに描くこと
により、木目模様5と良材部パターン9とが正確に一致
する工うに繊維質シート7をスライス単板5上に貼着す
ることができるのである。
前記夏材部パターン9は麦財部色の通常の染料や顔料を
用いて印刷等により形成することができるが、パターン
9に堅牢性を付与するうえで昇華性染料を用いるのが好
ましい。昇華性染料としては、たとえばトリフェニルメ
タン系の塩基性染料や分散染料、さらにスモーク染料等
が使用可能である。昇華性染料は溶剤や増粘剤等と混合
して着色剤を形成し、ついで繊維質シート7に印刷等に
工り良材部パターン9を描く。つきに、繊維質シート7
に熱硬化性樹脂を含浸し、完全に硬化していない状部で
前述のように貴財部パターン9を木目模様8に一致させ
てスライス単板5上に重ね合せる。かくして、加熱下で
数分間プレスすることにより、前記昇華性染料は昇華し
て熱硬化性樹脂内に浸透し、同時に樹脂が硬化して表面
が強化されたきれいな仕上りの木目ができるのである。
以下に、この実施例に基づく試験例をあげる。
試験例1: 厚さ1闘お工び0.8喘のシナロータリ単
板を検音材色に染色し、この複数枚を接着剤を介して凹
凸型で圧締・接着して集成7リツチを得、これをスライ
スして得たスライス単板を合板(基+;A)上に貼ポi
した。一方、厚さ0.IMのポリエステル不織布に、転
置材色に調色したトリフェニルメタン系の塩基性染料を
メチルエチルケトンに溶解した着色剤によって夏財部パ
ターンを描いた。このシートにポリエステル樹脂を付看
蓋100〜110 f?/rrr”で合浸し、未硬化状
態に保持したのち、その泉材都パターンを前記スライス
単板(突板)の木目模様と一致させて不織布をスライス
単板上に重ね合せ、16o′c、ly/dで1o分間プ
レスして一体に接着したところ、スライス単板表面が強
化され、堅牢性に著しくすぐれ、かつその板面に表現さ
れた曳財部と春材都とによって天然松に酷似した表面強
化化粧板が得られた。
なお、前記基材、スライス単板および繊維質シートを組
合せるには、基材にまずスライス単板を貼着し、ついで
スライス単板上に繊維質シートを重ね合せ、加熱加圧す
るが(第1図)、あるいは基材に接着剤を塗布したのち
、スライス単板および繊維質シー・トをこの順で重ね合
せ、一度にこれらを加熱加圧してトシ肯するようにして
もよい。
この発明のf市の実施例を81!+4図および第5図に
基づいて説、明する。すなわち、この化粧単板およびそ
の製造方法は、第4図(A+ないしくE)に示すように
、染色したまたは無染色の素材単板1′の複数枚を接着
剤を介して積層し平型1oで圧締・接着して得た一次集
成フリッチ11をその積層方向と直交する方向から適宜
な寸法を有する多数の直角二等辺三角形の小片12に切
断し、各小片12を集成・接着して二次集成フリッチ1
3を得、このフリッチ13をスライスしたのち、スライ
ス単板14を基材(図示せず)上に貼着し、その上面に
組合せた各小片13に工って形成された素材単板積層模
様に対1ちする所望のパターン15(第51JI (A
) jC示す)を印刷したものである。
このように、−次集成フリッチ11を直角二等辺三角形
の小片12に切断し、この小片12を組合せて得た素材
単板積層模様に対しする枠組状のパターン15を印刷に
より直接スライス単板14上に形成するようにしたので
、単に一次集成フリッチ11をスライスして得た柾目模
様のスライス単板に同様なパターンを直接印刷する場合
と異なり、年輪方向(単板積層方向)の鉗いによるテリ
感の述いを付与することができ、立体感のある化粧単板
を得ることができるのである。また、素材単板1を染色
単板と組合せフリッチ化してスライス単板にパターンを
表現する方法では、前述のような枠組状パターンを作成
するパターン合せが困難であり、また多くのパターン色
を多層状に作成するのは一層困難であったが、この実施
例では印刷によって所望のパターンを簡単に得ることが
できるのである。したがって、この実施例はいわゆるダ
イレクトプリントと前記スライス単板14とを組合せて
それぞれの利点を付与したものといえるのである。
印刷によって形成するパターンとしては、第5図(A)
