JPH01247104A - 木質単板の製造方法 - Google Patents
木質単板の製造方法Info
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- JPH01247104A JPH01247104A JP7741788A JP7741788A JPH01247104A JP H01247104 A JPH01247104 A JP H01247104A JP 7741788 A JP7741788 A JP 7741788A JP 7741788 A JP7741788 A JP 7741788A JP H01247104 A JPH01247104 A JP H01247104A
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- veneer
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Links
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Landscapes
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
- Finished Plywoods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、杉等の天然樹種の木目模様に近似した木目
模様を人工的に造出する木質単板の製造方法に関するも
のである。
模様を人工的に造出する木質単板の製造方法に関するも
のである。
従来の木質単板の製造方法は、春材部色に着色した春材
部用単板と、夏材部色に着色した夏材部用単板とを交互
にまたはランダムに接着剤を介して積層し圧締接着して
集成フリッチを作成し、これをスライスして板目柄、柾
目柄等の木目模様を表現するものであった。ここで、春
材部用単板としては厚さ1.0±0.5 an程度の単
板が、また夏材部単板としては厚さ0.07〜0.25
am程度のスライス単板が使用されていた。
部用単板と、夏材部色に着色した夏材部用単板とを交互
にまたはランダムに接着剤を介して積層し圧締接着して
集成フリッチを作成し、これをスライスして板目柄、柾
目柄等の木目模様を表現するものであった。ここで、春
材部用単板としては厚さ1.0±0.5 an程度の単
板が、また夏材部単板としては厚さ0.07〜0.25
am程度のスライス単板が使用されていた。
このとき、移調の木質単板を作成する場合、杉の木目の
際立った特徴は、その色調、木目(夏材部)の太さ、春
材部と夏材部との比率もさることながら、やはり第2図
に示すように、木目30の外側が色濃く、くっきりとし
ており、あたかも縁取りしたかのような線があることと
、杉特有のしっとりしたツヤ、光沢を有することである
。
際立った特徴は、その色調、木目(夏材部)の太さ、春
材部と夏材部との比率もさることながら、やはり第2図
に示すように、木目30の外側が色濃く、くっきりとし
ており、あたかも縁取りしたかのような線があることと
、杉特有のしっとりしたツヤ、光沢を有することである
。
このような濃色の縁取り部33を形成するために、従来
は、第3図に示すように、春材部用単板31と夏材部用
単板32とを接着剤を介して接着して複合化したのち、
夏材部用単板32の表面に転写シート34で縁取りを入
れることがなされていた。
は、第3図に示すように、春材部用単板31と夏材部用
単板32とを接着剤を介して接着して複合化したのち、
夏材部用単板32の表面に転写シート34で縁取りを入
れることがなされていた。
しかしながら、このような方法では、木目のツヤや光沢
が充分でなく、天然感、自然感に欠けるものであった。
が充分でなく、天然感、自然感に欠けるものであった。
したがって、この発明の目的は、天然感、自然感に富む
木目を表現することができる木質単板の製造方法を提供
することである。
木目を表現することができる木質単板の製造方法を提供
することである。
この発明の木質単板の製造方法は、夏材部用単板として
、濃い夏材部色に着色した樹脂液を片面に塗布し、その
上に離型紙を配置して圧締し、樹脂液を固化させて夏材
部の縁取り表現部を形成したものを用いて、これを春材
部用単板と接着剤を介して積層し圧締接着して集成フリ
ッチを作成し、この集成フリッチをスライスして木質単
板を得るものである。
、濃い夏材部色に着色した樹脂液を片面に塗布し、その
上に離型紙を配置して圧締し、樹脂液を固化させて夏材
部の縁取り表現部を形成したものを用いて、これを春材
部用単板と接着剤を介して積層し圧締接着して集成フリ
ッチを作成し、この集成フリッチをスライスして木質単
板を得るものである。
この発明の方法を第1図に基づいて説明する。
同図に示すように、前記春材部用単板lと夏材部用単板
とはあらかじめ接着して複合単板7をつくる。ついで、
夏材部用単板2の表面に樹脂液3を塗布する。樹脂液3
としては、たとえば市販のポリウレタン接着剤等が使用
可能であり、これを顔料等にて濃色の夏材部色に着色し
たのち、夏材部用単板2の表面に約50〜300 g/
rrfの塗布量で塗布し、その上に離型紙4(たとえば
ポリプロピレンシート等)を配置し、プレス板5にて圧
締して樹脂液を固化させて、縁取り表現部を形成する。
とはあらかじめ接着して複合単板7をつくる。ついで、
夏材部用単板2の表面に樹脂液3を塗布する。樹脂液3
としては、たとえば市販のポリウレタン接着剤等が使用
可能であり、これを顔料等にて濃色の夏材部色に着色し
たのち、夏材部用単板2の表面に約50〜300 g/
rrfの塗布量で塗布し、その上に離型紙4(たとえば
ポリプロピレンシート等)を配置し、プレス板5にて圧
締して樹脂液を固化させて、縁取り表現部を形成する。
ついで、複合単板7の複数枚を接着剤を介して積層し凹
凸型6にて圧締接着して集成フリッチ8を作成する。こ
のとき、前記縁取り表現部は相互に重なり合わないよう
に、かつ第2図に示すように濃色の縁取り部33が木目
30(夏材部)の外側にくるように積層することが必要
である。
凸型6にて圧締接着して集成フリッチ8を作成する。こ
のとき、前記縁取り表現部は相互に重なり合わないよう
に、かつ第2図に示すように濃色の縁取り部33が木目
30(夏材部)の外側にくるように積層することが必要
である。
得られた集成フリッチ8は、その積層面と交差する方向
からスライスすることにより、板目柄の木目10を有す
る木質単板9が得られる。
からスライスすることにより、板目柄の木目10を有す
