JPS5964385A - プラスチツクへの染料模様の吸収 - Google Patents

プラスチツクへの染料模様の吸収

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JPS5964385A
JPS5964385A JP58110298A JP11029883A JPS5964385A JP S5964385 A JPS5964385 A JP S5964385A JP 58110298 A JP58110298 A JP 58110298A JP 11029883 A JP11029883 A JP 11029883A JP S5964385 A JPS5964385 A JP S5964385A
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JP
Japan
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dye
plastic
article
web
pattern
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JP58110298A
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English (en)
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ドナルド・シ−・ウオルラ
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EICHI ERU EICHI CORP
Original Assignee
EICHI ERU EICHI CORP
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/025Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein by transferring ink from the master sheet
    • B41M5/035Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein by transferring ink from the master sheet by sublimation or volatilisation of pre-printed design, e.g. sublistatic
    • B41M5/0358Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein by transferring ink from the master sheet by sublimation or volatilisation of pre-printed design, e.g. sublistatic characterised by the mechanisms or artifacts to obtain the transfer, e.g. the heating means, the pressure means or the transport means

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 のであり、特にプラスチック表面の上及びその内部への
染料の吸収に関するものである。
プラスチック表面への染料による装飾及び印刷は)M繁
に行なわれ、その成功の程度は様々であった。一例えは
曲業上の標識、看板のようなプラスチック物品の表面印
刷は商業的には、表面印刷物及び装飾物が太陽光等の天
候条件下に数週間露曝されると摩耗し且つ/又は欠損し
更には退色するといった欠点を有するものであった。昇
華可能の染料を使用してプラスチックの表面より内部に
まで染料を侵入させて該プラスチックを染料で装飾(化
粧)し、印刷するために種々の試みがなされた。例えば
米国特許第3, 8 6 0, 3 8 8号及び米国
特許第4, 0 5 9, 4 7 1号を参照せよ。
該特許は熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂に染料を吸収さ
せる方法を開示する。
織物又は布の装飾のための従来の方法においては、昇華
染料は例えば加熱転写紙として知られている紙に神々の
模様(パターン)にて印刷されている。加熱転写紙は例
えばカーテン又は壁紙に当接して配置゛さえ1そして熱
が付与される。これにより染料は加熱転写紙より昇華し
、カーテン又は壁紙(又は他の布)に鮮明な染料模様を
形成せしめる。しかしながら、斯る方法を染料受容表面
としてプラスチックシー)Y使用した場合に適用すると
、染料を昇華せしめるのに必要とされる加熱温度がプラ
スチック表面を軟化させるに十分な温度となる場合が多
く、従って加熱及び加圧時に加熱転写紙が軟化したプラ
スチックに付着し、最終製品の品質を4’Bうこととな
る。
しかしながら、上記従来の特許は加熱転写紙と染料受容
プラスチック表面との間にポリオレフイン分′離シート
を介在せしめることによって上記問題を解決する方法を
開示する。より詳しくは後述するが、加熱転写紙からの
染料を分離シートを介して受容プラスチックシートの上
及びその内部へと鮮明な模様で昇華せしめるべく熱及び
圧力が何カされる。次で、各シートは冷却され、転写紙
と分離シートが受容プラスチックシートから除去され、
それによって染料装飾プラスチックシートが得られる。
しかしながら、上記従来の方法は鮮明な染料模様をプラ
スチック表面及びその内部に転写するという点では成功
していると言えるが、上記の如き加熱転写紙を準備し、
又該加熱転写紙とプラスチック受容表面との間に適当な
中間弁llilfシートを配置することを必要とし、従
って染料装飾及び/又は印刷プラスチック最終製品を得
るに当り、追加の工程を必要とし、作製時間が延び且つ
製造価格が大となる。
従って、上記処理工程の成る工程を省略、染料吸収方法
の速度を早め、価格を低減し且つ染料装飾製品の鮮明度
及び解像度をより向上せしめることのできるプラスチッ
ク製品のための染料吸収装飾及び印刷方法の改良が希求
されている。
本発明者は分離シートを必井とぜず且つ分散染S;+の
模様がプラスチック物品の表面及びその内部へと鮮明な
模様で転写されるようにしたグラスチック物品の染料吸
収装飾方法を見出した。更に、染料は分離シートを介設
させた従来の技術よりもより大きな濃度にてプラスチッ
ク表面内へと侵入して染料装飾プラスチックを製造し、
しかも該プラスチックは耐孝耗性があり、鮮明度、解像
度及び濃度の点でも改良されている。
本発明は、要約すれは、染料模様をプラスチック物品の
表面上及びその内部へと転写するだめの方法を提供し、
一つ又は複数の分散染料を所望の模様にてプラスチック
物品の表面に付与する工程と、前記物品及び染料に十分
な昇華エネルギを伺与し、染料の相当部分をプラスチッ
ク物品の表面及びその内部へと昇華せしめる工程とを具
備することを特徴とする。
本発明に係る方法の一実施態様において、プラスチック
物品を加熱し、染料を前述のようにプラスチック物品の
方へと昇華せしめるためにプラスチック物品に熱エネル
ギが付与される。
本発明を具体化する他の方法においては、染料が^tl
述のようにプラスチック物品の表面上及びその内部へと
昇華するに十分なだけ前記プラスチック物品を加熱する
べく、該プラスチック物品に高周波エネルギが付与され
る。
本発明の他の方法においては、印刷染料受容体は染料昇
華工程時に支持体又は連続供給押出物に情層又は融着さ
れる。
本発明の他の方法においては、印刷染料受容体は染料昇
華工程時又はその後に成形される。
本発明は又表面に分散染料が成る模様にて侵入した、成
形物品及びウェブを包含する装飾プラスチック物品を提
供する。
本明細書で使用される「昇華エネルギ」とは本明細書に
開示される染料受容体に付与され、染料を蒸発即ち昇華
せしめ且つ染料受容体が昇華した染料によって侵入され
易い状態になされるに十分なエネルギを意味するものと
する。
次に、本発明を図面に則して更に詳しく説明する。
次に図面について更に詳しく説、明する。第1図及び第
2図に図示されるように、上記従来の特許は、熱転写紙
と染料受容プラスチックウェブとの間に分離シートを介
設することによって分散染料模様をプラスチック染料受
容体へと転写する方法を開示する。従ってポリエチレン
分離シート12が、第1図に図示されるように、プレス
2oのプレート16及び18の間で且つ熱転写紙1oと
染料受容プラスチックウェブ14との間に配置される。
プレスは上記シートを一緒に例えば10 psigの圧
