JPS5966471A - 瞬間接着剤用硬化促進剤 - Google Patents

瞬間接着剤用硬化促進剤

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JPS5966471A
JPS5966471A JP17635282A JP17635282A JPS5966471A JP S5966471 A JPS5966471 A JP S5966471A JP 17635282 A JP17635282 A JP 17635282A JP 17635282 A JP17635282 A JP 17635282A JP S5966471 A JPS5966471 A JP S5966471A
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JP
Japan
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adhesive
amine
curing
cure accelerator
solvent
Prior art date
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Pending
Application number
JP17635282A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoji Sugiura
杉浦 京二
Kenji Ito
健治 伊藤
Kaoru Kimura
馨 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toagosei Co Ltd filed Critical Toagosei Co Ltd
Priority to JP17635282A priority Critical patent/JPS5966471A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J4/00Adhesives based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; adhesives, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09J183/00 - C09J183/16

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシアノアクリレート系瞬間接着剤を急速硬化さ
せうる硬化促進剤足間するものである。
シアノアクリレート系瞬間接着剤は、微量水分でアニオ
ン重合が開始し、瞬間的だ硬化する接着剤として、多く
の分野で賞月されている、たとえば、電機、自動車、機
械、木工などの分野で金属、プラスチック、ゴム、木杯
、セラミックなどの材料からなる部品組立てに利用され
ており、又、一般家庭では、日曜大工、家具補修、工作
、手芸、つりなどに広く利用されており、更に、医療に
おいて外科手術用、歯科用等に瞬間接着剤は利用されて
いる。
このように多くの分野で広く利用されている瞬間接着剤
にも、若干の短所がある。たとえば、(1)接着部の隙
間が大きい場合、瞬間接着剤は間隙充填性に欠ける。(
2)多孔質材の接着では硬化が起きる前に、接着剤が孔
内部へ浸透してしまって、欠膠部が生成し、接着強度が
低下する。(3)接着部の盛り上げ接着が不可能。(4
)接着部周辺に白化が生じる。などの短所が挙られる。
このような短所の解決法としては、第1はより速硬化性
の瞬間接着剤を使用する方法があり、第2は瞬間接着剤
に硬化促進剤を併用する方法である。このうち、第2の
方法が第1の方法よりも効果的であり、瞬間接着剤の硬
化促進剤に関する提案がこれまでにも種々なされている
本発明者らは、これ等の硬化促進剤について鋭意検討し
て、硬化促進性に富み、しかも接着強度が大きく、臭気
がマイルドで作業性に優れた硬化促進剤組成物を見い出
し、本発明を完成させることに成功した。
すなわち本発明は下記6成分の均一溶液からなるシアノ
アクリレート系瞬間接着剤用硬化促進剤組成物に関する
ものである A:沸点50〜250℃のアミン化合物B:脱臭剤 C:溶剤 本発明の硬化促進剤における各成分について詳細に説明
する。第1成分は沸点50〜250℃のアミンである。
沸点が50℃未満のアミンは揮発性が高すぎるために、
保存性が低くなって、使用性が悪く又、シアノアクリレ
ートのアニオン重合促進効果が大となり過ぎて、強い接
着強度が得られない。一方、沸点が250℃を越えるア
ミンでは、アミンの揮発性が低すぎてシアノアクリレー
トの硬化促進性が弱い。本発明者らによれば、このアミ
ンによるシアノアクリレートの硬化反応は、次のような
作用によることを見い出している。すなわち、接着部に
塗布された促進剤が物体表面に吸着保持されているもの
と、もう一部は周辺空間部へ揮散したものとの両方によ
って、シアノアクリレートモノマー液相部へ拡散浸入し
ていってアニオン重合が開始されるものである。それ故
に、空気中へ揮散しないアミン類ではシアノアクリレー
トのアニオン重合促進効果が弱いものとなる。
硬化促進剤中のアミンの含有量は0.01〜50重量%
