JPS5962093A - ミシン駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は縫いパターンを設定可能なミ／ンの、駆動装置
に関するものである。

従来例の構成とその問題点 第１図は、逆転機構を自動的に制御する工業用ミシンの
概略の構成を示したもので、１はミシン、２は電動機、
３はミシン１の針位置及び回転数を検出する検出装置、
４はミシン１の送り方向を逆転させる逆転機構、６は制
御装置、６は制御手段、７は開数を設定する４数設定用
スイッチ要素、８は縫いパターンを設定するパターン設
定用スイッチ要素、９はミシン１の状態を設定する設定
手段、１０は設定手段９に接続されたミシンペダルであ
り、前記制御手段６は、設定手段９からの信号を受は針
数設定用スイッチ要素７とパターン設定用スイッチ要素
８の設定を読み込み、検出装置３の信号と比較しなから
、電動機２及び逆転機構４を制御するよう構成されてい
る。

第２図は、第１図に示す工業用ミシンで、糸抜は防止の
だめの縫い始め、縫い終り時の２重自動止め縫いを行な
う際の動作波形を示したもので、Ａ（ｄミシンペダル１
０の動作、Ｂはミシンの回転数、Ｃは検出装置３の針下
信号、ｐは逆転機構４の動作をそれぞれ表わしている。

今、時刻ｔ１０にペダル１ｏを前踏み方向に踏み込むと
、ミシンが回転を始める。制御手段６は、ミシン回転級
を定められだ値以下に押えるとともに、検出装置３から
の針下信号をカウントし針数設定用スイッチ要素７の設
定に応じた周期で、逆転機構４の動作及び動作解除を制
御する。第２図は、針下信号をｎ１回カウントした段階
で逆転機構４が動作し、ｎ２平力ウン］・シた段階で逆
転機構４が動作解除されることを示している。

時刻ｔ１１にミシンペダル１Ｑを後踏み方向へ踏み返す
と、ミシンは一定の回転数で回転を始めると同時に、制
御手段６は、検出装置３からの針下信号をカウントし、
斜截設定用スイッチ要素の設定に応じた周期で逆転機構
４の動作及び動作解除を制御する。第２図は、針下信号
をｍ１回カウントするまで逆転機構４を動作させた後動
作を解除しさらにｍ２回カウントするまで正縫いを行な
い停止することを示している。

以上が２重の自動止め縫いの例を示したものであるが、
工業ミシンの多くはこの自動止め縫いのパターンをパタ
ーン設定用スイッチ要素８によりいくつか選択できるよ
う構成されるのが普通である。

第３図は、パターン設定用スイッチ要素により、縫い始
め、縫い終り時の自動止め縫いのノくクーンを選択した
際の動作波形を示しだもので、Ｅは検出装置３からの針
下信号、Ｇ１−Ｇ４はパターン設定用スイッチ要素８を
切り換えた時の逆転機構４の動作、９１〜ｑ４はパター
ン設定用スイッチ要素８を切り換えた時の実際の縫い目
の状態を表わし、それぞれ０１〜Ｇ４の波形と対応して
いる。

なお第３図では、第２図におけるＣ、Ｄの波形をＥ、Ｇ
１−Ｇ４に置き換えて表わしている。

従来の工業用ミシンは、パターン設定用スイッチ要素に
より、第３図に示す９１〜ｑ３の３種のパターンしか選
ぶことができなかった。

しかしながら縫製物の中には、ｑ３に示す２重の止縫い
でも、丑だ糸抜けに不安があり、より厳重な止め縫いを
必要とするものもあつ／こ。

発明の目的 本発明ｄ１、糸抜けを防止するだめの自動止め縫いのパ
ターン選択を４種類にすることにより、より多くの縫製
物の縫製に対応する工業用ミ・／ンの駆動装置を提供し
ようとするものである。

発明の構成 本発明のミシン駆動装置は、ミシンと、該ミシンを駆動
する電動機と、前記ミシンの送り方向を逆転させる逆転
機構と、前記電動機及び前記逆転機構を制御する制御装
置とを備え、前記逆転機構の作動・停止のくり返し回斂
を０〜４回の範囲で設定可能とし、糸抜は防止のだめの
いわゆる止め縫いのためのパターンの選択幅を多く構成
したものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、第１図、第３図〜第
５図により説明する。

第１図、第３図に七いて、今時側ｔ２０にミシンペダル
１０を前踏み方向に踏み込むと、ミシンが回転を始める
。制御手段６は、縫い始めの自動止め縫いか終了するま
でミノン回転敬を定めらｉｔた値以下に押えるとともに
、検出装置３カ・らの全１下信号をカウントシ、斜截設
定用スイッチ要素７の設定に応じた周期で、逆転機構４
の動作及び動作解除を制御する。