力にて押圧するべく閉じられ、又230°F以上の温度
が付与される。これにより染料が熱転写紙10から分離
シート12を介して受容プラスチックウェブ14の上及
びその内部へと明瞭な模様にて昇華される。各シートは
その場で冷却されるか又は第2図に示されるように例え
ばステーション22のような冷却ステーションに移送さ
れる。
転写紙10及び分離シート12が受容プラスチックウェ
ブ14から除去されると、表面より内部へと浸透して模
様が形成さ剌た装飾プラスチックシートが得られる。
上述のように、本発明は上記方法の改良に関するもので
あり、上記工程の中の成る工程が省略され、従って処理
時間の短縮が図られる。従って、熱転写紙は省略され、
そして例えに写真画像又は凸状或は凹状にて形成された
画像から成る所望の模様25を有した印刷板24が選択
された分散可能の染料を用いて(例えはブラシ、パッド
、ローラ又は当業界で知られた他の手段によって)被覆
(コーティング)される。該コーティング模様25は下
方に動かされ、そして第6図に図示されるように支持部
材28に設けられた例えばプラスチック受容シート26
のようなプラスチック物品に直接接触せられ、染料模様
をプラスチック受容シートの表面に印刷する。次で印刷
板24は印刷済シート26の上方へと持上げられる。こ
の時点において所望に応じ、更に追加の□染料を印刷板
24上の同じ模様又は異なる模様に付与することができ
、又印刷板はシート26の同じ部分に又は異なる領域に
印刷するように割出すこともできる。
従って印刷板24は受容シート26の表面に染料模様を
更に印刷するべく降下される。
次で、上記のようにして印刷されたプラスチックシート
26は一対の不活性剥離シート34及び36の間に配置
詮されるのが利益あることである。
該シートは、次で第4図に図示されるように加熱プレス
36のプレート30及び620間に配置される。剥d「
シート64及び36は不活性耐相、例えV(テフロンと
して知られているポリテトラフルオr1エチレンで形成
される。該〃す離シートは蒸発即ち昇華された染料を閉
じ込め、該染料を受容シート26へと差し向け、受容シ
ート26への染料転写及び吸収を実質的に完了せしめる
働きをなす。
更に剥離シートはJl/iる染料転写工程後に染料吸収
受容シート26をプレス33から離す際の補助作用をな
す。プレス33は例えばプレート32を下方に動かし三
枚のシート組立体29の中の上方の剥離シート34と接
触させるようにして閉鎖される。シートIf4立体29
1よ支持プレート50上に載置されており、プレス63
の閉鎖により約30秒間、例えば30 psig  の
圧力及び例えば400′Fの熱が付与される。これによ
って染料は鮮明な模様にてプラスチック受容シート26
の上及び内部へと急速に昇華される。このようにして装
飾されたシート26は次でその場で冷却されるか又は例
えげ紀5図に図示されるように冷却プレート37及び6
9を備えた冷却プレス68の如き冷却ステーションへと
前記剥離シートと共に転送される。
冷却プレートは冷却工程時には三枚のシート組立体に当
接するのが望ましい。プラスチックシートは七の軟化温
度、例えば200’F以下にまで冷却され、プレス38
が開放され、次で剥離シートが除去され、それにより鮮
明な且っ面1摩耗性のある模様を有した装飾プラスチッ
ク製品、例えば第9図に図示されるように画像44を有
した製品42が得ら牙する。
第3図、第4図及び第5図に示される各工程は各々約6
0秒で行なうことができる。
本発明に係るプラスチックへの染料吸収方法の他の実施
態様において、第3図に関連して上述したように表面に
染料が印刷されたプラスチック受容シート26は、第6
図に図示されるように防電加熱器、即ち、R)−プレス
4o内に配置される。
該RFプレスは誘電体、す1jち、染料受容シート26
を染ネ1昇華温度にまで加熱する高周波を発生する。従
って受容シート26は黄銅プレート51(上側)とベー
クライトパッド53(下側)との間に配置される。該プ
レート51及びパッド53は受容シート26より面積が
幾分太きくされ、又該三つの層は第6図に図示されるよ
うにRFプレス40内に且つ該プレスの二つの電極、即
ち、プレート55及び570間に配置される。下方プレ
ート57は第6図に図示されるようにその上に弾件パッ
ド59を有するのが好ましい。各プレートは導体61及
び63によって電源に連結される。
該電源は高周波発振器(図示せず)によって例えば2〜
90メガヘルツ(m■■z)を発生する。黄銅プレート
51は受容シート26を介して高周波を一様に分配する
働きをなし、又ベークライトパッド53は高周波が下方
プレート57に浸入し該プレートをJ’F4 鴎するの
を防止する働きをなす。
ベークライトパッドは例えばポリエチレン、AnS又は
他の不活性プラスチック障壁で形成さねた不活性プラス
チックパッドである。
シート領域を横断して約0.1〜0.5 Kw/ sq
 、 !n 。
約2〜9011[IZ の高周波が1〜12秒間発生せ
られる。これによって第6図に図示されるようにプラス
チック受容シート26の表面は加熱され、従って染料は
該受答シートの表面の上及びその内Mへと杓び鮮明な模
様にて昇華されるように十分に加熱される。このように
して装飾された受容シート26は次でその場で冷却され
るか又は例えばテフロン(図示せず)のようなカバーシ
ート及びベークライトパッド53と共に第5図に図示さ
れるステーション38のような冷却ステーションに転送
される。プラスチックシート26は上述のように冷却さ
れ、例えばI¥9図に図示する画像44を有した製品の
ような染料吸収プラスチック製品が得られる。
所望に応じ一対のテフロン剥離シート(図示せず)を受
容シート26の上方及び下方に、即ち、シーi・26と
黄銅プレート510間(上側)と、シート26とベーク
ライトパッド53の間(下側)とに配置することができ
る。しかしながら、黄銅プレート51及びベークライト
パッド56は染料受容シート26と当接した場合に各部
材間にて昇華した染料をシート26内に閉じ込める働き
をもなすことが分った。更に、受容シート260分子に
付方されたRFエネルギの性質によって昇華された染料
は受容シート内へと誘引され、斯る昇華された染料が逃
出する傾向が著しく減少されることが分った。
最終製品の構造上の要求に依存して厚みの厚い染料装飾
製品を得ることがしばしば所望される。
従って、支持体ウェブの上に染料印刷受容ウェブを配置
し、一つの加熱及び加圧工程によって上方のウェブに染
料模様を昇華させ同時に該一工程にて上記上方ウェブを
支持体ウェブ、即ち、下方ウェブに融着又はラミネート
(積層)することが好ましい。従って、支持体シート即
ち第2層プラスチックシート27及び該シート上に設け
られた染料印刷プラスナック受容シート26は両方共剥
離シート29及び61の間に配置され、又斯るシート組
立体は染料転写ステーション39のプレート41及び4
50間に配置される(第7図)。従って、シート組立体
は第4図に図示されるように加熱プレス3乙のプレート
60及び620間、又は第6図に図示されるように高周
波ステーション40の両プレート間に挿入することがで
き、該シート組立体は染料を上方シート26へと昇華さ
せるべく加熱されると共に、シート26が支持体27に
積層される。剥離シート29及び31を備え、上記のよ
うにして結合された製品はその場で冷却されるか又は例
えば第5図の冷却ステーション58の両プレートの間に
て冷却され、そして剥離シートが分離され、第8図に図
示される融着又は積層されたプラスチックの染料吸収製
品45が得られる。
本発明を具体化する他の方法において、少なくともその
中の幾つかの方法は連続した染料印刷又は染料転写とい
った特徴を有するものであるが、連続した染料受容プラ
スチックシーI・50は、第10図に図示されるように
、供給ロール52から染料付着即ち染料印刷ステーショ
ン54を通り、案内ロール56のまわりを回り巻取ロー
ル58へと移送される。染料付着ステーションには模様
印刷ロール62に接触しているインキ付与ロール60が
あり、該ロールは模様ロール62と加圧ロール64との
間を染料受容プラスチックシート50が通過するとき該
シートに接触して回転されろ。又加圧ロール64は模様
ロール62との間に加圧挾持部を形成し、染料模様が模
様ロールからプラスチックウェブ50へと転写されるの
を補助する働きをなす。又このようにして印刷された染
料模様は第to−Zに図示されるようなロール58への
巻取りの途中において空中で又は乾燥手段(図示せず)
によってウェブ上で乾燥される。
成る方法においては第11図に図示されるようにプラス
チックシート積重体68からプラスチックシート68が
印刷ステーション70を通って供給さね、例えば空気中
