JPS595111A - フエニ−ルケトン尿症乳幼児用栄養調製物 - Google Patents

フエニ−ルケトン尿症乳幼児用栄養調製物

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JPS595111A
JPS595111A JP11385082A JP11385082A JPS595111A JP S595111 A JPS595111 A JP S595111A JP 11385082 A JP11385082 A JP 11385082A JP 11385082 A JP11385082 A JP 11385082A JP S595111 A JPS595111 A JP S595111A
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JP
Japan
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phenylalanine
protein
phenylketonuria
amino acid
albumin
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Pending
Application number
JP11385082A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Yonekubo
米久保 明得
Tamotsu Kuwata
桑田 有
Yoshiro Yamamoto
山本 良郎
Fumiyasu Tsuchiya
土屋 文安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Dairies Corp
Original Assignee
Meiji Milk Products Co Ltd
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Publication date
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフェニールケトン尿症乳幼児の治療及び栄養供
給を目的とした栄養調製物に関するものである。
更に詳細には、本発明は、消化吸収がよく、かつ、きわ
めて飲みやすいフェニールケトン尿症乳幼晃用栄養調製
物に関するものである。
一般に、フェニールケトン尿症け、先天性アミノ酸代謝
異常症の一種で、フェニールアラニンよりチロシンへの
転換を行うフェニールアラニン水酸化酵素の欠損によっ
てフェニールケトンが尿中に異常に増加する遺伝的症状
をいう。
フェニールケトン尿症乳幼児においては、尿中にフェニ
ールケトンを増加させてはならず、そのために、従来は
、アミノ酸を低フェニールアラニンとなるよう九組み合
わせて混合したアミノ酸製剤が用いられていた。
しかしながら、アミノ酸製剤では、溶解液の浸透圧が高
くなって、好オしくなく、またアミノ酸特有の異臭や苦
味があり、軽口投与では乳幼児がいやがり飲まないとい
う問題があった。
本発明者らは、飲みやすくしたフェニールケトン尿症乳
幼児用栄養調製物を求めて研究した結果、フェニールア
ラニン含量の少ない蛋白質及び炭水化物、脂肪、ビタミ
ン、ミネラルを組み合わせることによって解決すること
ができた。
本発明は、加水分解に際し、下記のアミノ酸組成を与え
る蛋白質及び炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラルから
なるフェニールケトン尿症乳幼児用栄養調製物である。
(重量%) ■ノーフェニールアラニン    3.50〜3.95
L−イソロイシン       940〜10.40L
−ロイシン        13.00〜14.40L
−リジン11、りO〜12.6O L−)fオニ=ン2.80− 3.2OL−スレオニン
       11.70〜ig、o。
L−)+7プ)777      2.90 〜 3.
2゜L−バリン8.70− 9.65 L−ヒスチジ7        2.40〜2.70L
−フルギニン2.90〜!1.20 L−7スパラギン酸     14.50−16.2O
L−シスチン         3.20〜355L−
グルタミン酸       24.20 〜26.8O
L−グリ77         2.50− 2.8O
L−プロリy            9.70 −1
0.BOL−セリン7.20〜B、[1O L−チoシy          4.00〜4.40
00 本発明において、上記組成のアミノ酸を加水分解に際し
て与える蛋白質としてはアルブミンが用いられるが、精
製したアルブミンでもよく、また、はとんどかアルブミ
ンからなる牛乳ホエー蛋白質でも十分である。アルブミ
ン又は牛乳ホエー蛋白質を用いれば、摂取し加水分解さ
れたときにフェニールアラニンが相対的に低減され、乳
幼児に好ましいアミノ酸組成を与えるので、アミノ酸の
添加は普通必要ない。
本発明においては、アミノ酸を用いるとと々く、アルブ
ミン又は牛乳ホエー蛋白質を用いるので、調製物を溶解
したとき、溶解液の浸透圧が高くなることがなく、また
、アミノ酸特有の異臭や苦味がなく、安心して経口的に
投与できるものである。
また、本発明では、窒素源としてフェニールアラニン含
量の少ない自然蛋白jhを用いているので、自然な形で
フェニールアラニンの摂取量が制限でき、他の必要な必
須アミノ酸も同時に自然な形で摂取できるものである。
本発明の栄養調製物中の蛋白質含量は12〜15iLf
st%でその他は炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラル
から成っている。
また、本発明に用いる炭水化物としては、消化吸収性の
良い可溶性多糖類(デキス) l)ン)10、乳糖、蔗
糖等直ちにエネルギー源となるものを組み合わせて使用
し、その使用量性55〜70重量%程度である。また、
脂肪としては、す7ラワー油、コーン油、大豆油、ヤシ
