JPS60105840A - 調理機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、食品を加熱し、あるいは加熱乾燥すること
で調理する調理機に関する。加熱調理機としては天火、
オープン等が知られ、熱源としては電気、ガス等が使用
される。従来の技術１家庭用市、源等を用いて加熱稠理
すると、ニクロム線等からなる加熱部と、温風循環ある
いは減圧のためのファン等からなる送風部とを要した。

しかし、ニクロム線による加熱は、効率が悪く、また加
熱と送風とを別個の機構とするため部品数が多くなり、
調理器として用いるには大規模となり、電力消費量が大
となる欠点を有した。他方、本発明者は特開昭５　’Ｉ
　−１９５８２号、特開昭５７−１９５８３号、特開昭
５７−５５３７８号および特開昭５７−５５３７９号な
ど一連のその後の発明において、減圧平衡加熱方法およ
び該方法を用いた乾燥方法または装置その他を提案した
。

そして、その基本的な技術内容は、密閉さｎた中空室内
の空気を、１ムｊ転体の回転作用により強制吸引して室
外に排気させ、室内を減圧して室内外の圧力差を略一定
の平衡状態に保つと共にこの平衡状態を維持しながら前
記回転体の回転作用を継続させて空気との摩擦作用を促
進して摩擦熱を発生させ、この摩擦熱により中空室内を
加熱するようにした減圧平衡加熱方法であり、さらに、
密閉された中空室内の空気を、回転体の１同転作用によ
り強制吸引して室外に排気させ、室内を減圧して室内外
の圧力差を略−足の平衡状態に保つと共にこの平衡状態
を維持しながら前記回転体の同転作用を継続させて空気
とのＭ振作用を促進して摩擦熱を発生させ、この摩擦熱
により中空室内を加熱し、さらに中空室内に手動または
自動操作で外気を送給するようにした減圧平衡加熱方法
である。

また本発明者は特開昭５７−１２７７７９号で加圧平衡
加熱方法も提案し排気において回転体の排気能力以上の
排出口を設けると、吸入気体は強制的に外部に吐出する
こととなり、そのために一種の加圧作用を呈し、したが
って圧縮熱の発生を伴い、より有効に温度が上昇して温
ｊ虱が沓ら７Ｌることも知見した。

発明者は、さらに船願昭５８−１２６２５６号「温風方
法およびその装置」において、気体吸入口および気体排
出口を有し、気体吸入口の気体吸入量より大きな気体吸
入能力で回転する回転体を有する気密構造の中空体を、
釜中空体の気体排出口と気体吸入口を順次接続すること
で蝮数連紐、して温風を作成する方法を提案した。

また同出願で気体吸入口および気体排出口を有する気密
構造の中空体内に気体吸入口の気体吸入きな気体吸入排
出能力で回転する回転体を有する複数の中空体を、各中
空体の気体排出口と気体吸入口とを１６次接続（〜で連
続し、温風を作成Ｔる方法を提案した。両方法において
、発明者は最も吸気側の１回転体の能力に比し他の回転
体の能力を低いものとしても装置全体としての温風作成
能力としては同一能力の［回転体を用いた場合に比し変
わりがないことも知見した。また、複数の該中空室を連
続する場合、吸気側から順次回転体の能力を低いものと
しても装置全体としての温風作成能力は、回転体の１ｉ
ヒカを全て匝１−とじた場合に比し変わりがないことも
知見した。そしてこれら沖］転体は出力の小さい小型モ
ータで回転しても温風作成は可能である、この発明はこ
几ら知見にもとづへ、より重力消費等の少ない効率のよ
く部品数の少ない調理器を提供することを目的とする。

すなわち、この発明は中空体内に設けられる回転体の回
転作用によって得られる気体吸入排出能力に比し、気体
吸入口の気体吸入量または／および気体排出口の気体排
出量をそ詐以下に制限して回転体の回転領域内での回転
に基づく吸入気体の滞溜作用および減圧または加圧の恒
圧作用によって気体を摩郵現象などによって発熱させる
とともに、気体吸入口を収納室に１ｉｉ−＋目すること
で調理室内な加熱１−る調理器を提供１−るものである
。