又は図示されていない乾燥ステーションにて乾燥されそ
して印刷された染料模様を持ったシート積重体72へと
積重ねられる。
印刷ステーション70は、第11図に図示されるように
、模様担持ロール76に染料を分配するための1個又は
複数個の染料付与ロール74を具備し、このようにして
形成された染料模様は中間のff1Jちオフセットロー
ル78に転写される。該オフセットロール78は、プラ
スチックシート66がオフセットロール78と該ロール
と一緒に回転スる加圧ロール80との挾持部を通過する
とき該プラスチックシート66に染料模様を印刷即ち付
着せしめる。
間欠作動を行なう本発明の他の染料転写方法においては
、第12図に図示されるように、染料模様が印刷され且
つテフロン剥離シート84及び860間に配設されたプ
ラスチック染料受容シート82はエンドレスベルト88
の上に載置され且つ加熱プレス94のプラテン90及び
92の間に配置される。下方プラテン92は好適には固
定され、又上面の大部分を覆って可撓性のパッド93が
設けられる。両プラテン90及び92は該プラテンの温
度制御を行なうために例えば電気加熱コイル(図示せず
)のような加熱手段を有する。第12図に図示されるよ
うに、上方プラテン90は下方プラテンとの間に所望の
圧力を得るために図示されてはいない手段によって下方
プラテンに対し離接して運動せられる。
縞12図に図示されるように、加熱プレス94から離隔
して冷却プレス96が設けられる。冷却プレス96は上
方プラテン98と下方プラテン100とを具俯し、下方
プラテンは好ましくは表面パッド102をその表面に有
する。上方及び下方プラテンは例えば内部に取付けた液
体コイル(図示せず)によって冷却され、又上方プラテ
ン98は所望に応じ下方プラテン100との間の圧力を
調整するために固定下方プラテン100に対し上下方向
に可動とされる。エンドレスベルト88は図示されてい
ない手段によって所望に応じ回動及び停止される。従っ
てエンドレスベル)88は印刷された染料受容プラスチ
ックシート82並びに剥離シート84及び86を所望に
応じ加熱及び冷却ステーション94及び96へと及び該
ステーションを通過して運動せしめる。
作動に当り、染料受容プラスチックシート82並びに剥
離シート84及び86は加熱ステーション94のプラテ
ン90及び920間でベルト88に載置されて前進する
。一方のプラテン又は両方のプラテンが、例えば上方の
プラテン90が所望の温度、例えば350’Fに加熱さ
れる。上方プラテンは降下せられシート84.82及び
86を今や静止し7ているベルト88、圧力分配バッド
96及び下方プラテン92の方へと例えば30 psi
gで、所望の時間、例えば30秒間押圧する。その後プ
ラテン90は持上げられ、そしてエンドレスベルト88
は再び駆動され、プラスチックシート82並びに剥離シ
ート84及び86を冷却ステーション96へとプラテン
98及び1000間に運動せしめる。次でベルト88が
停止し、そして上方プラテン98が降下し前記3枚のシ
ートと所望圧力、例えri 10 psig  にて圧
力接触せられる。
次で所望時間、例えは60秒間染料吸収プラスチックシ
ートを冷却するために例えば40下の冷却液体が少なく
とも上方プラテン98のコイル(図示せず)を通して循
環される。プラテン98は持上げられ、そ1〜てエンド
レスベルト88は6枚のシートを冷却ステーションから
エンドレスベルトの端部近傍へと前進させるべく再び駆
動される。
次で剥p、11シート84及び86が除去され第12図
に図示するような染料模様吸収プラスチックシート86
が得られる。斯るサイクルが繰り返され、連続的に複数
枚の染料印刷プラスチックシートが得られる。
第12図に図示される加熱ステーション94のプラテン
90は、もし十分な昇華熱が染料印刷受容シート82に
供給されるのであればプラスチック受容シート82並び
に剥離シート84及び86に圧力を付与する必要はない
ことが理解されるであろう。しかしながらと好ましくは
密接した一様の熱接触を行ない、加熱時間を短縮し、又
本発明の染料吸収を行なうシート82の形状制御を行な
うためにプラテン90は各屠体に当接し、熱及び圧力が
付与される。同様に、染料吸収受容シートは空気中で又
は第12図に示される冷却ステーション9乙のような冷
却ステーションのプレスのプラテンの間にて冷却作用を
受けることができるが、このときにプラテンを開いたま
まとすることができるが、好ましくは冷却のための停止
時間を短縮し且つ染料模様吸収プラスチックシートの形
状制御を行なうために両プラテンは閉じられる。更に、
第12図に示される加熱ステーション94は第6図に示
される防電加熱器、例えば高周波ステーション40に交
替することもでき、この場合にはエンドレスベルト、染
料受容プラスチック82並びに剥離シート84及び86
が第6図及び第12図に図示されるように前記RFステ
ーショア40の離隔した両プレート間を通過することと
なる。好ましくはベルト及び前記3枚のシート組立体ば
RF加熱工程時には停止し且っRFプレートも例え/d
’ 30 psig  の圧力にて前記シート組立体に
押圧される。
本発明に係る染料転写法のより連続的な方法においては
、第13図に図示されるように、テフロン104及び1
06のエンドレスベルトが加熱ステーション108及び
冷却ステーション11oのプラテンの間を走行せられる
。加熱ステーション108は例えば第12図に関連して
説明した加熱ステーション94のような加熱プレスとす
ることもできるし、又は例えば第6図に図示したRFス
テーション40のような高周波送信器とするとともでき
ろ。冷却ステーション110は例えば第12図に関連し
て峻、明さねた冷却プレスのような冷却プレスとするご
とができる。本発明のこの方法においては、第13図に
図示されるように、染料模様印刷プラスチックウェブ1
12はエンドレスベルト104及び106の挾持部と接
触するようにしてロール114から供給される。染料模
様印刷プラスチックシート112並びにエンドレスベル
ト104及び106は加熱ステーション108にて例え
ば30秒間停止し、ここで印刷染料をプラスチックウェ
ブへと昇華させるために熱又は熱及び圧力(プレス閉じ
)が付与される。次で、加熱された染料吸収ウェブ並び
にエンドレステフロンベルト104及び106は冷却ス
テーション110へト該ステーションの両プレート間に
前進せられる。次でベルトは史に例えは60秒間停止さ
れ、(例えlqlプレスを閉じることによって)染料吸
収プラスチックウェブを軟化温度以下へと冷却し、そし
て染料模様を該プラスチックウェブの表面上に及びその
内部に固定する。勿論、第13図に図示されるように、
斯るプラスチックウェブの一セグメントが冷却されてい
る間に、該セグメントの後方の他のウェブセグメントが
次の製造シーフェンスにおける加熱及び染料吸収工程を
受ける。次で、第13図に図示されるように冷却された
染料模様吸収ウェブ116は前進され巻取ロール115
に巻取られる。
第7図に関連して説明されたように、例えば第8図に図
示される製品45の如き積層、即ち、融着された染料模
様吸収製品を得るために、染料模様印刷プラスチックシ
ート82と剥離シート86との間に同じか又は異なる材
料の支持体を配置しそして第7図及び第12図に示され
る如くに処理することができる。従って、染料受答プラ
スチックシート及びその支持体とを積層又は融着するた
めに染料昇華熱が使用されるであろう。
同様に厚い染料吸収製品を得るために、第16図に想像
線で示されるようにロール118かう送出された支持体
ウェブ116が染料受答ウェブ112の底]n1に接触
しそして加熱ステーション108にて染料受容ウェブに
積層又は融着するように構成することもできる。
本発明の方法を具体化する更に他の方法においては、第
14図に図示されるように、熱可塑性押出物120が押
出成形ダイから接着ドラム124のまわりを回って供給
される。同時に、第14図に図示されるように、ロール
状の染料模様印刷プラスチックウェブ126が印刷面を
下側にして供給ロール128からドラム124とエンド
レステフロンベルト130との間の挟持部の間へと高温
押出物120と接触状態にもたらされる。染料印刷プラ
スチックウェブ126と接触する押出物120によって
付与される熱は両者を接合し且つ染料模様を昇華しプラ
スチックウェブ12党0へと吸収せしめるに十分な温度
である。融着即ち積層された染料模様吸収ウェブ132
は例えは第12図に図示されるような冷却ステーション
96と同様の冷却ステーション134を通して移動され
る。
支持体ウェブが積層即ち融着された冷却済染料模様吸収
プラスチックウェブ、即ちウェブ162は印刷面を下に
して、第14図に図示されるように巻取ロール166の
まわりに巻11″y、られる。
