JPS5964132A - 多条ｖプ−リの成形方法及びその装置 - Google Patents
多条ｖプ−リの成形方法及びその装置Info
- Publication number
- JPS5964132A JPS5964132A JP17326982A JP17326982A JPS5964132A JP S5964132 A JPS5964132 A JP S5964132A JP 17326982 A JP17326982 A JP 17326982A JP 17326982 A JP17326982 A JP 17326982A JP S5964132 A JPS5964132 A JP S5964132A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- semi
- roller
- molded product
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 20
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 15
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 10
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21H—MAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
- B21H1/00—Making articles shaped as bodies of revolution
- B21H1/02—Making articles shaped as bodies of revolution discs; disc wheels
- B21H1/04—Making articles shaped as bodies of revolution discs; disc wheels with rim, e.g. railways wheels or pulleys
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pulleys (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、多条Ｖプーリの成形方法及びその装置に係シ
、特に、断面Ｖ波状の周壁部を備え該周壁部の外側に多
条Ｖ溝を構成するようにしてなる多条Ｖプーリの成形方
法及びその装置の改良に関する。
、特に、断面Ｖ波状の周壁部を備え該周壁部の外側に多
条Ｖ溝を構成するようにしてなる多条Ｖプーリの成形方
法及びその装置の改良に関する。
従来における多条Ｖプーリの成形装置は、例えば第１図
に示すように、周面部に多条凹部１を備え、所定の予備
成形を施した半成形品プーリＰ′が嵌め込壕れる回転自
在な受圧ロー２２と、軸方向に移動可能に設けられ上記
受圧ローラ２と共に上記半成形品プーリＰ′を挾持する
回転押型３と、周面部に上記多条凹部１に対応する多条
凸部４を備え、半成形品プーリＰ′の周壁部６外面に押
し付けられて上記受圧ローラ２との間に前記周壁部６を
挾み込む転造ロー２５とで構成されている。この成形装
置を用いて多条Ｖプーリを成形する場合には、上記受圧
ローラ２と回転押型３とで半成形品プーリＰＩを挾持し
た後、上記受圧ローラ２を強制回転させて半成形品プー
リＰ′を同心回転させると共に、上記転造ローラ５を半
成形品プーリＰｌの周壁部６外面に押付け、転造ローラ
５の多条凸部４と受圧ローラ２の多条凹部１との噛合い
によって上記周壁部６を断面Ｖ波状に成形し、該周壁部
６の外側に多条Ｖ溝Ｉを構成するようにしである。
に示すように、周面部に多条凹部１を備え、所定の予備
成形を施した半成形品プーリＰ′が嵌め込壕れる回転自
在な受圧ロー２２と、軸方向に移動可能に設けられ上記
受圧ローラ２と共に上記半成形品プーリＰ′を挾持する
回転押型３と、周面部に上記多条凹部１に対応する多条
凸部４を備え、半成形品プーリＰ′の周壁部６外面に押
し付けられて上記受圧ローラ２との間に前記周壁部６を
挾み込む転造ロー２５とで構成されている。この成形装
置を用いて多条Ｖプーリを成形する場合には、上記受圧
ローラ２と回転押型３とで半成形品プーリＰＩを挾持し
た後、上記受圧ローラ２を強制回転させて半成形品プー
リＰ′を同心回転させると共に、上記転造ローラ５を半
