JPS5946768B2 - 誘導加熱プレス加工のバリ防止方法 - Google Patents

誘導加熱プレス加工のバリ防止方法

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Publication number
JPS5946768B2
JPS5946768B2 JP8829877A JP8829877A JPS5946768B2 JP S5946768 B2 JPS5946768 B2 JP S5946768B2 JP 8829877 A JP8829877 A JP 8829877A JP 8829877 A JP8829877 A JP 8829877A JP S5946768 B2 JPS5946768 B2 JP S5946768B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
induction heating
press processing
heating press
burrs during
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8829877A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5423283A (en
Inventor
久雄 宮原
文好 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPS5423283A publication Critical patent/JPS5423283A/ja
Publication of JPS5946768B2 publication Critical patent/JPS5946768B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、熱可塑性樹脂、特に発泡性熱可塑性樹脂材
料の、誘導加熱プレス加工において該樹脂材料を加熱ポ
ンチでプレス加工した場合にバリの発生を防止する方法
に関する。
この発明は、先に特願昭50−37343号で出願した
高周波誘導加熱方式でポンチの先端部を加熱しながら熱
切断もしくは熱圧印する非金属材料のプレス加工方法と
その装置に係わる改良技術である。
この発明の目的は、第1図に示すように、前記先願の方
法で熱可塑性樹脂、特に熱を加えることによつて発泡す
る発泡性熱可塑性樹脂材料4をプレス加工した場合に、
ポンチ1の喰い込み面にポンチの郭成形刃2の壁面に沿
つて立ち上がるバリ5が発生して製品の品質や商品価値
を損うことがしぱしばみられ、このバリ発生を防止しよ
うとするものである。
この問題点の改善策を種々検討した結果、ポンチ1の基
板より突出させた帯金状の郭成形刃2の片側あるいは両
側を一時的に圧気で加圧状態に保持して加熱プレスする
ことによつてその目的を達成することが判明しこの発明
に到つた。
以下、図面に従つて詳細に説明する。
第1図〜第4図は、円板切断加工例の実施態様の断面模
式図で、a1〜a4は図面で省略している誘導加熱プレ
ス加工装置に取付けた、ポンチ1とインダクタダイ3に
より樹脂材料4が切断加工された時点での態様模式図で
、b1〜b4は切断面が冷却した後、ポンチ1より離脱
した製品の模式図である。
ポンチ1は、帯金状の郭成形刃2が基板より突出した構
造をなし、インダクタダイ3は内部にインダクタコイル
3’が郭成形刃2の輪郭に対応した位置に設けてあり、
このインダクタコイル3’の端子は図面で省略してある
が高周波発振機とリレー回路により接続するようになつ
ている。樹脂材料4は、加熱することにより 次発泡を
起こすポリスチレン低発泡板を一例として使用した。第
1図a、、blは、従来の方法で加工した例を示し、樹
脂材料4の上面からポンチ1の郭成形刃2が、インダク
タコイル3’より高周波励磁されて誘導加熱されながら
、樹脂材料4に喰い込み熱浴断する過程において、図面
で明らかなようにポンチの喰い込み面に加熱された郭成
形刃2の壁面に沿つて盛り上るバリ5が発生する。この
バリ5は、郭成形刃2が樹脂材料に侵入したことによつ
て排除される溶融樹脂と、更に低発泡板が過熱によつて
生じる二次発泡現象とによつて一層増大したものとなる
。このバリの有る製品を後仕上げ工程でバリ取り作業を
した場合、多大な手間が掛かりしかも製品にはバリ取り
した後の痕跡が残つてしまう等、製品の品質や商品価値
を大巾に損う欠点があつた。しかしながら、このバリの
発生をこの発明の方法に従つて圧気を使用することによ
つて、完全に封じることが可能となつた。
第2図A2,b2と第3図A3,b3はポンチ1の郭成
形刃2の片側を圧気で加圧状態にした場合を示し、第4
図A4,v)4は郭成形刃2の両側を加圧できるように
した場合を示したこの発明の実施例の態様図である。
