JPS5945982B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPS5945982B2
JPS5945982B2 JP50018529A JP1852975A JPS5945982B2 JP S5945982 B2 JPS5945982 B2 JP S5945982B2 JP 50018529 A JP50018529 A JP 50018529A JP 1852975 A JP1852975 A JP 1852975A JP S5945982 B2 JPS5945982 B2 JP S5945982B2
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JP50018529A
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喬 北村
朝雄 渡辺
克已 正木
隆 中野
和博 平山
康志 佐藤
泰輔 常盤
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は記録媒体上に記録を行なうに際して、該記録媒
体の上部に形成される未記録空白部(トップマージン)
を自由に設定することができる記録装置に関するもので
ある。
従来の記録装置例えば複写機に於ては、原稿と同じサイ
ズの複写を作成するのが主目的であるので、複写紙上に
形成される記録の位置を設定する必要性はあまりないも
のであつたが、電子計算機等の情報供出ユニットから供
出される情報を記録媒体上に記録する記録装置に於ては
、供出ユニットからは記録媒体上に於て記録を行なう場
所の情報は送られてこないので、記録媒体上に於ける記
録場所を任意に選択できることが好ましい。
本発明は供出ユニットから送出される、若しくは記録装
置より送出される基準信号により、パルス発生器を駆動
することにより上述の如き目的を達成したものである。
以下本発明をレーザービームにより記録媒体上を走査し
て情報を記録する記録装置を実施例として詳細に説明す
るならぱ、第1図は該記録装置の概要を示すブ頭ノクダ
イアグラムであり、具体的構成としては磁気テープの如
き装置より成り、記録すべき情報を導出する情報供出ユ
ニット100、該情報供出ユニット100から得られた
記録すべき情報を記録に適する如く制御する制御ユニッ
ト110及び該制御ユニット110より送出されてきた
情報を記録媒体上に記録する記録ユニツト300より成
るものであるが、本実施例においてはこの記録ユニツト
300として、記録情報により変調したレーザビームに
より感光体を走査して潜像を感光体上に形成し、かかる
潜像上にトナーを付看せしめ、このトナーを記録紙上に
転写する記録装置を用いたもので、先ずかかる記録装置
について詳細に説明する。
第2図及び第3図は記録装置の概要を示す斜視図及び、
実際の装置の概要を示す斜視図であるが、これらの図に
おいて、レーザ発振器301より発振されたレーザビー
ムは、反射ミラー302を介して変調器303の入力開
印こ導かれる。反射ミラー302は、装置のスペースを
小さくすべく光路を屈曲させるために挿入されるもので
、必要なければ、除去されるものである。変調器303
には、公知の音響光学効果を利用した音響光学変調素子
又は、電気光学効果を利用した電気光学素子が用いられ
る。
変調器303において、レーザビームは変調器303へ
の入力信号に従つて、強弱の変調を受ける。
また、レーザ発振器301が、半導体レーザの場合、あ
るいはガスレーザ等においても電流変調が可能な型ある
いは、変調素子を発振光路中に組み込んだ型の内部変調
型のレーザを使用するにあたつては、変調器303は省
略され直接ビームエキスパンダー304に導かれる。
変調器303からのレーザビームはビームエキスパンダ
ーにより平行光のままビーム径が拡大される。
さらに、ビーム径が拡大されたレーザビームは鏡面を1
個ないし複数個有する多面体回転鏡305に入射される
。多面体回転鏡305は高精度の軸受(例えば、空気軸
受)に支えられた軸に取り付けられ、定速回転(例えば
、ヒステリシスシンクロナスモータ、DCサーボモータ
)のモータ306により1駆動される多面体回転鏡30
5により、水平に掃引されるレーザビーム312はf一
θ特性を有する結像レンズ307により、感光ドラム3
08上にスポツトとして結像される。一般の結像レンズ
では、光線の入射角θの時、像面上での結像する位置r
について、(f:結像レンズの焦点距離)なる関係があ
り、本実施例のように、一定の多面体回転鏡305によ
り、反射されるレーザビーム312は結像レンズ307
への入射角が、時間と共に一次関数的に変化する。
従つて、像画たる感光ドラム308上での結像されたス
ポツト位置の移動速度は、非直線的に変化し一定ではな
い。すなわち、入射角が大きくなる点で移動速度が増加
する。従つて、一定時間間隔でレーザビームを0Nにし
て、スポツト列を感光ドラム308におくと、それらの
間隔は両端が中央部に比較して広くなる。この現象を避
けるため、結像レンズ307は、なる特性を有すべく設
計される。
この様な結像レンズ をf−θレンズと称する。
さらに、平行光を結像レンズでスポツト伏に結像させる
場合、そのスポツト最小径Dnllnは、但しf:結像
レンズの焦点距離λ:用いられる光の波長 A:結像レンズの入射開口 で与えられ、F,λが一定の場合Aを大きくすればより
小さいスポツト径Dminが得られる。
先に述べたビームエキスパンダー304は、この効果を
与えるために用いられる。従つて、必要なDrllln
がレーザ発振器のビーム径によつて得られる場合には、
ビームエキスパンダー304は省略される。ビーム検出
器318は、小さな入射スリツトと、応答時間の速い光
電変換素子(例えば、PINダイオード)から成る。ビ
ーム検出器318は、掃引されるレーザビーム312の
位置を検出し、この検出信号をもつて、感光ドラム上に
所望の光情報を与えるための変調器303への入力信号
のスタートのタイミングを決定する。これにより、多面
体回転鏡305の各反射面の分割精度の誤差及び、回転
ムラによる水平方向の信号の同期ずれを、大巾に軽減で
き、質の良い画像が得られると共に、多面体回転鏡30
5及び駆動モーター306に要求される精度の許容範囲
が大きくなり、より安価に製作できるものである。上記
のごとく、偏向、変調されたレーザビーム312は、感
光ドラム308に照射され、電子写真処理プロセスによ
り顕像化された後、普通紙に転写、定看され、ハードコ
ピーとして出力される。次に印刷部319について第4
図をも参照しつつ説明する。本実施例に適用される電子
写真プロセスの1例として本出願人の特公昭42−23
910号公報に記載のごとく、導電性支持体、光導電性
層および絶縁層を基本構成体とする感光ドラム308の
絶縁層表面を、第1のコロナ帯電器309によりあらか
じめ正または負に一様に帯電し、光導電性層と絶縁層の
界面もしくは、光導電性層内部に前記帯電極性と逆極性
の電荷を捕獲せしめ、次に前記被帯電絶縁層表面に前記
レーザビーム312を照射すると同時に、交流コロナ放
電器310による交流コロナ放電を当て、前記レーザビ
ーム312の明暗のパターンに従つて生ずる表面電位の
差によるパターンを、前記絶縁層表面上に形成し、前記
絶縁層表面全面を一様に露光し、コントラストの高い静
電像を前記絶縁層表面上に形成し、さらには前記静電像
を荷電看色粒子を主体とする現像剤にて現像装置313
により現像して可視化した後、紙等の転写材311に前
記可視像を内部もしくは外部電界を利用して転写し、次
に赤外線ランプ、熱板等による定着手段315によつて
転写像を定着して電子写真プリント像を得、一方転写が
行われた後、前記絶縁層表面をクリーニング装置316
によりクリーニングして残存する荷電粒子を除去し、前
記感光ドラム308を繰り返し使用するものである。
なお、314は転写用コロナ放電器、317はポストコ
ロナ放電器であり、各図における同一番号は同一部材を
示すものである。
次に、これまで述べた実施例において、あらかじめ、一
様に帯電された感光体の絶縁層表面を交流コロナ放゛亀
により絶縁層表面の電荷を減衰せしめると同時にレーザ
光の照射を与える場合の感光体で起る現象についてさら
に第5図を参照しつつ詳細に説明する。
第5図は、感光体の絶縁層表面の表面電位の変化の状態
を示したものである。
第5図aにおいては、交流コロナ放電の交流の周波数が
比較的低い場合を示す。
この時、前記絶縁層表面の交流除電時の電位は、交流電
圧の位相の違いにより実線で示したカーブと点線で示し
たカーブの中間の値を取り得る。ところが、レーザ光の
照射は感光体の特定場所については非常に短い時間、例
えば本実施例においては150+1セカンドである。こ
のため、レーザ光が照射される時の前記絶縁層表面の電
位の違いにより、全面露光後に得られる静電像の電位が
、前記レーザ光の照射量が一定であるにもかかわらず、
一定にならなくなる。従つて現像した顕像に交流の周波
数に同期したムラを生ずることとなる。この現象は、複
写機等への応用の場合には、交流除電領域の全域にわた
つて露光が行われるため、位相の影響が平均化され、現
われない。このムラの現象を除くために、交流除電の周
波数を上げてやると(第5図b)、全体の除電時間は変
化せずに、前記絶縁層表面電位の交流周波数に同期した
変動の振巾が減少する。
従つてレーザ光照射時の前記絶縁層表面の電位の差が少
なくなり、前記顕像のムラが実用上無視できる程度とな
る。この事は、第6図に示す等価回路により説明される
。第6図において、Eは、交流コロナ放電器の放電電極
に印加される電圧、Rcは放電電極と感光体間のコロナ
電流が流れる際の抵抗、Cpは感光体を容量のみの負荷
とみなした時の感光体の静電容量を示す。この時、一次
帯電による、交流除電に入る直前の絶縁層表面の電位を
01交流コロナ放覗電極に印加される電圧を E=EO
cOs(Wt+θ)とすると、交流除電中の前記絶縁層
表面の電位pは、で表わされる。
(4)式より除電時間は右辺の第2項で与えられ、その
時定数τはCpRcである。
また、交流コロナ放電の周波数に起因する変動拐の振巾
は第1項より ?で与えら れる。
また第7図より交流除電時間 Tdは :ドラム周速 l:除電領域 の巾で与えられる。
さらに第6図の等価回路のCpに相当する量は、単位時
間に除電領域を通過する感光体の表面積に比例する。
A:比例定数 ここで)CP=CPl,RC=RCl,V=V1 の条
件のもとで、充分に除電されているとすると、(4)式
における除電の時定数はこの時、交流放電周波数WOに
起因する変動の振巾WOはこの振巾WOが前記顕像の濃
度むらを生ずる程の大きさであるとする。
W−W1(W1〉WO)とすることにより、となり、W
1は前記濃度むらを生じない程度に充分小さいとする。
この様に、交流コロナ放電の周波数を変えることにより
、除電時間を変えることなく、前記濃度むらを除去する
ことができる。
次に、ドラムの周速をV=αV1二V2とした時を想定
すると、除電時間は 従つて、除電時Td2内に充分除電されるためには除電
時定数であるから なる事が必要である。
実際的にはRcを変化することは放電電極ワイヤーと感
光体との距離を変更することで達成される。
この時、前記ACコロナ放電の周波数に起因する変動の
振巾W2はとなり、W2はW1となるためのW2の条件
を求めると(自)式より、前記顕像のむらが生じないた
めにはある値より大きな交流コロナ周波数を印加する必
要があり、その値はドラムの周速に比例している。
本実施例においては、ドラムの周速は30CTL/Se
へ除電領域の巾3CTfL×30?、感光板の静電容量
Gは5pし冷へ交流除電の電流は75μArmsl電圧
7kv1周波数fは1kHz1静電コントラスト約50
0Vで実施した。なお現像は液体現像で且つ反転現像を
行つた。
これらの実験より交流除電の周波数fがなる条件のもと
で、前記顕像のむらが除去できた。
すなわち、感光ドラム上での交流コロナ放電の周波数に
よるピツチが0.3mmであることを意味する。従つて
、上記(16成の効果は、より一般的になる条件であら
れされる。pは、感光体の静電容量、除電領域の巾、現
像の条件等で定まる定数で上記の実施例では0.03で
あつた。
さらに他の実施例として、本出願人の特公昭42−19
748号公報に記載のごとき電子写真の静電像形成プロ
セスが適用される。
すなわち導電性支持体、光導電性層及び絶縁層を基本構
成体とする感光板を用い、前記絶縁層表面は第1のコロ
ナ放電によりあらかじめ一様に正または負に帯電し、光
導亀性層と絶縁層の表面もしくは、光導電性層の内部に
前記帯電極性と逆極性の電荷を捕獲せしめ、さらに前記
被帯電表面に交流コロナ放電を当て前記絶縁層表面の電
荷を減衰せしめ、次いで、情報信号としての前記レーザ
光を照射し、レーザ光の明暗に従つた静電像を前記絶縁
層表面上に形成し、後、前記静電像を現像する過程以後
は第1の実施例と同様である。前記、第1および第2の
実施例において用いた感光体とレーザ発振器は次の如き
ものであつた。
組合せ Aイ)レーザ発振器 He−Neガスレーザ 波長632.8mμロ)感光体
銅により活性化された硫化カドミウム909に109の
塩化ビニルを加え、さらに小量のシンナ一を加え混合し
て得た感光物質を厚さ約100μのアルミ箔上に約70
μの厚さにスプレー法により塗布する。
次にこの光導電性被膜面に厚さ約25μのマイラ一のフ
イルムを接看剤にて密看層合して感光板を得、さらに前
