JPS5953913B2 - ウロカニン酸アルキルエステルの製造法 - Google Patents

ウロカニン酸アルキルエステルの製造法

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JPS5953913B2
JPS5953913B2 JP52033136A JP3313677A JPS5953913B2 JP S5953913 B2 JPS5953913 B2 JP S5953913B2 JP 52033136 A JP52033136 A JP 52033136A JP 3313677 A JP3313677 A JP 3313677A JP S5953913 B2 JPS5953913 B2 JP S5953913B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は、アルキル基の炭素数が3〜20のウロカニン
酸アルキルエステルの新規な製造方法に関する。
ウロカニン酸は、生体由来の紫外線吸収剤としてその有
用性が認めらへ既に点眼剤6化粧料などにも使用されて
いるが、ウロカニン酸それ自体は一般に有機溶剤に難溶
、もしくは不溶であるために用途は限定されている。
そこで近年は、ウロカニン酸に代つて、溶解性の良いそ
のエステル類が使用され始めているが、これらのものは
一般に毒性、皮膚刺激が少なく、極性の小さい有機溶剤
にも可溶であることから、既に一部のものは化粧料中に
紫外線吸収剤として、また分子化合物の劣化防止剤、色
素の退色坊止剤等として広く使用されている。
このように、ウロカニン酸のエステル類は、有用な化合
物であるが、その製造は概して困難でありその製造方法
に関しての報告は少ない。
従来、ウロカニン酸のエステル類は一般に、ウロカニン
酸のアルカリ金属塩とハロゲン化アルキルとの反応(例
えば、特公昭50−28500号公報)、酸触媒存在下
でのウロカニン酸とアルコールとの反応(例えば、特公
昭51−20515号公報)などにより製造されている
が、いずれの反応も副反応を伴い易い為に収率は低く、
生成物の着色も著しい。
又原料であるウロカニン酸自体も甚だ高価であり、工業
的に有利な方法ではない。
ところで、4(5)−イミダゾールアルデヒドはウロカ
ニン酸製造の原利と成るものであるが、これからウロカ
ニン酸を経由せずして、直接ウロカニン酸のアルキルエ
ステルを製造することが可能となれば、工業的には極め
て有益なことと考え、鋭意研究を行なつた結果64(5
)−イミダゾールアルデヒドと、前記一般忠1)で表わ
されるカルボアルコキシトリフエニルホスホニウムハラ
イド、前記―般?2)で表わされるカルボアルコキシメ
チレントリフエニルホスホランからなる群から選択され
た化合物の少なくとも一つを、塩基性物質の存在下また
は非存在下に、非酸性溶媒中で反応させることにより、
極めて容易且つ収率良く、前記一般式(3)で表わされ
るウロカニン酸アルキルエステルが得られることを見出
し、本発明を完成した。
即ち、本発明の目的は工業的に容易で、かつ収率よく一
般式(3)で表わされるウロカニン酸アルキルエステル
を製造する新規な方法を提供することにある。本発明は
、4(5)−イミダゾールアルデヒドと、一般式 (式中で.Rは炭素数3〜20のアルキル基、Xは塩素
原子または臭素原子である。
)で表わされるカルボアルコキシメチルトリフエニルホ
スホニウムハライド、及び一般式(C6H,),P=C
HCOOR・・・・・・(2)(式中で、Rは炭素数3
〜20のアルキル基である。
)で表わされるカルボアルコキシメチレントリフエニル
ホスホランからなる群から選択された化合物の少なくと
も一つとを、塩基性物質の存在下または非存在下に、非
酸性溶媒中で反応させることを特徴とする、(式中で、
Rは炭素数3〜20のアルキル基である。
)で表わされるウロカニン酸アルキルエステルの製造法
である。
本発明に使用するカルボアルコキシメチレントリフエニ
ルホスホラン、カルボアルコキシメチルトリホスホニウ
