JPS5948038B2 - 表示体 - Google Patents
表示体Info
- Publication number
- JPS5948038B2 JPS5948038B2 JP15859776A JP15859776A JPS5948038B2 JP S5948038 B2 JPS5948038 B2 JP S5948038B2 JP 15859776 A JP15859776 A JP 15859776A JP 15859776 A JP15859776 A JP 15859776A JP S5948038 B2 JPS5948038 B2 JP S5948038B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formulas
- liquid crystal
- tables
- display
- chemical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Liquid Crystal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は表示体に係わり、さらに詳しくは二色性染料と
光学活性物質を含有した液晶組成物を用いた表示体に関
する。
光学活性物質を含有した液晶組成物を用いた表示体に関
する。
近年エレクトロニクス技術等の進歩により低電力消費、
低電圧駆動可能な表示材料が要求されている。
低電圧駆動可能な表示材料が要求されている。
このような要求を満たすものとして液晶が注目されてお
り、既に誘電異方性が正であるネマチツク液晶を用いた
ねじれ産液晶表示素子を使用した時計、電卓等が市販さ
れている。しカル従来のねじれ型液晶表示素子は偏光板
を使用しているため全体的に表示部が暗くなる欠点があ
り、さらに偏光板の値段だけコスト高になる欠点があつ
た。又、明視の方向性が著しいため文字等が確認出来る
方向が限定される欠点があつた。このような欠点を改良
するため染料と光学活性物質を用いた表示素子が研究さ
れてきた。
り、既に誘電異方性が正であるネマチツク液晶を用いた
ねじれ産液晶表示素子を使用した時計、電卓等が市販さ
れている。しカル従来のねじれ型液晶表示素子は偏光板
を使用しているため全体的に表示部が暗くなる欠点があ
り、さらに偏光板の値段だけコスト高になる欠点があつ
た。又、明視の方向性が著しいため文字等が確認出来る
方向が限定される欠点があつた。このような欠点を改良
するため染料と光学活性物質を用いた表示素子が研究さ
れてきた。
この表示素子の原理は染料の二色性と従来の表示体に使
用されてきた誘電異方性が正のネマチツク液晶の性質を
利用したものであり、この原理はＤＡＰ効果（Ｇ３Ｈ３
ＨｅＴｌｍｅＴｅｒ、Ｊ３Ａ３Ｃａｓｔｅｌｌａｎｏ、
ａｎｄＬ、Ａ、Ｚａｈｏｎｉｍｏｌ、Ｃｒｙｓｔ、Ｌｉ
ｑ、Ｃｒｙｓｔ３８、２９３（１９６９））としてしら
れている。さらに新方式においては表示効果を際立たせ
るため光学活性物質を加えている。これが新方式による
表示原理であるが従来のねじれ型液晶表示方式に比べて
染料、光学活性物質を混合するので駆動電圧が高くなる
欠点があつた。
用されてきた誘電異方性が正のネマチツク液晶の性質を
利用したものであり、この原理はＤＡＰ効果（Ｇ３Ｈ３
ＨｅＴｌｍｅＴｅｒ、Ｊ３Ａ３Ｃａｓｔｅｌｌａｎｏ、
ａｎｄＬ、Ａ、Ｚａｈｏｎｉｍｏｌ、Ｃｒｙｓｔ、Ｌｉ
ｑ、Ｃｒｙｓｔ３８、２９３（１９６９））としてしら
れている。さらに新方式においては表示効果を際立たせ
るため光学活性物質を加えている。これが新方式による
表示原理であるが従来のねじれ型液晶表示方式に比べて
染料、光学活性物質を混合するので駆動電圧が高くなる
欠点があつた。
本発明は従来の表示体が有していた駆動電圧が高いとい
う欠点を改良するためになされたものである。さて液晶
表示体の駆動電圧は液晶組成物の誘電異方性の大きさに
反比例することが論理的にわかつており、さらに液晶組
成物の誘電異方性の大きさは個々の成分の誘電異方性の
値に依存しており大体の値はΔε＝Σｎｉ△εｉで見つ
もることが出来ることもわかつている。
う欠点を改良するためになされたものである。さて液晶
表示体の駆動電圧は液晶組成物の誘電異方性の大きさに
反比例することが論理的にわかつており、さらに液晶組
成物の誘電異方性の大きさは個々の成分の誘電異方性の
値に依存しており大体の値はΔε＝Σｎｉ△εｉで見つ
もることが出来ることもわかつている。
（ここでΔε３△εｉはそれぞれ組成物全体の誘電異方
性の大きさ、成分ｉの誘電異方性の大きさを示し、ｎｉ
は成分ｉの割合を示す。）従来の表示体に比べて駆動電
圧が高くなつたのは上記ことよりわかるように誘電異方
性が小さいが、あるいは負の染料を加えたことに起因す
るものと思われたので一般式がＮＣ《下》（−Ｎ＝Ｎ−
＜７）−）ｎＲ（但し、Ｒは、アルキル基、アルコキシ
基、ーＮ＝Ｎ−Ｃ＜〔〕 のいずれかを示し、ｎは１〜
３の整数を示す。
性の大きさ、成分ｉの誘電異方性の大きさを示し、ｎｉ
は成分ｉの割合を示す。）従来の表示体に比べて駆動電
圧が高くなつたのは上記ことよりわかるように誘電異方
性が小さいが、あるいは負の染料を加えたことに起因す
るものと思われたので一般式がＮＣ《下》（−Ｎ＝Ｎ−
＜７）−）ｎＲ（但し、Ｒは、アルキル基、アルコキシ
基、ーＮ＝Ｎ−Ｃ＜〔〕 のいずれかを示し、ｎは１〜
３の整数を示す。
）で表わせる染料を用いて実験したところ、非常に良い
結果が得られた。これは分子末端に多極子モーメントの
大きなニトリル基のついている染料つまり誘電異方性が
大きな染料化合物を加えたためと思われる。以下詳細は
実施例にて述べる。
結果が得られた。これは分子末端に多極子モーメントの
大きなニトリル基のついている染料つまり誘電異方性が
