JPS6020059A - 温風方法およびその装置 - Google Patents

温風方法およびその装置

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JPS6020059A
JPS6020059A JP58126256A JP12625683A JPS6020059A JP S6020059 A JPS6020059 A JP S6020059A JP 58126256 A JP58126256 A JP 58126256A JP 12625683 A JP12625683 A JP 12625683A JP S6020059 A JPS6020059 A JP S6020059A
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hot air
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rotating
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24VCOLLECTION, PRODUCTION OR USE OF HEAT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F24V40/00Production or use of heat resulting from internal friction of moving fluids or from friction between fluids and moving bodies

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、室内暖房は勿論のこと、ノ\ウス栽培用暖
房などの農業用から、恒温雰囲気を得る各種用途に至る
まで巾広い産業分野に亘って利用できる新規な温風方法
およ噸装置に関する。
本発明者は、特願昭55−94630号、特願昭55−
94631号、特願昭55−132065号および特願
昭55−132066号など一連のその後の発明におい
て、減圧平衡加熱方法および該方法を用いた乾燥方法ま
たは装置その他を提案した。
そして、その基本的な技術内容は、密閉された中空室内
の空気を、回転体の回転作用により強制吸り1して室外
に排気させ、室内を減圧して室内外の圧力差を異々一定
の平衡状態に保つと共にこの平衡状態を維持しながら前
記回転体の回転作用を継続させて空気との摩擦作用を促
進して摩擦熱を発生させ、この摩擦熱により中空室内を
加熱するようにした減圧平衡加熱方法であり、さらに、
密閉された中空室内の空気を、回転体の回転作用により
強制吸引して室外に排気させ、室内を減圧して室内外の
圧力差を巷々一定の平衡状態に保つと共にこの平衡状態
を維持しながら前記回転体の回転作用を継続させて空気
との摩擦作用を促進して摩擦熱を発生させ、この摩擦熱
により中空室内を加熱し、さらに中空室内に手動または
自動操作で外気を送給するようにした減圧平衡加熱方法
であるO すなわち、回転体の回転作用によって生ずる減圧平衡状
態において空気との摩擦作用によって主として得られる
摩擦熱を、クリーンな熱エネルギーとして利用すること
を特徴とするものである。
この発明は、この種の先願の発明を基本思想としこの基
本思想をより発展させてクリーンな熱エネルギーを温風
として得るようにした新規な温風方法およびその装置を
提供するにある。
すなわち、この発明は中空体内に設けられる回転体の回
転作用によって得られる気体吸入排出能力に比し、気体
吸入口の気体吸入量または/および気体排出口の気体排
出量をそれ以下に制限して回転体の回転領域内での回転
に基づく吸入気体の滞溜作用および減圧作用によって気
体を摩擦現象などによって発熱させ、これを温風として
得るようにした温風方法およびその装置を提供するもの
である。
以下に、この発明に係る装置の一実施例を図面と共に説
明する。なを、こ\に示される実施例は室内暖房用に用
いられる場合を示す。
各図に於て、1は部屋AS部屋Bを区劃する壁体を示し
、該壁体1内に中空体2が埋設されて両部屋A、Bを各
別または同時に暖房できるようになっている。3.4は
両部屋ASB開口されて中空体2の上部に臨まれる気体
吸入口、5.6は同じく両fr、1t、屋A、Bに開口
されて中空体2の下部に臨まれる気体排出口を示す。7
は回転体を示し、図示では3個の電動モータ7 a S
7 b s 7 cがそれぞれその回転軸8を中空体2
の外郭を構成する[)11後の気密で耐圧性の隔板9.
