JPH04147201A - 石英系光導波路及びその製造方法 - Google Patents

石英系光導波路及びその製造方法

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JPH04147201A
JPH04147201A JP27047090A JP27047090A JPH04147201A JP H04147201 A JPH04147201 A JP H04147201A JP 27047090 A JP27047090 A JP 27047090A JP 27047090 A JP27047090 A JP 27047090A JP H04147201 A JPH04147201 A JP H04147201A
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JP
Japan
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silicon substrate
glass film
silica
quartz
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP27047090A
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English (en)
Inventor
Hiroo Kanamori
弘雄 金森
Masumi Ito
真澄 伊藤
Shinji Ishikawa
真二 石川
Haruhiko Aikawa
相川 晴彦
Sumio Hoshino
寿美夫 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分計〉 本発明はシリコン基板を用いた石英系光導波路及びその
製造方法に関する。
〈従来の技術〉 光導波路の中で石英ガラスを主成分とした石英系光導波
路は、光伝送損失が低く、また、石英系光ファイバとの
低損失な接続が可能であることから、注目を集めている
。そして、この石英系光導波路の製造方法としては、火
炎堆積法(F HD : flame hydroly
sis deposition)によるガラス膜形成と
反応性イオンエツチング(RI E : r6B(ti
ve ion etehing)によるガラス膜微細加
工とを組合せた方法が最も一般的である。(河内正夫、
「石英系光導波路と集積光部品への応用」光学第18巻
第12号(1989年12月)P681〜686参照)
かかる方法による石英系光導波路の製造例を第3図を参
照しながら説明する。同図に示すように、この方法では
、まず、バーナ1に5iCj、、 TlC1,などのガ
ラス原料を供給して酸水素火炎2中で加水分解反応及び
酸化反応によりガラス微粒子3を得、これをSiウェハ
などの基板4上に堆積させて、ガラス微粒子膜5m、5
bを順次形成する((al)。ここで、ガラス微粒子M
5g、5bの両者の組成は異なるものとする。そして、
これを高温に加熱することにより、ガラス微粒子膜5a
5bを透明ガラス化してバッファ層6a及びコア層6b
とする[: (b) )。以上が火炎堆積法である。次
に、反応性エツチングにより、コア層6bの不要な部分
を除去してリッジ状のコア部6cを残す((cl )。
そして、再び火炎堆積法によりコア部6cを覆うように
クラッド層6dを形成することにより、埋め込み型の石
英系光導波路7とする[ (dl ]。
〈発明が解決しようとする課題〉 前述した火炎堆積法では、シリコン基板上に先導波ガラ
ス膜を形成する場合、次のような二つの問題が発生する
■ 透明ガラス化時に、シリコン基板と石英系ガラス膜
との界面に気泡が発生したや、シリコン基板から石英系
力゛ラス膜が剥離したりする。
■ 第4図ta+に示すように透明ガラス化によりシリ
コン基板4A上に石英系ガラスM6が形成された場合、
シリコン基板4Aの熱膨張係数が石英系ガラス膜6のそ
れより大きいので、冷却時にはシリコン基板4Aの方が
大きく縮んでしまい、第4図fblに示すようにシリコ
ン基板4Aを内側にした状態でそり返りが生じる。これ
により、その後の加工工程が困難になる。
なお、第一の問題点を解決する手段として、特開昭63
−66512号公報にはシリコン基板上に予め10μm
以上の熱酸化膜を形成する方法が提案されている。しか
し、この方法でも、熱酸化膜の形成の際に1300℃以
上の高1を必要とするので、第二の問題、つまり基板が
そり返って変形してしまうという[11は依然として解
消されない。
つまり、第5図に示すようにシリコン基板4Aを熱酸化
して熱酸化19j!j8を形成した後[:fa)]、冷
却すると〔(b)〕、熱酸化膜8とシリコン基板4Aと
のil!ll膨張係数の差によりガラス微粒子堆積前に
すでにシリコン基板4Aの変形が発生してしまう。そし
て、この上にガラス微粒子膜5を形成した後[(cl)
、高温処理で透明化して透明ガラス膜6とする段階((
d))では熱酸化層8が軟化してその中の残留応力はな
くなるものの、−旦変形したシリコン基板4Aは完全な
弾性変形とはなっていないので、依然として変形したま
まである[ (d) )。したがって、これに透明化後
冷却による変形が追加寄れろので[(8)]、シリコン
基板4Aの変形は熱酸化膜8を形成しない場合より大き
くなる。
本発明はこのような事情に鑑み、上述した問題のない石
英系光導波路及び製造方法を提供することを目的とする
く課題を解決するための手段〉 前記目的を達成する本発明に係る石英系光導波路は、シ
リコン基板上に該シリコレ基板が500℃以上に加熱さ
れない手段で形成された石英系ガラス膜を具又ると共に
、この石英系ガラス膜上に火炎堆積法で形成された石英
系ガラスによりコア部及び該コア部を取り囲む低屈折率
部が形成されていることを特徴とし、 また、その製造方法は、シリコン基板上にスパッタリン
グにより石英系ガラス膜を形成し、次いで、該石英系ガ
ラス膜上に火炎堆積法を用いて石英系ガラスからなるコ
ア部及び該コア部を取り囲む低屈折率部を形成すること
を特徴とする。
く作   用〉 シリコン基板を500℃以上に加熱しないように石英系