記感光体をアルミを材料とするドラムに巻きつけたもの
。この感光体の場合前記第1の帯電の帯電極性は正とな
る。組合せ B イ)レーザ発振器 He−Cdレーザ 波長441.6mμ ロ)感光体 アルミニウム基体上に厚さ約1μのTe層を真空蒸看し
、さらにTel5%含有のSeの層を約90μの厚さに
真空蒸看し、その表面に透明絶縁性樹脂を約30μの厚
さに塗布し、硬化させたものこの感光体の場合 前記第1の帯電極性は負となる。
さらに、現在発表されているまたは将来発表されるであ
ろう種々のレーザ光源も、前記第1および第2の潜像形
成プロセスに適用し得る。
夫々のレーザの波長に感光体の分光感度特性がマツチし
たものを組合せて用いるように工夫することが大切であ
る。レーザとして (可視)半導体レーザ 色素レーザ 赤外レーザ光の非線形結晶による倍波長変換(YAGレ
ーザ)半導体 〃 等が利用できる。
従つて、かかる記録装置においては感光ドラム308を
矢印の方向に一定速で回転駆動すると共に、モータ30
6を駆動して、ビーム312が感光ドラム308上を一
定速で、該感光ドラム308の回転中心軸と大略平行な
る方向に移動する如く成し、かつこのビームを英文字6
A゛を描く如く制御された変調器303により変調する
ことにより、感光ドラム308上には第7図に示す如く
文字を描くことが出来るものである。
後で詳細に説明するが本装置においてはある文字を小、
中、4大の3種の大きさで描くことが出来るものである
力\文字のパターンは第7図に示すようにマトリツクス
状に配置されたドツトにより構成されており、小文字は
第7図Aに示す如く7×9のドツトを選択することによ
り描かれ、(即ち、9本の走査線により描かれ)、かつ
該小文字の上部には6走査線に相当する空白部を、該文
字の右には2ドツトに相当する空白部を有するものであ
り、かかる空白部を含めたものが小文字1字の情報を出
力するに必要なスペースとなるものである。
中文字は第7図Bに示す如く14×18のドツトを選択
することにより描かれ、(即ち、18本の走査線により
描かれ)、かつ、該中文字の上部には12走査線に相当
する空白部を、該文字の右には4ドツトに相当する空白
部を有するものであり、かかる空白部を含めたもの力ζ
中文字1字の情報を出力に必要なスペースとなるもので
ある。大文字は第7図Cに示す如く、36×28のドツ
トを選択することにより描かれ、(即ち、36本の走査
線により描かれ)かつ、該大文字の上部には24走査線
に相当する空白部を、該文字の右には8ビツトに相当す
る空白部を設けて成るものであり、かかる空白部を含め
た60X36ドツトに相当するスペースが大文字1字の
情報を出力するのに必要なるスペースと成るものである
但し、この大文字は、後に詳記する如く、文字発生器の
構成を簡略化する為、中文字発生器と同じ文字発生器を
用い中文字の1ドツトを4ドツトとして使用するもので
あるので、文字の解像度としては中文字と同じものであ
る。記録ユニツト300の概要は上述の如きものである
が、再び第1図にもどり、情報供出ユニツト100、制
御ユニツト101について詳記する。
前記情報供出ユニツト101は必ずしも上に述べた如く
磁気テープに限られるものではなく、その他の記憶装置
、もしくは電子計算機それ自体でもよく、要は記録すべ
き情報を導出出来るものであれば何でもよいものである
が、かかる情報供出ユニツト100からは、記録ユニツ
トにおいて記録すべき情報をコード化した信号、及び制
御信号が導出されるものであるが、かかる情報は磁気テ
ープ(図示せず)上において、第8図の如き形式で収納
されているものである。即ち、標準密度では第8図Aに
示す如く磁気テープ上において情報はプロツク単位で記
憶せしめるものであるが、この1プロツクは更に34の
単位区域(レコード)より成るものであり、この1レコ
ードは更に276キヤラクタより構成されたいるもので
この1プロツクが第9図Aに示す如く、記録紙103上
に於いて中文字で1行に136字、及び縦方向に66行
より成る1頁に相当する情報を記憶しているものである
更に詳しく述べるならば、第1レコードは制御信号を記
憶せしめる区域であり、第1〜3キヤラクタには後述の
ID情報を、第4キヤラクタには後述のフアンクシヨン
情報を、第5キヤラクタにはモード情報を、第6,7キ
ヤラクタにはマルチコピー情報を、第7キヤラクタには
縮刷情報を記憶せしめ、第9〜第276キヤラクタには
、第1レコードにおいては何の意味ある情報も記憶せし
めないものである。
この様に第1レコードには制御情報のみを記憶せしめる
ものであるが、第2〜第34までの夫々のレコードには
記録ユニツト300において記録すべき文字や記号等(
以下文字と言う)の情報(以下文字情報と言う)と行毎
に該文字の大きさを指示する為の文字サイズ情報(以下
サイズ情報と言う)を含んでいるものであり、具体的に
はあるレコードの第2〜137キヤラクタには記録紙1
03上に於いて1行を構成する136の文字情報をコー
ド化して格納し(第138キヤラクタはブランクスペー
ス)、第1キヤラクタには前記第2〜137キヤラクタ
に格納した文字情報を記録ユニツト300で記録すると
き、その文字の大きさを1行分一括して指示するサイズ
情報を格納し、第140〜275キヤラクタには、同様
に136の文字情報をコード化して格納し(第276キ
ヤラクタはブランクスペース)第139キヤラクタには
前記第140〜275キヤラクタに格納した文字又は記
号の大きさを一括して指示するサイズ情報を格納するも
のである。なお第2〜第34レコードにおいて第276
キヤラクタはブランクとして説明したが、第34レコー
ドの第276キヤラクタには頁終了信号を記憶せしめる
と共にあるプログラムの終了を報知する信号をも含むも
のである。従つて1つのレコードには中文字2行分の文
字又は記号情報と夫々の行に於ける文字又は記号情報の
記録時の大きさを指示する文字サイズ情報が収納されて
いることになり、かかるレコードの33個により第9図
Aの如き1頁分の情報を格納出来るものである。
第8図Bは高密度に記録すべき情報の格納形式(以下高
密度形式と言う)を示すものである力ζかかる場合には
第2〜第34レコードの第2〜273キヤラクタには2
72字の文字又は記号情報が格能され第274〜276
キヤラクタがブランクとなつており、第1キヤラクタに
第2〜273キヤラクタに格納した文字サイズを指定す
る情報を格納している点を除いては第8図Aについて述
べたのと同様の構成より成るものである。
かかる高密度情報は小文字で第9図Bに示す如くA4サ
イズの記録紙103上に1行に272文字、及びかかる
行を132行設けるものであるので、4プロツクにてA
4サイズ1頁分の情報と成るものである。なお、頁の最
後の行に相当するレコードの第276キヤラクタには頁
の終りであることを報知する為のエンドマークを格納す
るものである。
なお、第8図Aに示した如き情報記録形態で文字サイズ
が大文字を指定している場合は、各レコードにおいて、
第2〜69、第140〜207キヤラクタの文字情報の
みを印刷に関与する有効情報として扱い第70〜137
、第208〜275は印届1ルないものである。本実施
例においては上述の如き制御信号を有するわけであるが
、かかる信号により以下の如き指示を行うことが出来る
ものである。
即ち、モード情報は文字情報が第8図Aに示す如く標準
密度であるか第8図Bの如く高密度情報であるかを指示
し、フアンクシヨン情報は記録すべき情報が固定データ
であるか変動データであるかを指示し、(ここで固定デ
ータとは2つの情報を重ね合せて1頁に記録するとき各
頁に共通に用いるデータを言う。
従つてある情報と他の情報を重ね合せて印刷した後は、
両データとも不要とする場合は2つのデータのいずれを
固定データ、変動データとしでもよいが、例えば内容の
同一なる本文の夫々に異つた複数の宛先を合せて記録す
るとき等の場合には、本文が固定データとなり宛先が変
動データとなるものである。なお、重ね合せを要しない
データは変動データとする。更に変動データであること
を指示するときは、(固定データと)重ね合せるべきか
否かを指示する信号を含むものである。縮刷情報は、4
頁分の情報(必ずしも4頁に限ることはなく複数であれ
ばよい)を出力紙1頁に縮刷((以下かかる印刷形態を
縮刷印刷と言う)すべき力\それとも1頁分の情報を1
頁に印刷(以下普通印刷と言う)してよいかを指示する
ものである。なおり情報はあるプログラムの固有番号を
示すものであり、あるプログラムがnプロツクより成る
ときはこの最初のプロツクにのみ設けられているもので
あり、特定プログラムより印刷を開始する場合このプロ
グラムを指定する手段として用いられる。又マルチ情報
はコピー枚数を指定するものである。磁気テープ上には
第8図に示した如きプロツク単位の情報の多数が記憶さ
れているものであるので、制御ユニツト101の磁気テ
ープ制御回路104から磁気テープ制御線105上に制
御出力を印加して磁気テープからの情報の読み出しを制
御することにより、出力線106上に読み出した情報を
得るものである。なお、前記磁気テープ制御回路104
は磁気テープ上の情報をプロツク単位で読み出す如く制
御するものであり、当該プロツクにおいて情報は第1レ
コード側より導出されるものである。
前述の如く文字情報は磁気テープ上でコード化された情
報として記憶されており、本実施例におノいてはかかる
コードとしてEBICDICコードが用いているので、
かかるコードをASCllコードに変換すべく、前記出
力線106上の情報をコード変換器107に印加する。
なおこのコード変換器107は、磁気テープ上に記憶す
るコードに応じて、又制御ユニツト101において使用
するコードに応じて省略及び変更し得るのは勿論である
。この様にしてASCllコードに変換した情報は分配
器108に印加するが、この分配器108はサイズ情報
及び記録すべき情報と制御信号とを分類して、サイズ情
報及び記録情報を信号線109上に導出し、ID信号は
信号線110を介してIDレジスタ115に記憶せしめ
、フアンクシヨン信号は信号線113を介してフアンク
シヨンレジスタ118に記憶せしめ、モード信号は信号
線112を介してモードレズスタ117に記憶せしめ、
フアンクシヨン信号は信号線113を介してフアンクシ
ヨンレジスタ118に記憶せしめ、縮刷信号は信号線1
14を介して縮刷レジスタ119に記憶せしめるもので
ある。前記サイズ情報及び文字情報はゲート120を介
してページバツフアレジスタ(以下PBFと言う)12
1もしくはPBFl22に格納するものであるが、この
バツフアレジスタ121は前記固定データの記憶に供す
るレジスタであり、前記1プロツクの情報を記憶出来る
容量、(約9Kバイト)を有し、BFl22は前記変動
データの記憶に供するレジスタであり、夫々が前記BF
l2lと等しい記憶容量を有する4つのレジスタBFl
2l−1〜121−4より成り、容量が約36Kバイト
の記憶装置であり、必要なアクセスタイムを満足するラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)であれば何でも良いが
本実施例においては半導体メモリを使用しているもので
ある。
前記PBFl2lとPBFl22はアドレスカウンタ1
23及び124,125を独立して持つているものであ
るので、両PBFを同時に読み出すことも出来るもので
ある。なお、前記PBFl22は2つのアドレスカウン
タ124,125を有しているが、アドレスカウンタ1
24はBFl22−1〜122−4への記録情報の書込
み及び読み出しを制御し、アドレスカウンタ125はB
Fl22−3,122−4からの記憶情報の読み出しを
制御するものである。
この様に複数のページバツフアを設けることにより、複
数のBF上の記録隋報を同時に読み出して1つの記録紙
上に2つの情報を重ねて記録することも出来るし、PB
Fl22の中に格納されている4頁分の情報を小さな文
字で1頁に記録することも出来るものである。前述の如
くサイズ情報及び文字情報はPBFl2l、もしくはP
BFl22に格納されるものであるが、この判別は書込
制御回路126よりゲート120に印加されるゲート信
号によつて制御されるものである。
前記レジスタ117〜119の出力は書込制御回路12
6に印加され、ここで前記ゲート120を制御するゲー
ト信号を形成するものであるが、この3つの命令信号の
組合せは以下の如く8種類有るものである。
但し変動データを指示する場合は、固定データと重ね合
せて読み出すことを指示する場合と、指示しない場合の
2種が有るものである。
(1)固定データ、標準密度、普通印刷 (2)固定データ、標準密度、縮刷印刷 (3)変動データ(重ねる)、標準密度、普通印刷(4
変動データ(重ねる)、高密度、普通印刷(5変動デー
タ(重ねる)、標準密度、縮刷印刷(6変動データ(重
ねない)、標準密度、普通印刷(7変動データ(重ねな
い)、高密度、普通印刷(8)変動データ(重ねない)
、標準密度、縮刷印刷その他の組合せはエラー。
この様な命令信号において、前記(1)の場合はPBF
l2lへ(2)の場合はPBFl2lへ、(3)の場合
はPBFl22−1へ、(4)の場合はPBFl22−
1〜4へ、(5)の場合はPBFl22−1〜4へ、(
6)の場合はPBFl22−1へ(7)の場合はPBF
l22−1〜4へ、そして(8)0場合はPBFl22
−1〜4へ夫々サイズ、文字情報が書込まれる如く)前
記ゲート信号を形成するものである。