10に対して垂直方向にイ\装置させると共に順次と隣
り合う電動モータ7a、7b、7Cが互いに異なる方向
に配設しである。11は回転体7の回転羽根を示し1プ
ロペラフアン、シロッコファンなど好みの構浩をもたせ
ることができ、所望の傾斜角度を有しかつ、中空体2内
において気体吸入口3.4より気体を吸入し、気体排出
口5ぐ6より気体を排出できるように回転方向が定めら
れているo12は各回転体7の気体流入側に設けられる
気体導入部、13は前記回転羽根11と微少な間隙gを
存して形成される開口部を示し、中空体2の隔板9.1
0と平行して区劃配置される剛板14に穿たれておりか
つ前記開口部13に沿って回転体7の回転領域Rが形成
され・しかもこの回転領域Rの滞溜部15に滞溜する吸
引気体は、回転羽根11の摩擦作用の反似継続によって
摩擦熱が有効に発生して気体の温度を上昇させることが
できるようになっている。16は各回転体7の出力側に
形成される気体の吸引部を示し、第1段、第2段の電動
モータ7a7bの吸引部16は・次段と連通ずる気体導
入部12と一体的に組み合って一種の減圧部L1.L2
を形成しており、最終段の第3段の電動モータ7Cの吸
引部16は気体排出口5.6と連通して−種の加圧部H
を形成している。
なを、気体吸入口3.4と接続される気体導入+12は
一種の減圧部り、を形成するものである。
17および18は、気体吸入口3.4を形成した気体吸
入室および気体排出口5.6を形成した気体排出室を示
し、それぞれ手動または自動によってりJ替ダンパー1
9を可傾調節して部屋A、Bへの連;111操作が各別
または同時併眉ができるようになっている。20は壁体
1に設けた回転体7の操作用スイッチ機構、21は回転
体7の電l尚駆動部を冷却する冷却管である。
ところで、前記気体吸入口3.4および気体排出口5.
6の開口面積は、設置した回転体7の気体吸入−1°出
能力に比し、気体吸入量、気体排出量がそれ以下に制限
できる大きさに絞ってji、?成し、これにより順次と
回転体7の気体流入側に形成される気体導入部12には
所望の平衡した減圧状態が形成されるものであって、こ
のように構成することによって回転体Iの回転領域Rに
形成される滞7!イ(部15には気体の滞溜作用が生じ
て回転羽根11による摩擦作用が促進される。
なを、前記気体吸入口3.4および気体排出口5.6の
開口面積は、その大きさを調節自在に絞ることにより温
風の吹出量と温度を自在に調節できる。
また、図示していないが中空体2内には所望の蓄熱材料
を組み込んで温度の蓄熱を行わせたり、或はフィルター
などを着脱自在に組み入れて導入される気体中の塵挨を
除去することもできる。
叙上の構成に基づいて、作用を説明する。
始めに暖めようとする部屋A、Bを選択し1つぎに操作
用スイッチ機構20を操作して回転体7を回転させる。
この回転体7の回転により部屋A、Bのいづれかまたは
両者にUN Oシた気体吸入03.4がら空気が吸入さ
れ気体排出口5.6より部屋A、Bのいづれかまたは両
者に温風が吐出される。
ところで第1段の電動モータ7aの回転作用によって気
体吸入口3.4から吸入される空気の吸入、量は、電動
モータ7aの吸入排出能力に比し、気体吸入量、気体排
出量がそれ以下に制限しであるので電動モータ7aの気
体導入部12に比べて電動モータ7aの出力側の吸引部
16と気体導入部;12とで形成される減圧部LLの方
が気体順方が上昇しようとする傾向があるが、連続した
次段の電動モータγbおよび第3段の電動モータ7Cが
回転しているので電動モータ7bの吸引部16と気体導
入部12とで形成される減圧部り、、L・は減圧状態を
呈し、したがって@1段の気体導入部12の減圧部り、
から順次と後段の電動モータ7a17bs7cに向うに
従いその減圧部LhL、。
内の気体圧力は段階的に減少しその減圧状態は所望の平
衡を保つこと\なる。
ところで各回転体7の気体吸入排出能力の大きさによっ
て気体圧力の段5iV的な減少度合は1必ずしも一定し
