JPS595077Y2 - 土木建築用山留の隅部ピ−ス - Google Patents
土木建築用山留の隅部ピ−スInfo
- Publication number
- JPS595077Y2 JPS595077Y2 JP15273580U JP15273580U JPS595077Y2 JP S595077 Y2 JPS595077 Y2 JP S595077Y2 JP 15273580 U JP15273580 U JP 15273580U JP 15273580 U JP15273580 U JP 15273580U JP S595077 Y2 JPS595077 Y2 JP S595077Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- corner piece
- construction
- flanges
- retainer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、土木建築用山留の隅部ピースに係り、作業空
間の増大を図りながら互いに直角配置された課題し材の
隅部同士を強固かつ迅速容易に接合連結して工期の短縮
を図ることを主目的とする。
間の増大を図りながら互いに直角配置された課題し材の
隅部同士を強固かつ迅速容易に接合連結して工期の短縮
を図ることを主目的とする。
建造物の基礎、地下室又は下水道構築にさいして山留作
業が実施されていることは既知の通りである。
業が実施されていることは既知の通りである。
この山留作業は土中に打設した鋼矢板等のパネルが耐土
圧性を保持すべく当該パネルに課題し材を添接固着する
とともに、その架設体の隅部においては所謂隅部ピース
と火打ち材が架設される。
圧性を保持すべく当該パネルに課題し材を添接固着する
とともに、その架設体の隅部においては所謂隅部ピース
と火打ち材が架設される。
即ち、第１図に示す如くＨ形鋼よりなる課題し材Ａの四
隅部に狭小なる台形隅部ピースを締結せしめ、火打受は
ピースと火打梁とからなる火打ち材Ｂを課題し材Ａの対
向隅部間に架設し、課題し材Ａにて囲まれた部分をクラ
ブパケット等を利用して掘削するものである。
隅部に狭小なる台形隅部ピースを締結せしめ、火打受は
ピースと火打梁とからなる火打ち材Ｂを課題し材Ａの対
向隅部間に架設し、課題し材Ａにて囲まれた部分をクラ
ブパケット等を利用して掘削するものである。
この従来例によれば、耐土圧性を考慮するため設計スパ
ンｌよりも互内方に火打ち材Ｂを設ける必要があり、こ
れでは掘削空間がいきおい狭くなり作業性が劣るととも
に、隅部ピース、火打ち材の取付手間、材料重量の増加
を招く等の不具合があった。
ンｌよりも互内方に火打ち材Ｂを設ける必要があり、こ
れでは掘削空間がいきおい狭くなり作業性が劣るととも
に、隅部ピース、火打ち材の取付手間、材料重量の増加
を招く等の不具合があった。
本考案は以上の見地に鑑み案出されたもので、耐土圧性
を考慮するスパンが、本案ピースを取付けるスパンｌ′
で事済み、掘削空間の増大を図り得るとともに、材料重
量の節減、取付作業の迅速化を図るようにしたものであ
り、その特徴とするところは、課題し材の隅部に装着さ
れる土木建築用山留の隅部ピースにおいて、該隅部ピー
スの台形状に形成された基台は、複数のＨ形鋼材の互い
のフランジ同士が重合状に添接固着されてなると共に、
その長手方向両側端に斜辺部が形成され、各斜辺部に複
数の取付孔を有する取付面板が夫々固着され、各鋼材の
ウェブと取付面板間に亙って補強プレートが固着される
と共に、基台両端の鋼材のフランジ間に亙って連続直線
状に夫々の鋼材フランジ間に補強部材が固着された点に
ある。
を考慮するスパンが、本案ピースを取付けるスパンｌ′
で事済み、掘削空間の増大を図り得るとともに、材料重
量の節減、取付作業の迅速化を図るようにしたものであ
り、その特徴とするところは、課題し材の隅部に装着さ
れる土木建築用山留の隅部ピースにおいて、該隅部ピー
スの台形状に形成された基台は、複数のＨ形鋼材の互い
のフランジ同士が重合状に添接固着されてなると共に、
その長手方向両側端に斜辺部が形成され、各斜辺部に複
数の取付孔を有する取付面板が夫々固着され、各鋼材の
ウェブと取付面板間に亙って補強プレートが固着される
と共に、基台両端の鋼材のフランジ間に亙って連続直線
状に夫々の鋼材フランジ間に補強部材が固着された点に
ある。
以下、図面を参照して実施例を詳述する。
第３図乃至第６図において、本案の隅部ピース１は、Ｈ
形鋼よりなる鋼材２の複数（本例では２本）をフランジ
