JP2017225453A - 噴霧乾燥植物タンパク質を含む粉末状栄養配合物 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライブレンドされた植物タンパク質を含む粉末状栄養配合物であって、再構成した粉末の望ましくないザラザラした口当たりが全くまたは殆ど示さず、改良された粘度特性を有している、粉末状栄養配合物の提供。
【解決手段】少なくとも1つの植物タンパク質、例えばエンドウ豆タンパク質及び/又は大豆タンパク質を含む粉末状栄養配合物であって、前記植物タンパク質の少なくとも一部が噴霧乾燥されて、前記栄養配合物にドライブレンドされている、粉末状栄養配合物。更に少なくとも1つの乳タンパク質を含むことが好ましい、前記粉末状栄養配合物。植物タンパク質が約165〜約185°Fの温度で約12から20秒の間高温短時間殺菌され、噴霧乾燥前に均質化されていることが好ましい、前記粉末状栄養配合物。
【選択図】なし

Description

本発明は、ドライブレンドされた植物タンパク質を含む粉末状栄養配合物に関する。前記ドライブレンドされる植物タンパク質の少なくとも一部は粉末状栄養配合物にドライブレンドする前に噴霧乾燥されている。
目標に合わせて選択した栄養成分を含む成人、小児及び乳児用栄養液体及び粉末は公知であり、広く利用されており、その幾つかは唯一の栄養源を与え得、他は補助的な栄養源を与え得る。これらの栄養配合物には、水または他の水性液体を用いて再構成され得る粉末、及び濃縮レディ・トウ・ドリンク栄養液体が含まれる。これらの粉末状栄養配合物及び液体はタンパク質のような特定の栄養成分を用いて配合するときに特に有用である。
粉末状栄養配合物は栄養を与えるために特に評判がよく、その使用は世界中で増え続けている。これらの粉末状栄養配合物は典型的には少なくとも2つの別々のスラリーを調製し、一緒にブレンドすることにより製造されている。1つのスラリーは水を主成分とするスラリーであり得、1つは油を主成分とするスラリーであり得る。プレンドした後、生じた混合物を通常熱処理し、標準化し、再び熱処理し、噴霧乾燥し、粒塊状にし、包装する。この製造方法では、生成物を噴霧乾燥するために大量のエネルギーを必要とし、乾燥プロセスは製造時間を大きく延長させる。加えて、噴霧乾燥機は該乾燥機中に粉末が蓄積するのを減らすために頻繁にクリーニングする必要があり得る。
処理量を増加させ、コストを低下させるために、製造中、より少ない量の噴霧乾燥しか必要としないように、従来通りに作成したベース粉末に特定の成分をドライブレンドする試みがなされてきた。ビタミン、ミネラル、炭水化物、ポリ不飽和脂肪酸及びタンパク質のような個々の成分をベース粉末にドライブレンドしており、さまざまな結果が出ている。多くの場合再構成に、商業的に満足いく飲料を作成することができない問題があった。
従って、改良された口当たり及び改良された粘度を含めた改良された再構成特性を有する、植物タンパク質を含めたタンパク質を含むドライブレンドされた粉末状栄養配合物が要望されている。
本発明の1つの実施形態は、ドライブレンドされた植物タンパク質を含む粉末状栄養配合物に関する。前記ドライブレンドされる植物タンパク質は噴霧乾燥植物タンパク質である。
本発明の別の実施形態は、少なくとも1つの乳タンパク質及び少なくとも1つの噴霧乾燥植物タンパク質を含む粉末状栄養配合物に関する。噴霧乾燥植物タンパク質は粉末状栄養配合物中の全タンパク質の最高約50wt.%を占める。
本発明の別の実施形態は、噴霧乾燥植物タンパク質を含むドライブレンドされた粉末状栄養配合物の製造方法に関する。この方法は、脂肪、炭水化物及びタンパク質の少なくとも1つを含むベース粉末を作成し、このベース粉末に噴霧乾燥植物タンパク質をドライブレンドすることを含む。
エンドウ豆タンパク質のような植物タンパク質をたとえ非常に低濃度でも栄養ベース粉末にドライブレンドする場合、ドライブレンドされた栄養粉末を再構成するとねばねばと感じることがある望ましくないザラザラした口当たりを有することが判明した。また、再構成した液体は非常に短時間で商業上許容され得ない望ましくないほど高い粘度を生じ得ることも判明した。