この様にしてPBFl2l、もしくはPBFl22に印
加された情報は書込制御回路126から信号線127,
128により印加される書込制御信号により制御される
アドレスカウンタ123,124により順次PBFl2
l,l22内に格納されるものである。なお書込制御回
路126で、ある頁の制御信号が縮刷印刷を指示してい
ることを判別した場合は、連続して4頁分の情報をPB
Fl22−1〜122−4へ読み込む如く制御するもの
である。
但し、ある1つのプログラムが4つのPBFを満たすこ
となく終了するときは、このプログラムを終了する頁の
読み取りまでしか読み取られず、従つてかかる場合は4
頁以内と成る可能性を有するものである。以上の如くP
BFへの情報の格納が終了したら信号線129により、
主匍脚回路130に書込終了信号を印加し、この書込終
了信号の印加(こより主制御回路130より、読出制御
回路131に信号線132により読出指令信号を与える
。次にかかる情報を読み出し、印刷する訳であるが、例
えば前述の(6)で述べた如き制御信号、即ち、変動デ
ータ(重ねない)、標準密度、普通印刷の制御信号を有
した情報の文字及びサイズ情報が、PBFl22−1に
記憶されている状態について述べるならば、読出制御回
路131には前述のレジスタ117〜119の情報が信
号線133〜135により印加されているものであるの
で、ここで記録情報がPBFl22−1に格納されてい
ることを判別して、信号線136によりアドレスカウン
タ124にBFl22−1の読出しを指令するものであ
る。
ここでアドレスカウンタ123について第14図をも参
照にして更に詳細に説明するならば、このアドレスカウ
ンタはPBF上での各行の先頭アドレスを計数する基準
カウンタ205と、各行上での相対的文字位置を計数す
る相対カウンタ206の2つを有し、この2つのカウン
タ205,206の内容を加算器207で加算してこの
加算出力により、PBFl2l上のアドレスを指定する
ものである。更に詳しく述べるならば、基準カウンタ2
05はカウンタを構成する複数の記憶要素の夫々の出力
を並列に導出する出力端子211を有し、かつ、ある行
の走査の全てが完了したことを報知する行完了信号を印
加する為の端子212及びある頁の印刷の開始に先立ち
前記基準カウンタ205の内容をクリアするクリア端子
213を有して成る。又相対カウンタ206はカウンタ
を構成する複数の記憶要素の夫々の出力を並列に導出す
る出力端子218を有し、かつ、ある1つの文字の走査
が完了したことを報知する桁終了信号の印加する為の端
子215及びある走査線の走査が完了したとき発生する
走査線終了信号を印加して前記相対カウンタ206の内
容をクリアするクリア端子216を有して成るものであ
る。前記出力端子218はレジスタ207の下位桁を構
成する記憶要素に並列に接続し、前記出力端子211は
レジスタ207の上位桁を構成する記憶要素に並列に接
続するものである。
更に詳しく述べるならば、前記下位桁の桁数は一行に格
納される文字数NCを計数するに要する桁数でかつ、上
位桁のLSDに1ビツトたてたときレジスタ207全体
としては前記NCが加算された数値となる如く設定し、
上位桁の桁数は1頁に含まれる行数を計数し得ればよい
ものである。
従つて、1つの桁終了信号が215より印加されたとき
は、レジスタ207の計数値は1上昇し、1つの行完了
信号が印加されたときは、1つの行に含まれる文字数N
Cに等しい数レジスタ207の計数値は上昇する。要す
るに、前記レジスタ207は加算器として動作している
ものである。
アドレスカウンタ123は上述の如き構成より成るもの
であるのであり、PBFl2l,の読み出しを実行する
前にカウンタ205,206はクリアされるので、加算
器として働らくレジスタ207の出力はOとなりO番地
、即ち、ある頁の第1行目の第1番目の文字情報の番地
を指定する。
この読み出しが完了したら、桁完了信号が印加されて、
相対カウンタ206の内容に1加えられるので、レジス
タ207の出力は1となり第1行目の第2桁目の文字の
番地を指定する。以下同様に読み出しを続けてNC文字
読み出したら(レジスタ207の出力がNC−1となつ
たら)、第1行目の第1回の読み出しが完了したことに
なるので、(後に詳しく述べる如く、本実施例において
は、複数mの走査線により、1行の文字が形成されるの
で、1行の印刷を完了させる為には、m回同一行の情報
を繰返して読出さなければならない)走査線終了信号が
発生して相対カウンタ206をクリアする。
従つてレジスタ207の出力は再び0『゛になり前述の
如くしてm文字読み出したら、再び走査線終了信号が発
生する。
この様な動作をくり返してm回目の走査線終了信号が導
出されると同時に、行完了信号が基準カウンタ205の
端子212に印加されるので、カウンタ205によりレ
ジスタ207の内容にNCが加算され、その出力はNC
となる。このNCは第2行目の第1番目の文字を格納し
た番地であるので、第1番目の文字を読み出し、かかる
読み出しの完了により印加される桁完了信号によりレジ
スタ207の出力はNC+1となり第2行目の第2番目
の文字の番地を指示する。以下同様にしてくり返しレジ
スタ207の出力が2NC−1となつたら、走査線終了
信号が印加され再びNC番地からNC+1,・・・・・
・2NC−1と言う番地指定をくり返し、第2行目にお
いて走査線終了信号がm回導出されると同時に基準カウ
ンタの内容が2NCになり、相対カウンタ206の内容
がOとなり第3行目の読み出しをくり返す。以上の如き
読み出しをくり返すことにより、1頁に相当する情報を
読み出すものであるが、この様に基準カウンタと相対カ
ウンタを用いたので、同一行の文字情報をくり返して読
み出すに際しても単に相対カウンタをクリアすればよく
、読み出し制御が極めて簡単となるものである。なお、
ここではアドレスカウンタ124のみについて詳記した
が、アドレスカウンタ123,125も全く同様に構成
されているものであり、アドレスカウンタ123に関連
して第14図の図を用いるときは、第14図に於いて用
いた番号に(−1)の添文字を、アドレスカウンタ12
5に関連して用いるときは添文字(−2)を付して用い
る。
138,139はサイズラツチであり、1行に記録すべ
き文字情報の各行の最前部に記憶されているサイズ情報
を記憶するものであるが、アドレスカウンタ124で指
示して読み出した情報はサイズラツチ138へ、アドレ
スカウンタ125で指示して読み出した情報はサイズラ
ツチ139に格納する如く、ゲート137を信号線14
0を介して読出し制御回路131により制御するもので
ある。
従つて、上記例の場合は読出し制御回路131が信号線
136によりアドレスカウンタ124に読出し指令を出
しているので、読み出した文字サイズ情報をサイズラツ
チ138に導く如く、ゲート137を制御する。かかる
文字サイズ情報の次は文字情報が読み出されるものであ
るが、前記ゲート137は文字サイズ情報読出しの後は
読み出した情報をデータラツチ141に導く如く前記読
出し制御回路131により制御されるものである。
このゲート137は読出し制御回路131が標準密度情
報であることを判別しているときは、そのままサイズ情
報が読み取られて、ある行の136キヤラクタに相当す
る情報を読み取る間はデータラツチ141に読出し順次
情報が印加され、かかるある行の読み出しが終了したな
らば再び前記136文字の最初より順次読出し情報がデ
ータラツチに印加されると言う周期をくり返す如く制御
されるものである。
(ある行の印刷が完了していない場合)又読出し制御回
路131が高密度情報であることを判別しているときは
、文字サイズ情報が読み取られて、275キヤラクタに
相当する情報を読み取る間はデータラツチ141に読出
し情報が印加されると言う周期をくり返す如く制御する
ものである。前記サイズラツチ138,139には夫々
デコーダ142,143が設けられており、かかるデコ
ーダ142,143で大、中、小の文字サイズ情報を復
号するものである。
このデコーダ14−2,143には前記読出し制御回路
131より信号線144,145が接続されているが、
この信号線は縮刷印刷のとき匍脚信号を印加して、大文
字を中文字としてデコードし、中文字を小文字としてデ
コードし普通印刷の場合は何ら制御信号は印加されない
ものである。かかるデコーダ142,143のいづれか
の出力はゲート145を介して信号線144上に導出さ
れる゛力人縮刷印刷のときいづれかのデコーダの出力を
時間で振り分けて選択するゲートとして働き、普通印刷
の場合は142の出力を選択するように働らいているも
のである。
即ち、縮刷印刷において、デコーダ142を選択してい
るときは、デコーダ142の出力が信号線144に印加
される如く、デコーダ143を選択しているときは、デ
コーダ143の出力が信号線144に印加される如く信
号線146を介して、読出し制御回路により制御するも
のである。147,148は線カウンタであり、夫々の
カウンタは文字形成に必要なる走査線数を計数し、所定
数計数したら前記読み出し制御回路131へ信号線22
6,227で行完了信号を印加するものであるが、具体
的には前記デコーダ142,143の出力によるサイズ
が小文字の時は、第7図Aから明らかとなる如く15走
査線を計数したら出力を導出する如く、中文字の時は、
30走査ZU線を計数したら出力を導出する如く構成し
て成るものである。
後で述べる如く大文字の場合も中文字と同様に構成され
ているものである。なおこの様にして選択された計数回
路には垂直クロツク回路149からの垂直出力を印加し
て、この垂直出力を計数せしめるものであるが、この垂
直出力はレーザビームによる記録ドラムのある走査が開
始されるもしくは終了する毎に発生するものであるので
、この線カウンタ147,148の出力はある文字にお
ける第何番目の走査を行うかを指示するものである。
なお大文字は中文字発生器を兼用しているものであるの
で大文字を検出したときは、前記垂直出力の計数が1/
2となる如く即ち、2垂直クロツクにより1を計数する
如く縮刷印刷信号により制御されるゲートを設けて成る
ものである。
かかる線カウンタ147,148の出力はゲート151
を介して変更回路152に印加し、この変更回路152
の出力を更に文字発生回路150に印加するものである
。なお前記ゲート151は前記ゲート145と同様に信
号線146上へ制御信号により制御されるものであり、
縮刷印刷のときのみいづれかのカウンターの出力を選択
し、普通印刷のときは線カウンタからの信号を選択すべ
く動作するものである。さてここで文字発生回路150
について更に詳細に述べるならば、この回路は第1図及
び第10図Aに示す如く、前記データラツチ141の出
力線153からの文字情報と前記信号線144に導出さ
れた文字サイズ情報を印加して、文字情報を文字発生器
154の小文字発生端子155に印加する力\中文字発
生端子156に印加するか(文字サイズ情報が大文字を
指示するときは中文字発生端子156に印加する)を選
択する選択回路157と、端子155もしくは156よ
り印加された文字情報において、変更回路152からの
出力線159上の出力信号で選択した走査線に対応する
ドツト信号をドツト出力線158に並列出力するもので
ある。
このドツト出力線158は信号線144より小文字サイ
ズ信号を印加したときはドツト出力線158のD1〜D
7に同時に信号を得、信号線144より中文字サイズ信
号もしくは大文字サイズ信号を印加したときは、ドツト
出力線158のD1〜Dl4に同時に信号を得るもので
ある。
第10図Bを参考にして小文字サイズの″A”を発生さ
せるときについて説明するならば、出力線153により
文字Aの情報コード信号と小文字サイズ情報が信号線1
44により選択回路157に印加されると、文字Aの情
報コード信号は小文字発生端子155に印加される。こ
のとき文字発生器154に出力線159により第1走査
線であることを指示する信号を印加するならば、ドツト
出力線D1〜D7はB図における第1走査線のドツト1
60〜162に対応してD3〜D5に出力を得ることが
出来るものである。
同様にして出力線159に第2走査線であることを指示
する信号を印加すると、ドツト出力線D1〜D7はB図
における第2走査線のドツト163,164に対応して
D2,D6に出力を得ることが出来るものである。以下
同様にして走査線番号を9まで順次指示することにより
ドツト出力線D1〜D7にはBに図示したドツトに対応
するドツト出力線より出力を得ることが出来るものであ
る。ここでは小文字のドツト信号の発生について詳しく
述べたが、中文字を指示したときは文字情報は中文字発
生端子156に印加され、についても出力線159より
走査線番号を指示する信号を印加することにより指示し
た走査線に対応するドツト信号を発生するものであるが
、第7図Bにも示す如く中文字は14×1−8ドツトを
選択する如く構成されているものであるので、出力線1
59により指示すべき走査線は1〜18まで有り、かか
る走査線を指示したときドツト出力線D1〜I)14に
同時に出力を得ることが出来るものである。この様にし
てドツト出力線D1〜D7もしくはD1〜Dl4に並列
に出力されたドツト出力はシフトレジスタ165に並列
に同時に書込まれるものである。このシフトレジスタ1
65はレーザビーム312が感光ドラム308上を走査
する速度を同期したクロツク信号を発生する水平クロツ
ク発生器166からのクロツクパルスによりシフトする
