JPH1070954A - 乳幼児用乳糖含有食品組成物 - Google Patents

乳幼児用乳糖含有食品組成物

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JPH1070954A
JPH1070954A JP8185227A JP18522796A JPH1070954A JP H1070954 A JPH1070954 A JP H1070954A JP 8185227 A JP8185227 A JP 8185227A JP 18522796 A JP18522796 A JP 18522796A JP H1070954 A JPH1070954 A JP H1070954A
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infant
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宏紀 早澤
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Takashi Shimizu
隆司 清水
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晃司 佐山
Yosuke Shimizu
洋介 清水
Tsutomu Aritsuka
勉 有塚
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泰三 名倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の実質的に牛乳蛋白質および/または牛
乳蛋白質の加工物を唯一の蛋白質源とする乳幼児用食品
を摂取した際に認められた緑色便がなく、乳幼児栄養に
より適当した乳幼児用乳糖含有食品組成物を提供する。 【解決手段】 乳幼児の便の色調を母乳摂取時と同様の
色調に改善する乳幼児用乳糖含有食品組成物であって、
乳幼児に投与し得る状態に調整した実質的に牛乳蛋白質
および/または牛乳蛋白質加工物を唯一の蛋白質源とす
る乳幼児用乳糖含有食品に、有効成分として少なくとも
0.05%(重量)の割合でラフィノースが含有されて
いることを特徴とする乳幼児用乳糖含有食品組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、実質的に牛乳蛋
白質および/または牛乳蛋白質加工物を唯一の蛋白質源
とする母乳以外の乳幼児用乳糖含有食品を摂取した乳幼
児の便の色調を、母乳摂取時と同様の色調に改善する乳
幼児用乳糖含有食品組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】種々の理由から母乳を与えられない乳児
または母乳が不足している乳児に対して投与する母乳代
替物として、乳蛋白質を唯一の蛋白質源とする育児用調
製粉乳が開発されている。また、乳児の発育状態、体質
等を考慮して、乳蛋白質またはその加工物を唯一の蛋白
質源とする各種乳幼児用食品等が多数開発されてきても
いる。育児用調製粉乳以外のこれらの製品としては、生
後6か月以降の乳幼児のためのフォローアップミルク、
アレルギー体質の乳幼児のためのペプチドミルク等を例
示することができる。
【0003】しかしながら、これらの製品を改良する目
的で、乳児の発育上必要な栄養素を強化し、栄養成分組
成の母乳化が進展するにともない、これらの製品を摂取
する乳児の便が、母乳栄養児のそれと明かに相違するこ
とが指摘されてきた。すなわち、乳児の栄養所要量を充
足するために鉄分を強化し、カゼイン蛋白質と乳清蛋白
質との比率を母乳のそれと同様に増加させた(すなわ
ち、乳清蛋白質の割合を増加させた)育児用調製粉乳を
哺乳した乳児においては、便の色が緑色になる頻度が高
くなることが知られている[ジャーナル・オブ・ペディ
アトリック・ガストロエンテロロジー・アンド・ニュー
トリッション(Journal of Pediatric Gastroenterolog
y and Nutrition) 、第4巻、第771ページ、198
5年]。
【0004】また、アレルギー体質の乳児のためのペプ
チドミルクを摂取した乳児においても同様に便の色が緑
色になる頻度が高くなることが知られている[ペディア
トリックス(Pediatrics)、第95巻、第50ページ、1
995年]。さらに、最近、育児用調製粉乳の蛋白質の
すべてを適度に加水分解し、アレルギー性疾患の予防効
果が期待されるペプチドミルクが開発されたが、この製
品においても同様に便の色が緑色になる傾向が認められ
ている(食品工業、第38巻、第4号、第55ページ、
