JPS5946967B2 - 光硬化性組成物 - Google Patents

光硬化性組成物

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JPS5946967B2
JPS5946967B2 JP23045782A JP23045782A JPS5946967B2 JP S5946967 B2 JPS5946967 B2 JP S5946967B2 JP 23045782 A JP23045782 A JP 23045782A JP 23045782 A JP23045782 A JP 23045782A JP S5946967 B2 JPS5946967 B2 JP S5946967B2
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JP
Japan
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meth
acrylate
diisocyanate
hardness
component
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Expired
Application number
JP23045782A
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JPS59115317A (ja
Inventor
源秀 下村
英樹 藤井
隆郎 沢井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光硬化性組成物、特に表面保護用被覆剤として
有用な組成物に関する。
表面保護用の被覆剤は金属板、塗装板、樹脂板、ガラス
板等の被着体の連設時、加工時あるいは使用時の傷防止
や加工性向上の目的で使用されるもので、従来、被覆膜
の硬化速度が大であり、又かなりの硬度の膜が得られる
という利点から光硬化型のアクリルウレタン系樹脂が多
用されている。
しかし、従来の被覆剤では鉛筆硬度で2H〜3H程度の
塗膜しか得られないのが実情であり、大きな衝撃が与え
られると傷つきの恐れがあるため一層大きな硬度を発揮
する被覆剤の開発が望まれている。しかるに本発明者等
はかかる問題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、IA
) 3個以上の(メタ)アクリロイル基をもつ活性水素
含有(メタ)アクリル系単量体とポリイソシアネートと
の反応物、(B)3価以上の多価アルコールの(メタ)
アクリル酸エステル、(C)光重合開始剤とからなり、
かつ八)103)が1〜8/2(重量比、以下同様)で
ある光硬化性組成物は、鉛筆硬度で6H以上という極め
て高硬度の被覆膜を与えること、かつ基体との接着性に
すぐれ透明性も極めて良好である等の新規な効果が得ら
れることを見出し本発明を完成するに至つた。
本発明の組成物において八、(B)はいずれも光重合可
能な単量体として周知であり、これらを単独で使用して
も鉛筆硬度はせいぜい3H程度に過ぎないが、これらを
特定比率で併用する場合、硬度が6H以上と飛躍的に向
上するもので、かかる相乗効果が得られることは従来の
知見から全く予想出来ないことである。
本発明の組成物における^成分は3個以上の(メタ)ア
クリロイル基をもつ活性水素含有(メタ)アクリル系単
量体とポリイソシアネートとの反応物である。
3個以上の(メタ)アクリロイル基をもつ(メタ)アク
リル系単量体としてはジグリセリントリ(メタ)アクリ
レート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレー
ト、2、2、5、5−テトラヒドロキシメチルシクロペ
ンタノントリ(メタ)アクリレート、ソルビトールトリ
(メタ)アクリレート、ソルビトールテトラ(メタ)ア
クリレート、ソルビトールペンタ(メタ)アクリレート
、N、N、N’、N’−テトラキズ(β−ヒドロキシエ
チル)エチレンジアミントリ(メタ)アクリレ−ト等が
挙げられる。
ポリイソシアネートとしては22,4−トリレンジイソ
シアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、2,
4及び2,6−トリレンジイソシアネート混合物..4
,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、m−フエ
ニレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート
、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジ
イソシアネート、リジンジイソシアネートエステル、1
,4−シクロヘキシレンジイソシアネート、4,4−ジ
シクロヘキシルメタンジイソシアネート、3,ゴージメ
チル一4,4′−ビフエニレンジイソシアネート、3,
3′−ジメトキシ−4,4′−ビフエニレンジイソシア
ネート、3,J−ジクロロ−4,4′−ビフエニレンジ
イソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート
、1,5−テトラヒドロナフタレンジイソシアネート等
が用いられる。
トリレンジイソシアネートや4,イージフエニルメノン
ジイソシアネートの粗製物やカルボジイミド変性の4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネートの如き変性物
も用いられる。
(4)成分として好適に用いられるものはジペンタエリ
スリトールペンタアクリレートとイソボロンジイソシア
ネートとの反応物、ジペンタエリスリトールと(2,4
− 2,6−)トリレンジイソシアネートとの反応物、
ペンタエリスリトールトリアクリレートとイソボロンジ
イソシアネートとの反応物等である。
次に(B)成分は3価以上の多価アルコールの(メタ)
アクリル酸エステルである。
該多価アルコールとしてはグリセリン、ジグリセリン、
トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペン
タエリスリトール、ジペンタエリスリトール、ソルビト
ール、2,2,5,5−テトラヒドロキシメチルシクロ
ベンツノン、トリス(2−ヒドロキシエチルイソシアヌ
レート)..リン酸、N,N,NZNしテトラキズ(β
−ヒドロキシエチル)エチレンジアミン等が例示される
(メタ)アクリル酸とのエステル化物は部分エステルで
も完全エステルでも差支えないが、硬化性の点で完全エ
ステルが望ましい。囚成分と(8)成分とは重量比で2
/8〜8/2好ましくは3/7〜7/3の割合で混合さ
れなければならない。
かかる割合以外ではいずれも相乗効果が発揮されず硬度
は3H以下にとどまる。C)成分である光重合開始剤と
してはベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエ
ーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル等のベンゾイ
ンアルキルエーテル、ジブチルスルフイド、ベンジルス
ルフイド、デシルフエニルスルフイドなどの有機イオウ
化合物、ジアゾニウム塩、テトラゾニウム塩或いはこれ
らと塩化亜鉛との複合塩又はその縮合物、アゾビスイソ
ブチロニトリル、メチレンブルーなどの染料又はこれと
p−トルエンスルホネートイオンなどとの組合せ、有機
過酸化物、過酸化水素、ピリリウム塩又はチアピリリウ
ム塩、アセトフエノン、ベンゾフエノン、ベンジル、フ
エナントレン、チオキサントン、ジクロルプロピルフエ
ニルケトン、アントラキノン、2−クロロアントラキノ
ン,.2−ブロムアントラキノン、アントラキノンβ−
スルホン酸ソーダ、1,5−ジニトロアントラキノン、
1,2−ベンザントラキノン、フエナントレンキノン、
5−ベンゾイルアセナフテン、5−ニトロアセナフテン
、1,4−ナフトキノン、1,8−プタロールナフタリ
ン、2−ニトロフルオレン、p−ニトロアニリン、ビク
ラミドなどがあげられ、これらは1種又は2種以上を組
合せて用いられる。又上に列挙したものに限られず、光
重合を促進するものはいずれも使用可能である。本発明
の組成物は囚、(8)成分が溶剤を兼ねているので液状
でありそのまま基材に適用出来るが、必要であれば揮発
性の飽和脂肪酸エステル、ケトン、芳香族炭化水素等の
有機溶媒、例えば酢酸エチル、メチルエチルケトン、ト
ルエンあるいはキシレン等で希釈して用いることも出来
る。又、必要に応じて染料、顔料、熱重合禁止剤、他の
光重合性不飽和単量体、光重合性樹脂等の助剤も併用出
来る。
上記不飽和単量体としては具体的にはメチル(メ3t)
アクリレート、ブチル(メノ)アクリレート、2−エチ
ルヘキシル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、テトラヒドロフルフリール(メタ)
アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート、
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタン
ジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコ
ールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオー
ルジ(メタ)アクリレート、ジアリルフタレートなどが
代表的な例であるが、この他グリシジル(メタ)アクリ
レート、アリルグリシジルエーテル、トリエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレートなども必要に応じて使用
可能である。
又、重合性樹脂としてはエポキシ(メタ)ア.クリレー
ト系、ウレタン(メタ)アクリレート系、ポリエステル
(メタ)アクリレート系、シリコーン(メタ)アクリレ
ート系、ポリエーテル(メタ)アクリレート系、不飽和
ポリエステル系、アクリル系、ポリビニルアルコール系
、エポキシ系、ポリアミド系などの樹脂の少なくとも一
種が用いられる。上記組成物は常法に従つて基材に塗布
され光照射され硬化させられる。
光源としては低圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、
カーボンアーク灯、クセノン灯等が用いられる。
本願の組成物は各種基材特に好ましくはアクリレート樹
脂板、鉄鋼板等の被覆剤、接着剤、保護剤等として有用
である。
以下、実例を挙げて本発明の組成物を更に詳しく説明す
る。
実例 1 21の4つロフラスコにジペンタエリスリトールペンタ
アクリレート10489(2モル)、イソボロンジイソ
シアネート2221(lモル)及びジブチル錫ラウレー
ト0.15yを仕送み窒素ガスを通じながら50℃で1
0時間反応を行ないジペンタエリスリトールペンタアク
リレート・イソボロンジイソシアネート反応物を得た。
NCO基残量は0.1q6であつた。上記の反応物〔(
自)成分〕35部とジペンタエリスリトールヘキサアク
リレート〔旧)成分〕65部、イルガキユア一651(
チバガイギー社製、アセトフエノン系光重合開始剤)3
部を入れて充分攪拌した後、酢酸エチル/トルエン/イ
ソプロバノール(20/30/20)混合溶剤200部
を添加して希釈した。
得られた組成物にアクリレート系樹脂板(75×150
mm)を浸漬し60℃、5分間乾燥したのち、80W/
儂の高圧水銀灯で3秒照射した。
得られた硬化膜の硬度は6H、密着性はゴバン目ゼロテ
ープテストで100/100であつた。対照例 l〜2
実施例1においてジペンタエリスリトールペンタアクリ
レート・イソボロンジイソシアネート反応物の使用を省
略した(対照例1)、ジペンタエリスリトールヘキサア
クリレートの使用を省略した(対照例2)以外は同例と
同じ実験を行つたところ、硬化膜の硬度は対照例1が3
H、対照例2が2Hに過ぎなかつた。
対照例 3〜4 実例1において(A)成分と(B)成分の混合量をそれ
ぞれ10部、90部に(対照例3)、90部、10部に
(対照例4)変更したところ、硬化膜の硬度は対照例3
が3H、対照例4が4Hであつた。
実例 2〜5第1表に示す組成物を実例1の方法に準じ
て調製し塗膜の性能を評価した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)3個以上の(メタ)アクリロイル基をもつ活
    性水素含有(メタ)アクリル系単量体とポリイソシアネ
    ートとの反応物、(B)3価以上の多価アルコールの(
    メタ)アクリル酸エステル、(C)光重合開始剤 とからなり、かつ(A)/(B)が2/8〜8/2(重
    量比)である光硬化性組成物。
JP23045782A 1982-12-22 1982-12-22 光硬化性組成物 Expired JPS5946967B2 (ja)

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KR100390478B1 (ko) * 2001-02-21 2003-07-04 대한잉크화학주식회사 우레탄 아크릴레이트 올리고머의 제조 방법 및 이를포함하는 자외선 경화형 도막 조성물
JP2016104859A (ja) * 2014-11-25 2016-06-09 日本合成化学工業株式会社 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物及びコーティング剤

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