JPS5947281B2 - 光導波回路の製造方法 - Google Patents

光導波回路の製造方法

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JPS5947281B2
JPS5947281B2 JP53075036A JP7503678A JPS5947281B2 JP S5947281 B2 JPS5947281 B2 JP S5947281B2 JP 53075036 A JP53075036 A JP 53075036A JP 7503678 A JP7503678 A JP 7503678A JP S5947281 B2 JPS5947281 B2 JP S5947281B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は伝送損失の少ない光導回路の製造方法に関する
本発明で述べる光導波回路とは、高屈折率部に光が伝播
する光導波路において、その高屈折率導波部が固体中に
3次元的に存在するものを云う。
このような3次元光導波路は、それらの相互位置形状等
を理論的に計算されるところに従つて形成すれば、分波
器、結合器などを構成することができる。従来このよう
な光回路に関する理論的取扱いについては、ベル研究所
のE.A.J.Marcatili氏の論文(Bell
SystemJechnicalJOurnal48巻
、2071〜2102頁 1969年9月)など多くの
検討がなされている。しかしながら、実際に任意のパタ
ーン光導波回路を低損失で作る方法はあまり提案されて
いない。比較的損失の少ない作製法としては、特開昭4
9−10054が知られている。すなわち四塩化シリコ
ン、四塩化ゲルマニユーム等を火炎加水分解することに
より作られたガラス微粒子を石英ガラス基板上に吹き付
けた後、導波路を形成する部分をレーザ光等で加熱熔融
し、高屈折率部を形成し未熔部を除去した後、四塩化シ
リコンのみを反応させて作つたガラス微粒子を吹き付け
、次いで全体を加熱し、ガラス微粒子層を透明ガラス化
し、埋め込み形光導波路を作る方法である。また他の方
法としては、特公昭48−5975などに開示されてい
るように、高屈折率層を形成するイオンを拡散させる方
法もある。これらの製法及び他の公知の製法は、実際に
光導波回路を作つてみると、次に示すような問題が発生
する。
(1)幅の狭い導波路を作ることが困難であり、単一モ
ードの導波路を形成し難く、前記引例の製法はいずれも
この傾向が強い。
(2)光導波路の断面形状が一定し難く、矩形または円
形等の望ましい形状を作ることが困難である0(3)高
屈折率部とその周囲の低屈折率部との境界部を直接加工
する場合が多く、境界面に散乱損失の原因となる気泡、
凹凸などを導入する可能性がある。
(4)高屈折率部の屈折率を精密に制御することが困難
であり、前記引例の特開昭49−10054では、ガラ
ス微粒子をレーザ光で熔かす際、屈折率を制御するGe
O2などのドーパント(添加剤)が蒸発し易く、再現性
良く作るのが難しい。
このような製作上の問題点が数多く残されているので、
提案されている分波器等種々の光回路素子は、実用的な
ものとしてはほとんど作製できないのが現状である。本
発明はこれらの欠点を解決するため、光導波路の高屈折
率部の形成方法及び回路パターンの加工法に改良を加え
、低損失化をはかつたものである。
以下図面により本発明を詳細に説明する。本発明によつ
て低損失の光導波路を形成するためには、主要な三つの
工程が必要とされる。第1の工程は基板を用意し、その
基板上に低屈折率ガラス層を形成し、第2の工程は次い
で高屈折率ガラス層を形成し、第3の工程はさらに第2
の低屈折率ガラス層を形成する工程である。ここで屈折
率の高低は相対的なものであり、その屈折率差は前記引
例等から算出されるものである。また第1の低屈折率層
は基板によつて代用することもできる。さらに第2の低