1995年)。
【0005】これらの事実は、育児用調製粉乳またはそ
の関連製品が種々の点で母乳の水準に未だ達していない
ことを例証するものであり、早急な改善が望まれてい
た。乳児の緑色便の問題を解決する方法として、例え
ば、育児用調製粉乳にフラクトオリゴ糖を2〜5%(重
量)の割合で配合することにより緑色便を改善する試み
がなされているが(特開平3−266937号公報)、
この公開された発明によれば、2〜3%(重量)の割合
でフラクトオリゴ糖を添加した育児用調製粉乳を摂取し
た乳児においても、黄色便となる割合は半数以下(44
〜50%)にすぎず、比較対照として調査された母乳栄
養児では90%以上が黄色便であることから、両者間に
は顕著な差異のあることが開示されている。
【0006】また、腸内環境の改善により糞便臭を軽減
し、色調、硬度等の便性を改善することを目的として、
マッシュルーム抽出エキス単独、またはマッシュルーム
抽出エキスと、食物繊維および/もしくはオリゴ糖とを
含有する腸内環境改善剤に関する発明が開示されており
(特開平5−238945号公報)、このオリゴ糖のよ
り具体的な実施態様として大豆オリゴ糖が例示されてい
る。この公開された発明においては、マッシュルーム抽
出エキスを必須の構成要件としており、このマッシュル
ーム抽出エキスとオリゴ糖または食物繊維の相乗効果に
よって腸内環境を清浄にし、糞便の臭気、色調、硬度等
を著しく改善するものであることが開示されている。
【0007】一方、ラフィノースは、大豆を主成分とす
るいわゆる大豆乳に、原料由来のオリゴ糖としてスタキ
オースと共に一定量含まれていることが知られている
[ジャーナル・オブ・デーリー・リサーチ(Journal of
Dairy Research )、第53巻、第293ページ、19
86年]。これらの商品の一部は欧米において現在も広
範に利用されているが、大豆乳を摂取した乳児において
は、ラフィノースが含まれているにもかかわらず、便は
緑色になる頻度が高くなることが報告されている[ペデ
ィアトリックス(Pediatrics) 、第95巻、第50頁、
1995年]。
【0008】また、母乳栄養児と人工栄養児との便の最
大の相違は、色調および排便の回数である。母乳栄養児
では、便の色調が黄色を示す頻度が高く、かつ1日当り
の回数も多いのに対して、人工栄養児では、便の色調が
緑色を示す頻度が高く、1日当りの回数も母乳栄養児に
比較して明かに少ないことが知られている(小児保健研
究、第43巻,第618ページ、1984年)。この緑
色便は、育児相談でも最も頻繁に問題となり、病的な状
態を示す指標ではないが、母親の関心が高い問題の一つ
である。
【0009】前記のように、便の色調が緑色となる現象
は、胆のうから分泌される胆汁色素であるビリルビンと
ビリベルジンとの分泌比率、並びにそれらの腸管内にお
ける酸化または還元による直接的および間接的な変化に
よるものである。従って、腸管内容物の酸化還元に影響
を及ぼす物質(例えば、鉄等)が大量に存在する育児用
調製粉乳等を投与された乳幼児では、その便が緑色を呈
する頻度が高くなる。さらに、このように鉄が強化され
た育児用調製粉乳等では、構成蛋白質に占める乳清蛋白
質の割合を増加した場合、便がより緑色を呈する傾向が
増加することも知られている[ジャーナル・オブ・ペデ
ィアトリック・ガストロエンテロロジー・アンド・ニュ
ートリッション(Journal of Pediatric Gastroenterol
ogy andNutrition)、第4巻、第771ページ、198
5年]。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来、
母乳以外の乳幼児用食品を摂取した乳幼児の便の色調を
母乳栄養児のそれと同等に改善する試みは成功しておら
ず、乳幼児の便の色調を改善する乳幼児用食品が待望さ
れていた。この発明は、以上のとおりの事情に鑑みてな
されたものであって、従来の実質的に牛乳蛋白質および
/またはその加工物を唯一の蛋白質源とする乳幼児用乳
糖含有食品組成物を摂取した乳幼児に認められた緑色便
がなく、乳幼児栄養にもより適当した乳幼児用乳糖含有
食品組成物を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記の課題
を解決するものとして、乳幼児の便の色調を母乳摂取時
と同様の色調に改善する乳幼児用乳糖含有食品組成物で
あって、乳幼児に投与し得る状態に調整した実質的に牛
乳蛋白質および/または牛乳蛋白質加工物を唯一の蛋白
質源とする乳幼児用乳糖含有食品に、有効成分として少
なくとも0.05%(重量)の割合でラフィノースが含