ものであるので、レーザービームの移動に従つて順次シ
フトしドツト出力D1側より読み取るものである。第7
B図を感光ドラム308上に描かれるべき文字Aである
と仮定するならば、レーザービームが第1走査線の第1
列位置C1に有するときはシフトレジスタ165より第
1ドツトの出力を読み出しレーザビームが第2列位置C
2に位置したらシフトパルスが印加されて、第2ドツト
D2の出力を読み出し、レーザビームが第3列位置C3
に位置したらシフトパルスが印加されて第3ドツトD3
の出力を読み出しと言う具合にレーザビームが1コの列
位置移動したら1つのシフトパルスが印加されて1ビツ
トシフトする如く構成して成るものである。
この様にしてある文字における走査線における所定列位
置までの走査が終つたら次の文字情報をデータラツチ1
41に読み出して、前記ある走査線に対応するドツト信
号を読み出して、これをシフトレジスタ165に並列に
転送するものであるが、この様にある文字情報を読み出
した後直ちに次の文字情報を読み出してしまうと、隣接
する文字がぴつたりと接近してしまい読みづらいので、
実用的でないので本実施例においては小文字の場合は第
7図Aに示す如く字と字の間に2ドツトに相当する空白
部を設け、中文字の場合は4ドツトの空白部を設けるも
のである。
第10図Aにおいて167で示すのがかかる空白部を形
成する為に設けた空白部形成回路であり、シフトレジス
タ165にブランク信号を印加するものである。
即ち、ドツト出力線])8,D9に接続した小文字ブラ
ンク線169とシフトレジスタ165においてドツト出
力線Dl4を接続した記憶要素に接続した中文字ブラン
ク線170を有し、信号線144により小文字サイズ情
報が印加されたときは小文字ブランク線169にブラン
ク信号を印加してこれをシフトレジスタ165の第8,
9列位置に対応する記憶要素に印加し、信号線144に
より大もしくは中文字サイズ情報が印加されたときは、
中文字ブランク線170にブランク信号を印加してこれ
をシフトレジスタ165の第15〜18列位置に対応す
る記憶要素に印加するものである。この様に空白部形成
回路167を設けておき、水平クロツク発生器166の
一部に9クロツクパルスを計数し計数の完了と共に信号
線171により読み出し制御回路131に完了信号を送
ると共にO復帰する小文字計数回路と、18クロックパ
ルスを計数し計数の完了と共に信号線171により読み
出し制御回路131に完了信号を送ると共に零復帰され
る中文字計数回路と、36クロツクパルスを計数し計数
の完了と共に信号線171により読み出し制御回路13
1に完了信号を送ると共に零復帰される大文字計数回路
とを有し、信号線144により印加される文字サイズ情
報によりいづれの計数回路にクロツクパルスを印加する
かを決定するゲート回路を有するものであり、選択され
た文字計数回路からの完了信号の到来により読出し制御
回路131よりアドレスカウンタ123,124,12
5の選択されているものに対して次の文字の読出しを指
示するものである。
なお、文字発生回路154には大文字を発生する為の回
路は有していないが、これは第7図B,Cから明らかな
如く中文字の1ドツトと4ドツトとして形成している為
に不要となつたものであるがこの為に、水平クロツク発
生器166は大文字サイズ情報が印加されたときはクロ
ツク周波数を1/2に分周する分周回路を有しており、
大文字サイズ情報が信号線144により印加されたとき
はシフトパルス印加線168より、シフトレジスタ16
5に通常の1/2の周波数のクロツクを印加する如く制
御するものである。以上述べた如く、水平クロツク発生
器166及び文字発生回路150を設けることにより左
右方向に隣接した字の間には字の大きさに対応して所定
の空白部が形成されるものである。
しかしながら、このままでは行と行の間、即ち上下方向
に隣接する文字の間はぴつたりと密接してしまうもので
あるが、本実施例においては、線カウンタ147、14
8の出力を変更回路152に印加した後、文字発生器1
54に印加することにより、第7図A,B,Cに示す如
く、小文字においてはなお前記垂直クロツク回路149
は前記水平クロツク回路166より走査線上において1
字を形成するのに必要なドツト数に相当するタロ Jツ
クパルスの計数毎に信号線278より桁終了信号を受理
するが、(文字サイズが小文字のときは9水平パルス毎
に、中文字のときは18水平パルス毎に、大文字のとき
は36水平パルス毎に1つの桁終了信号を受理する)、
垂直クロツク回路149はかかる桁終了信号をサイズ情
報に応じて、1行に相当する文字数を計数して、この計
数の完了と共に走査終了信号を前記線カウンタ147,
148に送出するものである。
6走査線に相当する空白部を文字の上に中文字において
は12走査線に相当する空白部を文字の上に、又大文字
においては24走査線に相当する空白部を文字の上に形
成する如く成したものである。
但し、変更回路152においては大文字形成用には特別
な回路は用いておらず中文字用をそのまま共用するもの
である。更に詳細に説明するならば、この変更回路15
2はゲート151を通過してまたカウンタ出力より行間
空白部に相当する走査線数(即ち、小文字のときは6を
、中文字のときは12)を減算する回路及びサイズ情報
に応じて6を減算するか、12を減算するかを決定する
選択回路を含むものである。
例えば、ある行の印刷が完了し次の行の第10図Bの如
き印刷を始める場合、線カウンタ147もしくは148
の出力(1,2,3・・・・・・・・・15)をそのま
ま文字発生器150の走査線指定端子に入力すると空白
部が文字の上部に形成されないので走査の数が空白部に
相当する走査線数6に達するまで空白を付加するもので
ある。
この様に構成することにより文字発生器には一5,−4
,−3・・・・・・・・・9、の出力が印加されること
となり、この内の1,2・・・・・・・・・9、の計数
出力が印加されているときのみ文字発生器にアクセス出
来て文字出力が導出されるものであるので一5,−4・
・・・・・・・・0、を計数している6走査線期間、文
字発回路150からは何の文字情報も得られず、従つて
この走査線期間が空白部として形成されるものである。
第15図は上述の如き変更回路152の具体例を示すも
のであり、ここでは、変更回路152は加算器279及
び、小文字空白部の走査線に相当する補数を発生する小
文字補数回路280と中文字空白部の走査線に相当する
補数を発生する中文字補数回路281及びサイズ情報に
よりいずれの補数回路を選択するかを決定するゲート2
82より成るものであり、ゲート151を通過した線カ
ウンタの出力283とサイズ情報に応じて発生せしめた
補数とを加算するものである。
従つて、出力283からの被加算数が小文字においては
7、中文字においては14を越えるとキヤリ一を送出す
る出力線284にはキヤリ一が出るので、このキヤリ一
が有るときのみ文字発生回路150より文字信号が送出
される如く形成しておくことにより、ある行の走査線開
始より所定走査線に達するまでは文字発生回路の駆動が
開始されないものである。
一方、BFl2lの読出し部について説明する 5なら
ば、読出し制御回路131から信号器172による制御
によりアドレスカウンタ123が動作して、該アドレス
カウンタ123の指示番地の情報がゲート174に印加
されるが、このゲート174は読出し制御回路131の
制御により、記1,録情報が標準密度情報のときは各レ
コードの第1、第139キヤラクタの文字サイズ情報を
前記サイズラツチ138もしくは139と同様なサイズ
ラツチ175へ、第2〜137、第140〜275キヤ
ラクタの文字情報を前記データラツチ1411と同様の
データラツチ176へ転送する如く動作するものである
前記サイズラツチ175の出力は、前記サイズデコーダ
142,143と同様のサイズデコーダ177により復
号するが、このサイズデコーダ177は読出し制御回路
131からの信号線178により制御され変動データが
重ね合せを指示している時のみデコーダ177が動作し
、その他の場合はデコーダ177の出力が導出されない
如く制御するものである。
かかるデコーダ177の出力は前記垂直クロツク回路1
49と同様の垂直クロツク回路179、前記水平クロツ
ク発生器166と同様の水平クロツク発生器180、前
記線カウンタ147,148と同様の線カウンタ181
.前記文字発生回路150と同様の文字発生回路及び前
記変更回路152と同様の変更回路183に印加するも
のである。
また、データラツチ176の出力は前記データラツチ1
41と同様に文字発生回路182に印加し、この文字発
生回路182の出力は、前記シフトレジスタ165と同
様のシフトレジスタ184に印加するものである。
要するにPBFl22の読出し部は縮刷印刷の為に2系
統有つたのに対し、PBFl2lの読出し部は1系統し
かないと云うだけであり、各プロツクの構成そのものは
両者共同じである。
さてここで、クロツク発生手段について述べるならば、
本装置は全てのクロツクの基準となる主クロツク発生器
185を有し、この主クロツク発生器185で発生せし
めた高い周波数(実施例では約80MHz)を更に記録
クロツク発生器186に印加しこの記録クロツク発生器
186で、この主タロツクをカウントダウンした記録ク
ロツク(約5MHz)を記録制御に用いているものであ
る。
但し、このカウントダウンは常時行つているのではなく
、記録ユニツト102におけるビーム検出器318の出
力によりゲートをし、この出力の印加後よりカウントダ
ウスを開始するものである。第11図はかかる記録クロ
ツク発生器186を更に詳細に示すものであるが、第1
図に示す如く前記ビーム検出器318の検出出力(第1
2図bに示す)は印刷制御部187を介して信号線18
8に導出され、インターフエース189を介して信号線
190上に印加され、第11図に示すR−Sフリツプフ
ロツプ191をセツトする。このセツト出力は1/16
分周器192に印加され出力線193より印加されてい
る第12図aに示す如き主クロツクパルス(80MHz
)の計数を開始せしめ、916パルス毎に第12図Cに
示す如き計数パルスを出力線194上に導出する。
この計数パルスは予め定めた数(実施例では200)を
計数すると出力を導出するカウンタ195に印加し、こ
のカウンタ195の出力を更にゲート196に印加する
と共に該ゲート196には前記出力線194を接続する
。従つて、このカウンタ195が予め定めた数Nを計数
した後、始めて前記ゲート196より出力を得ることが
出来るものであり、実施例においてはこの値を200と
したので、第200パルス以降のパルスが出力線197
上に導出されることとなる。かかる出力線197上のパ
ルスは更に、ある数n(実施例においては2448パル
ス)を計数した後出力を導出するカウンタ198に印加
し、このカウンタ198の出力をインバートしてゲ゜一
ト199に印加することにより、出力線200には第1
2図eに示す如き一定数のパルスを得ることが出来るも
のである。
ここで前記カウンタ195,198の計数値N,mの持
つ意味について述べるならば、レーザービーム312に
より感光ドラム308上を走査して情報を記録するに際
しては、ある走査線により記録を開始する位置を極めて
正確に規定しなければならない。
もしこの規定が正確に行なわれないと印字開始位置が走
査線毎にづれ、例えば第7図の如く複数の走査線で文字
を描いた場合、各ドツトが正確に列方向の直線上に位置
せずにジツタ一として現われてしまうものである。この
為に第2図に示す如くレーザービームを左から右へ振る
場合は、情報の記録を開始するよりさらに左側の一定個
所にビーム検出器318を設けておき、ビーム検出器3
18がビームを検出したらクロツク周波数の計数を開始
し、この計数値が一定の数に達した時点より記録を開始
する如く成せばよいものである。
記録に用いるクロツク周波数は5MHz程度のものであ
るので、この5MHzのクロツクをそのまま計数用に用
いるならば、本実施例の如く80MHzのクロツク発生
器185はあえて必要としないが、本発明においては記
録開始位置を正確に規定する為、かかる主クロツク発生
器185を用いているものである。
即ち、もし5MHzのクロツク発生器のみを用い、この
クロツクの計数をビーム検出器318の出力により開始
させたとすると計数開始誤差は最大1クロツク周期分発
生するものである。この1クロツクは1ドツトに相当す
るづれを意味するものであり、かなりのジツタ一が印刷
された文字に出てしまうことを意味するものである。従
つて、本実施例では先づ実際の記録周波数5MHzの1
6倍である80MHzのクロツクを形成しておいて、ビ
ーム検出器318の出力により1/16分周器19を動
作させる如く成し分周器の出力をカウンタ195により
計数し計数値がNとなつた時点より記録を開始せんとし
たものである。従つて、計数開始誤差は最大記録周波数
の尾クロツク周期分(但し5MHzクロツク)しか発生
しないので、最大でも1ドツトの1//16に相当する
分しかづれないので充分実用に耐える範囲の誤差となる
ものである。
以上の説明から明らかとなる如く前記Nは走査線上にお
ける印字開始位置(レフトマージン)を決定するもので
あるので前記カウンタ195の計数値Nを可変と成すこ
とにより、記録紙上におけるレフトマージンの調整を行
なうことが出来るものである。
なお、このカウンタ195の計数値Nを可変と成す代り
に第13図に示す如く、カウンタ201の出力を比較器