今回、粉末状栄養配合物にドライブレンドする前にまず植物タンパク質を噴霧乾燥することにより植物タンパク質を粉末状栄養配合物にドライブレンドして生ずる再構成した粉末の望ましくないザラザラした口当たりが最小限に抑えられるかまたは解消され得ることが知見された。粉末状栄養配合物にドライブレンドする前に植物タンパク質の少なくとも一部を噴霧乾燥すると、粉末状栄養配合物を水で再構成したときに粘度が短時間で増加する問題を有意に抑制または解消することも判明した。
本発明のドライブレンドされた栄養粉末の製造方法は、ドライブレンドされるベース栄養粉末またはその後乾燥される1つ以上のスラリーから調製される栄養粉末であり得るベース栄養粉末を作成し、更にその中に噴霧乾燥した植物タンパク質をドライブレンドすることを含む。本発明の粉末状栄養配合物は噴霧乾燥植物タンパク質及び脂肪及び炭水化物の少なくとも1つを含む。本発明の粉末状栄養配合物及び粉末状栄養配合物の製造方法の前記した及び他の必須または任意要素または限定を以下詳細に記載する。
本明細書中で使用されている用語「粉末状栄養配合物」は、別段の定めがない限り、タンパク質、具体的には植物タンパク質及び脂肪及び炭水化物の少なくとも1つを含み、水性液体で再構成可能であり、ヒトに経口投与するのに適しているドライブレンドされた粉末状栄養配合物を指す。
本明細書中で使用されている用語「噴霧乾燥植物タンパク質」は、別段の定めがない限り、噴霧乾燥プロセスにかけられた植物タンパク質、例えばエンドウ豆タンパク質を指す。
本明細書中で使用されている用語「ドライブレンド」は、別段の定めがない限り、構成要素または成分を混合してベース栄養粉末を形成すること、またはベース粉末に乾燥した粉末状または顆粒状構成要素または成分を添加して粉末状栄養配合物を形成することを指す。
本明細書中で使用されている用語「脂肪」及び「油」は、別段の定めがない限り、植物または動物から誘導または加工された脂質材料を指すべく互換可能に使用されている。
本発明で使用されているパーセンテージ、部及び比はすべて、別段の定めがない限り全配合物の重量基準である。リストされている成分に関する重量はすべて活性レベルに基づいており、従って別段の定めがない限り市販されている材料中に含まれているかもしれない溶媒または副生成物を含まない。
言及がなされている文脈により反対のことが特定されていないかまたは明らかに暗示されていない限り、本発明の単数形の特徴または限定に対する言及はすべて対応する複数の特徴または限定を含み、その逆も同じである。
言及されている組合せがなされている文脈により反対のことが特定されていないかまたは明らかに暗示されていない限り、本発明で使用される方法またはプロセスステップのすべての組合せが任意の順序で実施され得る。
本発明の粉末状栄養配合物の各種実施形態は、残りの粉末状栄養配合物が依然として本明細書中に記載されている必要成分または特徴のすべてを含んでいるならば、本明細書中に記載されている任意または特定の必須成分または特徴を実質的に含んでいなくてもよい。これに関連して、別段の定めがない限り、用語「実質的に含まない」は、特定の粉末状栄養配合物は機能量未満、典型的には0.1重量%未満しか任意成分を含有しておらず、例えば前記の任意または特定必須成分を0重量%含有していることを意味する。
本発明の粉末状栄養配合物及び対応する製造方法は、本明細書中に記載されてい必須要素、並びに本明細書中に記載されているかまたは粉末状栄養配合物用途において有用である追加または任意要素を含み得、これらから構成され得、または本質的に構成され得る。
製品形態