屈折率層は、後述する第3の工程で形成してもよい。第
1の工程で重要なことは、散乱損失の少ないガラス層を
屈折率及び寸法(厚さ)を正確に制御しながら形成する
ことがあるが、従来の蒸着法、化学気相成長法(CVD
法)では、散乱損失が大きく低損失化が困難であつた。
本発明では基板を高温にして行うCVD法によつて解決
している。すなわち従来SiO2膜を形成するCVD法
では600〜1100℃程度の低温で行つていたが、こ
の場合、ガラス膜中に散乱中心が多数発生し、損失が大
きい。基板温度を1200℃〜1650℃にすることの
損失は低減する。一般に高温の方が散乱損失は低下する
が、1650℃より高温では、屈折率制御のために混入
するGeO2の添加剤が揮散し易く、制御が困難となる
。基板温度を上げる代わりに、ガラス中に屈折率制御用
添加剤のほか、ガラスの軟化温度を下げるのに有効なP
2O5,B2O3などの添加剤を加えることも有効であ
る。第2の工程は第1工程で形成したガラス層を、所定
のパターンに従つて加工する工程である。
従来このためにはフオトレジスト等を用い、所望のレジ
ストパターンを形成した後、化学的エツチング、バツク
スバッタリング、イオンミリングなどの手法によつてガ
ラス層を加工していた。これらの従来法では、エツチン
グによつて除去された部分の断面形状が、台形になり易
く、またその形状も一定せず、望ましい形状である矩形
または正方形断面の光導波路形成は不可能であつた。本
発明では、反応性プラズマスパツタエツチングによつて
、矩形断面を実現している。
CF4ガス雰囲気中で行う反応性スパツタエツチングで
は、通常SiO2ガラス膜のエツチング速度が遅く、レ
ジストの働きをする適当な材料がない。S.Matsu
O氏の論文(Japan,J.Appl.PhysVO
l.l6,▲1,1977,P.175)によれば、エ
ツチングする基板を載せ.る電極の材料にカーボンやテ
フロンを用いることにより、SiO2のエツチング速度
が速くなり、さらにC2H4などの炭化水素ガスをプラ
ズマ中に導入することにより、Ti,Siなどの数十倍
のエツチ速度が得られることが報告されている。本発明
で用いる導波路部分は、純粋なSiO2ガラスだけでな
く、GeO2,p2O5,B2O3,Aム03,Ti0
2のうち少なくとも1成分を1〜20重量%含有するS
iO2ガラスであるが、このような組成のガラスに対し
てもこの方法は非常に有効であり、これら添加酸化物の
含有量が増加すると、さらにエツチング速度が速くなる
ことが明らかにされた。第1図は各酸化物添加量を変え
たシリカガラスのエツチング速度とチタン金属のエツチ
ング運度との比を示したものである。
前述の方法により加工すれば、比較的容易に矩形断面を
保持し、かつエツチング深さを20μm以上にすること
ができるので、導波路の断面構造に実用上制限を与える
ことなく、設計することができる。
第3の工程は導波路の埋め込みのための工程である。
導波路の高屈折率部は散乱損失の低減化と表面保護のた
め、低屈折率材料で被覆されていることが望ましい。し
かしこの境界面に凹凸があると損失の原因となる。これ
をさけるため本発明では、埋め込み用ガラスを形成する
際にも高温中で行うか、あるいは高温熱処理することに
より、高屈折率部の露出表面から高屈折率にするための
添加剤(GeO2など)を拡散揮発させ、等価的境界面
を内部に移動させることにより、埋め込みを行うもので
ある。本発明は前記3主要工程を経て始めて作られるも
ので、以下実施例について説明する。
まず石英板からなる基板20を用意する。
寸法は50關角、厚さ1.5m薦程度の大きさである。
これを第2図aに示すような石英、アルミナ等の耐火材
料で作られた容器21に入れ、白金−ロジウムヒータ2
2により1600℃に加熱する。基板20は第2図bに
示すように、酸化ジルコンなどの発熱体23を高周波コ
イル24を介して加熱してもよい。同時に容器21内に
四塩化シリコン(SiCj4)蒸気を酸素ガスと共に導