ガラス膜を形成しても、基板に変形を生じさせることば
ない。すなわち、この上に火炎堆積法でガラス膜を形成
しても、上述した熱酸化法のようにシリコン基板の変形
を深刻化することがない。
また、石英系ガラス膜の存在により、火炎堆積法により
ガラス黴粒子膜を形成する際、両者の界面における気泡
や剥離の発生が防止される。
一方、スパッタリングによるとシリコン基板を500℃
以上に加熱することなく容易に石英系ガラス膜を形成で
きる。なお、スパッタリング、例えば高周波スパッタリ
ングにより光導波層となる透明度の高いガラス膜を得る
1こは、02欠損がないようo2を含む雰囲気が必要な
のでガラス成膜速度が極めて遅くなるが、本発明では先
導波層として用いないので02欠損に留意する必要もな
く、また、少々の凹凸があっても後のガラス徹粒子堆積
時に埋もれてしまうため、成膜速度を大きくしても問題
はない。
〈実 施 例〉 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1511には一実施例に係る石英系光導波路を示す。
同図中、11はシリコン基板、12は石英系ガラス膜、
13はバッファ層、14はコア部、15はクラッド層で
ある。
ここで、石英系ガラス膜12はシリコン基板11を50
0℃以上に加熱しない方法、例えばスパッタリングやゾ
ルゲル法などにより形成されたものである。また、バッ
ファ層13、コア部14及びクラッド層15は火炎堆積
法と反応性イオンエツチング法とにより形成したもので
ある。なお、火炎堆積法と反応性イオンエツチング法に
よる方法は従来技術の項で説明しであるのでここでの説
明は省略する。
本実施例の石英系光導波路を作製する場合、シリコン基
板11上にスパッタリング等により形成された石英系ガ
ラスl[12の上にガラス微粒子を堆積するので、気泡
の発生や剥離の心配がない。
次に、具体的製造例を示す。
(111)面を有する厚さ0.1−の3インチφのシリ
コン基板上に高周波スパッタリングにより石英系ガラス
膜を形成した。このときのスパッタリング条件は、Ar
圧力4.5×10−2Torr 、入射パワー500W
、高周波周波数13.6M)tzであり、約10分のス
パッタリングで2μm厚の石英系ガラス膜を得ろことが
できた。この上に、火炎堆積法により、5iO3−82
03−P2O6からなる石英系ガラス膜を20μm形成
した。この透明化の際、He90%、0210%の雰囲
気で、2時間、1050℃で加熱したが、シリコン基板
上に形成した石英ガラス膜と石英系ガラス膜との界面は
正常であり、気泡、剥離の発生は全くなかった。また、
第2図に示す変形量aは0.4mと小さかった。なお、
図中、21はシリコン基板、22は石英ガラス膜、23
は石英系ガラス膜である。
比較のため、上記実施例と同じシリコン基板を1100
℃の水蒸気雰囲気中に置いて3時間の熱酸化処理を行っ
た結果、約IIIIIl厚の熱酸化膜を得た。このとき
、シリコン基板は0.3鴎はど変形していた。次に、上
記実施例と同一条件で火炎堆積法により20μmの石英
系ガラス膜を形成したところ、シリコン基板上の熱酸化
膜と石英系ガラス膜との界面は正常であったが、シリコ
ン基板の変形は大きく、11を越えろものであった。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、スパッタリング
などシリコン基板を500℃以上に加熱しない手段で予
め石英系ガラス膜を形成しておくので、シリコン基板の
変形を小さく抑えろことができ、しかも、火炎堆積法に
より石英系ガラス膜を形成する際に気泡やHllの発生
のおそれがないという効果を冥する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例に係る石英系先導波
路を説明する説明図、第3図は従来技術に係る火炎堆積
法による石英系光導波路の製造工程を示す工程図、第4
図及び第5図は従来技術の問題点を示す説明図である。 図面中、 11.21はシリコン基板、 12.22は石英ガラス膜、 13はバッファ層、 14はコア部、 15はクラッド層、 23は石英系ガラス膜である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリコン基板上に該シリコン基板が500℃以上
    に加熱されない手段で形成された石英系ガラス膜を具え
    ると共に、この石英系ガラス膜上に火炎堆積法で形成さ
    れた石英系ガラスによりコア部及び該コア部を取り囲む
    低屈折率部が形成されていることを特徴とする石英系光
    導波路。
  2. (2)シリコン基板上にスパッタリングにより石英系ガ
    ラス膜を形成し、次いで、該石英系ガラス膜上に火炎堆
    積法を用いて石英系ガラスからなるコア部及び該コア部
    を取り囲む低屈折率部を形成することを特徴とする石英
    系光導波路の製造方法。
JP27047090A 1990-10-11 1990-10-11 石英系光導波路及びその製造方法 Pending JPH04147201A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0575157A1 (en) * 1992-06-16 1993-12-22 The Furukawa Electric Co., Ltd. Method of manufacturing silica waveguide optical components
JPH11167037A (ja) * 1997-10-02 1999-06-22 Samsung Electron Co Ltd 誘導結合プラズマ装置を利用する光導波路素子製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0575157A1 (en) * 1992-06-16 1993-12-22 The Furukawa Electric Co., Ltd. Method of manufacturing silica waveguide optical components
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