JPS5953643A - 電気接点材料 - Google Patents
電気接点材料Info
- Publication number
- JPS5953643A JPS5953643A JP57164427A JP16442782A JPS5953643A JP S5953643 A JPS5953643 A JP S5953643A JP 57164427 A JP57164427 A JP 57164427A JP 16442782 A JP16442782 A JP 16442782A JP S5953643 A JPS5953643 A JP S5953643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- electrical contact
- contact material
- manganese
- indium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Manufacture Of Switches (AREA)
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- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電気接点材料に関するものである。
従来より内部酸化法により製作した電気接点材料の一つ
として銀−酸化マンガンが用いられてきた。銀−酸化マ
ンガンは、耐溶着性の優れた接点性能を有するが、電気
伝導度が低くアーク熱により温度上昇が著しく、耐消耗
性に劣るものである。
として銀−酸化マンガンが用いられてきた。銀−酸化マ
ンガンは、耐溶着性の優れた接点性能を有するが、電気
伝導度が低くアーク熱により温度上昇が著しく、耐消耗
性に劣るものである。
そこで本発明者は、この電気接点材料よりも電気伝導度
が高くアークに対する耐消耗性に優れた接点特性を有す
る電気接点材料を開発すべく鋭意考究の結果、満足でき
る電気接点材料を見い出したものである。
が高くアークに対する耐消耗性に優れた接点特性を有す
る電気接点材料を開発すべく鋭意考究の結果、満足でき
る電気接点材料を見い出したものである。
本発明の電気接点材料の一つは、ビスマス2重量%を越
え5重量%以下、インジウム1〜10重量%、マンガン
1〜5重量%、残部銀から成る材料であって、且つ内部
酸化されているものである。
え5重量%以下、インジウム1〜10重量%、マンガン
1〜5重量%、残部銀から成る材料であって、且つ内部
酸化されているものである。
本発明の電気接点材料の他の一つは、ビスマス2重量%
を越え5重量%以下、インジウム1〜10重量%、マン
ガン1〜5重量%、鉄族元素0.01〜0.5重量%、
残部銀から成る材料であって、且つ内部酸化されている
ものである。
を越え5重量%以下、インジウム1〜10重量%、マン
ガン1〜5重量%、鉄族元素0.01〜0.5重量%、
残部銀から成る材料であって、且つ内部酸化されている
ものである。
本発明の電気接点材料に於いて、ビスマス2重量%を越
え5重量%以下、インジウム1〜10重量%、マンガン
1〜5重量%とした理由は、ビスマス2重量%以下では
マンガン、インジウムの内部酸化を促進する効果がなく
、インジウム添加による酸化物の粒界析出を抑さえ、微
細化する効果がなく、インジウム1重量%未満では耐消
耗性の改善効果が薄く、マンガン1重量%未満では耐溶
着性に関しては良好な結果が得られず、またビスマス5
重量%を越えると合金の融点が下がりすぎ高温での内部
酸化が困難となり、インジウム10重量%を越えると粒
界に粗大な針状酸化物が析出し耐溶着性を劣化させ、マ
ンガン5重量%を越えると電気伝導度が低くなってアー
ク熱、ジュール熱に対する耐消耗性が劣化するので、ビ
スマス2重量%を越え5重量%以下、インジウム1〜1
0重量%、マンガン1〜5重量%の範囲内では、耐溶着
性、耐消耗性の充分満足できる電気接点材料が得られる
ものである。
え5重量%以下、インジウム1〜10重量%、マンガン
1〜5重量%とした理由は、ビスマス2重量%以下では
マンガン、インジウムの内部酸化を促進する効果がなく
、インジウム添加による酸化物の粒界析出を抑さえ、微
細化する効果がなく、インジウム1重量%未満では耐消
耗性の改善効果が薄く、マンガン1重量%未満では耐溶
着性に関しては良好な結果が得られず、またビスマス5
重量%を越えると合金の融点が下がりすぎ高温での内部
酸化が困難となり、インジウム10重量%を越えると粒
界に粗大な針状酸化物が析出し耐溶着性を劣化させ、マ
ンガン5重量%を越えると電気伝導度が低くなってアー
ク熱、ジュール熱に対する耐消耗性が劣化するので、ビ
スマス2重量%を越え5重量%以下、インジウム1〜1
0重量%、マンガン1〜5重量%の範囲内では、耐溶着
性、耐消耗性の充分満足できる電気接点材料が得られる
ものである。
さらに本発明の電気接点材料の他の一つに於いて、ビス
マス2重量%越え5重量%、インジウム、1〜10重量
%、マンガン1〜5重量%以外に鉄族元素0.01〜0
.5重量%添加する理由は、これを電気接点材料に分散
させた場合、これにより得られる酸化マンガン、酸化ビ
スマス及び酸化インジウムの均一微細な分散によって、
放電による消耗が一層減少するからであって、0.01
重量%未満では酸化マンガン、酸化ビスマス及び酸化イ
ンジウムが均一微細な分散せず、0.5重量%を越える
とそれ自体の偏析が増加するからである。
マス2重量%越え5重量%、インジウム、1〜10重量
%、マンガン1〜5重量%以外に鉄族元素0.01〜0
.5重量%添加する理由は、これを電気接点材料に分散
させた場合、これにより得られる酸化マンガン、酸化ビ
スマス及び酸化インジウムの均一微細な分散によって、
放電による消耗が一層減少するからであって、0.01