ないがその能力が大きい程1概して気体圧力の減少は大
きい。
したがって、中空体2内に吸入された気体は1各電動モ
ータ7a、7b、7cの回転領域R内の滞溜部15にお
いて、滞溜する傾向が大きく1したがって腋部15で回
転する回転羽根11による摩擦発熱作用の影響を受けて
気体の温度は上昇させられる。そして最終段の電動モー
タ7Cより気体排出口516を経て部屋A、Bに温風が
吐出される。
なを、3個の電動モz 7 a’t 7 b% 7 C
の気体吸入排出能力が同一の場合各電動モータ7a。
7b、7cの出力側に形成される減圧部16から気体導
入部12に至る個処の圧力変動は順次と電動モータ7a
s7bs7cに向うに従って減圧度が1.1/2.1/
31 と変化することが分っている。
ところで、最終段の電動モータ7Cの吸引部16は、中
空体2の気体排出口5.6と連通しであるので吸入気体
は強制的に外部に吐出すること\なり、そのために一種
の加圧作用を呈し、したがって圧縮熱の発生を伴い、よ
り有効に温度が上昇した温風が得られる。
ところで部屋A、B内の空気はA中空体2内の回転体7
の連続運転によって反覆して加熱されること−なるので
次第に部屋A%Bの空気温度は上昇できる。
なを、中空体2の回転体7には部屋A、Bの温+(j調
節が制御できるようなサーモスタットを接続して断続で
きるように構成して置けば部屋A、 Bの定温制御を簡
単に行なうととができる。
なを、隣り合う電動モータ7 as 7 bz 7 C
はその回転方向を互いに反対向にして中空体2内で気体
の流れ方向をジグザグ状に制御しであるので発熱効果が
頗る高くきわめて高能率に行わせることができる。
以上、この発明について一実施例を説明したがこの発明
は上述の実施例に限定されるものではなく、図示してい
ないがつぎに示す構成としても実施できる。
(a) 回転体は1個とし中空体を小形として他の2を
省略しても良い。
■)複数の回転体の回転方向が隣り合う同士互いに同一
方向でも良い。
(C) 中空体は壁面のみならず、床面、天井面にも埋
設できる。
(ゆ 中空体は埋込構造でなく種々の面上に据置設置し
ても使用できる。
(e) 中空体は、起立できる衝立型1滑車のついた移
動型など自由に構成できる。
(f) 複数の回転体は直線状に連続することなく中空
体を平面的に構成しても、屈曲構造として立体的に構成
しても良い。
(g)気体吸入口および気体排出口は、中空体の好みの
場所に少くとも1何処以上形成させることができる。
(h) 複数の回転体は互いに同一能力でも異能力でも
用いることができる。
この発明は、叙上のように回転体の減圧平衡回転作用と
摩擦発熱作用などによってたえずりIJ −ンな温風を
有効に取り出すことができAしかも構造が簡・単である
から安価に提供でき、室内の暖房施設内の恒温管理1ハ
ウス裁培の温風管理など各種産業、農業への幅広い分野
に実施できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る温風装置の一実施例を示す縦断
面図、第2図は同上の正面図である。 2・・・・・・・・・・・・ 中空体 3.4・・・・・・ 気体吸込口 5.6・・・・・・ 気体排出口 ア・・・・・・・・・・・・ 回転体 7 a 17 b N 7 c・・・・・・電動モータ
9.10・・・ 隔板 11・・・・・・・・・ 回転羽根 12・・・・・・・・・ 気体導入部 16・・・・・・・・・ 吸引部 g・・・・・・・・・・・ 微少な間隙R・・・・・・
・・・・・・ 回転領域手続補正書 昭和58年 7月27日 2 発明の名称 θ−/21z、r( 温風方法およびその装置 3、補正をする者 事件との関係 出願人 住所(居所) 氏名□ 久保山信義 代表者 5、補正命令の日イ・ノ 昭和 年 月 日(自発)6
、補正により増加する発明の数 全文補正明lll1書 1、発明の名称 温風方法およびその装置 2、特許請求の範囲 (1) 回転体の回転作用により気体を吸入して排出す
る温風方法であって、前記回転体の気体吸入排出能力に