この時、前記逆転機構４の動作及び動作解除のくり返し
回数は、パターン設定用スイッチ要素８により設定され
、その結果９１〜ｑ４の縫いパターンの選択か行なわれ
る。

今、パターン設定用スイッチ要素８か９４の止め縫いを
行なうよう設定されていたとずれは、制御手段６は、釧
下信号ｎ１回カウントした段階で逆転機構４を動作さぜ
、ｎ２回カウントした段階で逆転機構４の動作を解除、
再度ｎ１回カウントした段階で逆転機構４を動作、ｎ２
回カウントした段階て逆１ｋ　を幾１（１４の動作を解
除し、通′帛の縫製に入る。

時刻ｔ２１にミシンペダル１０を踏み返−ノーと、ミ／
）ｄｌ、縫い終り自動１」二め縫い行程に入り、一定の
回転敬で回転を始める。同時に制御回路６は、逆１１ム
（収構４を釧下イ８号をｍ１回カウントする期間動作さ
せた後、ｍ２回カウントする期間動作ＪＱ’ｌ除し、再
度ｍ１１ｍカウントする期間動作、ｍ２回カウントする
ｊｖｊ間動作解除するよう制御し、ミシンを停止さぜる
。

なお上記の説明に用いた、ｎｌ　、　ｎ’２　、ｍｌ　
。

ｍ２の値は、言うまでもなく針数設定用スイッチ要素７
により設定に対応した針数を示す。

第４図は、パターン設定用スイッチ要素８をロータリー
スイッチで構成した例を示したもので、１１は始め止め
縫い用のロータリースイッチ、１２は終り止め縫い用の
ロータリースイッチを表わす。

パターン設定用スイッチ−要素８にロータリースイッチ
を使用すれば、少スペースにスイッチを配置できるとい
う利点がある。

才だ第５図は、パターン設定用スイッチ要素８にスライ
ドスイッチを利用しメζ例全示したものて、１３は始め
止め縫い用のスライドスイッチ、１４は終す止め縫い用
のスライドスイッチを表わす。

パターン設定用スイッチ要素８にスライドスイッチを使
用すれば、設定の状態が１目でわかるという利点がある
。

発明の効果 以上の通９、本発明によれば、逆転機構の作動・停止の
くり返し回数を縫製開始時と縫製終了時でそれぞれ個別
に０〜４回の範囲で設定可能とな　　　（るようパター
ン設定用スイッチ要素を構成しているだめ、止め縫いパ
ターンの選択幅が広がり、かつ従来止め縫いが不充分で
あった縫製物に対しても、厳重な止め縫い行うことが可
能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は逆転機構を自動的に制御する工業用ミ７ンの概
略の構成図、第２図は同動作波形図、第３図は本発明の
一実施例によるものを含むパターン設定用スイッチ要素
を切り換えた時の釧下信号に対する逆転機構の動作波形
及び実際の縫い層状態を示す説明図、第４図はパターン
設定用スイッチ要素にロータリースイッチを使用した例
を示ずミノン、鳴動装置の要部拡大図、第５図はパター
ン設定用スイッチ要素にスライドスイッチを利用した例
を示ずミツフッ５ｇ動装置の要部拡大図である。 １・・・・・・ミノン、２・・・・・・電動機、３・・
・・・検出装置、４・・・逆転機構、６・・・・・制御
手段、７・・・・針数設定用スイッチ要素、８・・・パ
ターン設定用スイッチ要素。 ８１図 第２図 第３図 ［／１　−　　　　　＋−＋＋＋ 第４図 第５図 −Ｌｚ医 −ΔΣ玉

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくともミシンと、該ミシンを駆動するだめの
   電動機と、前記ミシンの回転数及び針位置を検出する検
   出装置と、前記ミシンの状態を設定する設定手段と、前
   記ミシンの送り方向を逆転する逆転機構と、針数を設定
   する針数設定用スイッチ要素と、縫いパターンを設定す
   るパターン設定用スイッチ要素と、前記設定手段、前記
   ９Ｉ数設定用スイツチ要素及び前記パターン設定用スイ
   ッチ要素からの信号と、前記検出装置との信号を比較し
   、前記電動機及びＡｉＪ記逆転機構を制御する制御子ｌ
   を備え、該制御手段は、縫製開始時又は縫製終了時、ミ
   シンを前記設定手段に対応した回転数あるいは定められ
   た回転数で回転させ、同時に前記針数設定用スイッチ要
   素の設定と前記検出装置からの信号を比較しそれに対応
   した周期で前記逆転機構の作動・停止をくり返すと共に
   、該逆転機構の作動・停止のくり返し回数を、前記パタ
   ーン設定用スイッチ要素により、縫製開始時と縫製終了
   時でそれぞれ個別に少なくとも○回、１回、２回。 ４回の範囲で設定が可能となるよう構成したミシン１駆
   動装置。
2. （２）パターン設定用スイッチ要素をロータリースイッ
   チで構成した、特許請求の範囲第１項記載のミシン、駆
   動装置。
3. （３）パターン設定用スイッチ要素をスライドスイッチ
   で構成した、特許請求の範囲第１項記載のミシン１駆動
   装置。