、であることが好ましく、より好ましくは0.1〜10
重址係重重る。この範囲をはずれるに従って重合促進効
果が弱くなったり或いは、接着強度が低下してくる。
本発明に用いられるアミンの具体例としては次のものが
挙られる。たとえば、トリエチルアミン、ジエチルアミ
ン、ブチルアミン、イソプロピルアミン、トリブチルア
ミン、N、N−ジメチルアニリン、N、N−ジエチルア
ニリン、N、N−ジメチル−p−トルイジン、N、N−
ジメチル−m−トルイジン、N、N−ジメチル−〇−)
ルイジン、ジメチルベンジルアミン、ピリジン、ビtリ
ン、ビニルピリジン、エタノールアミン、プロパノ−シ
アミン、エチレンジアミン、などである。
第2成分は脱臭剤であるが、これは第1成分の揮発性ア
ミンの臭気が強(、使用上好ましくないので、この臭気
を緩和するため、或いは脱臭するために配合される。
この脱臭剤としては、アミン臭を緩和又は脱臭するだけ
でなく、シアノアクリレート系瞬間接着剤の特性を損な
わず、さらにシアノアクリレートの接着硬化の速度と強
度の向上に寄与するものが望ましい。
悪臭を脱臭、減臭、或いは中和する物質を本発明では脱
臭剤と表現するが、本発明において好適に用いられる脱
臭剤としては、樹木からの精油に代表される各種天然物
(たとえば市販品として6エアーウイツク”商品名ライ
オン油脂株式会社製などがある。)又はその分離抽出物
を有効成分としたもの或いは悪臭成分と反応する合成化
合物例えばラウリルメタクリレートがある。これらの脱
臭剤による防臭についてさらに説明すると、次の6方法
がある。
(1)対象とする悪臭よりも強い芳香を持つ物質によっ
て悪臭を隠ぺいするすなわちマスキング法で、バニリン
、酢酸ベンジル、フェネチルアル借ルなどが使用される
(2)ある特定の臭いが別の臭いと混合すると双方の臭
気が弱まる性質を利用した悪臭中和法とも称すべき方法
で、樹木精油、葉緑素などを使用できる。
(3)マレイン酸、フマル酸、ラウリルメタクリレート
、界面活性剤などを用いる方法で悪臭成分と化学的に反
応させて脱臭する方法である。
本発明では、これらの脱臭剤は硬化促進剤中0.01〜
10重量%含有させることが好ま(、<0.05〜5重
i%の範囲で使用されるのがより好ましいが、これはア
ミンの量と関連するものであり、アミンの臭気を脱臭す
るにたる量を添加する。
さらに第6成分の溶剤であるが、硬化促進剤の塗布性、
速乾性、瞬間接着剤の接着速度、接着強度の面からメタ
ノール、エタノール、プロパツール、アセトン、メチル
エチルケトン、フロン−116、トリクロルエチレン、
トルエン、水などの沸点30〜150℃の溶剤を使用す
るのが好ましく、この範囲外の溶剤を用いると上記特性
のいずれかに問題を生ずる様になり、特に好ましいもの
はエタノール、アセトン、フロン−113などである。
本発明に係わる硬化促進剤は上記した様に6成分からな
るものであるが、瞬間接着剤の硬化速度、接着強度を阻
害しないためには上記3成分が混合された時に均一溶液
となることが必要であって、不均一な溶液を作る活性炭
等の脱臭剤は接着強度を低下させるので使用できない。
本発明に係わる硬化促進剤は、シアノアクリレート系瞬
間接着剤と併用して、工業用、家庭用に広く使用できる
。例えば、木材、紙、皮革の接着で、一方に、硬化促進
剤、もう一方に、瞬間接着剤を塗布L7て貼り合せる方
法で瞬間的にセット可能となる。ギャップの大きい接着
部は、まず、硬化促進剤を塗布してから、次いで、接着
剤を塗布することで速硬化で強い接着強度が得られる。
他に、盛り上げ接着、白化防止などにも利用できるもの
で、本発明に係わる硬化促進剤はアミン臭がないか或い
はマイルドなものであってしかも瞬間接着剤と併用して
瞬間的に、高接着力が得られる特長がある。
実施例1 N、N−ジメチル−p−トルイジン3g、′エアーウィ
ック“(ライオン油脂■製品) 0.5 !9、エタノ
ール96.5g!i混合し均一溶液の硬化促進剤を得た
。このものはアミン臭がほとんどしない。
この硬化促進剤をラワン材に5すく塗布すると30秒で
乾く。次いで、もう一方のラワン材に、エチルシアノア
クリレート系接着剤であるアロンアルファ◆202(粘
度100cp:東加合成化学工業株式会社製)を塗布に
貼り合せると10秒で接着できた。
又、プリント基板のリード線を固定するのに、まず、こ
の硬化促進剤を一滴塗布し乾いてがらその一ヒに、アロ
ンアルファナ202を一滴滴下すると10秒以内に滴状
に硬化して、リード線の固定ができた。
実施例2〜6 及び比較例 実施例1と同様にして、表−1記載の成分の硬化促進剤
を調製し、その臭気と接着特性を測定し表−1に記載し
た。
本発明に係わる硬化促進剤はいずれも臭気少なく、接着
速度が早く、接着強度も優れたものであった0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 下記3成分の均一溶液からなるシアノアクリレー
    ト系瞬間接着剤用硬化促進剤組成物。 A:沸点50〜250’Cのアミン化合物B:脱臭剤 C:溶剤
JP17635282A 1982-10-08 1982-10-08 瞬間接着剤用硬化促進剤 Pending JPS5966471A (ja)

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