JPS595001Y2 - 紙搬送装置 - Google Patents

紙搬送装置

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Publication number
JPS595001Y2
JPS595001Y2 JP12346278U JP12346278U JPS595001Y2 JP S595001 Y2 JPS595001 Y2 JP S595001Y2 JP 12346278 U JP12346278 U JP 12346278U JP 12346278 U JP12346278 U JP 12346278U JP S595001 Y2 JPS595001 Y2 JP S595001Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
roll
feed roller
roller
guide plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP12346278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5539982U (ja
Inventor
文男 山崎
道則 永広
利昭 片平
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP12346278U priority Critical patent/JPS595001Y2/ja
Publication of JPS5539982U publication Critical patent/JPS5539982U/ja
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Publication of JPS595001Y2 publication Critical patent/JPS595001Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばファクシミリの受信装置に用いられるよ
うな、紙送りの際、小さなステップで送りと停止を高速
で繰返しながら順次紙送りする紙搬送装置に関するもの
である。
第1図に従来例を示す。
1は図示しないステップモータを駆動源として回転する
紙送りローラであり、2はロール状に巻かれた記録紙(
ロール紙)で紙送りローラ1によりステップ的に引き出
されて送られている。
今、紙送りローラ1がステップ駆動されステップ的に紙
送りをすると、ロール紙2はオーバーランを生じる為、
紙送りローラ1とロール紙2間の紙にはたるみが生じる
このたるんだ状態より次のステップ動作に移るとたるん
でいた紙が矢印A方向に急速に移動し、紙送りローラ1
とロール紙2間の紙が衝撃的に張ると同時に弦の様な振
動を生じる。
この時に衝撃的な騒音を発生する。
さらに、ステップの繰返し数が多くなると繰返しの周期
で騒音が発生すると共に騒音値は増大し、この従来の装
置ではその大きさが場合により、80ホンにも達するこ
とがあった。
その封蓋として、例えばロール紙2から紙送りローラ1
間に板状のガイドを設け、そのガイドに沿って紙を走行
させる構成が考えられるが、紙を高速でステップ送りす
る場合、ロール紙2の慣性負荷が紙送りローラ1に加わ
り、短時間で1ステツプ移動することが困難になるおそ
れがあった。
本考案は、以上の欠点をなくし、即ちロール紙の慣性負
荷を軽減させ、高速ステップ送りを可能にすると共に、
特にステップ送りに伴なう紙振動音を小さくした紙搬送
装置を提供するもので第2図にその一実施例を示して説
明する。
1′はゴムを外周面にライニングしである紙送りローラ
で、図示しないステップモータにより、反時計方向にス
テップ的に回転駆動される。
2′は記録紙で、ロール状に巻かれている。
3は感熱印字を行なう感熱記録ヘッドで、前記記録紙2
′を紙送りローラ1′に圧接させている。
この状態で紙送りローラ1′を反時計方向に回転させる
と、紙送りローラ1′と記録紙2′との摩擦係数(μm
)と記録紙2′とヘッド3との摩擦係数(μ2)とでは
μm〉μ2になる様構成しであるので記録紙2′は紙送
りローラ1′と共に移動する。
4はテンションアームで軸5に回動自在に軸支されてい
る。
6はテンションローラでテンションアーム4の先端部に
設けられた軸7に回転自在に軸支しである。
テンションアーム4は引張コイルバネ8により時計方向
に付勢されている。
テンションアーム4にはマグネット9が固着しである。
10.11はホール素子で、前記テンションアーム4が
矢印BC方向に回動して、マグネット9が近づくと電圧
を生じ、テンションアームの回動位置を知らせるもので
ある。
12はガイド板で、凸形に湾曲しており、湾曲の曲率中
心は前記軸5の近傍になる様構成しである。
したがって前記テンションローラ6はこの湾曲面に沿っ
て回動する。
ガイド板12は記録紙の幅よりも広くしてあり、ガイド
板12の一端は前記紙送りローラ1′の近傍に達してい
る。
ガイド板12の裏面には、制振材13がほぼ全幅に渡っ
て貼られている。
14はスプールフランジで、ロール状の記録紙2′を保
持している。
15はローラで前記スプール7ランジ14の外周面に圧
接しており、連続的に回転するモータ16により駆動さ
れスプールフランジ14を反時計方向に回動させる。
スプールフランジ14が反時計方向に回転して記録紙2
′を繰り出す速度は、紙送りローラ1′の紙送り速度よ
りも早くなるようにしである。
モータ16は制御回路17により回転の動作を制御され
る。
この制御回路の動作は、テンションアーム4の回動位置
を知らせるホール素子10.11の信号を人力として行
なわれている。
即ちテンションアーム4が矢印B方向に回動して、ホー
ル素子10の位置に達するとモータ16は起動し、テン
ションアーム4が矢印C方向に回動して、ホール素子1
1に達するとモータ16の回転は停止する様構成しであ
る。
18はガイドである。
以上の構成の装置で動作を説明すると、ロール状に巻か
れた記録紙2′は、テンションローラ6の下側を通過し
、凸状に湾曲したガイド板12に沿って、紙送りローラ
1′まで達する様にセットされる。
この状態から図示しないステップモータにより、紙送り
ローラ1′をステップ的に反時計方向に回転させると記
録紙2′もステップ的に移動する。
この時、テンションローラ6により走行系路の記録紙2
′はガイド板12に密接させられる為、紙送りの際に、
紙送りローラ1′にハンチングが生じたり、ローラ紙に
