JPS5953419B2 - フエロセメントシエル構造 - Google Patents
フエロセメントシエル構造Info
- Publication number
- JPS5953419B2 JPS5953419B2 JP11224877A JP11224877A JPS5953419B2 JP S5953419 B2 JPS5953419 B2 JP S5953419B2 JP 11224877 A JP11224877 A JP 11224877A JP 11224877 A JP11224877 A JP 11224877A JP S5953419 B2 JPS5953419 B2 JP S5953419B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- ferrocement
- frame
- shell structure
- reinforcing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明はフェロセメントシェル構造の改良に関するも
のである。
のである。
従来、例えばフェロコンクリート船、浮き桟橋(ポンツ
ーン)、タンク或はドーム等におけるようなフェロセメ
ントパネルまたはシェル構造の製作にあたっては、鉄筋
又は鉄製パイプ等で形成された、或はさらにトラス筋で
補強された肋骨フレームを所要間隔に配置し、このフレ
ームの外側に縦筋を形成する鉄筋を一定間隔に配置して
針金等でフレームに結束した後、これらの鉄筋(フレー
ムをも含めて)の両側(内外面)を所要枚数の金網で覆
って針金等で固定して網−鉄筋構造をつくり、この網−
鉄筋構造にモルタルを塗り込んでフェロセメントパネル
またはシェル構造をつくるのが一般的な建造方式である
。
ーン)、タンク或はドーム等におけるようなフェロセメ
ントパネルまたはシェル構造の製作にあたっては、鉄筋
又は鉄製パイプ等で形成された、或はさらにトラス筋で
補強された肋骨フレームを所要間隔に配置し、このフレ
ームの外側に縦筋を形成する鉄筋を一定間隔に配置して
針金等でフレームに結束した後、これらの鉄筋(フレー
ムをも含めて)の両側(内外面)を所要枚数の金網で覆
って針金等で固定して網−鉄筋構造をつくり、この網−
鉄筋構造にモルタルを塗り込んでフェロセメントパネル
またはシェル構造をつくるのが一般的な建造方式である
。
しかし、この様な方法は網および鉄筋の固定に非常な手
間と時間がか・す、高価につく等の欠点がある。
間と時間がか・す、高価につく等の欠点がある。
従って、この発明の目的はこの様な従来での欠点を除去
するために、頭部に鉄筋を通して支持する孔を有したね
じ部材によって木製またはプラスチック製のフレームに
網を張り付は固定し、このねじ部材の頭部の孔に鉄筋を
通して固持し、次いで別の網を鉄筋またはフレームを利
用して張り付けて固定して網−鉄筋構造をつくり、これ
にモルタルを塗り込んで形成されるフェロセメントシェ
ル構造を提供することにある。
するために、頭部に鉄筋を通して支持する孔を有したね
じ部材によって木製またはプラスチック製のフレームに
網を張り付は固定し、このねじ部材の頭部の孔に鉄筋を
通して固持し、次いで別の網を鉄筋またはフレームを利
用して張り付けて固定して網−鉄筋構造をつくり、これ
にモルタルを塗り込んで形成されるフェロセメントシェ
ル構造を提供することにある。
この発明の上述の目的およびその他の目的と、特長並び
に利点は以下の添付図面に沿っての詳細な説明から明ら
かになろう。
に利点は以下の添付図面に沿っての詳細な説明から明ら
かになろう。
図面に示される様に、この発明にて用いられるねじ部材
10はねじ部11と頭部12とから成り、頭部12に鉄
筋を通すための孔15のあけられた耳部14が一体に設
けられている。
10はねじ部11と頭部12とから成り、頭部12に鉄
筋を通すための孔15のあけられた耳部14が一体に設
けられている。
この様な孔あきのねじ部材10によって先づ所要のメツ
シュの網5が木またはプラスチックのフレーム3に固定
されて張り付けられる。
シュの網5が木またはプラスチックのフレーム3に固定
されて張り付けられる。
このときに孔あきのねじ部材10は後述の鉄筋7の配置
間隔に対応した間隔をもってフレーム3に取付けられる
。
間隔に対応した間隔をもってフレーム3に取付けられる
。
鉄筋7の配置間隔に対応した網5の固定個所の間隔が広
過ぎるときには、孔あき耳部14の無いねじ部材または
釘等を用いて網5をフレーム3に更にしつかり固定する
ことが必要に応じてできることは勿論である。
過ぎるときには、孔あき耳部14の無いねじ部材または
釘等を用いて網5をフレーム3に更にしつかり固定する
ことが必要に応じてできることは勿論である。
次いで、鉄筋7が、フレーム3に取付けられた孔あきの
ねじ部材10の孔15に差し通されて図示の如く所要の
間隔に配置される。
ねじ部材10の孔15に差し通されて図示の如く所要の
間隔に配置される。
この様に配置された鉄筋7は必要に応じて針金等にて先
に取付けられた網5と任意の個所で議定することができ
る。
に取付けられた網5と任意の個所で議定することができ
る。
次いで、別の網6を、間隔を置いて配置された鉄筋7の
上に張って針金等にて鉄筋7に固定すれば網−鉄筋構造
2が形成される。
上に張って針金等にて鉄筋7に固定すれば網−鉄筋構造
2が形成される。
この様に構成された網−鉄筋構造2にモルタル9を塗り
込めば所要のフェロセメントシェル構造1が得られる。
込めば所要のフェロセメントシェル構造1が得られる。
また、フレーム3の取付表面に予めエポキシ柑脂の様な
接着剤を塗布しておけば、フレームの腐食防止を計るこ
とができると共に、モルタル9とフレーム3との固着を
一層強固にすることができる。