入する。この混合ガスは、12℃に保温された四塩化シ
リコン中に、毎分300ccの酸素ガスを吹き込み、四
塩化シリコン蒸気で飽和させた酸素ガスである。この状
態を5分間保持することにより、第3図Bに示すように
、厚さ30μm(7)SiO2ガラス層31が基板20
の上に形成された。続いて四塩化シリコンに吹き込む酸
素ガス流量を毎分25ccにし、6℃に保温された四塩
化ゲルマニユーム(α℃4)に毎分10ccの酸素を吹
き込んで得られたガスと混合し、容器内に導入する。
この状態を5分保持し、第3図Cに示すように、厚さ6
μm(1)SiO2−GeO2ガラス層32が形成され
た。さらに次いで12℃に保たれた四塩化シリコンで飽
和された酸素ガスを毎分300cc導入して1分保持し
、第3図Dに示すように、厚さ6μmのSlO2ガラス
膜33を形成した後、基板温度を室温まで下げた。
次いでSiO2ガラス層33の上に第3図Eに示すよう
に、厚さ2μmのTi層34を、電子ビーム蒸着法また
は高周波スパツタ法で付け、さらにその上に第3図Fに
示すようにフオトレジスト(例えばシプレ一社AZ−1
350)を厚さ2μm程度に塗布し、第3図Gに示すよ
うに導波路パターンをレジスト膜35の上に露光し、レ
ジストを現像する。
プラズマエツチング装置(例えばLFE社1002型)
により、CF4と02の1:1の混合ガスを用いて、第
3図Hに示すように、Ti膜34をエツチングした後、
残つたTi膜34をレジストとして、ガラス膜31,3
2,33のエツチングを行う。
この際、Ti膜34の上に残留していたレジスト膜35
は消失する。ガラス層のエツチングには、反応性プラズ
マスパツタエツチング装置(例えば日電バリアン社DE
M−451型装置)が適当であり、エツチングテーブル
の上にテーブルと同寸法の高純度カーボン板を置き、そ
の上に基板をのせる。エツチング室内にC2F6を25
cc/分、C2H4を4。5cc/分の割合で導入し、
排気口を調整して室内圧力を3×10−2T0rrに保
持し、高周波(13.56MHz)放電を行つた。
この状態で200分エツチングを行つた結果、第3図I
に示すように、Ti膜34を除去した部分のみが15μ
mの深さまでエツチングされ、その境界面は基板表面と
89度以上の角度を有し、ほぼ直角であつた。第3図J
に示すように、基板上に残留しているTiを先に用いた
プラズマエツチング装置で完全に除去した後、再度先に
用いたガラス合成用容器に入れ、12℃に保たれた四塩
化シリコンで飽和させた酸素ガスを毎分300cc導入
して1600℃に30分間保持した。その結果、エツチ
ングで露出した第2ガラス層(SiO2−GeO2ガラ
ス層32)の側面からGeO2が揮散し、第3図Kに示
すように、その表面から深さ約1μmははぼSiO2の
みとなると同時に、合成反応によつて作られたSiO2
ガラス層(被覆層)36によつて、エツチングにより形
成されたリツジに埋め込まれた。SiO2−GeO2ガ
ラス層32は、表面から約200ttmの所まで埋め込
まれた。作られた導波路の損失を測定した結果、0.0
1dB/い以下であり、他の製法で作られた光導波路に
比べ、極めて低損失であることが確認された。
前記実施例において第3ガラス層33の形成工程のみを
省略して作ることも可能である。この場合には、ガラス
層36を形成する際、リツジ加工されたガラス層32の
側面だけでなく、その上面からもGeO2が揮発し、ガ
ラス層36と32の実効的境界は、ガラス層32の上面
から1μm程下になる。このようにガラス層33を省略
することは、幾分の損失増を生じるが、ガラス層36を
薄くし、ガラス層36の上部に存在する物体の影響を積
極的に利用する場合には有効な方法である。
なお前記実施例の中で示した原材料及び処理条件は、こ
れに限定するものでなく、次に示すようなものであつて
もよい。
基板は処理温度に耐えるものであればよく、水晶(Sl
O2),LiTaO3、サファイア(祐03)、アルミ