本発明の粉末状栄養配合物は噴霧乾燥植物タンパク質及び脂肪及び炭水化物の少なくとも1つを含む、ドライブレンドされた栄養粉末である。すなわち、粉末状栄養配合物はベース栄養粉末にドライブレンドされた噴霧乾燥植物タンパク質を含む。ベース栄養粉末は100%ドライブレンドされたベース栄養粉末であっても、または1つ以上のスラリーから調製後、乾燥プロセスにかけた粉末であってもよい。これらの粉末は、典型的には流動性または実質的に流動性の粒状組成物、またはスプーンまたは類似の他のデバイスを用いて容易にすくって、計量され得る少なくとも粒状の組成物の形態であり、これらの組成物は意図する使用者により適当な水性液体、典型的には水を用いて容易に再構成されて、即時経口または経腸使用するための液体栄養配合物が形成される。これに関連して、「即時」使用は一般的に再構成後約48時間以内、最も典型的には約24時間以内、好ましくは直後を意味する。
粉末状栄養配合物はドライブレンドされた植物タンパク質を含み、その少なくとも一部は噴霧乾燥されている植物タンパク質である。幾つかの実施形態では、粉末状栄養配合物中に存在している植物タンパク質の100%が噴霧乾燥された植物タンパク質である。幾つかの実施形態では、植物タンパク質の100%が粉末状栄養配合物にドライブレンドされる。
粉末状栄養配合物は、栄養の単独、主要またはサプリメント源を与えるように、または特定の疾患または状態に罹患している個人が使用するための特殊な粉末状栄養配合物を与えるように十分な種類及び量の栄養素を用いて配合され得る。1つの例示的実施形態では、粉末状栄養配合物は筋肉を修復し、筋肉量を維持または増加させるために個人が使用すべく配合され得る。
粉末状栄養配合物は最終使用者の栄養必要量に合わせたカロリー密度を有し得るが、多くの場合再構成された粉末は約100〜約700kcal/240ml、例えば約150〜約350kcal/240ml、例えば約200〜約320kcal/240mlを含む。
本発明の粉末状栄養配合物は、1回または複数回使用容器中に包装され、密封された後、最長約36ヶ月またはそれ以上、より典型的には約12〜約24ヶ月間周囲条件下で保存され得る。複数回使用容器の場合、その後カバーをかけたパッケージを(例えば、極高温を避ける)周囲条件下で保存し、内容物を約1ヶ月程度の内に使用するならば、最終使用者が繰り返し使用するためにパッケージを開封した後、カバーを被せてもよい。
植物タンパク質
粉末状栄養配合物はドライブレンドされた噴霧乾燥植物タンパク質を含む。このことは、粉末状栄養配合物にドライブレンドする前に噴霧乾燥した植物タンパク質を添加して粉末状栄養配合物を配合することを意味する。粉末状栄養配合物中に使用するのに適した植物タンパク質には、エンドウ豆タンパク質、大豆タンパク質、その組合せ等が含まれる。好ましい植物タンパク質は、エンドウ豆タンパク質単離物、エンドウ豆タンパク質濃縮物及びそのソースを含めたエンドウ豆タンパク質である。
植物タンパク質は粉末状栄養配合物中に最高100wt.%、例えば約5wt.%〜90wt.%、例えば約20wt.%〜約65wt.%、例えば約30wt.%〜約50wt.%、例えば約40wt.%〜約45wt.%の量で存在する。植物タンパク質の少なくとも一部が粉末状栄養配合物中にドライブレンドされる。すなわち、植物タンパク質を含む粉末状栄養配合物を得るべく乾燥プロセスにかけられる1つ以上のスラリーに植物タンパク質を導入するのとは対照的に、植物タンパク質の少なくとも一部を粉末状ベース栄養配合物にドライブレンドする。粉末状栄養配合物にドライブレンドされる植物タンパク質の量は植物タンパク質の全量の少なくとも10wt.%、例えば少なくとも25wt.%、例えば少なくとも50wt.%、例えば少なくとも75wt.%、例えば少なくとも90wt.%、例えば100wt.%であり得る。
粉末状栄養配合物中に存在させる植物タンパク質の少なくとも一部を粉末状栄養配合物に(ドライブレンドまたはその他により)導入する前に噴霧乾燥する。具体的には、粉末状栄養配合物中に存在させる植物タンパク質の少なくとも50wt.%、例えば少なくとも60wt.%、例えば少なくとも70wt.%、例えば少なくとも75wt.%、例えば少なくとも80wt.%、例えば少なくとも90wt.%、例えば少なくとも95wt.%、例えば100wt.%が粉末状栄養配合物に(ドライブレンドまたはその他により)導入する前に噴霧乾燥された植物タンパク質である。