ムブロマイド、カルボアルコキシメチルトリフエニルホ
スホニウムクロリドの単独または組合せて使用する量は
4(5)−イミダゾールアルデヒド1.0モルに対して
、1.0〜2.0モルが適量であり、更に好ましくは1
.2〜1.8モルである。
即ち、1.0モルより少なくても又2.0モルより多過
ぎても、満足な収率を得ることは出来ない。非酸性溶媒
としては、多くの中性もしくは塩基性溶媒を使用し得る
が、一般のアルデヒド、ケトン類は前述特定の有機リン
化合物と反応するので使用出来ず、又、エチルエーテル
、イソプロピルエーテル、、炭化水素類等は、原料アル
デヒドを溶解しないので使用し難い。更に第一級アルコ
一類、第一級アミン類は、エステル基と反応し易いので
やはり使用出来ないが、上記の如き欠点の無い、例えば
、第三ブタノール、第三アミルアルコーノに1,2−ジ
メトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、ジエチレ
ングリコールジメチルエーテノレ、ジエチレングリコー
ルジエチルエーテル、テトラヒドロフランジオキサン、
ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド
、ピリジン、α−ピコリン、β−ピコリン、γ−ピコリ
ン、アニソール、フエネトールまたはそれらの組合せが
特に好ましいものとして例示される。カルボアルコキシ
メチルトリフエニルホスホニウムブロマイド、またはカ
ルボアルコキシメチルトリフエニルホスホニウムクロリ
ドまたはそれらの組合せと共に使用する塩基性物質とし
ては、水酸化アルカリ、炭酸アルカリ、第二級及び第三
級アミン類、アルカリアルコキシド、アルカリアミド、
アルカリヒドリド、アルキルアルカリ、アルカリ金属な
ど、殆んど全ての塩基性物質を使用し得るが、特に水酸
化ナトリウム、水酸化カリウへ無水炭・酸ナトリウム、
無水炭酸カリウム、トリメチルアミン、トリエチルアミ
ン、トリ−n−プロピルアミン、トリイソプロピルアミ
ン、ピリジン、α−ピコリン、β−ピコリン、γ−ピコ
リン、イミダゾール、ピペリジン、モルホリン、1,8
−ジアザシクロ〔5.4.0〕−Jメ[ウンデセン、ナト
リウムエトキシド、カリウム第三ブトキシド、ナトリウ
ム第三ブトキシド、リチウム第三ブトキシドn−ブチル
リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化
リチウム、ナトリウムアミド、カリウムアミド、リチウ
ムアミド、金属ナトリウムまたはそれらの組合せが特に
好ましいものとして例示される。
一方上述の塩基性物質の使用量は、カルボアルコキシメ
チルトリフエニルホスホニウムプロミド、またはカルボ
アルコキシメチルトリフエニルホスホニウムクロリドの
あるいはそれらを組合せた全量の1モルに対して0.1
〜1.1モルが適当であり0.7〜1.0モルの範囲が
より好ましい。
0.1モルよりも少ないと反応速度が遅く、また1.1
モルよりも多いと副反応が進み収率が低下するので好ま
しくない。
反応温度が20℃よりも低いと反応速度は著しく遅く、
また160℃よりも高いと着色が顕著になるため20〜
160℃の範囲が好ましい。より好ましくは70〜14
0℃の範囲である。本発明の反応は通常所要量の4(5
)−イミダゾールアルデヒドとカルボアルコキシメチレ
ントリフエニルホスホランまたはカルボアルコキシメチ
ルトリフエニルホスホニウムハライドとを後述の反応装
置、条件の下で反応させる力\あるいは所要量の4(5
)−イミダゾールアルデヒドとカルボアルコキシメチル
トリフエニルホスホニウムプロミドまたは1およびカル
ボアルコキシホスホニウムクロリドとを所有量の塩基性
物質の存在下に反応させることによつて行なわれる。
即ち上記いずれの場合も、それぞれの原料を上記した非
酸性溶媒と共に還流冷却器、加熱装置撹拌機、畠度計等
を備えた反応容器に入れた後、窒素ガスを吹き込んで容
器内を一旦窒素で満たし、次に撹拌しつつ、20〜16