２Ａ同士が重ね合さるように添接して両者を溶接等で固
着し、鋼材２の長手方向両端を成る角度（９０°）の下
で切削乃至切断して斜辺部３を形成して台形状の基台４
を構成している。
形鋼よりなる鋼材２の複数（本例では２本）をフランジ
２Ａ同士が重ね合さるように添接して両者を溶接等で固
着し、鋼材２の長手方向両端を成る角度（９０°）の下
で切削乃至切断して斜辺部３を形成して台形状の基台４
を構成している。
更に、基台４の各斜辺部３には適宜鋼材プレート、本例
では多数の取付孔５Ａを有する取付面板５が鋼材２のウ
ェブ、フランジ２Ａに溶接等で固着され、ここに、取付
面板５が９０°の角度で配置固着されているのである。
では多数の取付孔５Ａを有する取付面板５が鋼材２のウ
ェブ、フランジ２Ａに溶接等で固着され、ここに、取付
面板５が９０°の角度で配置固着されているのである。
斯る構成の隅部ピース１は第１図に示す課題し材Ａの四
隅部、又、第２図に示す地下下水道用のときは切梁乃至
火打梁Ｃを架設する等して課題し材Ａで囲まれた空間部
りを掘削するのである。
隅部、又、第２図に示す地下下水道用のときは切梁乃至
火打梁Ｃを架設する等して課題し材Ａで囲まれた空間部
りを掘削するのである。
この場合、隅部ピース１の取付面板５は課題し材Ａの対
向フランジＡ１に重合されて該フランジに穿設したボル
ト孔と取付孔５Ａを相一致せしめてボルト等で締結する
のである。
向フランジＡ１に重合されて該フランジに穿設したボル
ト孔と取付孔５Ａを相一致せしめてボルト等で締結する
のである。
而して、隅部ピース１の取付作業の容易迅速化が図れる
と共に隅部ピース１の取付個所は従来に比して空間りの
増大が図れ、掘削容易化、迅速化が図れることになるし
、耐土圧性にあってはパネルＥに作用する土圧Ｆが課題
し材Ａを介してピース１に分力Ｆ１として作用するが、
この分力Ｆ１の作用方向に関して鋼材２の長手方向であ
り、従って、座屈等を招くことがないのである。
と共に隅部ピース１の取付個所は従来に比して空間りの
増大が図れ、掘削容易化、迅速化が図れることになるし
、耐土圧性にあってはパネルＥに作用する土圧Ｆが課題
し材Ａを介してピース１に分力Ｆ１として作用するが、
この分力Ｆ１の作用方向に関して鋼材２の長手方向であ
り、従って、座屈等を招くことがないのである。
また、取付面板５と鋼材２のウェブに亙って三角形補強
プレート６が取付面板５及びウェブの双方に対し直角配
置で関着されており、土圧に対しての抵抗力をより有効
に発揮する。
プレート６が取付面板５及びウェブの双方に対し直角配
置で関着されており、土圧に対しての抵抗力をより有効
に発揮する。
さらに、基台４両端の鋼材２のフランジ２Ａ間に亙って
連続直線状に夫々の鋼材２フランジ２Ａ間に補強部材と
しての補強棒乃至プレート７が接合一体化されており、
これによっても抵抗力増大が図れる。
連続直線状に夫々の鋼材２フランジ２Ａ間に補強部材と
しての補強棒乃至プレート７が接合一体化されており、
これによっても抵抗力増大が図れる。
尚、工事か゛長期間にわたり、ピース１内に雨水がたま
るときには、基台４に適宜水抜き孔８を設ければよい。
るときには、基台４に適宜水抜き孔８を設ければよい。
以上のように、本考案はＨ形鋼材２の複数を添接固着し
て台形状基台４を一体不可分に構成し、該基台４の各斜
辺部３，３に複数の取付孔５Ａを有する取付面板５，５
をそれぞれ固着し、補強プレー１−６や補強部材７を固
着したものであるから、掘削空間で増大できるとともに
、掘削空間を増大しても充分に耐土圧性は保証できるし
、取付作業の容易化、迅速化が図れると共に材料重量の
節減が図れて経済性の点でも有利となる利点がある。
て台形状基台４を一体不可分に構成し、該基台４の各斜
辺部３，３に複数の取付孔５Ａを有する取付面板５，５
をそれぞれ固着し、補強プレー１−６や補強部材７を固
着したものであるから、掘削空間で増大できるとともに
、掘削空間を増大しても充分に耐土圧性は保証できるし
、取付作業の容易化、迅速化が図れると共に材料重量の
節減が図れて経済性の点でも有利となる利点がある。
また隅部ピース１の製作に際しても、Ｈ形鋼材２の互い
のフランジ２Ａ同士を重合状に添接固着して台形状に形
威し、側斜辺部３，３に取付面板５，５を固着すればよ
く、簡単な構成であり、容易に製作できる。
のフランジ２Ａ同士を重合状に添接固着して台形状に形
威し、側斜辺部３，３に取付面板５，５を固着すればよ
く、簡単な構成であり、容易に製作できる。
さらに各鋼材２のフランジ２Ａ、２Ａ間に亙って補強部
材７を連続直線状に設けているため、剛性が大となり耐