本発明の更に他の実施態様においては、染料模様印刷プ
ラスチックシートは染料吸収されそして熱成形される。
従って、給15図に図示されるように、染料模様印刷プ
ラスチックシート140は真空ダクト148を備えた真
空成形金型146を覆ってクランプ142及び144に
よって位置決めされる。第15図に図示されるように、
ノ\ウジング152並びに加熱コイル154.156及
び158を有したオーブン150が染料印刷プラスチッ
クシート140及び真空金型146上へと降下される。
加熱コイルが作動され、十分な熱が印刷プラスチックシ
ート140に付与され、従って該シート140は軟化又
は大略軟化状態となり、該シート上の印刷された染料を
該シートの内部へと昇華せしめる。同時に、第16図に
図示されるように、図示されていない手段によって真空
ボート148を介して真空金型146の吸引が行なわれ
る。これにより加熱さねた染料模様吸収プラスチックシ
ー)140は金型146を覆い且つ該金型のまわりに該
金型に一致するようにして吸引される。第17図に図示
されるように、加熱器ハウジング150は持上げられ、
成形され且つ染料模様装飾プラスチック物品160は冷
却され、真空ポンプは作動を停止し、次で物品160が
染料模様吸収成形プラスチック物品16oとして真空金
型146から取出される。
従って、・染料受容体1ま染料昇華工程時又は染料昇華
工程後に熱成形することもできる。又、予め染料模様を
吸収した物品をその後再加熱し、染料模様吸収成形プラ
スチック物品へと真空加熱成形又は加圧成形することが
できる。
従って、本発明の諸方法は染料模様を、ウェブ及びレー
トのようなプラスチック製品並びに成形プラスチック製
品へと吸収せしめるための幾つかの方法を提供する。
本発明の染料模様吸収方法は例えはポリスチレン及びビ
ニルシートのような熱可塑性物品に適用ずろことができ
、更に例えばポリエステルシート及びガラス繊維シート
のような熱硬化性プラスチック物品にも適用し得る。染
料模様印刷プラスチック物品又はウェブに付与される、
該物品又はウェブ上の染料を昇華するに十分な熱は又、
プラスチックウェブの表面を染料が10ミル又はそれ以
上の深さにまで浸入し得る状態にするに十分な温度であ
る。熱可塑性シート及び熱硬化性プラスチックシートへ
の染料模様の吸収に関するデータは後掲の表Iに更に示
される。
従って、本発明に係るプラスチックへの染料吸収方法は
上述のように成る工程及び材料を必要とせず、次に述べ
る如く (1)  プラスチック受容シートに直接印刷する工程
を有し、 (2)加熱転写紙及び該転写紙を位置決めする工程を必
要とせず、 (3)分離シート及び該分離シートを位置決めする工程
を必要とせず、 (4)  熱は極めて短い休止時間、例えは数秒間付与
される、 といった新規な工程を有する。
更に、本発明に係る上記諸方法によって製造される装飾
プラスチック製品は深い色彩と、高度の鮮明さを有し、
更には従来技術による方法によって得られた装飾製品よ
り優れた原画像の[はけすじ()3rush−stro
ke )Jを再現することができるとさえ考えられる。
これは、最初は例えば熱転写紙に付与された分散染料の
わずかな部分さえも吸収したり、選り分けたり、°偏向
したり又は歪曲したりする分離シートの介在がないから
である。従って、吸収された模様が実質的に純粋で、鮮
明な色あいを有し且つ「はけすじ」が鮮明で且つ明確な
模様とされた新規な装飾製品は本発明を具体化する方法
によって得られることが理解される。
従って、本発明は、装飾されるべきプラスチック表面の
上及びその内部に種々の色彩、プリント、模様等とされ
た染料を新規な、比較的低価格の工程にて迅速口、つ正
確に転写及び吸収せしめ、極めて鮮明な複写染色プラス
チック製品を得る方法を提供する。上述のように、昇華
時に吸収された染料は7リスチツク物品の表面より内部
の方へと侵入し、従って実際に耐摩耗性を有するものと
なる。
本発明で使用される染料は200’F〜500’F又は
それ以上の温度で昇華することのできる種々の染料とす
ることができ、織物工業において染料転写用の熱転写紙
に使用されている染色を含むものである。約500″′
F〜500’Fの間で昇華する中間エネルギ染料が好ま
しい。
本発明を具体化する方法において、染料受容体は昇華さ
れた染料を吸収しそして該染料を耐久性よく固定し得る
、例えば熱可塑性プラスチックのような任意の材料とす
ることができる。本発明に適した染料受容材料としては
ポリカーボネイト樹脂、ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポ
リエチレン、A、B%S、(アクリロニトリル−ブタジ
ェン−スチレン)及び同等の押出可能重合体並びにポリ
エステルの如き熱可塑性プラスチックが掲げられる。
プラスチック染料受容体は種々の形状の物品、即ち、平
らなもの、丸形のもの、角形のもの、又はこれらの組合
さったものとすることができ、又例えば容器、熱成形又
は成形製品及び同等物のような三次元物品とするか、更
にはシート、フィルム及び/又は被膜の如きプラスチッ
クウェブか又は分散染料の侵入を受容し得る他の物品と
することができる。
好適には所望の複数の染料が、彫刻されたり、エンボス
(浮出し)されたり、又は、写真画像形成或は他の手段
により設けられた所望の模様を有する印刷板又は印刷ロ
ールに付与され、該印刷板が染料受容表面に一度又は複
数回接触せられ、それにより染料受容表面上に染料模様
が印刷される。
又、本発明に係る染料昇華工程の準備として所望の染料
及び染料模様は任意の適当な手段、例えば手、ペン、ブ
ラシ及び同等物にて染料受容体上に付着せしめることも
できる。
更に又、両面に同じか又は異なる染料模様を有した染料
模様吸収物品を得るために染料を染料受容体の二面又は
複数面に1例えばプラスチックウェブ又はシートの両面
に印刷又は他の手段で付着し、そして−上述のような染
料昇華工程及び冷却工程にもたらすことができる。
染料は、模様の複雑さ、染料の数及び使用される印刷工
程の数に依存して数分の1秒から40秒又はそれ以上の
時間の範囲においてプラスチック受容表面に印刷又は付
着することができる。
プレスは、各印刷工程のシーフェンスを正確に行なうた
めに望ましくはプラスチック受容体に対し整列又は割出
しされる。上記印刷工程のための連通な時間は例えば約
30秒である。
本発明に係る方法において染料転写及び吸収を行なうに
必要な温度は使用される染料の染料昇華に要求される温
度によって支配され、又斯る温度にて染料受容表面エネ
ルギレベルは上昇し染料侵入を受は易くなり、又該温度
は染料受容表面の軟化温度又はそれ以下の温度とし得る
ということが分った。これらの染料吸収温度は使用され
る上記材料に依存して200°F〜500″F又はそれ
以上であることが分った。加熱染料昇華及び吸収の好ま
しい温度範囲は′550下〜450°Fである。染料吸
収工程の後、材料は染料昇華温度及びプラスチック軟化
湯度以下にまで冷却され、そして染料装飾プラスチック
製品、例えば鮮明な模様及び/又は印刷文字及び数字を
有したプラスチックウェブが得られる。
本発明に係る染料吸収方法における加熱工程及び冷却工
程は各々処理される染料受容体に依存して数分の1秒〜
2分間とすることができ、20〜80秒で行なわれるこ
とが多い。
染料をプラスチック受容体へと加熱転写する際に付与さ
れる圧力は0(圧力零)〜100 psigとすること
ができ、好ましくは20〜60 psigである。冷却
工程での圧力は1〜80 psig  とすることがで
き、好ましくは5〜40 psig である。
上限域での熱及び圧力が、例えは400’F及び80 
psig  の温度及び圧力が染料付着プラスチック受
容体に付与された場合には染料は急速に昇華し、後述さ
れるように数ミルの深さまで染料受容体へと炒発的に侵
入する。
次で、染料吸収プラスチック受容体は上述のように冷却
され、染料吸収製品が得られる。
例えば第4図に示される加熱プレスによる染料昇華工程
においては、第4図に図示されるように、染料受容体は
染料を該プラスチック受容体に閉じ込め、更に染料吸収
工程後にプラスチック受容体とプレスプラテンとの分離
を容易とするために例えばテフロンで形成された一対の
剥離シート34及び36によって被覆される。剥離層は
他の材料、例えばシリコンで形成することもできる。
染料受容体の反則側を他の材料に積層即ち融着したい場
合、即ち、ラミネートが所望される場合には、該ラミネ
ートは使用される支持体に依存して200〜500’F
の上記温度範囲にて染料吸収工程と同時に行なうことが
できる。
染料転写及び吸収を行なうに必要な付与圧力は0〜1o
 o psig で十分であることが分った。しかしな
がらラミネート圧力は相当高い圧力、即ち、30〜3.