油等の植物性油、ラード等の動物性油およびMCT油(
Medlurr+−Chaln−Trlglyceri
de)等が使用され、その使用量は15〜25重量%程
度である。ビタミンとしては、FAO/WHO合同食品
規格計画Codex食品規格委員会CAC/R872−
1976乳児用調製乳の勧告国際規格(以下勧告規格と
いう)を満たせるようにビタミンA 、 B1 、B2
 、B6 、BI□、C% D、 E% K+、パント
テン酸、ニコチン酸、葉酸、コリン、ビオチン、イノジ
ット等が使用される。ビタミン類の全体の使用量は、0
61重量−程度である。ミネラルとしては、勧告規格を
満たせるように、硫酸第一鉄、コハク酸クエン酸鉄ナト
リウム等の鉄塩、硫酸銅、グルコン酸銅等の銅塩、硫酸
亜鉛、塩化亜鉛等の亜鉛塩および塩化物、酢酸マンガン
等のマンカン塩、酢酸コバルト等のコバルト塩、ヨウ化
カリウム、リン酸−カリウム等のヨウ化物、カリウム塩
およびリン酸塩、塩化マグネシウム等のマグネシウムお
よび塩化物、塩化ナトリウム等のナトリウム塩および塩
化物、リン酸−ナトリウム等のリン酸塩およびナトリウ
ム塩、炭酸カルシウム等のカルシウム塩が使用される。
ミネラル全体の使用量は2〜5重量−程度である。
以上の各種組成物は均一に混合し、粉末状に調製され、
フェニールケトン尿症乳幼児用栄養調製物とされる。
1だ、本発明の栄養X製物には、蛋白質と脂肪の乳化状
態をよりよくするために乳化剤としてモノグリセリドを
100〜500■、シュガーエステルを200〜600
■添加することもできるものである。
本発明のフェニールケトン尿症乳幼児用栄養調製物は上
記各成分を粉末状に混合調製され、投与時に標準で15
%W/Vの濃度に水に溶かして投与される。投与は経口
投与、経腸投与のいずれでもよい。
本発明のフェニールケトン尿症乳幼児用栄養調製物は乳
幼児のフェニールケトン尿症の治療にフェニールアラニ
ンを全く含ま力い調製物や牛乳その他食品と独立に又は
混合してフェニールアラニン含量を随意調整して使用で
きるものである。
次に本発明の実施例を示す。
実施例 牛乳ホエー蛋白質     17.87N乳糖    
 27.11g ラード            995 gパーム油 
        1.39  g大豆油       
    5.97gヤツ油          2.5
8gデキストリン       15.23.9レシチ
ン          0.099.9ニコチン酸アミ
ド         5.7   ■リボフラビン(■
、B、)       0.85  ■ジアノコバラミ
ン(L Bn )     3.8   tipミルビ
タミンビタミンDの混合物  4.7   ■ビタミン
B             5.7   wI9塩酸
チアミン(■、B、)       0.72 〜塙酸
ピリドキシ7(V、B6)     0.43  叩l
−7.X:ffルピン酸(v、c)   55.Oyn
葉酸     0.5  ■ パントテン酸カルシウム     2.5即グリセロリ
ン酸カルシウム    1.20g炭酸カルシウム  
     250.0   ■塩化マグネシウム六水塩
   1627 〜塩化ナトリウム       18
6.6   ■硫酸銅五水塩          1.
552■塩化照鉛            5.16 
■酢酸マンガン四水塩       CJ、669■酢
酸コバルト四水塩       0.211■クエン酸
コハク酸鉄ナトリウム 80.0  ■以上をよく混合
し、フェニールケトン尿症乳幼児用栄養調製物とした。
上記調製物は、15%W/Vで40℃位の水に溶解し、
経口的又は経腸的に乳幼児に投与される。
代理人 弁理士 戸 1)親 男 手続補正書 昭和57年8月、21日 特許庁長官殿 1゜事件の表示 昭和57年特許願第113850号 2、発明の名称 フェニールケトン尿症乳幼児用栄養調製物3、補正をす
る者 代表者 7;、  H、囁 窄 4、代 理 人4 住 所〒105東京都港区虎ノ門−丁目19番14号5
、補正により増加する発明の詳細な説明6、補正の対象
  明 細 書 l補正の内容 ■ 明細書7頁第2行に6マグネシウム゛とあるのを、
「マグネシウム塩」と補正する。
(2)明細書8頁第8行に”27.11″とあるのを、
r 46.45Jと補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 加水分解に際し、下記のアミノ酸組成を与える蛋白質及
    び炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラルからなるフェニ
    ールケトン尿症乳幼児用栄養調製し一イソロイシン  
         940〜10.4OL−ロイシン     
       13.00〜1440L−リジン       
      11.30〜12.6OL−メチオニン     
       2.80〜3.2OL−スレオニン      
     11.70〜13.0OL−)リプトファン    
      2.90〜 3.2OL−バリン        
     870〜965L−ヒスチジン        2.
    40〜2.70L−アルギニン        2.9
    0〜 3.2OL−アスパラギン酸     14.5
    0〜16.2OL−シスチン         3.2
    0〜3.55L−グルタミン酸      24.20
     〜26.8OL−グリシン         2.5
    0〜2,80L−プロリン           97
    0〜1080L−セリン         7.20〜
    8.0OL−チロシン         4.00〜 
    4,40L−アラニン         6,25〜7
    .0000
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Cited By (5)

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