JPS596297Y2 - ガス管接続具におけるガス漏れ遮断装置 - Google Patents

ガス管接続具におけるガス漏れ遮断装置

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JPS596297Y2
JPS596297Y2 JP5908481U JP5908481U JPS596297Y2 JP S596297 Y2 JPS596297 Y2 JP S596297Y2 JP 5908481 U JP5908481 U JP 5908481U JP 5908481 U JP5908481 U JP 5908481U JP S596297 Y2 JPS596297 Y2 JP S596297Y2
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JP5908481U
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Inventor
正博 小川
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株式会社 藤井合金製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガス漏れ警報器と組み合せて該警報器の出力
により回路を遮断する形式のガス漏れ遮断装置に関する
この種装置として、特公昭55−30167号等のガス
漏れ遮断弁がすでに知られているが、これらは、いずれ
も、ガスの鋼管配管途中に挿入取付けられるもので、既
設のガス配管にこのガス漏れ遮断システムを採用する場
合には、特別な配管工事等、専門家による取付工事が必
要であった。
他方、かかる不便を解消するものとして、ガスコックの
ゴム管接続部にそのまま接続する形式のものが実開昭5
4−149442号(第4図)として提案されている。
これは、同図に示す如く、ゴム管接続式のホースエンド
31,特に、ゴム管接続によって押し込められる筒状の
軸部を具備する弁体32を内蔵させた形式のホースエン
ド31に対応させるもので、電磁石33及びこれにより
ホースエンドに対して直角方向に作動せしめられる主軸
34を具備させた作動装置の本体Dには該ホースエンド
に接続するための接続口部が設けられ、該接続口部の下
流側に前記主軸34の先端が位置するようになっている
前記接続口部にはガスゴム管と同等の外嵌気密性を有す
る筒状のパッキンが装着されていることから、接続口部
をホースエンド31に外嵌接続すると前記パッキンとの
摩擦力によって本体Dがホースエンド31に取付られ、
この状態で主軸34の先端が弁体32の軸部先端に対し
て直角に対向近接する。
さらに、主軸34は電磁石33の励磁状態でその吸着力
により前進状態に維持され、逆に、消磁状態ではバネの
力で後退位置に復帰せしめられる共に主軸34と弁体3
2の軸部とは三角形状のカム板でカム対偶していること
から、電磁石33の励磁状態で弁体32が開弁状態に維
持され、ガス漏れ警報器の出力により電磁石33が消磁
にされると、主軸34がバネの力で後退せしめられ、弁
体32が自動閉弁する。
ところが、この従来のものでは、本体Dのホースエンド
31への接続位置(嵌合度合)が一定せず、弁体32の
開弁不良の生じるおそれがある。
弁体32が通常状態に於いて適正開度となり且電磁石3
3が消磁となった場合に於いて確実に閉弁するためには
、主軸34の先端のカム板と弁体32の軸部とが該カム
板のリフト量に応じて正確に対接することが必要である
が、このカム対偶部相互の関係位置は本体Dとホースエ
ンド31との嵌合度合によって左右されるからであり、
本体Dはパッキンとホースエンド31との摩擦力によっ
て該ホースエンドに接続固定されたものだからである。
この考案は、上記した弁体作動装置の取付位置が一定し
ないことによる不都合を解消するため、上流側に位置し
て弁体を内蔵するプラグと下流側に位置して該プラグへ
の接続時に前記弁体を開弁させる開弁軸を具備するソケ
ットとの組み合せからなり、しかも、接続状態では前記
プラグ及びソケットの相互の位置関係及び前記弁体と開
弁軸の位置関係が一定するガス管接続具を利用して、プ
ラグとソケットの接続時にプラグ内の弁体が確実に開弁
ずるとともに、ソケットに内蔵される開弁軸をガス漏れ
警報器の出力に応じてガス流路下流側方向に一定範囲後
退させるようにしてプラグ内の弁体を確実に閉弁させる
ことをその課題とする。
上記課題を解決するための本考案の技術的手段を、図示
実施例の符号を用いて説明すると、この技術的手段は、
ソケツ}Bの開弁軸13の下流端に円筒形基部12を設
け、該基部を該ソケツ}Bに具備させた内筒中程で摺動