202に印加すると共に手動にて数値設定をすることが
出来る数値設定器203の出力を前記比較器202に印
加し、この両出力の一致を該比較器202にて判別し、
一致したら出力線204に出力を導出する如く成しても
よいことは勿論である。
また、前記カウンタ198の計数値Mは一走査線上に於
いて情報記録を終了させるべき位置を決定するものであ
り、中文字の場合は一字分のスペースとして18ドツト
分又かかる文字を一行に136字記録出来るものである
ので記録開始位置より18X136=2448ドツト相
当分(小文字、大文字においても同じである)走査線が
移動したら、記録制御の為のクロツクの送出を停止させ
る為のものである。
なお、第12図においてC/はCと同じものであり単に
時間軸を変化させただけのものである。
また、第11図で示す回路には、前記フリツプフロツプ
191のセツト出力をりセツト入力に印加し、前記カウ
ンタ198の出力を遅延時間τの遅延回路286を介し
てセツト入力に接続したフリツプフロツプ285を有す
るが、このフリツプフロツプ285のセツト出力は第1
2図fの如く成り、ビーム検出器で検出力を得ると同時
に高レベルより低レベルと成り、情報の記録が完了して
から時間τの経過後、(このτはレーザービームがある
行の最後の文字を記録してから、記録媒体の記録区域、
この場合はA4サイズで規定される区域を脱するに充分
な時間である)低レベルより高レベルに変化するもので
ある。本実施例においては、映像情報発生器287に印
加されたシフトレジスタ184もしくは165の出力と
、前記クロツク発生器186からの前記第12図fに示
す如き制御信号をオアゲート及びインターフエース18
9を介して、変調器303に印加するものである。
この様にシフトレジスタの出力のみならず制御信号をも
、変調器に印加するのは、文字を描いている時以外はビ
ームが感光ドラムの記録区域に照射されない如く抑制し
、且つ、ビーム検出器はビームを検出出来る如く抑制を
解除する為である。本実施例に於いては、ビームの位置
検出の為にビーム検出器318を用たが、このビーム位
置検出器318は感光ドラム(記録紙)と第21図に示
す如き位置関係に配置されて成るものである。
即ち、感光ドラム308上に於いて幅Wで示す区域が、
転写材(記録紙)に転写される区域であるとし、且つ、
点線Lで示す直線上をビーム312が図に於いて矢印R
の方向に繰り返し走査を行うものとすると、前記ビーム
検出器318は、幅Wの左端に位置するビーム312−
1よりも更に左側に位置するビームを検出出来る位置に
配置するものである。この様にしてビーム検出器を固定
して設けておき、且つビームの偏向速度を一定としてお
くならば、一定周波数のクロツク周波数をビーム検出時
より計数開始することにより、ビームの位置を正確に知
ることが出来るものである。従つて、実施例において詳
細に説明した如く、ビーム位置に応じた情報によりビニ
ムを変調出来文字の記録を行うことが出来るものである
。第21図において、幅Vを記録が施される区域とする
ならば、(ビームがこの区域を走査するときのみPBF
の情報により変調器に変調信号が印加される。)DL,
dRは記録紙上においてレフトマージン、ライトマージ
ンのスペースであり、かかる区域にはビームが照射され
ない如く構成しなければならない。本発明においてはか
かる目的で第11図に示す如きフリツプフロツプ285
を設け、このフリツプフロツプより第12図gに示す如
き制御信号を得、この制御信号とPBFからの情報との
論理出力により変調器を変調するものであるが、第21
図により更に説明するならば、ビーム検出器318がビ
ームを検出してから、ビーム幅Vの右端に位置してから
τ時間、(このτはビームが幅Wの右端に達する時間よ
り長いものである)後まで、ビームを0FFとする如き
制御信号と幅の間PBFからの文字信号との両者でビー
ムを制御するものである。
従つて、DL,dRの区間においてビームはOFFとな
る如く制御され、幅Vの間のみ文字を描く為のビームが
照射されるものである。
この様に本実施例に於いては、ビーム検出出力によりビ
ーム位置を検出するものであるが、かかるビーム検出器
の使用により回転多面鏡305の製造が極めて容易とな
るものである。
即ち、ビームの位置を検出するには、従来の如0Uく、
モータ306の回転を検知してもこれを行うことが出来
るが、かかる方法を用いるならば多面鏡の加主精度を非
常に厳格にしなければならないのに対し、上述の如くビ
ーム検出器を設けこの検出出力によりクロツクの計数を
開始して、その計数内容によりビーム位置を検出する如
く構成することにより、多面鏡の精度は従来10倍程度
低くとつても何の不都合も生じないものである。
また、具体的には前記クロツクをビーム検出出力でトリ
カーした分周器により記録用クロツクを作るものである
ので、安定した周波数で、且つ、安価に記録用のクロツ
クを作成することが出来るものである。ここで、これま
でに図面上において説明しなかつた個所を説明するなら
ば、第1図において217で示すのは操作パネルである
が、このパネル上には、D番号を指定するスイツチ29
0、該1Dに於ける負を指定するスイツチ291及び上
記両入力に基づいて、磁気テープ上の対応する場所の検
索を指定する検索指令スイツチ、スタート、ストツプス
イツチ293、コピー枚数セツトスイツチ294、枚数
の自動一手動切換スイツチ295、普通印刷指令スイツ
チ、縮刷印刷指令スイツチ及び自動モードスイツチを有
する縮刷制御スイツチ296及び電源スイツチ297を
有するものである。
更に第1図に於いて、289で示すのは逐次制御の為の
クロツクを発生する3相クロツク発生器である。
なお、第11図に於いて端子288は逓降したクロツク
信号を得る端子であり、サイズ情報をサイズラツチに読
み取るクロツク等として用いるものである。
以上により本発明による記録装置の構成の概略を説明し
たので、以下に実際使用時の動作について詳記する。
先づ使用に先立ち、記録ユニツト102の印刷制御部1
87に設けた電源スイツチ220を投入して記録ユニツ
トを使用可能状態となしておき、(レーザー発振器30
1はかかるスイツチ220とは無関係に常時ONとして
おくことにより、レーザ発振器301の立上り過渡時間
を無駄に待たずにすむものである。
)次に操作パネル219上の電源スイツチを0Nとして
、制御ユニツト101を待期状態となす。かかる状態を
単に情報供出ユニツト100の出力を該ユニツトから送
出される制御信号に従つて記録するときは、スタートス
イツチ293を押すとこのスイツチ信号が主制御回路1
30に印加され、スタート信号が形成されて、磁気テー
プ制御回路104に印加され、供出ユニツト100内の
テープから、先づあるプログラムとの制御信号が読み取
られ、インストラクシヨンレジスタ115〜119を総
称するものとする)に夫々格納される。又、前述の如く
直にスタートスイツチを押さずその前にID指定を行つ
て検索指令スイツチ292を押すと、このID情報が主
制御回路130に格納されて、比較器225によりID
レジスタ115の内容と比較してこの両者が一致するま
ではテープのみを移動し、一致した段階でテープを停止
する。
又、コピー枚数の指示もスイツチで行なえるものである
が、マルチレジスタ116内の情報によりコピー枚数を
決定するか、パネルより入力した枚数を優先させるかを
自動一手動スイツチ295で選択する如く形成してある
ものである。
前述の如くしてモード、フアンクシヨン、縮刷レジスタ
の夫々に読み込まれた制御信号を判別して文字情報をい
づれのPBFに格納すべきであるかを判別するものであ
るが、この読み取つた制御信号に属する文字情報が変動
データであり、且つ普通印刷すべきことを縮刷制御信号
が示す場合は、書込制御回路126によりゲート120
を制御すると共に、アドレスカウンタ124を制御して
、PBFl22−1に、この第1頁の文字情報(文字サ
イズ情報を含む)を格納するものである。
第1頁の文字情報の書込みが終了したならば、書込制御
回路126より主制御回路130に終了信号を印加して
、該回路130より磁気テープ制御回路104に読み出
し停止指令を与え、データの読み出しを停止する。又、
前記主制御回路130はPBFl22−1への書込みが
終了したことを報知する終了信号の受理により、読出制
御回路131に読出し指令を与え、該回路131により
アドレスカウンタ124を制御し、記憶された情報の第
1頁目の第1行の情報の読み出しを開始する。
ここで、該第1行に文字サイズ1中゛でA,B,C,・
・・・・・Nと136JZの文字コードが記憶されてい
たとすると、読出し制御回路131が前記レジスタ11
7,118,119の内容を判別して、サイズ情報をサ
イズラツチ138に印加すべくゲート137に制御信号
を印加する。
この様にしてサイズラツチ中に格納されたデータはデコ
ーダ142によりデコードされ、このデコードされた情
報がクロツク発生器及びカウンタに印加されてこれらを
制御する。このとき信号線144,145には縮刷指令
信号は印加されていないので、中文字サイズ情報を中文
字サイズとしてデコードするものである。即ち、垂直ク
ロツク発生器149を水平クロツクパルス18毎に桁終
了信号を導出する如く、且つ一走査線の記録区域に含ま
れるクロツク数、本実施例では2448クロツク、中文
字に換算すると136文字に相当するクロツクを計数す
る毎に走査線終了信号を導出する如く、線カウンタ14
7を前記走査線終了信号を一行を構成する走査線に等し
い数、即ち、中文字の場合30計数する毎に行終了信号
を出力して制御回路131に印加する如く、文字発生回
路150には中文字を選択する如く、又、変更回路15
2のレジスタ279には、゛12”の補数を中文字補数
回路281より印加する如く制御する。かかるサイズ情
報の読み出しが完了したならば第1字であるところのA
のコード化された情報を続み出すわけであるが、読出し
に先立ち、アドレスカウンタ124のカウンタ205,
206はクリアされているので、第11図の出力線20
0で得られる最初のクロツクパルスでPBFl22一1
よりデータAをデータラツチ141に読み込み、この読
み込んだ情報を文字発生器141の中文字端子156に
印加する。
この時、線カウンタ147はクリアされ、″1゛の状態
にある。従つて、文字発生器154の出力線159には
第1走査線を指示する信号が印加されるが、第15図か
らも明らかとなる如く、加算器279には中文字補数回
路281からの補数が印加されている為キヤリ一は文字
発生器150には印加されておらず、従つて、第10図
におけるドツト出力線158のD1〜Dl4は″0゛が
出力されるものである。
更に空白部形成回路167が動作するので、ドツト出力
線Dl5,Dl8にも゛01が印加され、結果としては
シフトレジスタ165の第1ステージ〜第18ステージ
(読出側を第1ステージとする)にはOがセツトされる
。このセツトと同時に前記第1ステージの信号は読み出
され、変調器303の変調信号として印加されるが、ビ
ームは遮断され、感光ドラムには到らない。なお、ビー
ムは変調器303にO信号が印加された時遮断され、1
信号が印加されたとき通過するものとする。かかる状態
になつてから−Sec後にレーザビ5Mームは次のドツ
トの位置に到来すると共に水平クロツクがシフトレジス
タ165に印加される、この様に1ドツト位置、ビーム
が進んでも各回路プロツク間で授受される制御信号には
何の変化も現われない。
従つて、シフトレジスタ165の第2ステージの“0”
が読み出され変調器に印加される。この様にして18ド
ツトに相当する区間の走査が完了すると、垂直クロツク
発生器149のカウンタB(16図)より桁終了信号が
読み出し制御回路131を介してアドレスカウンタ12
4の端子215に印加され、カウンタ217の内容に1
を加え、レジスタ207の出力が11”となり、PBF
l22−1の1番地即ち、第1頁第1行の第2文字を読
み出す如く制御する。なお、サイズラツチにはサイズ情
報が保持されたままとなつているので、かかるサイズ情
報によつて制御される前述の如き諸回路は前述のままの
状態にある。この様にして第2字目の゛B1のコード情
報を文字発生回路150に印加するが、前述と同様にし
てシフトレジスタ165の第1ステージ〜第18ステー
ジには10゛が格納され、これらを水平パルスと共に読
み出して、水平クロツクと同期して移動しているレーザ
ビームを変調するものである。この様にして、第136
番目の文字の読み出しが終了したならば、第16図に示
す如く垂直クロツク回路149に含まれるカウンタAよ
り走査線終了信号が線カウンタ147に印加されてその
内容が゛2゛(第2走査線を意味する)となると共に、
アドレスカウンタ124の端子216に走査線完了信号
を印加してカウンタ206の内容を゛0”とする。この
時カウンタ205の内容は依然としてOのままであるの
で、再び第1行の第1字目の文字情報の読み取りを開始
する。サイズ情報は第1走査線に関する読出しに際して
、読み取つたままであるので、サイズ情報により制御す
べき回路の内容は変化しないが、ただ線カウンタ147
の内容のみが1から2に変化しているものである。かか
る第2の走査線も第1の走査線と同様に1行の文字情報
を順次読み出し、最後のNの文字を読み出して走査が完
了すると、再び走査線終了信号を垂直クロツク回路より
線カウンタ147に印加する。
この様に第1行目の文字の読み出しを繰返して第6走査
線に関する情報の読み出しを完了すると(即ち、第1行