成形品プーリＰｌの周壁部６外面に押付け、転造ローラ
５の多条凸部４と受圧ローラ２の多条凹部１との噛合い
によって上記周壁部６を断面Ｖ波状に成形し、該周壁部
６の外側に多条Ｖ溝Ｉを構成するようにしである。
然しなから、このような従来の多条■プーリの成形装置
にあっては、上記受圧ローラ２は、多条ＶグーＩＪ Ｐ
成形後において多条■ブーＩＪ Ｐから抜けるようイ１
々成されなければならないことから、必然的に上記受圧
ローラ２の外径は多条ＶプーリＰの内径より小径に形成
される必要がある。このため、多条ＶプーリＰ成形時に
は、上記受圧ロー２２の一部が半成形品プーリＰ′の周
壁部６に内接することになると共に、この受圧ローラ２
の回転軸２ａは半成形品プーリＰ′と同心に設けられる
回転押型３の回転軸３ａから偏位してしまう。この結果
、半成形品プーリＰ′は、回転押型３と一体的に回転す
ることにはなるが、受圧ローラ２との間で摺りを生じ、
しかも受圧ローラ２と回転押型３とによる半成形品プー
リＰ′の実質内押え面が必然的に小さくなってしまうこ
とから、受圧ローラ２の回転に伴つて、半成形品ブーＩ
Ｊ Ｐ’が半径方向に移動する處れがあり、半成形品プ
ーリＰ／は必ずしも同心回転するとは言い得ないことに
なり、成形された多条ＶプーリＰの真円度や径＝Ｊ法に
大きな誤差が生じて、多条Ｖプーリの回転振れの原因に
なってしまうばかりか、半成形品プーリＰ′と受圧ロー
ラ２との間の摺りによって多４ｖプーリＰの内壁面が損
傷する等外観品質をｔ（４うという不具合を有していた
。又、半成形品）’−！ＪＰ’の真円度等の精度が低い
場合には、これが直接完成品に影響してしまう４ことに
なるので、児成品の精度を高めるには半成形品グーＩＪ
Ｐ’の成形Ｓ度を向−ヒさせなければならず、その分、
半成形品プーリＰ′の成形が面倒になってしまう。
にあっては、上記受圧ローラ２は、多条ＶグーＩＪ Ｐ
成形後において多条■ブーＩＪ Ｐから抜けるようイ１
々成されなければならないことから、必然的に上記受圧
ローラ２の外径は多条ＶプーリＰの内径より小径に形成
される必要がある。このため、多条ＶプーリＰ成形時に
は、上記受圧ロー２２の一部が半成形品プーリＰ′の周
壁部６に内接することになると共に、この受圧ローラ２
の回転軸２ａは半成形品プーリＰ′と同心に設けられる
回転押型３の回転軸３ａから偏位してしまう。この結果
、半成形品プーリＰ′は、回転押型３と一体的に回転す
ることにはなるが、受圧ローラ２との間で摺りを生じ、
しかも受圧ローラ２と回転押型３とによる半成形品プー
リＰ′の実質内押え面が必然的に小さくなってしまうこ
とから、受圧ローラ２の回転に伴つて、半成形品ブーＩ
Ｊ Ｐ’が半径方向に移動する處れがあり、半成形品プ
ーリＰ／は必ずしも同心回転するとは言い得ないことに
なり、成形された多条ＶプーリＰの真円度や径＝Ｊ法に
大きな誤差が生じて、多条Ｖプーリの回転振れの原因に
なってしまうばかりか、半成形品プーリＰ′と受圧ロー
ラ２との間の摺りによって多４ｖプーリＰの内壁面が損
傷する等外観品質をｔ（４うという不具合を有していた
。又、半成形品）’−！ＪＰ’の真円度等の精度が低い
場合には、これが直接完成品に影響してしまう４ことに
なるので、児成品の精度を高めるには半成形品グーＩＪ
Ｐ’の成形Ｓ度を向−ヒさせなければならず、その分、
半成形品プーリＰ′の成形が面倒になってしまう。
本発明はｌス上の観点に立って為されたものであって、
その目的とするところは、半成形品プーリの成形を簡１
１１６化し、しかも外観品質を損うことなく高４ｎ度の
多条Ｖプーリを得ることを可能とした多条Ｖプーリの成
形方法及びその装置を提供することにある。
その目的とするところは、半成形品プーリの成形を簡１
１１６化し、しかも外観品質を損うことなく高４ｎ度の
多条Ｖプーリを得ることを可能とした多条Ｖプーリの成
形方法及びその装置を提供することにある。
そして、本発明に係る多条Ｖプーリの成形方法の基本的
第１ｑ成は、一枚の板状素材を用いて略カッグ状で且つ
断面Ｕ字状の周壁部を備えた半成形品プーリを成形し、
受圧ローラに前記半成形品プーリを密嵌させ゛Ｃ固定し
たＴｉ％、」−起生成形品プーリを受圧ローラと同心回
転させると共に、上記半成形品プーリの周壁Ｉｌ（外面
に、転造ローラを押し付け゛Ｃ所望の多条ＶブーＩＪ
を成形し、しかる後、この多４ｖプーリを受圧ローラか
らｊ１ｙ夕）け゛るようにし、たものでるる。
第１ｑ成は、一枚の板状素材を用いて略カッグ状で且つ