有されていることを特徴とする乳幼児用乳糖含有食品組
成物を提供する。
【0012】また、この発明の乳幼児用乳糖含有食品組
成物においては、ラフィノースが、0.1〜0.2%
(重量)の割合で含有されていること、そして乳幼児用
乳糖含有食品が、育児用調製粉乳、ペプチドミルク、未
熟児用ミルクまたはフォローアップミルクであることを
望ましい態様としてもいる。すなわち、この発明の発明
者等は、乳幼児の便の色調を改善するための食品につい
て鋭意研究を行った結果、甜菜(ビート)由来の精製ラ
フィノースを、実質的に牛乳蛋白質またはその加工物を
唯一の蛋白質源とする乳幼児用乳糖含有食品組成物に配
合することにより、従来の乳幼児用食品組成物に比較し
て便の色調を著しく改善し得ることを見い出した。すな
わち、ラフィノースを配合し、実質的に牛乳蛋白質また
はその加工物を唯一の蛋白質源とする乳幼児用乳糖含有
食品組成物を摂取した乳幼児の便の色調は、直ちに黄金
色ともいえる黄色になることを見い出し、この発明を完
成させた。しかも、ラフィノースの配合量が、従来便性
の改善に有効であると報告されているオリゴ糖の有効量
と比較しても著しく少量で十分であることは、これら乳
幼児用乳糖含有食品組成物の乳幼児における栄養的な意
義を考慮した場合、極めて重要な意味をもつことは明か
である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて詳しく説明する。なお、以下の説明において、百分
率の表示は、便の色調が改善される比率を示した値を除
き、重量による値である。この発明において使用する乳
幼児用乳糖含有食品は、母乳代替品として乳幼児期に使
用される育児用調製粉乳、離乳期以降に使用されるフォ
ローアップミルク、アレルギー性体質の乳幼児に使用さ
れるペプチドミルク、出生時の体重が標準よりも低い乳
児に使用される未熟児用ミルク等の種々のミルクの総称
であり、これらのミルクに含有される糖質の少なくとも
50%が乳糖からなっている。
【0014】すなわち、これらの乳幼児用乳糖含有食品
は、カゼイン、乳清、これらの混合物(例えば、全脂粉
乳、脱脂粉乳等)等の乳蛋白質、これらの精製物(例え
ば、乳清蛋白濃縮物等)、これらの加水分解物等の乳蛋
白質加工物または乳蛋白質と乳蛋白質加工物との混合物
を実質的に唯一の蛋白質源としており、大豆蛋白質等の
他の蛋白質を実質的に含有していない。
【0015】この発明において使用するラフィノース
は、甜菜(ビート)由来または化学的若しくは生化学的
に合成された物質等いずれにあっても使用することがで
きる。ラフィノースは、母乳中には含まれていないが、
前記のとおり大豆乳中にオリゴ糖としてスタキオースと
共に一定量含まれており、大豆乳をベースにした乳幼児
用食品として乳児栄養上かなり長期間の使用経験があ
り、さらにガラクトース、グルコース(ぶどう糖)およ
びフラクトース(果糖)からなる三糖類であり、構成糖
の内容を勘案しても乳児栄養上も全く問題がないことは
明らかである。またラフィノースそのものは、難消化性
の三糖類であることから、炭水化物としてのエネルギー
効率は、乳糖または蔗糖に比較して低いことが知られて
おり、成長・発育に多量のエネルギーを必要とする乳幼
児用の食品に配合・添加する場合には可能な限り少量で
あることが望ましく、後記の試験例から明らかなとお
り、乳幼児に投与する状態に調整された調乳液につい
て、少なくとも0.05%、望ましくは0.1〜0.2
%の割合でラフィノースを配合する。
【0016】この発明の乳幼児用乳糖含有食品組成物
は、実質的に牛乳蛋白質および/またはその加工物を唯
一の蛋白質源とすること、並びに所定量のラフィノース
を配合すること以外は、常法により製造することができ
る。すなわち、乳幼児用乳糖含有食品組成物として必要
な他の諸原料とともに、所定量のラフィノースを水に溶
解し、常法により製造することもでき、所定量のラフィ
ノース粉末を乳幼児用乳糖含有食品組成物として必要な
他の諸原料粉末に常法により粉末混合することもできる
ので、製造において追加または繁雑な工程を必要とせ
ず、極めて容易に製造することができる。
【0017】この発明の乳幼児用乳糖含有食品組成物
は、液状または粉状であり、液状の製品の場合は、所定
温度に加温してそのまま乳幼児に投与することができ、
粉状の製品の場合は所定温度の温水に所定濃度で溶解し
(得られた液が調乳液である)乳幼児に投与することが
でき、従来の乳幼児用食品組成物の投与方法と何ら変わ
りなく投与し得る。
【0018】次に試験例を示してこの発明の作用効果を
詳しく説明する。 試験例 この試験は、牛乳蛋白質またはその加工物が唯一の蛋白