多量栄養素
粉末状栄養配合物は脂肪、タンパク質及び炭水化物の少なくとも1つを含み、前記タンパク質の少なくとも一部は噴霧乾燥植物タンパク質である。通常、多量栄養素が本明細書中に規定されている粉末状栄養配合物の必須要素とも相容性であるならば、植物タンパク質に加えて、栄養製品中に使用することが公知であるかまたは適している脂肪、炭水化物及びタンパク質のソースも本発明においても使用するのに適当であり得る。
脂肪、タンパク質及び炭水化物の全濃度または全量は意図する使用者の栄養必要量に応じて異なり得るが、前記濃度または量は最も典型的には本明細書中に記載されている他の必須脂肪、タンパク質及び/または炭水化物成分を含めた以下の具体的範囲の1つに入る。
炭水化物濃度は、最も典型的には粉末状栄養配合物の重量基準で約5%〜約40%、例えば約7%〜約30%、例えば約10%〜約25%の範囲である。脂肪濃度は、最も典型的には粉末状栄養配合物の重量基準で約0.5%〜約20%、例えば約1%〜約10%、例えば例えば約2%〜約5%の範囲である。タンパク質濃度は、最も典型的には粉末状栄養配合物の重量基準で約10%〜約90%、例えば約30%〜約85%、例えば約40%〜約85%の範囲である。
さらに、粉末状栄養配合物の%カロリーに基づく炭水化物、脂肪及びタンパク質の範囲を以下の表に示す。
Figure 2017225453
本明細書中に記載されている粉末状栄養配合物中に使用するのに適した脂肪またはそのソースの非限定例には、ヤシ油、分別ヤシ油、大豆油、コーン油、オリーブ油、サフラワー油、高オレインサフラワー油、MCT油(中鎖トリグリセリド)、ヒマワリ油、高オレインヒマワリ油、パーム及びパーム核油、パームオレイン、カノーラ油、魚油、綿実油、及びこれらの組合せが含まれる。
本明細書中に記載されている粉末状栄養配合物中に使用するのに適した炭水化物またはそのソースの非限定例には、マルトデキストリン、加水分解または化工澱粉またはコーンスターチ、グルコースポリマー、コーンシロップ、コーンシロップソリッド、コメ由来炭水化物、グルコース、フルクトース、ラクトース、高フルクトースコーンシロップ、蜂蜜、糖アルコール(例:マルチトール、エリトリトール、ソルビトール)、及びこれらの組合せが含まれ得る。
上で検討した植物タンパク質に加えて、粉末状栄養配合物中に使用するのに適したタンパク質またはそのソースの非限定例には、公知であるかまたは適当なソース、例えば乳(例:カゼイン、ホエー)、動物(例:肉、魚)、穀物(例:コメ、コーン)またはその組合せから誘導され得る加水分解した、部分加水分解したまたは加水分解されていないタンパク質またはタンパク質ソースが含まれる。前記タンパク質の非限定例には、本明細書中に記載されている乳タンパク質単離物、乳タンパク質濃縮物、例えばホエータンパク質濃縮物、カゼインタンパク質タンパク質、ホエータンパク質、カゼイネート、全牛乳、部分または完全脱脂乳、大豆タンパク質単離物、大豆タンパク質濃縮物等が含まれる。
1つの具体的実施形態では、粉末状栄養配合物は植物タンパク質及び乳ベースのタンパク質の組合せを含む。1つの例示的実施形態では、乳ベースのタンパク質は粉末状栄養配合物中に約10wt.%〜約90wt.%、例えば約20wt.%〜約65wt.%、例えば約30wt.%〜約50wt.%、例えば約40wt.%〜約45wt.%.の量で存在する。
任意成分
本明細書中に記載されている粉末状栄養配合物は更に、製品の物理的、化学的、快楽的または加工特性を改良し得、或いは標的の人々に使用するときに医薬または追加の栄養成分として役立ち得る他の任意成分を含み得る。前記任意成分の多くは他の栄養製品中に使用することが公知であるかまたは適しており、前記任意成分が経口投与用に安全且つ効果的であり、選択した製品形態中の必須成分及び他の成分と相容性であるならば、本明細書中に記載されている粉末状栄養配合物中にも使用され得る。