重量%未満では酸化マンガン、酸化ビスマス及び酸化イ
ンジウムが均一微細な分散せず、0.5重量%を越える
とそれ自体の偏析が増加するからである。
次に本発明による電気接点材料の効果を明瞭ならしめる
為に、具体的な実施例と従来例について説明する。
為に、具体的な実施例と従来例について説明する。
下記の表の左欄に示す実施例1〜4の成分組成の材料を
溶解し、アトマイズ粉となした後、600℃、9気圧、
2日間内部酸化し、この酸化アトマイズ粉を圧縮焼結し
、これを押出、引抜加工した後切断してヘッダー加工し
、頭部径5mm、頭高1mm、脚部径2.5mm、脚長
2.5mmの固定接点と頭部径4mm、頭高1.1mm
、脚部径2.8mm、脚長1.6mm、頭部球状5Rの
可動接点を得た。
溶解し、アトマイズ粉となした後、600℃、9気圧、
2日間内部酸化し、この酸化アトマイズ粉を圧縮焼結し
、これを押出、引抜加工した後切断してヘッダー加工し
、頭部径5mm、頭高1mm、脚部径2.5mm、脚長
2.5mmの固定接点と頭部径4mm、頭高1.1mm
、脚部径2.8mm、脚長1.6mm、頭部球状5Rの
可動接点を得た。
然してこれら実施例1〜4の電気接点材料にて作ったリ
ベット型電気接点と、下記の表の左欄に示す従来例の成
分組成の材料を実施例と同じ方法で作った同一寸法のリ
ベット型電気接点をヒンジ型リレーに組み込み下記の試
験条件にて開閉試験を行った処、下記の表の右欄に示す
ような結果を得た。
ベット型電気接点と、下記の表の左欄に示す従来例の成
分組成の材料を実施例と同じ方法で作った同一寸法のリ
ベット型電気接点をヒンジ型リレーに組み込み下記の試
験条件にて開閉試験を行った処、下記の表の右欄に示す
ような結果を得た。
試験条件
電圧:AC100V 50Hz
電流:投入40A、定常10A
負荷:抵抗
開閉頻度:20回/分
開閉回数:溶着発生迄
接触力:40g
開離力:45g
上記の表で明らかなように実施例1〜4の電気接点材料
で作ったリベット型電気接点は、従来例の電気接点材料
で作ったリベット型電気接点に比し、耐消耗性に優れ、
耐溶着性については略同等に優れていることが判る。
で作ったリベット型電気接点は、従来例の電気接点材料
で作ったリベット型電気接点に比し、耐消耗性に優れ、
耐溶着性については略同等に優れていることが判る。
以上詳記した通り本発明の電気接点材料は、従来の電気
接点材料よりも耐消耗性に優れた接点特性を有するので
、従来の電気接点材料にとって代わることのできる画期
的なものと云える。
接点材料よりも耐消耗性に優れた接点特性を有するので
、従来の電気接点材料にとって代わることのできる画期
的なものと云える。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)ビスマス2重量を越え5重量%以下、インジウム1
〜10重量%、マンガン1〜5重量%、残部銀から成る
材料であって、且つ内部酸化されている電気接点材料。 2)ビスマス2重量%を越え5重量%以下、インジウム
1〜10重量%、マンガン1〜5重量%、鉄族元素0.
01〜0.5重量%、残部銀から成る材料であって、且
つ内部酸化されている電気接点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57164427A JPS5953643A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | 電気接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57164427A JPS5953643A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | 電気接点材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5953643A true JPS5953643A (ja) | 1984-03-28 |
JPH0235017B2 JPH0235017B2 (ja) | 1990-08-08 |
Family
ID=15792942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57164427A Granted JPS5953643A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | 電気接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5953643A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5884949A (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-21 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 摺動接点材料 |
-
1982
- 1982-09-21 JP JP57164427A patent/JPS5953643A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5884949A (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-21 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 摺動接点材料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0235017B2 (ja) | 1990-08-08 |
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