ナ(MP3)などでもよく、結晶の場合には非線形光学
効果素子、偏光素子を作ることができる。
ガラス層を形成する際に使用する原料としては、SiC
./4の代わりにSiH4,SiHCムなどでもよい。
またガラス層を作る際、BCム,PC.//3などB,
Pの塩化物を導入し、ガラス中にB2O3,P2O5を
添加すると、ガラス形成温度を低減することができる。
ガラス層31,32,33,36は前述の理論または他
の設計条件によつてその厚さが決められるが、1m露以
上の厚いガラス層を形成する場合には、次に示す方法が
有効である。
厚いガラス層が必要とされることは、実際上、ガラス層
31及び36について多く発生する。この層を厚くする
ことにより、基板20やガラス層36の表面の影響を少
なくすることができ、さらに必要に応じてガラス層36
の上に、前記製造工程を繰り返し行うことににより、多
層状に光導波路を作ることができる。以下、具体的な実
施例について説明する。SiC./4を10%、BCム
を1%含有するアルゴンガスを毎分300ccの割合で
酸水素炎中に吹き込み、火炎中で加水分解反応により生
成された直径500〜1000λのガラス微粒子を、第
3図Jに示すような状態まで加工した基板の上に吹き付
ける。
5分間吹き付けることにより、ガラス微粒子を5WL1
の厚さに堆積させた後、ヘリウムまたはアルゴンなどの
不活性ガス中で1650℃に加熱し、5分間保持した結
果、基板表面は厚さ1.2關の透明なガラス層(ガラス
層36に相当)で被覆された。
この加熱温度は、1500℃以下ではガラス層が透明化
されず、また1700℃以上ではSiO2が揮発し易い
ので、1500℃〜1700℃が望ましい。
以上のようにこの方法によれば、短時間で厚いガラス層
を形成することができる。
特殊な目的の光導波路を作るために、前記酸化物を添加
する代わり、または共に添加することにより、次に示す
ような機能を有する素子を作ることができる。
すなわちNd2O3,Yb2O3,HO2O3,Er2
O3,Tm2O3などを添加することにより、レーザ機
能を実現でき、またCeO3,pr2O3,Eu2O3
,Tb2O3,Dy2O3,PbO,Tム0,Bi20
3,Sb203などを添加することにより、磁界によつ
て光の偏波面を回転させるフアラデー素子を作ることが
できる。
ガラス層31,32,33にP2O5,B2O3などを
添加する場合には、それぞれPCム,T$y!,3など
の蒸気を必要量、酸素及び他のガラス原料と共に、反応
容器21に導入すればよい。またガラスをエツチングす
るのに用いる反応性スパツタエツチング法で使用するガ
スは、CF4,C2F6などのふつ化炭素ガスとCH4
C2H4などの炭化水素ガスなら何でもよく、また被エ
ツチング物をのせる電極板は、カーボンの他、ちつ化ボ
ロン(BN)ふつ化カルシユーム(CaF2)など、酸
素を含まない物質であれば何でもよい。
以上説明したように、本発明の光導波回路の製造方法は
、高温でガラス層を合成することにより、散乱損失の小
さい導波用ガラスを作り、次いで反応性スパツタエツチ
ングにより、矩形断面の導波回路パターンを形成し、さ
らに加工表面を熱的に処理した後、埋め込むことにより
加工表面の凹凸の影響を減じているので、従来にない低
損失の光導波回路を、任意のパターンに従つて再現性良
く作ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は添加酸化物を含有するシリカガラスのC2F6
,CH4混合ガス中におけるエツチング速度とTiのエ
ツチング速度との比を示すグラフ、第2図は高温CVD
装置の概略図、第3図は本発明による光導波回路の作製
工程を示す図である。 20・・・・・・基板、21・・・・・・容器、22・
・・・・化一タ、23・・・・・・発熱体、24・・・
・・・高周波コイル、31・・・・・・SiO2ガラス
層(第1ガラス層)、32・・・・・・SiO2−Ge
O2ガラス層(第2ガラス層)、33・・・・・・Si