質源であり、乳糖を主たる糖質とする各種乳幼児用乳糖
含有食品に対するラフィノースの添加量が、乳幼児の便
の色調に与える影響を調べるために行った。 1)試料の調製 表1に示す割合(表1のラフィノース添加量25〜20
0mg/ 100mlの欄)でラフィノース(日本甜菜製
糖社製)を添加したことを除き、実施例1ないし実施例
4および参考例と同一の方法により製造した育児用調製
粉乳、ペプチドミルク、未熟児用ミルク、フォローアッ
プミルクおよび乳糖無添加ミルク(対照)を調製した。
【0019】一方、ラフィノースを添加しないことを除
き、実施例1ないし実施例4および参考例と同一の方法
により製造した育児用調製粉乳、ペプチドミルク、未熟
児用ミルク、フォローアップミルクおよび乳糖無添加ミ
ルクを調製し、対照試料とした(表1のラフィノース添
加量0mg/ 100mlの欄)。 2)試験方法 各試料を所定の濃度で溶解して調乳し、各群30人の乳
幼児に継続的に哺乳または摂取させ、試験開始3日後か
ら3日間の便を採取し、その色調を男女5人が肉眼で観
察し、便の色調が黄色を示した乳幼児の人数を確認して
ラフィノースの添加効果を試験した。
【0020】なお、各群の乳幼児の構成は、男女15
人、育児用調製粉乳について2〜4か月齢、ペプチドミ
ルクについて2〜4か月齢、未熟児用ミルクについて2
〜4か月齢、フォローアップミルクについて6〜8か月
齢、乳糖無添加ミルクについて2〜4か月齢である。 3)試験結果 この試験の結果は、表1に示すとおりである。表1から
明らかなとおり、ラフィノースによる便の色調改善効果
は、乳幼児用乳糖含有食品組成物の種類によって若干相
違するが、対照(乳糖無添加ミルク)を除き、摂取また
は哺乳可能な状態の食品(調乳液)にラフィノースが少
なくとも50mg/ 100ml(0.05%)の割合で
添加された試料では、乳幼児の便の色調が黄色に改善さ
れる比率が50%以上に増加し、ラフィノースが100
mg/ 100ml(0.1%)の割合で添加された試料
では、乳幼児の便の色調が黄色に改善される比率が60
〜80%に、ラフィノースが200mg/ 100ml
(0.2%)の割合で添加された試料では、乳幼児の便
の色調が黄色に改善される比率が70〜90%に、それ
ぞれ増加することが認められた。
【0021】一方、牛乳蛋白質またはその加工物を唯一
の蛋白質源とするが、乳糖を含有しない乳糖無添加ミル
クの場合は、ラフィノースの添加量の如何にかかわら
ず、乳幼児の便の色調が黄色に改善される比率の増加が
認められなかった。これらの結果は、この発明の乳幼児
用乳糖含有食品組成物による乳幼児の便の色調改善効果
が、ラフィノース単独の効果として達成されるものでは
なく、牛乳蛋白質またはその加工物を唯一の蛋白質源と
し、かつ乳糖を主たる糖質とする乳幼児用乳糖含有食品
にラフィノースが添加されたことの効果であることを示
している。また、これらの結果は、ラフィノースが含ま
れているにもかかわらず、牛乳蛋白質および乳糖を全く
含有しない大豆乳の場合には、これを哺乳した乳児の便
が緑色になる頻度が高くなるという前記の報告[ペディ
アトリックス(Pediatrics)、第95巻、第50頁、19
95年]とも一致した。
【0022】以上の結果から、牛乳蛋白質またはその加
工物を唯一の蛋白質源とし、かつ乳糖を含有する乳幼児
用乳糖含有食品では、わずか0.05%のラフィノース
の添加により50%以上の乳幼児の便の色調が改善され
ることが確認された。これは、従来の技術では達成でき
なかった顕著な効果である。なお、ラフィノースの添加
量が0.2%を超える試料についても同様に試験を行っ
たが、0.2%の割合で添加された試料と比較して、顕
著な便の色調の改善は認められなかった。また、乳幼児
用乳糖含有食品の種類および製造法を変更して試験した
が、ほぼ同様な結果が得られた。
【0023】
【表1】
【0024】参考例 市販カゼイン(日本プロテイン社製)13.5kg、調
整脂肪(日本油脂社製20.8kg、可溶性多糖類(昭
和産業社製)59.0kg、ショ糖(日本甜菜製糖社
製)5.2kg、ビタミン混合物(田辺製薬社製)23
g、ミネラル混合物(富田製薬社製)550gおよびラ
フィノース(日本甜菜製糖社製)880gを、水200
lに添加し、標準化し、調乳液を均質化し、121℃で
2秒間殺菌し、次いで殺菌した調乳液を濃縮し、噴霧乾
燥し、粉末状の乳糖無添加ミルク約97kgを得た。
【0025】次に実施例を示してこの発明をさらに詳し
く説明するが、この発明は以下の例に限定されるもので
はない。
【0026】
【実施例】
実施例1 市販の乳清粉末(ドモ社製)4.3kgを水道水38.