土圧性の向上に寄与するという利点を奏する。
材７を連続直線状に設けているため、剛性が大となり耐
土圧性の向上に寄与するという利点を奏する。
第１図と第２図は山留め工事２例の平面図、第３図は本
案ピースの斜視図、第４図は同平面図、第５図は同側面
図、第６図は同正面図、第７図は同背面図、第８図は使
用例の拡大図である。 １・・・・・・隅部ピース、２・・・・・・鋼材、３・
・・・・・・・・斜辺部、４・・・・・・基台、５・・
・・・・取付面板、６・・・・・・補強プレート、７・
・・・・・補強プレート。
案ピースの斜視図、第４図は同平面図、第５図は同側面
図、第６図は同正面図、第７図は同背面図、第８図は使
用例の拡大図である。 １・・・・・・隅部ピース、２・・・・・・鋼材、３・
・・・・・・・・斜辺部、４・・・・・・基台、５・・
・・・・取付面板、６・・・・・・補強プレート、７・
・・・・・補強プレート。
Claims (1)
- 課題し材Ａの隅部に装着される土木建築用山留の隅部ピ
ース１において、該隅部ピース１の台形状に形成された
基台４は、複数のＨ形鋼材２の互いのフランジ２Ａ同士
が重合状に添接固着されてなると共に、その長手方向両
側端に斜辺部３が形成され、各斜辺部３に複数の取付孔
５Ａを有する取付面板５が夫々固着され、各鋼材２のウ
ェブと取付面板５間に亙って補強プレート６が固着され
ると共に、基台４両端の鋼材２のフランジ２Ａ間に互っ
て連続直線状に夫々の鋼材２フランジ２Ａ間に補強部材
７が固着されたことを特徴とする土木建築用山留の隅部
ピース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15273580U JPS595077Y2 (ja) | 1980-10-23 | 1980-10-23 | 土木建築用山留の隅部ピ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15273580U JPS595077Y2 (ja) | 1980-10-23 | 1980-10-23 | 土木建築用山留の隅部ピ−ス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5775036U JPS5775036U (ja) | 1982-05-10 |
| JPS595077Y2 true JPS595077Y2 (ja) | 1984-02-15 |
Family
ID=29512029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15273580U Expired JPS595077Y2 (ja) | 1980-10-23 | 1980-10-23 | 土木建築用山留の隅部ピ−ス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595077Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019190162A (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 丸藤シートパイル株式会社 | 鋼材の組合せ構造体，山留支保工構造，及び構築方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100412162B1 (ko) * | 2001-09-25 | 2003-12-24 | (주)신성엔지니어링 | 트러스식 지보구조에 의한 지반 굴착공법 |
| KR20030085264A (ko) * | 2002-04-30 | 2003-11-05 | 황문삼 | 프리스트레스 띠장 지지보와 격점철물을 이용한라아멘구조의 흙막이 공법 및 그 격점철물 |
-
1980
- 1980-10-23 JP JP15273580U patent/JPS595077Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019190162A (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 丸藤シートパイル株式会社 | 鋼材の組合せ構造体，山留支保工構造，及び構築方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5775036U (ja) | 1982-05-10 |
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