自在に保持させるとともに、該基部と内筒4間に介装し
たバネにより下流側に付勢させ、該内筒4の前記基部1
2が摺動する部分の壁面に複数の半径方向の透孔を設け
、該透孔のそれぞれにボール16を出没自在に収容する
とともにこれらボールの直径を内筒4の肉厚以上に設定
し、この透孔配設部の外周にバネにより下流側に付勢さ
せた摺動筒17を外嵌させて該摺動筒の内面に凹溝26
を周設し、該摺動筒をソケットの外周に配設した電磁石
22により吸着して摺動させるようにし、電磁石22の
励磁状態において摺動筒が吸着作動せしめられたときに
前記凹溝26と上記透孔との位置が一致しかつ初期位置
ではこれら凹溝26と透孔の位置とが外れるように凹溝
26の位置及び摺動筒18の作動ストロークを設定し、
上記電磁石22をガス漏れ警報器Cの警報出力回路に接
続したことである。
この考案の上記技術手段は次のように作用する。
通常状態では、ソケツ}Bの内筒内の開弁軸13は進出
位置にあり、摺動筒17の凹溝26は内筒4の肉厚内に
設けたボール16.16から外れて位置している。
従って、これらボールは内筒の内方に一部突出し前記軸
はその基部12が前記ボール16,16の突出部に係合
している。
この状態にあるソケットBを弁体2を具備するプラグA
に接続すると両者は機械的に接続状態にロックされ、同
時に前記開弁軸により開弁状態に押し込められ、ガス使
用状態となる。
この時、ガス漏れが生じてガス漏れ警報器Cが作動する
とその時の出力にソケットの外筒21に付設した電磁石
22が励磁して摺動筒17が移動せしめられる。
これによりボール16,16と摺動筒17の凹溝26と
が一致し、開弁軸13に作用するバネの付勢力で該開弁
軸の基部12がボール16, 16を外側に押し込むと
同時に該バネにより開弁軸13が後退せしめられ、プラ
グ側の常閉弁体が自動閉弁する。
前記ソケットの各部を初期状態に復元させるには、開弁
軸を再前進させればよく、これにより、ボール16.
16が内方に突出可能となり、これらボールと凹溝26
との保合が外れて摺動筒17がバネ25により前進せし
められ、該摺動筒が初期位置に復帰せしめられる。
同時に開弁軸13は既述の作用で前進状態にロックされ
る。
上記構或により、本考案は次の特有の効果を有する。
(1)ガス接続具としてのプラグとソケットを採用する
ものであるから、ソケット接続状態に於ける開弁軸13
と弁体2との相互の位置関係が常に一定し、接続不良に
よる該弁体の開弁不良等の不都合も生じない。
また、プラグとソケットが接続状態に於いて機械的にロ
ックされるから、使用中に於いてプラグとソケットの接
続位置ズレたりする心配もない。
(2)プラグの弁体2を開弁状態に維持するための開弁
軸はボール16,16との係合により機械的に保持され
ているから、従来のように、停電によって開弁軸13が
復帰せしめられ、不測のガス遮断状態が生じる心配がな
い。
(3)電磁石22はガス漏れ警報器からの警報出力が生
じた場合にのみ励磁状態となるものであるから、従来の
ように通常状態で常時励磁状態にあるものにくらべて電
気の消費量が少なくなる。
また常時励磁状態となることによる電磁石の過熱も生じ
ない。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に於いて、Aはプラグ、Bはソケットであり、両
者の接続メカニズム及び気密接続の為の構造は実公昭4
5−11753号公報に於いて公知である。
プラグAには、バネ1により付勢された常閉の弁体2が
挿入されており、弁座3に当接している。
他方、ソケツ}Bには、内筒4の上流側に内挿され且バ
ネ5により伸張側に付勢されたゴム筒6と、内筒4の上
流側の透孔に収容され且前記ゴム筒6と対応するボール
7,7と、及び内筒4の上流側に外嵌しバネ8により進
出側に付勢され且前記ボール7,7に対応する進退筒9
とから戒る接続保持装置10が設けられており、該内筒
の下流側はホースエンド11となっている。
また、内筒4には、その基部12が内筒4の中程で摺動
自在に保持された開弁軸13が内装されており、その先
端は内筒4の上流端に臨み、他方、第3図に示すように
、基部12は内筒4に内接する円板状に構威されてこの
円板状部に複数のガス通過孔14, 14を設け、さら
に、該基部と内筒4の中程の段部15との間にバネを介
装して開弁軸13には下流側への後退力が付与されてい
る。
さらに、該基部12の外周は内筒4の中程でホースエン
ド11の基部近傍に設けたボール16.16と係合し、
該ボール16, 16は内筒4に穿設した透孔27内に
収容されている。
また、内筒4のホースエンド11の基部には摺動筒17
が外嵌すると共に該摺動筒には前記透孔27に対応させ