断面Ｕ字状の周壁部を備えた半成形品プーリを成形し、
受圧ローラに前記半成形品プーリを密嵌させ゛Ｃ固定し
たＴｉ％、」−起生成形品プーリを受圧ローラと同心回
転させると共に、上記半成形品プーリの周壁Ｉｌ（外面
に、転造ローラを押し付け゛Ｃ所望の多条ＶブーＩＪ
を成形し、しかる後、この多４ｖプーリを受圧ローラか
らｊ１ｙ夕）け゛るようにし、たものでるる。
又、本発明に係る多条Ｖグーりの成形方法を実ＭＦｉ
Ｊ−るために使用されるぐ条Ｖプーリの成形装置１ノ、
の基本的構成ｔ」、略カツゾ状で且つｌ、’ｆｉ面Ｕ字
伏の周壁部を備えた半成形品グーりがＩ（’：、め込ま
れ、引÷径方向に移動可能な複数のＩ５ｆ動子によって
周壁面を＋１４成する回転自在な受圧ローラと、この受
圧ローラと同軸で軸方向に移動可能に設けられ、受圧ロ
ーラと共に半成形品プーリを挾持する回転押型と、この
回転押型の受圧ローラ側への移１ｆＪ１に伴って上記可
動子を半径外方向へ移動させ、回転押型と受圧ローラと
で半成形品プーリ庖決持したときに上記受圧ローラを半
成形品プーリに密ｆｆ６．させる移動機構と、上記受圧
ローラが半成形品プーリに密嵌したときに半成形品プー
リの周壁部外面に押し付けられて周壁部外側に多条Ｖ溝
を形成する転造ローラと、上記回転押型を受圧ローラか
ら離間配置したときに上＾Ｌ： ”’Ｊ’動子を求心方
向に復帰移）ＶＩＩ′：！、ぜる付勢手段と令・有する
ものである。
Ｊ−るために使用されるぐ条Ｖプーリの成形装置１ノ、
の基本的構成ｔ」、略カツゾ状で且つｌ、’ｆｉ面Ｕ字
伏の周壁部を備えた半成形品グーりがＩ（’：、め込ま
れ、引÷径方向に移動可能な複数のＩ５ｆ動子によって
周壁面を＋１４成する回転自在な受圧ローラと、この受
圧ローラと同軸で軸方向に移動可能に設けられ、受圧ロ
ーラと共に半成形品プーリを挾持する回転押型と、この
回転押型の受圧ローラ側への移１ｆＪ１に伴って上記可
動子を半径外方向へ移動させ、回転押型と受圧ローラと
で半成形品プーリ庖決持したときに上記受圧ローラを半
成形品プーリに密ｆｆ６．させる移動機構と、上記受圧
ローラが半成形品プーリに密嵌したときに半成形品プー
リの周壁部外面に押し付けられて周壁部外側に多条Ｖ溝
を形成する転造ローラと、上記回転押型を受圧ローラか
ら離間配置したときに上＾Ｌ： ”’Ｊ’動子を求心方
向に復帰移）ＶＩＩ′：！、ぜる付勢手段と令・有する
ものである。
以Ｆ１添伺図曲に示す多条Ｖプーリの成形装置の実施例
匠、基づいで、本発明に係る多条Ｖプーリの成形方法及
びその装置ｆｆ、 ｋ詳１１１１に説明−する。
匠、基づいで、本発明に係る多条Ｖプーリの成形方法及
びその装置ｆｆ、 ｋ詳１１１１に説明−する。
第２図及び第３図に；Ｊです実施例において、多条Ｖプ
ーリＰの成形装置は、カップ状で、ｔｌ−）断面Ｕ波状
の周壁部を備えた半成形品プーリＰ′が嵌め込まれる円
柱形状の受圧ローラ１２１有しており、との受圧ローラ
１２は回転基台１３上に配置されて回転基台１３と共に
同心Ｏ回転するようになっている。そして、上記受圧ロ
ーラ１２の中央部には回転基台１３側に向かって次第に
縮径するテーパ状の係合化１４が開設され為と共に、上
記回転基台１３の中央部には」二記係合孔１４の最小径
に略等（７い挿通孔１５が開設されており、上記係合孔
１４及び挿通孔１５には係合化１４に嵌まり込む係合デ
ーパ部１６ａを備えだ係はシ・ヤニ：１１６が嵌挿され
ている。そしで又、上ｍｌ受圧ローラ１２は、例えば、
四分割されて四分の一円柱形状の四つの可動子１２ａを
（＋ｉｉｔえたものとして構成されでおり、上記係合シ
ャフト１６を回転基台１３側へ移動さ田ると、係合シ′
ヤ７ト１６の保合テーパ部１６ａが上記係合孔１４内壁
を・押圧し、て上記各＋３１！ｈ子１２ｒＬ。
ーリＰの成形装置は、カップ状で、ｔｌ−）断面Ｕ波状
の周壁部を備えた半成形品プーリＰ′が嵌め込まれる円
柱形状の受圧ローラ１２１有しており、との受圧ローラ
１２は回転基台１３上に配置されて回転基台１３と共に
同心Ｏ回転するようになっている。そして、上記受圧ロ
ーラ１２の中央部には回転基台１３側に向かって次第に
縮径するテーパ状の係合化１４が開設され為と共に、上
記回転基台１３の中央部には」二記係合孔１４の最小径
に略等（７い挿通孔１５が開設されており、上記係合孔
１４及び挿通孔１５には係合化１４に嵌まり込む係合デ
ーパ部１６ａを備えだ係はシ・ヤニ：１１６が嵌挿され
ている。そしで又、上ｍｌ受圧ローラ１２は、例えば、