000 psig で行なわれる。本発明の方法におい
て、このような圧力を使用した場合には加熱染料吸収、
及びプラスチック受容体と支持体とのラミネートが同時
に行なわれる。接合される各層が適合するもの又は同じ
材料である場合には各層は融着し一つのウェブとなり、
文具なる材料である場合には積層ウェブへと接着される
積層暴利として適する支持体としては、処理紙、布、熱
可塑性及び熱硬化性プラスチックを含むプラスチック材
料から成るウェブ、シート及びフィルム、並びにプラス
チック染料受容体に接着可能の任意の他の材料を掲げる
ことができる。
本発明に係る染料吸収方法を具体化する他の方法におい
ては、第6図に関連して上述したように高周波が染料付
着プラスチック受容体に付与される。プラスチック受容
シートの誘電定数に合致したこのような高周波は、上述
したように、プラスチック受答シートの分子と結合し、
該分子を振動又は回転運動せしめ、プラスチック、従っ
て該プラスチック上に印刷された染料を加熱し、そして
該染料をプラスチック受容ウェブ内へと昇華せしめる。
このようにして高周波加熱が誘電体、即ち、プラスチッ
ク受容体内に発生し、従って均質な材料においては一様
な加熱が迅速に得られる。使用される高周波は1〜12
5 kw 又はそれ以上の出力によって2〜90mII
z又はそれ以上の範囲とすることができる。しかしなが
ら認可済無線通信チャンネルとの干渉を防止するために
成る既知の遮蔽手段がとられるであろう。
空気の誘電率は1であるが、数多くのプラスチックの誘
電率は11.%〜5の範囲にあり、例えばABS−ポリ
カーボネイト混合物2.4〜6.8、ポリカーボネイト
292〜296、ポリスチレン2、4〜3.8及びP 
V C3,3〜4.5に対しては1mH2が付与される
。従って、高周波は染料受容プラスチックの誘電率に依
存して選定され、高周波とプラスチックの誘電率とが合
致すると、染料受容プラスブックの分子と結合し、該プ
ラスチックの温度を該プラスチック上に印刷された染料
の昇華温度にまで上昇せしめる。
従って、誘電率が1坏〜5のプラスチック染料受容体に
対して染料受容体を加熱し、染料模様を染料受容ウェブ
の表面からウェブ内へと迅速に且つ正確に、例えは2〜
12秒で昇華せしめるには適当な出力、例えば1〜12
5kwにて例えば1〜100mI(zの高周波信号が有
効であろう。
高周波信号の出力は染料受容体の面積によって変動し、
例えば3X4in112平方in  )のウェブに対し
ては6 kw又は0.5 kw/平方inが有効な染料
昇華作用を行なう。より大面積の染料受容体、例えは2
5×3°8in(950平方in  )に対しては1o
 o kw又は0.1 kw /平方in  より幾分
小さなものが有効な染料昇華作用を行なう。
従って高周波信号の平方インチ当りの出力量は染料受容
体の面積が増大するにつれて減少し、その値は本明細1
に示されるように約0.09〜0.5kw/平方in 
の範囲であることが分った。高周波染料昇華二「程にお
ける適当な圧力範囲は、例えば第6図に図示されるプレ
スにおいては数分の1ps ig〜20 psigの範
囲内にあり、例えば適白な圧力は5 psig であり
、又該圧力範囲の圧力を付与する時間は1〜12秒又は
それ以上とされる。
染料受容体及び付随の層は望ましくは高周波染料昇華ス
テーションから冷却ステーション、例えば冷却プレスへ
と移送されることが理解されるであろう。斯る冷却プレ
スは望ましくはそれ自体が又は高周波加熱プレスに隣接
した層(第6図)と協働して染料受容体に数分の1ps
ig〜20 psigの圧力にて当接され、適当な圧力
は例えば5 psigであり1〜20秒間又はそれ以上
付与される。その後冷却プレスは開放され、染料模様吸
収プラスチック物品が得られる。染料昇華温度以下にプ
ラスチック染料受容体を冷却することにより染料及び染
料模様は受容体内に固着され、次で剥離シート又は他の
隣接した層(第6図)が受容体から除去される。
圧力下に染料受容体を加熱し又冷却することは、染料受
容体が軟化温度以上及び以下の温度変化を受けるとき該
受容体が思わぬ変形をなすのを前記圧力にて防止するこ
とができるので望ましいことである。
高周波染料吸収プラスチック製品は上述のように引き続
き熱及び圧力を付与することによって一つ又は複数の支
持体に積層することもできる。
上記染料吸収方法において、加熱プレス又は高周波加熱
のいずれであろうとも、染料受容体が20ミル厚又はそ
れ以下のウェブである場合にはもし該染料受容体が上方
より加熱されるのであれば十分であろう。斯る受容体が
単独で又は支持体との結合体であって20ミル以上の厚
さを有するものであれば、核ウェブは例えば該ウェブの
軟化温度より数度下の温度で加熱し、貼るウェブな染料
昇華工程及び/又は積層工程時に一様に加熱することが
望ましい。これにより染料吸収最終製品の歪が回避され
る。高周波染料昇華方法においてさえも20ミル厚以上
の染料受容体に対しては、染料吸収最終製品の歪を回避
又は最小とするために染料昇華工程前及び該工程時には
染料受容ウェブのための下方プレート即ち支持部材は染
料受容ウェブの軟化温度より数度低い温度に加熱するこ
とが好ましい。
前述のように、加熱プレス染料吸収及び高周波様を何ら
傷付けることなく熱可塑性プラスチック及び熱硬化性プ
ラスチックへと移入する働きをなす。本明細沓で使用さ
れろ熱硬化性プラスチックとは商品名rMylar−J
で市販される例えばポリエステルウェブのような架橋重
合体菰びに例えはガラス繊維として知られているポリエ
ステル樹脂含浸ガラス繊維のような架橋重合体を含む熱
注型性プラスチックを含むものである。本発明に係る方
法は、僕めて鮮明な染料模様を熱可塑性樹脂、例工ばポ
リ、スチレン及びビニルのような非架橋重合体内へと移
入するという期待し得なかった結果を生せしめるが、斯
る染料模様が又硬化さ糺た熱硬化性樹脂の表面より内部
にまで移入することができるということはそれ以上に期
待し得ないことであった。
本発明に係る染料吸収方法は染料及び染料模様がプラス
チック染料受容体の表面へと、又該表面より内方へと数
ミルにわたって吸収されるのを可能とする。肋る染料汐
入深さは染料受容グラスチックの性質、その厚み、使用
される染料の性質及び量、付与される温度、圧力及び高
周波数、染料吸収工程の持続時間他に依存するであろう
。し力・しながら、本発明の方法に従うと、種々のプラ
スチック受容体への染料の吸収は一様に数分の1ミル〜
10ミル又はそれ以上、好ましく(13〜8ミルにて行
なわれ、極めて鮮明な色彩の且つ高解で殖産の更には耐
摩耗性ゐある模様が得られる。
次に述べる実施例は禾発明の方法及びその製品を説明す
るものであって、本発明を限定するものではない。
実施例1 25” X 38”、10ミル厚のポリスチレンシート
が第11図に図示されるようなオフセットEl]I11
プレスの挟持部を通して供給された。抽々の色彩の分散
染料を用いて成る模様に塗布された第9図に図示するよ
うなリトグラフロールが前d己シートに接触し5、該シ
ートに上記模様を2秒以下にこて目]刷した。このよう
にして印刷されたシート&1空気中で、室温にて、2時
間乾燥された。該印刷済シートは次で、幾分該シートよ