た凹溝26がその内周に形或され、該摺動筒のさらに外
周に作動筒18が外嵌する。
この作動筒の先端のフランジ19は、ホースエンド11
の基部と気密状態で摺動すると共に前記摺動筒17に当
接し、他方、その基端側のフランジ20は、外筒21を
介して内筒4に固定される電磁石22に適宜間隙を置い
て対向し、該電磁石のケーシング23の一側24により
抜け止めされている。
上記した実施例の作用についてさらに詳述すると、通常
状態では、従来のガス接続具と全く同様に機能し、第2
図の如く、ソケツ}Bをガス器具にゴム管接続して、こ
れをガスコックに連設したプラグAに接続すると、開弁
軸13はボール16.16により係合ロックされている
から、該軸の先端がプラグAの弁体2を押し込んで開弁
じ、他方、既述の接続保持装置10により同図の状態に
接続保持される。
この使用状態では、電磁石22はガス漏れ警報器Cに電
気接続されており、ガス漏れが生じると、該警報器が作
動すると同時に、その出力により電磁石22に磁力が発
生して作動筒18のフランジ20が電磁石22に吸着さ
れる。
これにより該作動筒18すなわち摺動筒がバネ25に抗
して押し込められる。
すると、摺動筒17の凹溝26がボール16,16に一
致して、該ボールは開弁軸13の基部12の周縁により
前記凹溝に押し込められて開弁軸13の保合が外れ、該
開弁軸が後退する。
従って、弁体2もバネ1の付勢力により閉弁せしめられ
ることとなる。
上記の作用で、ガス漏れ警報器Cの警報作動と同時にガ
ス回路が自動的に遮断される。
尚、上記に於いて、電磁石22への入力は、瞬間的な、
いわゆる、パルス信号入力でよく、電磁石22に瞬間的
に磁力が発生すれば、前記の作動が得られる。
ガス回路が正常に復元したとき、適宜手段で開弁軸13
を押し込んでリセットすれば、ボール16,16が内筒
4の内側に突出して開弁軸13は初期状態に保合ロック
される。
尚、第2図の二点鎖線で示す如く、開弁軸13をホース
エンド11側に延長させれば、作動時にこの延長端が該
ホースエンドから突出することとなって、上記リセット
操作がやり易い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図は使用状態の断
面図、第3図はボール16と内筒4及び開弁軸の基部1
2との関係を示す断面図、第4図は従来例の説明図であ
り、 図中、A・・・・・・フ゜ラグ、B・・・・・・ソケッ
ト、C・・・・・・ガス漏れ警報器、2・・・・・・弁
体、4・・・・・・内筒、12・・・・・・基部、13
・・・・・・開弁軸、17・・・・・・摺動筒、22・
・・・・・電磁石、26・・・・・・凹溝、27・・・
・・・透孔、16・・・・・・ボール、18・・・・・
・作動筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バネ1で付勢された常閉の弁体2を内蔵するプラグAと
    、プラグAとソケットBとの嵌今時に前記弁体を開弁す
    る開弁軸13を内蔵したソケットBとから戒るガス管接
    続具において該開弁軸13の円筒形基部12を前記ソケ
    ツ}Bに具備された内筒中程で摺動自在に保持させると
    ともに、該基部と内筒間に介装したバネにより該開弁軸
    13を下流側に付勢させ、内筒4の前記基部摺動部の壁
    面に半径方向の複数の透孔27, 27を設け、該透孔
    27のそれぞれにボール16を出没自在に収容するとと
    もにこれらボールの直径を内筒4の肉厚以上に設定し、
    この透孔配設部の外周にバネにより下流側に付勢させた
    摺動筒17を外嵌させるとともに該摺動筒の内面に凹溝
    26を周設し、該摺動筒17をソケットの外周に配設し
    た電磁石22により吸着して摺動させるようにし、電磁
    石22の励磁状態に於いて摺動筒が吸着作動せしめられ
    たときに前記凹溝と上記透孔27との位置が一致しかつ
    初期位置ではこれら凹溝26と透孔27との位置が外れ
    るように凹溝26の位置及び摺動筒17の摺動ストロー
    クを設定し、上記電磁石をガス漏れ警報器Cの警報出力
    回路に接続したガス接続具におけるガス漏れ遮断装置。
JP5908481U 1981-04-22 1981-04-22 ガス管接続具におけるガス漏れ遮断装置 Expired JPS596297Y2 (ja)

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JPS57171464U JPS57171464U (ja) 1982-10-28
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