四分割されて四分の一円柱形状の四つの可動子１２ａを
（＋ｉｉｔえたものとして構成されでおり、上記係合シ
ャフト１６を回転基台１３側へ移動さ田ると、係合シ′
ヤ７ト１６の保合テーパ部１６ａが上記係合孔１４内壁
を・押圧し、て上記各＋３１！ｈ子１２ｒＬ。
１２ａは半径外方向へ移動するｔうにケっている。
−・方、上記回転基台１３の上面周囲には半成形品プー
リＰ′の開口端部が当接する突出部１７が形成されて朴
り、この突出部１Ｔの内方端には上記可動子１２ａが当
接するストッパ１！よ１７ａが形成され、このストッパ
壁１７ａには可動子１２ａの半径方向に？１）って進退
移動する支持ビン１８が突設されると共に、該支持ビン
１８は可動子１２ａの周面に設けた受部１９に当接して
おり、上”＋ｌＪ２可動子１２ａは支持ビン１Ｂを押圧
するスプリング２０によって常時求心方向に付勢されて
いる。又、上記可動子１２ａの周面には半成形品プーリ
Ｐ′の周壁部１０′内方端が当接し得る支持溝２１がｖ
ｉ、数（この実施例では二つ）形成されｔいる。
リＰ′の開口端部が当接する突出部１７が形成されて朴
り、この突出部１Ｔの内方端には上記可動子１２ａが当
接するストッパ１！よ１７ａが形成され、このストッパ
壁１７ａには可動子１２ａの半径方向に？１）って進退
移動する支持ビン１８が突設されると共に、該支持ビン
１８は可動子１２ａの周面に設けた受部１９に当接して
おり、上”＋ｌＪ２可動子１２ａは支持ビン１Ｂを押圧
するスプリング２０によって常時求心方向に付勢されて
いる。又、上記可動子１２ａの周面には半成形品プーリ
Ｐ′の周壁部１０′内方端が当接し得る支持溝２１がｖ
ｉ、数（この実施例では二つ）形成されｔいる。
又、この実施例において、上記受圧ロー２１２と同軸に
回転押型２２が配置されており、この回転押型２２は軸
方向に移動可能であって、受圧ローラ１２の端部面１２
ｂにヌＪ向する押圧面２２ａを有している。そして、上
記回転押型２２の中央部にはシャフト２３が前記押圧面
２２ａよυ下方に突出して一体的に設けられておシ、こ
のシャフト２３の先端に設けた突部２４が上記係合シャ
フト１６の端面に設けた四部２５に嵌合するようになっ
てい −て、上記シャフト２３は、回転押型２２の受
圧ローラ１２側への移動に伴って上記係合シャツＨ６′
ｆｆ。
回転押型２２が配置されており、この回転押型２２は軸
方向に移動可能であって、受圧ローラ１２の端部面１２
ｂにヌＪ向する押圧面２２ａを有している。そして、上
記回転押型２２の中央部にはシャフト２３が前記押圧面
２２ａよυ下方に突出して一体的に設けられておシ、こ
のシャフト２３の先端に設けた突部２４が上記係合シャ
フト１６の端面に設けた四部２５に嵌合するようになっ
てい −て、上記シャフト２３は、回転押型２２の受
圧ローラ１２側への移動に伴って上記係合シャツＨ６′
ｆｆ。
回転基台１３１１１１へ移動させるようになっている。
即ち、上記シャフト２３と前記係合シャフト１６及び係
合化１４とによって前記可動子１２ａの半径外方向への
移動機構が構成されるのである。
合化１４とによって前記可動子１２ａの半径外方向への
移動機構が構成されるのである。
更に、上記受圧ロー２１２に嵌め込まれた半成形品プー
リＰ′の周壁部１０′外側にはＶ形の多条凸部４を０１
ｆ７えだ転造ローラ５が配設されており、この転造ロー
ラ５は上記周壁”ｃ’＋Ｖ １０’に押し付けられるよ
うになっている。
リＰ′の周壁部１０′外側にはＶ形の多条凸部４を０１
ｆ７えだ転造ローラ５が配設されており、この転造ロー
ラ５は上記周壁”ｃ’＋Ｖ １０’に押し付けられるよ
うになっている。
従って、この実施例に係る成形装置を用いて多条Ｖプー
リＰを成形するには、先ず、一枚の板状素材にプレス加
工、バルジ加工等を施して、カップ状で且つ断面Ｕ波状
の周壁部１０′全備えた半成形品プーリＰ′を成形する
。この場合において、上記半成形品プーリＰ′の周壁部
１０′の幅寸法ｄ′は、妃成品である多条■プーリＰの
もの（幅寸法ｄ）より大きｙに形成されており、しかも
上記半成形品ブーＩＪＰ’の中央部には孔２６が開設さ
れている。次Ｖこ、上記受圧ローラ１２に上記半成形品
グー！ＪＰ’ｅ［め込む。このとき、上記受圧ローラ１
２を構成する可動子１２ａ、１２ａはスプリング２００
作用によって求心方向へ移動していることから、受圧ロ
ーラ１２の外径寸法は小さく設定されることになり、こ
の状態においては上記半成形品プーリＰ／は受圧ローラ
１２に遊嵌されるようになっている。即ち、半成形品プ
