JPS5959593A - 船舶等の建造設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は大型浮体とドックあるいは岸壁とを用いた船舶
建造設備に関する。

従来船台、ドック伺れの船舶建造方式においても、船体
ブロックの組立作業場所面と船台面あるいは築城との間
には高低の差がある。このため船体ブロック組立場所か
ら船台あるいはドックへの船体ブロックの移送にはクレ
ーンを必要とし、従ってブロックの大きさはクレーン能
力に制約されることになる。本発明はブロック組立場所
と船体組立場所すなわちブロックの接合場所とを同一平
面とし、前者より後者へのブロック移送にはクレンを要
しない船舶建造設備を提供するものである。

第１図はドックと大形浮体とよりなるこのような船舶建
造設備を斜視図で示し１図ａがドック１を０図すが大型
浮体２を１図Ｃかドック１に大型浮体２が入渠した状態
を示す。ここで大型浮体２は下記のように構成される。

（ａ）　　浮体２は上記ドック１への出入渠ができる。

（ｂ）　　注排水設備をもつ。

（Ｃ）　　デッキ２ａ面で船体の組立ができる。

（（１）　　ドック１で着底したときは浮体デツキ面２
ａはドック縁面１ａと同じ高さとなり、かつドック縁と
大きな間隙はおかない。

この設備での船舶建造はつぎのようにな６−、第３図に
これを示す。

（１）船体ブロックはドックの縁１ａと同じ水平面のブ
ロック組立場所６で組立てられる。

（２）　　このブロックは例えばコＤシこより注水着底
さぜられた浮体２上に運ばれそこでブロック接合が行な
われる（図ａ）。

（３）船体のフロック接合がずめは浮体２はイＪＩ′水
離底され、海面に引出される（図す、Ｃ）。

（４）　　海面において浮体は注水沈下され船体は浮上
する（図ｄ、　）。

α体にはびド２・りや潜水船の技術が概ね適用され１例
えば１０万屯］）、Ｖｌｌ、の船に対し、大略１１］　
４ｏ　ｎ？　。

長さ２５　Ｏｎ？　、吃水４７／２　、調料重量２０．
０００上程度の規模となる。なお２ｂは浮体と陸上との
連絡用のボストである。

以」二のような設備はドックの代りに岸壁を用いてもで
き、第２図はこれを岸壁に直角な断面で示す。図で５は
岸壁、７ｄ：岸壁５に接してｆｔ５底６に作られメ杜浮
体２に対する支持構造物で、岸壁面５ａは船体フロック
組立場所乙に同一水平面でつながる。浮体２か支持構造
物７に着底したときは浮体２のデツキ面２ａは岸壁面５
ａと同じ高さとなＱ、船の建造手順、浮体２の岸壁５へ
の離接岸等ドックの場合と同様である。リフ等の海洋構
造物も本発明設備によシ船舶同様建造できる。

このように本発明設備によればクレーンの能力に関係な
くブロックを大形化でき、船舶構造の能率化を期待しつ
るものである。

寸だ本発明の船渠では浮体の源力を利用できるので従来
の船渠程渠底を強くしなくてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のドックと大形浮体とよりなる船舶建造
設備の争１視図で図ａはドック、図１〕は浮体９図Ｃは
浮体が入渠した状態を示す。第２図は同岸壁と大型浮体
とよりなる船舶建造設備を示す岸壁に直角な断面図、第
５図は本発明設備による作業手順を図ａ、、　ｂ、　　
ｃ−、ｄにより示す。 １　ドック　　　１ａ同縁面 ２　大型浮体　　２ａ　同デツキ面 ２ｂ浮体と陸上との連絡用ポスト ６　ブロック組立場所 ５　岸壁　　　５ａ　岸壁面 ６　海底 ７　浮体支持構造物 出願人　三井造船株式会社 代理人　　河　１）茂　夫

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ドックあるいは岸壁と下記の浮体とからなる船舶等の建
   造設備。 （ａ）　　浮体は」二記ドックへの出入渠、あるいは岸
   壁への離接岸ができる。 （ｂ）　　注排水設備をもつ。 （Ｃ）　　デツキ面で船体のブロック接合ができる。 す）　ドックあるいは岸壁で着底したときはデツキ面は
   ドックの縁面、あるいは岸壁面と同じ高さとなり、かつ
   ドック縁と大きな間隙はおかない。