に示すような枠組状パターン15に限定されるものでは
なく、小片12の形状や組合せによって種々のパターン
が可能であり、たとえば第5図(B)に示す工つな市松
形パターン15′も採用可能である。第5図(A)およ
び(B)に示すパターン15.15’は3色またはそれ
以上の多色パターンで構成することができる。また、必
要に旧じて印刷に代えて印刷ンート(繊維質シート、透
明プラスチックシート等に印刷)を貼着してもよい。
以下に、この実施例に基つく試験例をあげる。
試験例2: 厚さ1. Omのセルティス・ロータリ単
板の複数枚を未染色のまま平型で接着剤を介して圧締−
接着して一人集成フリッチを得、これを直角二等辺三角
形に切断し、得られた小片を4枚ずつ方形に集成して二
次集成フリッチを得た。
このフリッチを厚さ0.25 mにしたスライス単板上
に第5図(A)に示すパターンを3色で印刷した。
得られた化粧単板は単板積層方向の違いによって第5図
(A)に示すA面および8面でテリ感の異なる立体感の
あるものであった。
試験例3: 厚さ1.0咽の米松のスライス単板を用い
て試験例2と同様にして得た一次集lff171Jッチ
を方形の小片に切断し、これを小市松形に集成し、厚さ
025因にスライスした。このスライス単板上に第5図
CB)に示すパターンを3色で印刷した。得られた化粧
単板は単板積層方向の以いによって第5図(B)に示す
A面およびB而でテリ感の異なる立体感のあるものであ
っtコ。
なお、この実施例では柾目模様のスライス単板を用いた
場合について説、明したが、凹凸型を用いた板目模様の
ものであっても同様に適用可能である。
この発明のさらに池の実施例を第6図および第7図に基
づいて説明する。すなわち、この化粧単板およびその製
造方法は、第6図および第7図に示すように、集中導管
部16を板面に表現したスライス単板17と基材20と
の間に板目柄パターン18を印刷した紙19を介在させ
て一体に接着し、この板目柄パターン18の透過にエリ
かげ牛を表現したものである。
天然のケヤキ材等の環孔材には第6図に示すように集中
導管部とかげ杢と称する杢目がある。この実施例では、
かかる天然のケヤキ材に酷似した木目模様を得るために
、前述のように集中導管部16をスライス単板17で、
またかげ杢を紙19に印刷した板目柄パターン18でそ
れぞれ表現し、これらを組合せているのである。
以下に、この実施例に基づく試徐例をあげる。
、ll’lJ4:  シナロータリ単板(厚さ1.0#
)をケヤキ色に染色し、エリマ材のスライス単板(厚さ
Q、 3 part )を接着剤を介して凹凸型で集成
フリッチ化する。この集成7リツチを厚さ0.3 fl
にスライスして、エリマ材にエリ集中導管部を表現した
スライス単板を得た。一方、チタン紙(25yAIf 
)にスライス単板の板目と同様のパターンで太さ1層の
板目柄を印刷した。これを合板合板に貼りつけ、その上
面にgf+記スラスライス単板りつけ、第6図に示すよ
うな天然ケヤキに酷似した化粧板が得られた。
なお、前記紙19に代えて不織布の繊維質シートやプラ
スチックシートを使用してもよく、これらのシートはス
ライス単板の下面または上面に配置することができる。
さらに、スライス単板にかげ杢の表現する板目柄パター
ンを直接印刷するようにしてもよい。
以上の工つに、この発明の化粧単板およびその製造方法
は、粱材単板の複数枚を接着剤を介して圧締・接着して
得た集成フリッチをスライススルことによって形成した
木目模様を有するスライス単板に印刷または印刷シート
の貼着にエリ所定のパターンを形成し、このパターンと
前記スライス単板の木目模様とを組合せた模様を表面に
形成することにエリ、種々の複雑な模様を板面に簡単に
表現することができるといつ効果がある。
つぎに、スライス単板の汚染防止方法を説明する。すな
オ)も、スライス単板を合板(合板等の基材)に直接貼
着した通常の化粧板にあっては、合板に貼った後、単板
に合板エリ9み出した金属による汚染が生じた場合は、
シュク酸等でふきとるという方法がとられていたか、表
面塗装した後の金属汚染に肘する防止策には有効なもの