比し気体吸入口の気体吸入量または/および気体排出口
の気体排FB量をそれ以下に制限して吸入気体を所望の
恒圧平衡状態の下に保持しながら回転体の回転領域内で
の回転作用により発熱させて、これを温風として得るよ
うにした温風方法。 (2)前記気体吸入量および気体排出量は、回転体の気
体吸排能力以下において大小自在に調節制御できるよう
にした特許請求の範囲第1項記載の温風方法。 (3)気体吸入口および気体排出口を有する気密構造の
中空体内に前記気体吸入口の気体吸入量または/および
前記気体排出口の気体排出量より大きな気体吸入排出能
力で回転する回転体を配設し、かつこの回転体に発熱機
能と!圧平衡機能とを与えて成る温風装置。 (4)回転体はその回転軸を、中空体を構成する前後の
隔板の垂直方向番9位置させて成る特許請求の範囲第3
項記載の温風装置。 (5)気体吸入口および気体排出口を有する気密構造の
中空体内に前記気体吸入口の気体吸入量または/および
前記気体排出口の気体排出量より大きな気体吸入排出能
力で回転する回転体を複数個連続して配設し、各回転体
に発熱機能と恒圧平衡機能とを与えて成る温風装置。 (6)回転体は、その回転軸を中空体を構成する前後の
隔板の垂直方向に位置させかつ隣り合う回転体同士が互
いに異なる方向に配設して成る特許請求の範囲第5項記
載の温風装置。 (7)中空体は壁面、床面、天井面など建造物に埋設ま
たは附設できるようにして成る特許請求の範囲第3項ま
たは第5項いづれか記載の温風装置。 3、発明の詳細な説明 この発明は、室内暖房は勿論のこと、ハウス栽培用暖房
などの農業用から、恒温雰囲気を得る各種用途に至るま
で巾広い産業分野に亘って利用できる新規な温風方法お
よびその装置に関する。 本発明者は特開昭57−19582号、特開昭57−1
9583号、特開昭57−55378号および特開昭5
7−55379号など一連のその後の発明において、減
圧平衡加熱方法および該方法を用いた乾燥方法または装
置その他を提案した。 そして、その基本的な技術内容は、密閉された中空室内
の空気を、回転体の回転作用により強制吸引して室外に
排気させ、室内を減圧して室内外の圧力差を異々一定の
平衡状態に保つと共にこの平衡状態を維持しながら前記
回転体の回転作用を継続させて空気との摩擦作用を促進
して摩擦熱を発生させ、この摩擦熱により中空室内を加
熱するようにした減圧平衡加熱方法であり、さらに、密
閉された中空室内の空気を、回転体の、回転作用により
強制吸引して室外に排気させ、室内を減圧して室内外の
圧力差を唇々一定の平衡状態に保つと共にこの平衡状態
を維持しながら前記回転体の回転作用を継続させて空気
との摩擦作用を促進して摩擦熱を発生させ、この摩擦熱
により中空室内を加熱し、さらに中空室内に手動または
自動操作で外気を送給するようにした減圧平衡加熱方法
である0 また、上述の減圧平衡加熱方法および装置に対して特開
昭57−127779号において加圧平衡加熱方法を開
発提案した。 そしていづれの減圧も加圧も回転体の回転作用によって
生ずる減圧また加圧の恒圧平衡状態において空気との摩
擦作用によって主として得られる摩擦熱を、クリーンな
熱エネルギーとして利用することを特徴とするものであ
る。 この発明は、この種の先願の発明を基本思想としこの基
本思想をより発展させてクリーンな熱エネルギーを温風
として得るようにした新規な温風方法およびその装置を
提供するにある。 すなわち、この発明は中空体内に設けられる回転体の回
転作用によって得られる気体吸入排出能力に比し、気体
吸入口の気体吸入量または/および気体排出口の気体排
出量をそれ以下に制限して回転体の回転領域内での回転
に基づく吸入気体の滞溜作用および減圧または加圧の恒
圧作用によって気体を摩擦現象などによって発熱させ、
これを温風として得るようにした温風方法およびその装
置を提供するものである。 以下に、この発明に係る装置の一実施例を図面と共に説
明する。なお、こ\に示される実施例は減圧平衡の下に