目の文字の読み出しが6回終了すると)線走査終了信号
が線カウンタ147に印加されてその内容を6から7に
変更する。
しかる後、第7回目の読み出しに入るわけであるが、か
かる状態では前述の様に中文字の場合第15図へ加算器
279よりキヤリ一が文字発生回路に印加されており、
且つ、加算器279の出力が文字発生器における第1ラ
インを指示する第1ライン指示信号を印加するものであ
るので、第1文字゛A”を読み出すと文字発生回路のD
1〜Dl4には000000・11000000(矢印
はシフトレジスタ165の読み出し方向とする)が導出
されてシフトレジスタに転送されると共にDl5〜Dl
8には前述の如ぐ0゜゛が転送されるので、D1〜Dl
8のD7,8を除く個所が゛0”となるものである。同
様にして第2字のBを第3字のCと読み出しを続けて、
第136のNを読み出したら、線カウンタ147の内容
を8とした後、再び第8走査線形成の為第1字の読み出
しに戻るものである。この走査においては文字発生回路
150には第2ライン指示信号が印加される。この様に
して、第30走査線に関連する第30回目の読み出しが
完了したならば、垂直クロツク回路149より第30発
目の走査線終了信号が線カウンタ147に印加されるが
、前述の如くこの線カウンタ147は中文字の場合、走
査線終了信号を30計数することにより、りセツトする
と共に読出し制御回路131に行終了信号を印加するも
のであるので、読出し制御回路131を介してアドレス
カウンタ124の端子212に印加されるこの行終了信
号により、基準カウンタ205の内容をOより1としこ
の計数出力をレジスタ207の上位桁に転送することに
より、レジスタ207の出力を138とする。
(行終了信号と共に必ず走査線完了信号が印加されるの
でレジスタ217の内容はOである)。従つて、このア
ドレスカウンタ124の内容は138となるので、第2
行の最初の情報、即ち、サイズ情報の読み出しを指示し
ているものである。
従つて、先づサイズ情報を前記同様にサイズラツチ13
8に読み出した後、第1行目の読み出しにおいて説明し
たのと同様にして第2行目の読み出しを繰返し、第2行
目も中文字であつたとすると、前記同様30走査線で第
2行目で完成するものである。かかる走査を繰返して、
第66行目の全ての読み出しが完了すると、第66行目
の最後のキヤラクタに収納されている頁終了信号の読み
出しと、線カウンタ147からの行完了信号の論理積に
より1頁の終了を読み出し制御回路により検知して、P
BFl22−1からの読み出しを停止する。
かかる停止を検出して、再び磁気テープからの次の頁の
読み出しを開始し、上述の如くPBFから情報を読み出
して記録を行うものである。以上、中文字の場合につい
て述べたが大文字の場合は、サイズラツチ138に読み
取り、デコーダ142によりデコードしたサイズ情報は
、第17図に示す如く水平クロツク発生器166のゲー
トAに印加して、シフトレジスタ165に印加するクロ
ツク周波数を÷(自)路を通過せしめて÷とし、(これ
は同じステージの情報を2度読み取らせることに相当さ
せる為)、垂直クロツク回路が水平クロツク18毎に(
中文字のときと同じ)桁終了信号を導出する如く、前記
垂直クロツク発生器149を制御し、且つ、この垂直ク
ロツク発生器149からは中文字の場合と同様に一走査
線の走査終了毎に線カウンタ147に走査線完了信号を
送る如く制御し文字発生回路150、変換回路152も
中文字の場合と同様に制御するものであるが、第18図
に示す如く線カウンタ147は大文字サイズ情報が印加
された時は、ゲートBを制御して÷回路を通過せしめる
ことにより2つの走査線完了信号を受理して1つ計数ア
ツプする如く制御するものである。即ち、列方向にはシ
フトレジスタ165に印加するクロツク周波数をZをす
ることで、行方向には線カウンタ147の計数を2倍と
することにより、中文字の時に得られる1つのドツトを
列方0υ向及び行方向に2回づつ読み出し、計4つのド
ツトとして読み出すものである。
例えば、前述同様A,B・・・・・・・・・Nと言う1
行68文字、で33行より成る情報を胱み出してこれを
記録する場合について述べるならば、サイズ情報を読み
出した後、第1行第1字のAをデータラツチ141に読
み出し、中文字の場合と同様に文字発生回路150より
シフトレジスタ165の第1ステージから第18ステー
ジに゛O゛を転送する。
この転送と同時にシフトレジスタ165の第1ステージ
よりOを読み出して変調器303を変調するが、シフト
レジスタ165のシフトパルスがZの周波数に逓降され
ている為、レーザビームが第2ドツトの位置に到来して
もシフトレジスタ165は中文字の時の様にシフトされ
ず、そのまま第1ステージの情報を読み続けているもの
である。次にレーザビームは第3ドツトの位置に到来す
ると始めてシフトパルスがシフトレジスタ165に与え
られ第2ステージの読み出しが行なわれる。この様にし
て1つの文字が読み出されると、その間に桁終了信号は
2発垂直クロツク回路149より導出されるものである
(中文字のときと同じ回路を用いている為)。この様に
して第1行目の読み出しを続けてゆき68番目の最後の
字を読み終ると、第136番目の桁終了信号が送られる
と共に垂直クロツク回路149より走査線終了信号が線
カウンタ147に印加されるが、この線カウンタは大文
字サイズ情報が印加されているときは、2発の走査線終
了信号により始めて、1カウントアツプするものである
ので、その内容は変化せず、第1の走査を指示する信号
を導出したままとなつているものである。
従つて、第1行目第1回目の読み出しが終つて第2回目
の読み出しを行うに際しても第1走査と同一の情報が読
み出され、しかもレーザビームは第2の走査位置を走査
しているものであるので、大文字の場合は第7図B,C
からも明らかな如く中文字の1ドツトを4倍に読み出し
ているものである。なお、大文字サイズの場合は第70
〜137、第207〜275キヤラクタは読み出さない
ものである。
次に、高密度情報を例として小文字を記録する場合につ
いて述べるならば、書込制御回路126が高密度情報で
あることを判別したときは、ゲート120を制御してサ
イズ及び文字情報がPBFl22に印加される如く、又
PBFl22−1〜4の全てに順次高密度の1頁分の情
報が書込まれる如く制御する。
(高密度情報は標準密度の4倍!の情報量を有している
為)、この様にしてPBFに情報が記憶されたならば、
次に読み出しを指示するものであるが、前記大文字の場
合と同様にサイズ情報は先づサイズラツチ138に格納
され、デコーダ142でデコードさ 1れこのデコード
された小文字のサイズ情報は、前記垂直クロツク発生器
149より桁終了信号が9クロツク毎に導出される如く
、該垂直クロツク発生器166を制御し、線カウンタ1
47は第18図に示す如く15の走査線終了信号で行完
了信号を読み出し制御回路131に印加する如く、変換
回路152は6の補数を小文字補数回路280より導出
する如くゲート282を制御し、文字発生回路150の
選択回路157を制御して文字情報が小文字発生端子に
印加される如く、空開部形成回路167よりD8,D9
に″O゛信号が印加される如く、そして、高密度晴報で
ある信号により、アドレスカウンタ124が行完了信号
により276計数アツプする如く制御する。
図においてはかかる276計数アツプするアドレスレジ
スタについては詳細には示していないが、これはレジス
タ207に基準カウンタ205、相対レジスタ206と
同様に更に276計数アツプする高密度用の基準カウン
タと相対カウンタを設けておき高密度であることを判別
してかかる2つのカウンタを前記カウンタ205,20
6と切換えて使用する如く構成すればよいものである。
印刷すべきこの高密度情報のある頁の第1行の文字情報
力げA,B・・・・・・N゜゜であつたとすると、前述
の如くサイズ情報を読み出した後、第1字のAを読み出
すと、この情報は文字発生器154に印加されて、シフ
トレジスタ165のD1〜D7にOを(変換回路152
の働きにより最初の6走査線は空白部として形成される
為)、又D8,D9に前述の如ぐO゛を導出するので、
シフトレジスタ165へ第1〜第9ステージに゛0゛が
格納され、水平クロツクへ印刷により順次読み出され、
このクロツクと同期して移動しているレーザビームは、
シフトレジスタより読み出された情報に依つて変調され
る。9水平クロツクの終了により桁終了信号が読出し制
御回路131を介してアドレスカウンタ124に印加さ
れるので、相対カウンタの内容が1つ計数アツプされ、
第2番目の文字の読み出しを指令する。
この指令に基づいて第2番目の文字が前述と同様にして
読出される。この様にして第272査目の文字を読み終
つたら、垂直クロツク回路149より線カウンタ147
に走査線終了信号が送られると共に、読み出し制御回路
131を介してアドレスカウンタ124に送られ相対カ
ウンタをクリアして、再び第1行第1字の読み出しを指
令する。この様にして第1行目の文字情報の15回目の
読み出しが完了すると、線カウンタ147より行完了信
号が読出し制御回路131を介してアドレスカウンタ1
24に印加され基準カウンタの内容を1としてレジスタ
207の内容を276だけ進め、アドレスカウンタの内
容を1行に相当する文字数だけ進める。
従つて、アドレスカウンタ124は第2行目の第1字の
番地を指示するものである。以上の如き読み出しを繰返
して第132行目の最後の回の読み出しが完了して行完
了信号が線カウンタ147より出され、且つ、前述の頁
終了信号が読み出されたことを検知して1頁の終了を検
知するものである。以上、大中小の文字の印刷について
PBFl22−1を用いる場合について詳細に説明した
が、前に説明した制御信号の8つの組合せにおいて説明
した如く、PBFl2lよりアドレスカウンタ123を
用いて固定データを読み出す場合、PBFl22−1〜
4より縮刷印刷時アドレスカウンタ125を用いて変動
データを読み出すときも、夫々のデータの読み出しは、
前述と同様の方法で行なわれるものである。
次に、縮刷印刷のモードについて詳しく説明する。
この縮刷印刷は第9図Cに概略を説明した如く、1頁の
記録紙に4頁の情報をまとめて印刷するものであり、こ
の図においてはPBFl22一1〜4に夫々全頁A1全
頁B1全頁C1そして全頁Dの情報を格納した場合につ
いて示してある。磁気テープ上に於いて第nプロツクに
中文字の全頁Aが、n+1プロツクに大文字の全頁Bが
、n+2プロツクに大文字の全頁Cが、そしてn+3プ
ロツクに中文字の全頁Dの情報が格納されており、各頁
の制御信号が縮刷印刷を指示していたとすると、書込制
御回路126は磁気テープからの情報の読み出しに際し
て、この縮刷指令を検知して第nプロツクをPBFl2
2−1へ、第n+1プロツクをPBFl22−2へ、第
n+2プロツクはPBFl22−3へ、そしてn+3プ
ロツクはPBFl22−4へ格納する如くアドレスカウ
ンタ124を制御する。(アドレスカウンタ125は読
出し専用である。)但しここで云うプロツクは制御信号
の第1レコードを除去した形のものである。かかる書込
みの終了を待つて読み出しに入る訳であるが、アドレス
カウンタ125はPBFl22−3〜4の読み出しにの
み使用し得るものであるので、アドレスカウンタ124
は縮刷印刷のときはPBFl22−1〜2の読み出しに
のみ使用するものである。縮刷印刷の場合は第9図Cか
らも分る如く1つの走査線が2頁の情報を書込み、且つ
、この頁のつぎ目、図ではAとCの間、若しくはBとD
の間には特別なる空白部がないので、図において右側に
位置する文字情報の記録に際しては、サイズ情報を読み
出す時間的余裕がないものである。従つて、本実施例に
おいては、2頁にまたがる情報の読み出しに先立ち、読
出し制御回路131に含まれ、ビーム検出器318の出
力が印加されてからビームが記録位置を脱するまでの期
間に相当する5MHzの記録クロツク(第12図fにそ
の波形を示す)を計数するカウンタCにより、ビームが
情報を記録する前の時間のあるクロツク、例えば第12
図fにおけるCPl(ビーム検出を行つてからM番目の
クロツク)をアドレスカウンタ125に印加して、PB
Fl22−3の第1行目の文字サイズ情報を読み出すと
共に、ゲート137を制御して、サイズラツチ139に
このサ.イズ情報を格納する。
この様にサイズラツチ139に格納された情報はデコー
ダ143でデコードされるものであるが、信号線145
上には縮刷指令信号が印加されているので、デコーダ1
43に実際に取り込まれたサ・イズ情報は大文字である
にもかかわらず、1段下のサイズである中文字としてデ
コードし、更に線カウンタ148を中文字情報に従つて
前に述べた如く制御する。
次に、前述のクロツクパルスに続くクロツクパルスCP
2により、PBFl22−1の第1行目のサイズ情報が
読み出され、これと共にゲート137が制御されて、サ
イズ情報をサイズラツチ138に格納する。
このサイズ情報はデコーダ142でデコードされる訳で
あるが、信号線144より縮刷指令信号が印加されてい
るので、読み出した情報は中文字であるが、これを小文
字としてデコードし、更に線カウンタ147を小文字情
報に従つて制御する。この様にしてサイズ情報を読み出
したならば、次にそのままPBFl22−1の第1行第
1文字の文字情報をデータラツチ141に読み出すと共
に、読出制御回路131によりゲート145を制御して
デコーダ142の小文字サイズ情報を水平クロツク発生