り広く目、つ8ミル厚の一対のテフロン剥離シートの間
に配置された。
次で、該三枚のシート組立体は例えば第12図に図示さ
れるような加熱プレスの両プラテン間に配置媛された。
400″Fに加熱されたフルスレまiJ 3 [1秒間
約30 psig  の圧力にて三枚のシート組立体を
押圧し、次で開放された。
次で、三枚のシート組立体は第12図に示される冷却ス
テーション96の両プラテン間に搬送された。i体コイ
ルで約50′Fに冷却された上方プラテンが降下せられ
、底部プラテン上へと^1己三枚(17)シート組立体
を約5 psig  の圧力で約30秒間押し付けた。
冷却プラテンは持上げられ、三枚のシート組立体は冷却
プレス外へと搬送゛されそして剥離シートが除去された
。軟化温度に棗で冷却されたプラスチックウェブには鮮
明な色彩の明確な模様が形成された。該模様は「をまけ
すじ」をも有した鮮明さで、又ポリスチレン丙シこ約6
ミル吸収されており、耐埠耗件のあるもσ)であった。
実施例2 上記方法を10ミルのポリエステルフィルム(λfyl
ar)を用いて繰り返した。極めて解像度のよい鮮明な
色彩を持った明確な模様を有した染料侵入最終製品が得
られた。模様はポリエステルフィルムに7〜8ミル吸収
され、耐摩耗性の良いものであった。
実施例3 実施例1の寸法を有しそして印刷されたポリスチレンシ
ートが同じ寸糸ではあるが70ミル厚のABSシートの
上に配置された。該二項屠体は実施例10寸法を有した
2枚のテフロン剥離シートの間に配置された。該4枚の
シート組立体は第12図に図示される加熱ステーション
96の両プラテン間に配置された。上方プラテン96は
約400°Fに加熱され、又下方プラテンはABS層の
軟化温度より低い約280”Fに加熱された。実施例1
の方法の残りの工程が引き続き行なわれた。
剥離シートを除去すると、ポリスチレンとABSウェブ
とは一つの連続した一体のウェブへと融着されていた。
ウェブの厚みは80ミルであり、識別し得るような層面
定線はなかった。又、該ウェブの上方のポリスチレン部
分は極めて解像度のよい鮮明な色彩を持った明確な模様
が侵入しており、その吸収量は約6ミルであり、耐摩耗
性の良いものであった 実施例4 実施例1の寸法を持った他の10ミル厚のポリスチレン
シートに印刷を施した。該印刷済プラスチックシート、
を黄銅プレート(上側)とベークライト(下側)との間
に配置し、斯る三層組立体を第6図に図示されるような
高周波プレスの両プラテン間に約s psig  の圧
力で配置した。下方のプレスプラテンには又第6図に図
示する態様で弾性パッドが載置された。ポリスチレンシ
ートは3.10訪電率を有しており、100 kw、2
7.12MHzの高周波が該シートに5秒間付与された
高周波プレスが開放され、テフロンの被覆シートを持っ
たポリスチレンシートとベークライトパッドとが第5図
に図示される冷却プレス38のような冷却プレスへと移
送され、次で両プレートが例えば5 psig で閉じ
られた。ポリスチレンシートはその軟化温度及び染料の
昇華温度以下に冷却された。プレスが開放され、そして
ポリスチレンシート染料受容体が被覆シート及びパッド
から分離され、耐摩耗性のある意匠を有したプラスチッ
クシートが得られた。染料模様吸収ポリスチレンシート
は鮮明な模様を有し、該模様はウェブ内へと6〜7ミル
吸収されていた。該染料模様吸収ポリスチレンシートは
実烏例1の方法によって作製された装飾プラスチックウ
ェブと極めて類似した外観及び耐久性を有していた。
又、ブランク、即ち、未だ印刷されていない染料受容プ
ラスチックウェブを少なくとも1ケ月前に作製した染料
模様印刷済の紙、即ち、加熱転写紙の印刷面に接触させ
て実施例4の上記処理を施し、次で該二つの積層体を黄
銅プレート51(上側)とベークライトパッド53(下
側)との間に配置し、又このようにして構成された積層
組立体は第6図に図示される高周波プレス40の上方プ
レート55と下方プレート57の間に配置し、次で実施
例4に記載したような高周波を付与するならば、上述し
た冷却工程の後6〜7ミルの模様深さを持った染料模様
吸収プラスチックウェブが得られることが分った。加熱
転写紙は、もし該加熱転写紙が室温(又はそれ以上の温
度)で少なくとも60日間経過したものであれば染料受
容ウェブに付着することなく染料装飾製品から分離され
る。
もし加熱転写紙が50日以内に染料にて印刷されたもの
であれば紙に染料模様を保持している染料接着剤及びキ
ャリアは高周波プレスにて更に活性化され、染料受容体
への紙の接着作用が起る。
従って、上記時間経過後の転写紙を高周波方法を使用し
て、20ミル厚、311 X 411大きさの可撓性の
ビニルシートに染料模様が表面及び内部に侵入して印刷
された。同様に、31.25ミル(’/32″)厚、3
11 X 411の大きさをした、ガラス繊維マットに
ポリエステル樹脂を含浸させたガラス繊維シートにもそ
の表面及びその内部に鮮明な染料模様が形成された。い
ずれの場合にも、高周波は6kw、2’ 7.12 M
l−I Z にて5秒間発せられ、次でこのようにして
加熱されたウェブは染料昇華温度以下に約2分間にて冷
却された。
更に又、上記の如く60日間又はそれ以上時間が経過し
た経時加熱転写紙は例えばポリスチレンのような分離シ
ートを介設することなく上記高周波染料昇華方法におい
てのみ有効に使用し得ることが分った。第4図に図示さ
れるように加熱プレスにて経時加熱転写紙と染料受容体
とを使用した場合には従来技術で見られたように加熱転
写紙と染料受容体との接着が生じる。従って、経時加熱
転写紙をブランク染料受容ウェブ又は物品と接触せしめ
て使用し且つ上述のように高周波銹電加熱を使用するこ
とは染料模様吸収プラスチックウェブ及び他の物品を作
製するための本発明の他の具現化方法である。
次表は本発明の方法によって作製された染料模様吸収、
装飾物品の例を示す。
表  ■ 染料  染料受容体    厚み 染料深さ中間エネル
ギ  ポリスチレン       1oミル 6〜7ミ
ル〃     ビニル          1oミル 
7〜8ミル上記テストは、染料受容体及び場合によって
はその支持体が第12図に示されると同様のプレス装置
内の一対のテフロン剥離シートの間に挿入され、加熱ス
テーションは約4oo0F及び30 psigにて作動
し、冷却ステーションは約70下及び約10 psig
  にて作動せしめ、又各ステーションは、最後の二つ
の染料受容体において各ステーションが各々約60秒で
作動された以外は60〜40秒の間で作動せしめるよう
にして行なわれた。
各上記テスト及び上記実施例において、極めて解像度が
よく鮮明な色彩を持った耐摩耗性のよい明確な模様が形
成された染料吸収プラスチック物品が作製された。
上記染料模様吸収プラスチックのサンプルは長期間紫外
光線に露曝され且つフェードメータ(退色)テストを行
なった。その結果、色彩の保持の点及び模様の鮮明度の
点において例えばフロリダ、アリシナ及び他の州の陽光
を含む気候に2年以上露曝したと同様の耐久性を有する
ことが分った。
゛従って、本発明に係る染料模様゛吸収物品は耐候性が
良好であり、即ち、6力月又はそれ以上の上記耐久性を
有する。
従来の屋外用表面印刷標識は3力月以内の耐候性、即ち