0℃の畠度で5時間〜48時間反応させることによつて
達成される。反応によつて生成したウロカニン酸アルキ
ルエステルは通常反応溶液中に溶解しているので後処理
によつて単離される。後処理方法としては、冷却した反
応混合物に冷却しつつ、激しく撹拌しながら、滴々、濃
塩酸を加え弱酸性とする。次いで水層部分を分離してク
ロロホルムで抽出操作を繰返し、クロロホルム可溶分を
除去する。次にその水溶液に注意深く、飽和炭酸ナトリ
ウム水溶液を加えて弱アルカリ性とした後、多量のエタ
ノールを加えて、析出した沈澱をろ過により除去する。
ろ液は一度、減圧下に加熱して蒸発乾固させ、再びエタ
ノールを加えて熱時、可溶物を抽出する。得られたエタ
ノール液に活性炭の少量を加えて脱色ろ過し、ろ液を減
圧下に加熱してエタノールを留去すれば、ウロカニンア
ルキルエステルは白色の結晶もしくは油状物質として得
られる。以上の様に反応、後処理は平易であり、この様
にして単離されたウロカニン酸アルキルエステルの純度
も高く、収率も=般に60〜85%と良好である。
以上、要するに、本発明は、従来ウロカニン酸を原料と
して困難なエステル化法により製造されていたウロカニ
ン酸のアルキルエステルを、ウロカニン酸自体を経由す
ることなく、4(5)−イミダゾールアルデヒドのウイ
ツテイツヒ反応により一挙にウロカニン酸アルキルエス
テルを高収率、且つ簡便に製造し得る優れた新規方法で
あつてその工業的意義は極めて大きい。
以下実施例について説明する。
尚、実施例に示す%とは、収率においては4(5)−イ
ミダゾールアルデヒドを基準としたモル%を意味し、そ
の他の場合は単に重量%を意味する。実施例 1 還流冷却器、撹拌機を備えた2000m2の丸底フラス
コに、4(5)−イミダゾールアルデヒド96r(1.
0モ′(へ)、カルボラウロキシメチレントリフエニル
ホスホラン586f(1.2モル)、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル1000町を加える。
次に反応容器に乾燥窒素を通じて容器内の空気を排出し
た後、撹拌しつつ、140℃で5時間反応を行なう。反
応後、冷時35%塩酸110fを加えて10分間激しく
撹拌し、水層を分取する。水層をクロロホルム20wt
ずつで3回抽出し、可溶物を除く。水溶液に冷却しつつ
飽和炭酸ナトリウム水溶液を炭酸ガスの発生が見られな
くなるまで加え、続いてエタノール1000mtを添加
して、生成した沈澱をこし取る。ろ液は一度、減圧下に
脱溶媒、蒸発乾固させた後、残留物を再びエタノール1
001Rtずつで3回熱時抽出し、可溶物を採取する。
エタノール溶液に活性炭約5rを加えて脱包ろ過し、ろ
液を濃縮して析出したウロカニン酸ラウリルエステルの
白色結晶をろ別する。結晶は冷水で手早く洗浄し、その
後70℃で2時間、減圧乾燥して、ウロカニン酸ラウリ
ルエステル136tを得た。収率82%。尚、ここに得
られた物質は以下の物性値及び分光学的データよりウロ
カニン酸のラウリルエステルであることを確認した。融
点:185〜187℃、紫外部吸収極大(メタノール溶
液):288.6nrn.赤外線吸収スペクトル(KB
r);1704cfn(C=0)、核磁気共鳴スペクト
ル(CDct,);δ6.41(d、1H1オレフイン
)、δ7.32(S,lHlイミダゾール環)、δ7,
61(DllHlオレフイン)、δ7.75(SllH
、イミダゾール環)、δ0.91(Ml3Hlメチレン
)、δ1.20〜1.95(Rn.2OH,メチレン)
、δ4.14(M.2Hlメチレン)実施例 2 実施例1と同様の反応器に4(5)−イミダゾールアル
デヒド96f(1.0モル)、カルボラウロキシメチル
トリフエニルホスホニウムプロミドf(1.3モル)、
ジメチルスルホキシド8001ntを入へ次いでトリエ
チルアミン131.5t(1.3モル)を一度に加えて
、140℃で5時間反応を行なつた。
冷後、実施例1と同様の後処理を行ない、ウロカニン酸
ラウリルエステル214fを得た。収率70%。ここに