室内暖房用に用いられる場合を示す。 各図に於て、1は部屋A1部屋Bを区劃する壁体を示し
、該壁体1内に中空体2が埋設されて両部屋A、Bを各
別または同時に暖房できるようになっている。3.4は
両部屋A、Hに開口されて中空体2の上部に臨まれる気
体吸入口、5.6は同じく両部屋A、Bに開口されて中
空体2の下部に臨まれる気体排出口を示す。7は回転体
を示し、図示では3個の電動モータ7a、7b、7cが
それぞれその回転軸8を中空体2の外郭を構成する前後
の気密で耐圧性の隔板9.10に対して垂直方向に位置
させると共に順次と隣り合う電動モータ7a、7b、7
cが互いに異なφ方向に配設しである。11は回転体7
の回転羽根を示し、プロペラファン、シロッコファンな
ど好みの借造をもたせることができ、所望の傾斜角度を
有しかつ、中空体2内において気体吸入口3.4より気
体を吸入し、気体排出口5.6より気体を排出できるよ
うに回転方向が定められている。12は各回転体7の気
体流入側に設けられる気体導入部、13は前記回転羽根
11と微少な間隙gを存して形成される開口部を示し、
中空体2の隔板9.10と平行して区劃配置される制版
14に穿たれておりかつ前記開口部13に沿って回転体
7の回転領域Rが形成され、しかもこの回転領域Rの滞
溜部15に滞溜する吸引気体は、回転羽根11の摩擦作
用の反覆継続によって摩擦熱が有効に発生して気体の温
度を上昇させることができるようになっている。16は
各回転体7の出力側に形成される気体の吸引部を示し、
第1段、第2段の電動モータ7a7M)吸り[部16は
、次段と連通ずる気体導入部12と一体的に組み合って
一種の減圧部り、、 L2を形成しており、最終段の第
3段の電動モータ7Cの吸引部16は気体排出口5.6
と連通して一種の加圧部Hを形成している〇 なを、気体吸入03.4と接続される気体導入部12は
一種の減圧部り、を形成するものである。 1Tおよび18は、気体吸入口3.4を形成した気体吸
入室および気体排出05.6を形成した気体排出室を示
し、それぞれ手動または自動によって切替ダンパー19
を可傾調節して部屋ASBへの連通操作が各別または同
時併用ができるようになっている。20は壁体1に設け
た回転体7の操作用スイッチ機構、21は回転体7の電
磁駆動部を冷却する冷却管である。 ところで、前記気体吸入口3.4の開口面積は、設置し
た回転体7の気体吸入排出能力に比し、気体吸入量、気
体排出量がそれ以下に制限できる大きさに絞って構成し
、これにより順次と回転体7の気体流入側に形成される
気体導入部12には所望の平衡した減圧状態が形成され
るものであって、このように構成することによって回転
体7の回転領域Rに形成される滞溜部15には気体の滞
溜作用が生じて回転羽根11による摩擦作用が促進され
る。 なを、前記気体吸入口3.4の開口面積は・その大きさ
を調節自在に絞ることにより温風の吹出量と温度を自在
に調節できる。 また、図示していないが中空体2内には所望の蓄熱材料
を組み込んで温度の蓄熱を行わせたり、或はフィルター
などを着脱自在に組み入れて導入される気体中の塵埃を
除去することもできる。 斜上の構成に基づいて、作用を説明する。 始めに暖めようとする部屋A、Bを選択し1っぎに操作
用スイッチ機構20を操作して回転体Iを回転させる。 この回転体7の回転により部屋AXBのいづれかまたは
両者に開口した気体吸入口3.4から空気が吸入され気
体排出口5.6より部屋A、Bのいづれかまたは両者に
温風が吐出される。 ところで第1段の電動モータ7aの回転作用によって気
体吸入口3.4から吸入される空気の吸入量は、電動モ
ータ7aの吸入排出能力に比し、それ以下に制限しであ
るので電動モータ7aの気体導入部12に比べて電動モ
ータ7aの出力側の吸引部16と気体導入部12とで形
成される減圧部り、の方が気体圧力が上昇しようとする
傾向があるが、連続した次段の電動モータ7bおよび第
3段の電動モータ7Cが回転しているので電動モータ7
bの吸引部16と気体導入部12とで形成される減圧部