ーリＰ′の内壁は受圧ローラ１２の周面及び端部面１２
ｂに非接触になっている。この後、受圧ローラ１２側に
向けて上記回転押型２２を矢印Ａ方向に移動させると、
回転押型２２の押圧面２２ａが半成形品プーリＰ′の底
壁部１１に当接して半成形品プーリＰ′を押し潰すこと
に−４１）、半成形品ブーＩＪ ｐｌの底壁部１１は上
記受圧ローラ１２の端部面１２ｂと回転押型２２の押圧
面２２ａとで挾持される。このとき、上記回転押型２２
の移動に伴ってシャフト２３が半成形品プーリＰの孔２
６を通過して保合シャフト２４に係合すると、この保合
シャフト２４は回転押型２２の移動方向に移動すること
になり、この係合シャフト２４の移動により可動子１２
ａ、１２ａがスプリング２０の付勢力に抗して半径外方
向へ押し拡げられ、これらの可動子１２ａ、１２ａはδ
トツパ壁１７ａに当接する。この状態において、押し漬
された半成形品プーリＰ′の周壁部１０′内方端が可動
子１２ａ周面の支持溝２１に嵌°まり込み、上記半成形
品ブーＩＪｐ／は受圧ローラ１２に密嵌された状態にな
る。この後、受圧ローラ１２を強制回転させると共に、
半成形品ブーＩＪＰ’の周壁部１０′外面に転造ローラ
５を押し付ける。乙の状態において、上記半成形品ブー
ＩＪ Ｐ’は、受圧ローラ１２ど回転押型２２とによる
広い押え面によって押え付けられていることから、受圧
ローラ１２及び回転押型２２と一体的に同心Ｏ回転する
ことになり、転造ローラ５の押付けに伴って、半成形品
グーＩＪ、 Ｐ’の内方端は受圧ローラ１２の周面に沿
った真円形状を保つと共に、上記半成形品プ＋ ！Ｊ
Ｐ／の断面Ｕ波状の周壁部１０′は多条凸部４に対応し
た断面■波状の周壁部１０に成形されることになり、こ
の段階において多条Ｖ溝７を備えた多条Ｖプーリが完成
する。この場合、仮に、半成形品ブーＩＪ ｐｌの真円
度、径寸法等の精度が低いとしても、上述した成形過程
を紅て成形される多条ＶグーＩＪ Ｐは高精度のものと
して得られるほか、半成形品プーリＰ′と受圧ローラ１
２との間で摺シを生じないことから、多条ＶプーリＰの
内壁面が損傷するという虞れもない。この後、成形され
た多条ＶプーリＰから転造ローラ５を後退させ、回転押
型２２を軸方向に後退させると、回転押型２２の移動に
伴って、シャフト２３と停会シャフト１６との係合が解
除され、可動子１２ａ 、 １２ａはスプリング２０の
付勢力によって求心方向へ復帰移動することになり、受
圧ロー２１２の径寸法が縮小する。これによシ、受圧ロ
ーラ１２は、成形された多条ＶプーリＰに遊嵌した状態
になることから、前記多条ＶブーＩＪ Ｐは受圧ロー２
１２から取外され、多条ＶプーリＰの成形工程が終ｒす
る。
リＰを成形するには、先ず、一枚の板状素材にプレス加
工、バルジ加工等を施して、カップ状で且つ断面Ｕ波状
の周壁部１０′全備えた半成形品プーリＰ′を成形する
。この場合において、上記半成形品プーリＰ′の周壁部
１０′の幅寸法ｄ′は、妃成品である多条■プーリＰの
もの（幅寸法ｄ）より大きｙに形成されており、しかも
上記半成形品ブーＩＪＰ’の中央部には孔２６が開設さ
れている。次Ｖこ、上記受圧ローラ１２に上記半成形品
グー！ＪＰ’ｅ［め込む。このとき、上記受圧ローラ１
２を構成する可動子１２ａ、１２ａはスプリング２００
作用によって求心方向へ移動していることから、受圧ロ
ーラ１２の外径寸法は小さく設定されることになり、こ
の状態においては上記半成形品プーリＰ／は受圧ローラ
１２に遊嵌されるようになっている。即ち、半成形品プ
ーリＰ′の内壁は受圧ローラ１２の周面及び端部面１２
ｂに非接触になっている。この後、受圧ローラ１２側に
向けて上記回転押型２２を矢印Ａ方向に移動させると、
回転押型２２の押圧面２２ａが半成形品プーリＰ′の底
壁部１１に当接して半成形品プーリＰ′を押し潰すこと
に−４１）、半成形品ブーＩＪ ｐｌの底壁部１１は上
記受圧ローラ１２の端部面１２ｂと回転押型２２の押圧
面２２ａとで挾持される。このとき、上記回転押型２２
の移動に伴ってシャフト２３が半成形品プーリＰの孔２
６を通過して保合シャフト２４に係合すると、この保合
シャフト２４は回転押型２２の移動方向に移動すること
になり、この係合シャフト２４の移動により可動子１２
ａ、１２ａがスプリング２０の付勢力に抗して半径外方
向へ押し拡げられ、これらの可動子１２ａ、１２ａはδ
トツパ壁１７ａに当接する。この状態において、押し漬
された半成形品プーリＰ′の周壁部１０′内方端が可動