器166、変換回路152、文字発生回路150に印加
して、前に述べた小文字の印刷の時と同様に夫々を制御
する。
但し、この場合は高密度情報のときとは相異して、1行
(2448クロツク)の中間で一行が終了するので、換
言するならば、印刷が開始されてから1224クロツク
目である頁のある行の印削が完了するので、書込制御回
路126に含まれている前記カウンタCにより、印刷が
開始されてから1224クロツク目を検出し、このクロ
ツク第12図fのCP3を書込制御回路131に印加す
ることによりアドレスカウンタ124への制御信号の印
加を停止し、アドレスカウンタ125の読出し開始を指
令するものである。この様にしてPBFl22−3の第
1行目の読み出しを開始するものであるが、この読み出
し開始と共にゲート145はデコーダ143のサイズ情
報4信号線144上に印加する如く制御されるので、水
平クロツク回路149、変換回路152、文字発生回路
150はサイズ情報に応じて制御される。
従つて、順次文字情報をデータラツチ141に読み出す
ことにより、逐次中文字で記録されるものである。
この様にしてPBFl22−3の第1行の第1走査線の
走査が完了すると垂直クロツク回路149より線カウン
タ147,148に走査線終了信号を印加して、夫々の
線カウンタを1計数アツプするものである。かかる走査
線終了信号は夫々のアドレスカウンタ124,125の
相対カウンタをクリアする信号として印加するものであ
るので、夫々のカウンタの初期アドレスは当初の状態に
復帰するものである。従つて、再びPBFl22−1よ
り第1行目の第2回目の情報を読み出し、これに続いて
PBFl22−3より第1行目の第2回目の情報の読み
出しを行い、以下かかる読み出しを続行するものである
この様にして第15走査線の読み出しが完了すると走査
線完了信号の印加により、線カウンタ147より行完了
信号が、読出し制御回路131を介してアドレスカウン
タ124に印加されて1行に相当する文字数138だけ
計数アツプし、読出し指定アドレスを第2行目の第1文
字に指定する。このとき線カウンタ148はそのままの
状態を保持しているものである。縮刷印刷ではPBFl
22中のサイズ情報として小文字サイズは無い様に(も
し有る場合はエラーとして記録しない)構成するので、
アドレスレジスタは行完了信号により138計数アツプ
する如く予め制御しておく。
従つて、第16走査線の走査においては、PBFl22
−1より第2行目の情報を読み出し、PBFl22−3
からは第1行目の情報の読み出しを実行するものである
。この様にして第990番目の走査線の走査が完了する
(この時点で第1頁と第3頁の印刷は完了する)と走査
線完了信号が夫々線カウンタ147,148に印加され
、夫々のカウンタより行完了信号がアドレスカウンタ1
24,125に印加されて、アドレスカウンタはPBF
l22−2,122−4の第1行の最初のアドレスを指
定する。即ち、PBFl22の番地は122−1〜4ま
で連続して設けられているので、ただ単に夫々のPBF
において1行相当分アドレスを進めるのみで、次の頁の
情報の読み出しに入ることが出来るものである。
上記説明においては、縮刷印刷において、PBFl22
−1〜4の夫々に1頁分の情報を格納し、計4頁分の情
報を1頁の記録紙上に記録するものであつたが、この様
に縮刷すべき4頁分の情報が磁気テープ上に有る場合は
4頁分のPBF上に読み出すものであるが、4頁に満た
なくともプログラムの終りにおいては縮刷を実行出来る
ものである。
例えば、プログラムの残りが3頁有るとすると、この3
頁分の情報をPBFl22−1〜3に読み込み第3頁目
の第34レコードの276キヤラクタがプログラムの終
了を報知するときは残りのPBFl22−4には自動的
に文字サイズとしてLを、文字情報として無効コードを
挿入するものである。この様に無効コードを挿入するこ
とによりPBFl22−4に保持されていた従前のデー
タは抹消されるので、3頁分の縮刷と1頁分のブランク
が記録紙上において形成されるものである。
この様に無効コードを挿入する為に、書込制御回路12
6には無効コード発生器を設けておき、プログラム終了
を検知したら、書込制御回路126より分配器108に
かかるコード信号を印加し、この信号をゲートを介して
PBFl22−4に書込むものである。
以上の如く本実施例によるならば、プログラムの終了時
点で4頁の情報が格納されていなかつたとしても、無効
コードを残余の部分に挿入して縮刷印刷を実行出来るも
のである。
次に、2つの文字情報を同時に読み出し、この読み出し
た情報によりビームを変調して、2つの情報を重ね合せ
て印刷する重ね印刷について詳細に説明する。
前にも述べた如く本実施例においては、PBFl2lと
122を有し、かつ夫々独立してアクセスする為のアド
レスカウンタを有しているので、両PBFより同時に情
報を読み出すことが出来るものである。
これまでは記録すべきデータをPBFl22に格納する
場合についてのみ詳記したが、前にも述べた如く、磁気
テープより読み取られたデータにおいてフアンクシヨン
が固定データであることを示している場合は、書込制御
回路126でこれを判別し、当該データの文字及びサイ
ズ情報がPBFl2lに格納されるものである。かかる
状態で次に読み出したデータが変動データであることを
指示する場合は、この変動データはPBFl22に格納
されるものであるが、読み出し制御回路131はこの変
動データが重ね合せを指示しているか否かをフアンクシ
ヨンレジスタ118の内容を判別して検知し、重ね合せ
を指示していないときは、PBFl22の変動データの
みを読み出す如く、又重ね合せを指示しているときはP
BFl2lとPBFl22の内容を同時に読み出すもの
である。説明を簡単とする為PBFl2l及びPBFl
22−1に標準密度情報が格納されているとすると、読
出し制御回路131における重ね合せ指令の読み出しに
よりアドレスカウンタ123と124が同時にかつ同期
して読出しを開始し、これまでの説明と同様に動作して
シフトレジスタ184と165に情報を格納し且つ、こ
の2つのシフトレジスタ内の情報を同期して読み出し、
この読み出した出力のオア出力を映像情報発生器で形成
し、このオア出力で変調器を制御するものであるので、
レーザビーム変調器は両PBFのオア出力により駆動さ
れるものである。
なお、ここではPBFl2l,PBFl22−1からの
個々の情報読出しについては説明しないが、かかる読出
し動作そのものは前に説明した動作と全く同じであり、
単に同時に走査線及びドツトを同期させて読出している
点においてのみ相異するものであるが、かかる制御はゲ
ート174,137に同時に制御信号を印加し、且つ、
水平クロツク発生器166,180が記録クロツク発生
器から同一のクロツク信号を受理していることにより実
行し得るものである。第19図は上述の如き重ね合せを
図示するものであり、例えば、PBFl2lにはaで示
す如く第1行の第1字目のみに大文字Aを記憶せしめて
おきPBFl22−1には第1行の第2文字目までを除
いて中文字でかつ第1行目は使用せずにbで示す如きB
と云う情報を格納せしめておいたとすると、重ね合せに
よりcに示す如き両PBFのオア出力、即ち、最初の行
がABBB・・・・・・Bより成り、他の行がBBBB
・・・・・・Bより成る各行がABB......Bよ
り成る記録を得ることが出来るものである。
なお、上記例の如く普通印刷の場合でなく、縮刷印刷に
おいても重ね合せを行うことが出来るものである。
但し、この場合はPBFl2lの文字サイズを大文字の
ときは中文字に、中文字のときは小文字に変換する如く
読出制御回路131によりデコーダ177を制御し、且
つ、PBFl32−1〜4の夫々と同期してPBFl2
lを読み出す如く、即ち、PBFl22−1の第1行の
第1走査線の読み出しと同期してPBFl2lの第1行
目の第1走査線を読み出し、次にPBFl22−3の第
1行の第1走査線の読み出しと同期してPBFl2lの
第1行の第1走査線を読み出し、次にPBFl22−1
の第1行の第2走査線の読み出しと同期してPBFl2
lの第1行の第2走査線を読み出し、と云う具合に読み
出しを行ない、シフトレジスタ165,184の出力の
オア出力で変調器を変調するものである。
第20図は上述の如き縮刷印刷の場合の重ね合せ印刷を
図示するものであり、例えば、PBFl2lには第1行
第1字目に大文字Aが、PBFl22−1〜4の夫々に
は第1行目7字目を除いて大文字のB,C,D,Eが格
納されていたとすると、第20図に示す如く、4頁の各
頁の第1行第1字としてAが、挿入されて記録されるも
のである。
なお、上記実施例においてはフリツプフロツプ285の
りセツト出力とシフトレジスタ165、もしくは180
の出力のオア出力を変調器303に印加する如く構成し
たが、前記フリツプフロツプ285よりセツト出力を導
出するならば、このセツト出力と前記シフトレジスタ1
65もしくは180の出力とのアンド出力を前記変調器
303に印加すればよいものであるので、要は両者の論
理出力により変調器303を変調すればよいものである
又、上記実施例においてはレフトマージンを規定する為
の手段としてカウンタ195、もしくは第13図に示し
た如き回路を用いたが、かかるカウンタ必要はタイマー
として動作しているものであるので、かかるカウンタを
時定数回路により形成し、トリカー入力信号の到来より
一定時間後に計時出力を導出するタイマーに代えても同
様の効果を得ることが出来るものである。かかる場合は
第11図においてカウンタ195を除去し、フリツプフ
ロツプ191のセツト出力をトリカー入力信号とし、計
時出力をアンドゲート195に印加する如く時定数回路
を含むタイマーを設け、このタイマーの前記一定時間を
前記カウンタ195が分周器192からの一定数のパル
スを計数する時間と等しくとればよい。
なお、この時定数回路を含むタイマーの該時定数を変化
させることが出来る如く構成しておくことにより、カウ
ンタ195の計数値を可変としたのと同様の効果が得ら
れるのは勿論である。又、上記実施例においては80M
[−1zの主クロツクを5MFIzに逓降する分周器1
92をビーム検出器318の出力で駆動して移動体の位
置を検出する如く成したが、本発明はかかる実施例のみ
に限定されるものではなく、例えば前記80MHzの主
クロツクと共振する5MHzの共振回路を有する !ロ
ツクドオツシレータを、前記ビーム検出器318の出力
で起動する如く成しても良いものである。
なお、この様にしてビーム位置を検出するのみならず、
記録針等の他の移動体も同様にしてその位置を検出出来
るものである。 1以上述べた如く、本発
明によるならば記録媒体上において予め定めた記録区域
においてのみ、ビームが記録媒体上に照射されるもので
あり、且つ、その区域も正確に規定出来るので、所望の
記録のみが所望の位置に正確に行なわれるものである。
さてここで、前記記録ユニツト102の制御について、
更に詳細に説明するならば、ここで問題となるのは第2
3図において228で示す感光体に継ぎ目229(有端
状感光体)が、感光体228の回転中心軸と平行に存在
する場合に、(これは(シート状感光体をドラムに巻回
固着して感光体を形成したときに形成される)いかに感
光体の所定の位置とデータ信号によるレーザ露光を一致
させるかと言うことと、さらに、感光体上に形成した像
を記録紙上に転写する転写型の電子写真においては、露
光によつて感光体上に形成された像を紙等にいかにうま
く転写するかと言うことで、シート状の転写材の時には
特に転写の位置合せが重要になつてくる。以下電子写真
プロセスを用いた実施例に従つて説明する。
まず、有端状感光ドラムを用いる第1の実施例について
、第23図、第24図に従つて述べる。
制御ユニツト101側からプリントしたい旨のプリント
信号が入力すると、停止状態にあつたドラム状感光体は
感光体駆動モータが駆動されて回転を始める。そして同
時に帯電器等が動作を始めほぼ感光体が一回転するまで
には定常な状態となり、プリント可能な条件を整え、所
定の露光開始を知らせるトツプ信号を制御ユニツト10
1側へ信号線188により出してやる。制御ユニツト1
01側で前記プリント信号と前記トツプ信号のアンド出
力(アンド出力の立土りもしくは立下り)を基準として
PBFからの情報の出力を開始する。
そして同時に感光体上に記録した情報を転写したい場合
にはペーパーフイード信号を出した紙の供給を行う。
第24図において、端子230よりプリント信号を受け
るとトランジスタQ2が導通状態となり、リレーK1が
導通すると同時にリレーK2が導通して感光体228が
回転を始めると共にトランジスタQ4,Q5が導通待期
状態となる。
第23図からも明らかとなる如く、感光体228の側部
には、別個の円周上に位置する如く、基準カム231、
紙送りカム232、スタートカム233、停止カム23
4、を夫々固定して設け、これらのカムと対応する如く
不図示の基体に固定した支持板235上において、前記
夫々のカムが位置する円周に対応して、頁トツプマイク
ロスイツチ236、紙送りマイクロスイツチ237、ス
タートマイクロスイツチ238、停止マイクロスイツチ
239を設けるものであるので、感光体228が矢印V
方向に回転すると、カムを設けた位置に応じて対応する
マイクロスイツチより出力を得ることが出来るものであ
る。
従つて、上述の如くリレーKl,K2が導通すると、先
ずマイクロスイツチ236が動作して、そして同時に感
光体上に記録して情報を転写したい場合にはペーパーフ