得られたものも実施例1と同様の分析を行ない、ウロカ
ニン酸ラウリルエステルであることを確認した。実施例
3 実施例1と同様の反応器に4(5)−イミダゾールアル
デヒド96f(1.0モル)、カルボラウロキシメチル
トリフエニルホスホニウムクロリド500f(1.3モ
ル)及び乾燥ピリジン1000m2を加えて環流温度(
約118℃)で6時間反応を行なつた。
反応後、減圧下に大部分のピリジンを留去した後、実施
FSlと同様の後処理を行ない、ウロカニン酸ラウリル
エステル208fを得た。収率68%、ここに得られた
ものも実施例1と同様の分析によりウロカニン酸ラウリ
ルエステルであることを確認した。実施例 4 4(5)−イミダゾールアルデヒドとカルボラウロキシ
メチレントリフエニルホスホラン又は、カルボラウロキ
シメチルトリフエニルホスホニウムプロミドとのモル比
を変化させて行なう以外、実施例1又は実施ViiJ2
に準じて反応を行ない、ウロカニン酸ラウリルエステル
の収率を調べた。
結果を第1表に示した。尚ここでは、溶媒としてN,N
−ジメチルスルホキシドを用い、カルボラウロキシメチ
ルトリフエニルホスホニウムプロミドの場合には、それ
に対して等モルのピリジンを添加し、140℃で5時間
反応させた。また、第1表の中に示したAとは、カルボ
ラウロキシメチレントリフエニルホスホラン、Bはカル
ボラウロキシメチルトリフエニルホスホニウムプロマイ
ド、Cは4(5)イミダゾールアルデヒドである。以上
から明らかな様にモル比1.0未満では充分な収率が得
られず、又、2.0を超えると副反応の▲収率は低下す
る。
従つて、モル比1.0〜20が良く、さらには1.2〜
1.8がより好ましい。実施例 54(5)−イミダゾ
ールアルデヒド1モルに対してカルボラウロキシメチル
トリフエニルホスホニウムクロリド1モルを用い、水酸
化ナトリウムの量を変化させて、実施例2と同様の方法
で反応を行ない、収率を調べた。
尚、ここでは溶媒としてエタノールを用い、還流温度(
約80℃)で15時間反応させた。結果を第2表に示し
た。尚、第2表の中に示したAとはカルボラウロキシメ
チルトリフエニルホスホニウムクロリドである。
好な収率は得られるが、それ以下ではやはり不充分であ
り、又1.1を超えると副反応が顕著に進行する▲収率
の低下が認められる。
従つて0.1〜1.1倍モルが適量であり、0.7〜1
.0倍モルがより好ましい。実施例 6 4(5)−イミダゾールアルデヒド1モル、カルボラウ
ロキシメチルフエニルホスホニウウプロミド1.3モル
、塩基性物質1.3モルを用いて塩基性物質の種類を変
えて実施例2と同様に反応を行ない収率を調べた。
結果を第3表に示した。尚、ここでは溶媒としてジオキ
サンを用い、還流温度(約103℃)で10時間反応を
行なつた。第3表から明らかな様に、4(5)−イミダ
ゾールアルデヒドがアルカリに対して比較的安定な為、
極めて多種類の塩基性物質の使用が可能である力1アミ
ノ基やカセイアルカリ以外の水酸基を有する塩基はエス
テノレ基と反応する可能性がある為、この場合には好適
な塩基とは成り得ない。
4(5)−イミダゾールアルデヒド1モルに対してカル
ボラウロキシメチレントリフエニルホスホラン1.2モ
ルを用い、実施例1に準じた方法で溶媒の種類を変えて
反応を行ない収率を調べた。
結果を第4表に示した。砥 ここでは80℃で15時間
反応を行なつた。以上の様に多くの溶媒を用いて好結果
を得るが酸性物質等は使用出来ない。
実施例 8 反応温度及び時間が異なる以外は実施例1と全く同一の
方法で反応を行ない、反応温度の影響を調べた。
結果を第5表に示した。(注) D;日 H;時間 以上の様に20℃以下では反応速度は著しく遅く実用的
でない。
又 160℃以上では収率も減少する上に生成物の着色
も著しく適当でない。従つて反応温度は20〜160℃
が良く、実用性の面からは、70〜140℃の範囲が最
適である。実施例 9カルボラウロキシメチレントリフ
エニレルホスホランの代りに、第5表に示す種々のアル