子１２ａ周面の支持溝２１に嵌°まり込み、上記半成形
品ブーＩＪｐ／は受圧ローラ１２に密嵌された状態にな
る。この後、受圧ローラ１２を強制回転させると共に、
半成形品ブーＩＪＰ’の周壁部１０′外面に転造ローラ
５を押し付ける。乙の状態において、上記半成形品ブー
ＩＪ Ｐ’は、受圧ローラ１２ど回転押型２２とによる
広い押え面によって押え付けられていることから、受圧
ローラ１２及び回転押型２２と一体的に同心Ｏ回転する
ことになり、転造ローラ５の押付けに伴って、半成形品
グーＩＪ、 Ｐ’の内方端は受圧ローラ１２の周面に沿
った真円形状を保つと共に、上記半成形品プ＋ ！Ｊ
Ｐ／の断面Ｕ波状の周壁部１０′は多条凸部４に対応し
た断面■波状の周壁部１０に成形されることになり、こ
の段階において多条Ｖ溝７を備えた多条Ｖプーリが完成
する。この場合、仮に、半成形品ブーＩＪ ｐｌの真円
度、径寸法等の精度が低いとしても、上述した成形過程
を紅て成形される多条ＶグーＩＪ Ｐは高精度のものと
して得られるほか、半成形品プーリＰ′と受圧ローラ１
２との間で摺シを生じないことから、多条ＶプーリＰの
内壁面が損傷するという虞れもない。この後、成形され
た多条ＶプーリＰから転造ローラ５を後退させ、回転押
型２２を軸方向に後退させると、回転押型２２の移動に
伴って、シャフト２３と停会シャフト１６との係合が解
除され、可動子１２ａ 、 １２ａはスプリング２０の
付勢力によって求心方向へ復帰移動することになり、受
圧ロー２１２の径寸法が縮小する。これによシ、受圧ロ
ーラ１２は、成形された多条ＶプーリＰに遊嵌した状態
になることから、前記多条ＶブーＩＪ Ｐは受圧ロー２
１２から取外され、多条ＶプーリＰの成形工程が終ｒす
る。
尚、上記実施例においては、受圧ロー２１２は四つの可
動子１２ａ、１２ａ ’ｆｔ：備えているが、必ずしも
これに限足さ７Ｌるものではなく、複数の可動子を備え
ていればよい。又、上記可動子１２ａ。
動子１２ａ、１２ａ ’ｆｔ：備えているが、必ずしも
これに限足さ７Ｌるものではなく、複数の可動子を備え
ていればよい。又、上記可動子１２ａ。
１２ａを半径外方向へ移動させる移動機構−や可動子ｉ
２ａ、１２ｂをｊ２心方向に復帰移動させる付勢手段（
実施例ではスプリング２０）についても、実施例で示し
たものに限定されるものではなく、適宜設計変更できる
ことは勿論である。更に、上記実施例では、多条ｖｎＴ
が二つの場合を例に挙げて本発明を適用しているが、三
以上の多条Ｖ溝Ｔを備えだ多条Ｖプーリを成形する場合
について本発明を適用しても差支えない。
２ａ、１２ｂをｊ２心方向に復帰移動させる付勢手段（
実施例ではスプリング２０）についても、実施例で示し
たものに限定されるものではなく、適宜設計変更できる
ことは勿論である。更に、上記実施例では、多条ｖｎＴ
が二つの場合を例に挙げて本発明を適用しているが、三
以上の多条Ｖ溝Ｔを備えだ多条Ｖプーリを成形する場合
について本発明を適用しても差支えない。
以上説明してきたように、本発明に？Ｌ係る多条Ｖプー
リの成形方法及び装置によれば、一枚の板状累月を用い
１略カツプ状で且つ１ＩＪｉ面Ｕ波状の周Ｖ部を備えた
半成形品プーリを成形した後、円柱形状の受圧ローラに
前記半成形品プーリを密嵌させて固定した後、上記半成
形品プーリを受圧ローラ誌同心回転させると共に、上記
半成形品プーリの周壁部外面（て転造ローラを押し付け
て所望の多条Ｖプーリを成形し、しかる後この多条Ｖプ
ーリを受圧ローラから取り外せるようにしたので、成形
時において、受圧ロー２と半成形品プーリとの間で摺り
を生ずることはなく、半成形品プーリの回転中心が偏位
するという虞れもない。このため、真円度や径寸法等に
ついて高精度の多条Ｖプーリを得ることができう懸念も
全くない。又、この発明によれば、半成形品プーリの真
円度や径寸法等の精度がある程度低いものであっても、
その後の成形工程において略修正されるので、その分、
半成形品プーリの成形をある程度ラフに行うことが可能
となり、これに伴って多条Ｖプーリの成形が容易になる
。
リの成形方法及び装置によれば、一枚の板状累月を用い
１略カツプ状で且つ１ＩＪｉ面Ｕ波状の周Ｖ部を備えた
半成形品プーリを成形した後、円柱形状の受圧ローラに
前記半成形品プーリを密嵌させて固定した後、上記半成
形品プーリを受圧ローラ誌同心回転させると共に、上記
半成形品プーリの周壁部外面（て転造ローラを押し付け
て所望の多条Ｖプーリを成形し、しかる後この多条Ｖプ