イード信号を出して紙の供給を行う。
第24図において、端子230よりプリント信号を受け
ると、トランジスタQ2が導通状態となりリレーK1が
導通すると同時にリレーK2が導通して感光体228が
回転を始めると共にトランジスタQ4、スイツチング素
子Q5が導通待期状態となる。
ページトツプ信号を発生させるリレーK4が導通しよう
とするがQ5が未だ導通していないのでリレーK3,K
4は未だ働かない。
感光体が約一回転してマイクロスイツチ238を動作さ
せると始めてQ5が導通状態となり、以後、トツプ信号
をマイクロスイツチ236によつて発生させて、端子6
T0P0より制御ユニツトへこのトツプ信号を送出する
。従つて、一度トツプ信号が出始めるとプリント信号が
ある間は常に感光体の一回転毎にトツプ信号は出続ける
制御ユニツト側ではトツプ信号を受けて、この信号を基
準にして前述の如くPBFからプリントデータの出力を
開始する。そして、PBFからの記録情報の読み出しを
行つた場合には、同時にペーパーフイード信号を前記主
制御回路130より送つてくる。
プリンタ側ではカムの位置に応じた所定時間にマイクロ
スイツチ237を動作させて紙供給ソレノイドSLlを
動作させようとするが、Q7が導通していないと働かな
い。
このトランジスタQ7は制御ユニツト101からのペー
パーフイードがあると始めて紙送リマイクロスイツチ2
37が有効な働きをして、ソレノイドSLlを導通させ
、紙を供給する。以上の時間的流れを示したのが第25
図である。
TOでプリント信号を入力し、感光体ドラムが約1回転
してt1で始めてトツプ信号を発生する。TOからt1
までのマイクロスイツチ236,237の出力は無効で
ある。また、プリントが終了してプリント信号が無くな
るとやはリマイクロスイツチ236,237は印刷を実
行しない空回転を終えてマイクロスイツチ239によつ
て感光体ドラムは停止する。
トツプ信号から紙供給までの時間Tpはカムの設定によ
つて定められているのでプロセススピードすなわち、感
光体ドラムの速度が変つても一定であり安定した紙の供
給がなされる。ところで実際に感光体上の像と、紙等転
写材を一致させて転写させるには次の事を考慮しなけれ
ばならない。
露光位置で露光された感光体が転写位置まで来.る時間
をTt−E1紙が供給されてから転写位置へ来るまでの
時間をTt−p1信号コントロール部がトツプ信号を受
けてから露光開始するまでの時間をTmlさらにトツプ
信号と紙供給開始の時間をTpとすると、の条件で像の
始まりと紙のトツプが一致する。
カムの設定位置によつてTpが決まり、感光体の周速度
と紙の搬送速度が同じであるとすると、Tt−Eおよび
Tt−pはプロセススピードや感光体の径等メカ的な構
造配置によつて決定される。従つてトツプ信号を受けて
すぐデータの出力を開始しようとすると、(すなわちT
m−0)Tpの調整の為にカムの設定が厳しく、精度を
要求され、それがメカ的である以上多大な困難を要する
。そこで容易に調整出来るトツプマージンの時間Tmが
有れば調整は非常に簡単である。信号コントロール部で
行つているトツプマージンの働きの実施例を示す第26
図、第27図で説明する。
第26図においてC1は単安定マルチバイブレータであ
り、Rによつてトツプマージン(記録紙土の土部におい
て形成される空白部)の長さを自由に可変と出来る。
即ち、パルス幅dのトツプ信号をトリカー信号として印
加するならば、この出力パルス幅を決定する時定数の一
部を構成するRによつて決定するパルス幅Tmを有する
トツプマージン信号を得ることが出来るものである。第
27図において最初のトツプ信号で作られたトツプマー
ジンが0Nしているのにその立下りまでに制御ユニツト
よりデータを出力する順備が出来ておらず、制御ユニツ
トより記録ユニツトに送られてくる書込指令信号WRI
TENP信号が遅れて、IC2に入力する為、IC2の
出力であるペーパーフイード信号は出されず、又同時に
データ出力、すなわちレーザ露光もなされず、第2番目
のトツプ信号より記録が開始される。トツプマージンの
時間Tmは第26図Rを調整することにより、自由に調
整出来るから像と転写材との頭合せは容易である。
以上のように有端状感光体を用いる場合は感光体が回転
゛して該感光体の特定個所が特定位置に到来したことに
より発生する基準信号(トツプ信号)を時定数を可変と
したマルチバイブレータに印加することにより実質的に
トツプ信号の幅を可変とし、トツプマージンを設けるこ
とによつて調整が非常に容易になる。
次に無端状感光体すなわち、感光体につぎ目がないエン
ドレスドラムの場合のプリンタ部コントロールについて
第2の実施例に従つて述べる。
第28図において、制御ユニツトからプリントしたい旨
のプリント信号が入力されると、プリンタ側は順備回転
をしてプリント可能な状態になるとレデイ信号を送る。
すると制御ユニツト側では記録すべきデータをPBFよ
り出力開始すると共に、開始信号であるトツプ信号を該
制御ユニツトよりプリンタ側に送る。これは主制御回路
130より読出し制御回路131に印加される読出開始
指今信号をそのまま用いることが出来るものである。
トツプ信を受けたプリンタ側ではこれを基準にして、紙
送りタイミングをコントロールする。
紙送りのタイミングのとり方を第29図で説明する。こ
れは2つの単安定マルチバイブレータIC3,IC4に
よつて行なう。第一実施例の式に当てはめるとTm−0
であるから、Tpを調整すればよい。前述の単安定マル
チバイブレータIC3は、第28図に示す如く、トツプ
信号の立上りでトリガーされ、R1を含む時定数によつ
て決定するパルス幅Tpの信号を導出するものであるの
で、トツプ信号を受けてから紙供給を始めるまでの時間
TpをIC、のR1によつて決定し、又28図ノに示す
如く紙供給をして搬送系まで送り込む時間Tfは単安定
マルチIC3と同様に抵抗R2でその時定数を可変とし
た単安定マルチによつて決定する。このTfは供給機構
によつて異なり、R2によつて調整される。このように
エンドレスの場合には主導権は信号コントロール制御ユ
ニツト側になり、感光体の位置にわずらわされることな
く、プリントが開始出来る特徴がある。
次に紙供給について更に具体的な説明を実施例!と共に
説明する。
(第30〜37図)給紙ローラ242、タイミングロー
ラ241、及び搬送ローラ240は感光ドラムと同−1
駆動系で駆動されている。
紙を供給しろという信号、ペーパーフイード信.号が入
ると、給紙ソレノイドSL1が矢印M方向に働いて給紙
制御アーム243が給紙カム244を解除するとともに
給紙カム制御クラツチ255を解放する。
給紙クラツチ255が解放されると、クラツチギア25
6の駆動が給紙カム244に伝.■?:叫中4τ療=:
T給紙ローラ242(給紙ローラ駆動軸に固定されてい
る)は、紙をタイミングローラ241へと給紙する。
ところでソレノイドSL1が働いて上下アーム257が
下がり、紙が供給され始めるとマイクロスイツチMS5
が導通し、このマイクロスイツチの導通によりソレノイ
ドSL2が働き、タイミング制御アーム258がタイミ
ングクラツチ259をロツクする。従つて給紙された紙
は停止したタイミングローラーへ送り込まれその力によ
つてタイミングローラーのところで紙の頭はそろえられ
る。タイミングローラで紙の頭がそろえられ多少余計に
押されながら、ふくれたところで、上下アーム257は
上昇を始め、紙から離れ始めるが、その時マイクロスイ
ツチMS5はOFFになり、タイミングクラツチは解放
され、タイミングローラは駆動を再開し、搬送ローラへ
と紙を送り出す。
一方給紙制御アームは給紙カムのみぞへ落るから、給紙
クラツチをロツクする。かかる信号の流れを示すのが第
33,34図である。頭そろえの時間であり、実効給紙
時間であるTfはメカ的に決定されるのでプロセススピ
ードが変つても再調整不要で安定な紙供給が行なわれる
従来は第35図のように感光体と一体動作するマイクロ
スイツチMS2によるスイツチングで動作させたり、第
36図のように外部信号で動作させたりしていたがいづ
れにしてもSL1とSL2は同時動作するため、SL1
がOFFになつた瞬間に、タイミングローラが回転を始
める。
従つてフイード信号の時間もうまく調整してやらないと
、タイミングローラでの紙の頭そろえが安定した動作と
ならない。すなわち、給紙ローラの動作に対して、タイ
ミングローラのONするのが早過ぎて、頭そろえが行な
われないとか、遅過ぎて紙をそこなうとかいつた動作を
する。本発明は基準信号を発生してこれを基準として感
光体への情報光の照射を開始し、この基準信号が発生し
てから任意に設定町能な時間Tの経過により記録媒体を
急送する給送手段を駆動するものであるので、前記時間
Tを任意に設定することにより、記録媒体の先端部に形
成する余白の大きさが極めて正確に制御可能となるもの
である。
従つて、記録紙上に於ける上部空白部であるトツプマー
ジンを自由に設定出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,Cは本発明を適用した記録装置を示すブ
ロツク線図、第2図は第1図における記録ユニツトの概
要を示す斜視図、第3図は記録ユニツトの実際の構成を
示す斜視図、第4図は記録ユニツトの記録システムを示
す為の主要部の側面図、第5図A,bは感光ドラムの表
面電位と交流除電時間の関係を示す説明図、第6図は記
録ユニツトの主要部の等価回路図、第7図A,B,Cは
記録媒体上に於いて形成した文字を示す説明図、第8図
A,Bは磁気テープ上に於ける情報の記録態様を示す説
明図、第9図は記録紙上に於いて形成される記録態様を
示す説明図、第10図Aは第1図における文字発生回路
を更に詳細に示すプロツク線図、第10図Bはビームに
より形成される文字を更に詳細に示す説明図、第11図
は第1図における記録クロツク発生器を更に詳細に示す
プロツク線図、第12図は記録クロツク発生器の動作説
明に供する信号波形図、第13図は第11図におけるカ
ウンタ195の他の実施例を示すプロツク線図、第14
図は第1図におけるアドレスカウンタ124を更に詳細
に示すプロツク線図、第15図は第1図における変更回
路を更に詳細に示すプロツク線図、第16図は第1図に
おける垂直クロツク回路を更に詳細に示すプロツク線図
、第17図は第1図における水平クロツク発生器を更に
詳細に示すプロツク線図、第18図は第1図における線
カウンタを更に詳細に示すプロツク線図、第19図A,
B,C及び第20図は重ね印刷の説明に供する説明図、
第21図は記録ユニツトにおけるビーム照射の説明に供
する記録ユニツトの主要部上面図、そして第22図は第
1図A,B,Cの配置を示す配置図、第23図は感光体
を示す斜視図、第24図は記録ユニツトにおける記録制
御5Z回路を示す回路図、第25図は感光体の回転に応
じて生ずる信号を示す波形図、第26図はペーパーフイ
ード信号形成回路で示すプロツク線図、第27図第28
図はペーパーフイード信号と他の信号の関係を示す波形
図、第29図はペーパーフイード信号を形成する回路の
プロツク線図、第30図は紙送りの説明に供するローラ
郡側面図、第31図は紙送りの説明に供するローラ郡の
斜視図、第32図は紙送りの説明に供する駆動系側面図
、第33図は紙送り制御回路図、第34図は第33図に
おける制御回路各部の波形図、第35,36図は紙送り
制御回路図である。 ここで100は情報供出ユニツト、101は制御ユニツ
ト、121,122はページバツフアレジスタ、123
,124,125はアドレスレジスタ、126は書込制
御回路、131は読出制御回路、150,182は文字
発生回路、165,184はシフトレジスタ、186は
記録クロツク発生回路、191,285はフリツプフロ
ツプ、192は分周器、195,198はカウンタ、1
96,199はアンドゲート、286は遅延回路、そし
て303は変調器、228は感光体、229は継目、2
31は基準カム、232は紙送りカム、236は頁トツ
プマイクロスイツチ、237は紙送りマイクロスイチ、
IClは単安定回路、C3は単安定回路、SLl,SL
2はソレノイドである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定速度で移動する感光体の周囲の固定した位置に
    前記感光体に露光を行う露光手段及び前記露光により形
    成された画像を記録媒体上に転写する転写手段を設け、
    前記露光手段により前記感光体に情報を有する情報光を
    照射して前記感光体上に画像を形成し、給送手段により
    給送されてある速度で移動する予め定められた大きさの
    記録媒体上にこの形成した画像を前記転写手段により転
    写する記録装置において、基準信号を発生する基準信号
    発生手段、前記基準信号発生手段で基準信号が発生して
    から任意に設定可能な時間Tの経過を計時する計時手段
    を設け前記基準信号発生手段で発生した基準信号を基準
    として前記感光体に前記情報光の照射を開始すると共に
    、前記計時手段の出力により前記給送手段を駆動するこ
    とにより、前記記録媒体の先端部に形成する余白の大き
    さを制御可能としたことを特徴とする記録装置。
JP50018529A 1975-02-13 1975-02-13 記録装置 Expired JPS5945982B2 (ja)

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