JPS594967Y2 - 片引きスラツトコンベヤ - Google Patents
片引きスラツトコンベヤInfo
- Publication number
- JPS594967Y2 JPS594967Y2 JP893578U JP893578U JPS594967Y2 JP S594967 Y2 JPS594967 Y2 JP S594967Y2 JP 893578 U JP893578 U JP 893578U JP 893578 U JP893578 U JP 893578U JP S594967 Y2 JPS594967 Y2 JP S594967Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slat conveyor
- slat
- wheels
- pull
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
車輪を有する輸送物、特に自動車等の組立ライン等に用
いられ、一側の前後輪をスラットコンベヤ上に静止載置
し、他側の前後輪を床面上に転勤自在に載置し、該スラ
ットコンベヤの駆動によって自動車等を搬送する、所謂
片引きスラットコンベヤにおいては、適当間隔で配置さ
れたＵ型スラット内に揺動斜板を装着させ、スラットコ
ンベヤの終端、即ちスラットコンベヤが床板の下に沈み
込む手前で上記揺動斜板の枢支端を該揺動斜板が水平に
なるまで押し上げてＵ型スラット内に落ち込んでいる自
動車の車輪を移乗床面まで押し上げ、自動車の移乗搬送
を円滑に行うものは公知である（実公昭５２−２２７８
６号公報）。
いられ、一側の前後輪をスラットコンベヤ上に静止載置
し、他側の前後輪を床面上に転勤自在に載置し、該スラ
ットコンベヤの駆動によって自動車等を搬送する、所謂
片引きスラットコンベヤにおいては、適当間隔で配置さ
れたＵ型スラット内に揺動斜板を装着させ、スラットコ
ンベヤの終端、即ちスラットコンベヤが床板の下に沈み
込む手前で上記揺動斜板の枢支端を該揺動斜板が水平に
なるまで押し上げてＵ型スラット内に落ち込んでいる自
動車の車輪を移乗床面まで押し上げ、自動車の移乗搬送
を円滑に行うものは公知である（実公昭５２−２２７８
６号公報）。
この従来例においては上記揺動傾斜板の揺動枢支端に邪
魔されて車輪が充分にＵ型スラット内に落ち込まず、コ
ンベヤの脈動等によってＵ型スラットより容易に脱れて
不安定な係止状態で移送され、特に揺動斜板の下端が押
し上げられて水平に近くなったときにこの傾向が著しく
、実用性を欠く欠点を有する。
魔されて車輪が充分にＵ型スラット内に落ち込まず、コ
ンベヤの脈動等によってＵ型スラットより容易に脱れて
不安定な係止状態で移送され、特に揺動斜板の下端が押
し上げられて水平に近くなったときにこの傾向が著しく
、実用性を欠く欠点を有する。
本考案はＵ型スラツ１〜を有する片引きスラットコンベ
ヤにおいて、充分な係止保持力を得ることが出来るとと
もに、床板への自動車の移乗を円滑に行えるようにする
ことを、その目的とするものである。
ヤにおいて、充分な係止保持力を得ることが出来るとと
もに、床板への自動車の移乗を円滑に行えるようにする
ことを、その目的とするものである。
以下本考案の一実施例について説明する。片引きスラッ
トコンベヤ１の通常のスラット間に適当間隔でＵ型スラ
ット２が配置されており、該Ｕ型スラット内に装着され
ている水平昇降板３を自動車Ｖの移送終端において水平
に上方に押し上げるための押し上げガイド４がスラット
コンベヤの下側に装着されている。
トコンベヤ１の通常のスラット間に適当間隔でＵ型スラ
ット２が配置されており、該Ｕ型スラット内に装着され
ている水平昇降板３を自動車Ｖの移送終端において水平
に上方に押し上げるための押し上げガイド４がスラット
コンベヤの下側に装着されている。
従って自動車の後輪ＷがＵ型スラット２に落ち込んで保
持されて、片引スラットコンベヤ１によって矢印Ｆ方向
に移送され、移送終端において、押し上げガイド４によ
って昇降板３がスラツＩ・の上面まで水平に押し上げら
れ、自動車■は円滑に床板上に押し出される。
持されて、片引スラットコンベヤ１によって矢印Ｆ方向
に移送され、移送終端において、押し上げガイド４によ
って昇降板３がスラツＩ・の上面まで水平に押し上げら
れ、自動車■は円滑に床板上に押し出される。
第２〜４図についてその詳細を説明すると、Ｕ型スラッ
ト２の底部５の後方左右に二対のブラケット６が突設さ
れ、底部５の中央に角穴７が形成されている。
ト２の底部５の後方左右に二対のブラケット６が突設さ
れ、底部５の中央に角穴７が形成されている。
上記各対のブラケット６にピン８によって枢着されてＬ
型アーム９の上端に水平昇降板３のブラケット１０がピ
ン１１によって枢着されており、Ｌ型アーム９の角部１
２にピン１３によってローラー１４が回転自在に支承さ
れている。
型アーム９の上端に水平昇降板３のブラケット１０がピ
ン１１によって枢着されており、Ｌ型アーム９の角部１
２にピン１３によってローラー１４が回転自在に支承さ
れている。
水平昇降板３の後方中央に二つのブラケット１５が下方
に突設されており、該ブラケットの下端にピン１６によ
ってローラー１７が回転自在に支承されている。
に突設されており、該ブラケットの下端にピン１６によ
ってローラー１７が回転自在に支承されている。