はなかった。そこで、合板にスライス単板(突板)を接
着する際に接着剤にシーク酸のアルカリ土類金属塩また
はキレート試薬を混入し接着する。
合板にスライス単板を接着し、塗装してから生じる金属
汚染は、主として白板側から浸透する金属イオンによる
ものである。したかって、合板とスライス単板の接着層
に金属イオンの捕捉剤となる物質を混入させておけば、
金Jgイオンによる汚染はスライス単板にまで到達する
ことなく、化粧単板の金属による汚染が防止できるので
ある。
つきに、試験例をあげてスライス甲板の汚染防止方法を
バ;2、明する。
試験例5: ベニヤ合板にスライス単板を接着する際の
接着剤にシュク酸カルシウムを05重世%混合して接着
した後、表面にウレタン塗装を施し建材として施工し、
2年間の実用試験を行ったか、金属汚染はまったく生じ
なかった。
【図面の簡単な説明】
第1図(A+ないしくG)はこの発明の一実施例の工程
説明図、第2図(A)および(B)はスライス単板の木
目模様を示す平面図、第3図(A)および(B)はそれ
ぞれ互いに重ね合されるスライス単板と印刷シートとを
示す平面図、第4図(A+ないしくE)はこの発明の他
の実施例の工程説明図、第5図(A)および(13)は
その印刷パターンの一例を示す平面図、第6図はこの発
明のさらに池の実施例の平面図、第2図はその■−■線
断面図である。 1・・・素伺単板、2・・・接着剤、4,11・・・集
成フリッチ、5,14.17・・・スライス単板、7・
・・繊維質シート(印刷シート)、8・・・木目模様、
9・・・資材部パターン、12・・・小片、13・・・
二次集成フリッチ、15・・・パターン、16・・・集
中導管部、18・・・板目柄パターン、19・・・紙(
印刷シート)(B) ! 第2図 (A)       (8) tJa図 (A)       (B) 第 5 図 第4図 \ 0 第 7 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  素材単板の複数枚を接着剤を介して圧締・接
    着して得た集成フリッチをスライスすることによって形
    成した木目模様を有するスライス単板に印刷または印刷
    シートの貼着により所定のパターンを形成し、このパタ
    ーンと前記スライス単板の木目模様とを組合せた模様を
    表面に形成した化粧単板。
  2. (2)  素材単板の複数枚を接着剤を介して圧締・接
    着して得た集成フリッチをスライスして木目模様を有す
    るスライス単板を得る工程と、このスライス単板に印刷
    または印刷シートの貼着により所定のパターンを形成し
    このパターンと前記スライス単板の木目模様との組合せ
    にエリ表面に模様を形成する工程とを含む化粧単板の製
    造方法。
  3. (3)  前記印刷シートが繊維質シートにスライス単
    板の木目模様に対応する夏財部パターンを着色剤で形成
    したものであり、この繊維質シートに熱硬化性樹脂を含
    浸させ、春材部表現用の素材単板を用いたスライス単板
    の上面に重ね合せてそれらのパターンを一致させ、つい
    で加熱加圧して一体に接着し表面に良材部を表現した特
    許請求の範囲第(2)項記載の化粧単板の製造方法。
  4. (4)  前記集成フリッチをその積層方向と直交する
    方向から適宜な形状2寸法を有する多数の小片に切断し
    、各小片を集成・接着して二次集成フリッチを得、この
    フリッチをスライスして得たスライス単板、ヒに前記各
    小片の素材単板積層模様に対Bする所望のパターンを印
    刷により形成した特許請求の範囲第(2)項記載の化粧
    単板の製造方法。
  5. (5)  前記スライス単板に集中専管部が表現され、
    かつ印刷シートに杢目を形成するための板目柄パターン
    を印刷して前記スライス単板と貼着して板面に集中導管
    部と杢目との組合せ模様を形成した特許請求の範囲第(
    2)項記載の化粧単板の製造方法。
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