接着剤を塗布しておけば、フレームの腐食防止を計るこ
とができると共に、モルタル9とフレーム3との固着を
一層強固にすることができる。
この様に、この発明に従って構成されたフェロセメント
シェル構造に依れば、フレームに木またはプラスチック
が用いられるので軽量化でき、フレームに孔あきねじ部
材によって網および鉄筋が簡単、容易且つ頑強に固着で
きるので手間と時間を大幅に低減できると共に安価につ
くることができ、網−鉄筋構造とモルタルとによるフェ
ロセメントシェル部分がねじ部材によってフレームに強
固に固着されて一体化された丈夫なシェル構造を形成す
ることができる等の効果が達成される。
シェル構造に依れば、フレームに木またはプラスチック
が用いられるので軽量化でき、フレームに孔あきねじ部
材によって網および鉄筋が簡単、容易且つ頑強に固着で
きるので手間と時間を大幅に低減できると共に安価につ
くることができ、網−鉄筋構造とモルタルとによるフェ
ロセメントシェル部分がねじ部材によってフレームに強
固に固着されて一体化された丈夫なシェル構造を形成す
ることができる等の効果が達成される。
また、この様なこの発明のフェロセメントシェル構造に
てフェロセメント船殻、タンク、種々な建造物、浮桟橋
等をつくれば、丈夫で、軽く、安価で、且つ短時間に容
易につくることができる。
てフェロセメント船殻、タンク、種々な建造物、浮桟橋
等をつくれば、丈夫で、軽く、安価で、且つ短時間に容
易につくることができる。
第1図はこの発明のフェロセメントシェル構造の網−鉄
筋構造の概要図、第2図はその一部拡大断面図、第3図
および第4図はこれに用いられる孔あきねじ部材を示す
側面図および平面図である。 図中、2・・・・・・網−鉄筋構造、3・・・・・・フ
レーム、5.6・・・・・・網、7・・・・・・鉄筋、
9・・・・・・モルタル、10・・・・・・ねじ部材、
15・・・・・・孔。
筋構造の概要図、第2図はその一部拡大断面図、第3図
および第4図はこれに用いられる孔あきねじ部材を示す
側面図および平面図である。 図中、2・・・・・・網−鉄筋構造、3・・・・・・フ
レーム、5.6・・・・・・網、7・・・・・・鉄筋、
9・・・・・・モルタル、10・・・・・・ねじ部材、
15・・・・・・孔。
Claims (1)
- 1 孔あき耳部を頭部に有するねじ部材によりフレーム
に網を張り付けて固定し、これらねし部材の頭部の孔に
鉄筋を通して所定の間隔に配置し、鉄筋の上に別の網を
張って固定して網−鉄筋構造を形成し、この網−鉄筋構
造にモルタルを塗り込んで形成されたフェロセメントシ
ェル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11224877A JPS5953419B2 (ja) | 1977-09-20 | 1977-09-20 | フエロセメントシエル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11224877A JPS5953419B2 (ja) | 1977-09-20 | 1977-09-20 | フエロセメントシエル構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5445917A JPS5445917A (en) | 1979-04-11 |
JPS5953419B2 true JPS5953419B2 (ja) | 1984-12-25 |
Family
ID=14581942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11224877A Expired JPS5953419B2 (ja) | 1977-09-20 | 1977-09-20 | フエロセメントシエル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5953419B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6178308U (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-26 | ||
JPS6388617A (ja) * | 1986-10-01 | 1988-04-19 | Mitsubishi Electric Corp | 比例制御ガバナ |
JPS63163504U (ja) * | 1987-04-14 | 1988-10-25 | ||
JP2688964B2 (ja) * | 1987-05-18 | 1997-12-10 | ローズマウント インコ. | モジュール式圧力装置 |
-
1977
- 1977-09-20 JP JP11224877A patent/JPS5953419B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6178308U (ja) * | 1984-10-25 | 1986-05-26 | ||
JPS6388617A (ja) * | 1986-10-01 | 1988-04-19 | Mitsubishi Electric Corp | 比例制御ガバナ |
JPS63163504U (ja) * | 1987-04-14 | 1988-10-25 | ||
JP2688964B2 (ja) * | 1987-05-18 | 1997-12-10 | ローズマウント インコ. | モジュール式圧力装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5445917A (en) | 1979-04-11 |
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