前記任意成分の非限定例には、保存剤、抗酸化剤、乳化剤、緩衝剤、医薬活性成分、本明細書中に記載されている追加栄養素、着色料、着香料、増粘剤及び安定剤等が含まれる。
粉末状栄養配合物は更にビタミン類または関連栄養素を含み得、その非限定例にはビタミンA、ビタミンE、ビタミンK、チアミン、リボフラビン、ピリドキシン、ビタミンB12、カロテノイド、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンC、コリン、イノシトール、その塩及び誘導体、並びにこれらの組合せが含まれる。
粉末状栄養配合物は更にミネラル類を含み得、その非限定例にはリン、マグネシウム、鉄、亜鉛、マンガン、銅、ナトリウム、カリウム、モリブデン、クロム、セレン、クロリド、及びこれらの組合せが含まれる。
粉末状栄養配合物は、再構成した粉末の苦いフレーバー及び後味を減らしたりまたは隠すために1つ以上のマスキング剤をも含み得る。適当なマスキング剤には、天然及び人工甘味料、ナトリウム源(例えば、塩化ナトリウム)、親水コロイド(例えば、グアーガム、キサンタンガム、カラギーナン、ゲランガム)、及びこれらの組合せが含まれる。粉末状栄養配合物中のマスキング剤の量は、選択した具体的マスキング剤、配合物中の他の成分、及び他の配合物または製品の目標とする変数に依存して異なり得る。しかしながら、前記量は、最も典型的には粉末状栄養配合物の重量基準で少なくとも約0.1%、例えば約0.15%〜約3.0%及び約0.18%〜約2.5%の範囲である。
製造方法
栄養ベース粉末(この中に、噴霧乾燥植物タンパク質の少なくとも一部をドライブレンドする)は、すべての成分を一緒にドライブレンドしてドライブレンドされたベース粉末を形成することにより作成され、そこに噴霧乾燥植物タンパク質の少なくとも一部をドライブレンドする。或いは、栄養ベース粉末(この中に、噴霧乾燥植物タンパク質の少なくとも一部をドライブレンドする)は、通常最終的に一緒に混合、処理及び乾燥される2つ以上のスラリーを利用することを含む慣用の湿式プロセスを用いて作成され得る。
ドライブレンドされた粉末状栄養配合物中に存在している植物タンパク質の少なくとも一部は、栄養ベース粉末とドライブレンドする前に噴霧乾燥されている植物タンパク質である。もしあるならば、噴霧乾燥されていない植物タンパク質の残りを上記した栄養ベース粉末に配合してもよい。好ましい実施形態では、上記した栄養ベース粉末にドライブレンドするかまたは導入してドライブレンドされた粉末状栄養配合物を形成する前に、粉末状栄養配合物中に存在させる植物タンパク質の100%を慣用の方法により噴霧乾燥する。
幾つかの実施形態では、植物タンパク質を噴霧乾燥前に高温短時間(HTST)殺菌してもよい。具体的には、植物タンパク質を水に添加し、懸濁するまで水和させ得る。水は加熱してもしなくてもよい。次いで、この水中タンパク質スラリーをHTST処理した後、噴霧乾燥する。場合により、HTST処理した後、噴霧乾燥する前に植物タンパク質を慣用により均質化してもよい。噴霧乾燥ステップは噴霧乾燥植物タンパク質を生ずるように慣用の周知温度及び時間で実施する慣用の噴霧乾燥ステップである。
噴霧乾燥植物タンパク質を含むドライブレンドされた粉末状栄養配合物の製造方法は、本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく本明細書中に記載されている以外の方法で実施され得る。従って、本発明の実施形態はすべての点で例示であり、非限定的であり、すべての改変及び均等物も本明細書の記載の範囲に入ると見なされる。
使用方法
噴霧乾燥植物タンパク質を含む本明細書中に記載されているドライブレンドされた粉末状栄養配合物は、再構成したとき、噴霧乾燥されていない植物タンパク質を含む粉末から形成した再構成液体よりも改良された口当たりを与える。加えて、本明細書中に記載されているドライブレンドされた粉末状栄養配合物は、ゲル様製品を形成するように短時間で増加する粘度を有していない植物タンパク質を含む再構成液体を生成する手段を提供する。