、退色、曇り、欠損及び摩耗に対する耐久性しか有して
いない。従って本発明に係る染料模様吸収物品は、標識
を含む屋外設置被覆表面として極めて適した印刷し装飾
されたウェブとしても利用されるであろう。
第1図及び第2図は従来の染料転写方法に使用される装
置の部分正面図である。
M3図は本発明を具体化した方法に使用される染料印刷
装置の部分正面図である。
第4図は本発明を具体化した染料転写方法に使用される
染料転写装置の部分正面図である。
第5図は第4図の装置に関連した染料転写方法に使用さ
れる他の装置の部分正面図である。
第6図は本発明に係る染料転写方法の他の実施態様に使
用される他の装置の部分正面図である。
第7図は本発明を実現した他の染料転写方法の概、略正
面図である。
第68図は本発明に係る染料侵入物品の概略正面図であ
゛る。
第9図は染料模様吸収プラスチック物品の平面図である
第10図及び第11図は本発明を実現した染料転写方法
に使用される他の染料転写装置の概略正面図である。
第12図は本発明に係る染料転写方法の他の実施態様の
概略正面図である。
第13図は本発明に係る染料転写方法の他の実施態様の
概略正面図である。
第14図は本発明の染料転写方法の更に他の実施態様の
概略部分正面図である。
第15図及び第16図は本発明に係る染料転写方法を実
現する他の方法の部分断面正面図である。
第17図は本発明に係る染料転写方法によって作製され
たプラスチック製品の正面図である。
24 : 印刷板 25 : 染料模様 26 : プラスチック物品 36 : 加熱プレス 34.36: 剥離シート 38 : 冷却プレス 、1 ・j、lit・1゜ 同       倉  橋     暎 ・′パ1図面
の浄書(内容に変更4 十 一ニニコ コ □1ニニー=〕 □二園二]=] FIG、1 」 FIG、3 手続補正書(方式) 昭和58年10月 6日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 事件の表示 昭和58年 特願第110298 号発明
の名称  プラスチックへの染料模様の吸収補正をする
者 事件との関係           特許出願人名称エ
イチェルエイチ・コーポレイション代理人 〒103 補正の対象 図面          1通 明細書 補正の内容  別紙の通り

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)染料模様をプラスチック物品の表面上及びその内・
    部へと転写するための方法であって、少なくとも一つの
    分散染料を所望の模様にて前記プラスチック物品の表面
    に付与する工程と、前記染料の相当部分を前記物品の表
    面上及びその内部へと昇華せしめるに十分な昇華エネル
    ギを前記物品及び前記染料に付与する工程とを具備する
    ことを特徴とするプラスチック物品への染料模様転写方
    法。 2)昇華エネルギはプラスチック物品の表面及び染料を
    該染料の昇華温度に加熱することによって付与され、前
    記温度は前記染料の相当部分が前記物品の表面へと昇華
    するまで保持され、又前記表面は染料模様吸収プラスチ
    ック物品を得るために前記染料の昇華温度及び前記物品
    の軟化温度以下にまで冷却されて成る特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 6)昇華エネルギはプラスチック物品を十分に加熱し、
    染料を該物品の表面上及びその内部へと昇華せしめるに
    十分な周波数と出力をもって前記物品に付与される高周
    波である特許請求の範囲第1項記載の方法。 4)染料は印刷部材に付与され、該印刷部材がプラスチ
    ック物品の表面に接触し、前記染料を前記表面に印刷す
    るようにした特許請求の範囲第1項記載の方法。 5)染料はプラスチック物品に直接付与されて成る特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 6)プラスチック物品の表面及び染料は該染料を昇華せ
    しめるために330°F〜450°F(1756℃〜2
    32℃)にて加熱されて成る特許請求の範囲第2項記載
    の方法。 7)プラスチック物品は、t 〜1 o o psjg
     (0,o7〜7.05 kg/am2)の間の圧力と
    された加熱プレスのプラテンの間に設けられた一対の剥
    離シートの間にて加熱されて成る特許請求の範囲第2項
    記載の方法。 8)プラスチック物品は実質的には熱可塑性樹脂にて形
    成されて成る特許請求の範囲第1項又は第7項記載の方
    法。 9)プラスチック物品は実質的には熱硬化性樹脂にて形
    成されて成る特許請求の範囲第2項又は第7項舶載の方
    法。 10)熱硬化性樹脂は繊維質担持物質と接触して成る特
    許請求の範囲第9項記載の方法。 11)プラスチック物品はプラスチックウェブであり、
    前記ウェブは染料模様吸収、装飾プラスチックウェブを
    得るために染料印刷ステーション、染料昇華ステーショ
    ン及び冷却ステーションを通って供給されるようにした
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 12)染料昇華ステーション及び冷却ステーションでの
    休止時間は20〜7o秒の間である特許請求の範囲第1
    1項記載の方法。 16)染料模様をプラスチック物品の表面上及びその内
    部へと転写するための方法であって、少なくとも一つの
    昇華可能の染料を成る模様にて印刷部材に付方する工程
    と、前記染料な前記、プラスチック物品に成る模様で印
    刷するために前記印刷部材を前記プラスチック物品に接
    触せ[2める工程と、前記染料を前記プラスチック物品
    へと昇華せしめるに十分な昇華エネルギを前記物品に付
    与する工程とを具備することを特徴とするプラスチック
    物品への染料模様転写方法。 14)昇華エネルギは染料をプラスチック物品へと昇華
    せしめるために前記プラスチック物品に付与された熱で
    あり、又前記物品は前記染料の昇華温度以下に冷却され
    て成る特許請求の範囲第13項記載の方法。 15)昇華エネルギは1〜100 m、)iz 及ヒプ
    ラスチック物品め染料受容表面1平方インチ(6,45
    cIrL2)肖り0.09〜0.5 kw にて前記プ
    ラスチック物品に伺寿された高周波である特許請求の範
    囲第13項記載の方法。 16)分散染料模様はプラスチック物品の少なくとも二
    面に印刷され、該各面は該表面へと染料模様を昇華せし
    めるべく加熱され、次で前記各面は前記染料の昇華温度
    及び前記プラスチック物品の軟化温度以下に冷却され、
    少なくとも前記二つの面に吸収染料模様を有したプラス
    チック物品を得るようにした特許請求の範囲第2項又は
    第7項記載の方法。 17)“二つの面はプラスチックウェブの両面である特
    許請求の範囲第16項記載の方法。 18)プラスチック物品の下側に接触するようにして、