ーリを受圧ローラから取り外せるようにしたので、成形
時において、受圧ロー２と半成形品プーリとの間で摺り
を生ずることはなく、半成形品プーリの回転中心が偏位
するという虞れもない。このため、真円度や径寸法等に
ついて高精度の多条Ｖプーリを得ることができう懸念も
全くない。又、この発明によれば、半成形品プーリの真
円度や径寸法等の精度がある程度低いものであっても、
その後の成形工程において略修正されるので、その分、
半成形品プーリの成形をある程度ラフに行うことが可能
となり、これに伴って多条Ｖプーリの成形が容易になる
。
第１図は従来における多条Ｖプーリの成形装置の一例を
示すりＴ面説明図、第２図及び第３図は本発明に係る多
条Ｖプーリの成形装置の一実施例を示し、夫々多条■プ
ーリ成形前と成形時の作動状態を表わす断面説明図であ
る。 Ｐ・−・多条Ｖプーリ Ｐ′・・・半成形品プーリ５
・・・転造ローラ ｒ・・・多条Ｖ溝ｉｏ、ｉｏ’
・・・周壁部 １２・・・受圧ローラ１２ａ・・・
可動子 １４・・・係合孔（移動機構）１６・・
・保合シャフト（移動機構） ２０・・・スプリング（付勢手段） ２２・・・回転押型 ２３・・・シャフト（移動機構） 特許出願人 Ａ士磯工株式会社
示すりＴ面説明図、第２図及び第３図は本発明に係る多
条Ｖプーリの成形装置の一実施例を示し、夫々多条■プ
ーリ成形前と成形時の作動状態を表わす断面説明図であ
る。 Ｐ・−・多条Ｖプーリ Ｐ′・・・半成形品プーリ５
・・・転造ローラ ｒ・・・多条Ｖ溝ｉｏ、ｉｏ’
・・・周壁部 １２・・・受圧ローラ１２ａ・・・
可動子 １４・・・係合孔（移動機構）１６・・
・保合シャフト（移動機構） ２０・・・スプリング（付勢手段） ２２・・・回転押型 ２３・・・シャフト（移動機構） 特許出願人 Ａ士磯工株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）断面Ｖ波状の周壁部を備え該周壁部の外側に多条Ｖ
溝を構成するようにしてなる多条Ｖプーリの成形方法に
おいて、一枚の板状素材を用いて略カップ状で且つ断面
Ｕ波状の周壁部を備えた半成形品プーリを成形し、受圧
ローラに前記半成形品プーリを密嵌させて固定した後、
上記半成形品プーリを受圧ローラと同心回転させると共
に、上記半成形品プーリの周壁部外面に転造ローラを押
し付けて多条Ｖプーリを成形し、しかる後、この多条Ｖ
プーリを受圧ローラから取外せるようにした多条Ｖプー
リの成形方法。 ２）断面Ｖ波状の周壁部を備え該周壁部の外側に多条Ｖ
溝を４１４成するようにしてなる多条ｖ３゜プーリの成
形装置において、略カップ状で且つ断面Ｕ字状の周壁部
を備えだ半成形品ブー ルリが嵌め込洩れ半径方向
に移動可能な複数の可動子によって周壁面を構成する回
転自在な受圧ローラと、この受圧ローラと同軸で軸方向
に移動可能に設けられ、受圧ローラと共に半成形品プー
リを挾持する回転押型と、この回転押型の受圧ローラ側
への移動に伴って上記可動子を半径外方向へ移ｒ％Ｉ）
させ、回転押型と受圧ローラとで半成形品プーリを挾持
したときに上記受圧ローラを半成形品プーリに密嵌させ
る移動機構と、上記受圧ローラが半成形品プーリに密嵌
したときに半成形品プーリの周壁部外面に押し付けられ
て周壁部外側に多条Ｖ溝を形成する転造ローラと、上記
回転押型を受圧ローラから離間配置したときに上記可動
子を求心方向に復帰移動させる伺勢手段とを有すること
を特徴と一ノーる多条■プーリの成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17326982A JPS5964132A (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 多条ｖプ−リの成形方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17326982A JPS5964132A (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 多条ｖプ−リの成形方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5964132A true JPS5964132A (ja) | 1984-04-12 |
Family