個人は、望ましくは再構成した粉末状栄養配合物を1日あたり少なくとも1杯消費し、幾つかの実施形態では1日あたり2、3杯またはそれ以上消費してもよい。望ましくは各1杯を1回の未分割用量として投与するが、1杯を2つ以上の分量に分けて1日に2回以上服用してもよい。本発明の方法は毎日連続投与及び周期的または限定的投与を含むが、毎日連続投与が通常望ましい。ドライブレンドされた粉末状栄養配合物は乳児、小児及び成人が使用するために再構成され得る。
以下の実施例は、噴霧乾燥植物タンパク質を含むドライブレンドされた粉末状栄養配合物の具体的実施形態及び/または特徴を例示する。これらの実施例は例示の目的のみで提示されており、その多くの改変が本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく可能であるので、本発明を限定すると解釈されるべきでない。例示されている量はすべて、別段の定めがない限り組成物の全重量に基づく重量%である。
例示されている組成物は、製造中噴霧乾燥プロセスにかけた植物タンパク質を配合しているので、例示されている粉末状栄養配合物の各々が水で再構成したときに改良された口当たり及び改良された粘度特性を有するように本明細書中に記載されている製造方法に従って製造したドライブレンドされた粉末状栄養配合物である。
実施例1〜5
実施例1〜5は本発明のドライブレンドされた粉末状栄養配合物を例示しており、その成分は下表にリストされている。別段の定めがない限り、成分量はすべて全粉末状栄養配合物の重量%としてリストされている。各実施例に関して、噴霧乾燥したエンドウ豆タンパク質単離物の少なくとも一部が栄養ベース粉末にドライブレンドされている。
Figure 2017225453
実施例6〜10
実施例6〜10は本発明のドライブレンドされた粉末状栄養配合物を例示しており、その成分は下表にリストされている。別段の定めがない限り、成分量はすべて全粉末状栄養配合物の重量%としてリストされている。各実施例に関して、噴霧乾燥したエンドウ豆タンパク質単離物の少なくとも一部が栄養ベース粉末にドライブレンドされている。
Figure 2017225453
実施例11
本実施例では、市販されているエンドウ豆タンパク質の2つの同一サンプルを2つの異なる噴霧乾燥プロセスにかけ、その後生じた噴霧乾燥エンドウ豆タンパク質をホエータンパク質と混合し、再構成し、口当たり及び色について評価する。噴霧乾燥プロセスにかけていない同一の市販されているエンドウ豆タンパク質の対照サンプルを対照として利用する。
市販されているエンドウ豆タンパク質(Roquette NUTRALYS(登録商標)S85F)を全固形分約10wt.%で水に添加し、懸濁するまで水和する。次いで、この水中タンパク質(PIW)スラリーを2つのバッチに分け、第1バッチ(サンプル1)は更なる処理をせずに噴霧乾燥にかける(サイクロンコンフィギュレーション,0.018のノズルサイズ,渦流室4,約2500psiの圧力)。第2バッチ(サンプル2)は74〜85℃の温度で保持して16秒間高温短時間(HTST)処理し、3000〜5000psigの圧力で均質化した後、サンプル1と同一条件の噴霧乾燥機に送る。
乾燥プロセスには問題がない。約24ポンドの粉末(各バッチから約12ポンド)を集める。対照、サンプル1及びサンプル2を別々にインスタント化したホエータンパク質と50:50重量比でドライブレンドし、口当たりの改良について評価する。サンプル1及びサンプル2の両方で、対照と比較して有意な色及び口当たりが見られる。サンプル1及びサンプル2はいずれも実質的にザラザラしたまたはねばねばした口当たりを持たず、良好な明るい色を有していた。対照は実質的にザラザラした口当たりとねばねばした口当たりを有していた。

Claims (27)

  1. ドライブレンドされた植物タンパク質を含む粉末状栄養配合物であって、前記ドライブレンドされる植物タンパク質の少なくとも一部が噴霧乾燥植物タンパク質である、粉末状栄養配合物。
  2. ドライブレンドされる植物タンパク質は、栄養配合物中に存在する全タンパク質の最高100wt.%を占めている、請求項1に記載の粉末状栄養配合物。