Ll、L2は減圧状態を呈し、したがって第1段の気体
導入部12の減圧部り、が最も減圧度が高く順次と後段
の電動モータ7a17bX7Cに向うに従いその減圧部
L1、Lx内の気体圧力の減圧度が漸次低くなり所謂段
階的な減圧状態を呈して異々その減圧状態は気体の流通
状態すなわち動的な恒圧平衡を保つこと\なる。 ところで各回転体7の気体吸入排出能力の大きさによっ
て気体圧力の段階的な減少度合は、必ずしも一定しない
がその能力が大きい程、概して気体圧力の減少は大きい
。 したがって、中空体2内に吸入された気体は、各電動モ
ータ78%7t)X7Cの回転領域R内の滞溜部15に
おいて、滞溜する傾向が大きく、したがって腋部15で
回転する回転羽根11による摩擦発熱作用の影響を受け
て気体の温度は上昇させられる。そして各電動モータ7
aX7bs 7cの回転領域で発生した摩擦熱は順次と
第1段の電動モータ1aより第2、第3段の電動モータ
7 b。 7Cに行くに従い温度が上昇し、最も高い温度に上昇し
た温風を最終段の電動モータ7Cより気体排出口5.6
を経て部MA、’Bに吐出させることができる。 t(ヲ、3個の電動モl 7 as 7 b、 7 C
の気体吸入排出能力が同一の場合各電動モータ7as7
”s7cの出力側に形成される減圧部16から気体導入
部12に至る何処の圧力変動は順次と電動モータ7a1
7bs7cに向うに従って減圧度力1 、1/2.’ 
1/3\と変化することが分っている。 ところで−最終段の電動モータ7Cの吸引部16は、中
空体2の気体排出口5.6と連通しであるので吸入気体
iま強制的に外部に吐出すること\なり、そのために一
種の加圧作用を呈し、したがって圧縮熱の発生を伴い、
より有効に温(9)が上昇した温風が得られる。 ところで部屋A、、B内の空気は、中空体2内の回転体
7の連続運転によって反覆して加熱されることになるの
で次第に部屋A、Bの空気温度は上昇できる。 なを、中空体2の回転体7には部屋A、Hの温度調節が
制御できるようなサーモスタットを接続して断続できる
ように構成して置けば部屋A、 Hの定湿制御を簡単に
行なうことができる。 なを、隣り合う電動モータ7as7bs7cはその回転
方向を互いに反対向にして中空体2内で気体の流れ方向
をジグザグ状に制御しであるので発熱効果が頗る高くき
わめて高能率に行わせることができる。 ところで、上述の実施例では、減圧平衡の下に気体の入
口側すなわち気体吸入口3.4を絞り\気体の流入量を
大小自在に変化させて中空体2内を恒圧状態に保持した
場合を記述したが1反対に気体の出口側すなわち気体排
出LI5.6を絞り、前述したと同様に回転体7を駆動
させて温風を得ることができる。 たソ、この場合、中空体2内の第1段の電動モータ7a
以後第2段、第3段と進むに従いAそれぞれの電動モー
タ7a、i、7cの吸引部16および気体導入部12で
構成される空間は、一種の加圧部を構成し1しかもその
加圧度は 順次と段階的に高くなり、そしてその加圧状
態は1気体の流通状態すなわち、動的な恒圧平衡を呈す
ること\なる。 したがって、このような加圧の恒圧平衡の下に摩擦熱の
発生が促がされ、順次と第1段、第2段、第3段と後段
の電動モータに行くに従い発熱量も116<なり結局の
処、・気体排出口5.6より温風を吐出できる。 なを、減圧の場合も加圧の場合も始動時、気体吸入口3
.4、気体排出口5.6を全閉の状態に保持して流体の
流れのない所謂静的な恒圧平衡の下に発熱効果を一時的
に増進させることもできる。 以上、この発明について一実施例を説明したがこの発明
は上述の実施例に限定されるものではなく、図示してい
ないがづぎに示す構成としても実施できる。 (a) 回転体は1個とし中空体を小形として他の2を
省略しても良い。 (b) 複数の回転体の回転方向が隣り合う同士互いに
同一方向でも良い0 (C) 中空体は壁面のみならず、床面、天井面にも埋
設できる。 (d) 中空体は埋込構造でなく種々の面上に据置設置
しても使用できる。 (e) 中空体は、起立できる衝立型、滑車のついた移