オーバランがあっても、記録紙2′のたるみによって発
生する衝撃音は生じなくなる。
又、仮に、ハンチング等により記録紙2′にたるみが発
生して、記録紙2′がガイド板12の表面がら離れたと
しても、次の動作で記録紙2′がガイド板12表面に近
づくとき、記録紙2′とガイド板12との間の空気がク
ッション作用をなす。
さらにガイド板12は凸形に湾曲しているので、たるん
だ紙がステップ送り動作でガイド板12方向に急速に近
づいても、ガイド板12の凸面に紙が添ってしまい紙が
自由振動しない。
又、ガイド板12の裏面には制振材13が貼付しである
ので、ガイド板12が記録紙2′の衝撃力を受けても制
振材13の粘性効果と質量効果により、ガイド板12は
粘性減衰振動を行なう。
したがって、紙の衝撃力を吸収し、紙の振動をすみやか
に押えることができる。
このようにして衝撃的な振動音が生じない。
紙を次々と送り出すと、テンションローラ6は紙の張力
により矢印B方向に回動する。
テンションアーム4がホール素子10に達するとモータ
16が起動して、スプールフランジ14を反時計方向に
回し、記録紙2′を繰り出す。
次に、テンションアーム4は矢印C方向に回動し、ホー
ル素子11に達するとモータ16の回転は停止する。
以上の様な動きをする為に、紙送りローラ1′にはロー
ル紙の慣性負荷が直接作用せず、ステップ動作を高速化
できる。
なお本実施例に於いてはテンションローラ6は軸1に回
転自在な構成としたが、テンションアーム4の先端に固
定構造であっても、テンションアーム4としての機能を
有する。
又、テンションアーム4の動作範囲をBC間としたが、
0点付近で、小さな範囲回動する様な構成にしても良い
さらに、軸5の中心とロール紙の中心を結んだ線をほぼ
テンションアーム4の回動角の中心線となる様にすると
、ロール紙からテンションローラ6までの紙の自由振動
面積が小さくなり、騒音値も小さくなる。
本実施例に於いては、テンションアーム4の位置検出方
法として、ホール素子10.11を用いた場合を示した
が、フォトセンサ、マイクロスイッチ等、他の検出方法
で構成することも、もちろん容易に可能なものである。
以上のように本考案の紙搬送装置によれば、ステップ送
りに伴なう紙の面振動を小さくするとともに紙送りロー
ラにロール紙の慣性負荷が直接作用しない構成によりス
テップ送りの高速化と低騒音化を同時に実現することが
できる。
さらにガイド板の裏面に制振材を貼付することにより紙
の面振動による騒音をより小さくすることも可能である
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の紙搬送装置を示す要部構成図、第2図は
本考案の一実施例を示す要部構成図である。 1′・・・紙送りローラ、2′・・・記録紙、4・・・
テンションアーム、5・・・軸、6・・・テンションロ
ーラ、8・・・引張コイルバネ、9・・・マグネット、
10.11・・・ホール素子、12・・・ガイド板、1
3・・・制振材、14・・・スプールフランジ、15・
・・ローラ、16・・・モータ、17・・・制御回路。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ロール状に巻回されたロール紙と、前記ロール紙
    より引き出された紙をステップ的に送る紙送りローラと
    を備え、前記ロール紙から前記紙送りローラに引き出さ
    れている紙に張力を与える付勢手段を前記ロール紙近傍
    に設けるとともに、前記付勢手段の近傍と前記紙送りロ
    ーラの近傍の間に凸状に湾曲した紙案内手段を設け、前
    記紙案内手段に、前記ロール紙から前記紙送りローラに
    引き出されている紙を接触させた状態で走行させるよう
    にしたことを特徴とする紙搬送装置。
  2. (2)紙案内手段は裏面に制振材を有することを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の紙搬送装置。
JP12346278U 1978-09-07 1978-09-07 紙搬送装置 Expired JPS595001Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12346278U JPS595001Y2 (ja) 1978-09-07 1978-09-07 紙搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12346278U JPS595001Y2 (ja) 1978-09-07 1978-09-07 紙搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5539982U JPS5539982U (ja) 1980-03-14
JPS595001Y2 true JPS595001Y2 (ja) 1984-02-15

Family

ID=29082587

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JP12346278U Expired JPS595001Y2 (ja) 1978-09-07 1978-09-07 紙搬送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111409903A (zh) * 2020-04-09 2020-07-14 胡艳锋 一种新型枕式纸巾包装机

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH041815Y2 (ja) * 1987-09-25 1992-01-22
JP2680548B2 (ja) * 1994-08-25 1997-11-19 大淀化工株式会社 ねずみの侵入防止装置

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CN111409903A (zh) * 2020-04-09 2020-07-14 胡艳锋 一种新型枕式纸巾包装机
CN111409903B (zh) * 2020-04-09 2021-09-24 纸约(上海)信息科技有限公司 一种新型枕式纸巾包装机

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JPS5539982U (ja) 1980-03-14

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