キル基を有するカルボアルコキシメチレントリフエルホ
スホランを使用する他は実施例1と同様にして反応を行
ない、アルキル基が対応する種々のウロカニン酸アルキ
ルエステルを製造した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 4(5)−イミダゾールアルデヒドと、一般式▲数
    式、化学式、表等があります▼……(1)(式中で、R
    は炭素数3〜20のアルキル基、Xは塩素原子または臭
    素原子である。 で表わされるカルボアルコキシメチルトリフェニルホス
    ホニウムハライド、及び一般式(C_6H_5)_3P
    =CHCOOR……(2)(式中で、Rは炭素数3〜2
    0のアルキル基である。 )で表わされるカルボアルコキシメチレントリフェニル
    ホスホランからなる群から選択された化合物の少なくと
    も一つとを、塩基性物質の存在下または非存在下に、非
    酸性溶媒中で反応させることを特徴とする、一般式▲数
    式、化学式、表等があります▼……(3)(式中で、R
    は炭素数3〜20のアルキル基である。 )で表わされるウロカニン酸アルキルエステルの製造法
    。 2 一般式(1)で表わされるカルボアルコキシメチル
    トリフェニルホスホニウムハライドが塩基性物質と共に
    使用される特許請求の範囲第1項記載の製造法。 3 一般式(1)で表わされるカルボアルコキシメチル
    トリフェニルホスホニウムハライド、一般式(2)で表
    わされるカルボアルコキシメチレントリフェニルホスホ
    ランからなる群から選択された化合物の少なくとも一つ
    が、4(5)−イミダゾールアルデヒド1モルに対して
    1.0〜2.0モルの割合で使用される特許請求の範囲
    第1項記載の製造法。 4 塩基性物質が、一般式(1)で表わされるカルボア
    ルコキシメチルトリフェニルホスホニウムハライド1モ
    ルに対して、0.1〜1.1モルの割合で使用される特
    許請求の範囲第1項記載の製造法。 5 反応が20〜160℃の範囲内で行なわれる特許請
    求の範囲第1項記載の製造法。 6 非酸性溶剤が、エタノール、第三ブタノール、第三
    アミルアルコール、1,2−ジメトキシエタン、1,2
    −ジエトキシエタン、ジエチレングリコールジメチルエ
    ーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、テト
    ラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルスルホキシド、
    N,N−ジメチルホルムアミド、ピリジン、α−ピコリ
    ンβ−ピコリン、γ−ピコリン、アニソール、フエネト
    ールあるいはそれらの組合せである特許請求の範囲第1
    項記載の製造法。 7 塩基性物質が、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
    、無水炭酸ナトリウム、無水炭酸カリウムトリメチルア
    ミン、トリエチルアミン、トリ−n−プロピルアミン、
    トリ−イソプピルアミン、ピリジン、α−ピコリン、β
    ピコリン、γ−ピコリン、イミダゾール、ピペリジン、
    モルホリン、1,8−ジアザビシクロ−〔5.4.0.
    〕−7−ウンデセン、ナトリウムエトキシド、カリウム
    第三ブトキシド、リチウム第三ブトキシド、水素化ナト
    リウム、水素化カリウム、水素化リチウム、ナトリウム
    アミド、カリウムアミド、リチウムアミド、n−ブチル
    リチウム、金属ナトリウムあるいはそれらの組合せであ
    る特許請求の範囲第1項記載の製造法。 8 反応が70〜140℃の範囲内で行なわれる特許請
    求の範囲第1項記載の製造法。
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