動型など自由に構成できる。 (f)・・複数の回転体は直線状に連続することなく中
空体を平面的に構成しても、屈曲構造として立体的に構
成しても良い。 (6)気体吸入口および気体排出口は、中空体の好みの
場所に少くとも1何処以上形成させることができる。 (h) l数の回転体は互いに同一能力でも異能力でも
用いることができる。 この発明は、斜上のように回転体の減圧または加圧の恒
圧平衡回転作用と摩擦発熱作用などによってたえずクリ
ーンな温風を有効に取り出すことができ、しかも構造が
簡単であるから安価に提供でき、室内の暖房施設内の恒
温管理、ハウス栽培の温風管理など各種産業、農業への
幅広い分野に実施できる効果を有する。 4、図面の簡単な説明 第1図はこの発明に係る温風装置の一実施例を示す縦断
面図、第2図は同上の正面図である。 2 ・・・・・・・・・ 中空体 3.4 ・・・ 気体吸入口 5.6 ・・・ 気体排出口 T ・・・・・・・・・ 回転体 γa、7b、7c ・・・・・・ 電動モータ9.10
・・・ 隔板 11 ・・・川・・・ 回転羽根 12 ・・・川・・・ 気体導入部 16 ・・・・・・・・・ 段り1部 g ・・−1・・ 微少な間隙 R・・・町・・ 回転領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転体の回転作用により気体を吸入して排出する
    温風方法であって、前記回転体の気体吸入排出能力に比
    し気体吸入口の気体吸入量または/および気体排出口の
    気体排出量をそれ以下に制限して吸入気体を所望の減圧
    平衡状態の下に保持しながら回転体の回転領域内での回
    転作用により発熱させで、これを温風として得るように
    した温風方法。
  2. (2) 前記気体吸入量および気体排出量は、回転。 体の気体吸排能力以下において大小自在に;1!i節制
    御できるようにした特許請求の範囲第1項記載の温風方
    法。
  3. (3)気体吸入口および気体排出口を有する気密構造の
    中空体内に前記気体吸入口の気体吸入量または/および
    前記気体排出口の気体排出量より大きな気体吸入排出能
    力で回転する回転体を配設し、かつこの回転体に発熱機
    能と減圧平衡機能とを与えて成る温風装置。
  4. (4)回転体はその回転軸を、中空体を構成する前後の
    隔板の垂直方向に位置させて成る特許請求の範囲第3項
    記載の温風装置。
  5. (5)気体吸入口および気体排出口を有する気密構造の
    中空体内に前記気体吸入口の気体吸入量または/および
    前記気体排出口の気体排出量より大きな気体吸入排出能
    力で回転する回転体を複数個連続して配設し、各回転体
    に発熱機能と減圧平衡機能とを与えて成る温風装置。
  6. (6)回転体は、その回転軸を中空体を構成する前後の
    隔板の垂直方向に位置させかつ隣り合う回転体同士が互
    いに異なる方向に配設して成る特許請求の範囲第5項記
    載の温風装置。
  7. (7)中空体は壁面、床面、天井面など建造物に埋設ま
    たは附設できるようにして成る特許請求の範囲第3項ま
    たは第5項いづれか記載の温風装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755378A (en) * 1980-09-22 1982-04-02 Kuboyama Mitsuko Decompression balanced heating
JPS57127779A (en) * 1980-09-29 1982-08-09 Kuboyama Mitsuko Pressure balance heating

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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