以下この発明の一実施例の中央断面を表わす第１図、第
１図の一部拡大を表わ丁第２図にしたがい説明する。

（１）は調理器であり、調理器（１）内には液体状ある
いは固体状の被ｆｉｔ、’３理物（２）を収容可能な調
理室（３）を有する、調理室（３）には、搬入口を形成
しのぞき窓を有１−ろドア（４）を取付ける。ドーｒ（
４）は、閉口時には、本体との間が密着可能に胸囲にゴ
ム製のノξツキン等を回加°する。（５）は中空体であ
り、中空体（５）は気密構造からなり、気体吸入口（６
）および気体吸入口より開口角１桓の大の気体排出口（
７）を有する（８）は同転体であり、プロペラファン、
シロッコファン等の回転羽根からなる。回転体（８）は
中空体（５）に各々設置する電動モータ／９）で、気体
吸入口（６）から気体を吸入し、気体排出口（７）から
気体を排出できる方向に回転可能である。

第１Ｎ％第２図のように中空体（５）をｌ　（１２１設
置する調理器においては中空体（５）の気体吸入口を調
理室（３）に開口し、気体排出口（７）は室外に開口す
る。

第３図は他の実施例の一部拡大断面図である。

この実施例では、中空体を複数連結しており、各中空体
ｉ５）の気体排気口（７）と気体吸入口（６）とを順仄
密閉状にυで接縁１して連結し、最吸気側の中空体の気
体吸入口（′６）を収納室（３）に開口する。気体排出
口（７）は第４図に示す実施例に示すように調理室（３
）内に開口してもよい。ｇば、中空体（５）内壁と回転
体＋８）とが形成する微少な間隙、Ｒは回転体（８）の
回転領域である。中空体（５）には水等比熱の大な物質
を密封する蓄熱材ｒｌＩを設けてもよい。各中空体に形
成する気体吸入口＜６）の気体吸入能力より、該当する
中空体内に設置する回転体（８）の常用回転時における
気体吸引能力の方が大であるように気体吸入口ｆ６）の
開口面積を設定することが必要である。

この実施例ではさらに各中空体に形成する気体排出口（
７）の気体排気能力より、該当する中空体内に設置ｆす
る１回転体Ｃ８）の常用回転時における気体排気能力の
方が大であるように気体排出口（７）の開口面積を設定
する。

第３図に示す実施例においては、各回転体（８）の能力
は吸気Ｃ１９ｊｌｌから排気口側にいくにしたがい小さ
くなり、回転体（８）を回転する各電動モータ（９）の
出力は吸気側に隣接する電動モータの約％である、すな
わち、各電動モータの出力の比（燻）は、吸気口側から
排気口１４１１にいくにしたがい約３〜４：２：ｌであ
る。

（１１）はダン、ｅ、（１２は熱交換器であり、各々最
排気（ｆＩｌｌの気体排出口に設置する。ｔ＋３は熱交
換器（ハ）を介して調理室（１）内に導入する気体量を
制禦するバルブ、（１４は温度センサである。、電動モ
ータｊ９）およびバルブ０浄、ダンノｅ　ｆ＋、１）の
駆動用モータは、ともに温度センサ（１４）　Ｋ連絡す
る。