る木質単板9が得られる。
なお、春材部用単板lと夏材部用単板2との複合化は必
ずしも必要ではなく、夏材部用単板2の片面に前記縁取
り表現部を形成したのち、春材部用単板1と交互に積層
するようにしてもよい。
ずしも必要ではなく、夏材部用単板2の片面に前記縁取
り表現部を形成したのち、春材部用単板1と交互に積層
するようにしてもよい。
上述のように、夏材部用単板2の表面に樹脂液3を塗布
し固化させて縁取り表現部を形成するため、第2図に示
すように木目30の外側に濃色の明瞭な縁取り部33が
形成される。また、樹脂液3の一部は圧締時に夏材部用
単板2の内部にも浸透するため、表現される木目全体が
非常に美しいツヤ、光沢をかもし出すようになる。とく
に、木質単板9を基材合板に貼着し、表面塗装を施すと
、夏材部では春材部と比較して塗料の浸み込みが少ない
ため、夏材部は表面の塗料によってさらに光沢を増すよ
うになる。
し固化させて縁取り表現部を形成するため、第2図に示
すように木目30の外側に濃色の明瞭な縁取り部33が
形成される。また、樹脂液3の一部は圧締時に夏材部用
単板2の内部にも浸透するため、表現される木目全体が
非常に美しいツヤ、光沢をかもし出すようになる。とく
に、木質単板9を基材合板に貼着し、表面塗装を施すと
、夏材部では春材部と比較して塗料の浸み込みが少ない
ため、夏材部は表面の塗料によってさらに光沢を増すよ
うになる。
このため、天然の杉材に近似した木目模様を忠実に表現
することができる。
することができる。
寸法が1 、 OX 550 X 4000mmのホワ
イトウッド単板を杉春材部色に染色し、含水率を20±
lθ%に調整した。これに、杉夏材部色に着色した厚さ
0.2−のスライス単板を重ね合わせ、市販水性ビニル
ウレタン接着剤を80g/rrfで塗布し、10kg/
c−の圧力にて圧締して接着し、複合単板を得た。この
複合単板のうち前記スライス単板側の表面に、顔料にて
濃い夏材部色に着色した市販のポリウレタン接着剤を1
30 g/rrfで塗布し、その上に厚さ40μのポリ
プロピレンシートを配置して2時間圧締した。
イトウッド単板を杉春材部色に染色し、含水率を20±
lθ%に調整した。これに、杉夏材部色に着色した厚さ
0.2−のスライス単板を重ね合わせ、市販水性ビニル
ウレタン接着剤を80g/rrfで塗布し、10kg/
c−の圧力にて圧締して接着し、複合単板を得た。この
複合単板のうち前記スライス単板側の表面に、顔料にて
濃い夏材部色に着色した市販のポリウレタン接着剤を1
30 g/rrfで塗布し、その上に厚さ40μのポリ
プロピレンシートを配置して2時間圧締した。
接着剤が硬化後、ポリプロピレンシートを剥がし、複合
単板の複数枚を接着剤を介して積層し圧締接着して移調
の集成フリッチを得た。これを厚さ0.2 m−にスラ
イスしたところ、木目(夏材部)の外側が濃色に縁取り
され、かつ木目全体に移調の光沢、ツヤのある木質単板
が得られた。
単板の複数枚を接着剤を介して積層し圧締接着して移調
の集成フリッチを得た。これを厚さ0.2 m−にスラ
イスしたところ、木目(夏材部)の外側が濃色に縁取り
され、かつ木目全体に移調の光沢、ツヤのある木質単板
が得られた。
この発明によれば、夏材部用単板の表面に塗布した樹脂
液を圧締して固化させることにより、木目に濃色の明瞭
な縁取りを施すことができ、しかも樹脂液は内部にも一
部が浸透するため、木目に光沢、ツヤを付与することが
できる。その結果、杉等の天然樹種に近似した天然窓、
自然感の高い木質単板が得られるという効果がある。
液を圧締して固化させることにより、木目に濃色の明瞭
な縁取りを施すことができ、しかも樹脂液は内部にも一
部が浸透するため、木目に光沢、ツヤを付与することが
できる。その結果、杉等の天然樹種に近似した天然窓、
自然感の高い木質単板が得られるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例の工程説明図、第2図は杉
の木目を示す説明図、第3図は従来の木目表現方法を示
す断面図である。 l・・−春材部用単板、2−・−夏材部用単板、3−樹
脂液、8−・集成フリッチ、9・・・木質単板、l01
30・・・木目 第1図
の木目を示す説明図、第3図は従来の木目表現方法を示
す断面図である。 l・・−春材部用単板、2−・−夏材部用単板、3−樹
脂液、8−・集成フリッチ、9・・・木質単板、l01
30・・・木目 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 春材部用単板と夏材部用単板とを交互に接着剤を介して
積層し圧締接着して集成フリッチを作成し、この集成フ
リッチをスライスして木質単板を得る木質単板の製造方
法において、 前記夏材部用単板が、片面に、濃い夏材部色に着色した
樹脂液を塗布し、その上に離型紙を配置して圧締し、樹
脂液を固化させて夏材部の縁取り表現部を形成したもの
であることを特徴とする木質単板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7741788A JPH01247104A (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 木質単板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7741788A JPH01247104A (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 木質単板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01247104A true JPH01247104A (ja) | 1989-10-03 |
Family
ID=13633376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7741788A Pending JPH01247104A (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 木質単板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01247104A (ja) |
-
1988
- 1988-03-28 JP JP7741788A patent/JPH01247104A/ja active Pending
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