  3. ドライブレンドされる植物タンパク質は、栄養配合物中に存在する全タンパク質の約50wt.%を占めている、請求項1に記載の粉末状栄養配合物。
  4. 粉末状栄養配合物中に存在する植物タンパク質の少なくとも50wt.%が噴霧乾燥植物タンパク質である、請求項1に記載の粉末状栄養配合物。
  5. 粉末状栄養配合物中に存在する植物タンパク質の少なくとも75%が噴霧乾燥植物タンパク質である、請求項1に記載の粉末状栄養配合物。
  6. 粉末状栄養配合物中に存在する植物タンパク質の100%が噴霧乾燥植物タンパク質である、請求項1に記載の粉末状栄養配合物。
  7. 植物タンパク質は、エンドウ豆タンパク質、大豆タンパク質、及びこれらの組合せからなる群から選択される、請求項1に記載の粉末状栄養配合物。
  8. 植物タンパク質は、エンドウ豆タンパク質である、請求項7に記載の粉末状栄養配合物。
  9. 更に少なくとも1つの乳タンパク質を含む、請求項1に記載の粉末状栄養配合物。
  10. 植物タンパク質は、噴霧乾燥前に高温短時間殺菌されている、請求項1に記載の粉末状栄養配合物。
  11. 植物タンパク質は、約165°Fから約185°Fの温度で約12秒から約20秒の時間高温短時間殺菌されている、請求項10に記載の粉末状栄養配合物。
  12. 植物タンパク質は、高温短時間殺菌後、噴霧乾燥前に均質化されている、請求項10に記載の粉末状栄養配合物。
  13. 植物タンパク質は、粉末状栄養配合物の約40wt.%から約45wt.%を占めている、請求項1に記載の粉末状栄養配合物。
  14. 少なくとも1つの乳タンパク質及び少なくとも1つの噴霧乾燥植物タンパク質を含む栄養配合物であって、前記噴霧乾燥植物タンパク質が前記粉末状栄養配合物中の全タンパク質の最高約50wt.%を占めている、粉末状栄養配合物。
  15. 粉末状栄養配合物は、ドライブレンドされた噴霧乾燥植物タンパク質を含む、請求項14に記載の粉末状栄養配合物。
  16. 植物タンパク質は、エンドウ豆タンパク質、大豆タンパク質、及びこれらの組合せからなる群から選択される、請求項14に記載の粉末状栄養配合物。
  17. 植物タンパク質は、エンドウ豆タンパク質である、請求項16に記載の粉末状栄養配合物。
  18. 植物タンパク質は、噴霧乾燥前に高温短時間殺菌されている、請求項14に記載の粉末状栄養配合物。
  19. 植物タンパク質は、約165°Fから約185°Fの温度で約12秒から約20秒の時間高温短時間殺菌されている、請求項18に記載の粉末状栄養配合物。
  20. 植物タンパク質は、高温短時間殺菌後、噴霧乾燥前に均質化されている、請求項18に記載の粉末状栄養配合物。
  21. 植物タンパク質は、栄養配合物の約40wt.%から約45wt.%を占めている、請求項14に記載の粉末状栄養配合物。
  22. 噴霧乾燥植物タンパク質を含む、ドライブレンドされた粉末状栄養配合物の製造方法であって、
    脂肪、炭水化物及びタンパク質の少なくとも1つを含むベース粉末を作成すること、および
    前記ベース粉末に噴霧乾燥植物タンパク質をドライブレンドすること
    を含む、方法。
  23. 植物タンパク質は、エンドウ豆タンパク質、大豆タンパク質、及びこれらの組合せからなる群から選択される、請求項22に記載の方法。
  24. 植物タンパク質は、エンドウ豆タンパク質である、請求項23に記載の方法。
  25. ベース粉末にドライブレンドする前に植物タンパク質を高温短時間殺菌し、噴霧乾燥する、請求項22に記載の方法。
  26. 植物タンパク質を約165°Fから約185°Fの温度で約12秒から約20秒の時間高温短時間殺菌する、請求項25に記載の方法。
  27. 植物タンパク質を高温短時間殺菌後、噴霧乾燥する前に均質化する、請求項25に記載の方法。
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