JPS59500226A - 横糸插入チャンネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 横糸挿入チャンネル 技術分野 本発明は、流体ジェット用の織機に用いられる横糸挿入チャンネルに関する。

背景技術 複数の側々の案内歯を備えた横糸挿入チャンネルが形成され、このチャンネルが 縦糸シートに交差して延びて、流体の流れ、好ましくは空気流がこの縦糸シート に交差して横糸を運ぶチャンネルに沿って指向している流体式１１１Ｆｔは公知 である。

案内歯は、２個の主な機能を形成しなければならない。

（１）案内歯は、チャンネルに沿って空気流を案内して、横糸をチャンネルから はみださないでそのなかを通して運ばなければならない。

（２）案内歯は、織り工程のビートアップ（″織りこみ）において挿入される横 糸が出れなければならない。

これら２個の要求は、第２の要求が恒久的な横糸開口を有する案内歯で理想的に 達成できるが、このような開口が横糸挿入中においてチャンネル内に横糸を維持 することに問題があり、従って第１の問題の達成が困難となる点で矛盾する。

発明の開示 本発明の目的は、上記の要求を両方共満足する横糸挿入チャンネルを提供するこ とにある。

また本発明の一つの意図によれば、横糸挿入のための連続的に躍動する開口が形 成された横糸挿入用の案内歯が形成され、この案内歯が横糸挿入峙に閉塞し、ビ ートアップ時に横糸が貫通できる横糸出口を含んでいる。この案内歯は、横糸が ビートアップ時に出口開口を開くように構成されても良いし、糸がビートアップ 時に貫通するギャップを形成するために横糸挿入後に開口が開くように構成され てもよい。好ましくは、各案内歯が互いに蝶番づけされた一対のアームを備えた プレスチック製の一体品である。

本発明の別の意図によれば、横糸挿入チャンネルが複数の前述の案内歯を備え、 チャンネルが肩を並べた複数の前記案内面群によって形成されるように、案内歯 が歯群に配列され、各歯群における歯が一斉に横糸出口を開閉動作するために接 続されている。好ましくは、歯群は横糸出口が通常開口し、横糸の先導端が挿入 中にそれ−らを貫通する時に作動手段が各群における歯の横糸出口を閉塞するよ うに連続歯群を作用させるために形成される。

本発明の種々の目的は、添付の図面を参照して後述される。

図面の簡単な説明 第１図は本発明による横糸挿入チャンネルの端部側面図、第２図は第１図に示す 案内チャンネルの正面図、第３図は縦糸シートを交差してのびた案内チャンネル を示す第２図と類似の概略図、 第４図は本発明による別の実施例の第１図と類似の端部側面図、 （３） 第５図は本発明による案内歯の斜視図、第６図は別の案内歯の斜視図、 第７図は本発明の別の実施例の第１図と類似の端部側面図である。

発明を実施するための最良の形態 横糸挿入チャンネル１０は、リード（おさ）１２の前面にあるためにリード１２ の基部に固定された個々の案内歯１１がら構成される。各歯１１は縦糸シート（ 複数の縦糸を平行に並べたシート状の縦糸群）を交差して延長するチャンネルを 集約的に形成するように隣の歯と当接した関係で配列される。各歯１１は、好ま しくはプラスチック製品の一体物で形成され、従来的に射出成形される。各歯１ １は、ウェブ（薄肉部）１６で接続される一対のアーム１４．１５を有している 。このウェブ１６（弾性接続部材）は、蝶番を形成してアーム１４および１５の 間が弾力的に接続される。アーム１４および１５の上部部分１４ａおよび１５ａ は、ウェブ１６と共に、縦糸シートを交差する横糸を運ぶために圧縮空気が通過 する開口を形成するような形をしている。これら上部部分１４ａおよび１５ａは 、ビートアップ中に横糸が出れるギャップ（隙間）が形成できるが、互いに当接 し合う終端面１４ｂおよび１５ｂを有している。またアーム１４および１５は、 ウェブ１６の下端に延長している下端部１４Ｃおよび１５Ｃを各々有している。

各下端部１４ｃおよび１５ｃは、隣の歯の類似部分に当接し、従って歯を互いに 間隔配置させる広がり部１４ｄおよび１５ｄを有している。

（４） 第５図に示す実施例においては、広がり部１４ｄおよび１５ｄが個々の歯を正確 に相対的に位置させるために隣の歯の窪みおよび突起に各々係合する突起および 窪みを有している。先ず広がり部１４ｄは、リード１２の基部に取付けられ、広 がり部１５ｄが自由に取付けられる。この広がり部１　＝′５　ｄは、互いに交 互作用するの゛で、一体となって動作し、個々の歯のアームの間の横方向の撚り 動作を制限している。第６図に示す実施例においては、広がり部１４ｄおよび１ ５ｄに、鋼鉄製の堅い芯棒が近接の歯を互いに固定するために貫通する孔１４ｅ および１５ｅが各々形成される。

好ましくは、他の歯群の歯１１のアーム１５と独立して、−歯群ですべてのｍ１ １のアーム１５で一体に動作するように歯群２５で配列される。従って、各歯群 のはしっこの歯は、隣の歯群の歯の隣接部分１’５ｄに摺動自在に当接する。