7lに溶解し、1規定の水酸化ナトリウムによりpHを
8.0に調整し、市販のトリプシン(ノボノルディスク
バイオインダストリー社製)17.2gを添加し、37
℃で12時間加水分解し、のち80℃で10分間加熱し
て酵素を失活させ、室温に冷却し、連続遠心分離により
沈殿物を除去し、透明な上清液を得た。得られた上清液
を30%に濃縮し、噴霧乾燥し、分解度約50%の粉末
状乳清蛋白質加水分解物約3.6kgを得た。
【0027】原料乳200kgに、前記加水分解物3.
6kg、脱塩乳清粉末(ドモ社製)2.8kg、調整脂
肪(日本油脂社製)25.65kg、乳糖(メグレ社
製)43.7kg、ビタミン混合物(田辺製薬社製)2
2g、ミネラル混合物(富田製薬社製)550gおよび
ラフィノース(日本甜菜製糖社製)410gを添加し、
標準化し、調乳液を均質化し、121℃で2秒間殺菌
し、次いで殺菌した調乳液を濃縮し、噴霧乾燥し、育児
用調製粉乳約90kgを得た。
【0028】この育児用調製粉乳の13%調乳液100
mlには、50mgのラフィノースが含有されており、
この調乳液を生後1〜5か月の乳児に哺乳させ、試験例
と同一の方法により試験した結果、便の色調は2日以内
に黄色ないし黄緑色に改善された。 実施例2 市販乳清粉末(ドモ社製)47kgを水道水450lに
溶解し、1規定の水酸化ナトリウムでpHを8.0に調
整し、市販のトリプシン(ノボノルディスクバイオイン
ダストリー社製)190gを添加し、37℃で12時間
加水分解し、のち80℃で10分間加熱して酵素を失活
させ、室温に冷却し、連続遠心分離により沈殿物を除去
し、透明な上清液を得た。得られた上清液を30%に濃
縮し、噴霧乾燥し、分解度約50%の乳清蛋白質加水分
解物約40kgを得た。
【0029】市販カゼイン(日本プロテイン社製)10
kgを、10%の水酸化ナトリウム溶液でpH7.3に
調整した温水に溶解し、18%濃度のカゼイン溶液を調
製し常法により加熱殺菌し、室温に放冷し、10%水酸
化ナトリウムでpHを9.0に調整し、市販のパパイン
(天野製薬社製)100gとパンクレアチンF(天野製
薬社製)100gを添加し、45℃で16時間加水分解
し、90℃で10分間加熱して酵素を失活させ、室温に
冷却し、セライト瀘過により沈殿物を除去し透明な瀘過
液を濃縮し、噴霧乾燥し、カゼイン加水分解物約7kg
を得た。
【0030】前記乳清蛋白質加水分解物40kg、カゼ
イン加水分解物7kg、精製乳糖(メグレ社製)46k
gおよび可溶性多糖類(昭和産業社製)14.6kgを
精製水300lに溶解し、調整脂肪(日本油脂社製)4
0kg、ビタミン混合物(田辺製薬社製)35g、ミネ
ラル混合物(富田製薬社製)920gおよびラフィノー
ス(日本甜菜製糖社製)1120gを混合溶解し、均質
化し、120℃で2秒間殺菌し、濃縮し、噴霧乾燥し、
粉末状のペプチドミルク約145kgを得た。
【0031】このペプチドミルクに含まれる乳蛋白質は
全てが酵素分解されており、13%調乳液100ml当
り100mgのラフィノースが含有されていた。この調
乳液を生後1〜5か月の乳児に哺乳させ、試験例と同一
の方法により試験した結果、便の色調は2日以内に黄色
ないし黄緑色に改善された。 実施例3 原料乳200kgに、脱塩乳清粉末(ドモ社製)7.5
kg、市販カゼイン(日本プロテイン社製)2.1k
g、調整脂肪(日本油脂社製)12.5kg、乳糖(メ
グレ社製)27.8kg、可溶性多糖類(昭和産業社
製)15.8kg、ビタミン混合物(田辺製薬社製)2
2g、ミネラル混合物(富田製薬社製)840gおよび
ラフィノース(日本甜菜製糖社製)870gを添加し、
標準化し、調乳液を均質化し、121℃で2秒間殺菌
し、次いで殺菌した調乳液を濃縮し、噴霧乾燥し、粉末
状の未熟児用ミルク約90kgを得た。
【0032】この未熟児用ミルクの14%調乳液100