この実施例では、中空体（５）は３（１Ｍ連続し、最吸
気仙１の中穿体の気体吸入口（６）および最排気口側の
気体排出口（７）を調理室（３）内に開口する。

そこで調理室（３）内に被調理物（２）を設置し、回転
体（８）を電動モータ（９）で回転すると、調理室ｒ３
）内の気体は気体吸入口１６）から中空体（５）内に流
入する。このとき、気体吸入口１６）の開口面積は、該
当する中空体（５）内に設置するーｊ転体（８）の気体
吸引能力以下に制限しているため、回転体（８）が排出
する気体に比し°、吸入して（る気体の量は少な（なり
回転体（８）のｆＰ１転領域Ｒではそ几以外の部分に比
し減圧され、中空体全体としても減圧される。沖ｊ転領
域Ｒと、それ以外の部分の圧力差および中空体内と外気
収納室内の気圧との圧力差は、次第に大久くなるが成る
圧力差に達した時点で、回転領域Ｒ付近に流入する気体
との関係で略平衡状態に達し、この恒圧状態を維持する
。この平衡状態、恒圧状態における１ム［転領域Ｒ内外
の圧力差は、回転体（８）の回転吸引排気力の大きさ、
気体吸入口（７）の開口面積の太きさ、微少な間隙ｇの
大へさなどによって定まるが、この平衡、恒圧状態は、
回転体（８）の回転作用が継続する限り維持される。こ
の平衡状態では、１６１転体（８）の回転測成Ｒで空気
の滞溜現象を生じ回転体（８）と滞溜気体との間で摩擦
作用が反覆継続するので摩擦熱が発生［２て次第に温度
が上昇する。

この摩擦熱は、中空体（５）から調理室ｒ３）内に伝わ
り、杉調理物（２）を加熱するが、この各実施例のよう
に調理室（３）内に中空体（５）を設置する場合はより
効率良く収納室内を加熱する。調理室（３）内の加熱時
には、第１図乃至第３図に示す各実施例では収納室内の
空気等気体を気体吸入口（６）で吸引して気体排出口（
７）で外部に排出するため、収納室内の加熱および収納
室内の空中水分の室外への排出による乾燥により被調理
物（２）を乾燥加熱して調理する。したがってこの実施
例では冷凍食品を冷凍状態から１自ちに調理するのに適
する。

第４図に示す実施例では、最も高温となる排気側の熱利
用が有効におこなえ、気体吸入口（６）、気体排出口（
７）がともに調理室（３）内に開口しているため、対流
を作成しながら調理することが可能である。

気体排出口（７）の開口ＬＩｆｌ積を、（ロ）転体（８
）の排気能力より小さな排気能力に設定した場合は、中
空体（５）に吸入された気体が強制的に外部に吐出され
ることとなるため、気体刊出口（７）で一種の加圧作用
を呈し、圧縮熱の発生を伴い、より排気温を上昇させる
ことが可能である。第３図乃至第４図に示すように中空
体（５）を複数連続させた場合は、段階的に温度を高め
、最終的な排気温を高温とすることか可能である。この
場合において各空中体（５）の気体排出口の開口面積を
、中空体に設置１−る＋ａ＋転体（８）の排気能力より
小さな排気能力となるように設定すると、気体排出口（
７）付近の圧力が上昇しがちとなるが、連続する排気側
に隣接した中空体（５）に設置１−る回転体（８）によ
り吸気されるため、終局的には最排気口側の中穿体ｔ５
）の気体排出口付近が高圧となり、該部分で一柿の加圧
作用を呈し、圧縮熱の発生を伴いより有効に温度が上列
する。

中空体を３個連続する場合において、各中空体に設置４
シ回転体な駆動する電動モータ（９）の能力を同一とす
ると、各中空体（５）内の圧力は吸気口側から抽気口（
ｔｌｌｉにい（にしたがいＩ’３４’％と変化する８第
２崗に示１−ように、各電動モータｒｑ）の出力比を吸
気口側から排気ｊＪ　ｉｌｌにいくにしたがい３〜４：
２：ＩとＩＩｉ＋に次小とした場合、各電動モータ（９
）の出力を同一とした場合に比し最終的にえらｎる温風
の温度にほとんど変わりがない。その場合最吸気９１１
１の中空体（５）の気体吸入口（６）の開口面積は、各
回転体の回転領域Ｒで減圧平衡状態を作り出し得る寸法
であることが必要である。したがってこの発明では効率
が良（市′力消費が少なく部品数の少ない調理機を提供
する。