ウェア１６内の固有のバイアス（弾力）によって、終端面１４ｂおよび１５ｂが 通常間隔配置され、付勢手段２６が各歯群２５の上に終端面１４ｂおよび１５ｂ を接触させるように付勢するように形成される。第１図を参照すると、付勢手口 はウェア１６の固有の弾力に対面するに十分な恒久的なイ′：Ｊ勢を形成して面 １４１〕および１５（）を接触した状態に維持するが、ビートアップ時に横糸が 歯から出るように面１４ｂおよび１５ｂを引離してもよい。この横糸が面１４ｂ および１５ｂがら出易くするためには、傾斜面か横糸の先導を創造するように形 成されてもよい。

（５） これの代りに、第４図に示すように、付勢手段２６′は１１８の周期に依存した 付勢ツノで振動を形成するように配列されてもよい。この場合、付勢手段２６′ が横糸挿入工程中により大きい付勢力を形成し、ビートアップ工程中に所定のよ り小さい付勢力を形成し、このより小さい所定の付勢力が面１４ｂ、１５ｂの間 の接触を維持するが、横糸が歯１１から出るように面１４ａおよび１５ｂを引離 せるように配列されてもよい。

またこれの代りに、付勢手段は、当接面１４ｂおよび１５ｂが挿入される横糸の 出口のために開口を形成するために引離されるように横糸挿入工程中に付勢力を 形成するように配列されてもよい。

これに関して、各歯群の付勢手段２６は、案内歯の各歯群２５に関連する補助空 気ノズルを作動するカムフォロア４０に取付けられる。実施例において、カムフ ォロア４０は、第３図の左から右に連続して作動して、横糸の先導端を歯群２５ に通過させる補助的な突風を形成する。

従って、特定の歯群２５に関連する補助空気ノズルの動作と同時に、カムフォロ ア４０は、付勢手段２６′を動作させて、アーム１５を特定の歯群の面１４ｂお よび１５ｂが接触するように移動させる。

悟糸の先導端が特定の歯群を通過した後、カムフォロア４０は、特定の歯群の空 気流の供給を停止させ、同時に面１４ｂおよび１５ｂを引離させるように動作す る。従って、横糸挿入が完了後、すべての歯の面１４ｂおよび１５ｂは、ビート アップ工程中に横糸が容易に出れるように間隔が形成される。

あるいは、第７図に示すように、付勢手段２６′は、リード軸がビートアップ位 置から遠ざかった時に横糸が容易に出れるように、リード軸に取付けられる。第 ７図に示す付勢手段は、６０は、一端が各歯群のアーム１５に共同し、他端が織 機の枠に摺動自在に取付けられた調整ストップ６１に共同し、別の弾性部材６４ を介してリード軸５０に取付けられる。この別の弾性部材６４は、一端がリード 軸５０に固定され、他端が弾性部材６０に固定される板バネが好ましい。

このリード軸５０がビートアップ位置から離れた時に、弾性部材６０の低端部が 調整ストップ６１に接触し、従って偏向される。このような偏向は、弾性部材６ ４の偏向を生じさせ、この結果アーム１５を閉塞させる弾性部材６０の偏向を生 じさせる。このアーム１５に加えられる弾性力は、調整ストップ６１の位置を適 当に設定して適宜調整される。この調整ストップ６１を第７図に示すように動か すことによって、弾性部材６０の低端部はより大ぎく、従って弾性力を増加して 偏向している。

この調整ストップ６１の位置はポルト６７によって調整維持される。この調整ス トップ６１はプラスチック製が便利である。

Ｆ１６．７ 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　横糸挿入のための連続的に躍動する開口が形成された横糸挿入用の案内歯が 形成され、この案内歯が横糸挿入時に閉塞し、ビートアップ時に横糸が貫通でき る横糸出口を含み、この案内歯は、横糸がビートアップ時に出口開口を開くよう に構成されても良いし、糸がビートアップ時に貫通するギャップを形成するため に横糸挿入後に開口が開くように構成されてもよく、好ましくは、各案内歯が互 いに蝶番づけされた一対のアームを備えたプラスチック製の一体品である横糸挿 入チャンネル用の案内歯。 ２　前記アームは、間隔配置され、これらのアームの間を蝶番接続する弾性接続 部材を備えたことを特徴とする請求の範囲第１項３［ｌ！載の横糸挿入チャンネ ル用の案内歯。 ３　前記アームおよび前記弾性接続部材は一体に形成されることを特徴とする請 求の範囲第２項記載の横糸挿入チャンネル用の案内歯。 ４　前記弾性接続部材は、前記アームを離間させて開口を形成することを特徴と する請求の範囲第２項あるいは第３項記載の横糸挿入チャンネル用の案内歯。 ５　前記横糸挿入チャンネルは、複数の案内歯と、前記開口を閉塞させる付勢手 段を含むことを特徴とする請求の範囲第４項記載の横糸挿入チャンネル用の案内 歯。 ６　前記付勢手段は、前記弾性接続部材の弾力より僅かに大きい弾力で前記開口 を閉塞させる一定の弾力をり口えることを特（８） 徴とする請求の範囲第５項記載の横糸挿入チャンネル用の案内歯。 ７　前記付勢手段は、ビートアップ工程中において前記弾性接続部材の弾力で前 記開口を開口させ、前記横糸挿入用の前記開口を閉塞させる中間の弾力を加える ことを特徴とする請求の範囲第５項記載の横糸挿入チャンネル用の案内歯。 ８　前記案内歯は、歯の群に配列され、各歯群が各々付勢手段によって作動され ることを特徴とする請求の範囲第５項、第６項あるいは第７項記載の横糸挿入チ せンネル用の案内歯。 ９　請求の範囲第１項から第４項までのいずれかに記載の複数の案内歯を含む織 機。 １０　請求の範囲第５項から第８項までのいずれかに記載の横糸挿入チャンネル を含む織機。 （１）