JPS595840Y2 - 瓦焼成用台車 - Google Patents

瓦焼成用台車

Info

Publication number
JPS595840Y2
JPS595840Y2 JP13569678U JP13569678U JPS595840Y2 JP S595840 Y2 JPS595840 Y2 JP S595840Y2 JP 13569678 U JP13569678 U JP 13569678U JP 13569678 U JP13569678 U JP 13569678U JP S595840 Y2 JPS595840 Y2 JP S595840Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
shelf board
shelf
trolley
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13569678U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5552095U (ja
Inventor
公明 加藤
道典 鈴木
三郎 脇田
Original Assignee
三菱マテリアル株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱マテリアル株式会社 filed Critical 三菱マテリアル株式会社
Priority to JP13569678U priority Critical patent/JPS595840Y2/ja
Publication of JPS5552095U publication Critical patent/JPS5552095U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS595840Y2 publication Critical patent/JPS595840Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は所定の形状に或型された瓦素地を載置して焼或
窯内を通過することによって瓦を焼或するための台車に
関するものである。
瓦を焼或する場合、所定の形状に或型された瓦素地を9
00乃至1250℃に一定時間加熱して行なうが、焼戊
作業を能率良く行なうために、多数の瓦素地を台車上に
載置し、これを焼或窯内を通過させて加熱し、一度に多
数の瓦を焼戒することが行なわれている。
このような焼戒作業において従来使用されている台車は
、,第1図に示すように構或されている。
すなわち、下面に複数の車輪1が取付けられた載荷台2
の上面に下棚板3が載置され、その上面の角度と側縁部
の適宜の位置とに複数本の支持棒4が立設され、その上
端部に上棚板5が載置して設けられており、さらにこの
上棚板,5の上面に前記支持棒4と同様な複数本の支持
棒6が立設されている。
そして、瓦素地7は起立した状態で適宜のスペーサ(図
示せず)を挾んで互いに所定間隔をもって平行にして各
棚板3,5上に並べられる。
ところで、上記の如き従来の台車においては第2図に示
すように、瓦素地7一列当り2本の棚板3又は5を平行
に配設し、各々の間に瓦素地7を起立状態で掛け渡すと
ともに、各瓦素地7の下端部に各棚板3又は5に対して
2個所突起7aを形威し、この突起7aで瓦素地7の起
立状態を保持するようになされていた。
そのため、従来の台車では棚板3,5の総数が多くなっ
てしまい棚組作業が劣リ、シかも各瓦素地7は4点支持
された状態にあるから、その起立状態は不安定なものに
ならざるを得なかった。
また、従来の台車では各棚板3,5が耐火レンガにて直
方体状に造られているが、前記したように棚板3,5は
台車が焼或窯内を通過する間に900乃至1250℃に
加熱され、同時に瓦素地7の重量による曲げモーメント
が加わるため、各棚板3,5が使用中にその中央部が下
方に曲って変形してしまうことがある。
このように変形した棚板3,5では新らたに瓦素地7を
セットする際に作業を行ないにくいので、ある程度以上
変形した棚板3,5は新品と交換されるが、従来一般に
使用されている耐火レンガ製棚板3,5は強度上の要求
から直方体状に造られていてその重量が重いから、棚板
3,5の交換作業性が悪く、総じて瓦の製造作業性に劣
る欠点があった。
本考案は、上記事情を考慮してなされたもので、瓦素地
l列当たり耐熱合金からなる棚板を1本配し、しかもそ
の棚板を、表裏面を水平方向に向けて並設された3つの
垂直板部と、対向する垂直板部の各間の中央部に設けら
れた水平板部とを備えた構造とするとともに、上下およ
び左右対称に形或することにより、棚板の強度向上およ
び軽量化を図って、棚組作業および焼或作業の能率を向
上させることができ、しかも瓦素地を起立状態で安定良
く載置することができる瓦焼戊用台車を提供することを
目白勺とする。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第3図イ,口,ハは本考案に係る台車に用いられる棚板
10の1つを示すもので、この棚板10はNi−Cr−
CO系合金、C O −C r −F e系合金あるい
はF e −N i −C r系合金等の耐熱合金から
なる垂直板部10 aおよび水平板部10bを組み合わ
せて、あるいは鋳造して図示する形状に一体的に形或し
たものである。
すなわち、垂直板部10aは3つあり、これら3つの垂
直板部10 aはそれぞれ水平方向に延在し、かつその
表裏面を水平方向に向けて並設されている。
また、互いに対向する垂直板部10aの各間の中央部に
は、表裏面を上下方向に向けた水平板部10 b ,1
0 bが垂直板部10aの長手方向に沿って設けられて
いる。
しかも、棚板10は、図からも明らかなように、上下お
よび左右対称に形或されている。
なお、図中符号10 Cは、棚板10の重量を軽くする
ために、水平板部10 bに形威された抜穴である。
しかして、各棚板10は第1図に示す従来の瓦焼戒用台
車の如く棚組して使用されるのであるが、第4図に示す
ように、瓦素地11の1列当たり1本宛用いられる。
したがって、棚板10の総数が従来の焼或用台車のそれ
に較べて半分となり、棚組作業の能率が向上する。
しかも、棚板10は板材がらなるものであるから重量が
軽く、シたがって棚組作業の能率をより一層向上させる
ことができ、ひいては焼或作業の能率化を図ることがで
きる。
また、棚板10は垂直板部10 aと水平板部10 b
とが互いに補強し合う構造となっているから強度が大き
い。
さらに、棚板10は耐熱合金によって構威されている。
しかも、上下および左右対称になっているから熱変形が
少ない、そして、これら3点の相乗効果によって棚板1
0の耐用時間を大幅に長くすることができる。
なお、上下左右対称であることから、焼戒作業を1回あ
るいは数回行う毎に反転して使用することにより、棚板
10の耐用時間をより一層長くすることができる。
さらに、この瓦焼戒用台車においては、瓦素地11を3
つの垂直板部10 a上に載置するようにしているから
、棚板10と瓦素地11との接触面積を少なくして瓦素
地11を均一かつ効率良く焼或することができ、しかも
瓦素地11を起立状態で安定良く載置することができる
すなわち、棚板10と瓦素地11との接触面積を単に少
なくするのであれば、垂直板部10 aを2つにし、瓦
素地11の両端部を支持するようにすればよい。
しかし、このようにすると、瓦素地11は、その両端部
が垂直板部10 aによって支持されるいわゆる2点支
持の状態で棚板10に載置されることになる。
2点支持であるから、瓦素地11の安定性が悪い。
本考案は、瓦素地11の安定化を図るために、瓦素地1
1が湾曲している点に着目して垂直板部10aを3つ設
けたものである。
垂直板部10aを3つ設けているから、瓦素地11はそ
の両端部と中央部が支持されることになる。
この場合、瓦素地11が湾曲しているから、中央の支持
点は両端の支持点を結ぶ線からずれることになる。
したがって、瓦素地11は棚板10によって3点で支持
されることになり、安定性が向上する。
第5図イ,口,ハは、この考案に係る棚板と他の例を示
すもので、この図に示す棚板20は、垂直板部20 a
の上下両端に平板部20 dを形或したものである。
なお、その他の構或は上記実施例と同様であるからその
説明を省略する。
この棚板20においても上記棚板10と同様の効果が得
られるのは勿論である。
以上説明したように、本考案に係る瓦焼或用台車によれ
ば、瓦素地l列当たりに耐熱合金がちなる棚板を1本配
し、しかもその棚板を、表裏面を水平方向に向けて並列
された3つの垂直板部と、対向する垂直板部の各間の中
央部に設けられた水平板部とを備えた構造とすることも
に、上下および左右対称に形或しているから、棚板の強
度向上および軽量化を図って、棚組作業および焼或作業
の能率を向上させることができ、しかも瓦素地を起立状
態で安定良く載置することができる等の効果が得られる
【図面の簡単な説明】 第1図は瓦焼或用台車の側面図、第2図は従来の瓦焼戒
用台車における棚板と瓦素地の載置状態とを示す一部省
略した平面図、第3図イ,口,ハは本考案に係る瓦焼戊
用台車に用いる棚板の一部省略した平面、正面および一
部省略した側面の各図、第4図は瓦素地の載置状態を示
す一部省略した平面図、第5図イ,口,ハは他の棚板の
一部省略した平面、正面および一部省略した側面の各国
である。 10.20・・・・・・棚板、10 a ,20 a・
・・・・・垂直板部、10 b・・・・・・水平板部、
]1・・・・・・瓦素地。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の瓦素地を起立状態で互いに平行にして棚板上に並
    列して載置するとともに焼或窯内を通過することにより
    前記瓦素地を焼或するようにした台車において、前記棚
    板を耐熱合金で形戊するとともに前記瓦素地1列当り1
    本配設し、この棚板は、水平方向に延在しかつ表裏面を
    水平方向に向けて並設された3つの垂直板部と、表裏面
    を上下方向に向けかつ互いに対向する垂直板部の各間の
    中央部に長手方向に沿って設けられた水平板部とを備え
    、しかも、上下および左右対称に形或されていることを
    特徴とする瓦焼戊用台車。
JP13569678U 1978-10-03 1978-10-03 瓦焼成用台車 Expired JPS595840Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13569678U JPS595840Y2 (ja) 1978-10-03 1978-10-03 瓦焼成用台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13569678U JPS595840Y2 (ja) 1978-10-03 1978-10-03 瓦焼成用台車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5552095U JPS5552095U (ja) 1980-04-07
JPS595840Y2 true JPS595840Y2 (ja) 1984-02-22