この調理機の調理機構を電子レンジに組み込むことで、
多用途電子レン、）も提供可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図はこの発明の実施例の断面図である。 （１）・・・調理器、（２）・・・被調理物、１３）・
・・調理室、（４）・・・Ｐ了、（５）・・・中空体、
（６）・・・気体１吸入口、（７）・・・気体排出口、
（８）・・・回転体、イ９）・・・電動モータ、ｎｉ・
・・蓄熱材、（１υ・・・ダンノξ、ｕ２・・・熱交撲
器、（ｊｌ・・・バルブ、ｇ・・・微少な間隙、Ｒ・・
・Ｎ転領域特許出願人　久保山　信　義 代理人　弁理士　安　原　正　２ 同　安　原　正　義 隼　２　口 第３図 １３ 手続補正書 １．事件の表示 昭和よざ　年　特許　願第２／３ざ２ｒ号２、発明の名
称　調　理　機 ３、　補正をする者 ４１件との関係　特許出願人 住　所 工ｓ　＜：ｔ、イ。久保山　信　仁 ４、代理人 ６、補正により増加する発明の数 ７、補正の対象 Ｉｌｌ　明細書発明の詳細な説明、図面の簡単な説明の
欄。 ＋２）図　面 ８、補正の内、　別紙のとおり。 ＋１１　明細書／３頁７７行［となる。Ｊとある次に「
この調理機構を有する調理機中にマイクロ波発生装置時
を取りつけろことでル１ｉ理機の用途は更に拡大する。 」を加入する。 （２）　同　／４ｔ−頁１行「図である。」とある次に
１第ｊ図はこの発明の使用例の断面図である。」を加入
する。 （３）　同／１．を頁７行「プ、」とある次に「ｕ４１
・−・・・・温度センサ、叫・・・・・・７１′クロ波
発生装置ｎ　Ｊを加入する。 （４）　図　曲 別紙の通り。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）気体吸入口と気体排出口を有する気密構造の中空体
   に、気体吸入口の気体吸入能力より大きな気体吸入能力
   で険１転し恒圧平衡状態を維持しながら（ロ）転領域で
   回転作用により発熱する回転体を設け、気体吸入口を調
   理室に開口することを特徴とする調理機８ ２）気体吸入口と気体排出口と気体吸入口の気体吸入能
   力より大きな気体吸入能力で回転し恒圧平衡状態を維持
   しながら回転佃城で回転作用により発熱する回転体とを
   有する気密構造の中空体を、各中空体の気体排出口と気
   体吸入口を＋ｉｔ次接続することで複数連続すると−と
   もに、最吸気側の中空体の気体吸入口を調理室に開口す
   ること火特徴とする調理機。 ３）複数設置する中空体の回転体の気体吸入能力は最吸
   気側の回転体が最も犬である特許請求の範囲第２項記載
   の調理機。 ４）複数設置する中空体の回転体の気体吸入能力は、最
   吸気側から最排気１ＢＩＩＩ　Ｋいくにしたがい順次小
   さくなる特許請求の範囲第２項記載の調理機。 ５）気体吸入口と気体排出口とを有する気密構造の中空
   体に、気体吸入口の気体吸入能力および気体排出口の気
   体排出能力より大きな気体吸入排出能力で回転し恒圧平
   衡状態を維持しながら回転領域↑回転作用により発熱す
   る（口）転体を設け、気体吸入口を調理室に開口するこ
   とを特徴とするＶ＾理機。 ６）気体吸入口と気体排出口と気体吸入口の気体吸入能
   力および気体排出口の気体排出能力より大負な気体吸入
   排出能力で１９１転じ恒圧平衡状態を維持しながら回転
   領域で同転作用により発熱する（口）転体を有する気密
   構造の中空体を、各中空体の気体排出口と気体吸入口を
   順次接続することで複数連続するとともに、最吸気側の
   中空体の気体吸入口を調理室に開口することを特徴とす
   る調理機。 ７）複数設置する中空体の回転体の気体吸入排出能力は
   、最吸気側の回転体が最も犬である特許請求の範囲第６
   項記載の調理機。 ８）複数設置する中空体の回転体の気体吸入排出能力は
   、最吸気側から最排気側にいくにしたがい順次小さくな
   る特許請求の範囲ｉ６項記載の調理機。