第2図A2,b2は打抜き品の断面部のバリの発生を防
止しようとする方法で、ポンチ1の基板と郭成形刃2と
樹脂材料4によつて構成される気密キヤビテイ一の中へ
、気導孔6によつて矢印の方向から圧気が充てA7出来
るようにしてある。
第3図A3,b3は、開孔加工する場合にその断面部の
バリを防止する方法を示し、ポンチ基板と郭成形刃2と
郭成形刃2の外周部に離れて設けたゴムスプリング壁7
と樹脂材料4とで構成される気密キヤビテイ一の中へ、
気導孔6によつて矢印の方向から圧気が充てん出来るよ
うにしてある。第4図A4,b4は、打抜き品と同様に
開孔品側の両方の断面部のバリの発生を防止する方法を
示し、第3図でのポンチの郭成形刃2の中腹に連通孔8
を開孔して圧気を連通することによつて、ゴムスプリン
グ壁7とポンチ1の基板とインダクタダイ3とに囲まれ
る内側全部が同じ圧力で保持できるようになつている。
以上の様に、この発明の方法はバリが発生しては都合の
悪い部分を選択的に圧気により加圧することによつて容
易にバリ発生を防止できる。
この発明の圧気で加圧するタイミングは、少なくともポ
ンチの郭成形刃2の先端が樹脂材料4の表面に圧着した
時点から、熱プレス加工が終つて熱可塑性樹脂の熱変形
温度以下に冷却するまでの時間帯に、選択的に行なうと
圧気の無駄がなくて効率がよい。又、圧気の圧力は特に
限定しないがプレス圧力に抗する力となつて作用するの
でこのバランス上の制限や、特に熱可塑性樹脂の発泡体
は熱軟化した場合、耐圧強度が低くなるので好ましくは
0.5〜3.0k9/CILが効果的である。この発明
は、熱可塑性樹脂の発泡体を加工する場合に特にバリ防
止効果がみられ、さらに切断加工面に光沢のある平滑な
表皮層を形成し、製品の品質と商品価値を上げるのに効
果的な方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は円形をしたポンチで誘導加熱プレス加
工の実施態様の断面模式図で、且つa1〜A4は樹脂材
料4が切断された時点の態様図で、b1〜B4は断面が
冷却してからポンチより離脱した製品の模式図である。 又、第1図は従来の方法を示し、第2図〜第4図はこの
発明の方法に従つた実施例を示す。1・・・・・・ポン
チ、2・・・・・・郭成形刃、3・・・・・・インダク
タダイ、3′・・・・・・インダタタコイル、4・・・
・・・樹脂材料、5・・・・・・バリ、6・・・・・・
気導孔、7・・・・・・ゴムスプリング壁、8・・・・
・・連通孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポンチの基板より突出させた帯金状の郭成形刃の片
    側あるいは両側を一時的に圧気で加圧状態に保持して加
    熱プレスすることを特徴とする発泡性熱加塑性樹脂材料
    の誘導加熱プレス加工のバリ防止方法。
JP8829877A 1977-07-25 1977-07-25 誘導加熱プレス加工のバリ防止方法 Expired JPS5946768B2 (ja)

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JP8829877A JPS5946768B2 (ja) 1977-07-25 1977-07-25 誘導加熱プレス加工のバリ防止方法

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Publication Number Publication Date
JPS5423283A JPS5423283A (en) 1979-02-21
JPS5946768B2 true JPS5946768B2 (ja) 1984-11-14

Family

ID=13939006

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JP (1) JPS5946768B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61205548A (ja) * 1985-03-11 1986-09-11 株式会社日立製作所 上窓開口部の塞ぎ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61205548A (ja) * 1985-03-11 1986-09-11 株式会社日立製作所 上窓開口部の塞ぎ装置

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Publication number Publication date
JPS5423283A (en) 1979-02-21

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