Family

ID=29106233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13569678U Expired JPS595840Y2 (ja) 1978-10-03 1978-10-03 瓦焼成用台車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS595840Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0434397Y2 (ja) * 1986-01-25 1992-08-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5552095U (ja) 1980-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS595840Y2 (ja) 瓦焼成用台車
US2930601A (en) Open-hearth furnace construction
JPS5829838Y2 (ja) 瓦焼成用台車の棚板
JPH0434397Y2 (ja)
JPS5832159Y2 (ja) のし瓦焼成用固定具
JPS6243278Y2 (ja)
JPH042397Y2 (ja)
JPS5930400Y2 (ja) 瓦焼成棚用瓦受材
JPH0438234Y2 (ja)
JPH0744959Y2 (ja) H型匣鉢
JPS5835998Y2 (ja) 瓦焼成用治具
JPS6246153Y2 (ja)
JPH08105695A (ja) 瓦焼成用棚材
JPH0120639Y2 (ja)
JPS6246154Y2 (ja)
JPH02293590A (ja) 屈曲タイル焼成用匣鉢及び屈曲タイルの焼成方法
JPH0645830Y2 (ja) 瓦焼成用窯道具
JPS6244317Y2 (ja)
JP2581371Y2 (ja) 平板陶磁製品の焼成用治具
JPH0619543Y2 (ja) 粘土瓦
JP2537438B2 (ja) 熨斗瓦の焼成方法
JPH042398Y2 (ja)
JPH025358Y2 (ja)
JPH08105694A (ja) 瓦焼成用棚材
JPS6320959Y2 (ja)