ml当り120mgのラフィノースが含有されていた。
この調乳液を体重1500〜2400gの未熟児に哺乳
させ試験例と同一の方法により試験した結果、便の色調
は2日以内に黄色ないしは黄緑色に改善された。 実施例4 原料乳200kgに、脱塩乳清粉末(ドモ社製)7.5
kg、市販カゼイン(日本プロテイン社製)2.1k
g、調整脂肪(日本油脂社製)12.5kg、乳糖(メ
グレ社製)27.8kg、可溶性多糖類(昭和産業社
製)15.8kg、ビタミン混合物(田辺製薬社製)2
2g、ミネラル混合物(富田製薬社製)840gおよび
ラフィノース(日本甜菜製糖社製)560gを添加し、
標準化し、調乳液を均質化し、121℃で2秒間殺菌
し、次いで殺菌した調乳液を濃縮し、噴霧乾燥し、粉末
状のフォローアップミルク約90kgを得た。
【0033】このフォローアップミルクの14%調乳液
100ml当り75mgのラフィノースが含有されてい
た。この調乳液を生後6〜10か月の乳児に哺乳させ、
試験例と同一の方法により試験した結果、便の色調が2
日以内に黄色に改善された。
【0034】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この発明
は、乳幼児に投与し得る状態に調整した実質的に牛乳蛋
白質および/または牛乳蛋白質加工物を唯一の蛋白質源
とする乳幼児用乳糖含有食品に、有効成分として少なく
とも0.05%(重量)の割合でラフィノースが含有さ
れている乳幼児用乳糖含有食品組成物であり、この発明
によって次のとおりの効果が奏せられる。 1)この発明の乳幼児用乳糖含有食品組成物を哺乳また
は摂取した乳幼児の便の色調は、母乳栄養児のそれと同
様の黄色便になるため、母親の育児不安を解消すること
が可能である。 2)この発明の乳幼児用乳糖含有食品組成物は乳幼児の
発育に何ら支障がない。 3)この発明の乳幼児用乳糖含有食品組成物は、追加ま
たは複雑な工程を必要とせず、従来の製造法と同様に、
容易に製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 38/00 A61K 37/02 (72)発明者 難波 和美 神奈川県座間市東原5−1−83 森永乳業 株式会社栄養科学研究所内 (72)発明者 清水 隆司 神奈川県座間市東原5−1−83 森永乳業 株式会社栄養科学研究所内 (72)発明者 佐山 晃司 北海道帯広市稲田町南九線西十三番地 日 本甜菜製糖株式会社総合研究所内 (72)発明者 清水 洋介 北海道帯広市稲田町南九線西十三番地 日 本甜菜製糖株式会社総合研究所内 (72)発明者 有塚 勉 北海道帯広市稲田町南九線西十三番地 日 本甜菜製糖株式会社総合研究所内 (72)発明者 名倉 泰三 北海道帯広市稲田町南九線西十三番地 日 本甜菜製糖株式会社総合研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳幼児の便の色調を母乳摂取時と同様の
    色調に改善する乳幼児用乳糖含有食品組成物であって、
    乳幼児に投与し得る状態に調整した実質的に牛乳蛋白質
    および/または牛乳蛋白質加工物を唯一の蛋白質源とす
    る乳幼児用乳糖含有食品に、有効成分として少なくとも
    0.05%(重量)の割合でラフィノースが含有されて
    いることを特徴とする乳幼児用乳糖含有食品組成物。
  2. 【請求項2】 ラフィノースが、0.1〜0.2%(重
    量)の割合で含有されている請求項1の乳幼児用乳糖含
    有食品組成物。
  3. 【請求項3】 乳幼児用乳糖含有食品が、育児用調製粉
    乳、ペプチドミルク、未熟児用ミルクまたはフォローア
    ップミルクである請求項1または2の乳幼児用乳糖含有
    食品組成物。
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