    プラスチックウェブから成る第2の層が配置され、そし
    て前記積層物品の上方及び下方に熱及び圧力を付与しそ
    れによって染料を前記物品の隣接面に昇華させ且つ前記
    積層体を一体に積層又は融着させ、次で前記物品を該物
    品の軟化温度以下に冷却し、染料模様吸収プラスチック
    物品を得るようにした特許請求の範囲第1項、第2項又
    は第7項記載の方法。 19)染料模様をプラスチックウェブの表面上及びその
    内部へと転写するための方法であって、染料模様をプラ
    スチックシートの表面に印刷する工程と、前記印刷され
    たプラスチックシートの反対面を押出成形熱可塑性プラ
    スチックウェブと接触させ、と同時に前記ウェブは、前
    記染料を昇華させ且つ前記染料が少なくとも前記シート
    へと昇華するまで十分に加熱される工′程と、染料模様
    吸収積層又は融着ウェブを得るために前記シート及びウ
    ェブをその軟化温度以下に冷却する工程とを具備するこ
    とを特徴とするプラスチックウェブへの染料模様転写方
    法。 20)プラスチックシートは協働するローラの加圧挾持
    部にて押出プラスチックウェブに接触し、又前記プラス
    チックシートの染料印刷面と隣接した挾持ローラとの間
    に剥離シートを配置するようにした特許請求の範囲第1
    9項記載の方法。 21)染料模様吸収物品は染料模様吸収、成形プラスチ
    ック物品を得るために十分の熱成形温度にもたらされそ
    して所望形状へと熱成形されて成る特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 22)染料模様をプラスチック物品の表面」及びその内
    部へと転写する方法であって、成る模様とされた分散染
    料をプラスチックウェブの表面へと付与する工程と、前
    記染料を前記ウェブへと昇華させ且つ前記ウェブを染料
    模様吸収プラスチック物品へと熱成形するために前記ウ
    ェブに十分な熱を付与する工程とを具備することを特徴
    とするプラスチック物品への染料模様転写方法。 23)プラスチック物品はプラスチックウェブを真空成
    形することによって成形されて成る特許請求の範囲第2
    2項記載の方法。 24)プラスチック物品は染料昇華工程時又は該工程の
    後に成形されて成る特許請求の範囲第22項記載の方法
    。 25)分散染料が内部に成る模様にて侵入するようにし
    た実質的に非多孔質の表面を有し、前記染料模様は耐候
    性であることを特徴とする装飾プラスチック物品。 26)染料模様は鮮明度が犬で且つ耐候性が良−い特許
    請求の範囲第25項記載の物品。 27)物品は熱可塑性樹脂で形成されて成る特許請求の
    範囲第25項記載の物品。 28)物品は熱硬化性樹脂で形成されて成る特許請求の
    範囲第25項記載の物品。 29)物品は反対側が支持部材に積層又は融着されて成
    る特許請求の範囲第25項記載の物品。 30)物品は対向した二側部を有したウェブであり、各
    側部は分散染料が成る模様にて侵入する表面を有して成
    る特許請求の範囲第25項記載の物品。 31)物品は第2の層に積層又は融着されて成る特許請
    求の範囲第25項記載の物品。 32)物品は三次元物品へと成形されて成る特許請求の
    範囲第25項記載の物品。 33)染料模様をプラスチック物品の表面上及びその内
    部へと転写するための装置であって、染料模様をプラス
    チック物品の表面に印刷するための手段と、染料装飾プ
    ラスチック物品を得るために、前記染料を?if記プラ
    プラスチック物品面及びその内部に昇華せしめるに十分
    な昇華エネルギを付与するための手段とを具備すること
    を特徴とするプラスチック物品への染料模様転写装置。 34)昇華エネルギ手段は昼周波発生プレスである特許
    請求の範囲第33項記載の装置。 35)プラスチック物品はプラスチックウェブであり、
    印刷手段は印刷プレスであり、昇華エネルギ手段は加熱
    プレスであり、該加熱プレスは染料吸収ウェブを冷却す
    るために染料転写工程の後開放されるようにした特許請
    求の範囲第63項記載の装WO 36)冷却プレスが設けられ、プラスチックウェブは加
    熱プレスから前記塔却プレスへと搬送手段にて移送され
    て成る特許請求の範囲第65項記載の装置。 37)染料模様をプラスチック物品の表面上及びその内
    部に転写するための方法であって、昇華可能の染料を成
    る模様にて有した経時加熱転写紙の印刷面に前記プラス
    チック物品の表面を接触せしめる工程と、前記物品及び
    前記表面を十分に加熱し、前記染料模様を前記物品の表
    面上及びその内部へと昇華せしめるに十分な周波数と出
    力にて高周波を付与する工程と、前記表面を前記染料の
    昇華温度以下に冷却し、そして前記表面から加熱転写紙
    を分離しそれによって染料模様吸収プラスチック物品を
    得る工程とを具備することを特徴とするプラスチック物
    品への染料模様転写方法。 38)プラスチック物品はプラスチックウェブであり、
    前記ウェブと加熱転写紙とは上側に位置した黄銅プレー
    トと下側に位置した不活性障壁パッドとの間に対面して
    配置されそれによって4層組立体を形成せしめ、該組立
    体は高周波プレスの両プレート間に配、置され、該高周
    波プレスは1〜20psig  (0,07〜t41 
    kghIL2)にて前記組立体へと押圧して閉じられ、
    高周波は前記組立体に1〜12秒間付与され、次で前記
    高周波プレスは開放され、又黄銅プレートを除去し不活
    性カバーシートが付加さ第1た前記組立体が冷却プレス
    に移送され、前記冷却プレスは前記ウェブを染料昇華温
    度以下に冷却するために1〜20 psig  (0,
    07〜1.41kg/crIL2)にて前記組立体へと
    閉じられ、次で冷却プレスは開放されそして前記組立体
    の各層が分離され、染料模様吸収プラスチックウェブが
    得られるようにした特許請求の範囲給37項記載の方法
    。 59)染料模様はプラスチックウェブに直接印刷され、
    加熱転写紙は省略され、工程が繰り返されて成る特許請
    求の範囲第68項記載の方法。 40)加熱プレスは開放され、そしてプラスチック物品
    と隣接する剥離シートとは冷却プレスの両ブラテ“ンの
    間に搬送され、次で該冷却プレスは前記物品を冷却する
    ために1〜20 psig  (0,07〜1、41 
    kq/cm2)の圧力にまで前日己物品上へと閉じられ
    、次でに亥冷却プレスを開放するようにした特許請求の
    範囲第7項記載の方法。
JP58110298A 1982-06-21 1983-06-21 プラスチツクへの染料模様の吸収 Pending JPS5964385A (ja)

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