O2ガラス膜(第3ガラス層)、34・・・・・・Ti
層、35・・・・・・フオトレジスト、36・・・・・
・SiO2ガラス層(被覆層)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 耐火性材料で作られた平らな面を有する基板の上に
    、基板温度を1200℃〜1650℃に保ち、化学的気
    相成長法(CVD法)によつて第1ガラス層を形成した
    後、第1ガラス層より屈折率の高い第2ガラス層を形成
    し、次いで第2ガラス層より屈折率の低い第3ガラス層
    を形成する工程と、反応性スパッタエッチングにより前
    記ガラス層の一部を所望のパターンに従つて除去する工
    程と、前記基板を1200℃〜1650℃の温度に保持
    し、前記エッチングによつて露出した第2ガラス層の表
    面から屈折率を高めるための添加剤を揮発させる工程と
    、エッチング加工した表面を第2ガラス層よりも屈折率
    の低いガラスで被覆する工程とを有することを特徴とす
    る光導波回路の製造方法。 2 耐火性材料で作られた平らな面を有する基板の上に
    基板温度を1200℃〜1650℃に保ち、化学的気相
    長法(CVD法)によつて第1ガラス層を形成した後、
    第1ガラス層より屈折率の高い第2ガラス層を形成する
    工程と、反応性スパッタエッチングにより前記ガラス層
    の一部を所望のパターンに従つて除去する工程と、前記
    基板を1200℃〜1650℃の温度に保持し、前記エ
    ッチングによつて露出した第2ガラス層の表面から屈折
    率を高めるための添加剤を揮発させる工程と、エッチン
    グ加工した表面を第2ガラス層よりも屈折率の低いガラ
    スで被覆する工程とを有することを特徴とする光導波回
    路の製造方法。 3 耐火性材料で作られた平らな面を有する基板の上に
    基板温度を1200℃〜1650℃に保ち、化学的気相
    成長法(CVD法)によつて第1ガラス層を形成した後
    、第1ガラス層より屈折率の高い第2ガラス層を形成し
    、次いで第2ガラス層より屈折率の低い第3ガラス層を
    形成する工程と、反応性スパッタエッチングにより前記
    ガラス層の一部を所望のパターンに従つて除去する工程
    と、前記基板を1200℃〜1650℃の温度に保持し
    、前記エッチングによつて露出した第2ガラス層の表面
    から、屈折率を高めるための添加剤を揮発させる工程と
    、最後に、エッチング加工した表面に、ガラス微粒子を
    付着させた後、1500℃〜1700℃の温度で加熱す
    ることによつて第2ガラス層より屈折率の低いガラスを
    形成して、前記エッチング加工した表面を被覆する工程
    とを有することを特徴とする光導波路の製造方法。 4 耐火性材料で作られた平らな面を有する基板の上に
    基板温度を1200℃〜1650℃に保ち、化学的気相
    成長法(CVD法)によつて第1ガラス層を形成した後
    、第1ガラス層より屈折率の高い第2ガラス層を形成す
    る工程と、反応性スパッタエッチングにより前記ガラス
    層の一部を所望のパターンに従つて除去する工程と、前
    記基板を1200℃〜1650℃の温度に保持し、前記
    エッチングによつて露出した第2ガラス層の表面から、
    屈折率を高めるための添加剤を揮発させる工程と、最後
    に、エッチング加工した表面に、ガラス微粒子を付着さ
    せた後、1500℃〜1700℃の温度で加熱すること
    によつて第2ガラス層より屈折率の低いガラスを形成し
    て、前記エッチング加工した表面を被覆する工程とを有
    することを特徴とする光導波路の製造方法。
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