押し上げガイド４の中央にローラー１７を押し上げるた
めのカム面１８と、カム面１８の両側に左右のローラー
１４を押し上げるためのカム面１９が形成されていて、
カム面１８はカム面１９に対して前方に、ローラー１７
と１４間の間隔だけずらされていて、カム面１８と１９
はローラー１７と１４とを同時に押し上げ、水平昇降板
３をスラットの上面２０まで水平に押し上げる形状にな
っている。
めのカム面１８と、カム面１８の両側に左右のローラー
１４を押し上げるためのカム面１９が形成されていて、
カム面１８はカム面１９に対して前方に、ローラー１７
と１４間の間隔だけずらされていて、カム面１８と１９
はローラー１７と１４とを同時に押し上げ、水平昇降板
３をスラットの上面２０まで水平に押し上げる形状にな
っている。
本考案のＵ型スラットは第２図に示されているように車
輪をＵ型スラット２の中に完全に落ち込んだ状態で保持
するから、コンベヤの脈動又は急停止においても後輪Ｗ
はＵ型スラットの上縁エッヂ２１によって車輪の慣性モ
ーメントを完全に阻止し、確実な係止作用を有するので
、後輪ＷはＵ型スラットより脱れることなく安全に移送
され、床面への移乗に際しても移乗位置におけるスラッ
トと床面との間に空隙がないから円滑に支障なく行われ
るものである。
輪をＵ型スラット２の中に完全に落ち込んだ状態で保持
するから、コンベヤの脈動又は急停止においても後輪Ｗ
はＵ型スラットの上縁エッヂ２１によって車輪の慣性モ
ーメントを完全に阻止し、確実な係止作用を有するので
、後輪ＷはＵ型スラットより脱れることなく安全に移送
され、床面への移乗に際しても移乗位置におけるスラッ
トと床面との間に空隙がないから円滑に支障なく行われ
るものである。
以上の実施例においてはカム面を用いて水平昇降板を水
平に押し上げるようにしであるが、平行リンクと小さな
油圧シリンダー等によって水平に押し上げるようにする
ことも可能である。
平に押し上げるようにしであるが、平行リンクと小さな
油圧シリンダー等によって水平に押し上げるようにする
ことも可能である。
第１図は本考案の片引きスラットコンベヤの一実施例の
全体図、第２図は上記実施例に於けるＵ型スラット及び
水平昇降板の押し上げ機構の拡大断面図、第３図は第２
図に於ける水平昇降板をスラット上面まで押し上げた状
態を示す図、第４図は第２図に於けるＸ−Ｘ断面図であ
る。 １・・・・・・片引きスラットコンベヤ、２・・・・・
・Ｕ型スラット、３・・・・・・水平昇降板、４・・・
・・・押し上げガイド、１４．１７・・・・・・ローラ
ー、１８．１９・・・・・・カム面。
全体図、第２図は上記実施例に於けるＵ型スラット及び
水平昇降板の押し上げ機構の拡大断面図、第３図は第２
図に於ける水平昇降板をスラット上面まで押し上げた状
態を示す図、第４図は第２図に於けるＸ−Ｘ断面図であ
る。 １・・・・・・片引きスラットコンベヤ、２・・・・・
・Ｕ型スラット、３・・・・・・水平昇降板、４・・・
・・・押し上げガイド、１４．１７・・・・・・ローラ
ー、１８．１９・・・・・・カム面。
Claims (1)
- 車輪を有する輸送物の一側の前後輪をスラットコンベヤ
上に、他側の前後輪を床上に、夫々載置し、該スラット
コンベヤの駆動によって前記輸送物を搬送する片引きス
ラットコンベヤにおいて、スラット間に適当間隔で車輪
落ち込み用のＵ型スラットを配置し、該Ｕ型スラット内
に前記車輪を支承する水平昇降板を装着し、該車輪の移
乗位置において上記昇降板をスラット上面まで水平に押
し上げる押し上げ機構を設けた片引きスラットコンベヤ
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP893578U JPS594967Y2 (ja) | 1978-01-30 | 1978-01-30 | 片引きスラツトコンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP893578U JPS594967Y2 (ja) | 1978-01-30 | 1978-01-30 | 片引きスラツトコンベヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54114292U JPS54114292U (ja) | 1979-08-10 |
| JPS594967Y2 true JPS594967Y2 (ja) | 1984-02-15 |
Family
ID=28818804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP893578U Expired JPS594967Y2 (ja) | 1978-01-30 | 1978-01-30 | 片引きスラツトコンベヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS594967Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-30 JP JP893578U patent/JPS594967Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54114292U (ja) | 1979-08-10 |
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