ID=15957315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17326982A Pending JPS5964132A (ja) | 1982-10-04 | 1982-10-04 | 多条ｖプ−リの成形方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5964132A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62156035A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-11 | Sanden Corp | リング状プ−リの製造方法 |
| US5031296A (en) * | 1990-05-14 | 1991-07-16 | S.C. S.R.L. | Machine tool for manufacturing pulleys or wheels |
-
1982
- 1982-10-04 JP JP17326982A patent/JPS5964132A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62156035A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-11 | Sanden Corp | リング状プ−リの製造方法 |
| US5031296A (en) * | 1990-05-14 | 1991-07-16 | S.C. S.R.L. | Machine tool for manufacturing pulleys or wheels |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5941113A (en) | Method of forming a cylindrical portion of a cylindrical member made of a metal sheet | |
| JPH0966330A (ja) | 円板外周部の増肉方法及び外周に伝導部を有する円板部材の成形方法 | |
| KR100294734B1 (ko) | 원주벽부를갖는판금체및그원주벽부의두께증대화방법 | |
| JPH10244344A (ja) | カップ状ソケット部材の成形装置 | |
| JPS5964132A (ja) | 多条ｖプ−リの成形方法及びその装置 | |
| JPH0229413B2 (ja) | ||
| JP2506058B2 (ja) | ベルト外れ防止用分離帯付プ―リ―の製造方法 | |
| JP2007100905A (ja) | 自動調心すべり軸受および該自動調心すべり軸受の外輪の製造方法 | |
| JPH0146216B2 (ja) | ||
| JP3327499B2 (ja) | プーリーの製造方法 | |
| JP2000140984A (ja) | 等速ジョイント用内輪の製造方法および装置 | |
| JPH11244976A (ja) | 筒状体の拡径方法およびその装置 | |
| JPH047393Y2 (ja) | ||
| JPS63278624A (ja) | リング状一溝ｖプ−リ−の製造方法及び装置 | |
| JPH0138576B2 (ja) | ||
| JPS63137531A (ja) | ポリｖプ−リ−の製造方法 | |
| JP3397746B2 (ja) | 薄肉の金属円板の外周部に厚肉部が一体形成されてなる金属製品の製造方法並びにかかる金属製品の製造装置 | |
| WO1998005446A1 (fr) | Procede de moulage de la partie cylindrique d'une tole metallique portant un perçage central | |
| JPH11347682A (ja) | 勾配付歯面を有する環状内歯歯車の成形装置 | |
| JPS5950937A (ja) | 多条ｖプ−リの成形方法 | |
| JP2002066681A (ja) | プーリーの製造方法及び装置 | |
| JPS5912373B2 (ja) | 板金製ポリｖプ−リの製造方法 | |
| JPS60234733A (ja) | 板金製ポリｖプ−リの製造方法 | |
| JPS626724A (ja) | Ｖ溝およびポリｖ溝を備えた板金製ｖプ−リの製造方法 | |
| JPH0221336B2 (ja) |