JPS5947821B2 - 加圧平衡加熱方法 - Google Patents

加圧平衡加熱方法

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JPS5947821B2
JPS5947821B2 JP55134222A JP13422280A JPS5947821B2 JP S5947821 B2 JPS5947821 B2 JP S5947821B2 JP 55134222 A JP55134222 A JP 55134222A JP 13422280 A JP13422280 A JP 13422280A JP S5947821 B2 JPS5947821 B2 JP S5947821B2
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JP
Japan
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air
hollow chamber
action
rotating body
frictional heat
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JP55134222A
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English (en)
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JPS57127779A (en
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信義 久保山
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、密閉された中空室内の温度を、回転体の回
転作用によって室内を加圧状態に保ちながら空気との摩
擦を促がして得られる摩擦熱により上昇できるようにし
た加圧平衡加熱方法に関する。
また、この発明は、密閉された中空室内の被乾燥物を回
転体の回転作用に基づく加圧状態における加熱作用によ
って有効に乾燥できるようにした加圧平衡加熱方法に関
する。
従来、一般に中空室内を加熱する方法としては、たとえ
ば熱風を送給するか、あるいは、加熱ヒータを用いるか
などのように必らず熱源を必要としていた。
ことに、被乾燥物を収納した中空室に対しては、送風す
るための送風ポンプと必要な加熱空気を得るための石油
ガスまたはヒータのような熱源とを必要とした。
したがって、乾燥を目的とする加熱手段には、送風のた
めのエネルギーの外に熱エネルギーを得るための熱源を
必要としなければならないなど有効なエネルギーの利用
がなされず、エネルギーの浪費は避けられない不都合が
あった。
この発明は、狭止の点に着目して成されたもので、密閉
された中空室に対して熱エネルギーを得るための特別な
熱源を用いることなく、送風のためのエネルギーを、回
転体の回転作用に基づく吸引加圧作用と、その加圧が平
衡された状態での回転体と空気との摩擦発熱作用とに変
換してエネルギーを無駄なく有効に利用して高能率な加
熱乾燥効果を奏し得るようにした加圧平衡加熱方法を提
供することにある。
また、この発明は、密閉された中空室に対して上述の回
転体による吸引加圧作用の下において、摩擦発熱作用の
外に、内気の排気作用を働かせて気化分の排除、乾燥作
用の促進を向上するようにした加圧平衡加熱方法を提供
することにある。
以下に、この発明に係る加圧平衡加熱方法の一実施例を
図面に示す装置に基づいて説明する。
まず、各図の構成に就いて符号と共に述べる。
1は扉2,2を枢着して観音開き構造とした角筒状の密
閉された中空室で、上下左右の外周壁には断熱材3を被
着介在させて保温できるようになっている。
4は中空室1の天井中央に開口した空気圧入口で、回転
体aが回転自在に配設しである。
そして、この回転体aは図示にあっては、電動機5によ
り回転されるプロペラファン、シロッコファンなどの回
転羽根6によって構成され所望の傾斜角度を有し、かつ
、中空室1外の空気を強制圧入するように回転方向が定
められている。
そして、回転体aの回転領域には摩擦熱発生部Aが形成
される。
7は中空室1の下部に一端7aを開口した内気送出管で
、第1図にあっては中空室1に支脚8が設けであるので
管状構造を備え、中空室1の下方に配設されてその一端
が中空室1の下部に臨まれる構成となっているが、第2
図および第3図にあっては、支脚がないので全体が中空
室1内に配置され内気送出管7の他端7bを中空室1の
下部前面に臨ませて構成しである。
9は、前記内気送出管7の調節バルブで、嫡子9aによ
り内気送出管7内を通る内気の流量を自在に調節できる
ようになっている。
なお、この調節バルブ9は、図示していないが作動圧の
条件を中空室1内の温度、室1内外の圧力差などにより
可変調節できる一般的な自動制御弁として用いることに
より、中空室1の温度または加圧状態に応じて自動的に
開閉させて内気を送給することができる。
10は中空室1ののぞき窓、11は温度、圧力などの表
示板、12は電動機5の支持筒で、圧入通路13を有し
、かつ支持筒12の開口端には消音筒14を備える。
なお、中空室1内には図示していないが被加熱物、被乾
燥物を載置する棚、この棚を支える支持枠などを任意に
備えるが、いづれも通気効果に配慮した構成をもたせる
ことは勿論である。
以上述べた構成において、電動機5に通電し、回転羽根
6を回転させれば、密閉された中空室1内の空気は回転
羽根6の吸引圧大作用によって、次第に加圧され、中空
室1の内外の圧力差が次第に大きくなるが、成る圧力差
に達した時点で略々平衡状態を維持する。
この略々一定の平衡状態における中空室1の内外の圧力
差は、回転羽根6の回転吸引力の大きさと空気圧入口4