大きな染料化合物を加えたためと思われる。以下詳細は
実施例にて述べる。
実施例 １
＝般式がＲ５ＣＯＯ５Ｒ５（Ｒ，Ｒ５はアルキル基、ア
ルコキシ基、あるいはニトリル基を示す）で表わされる
エステル型液晶化合物よりなる液晶組成物に従来使用し
ていた染料Ｃ２Ｈ，０６Ｎ＝Ｎ６Ｎ：：Ｎ６ＯＣ２Ｈ５
を５重量？加えたところ駆動電圧が３■位高くなつたが
、この染料の代わりにＮＣ（）Ｎ＝Ｎ（）ＮニＮ６ＯＣ
２Ｈ５を５重量％加えたものは加える前とほとんど同じ
であつた。
ルコキシ基、あるいはニトリル基を示す）で表わされる
エステル型液晶化合物よりなる液晶組成物に従来使用し
ていた染料Ｃ２Ｈ，０６Ｎ＝Ｎ６Ｎ：：Ｎ６ＯＣ２Ｈ５
を５重量？加えたところ駆動電圧が３■位高くなつたが
、この染料の代わりにＮＣ（）Ｎ＝Ｎ（）ＮニＮ６ＯＣ
２Ｈ５を５重量％加えたものは加える前とほとんど同じ
であつた。
又光学活性物質を前記両組成物に加えて比較したがやは
りＮＣ９Ｎ＝ＮＧ◇Ｎ：Ｎ◇◆０Ｃ２Ｈ５を加えた組成
物の方が駆動電圧は低かつた。実施例 ２ ；般式がＲ０−０ＣＮ（Ｒはアルキル基、アルコキシ基
を意味する）で表わされる液晶化合物よりなる液晶組成
物に従来の染料ΩＮ＝ＮＯＮニＮ（》ＮＨ２と本発明に
用いられる染料ＮＣＯＮ＝ＮＯＮ＝Ｎ０ＮＨ２を同重量
％混合して比較したところ実施例１とほぼ同じ結果が得
られた。
りＮＣ９Ｎ＝ＮＧ◇Ｎ：Ｎ◇◆０Ｃ２Ｈ５を加えた組成
物の方が駆動電圧は低かつた。実施例 ２ ；般式がＲ０−０ＣＮ（Ｒはアルキル基、アルコキシ基
を意味する）で表わされる液晶化合物よりなる液晶組成
物に従来の染料ΩＮ＝ＮＯＮニＮ（》ＮＨ２と本発明に
用いられる染料ＮＣＯＮ＝ＮＯＮ＝Ｎ０ＮＨ２を同重量
％混合して比較したところ実施例１とほぼ同じ結果が得
られた。
尚、この効果は実施例に述べられた化合物だけにとどま
らず分子末端にニトリル基を有す染料化合物にはすべて
あてはまるものである。上記実施例よりわかるように従
来の液晶組成物と比較して優れた特性を有す液晶組成物
を使用した本発明の表示体は腕時計、電卓はもとより種
々の民生機器の表示部に応用出来るものである。
らず分子末端にニトリル基を有す染料化合物にはすべて
あてはまるものである。上記実施例よりわかるように従
来の液晶組成物と比較して優れた特性を有す液晶組成物
を使用した本発明の表示体は腕時計、電卓はもとより種
々の民生機器の表示部に応用出来るものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 二色性染料と光学活性物質を含有した液晶組成物を
用いた表示体において、前記二色性染料として一般式が
下式で表わせられる分子長軸方向の末端にニトリル基を
有する化合物を使用することを特徴とする表示体。 ▲数式、化学式、表等があります▼ （但し、Ｒは、−ＮＨ＿２、▲数式、化学式、表等があ
ります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式
、化学式、表等があります▼、アルキル基、アルコキシ
基、▲数式、化学式、表等があります▼のいずれかを示
し、ｎは１〜３の整数を示す。 ）
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15859776A JPS5948038B2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 表示体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15859776A JPS5948038B2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 表示体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5382675A JPS5382675A (en) | 1978-07-21 |
| JPS5948038B2 true JPS5948038B2 (ja) | 1984-11-22 |
Family
ID=15675154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15859776A Expired JPS5948038B2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 表示体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5948038B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57162773A (en) * | 1981-03-31 | 1982-10-06 | Nec Corp | Dye-liquid crystal mixture used for color liquid crystal display element |
| US4411812A (en) * | 1981-11-12 | 1983-10-25 | General Electric Company | Dichroic liquid crystal compositions made with asymmetric tris-azo dyes |
-
1976
- 1976-12-28 JP JP15859776A patent/JPS5948038B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5382675A (en) | 1978-07-21 |
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