と回転羽根6の間隙の大きさなどによって定まるが、こ
の平衡状態は、回転羽根6の回転作用が継続する限り維
持される。
この平衡状態では、回転羽根6の回転領域内にある摩擦
熱発生部Aにおいて空気の滞溜現象が生じ、回転羽根6
との摩擦作用が反覆継続するので摩擦熱が発生して次第
に温度が上昇し、順次とこの摩擦熱が中空室1内に伝藩
して室内を好みの温度に加熱できる。
したがって、中空室1内に被加熱物を収容すれば、室温
の上昇による被加熱物への加熱作用を加圧状態において
より有効に行わせることができる。
なお、加熱作用の過程で、内気送出管7より調節バルブ
9を開いて内気を送出するときは、中空室1内の温度は
降下するが、内気の送出外だけ中空室1外の空気が回転
羽根6によって内部に圧入されるので、被乾燥物を収容
しておくときは、通気作用が行われて乾燥作用をより促
進できる。
この発明は、狭止のように、回転体の回転作用によって
密閉された中空室内の空気を強制圧入し、中空室を加圧
状態に保ち、しかも室内外の圧力差を略々一定の平衡状
態において回転体の回転作用を継続させて回転体と空気
との摩擦作用によって摩擦熱を発生させるようにした方
法に係るものであるから、発熱のための手段に従来のよ
うなヒータとか燃料などのような直接的な熱源を全く必
要としないで所謂省エネルギーに役立つという特徴を有
する。
また、摩擦熱は、平衡状態における吸気用の回転体すな
わち回転羽根と空気との摩擦作用によって得られるので
加圧状態において発熱作用が有効に働き、ことに乾燥機
に広く利用できる利点を有する。
したがって、たとえば椎茸、葉煙草などの農水産物を始
め、衣類、化学薬品の乾燥など、その応用範囲は、きわ
めて広く、実施できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明に係る加圧平衡加熱方法の実施例を示す
具体的装置であって、第1図は一部切欠正面図、第2図
は他の構造を示す一部の正面図、第3図は同上I−1[
線断面図である。 1・・・・・・中空室、4・・・・・・空気圧入口、7
・・・・・・内気送出管、9・・・・・・調節バルブ、
a・・・・・・回転体で、回転羽根6を有する電動機5
で構成される。 A・・・・・・摩擦熱発生部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 密閉された中空室内に、回転体の回転作用により空
    気を強制圧入して室内を加圧し室内外の圧力差を略々一
    定の平衡状態に保つと共にこの平衡状態を維持しながら
    前記回転体の回転作用を継続させて空気さの摩擦作用を
    促進して摩擦熱を発生させ、この擦擦熱により中空室内
    を加熱するようにした加圧平衡加熱方法。 2 密閉された中空室内に、回転体の回転作用により空
    気を強制圧入して室内を加圧し室内外の圧力差を略々一
    定の平衡状態に保つき共にこの平衡状態を維持しながら
    前記回転体の回転作用を継続させて空気との摩擦作用を
    促進して摩擦熱を発生させ、この摩擦熱により中空室内
    を加熱し、さらに中空室外に手動または自動操作で内気
    を送出するようにした加圧平衡加熱方法。
JP55134222A 1980-09-29 1980-09-29 加圧平衡加熱方法 Expired JPS5947821B2 (ja)

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JP55134222A JPS5947821B2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29 加圧平衡加熱方法

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JP55134222A JPS5947821B2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29 加圧平衡加熱方法

Publications (2)

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JPS57127779A JPS57127779A (en) 1982-08-09
JPS5947821B2 true JPS5947821B2 (ja) 1984-11-21

Family

ID=15123267

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Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6020059A (ja) * 1983-07-13 1985-02-01 Nobuyoshi Kuboyama 温風方法およびその装置
JPS6057159A (ja) * 1983-09-09 1985-04-02 Nobuyoshi Kuboyama 移動式温風暖房器
JPS6057161A (ja) * 1983-09-09 1985-04-02 Nobuyoshi Kuboyama 天井暖房器
JPS6060935A (ja) * 1983-09-09 1985-04-08 Furukawa Electric Co Ltd:The 光フアイバ用母材の製造方法
JPS6067243A (ja) * 1983-09-26 1985-04-17 Nobuyoshi Kuboyama 洗車機
JPS60105840A (ja) * 1983-11-14 1985-06-11 Nobuyoshi Kuboyama 調理機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57127779A (en) 1982-08-09

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