JPS6112574B2 - - Google Patents

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JPS6112574B2
JPS6112574B2 JP50023551A JP2355175A JPS6112574B2 JP S6112574 B2 JPS6112574 B2 JP S6112574B2 JP 50023551 A JP50023551 A JP 50023551A JP 2355175 A JP2355175 A JP 2355175A JP S6112574 B2 JPS6112574 B2 JP S6112574B2
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JP50023551A
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Takashi Kitamura
Asao Watanabe
Katsumi Masaki
Takashi Nakano
Kazuhiro Hirayama
Koji Sato
Taisuke Tokiwa
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Canon Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は複数の走査線により記録媒体上に文字
等の情報を記録する記録装置に適用するに適した
番地指定装置に関するものである。 レーザビーム等により記録媒体上を走査し、こ
のビームを情報蓄積装置より読み出した文字情報
により変調して、記録を行なう記録装置において
は複数の走査線による文字情報を記録媒体上に記
録するものであるので、同一の情報をくり返して
複数回読み出す必要がある。 従つて、上述の如き記録装置における情報蓄積
装置の情報読出し区域を指定する番地指定装置は
一つの文字を記録するのにビームがくり返して走
査するのに対応して情報蓄積装置よりくり返して
情報を読み出すのに適したものでなければならな
い。 本発明はかかる要求を満たすものにして、ビー
ムの1走査により読み出すべき複数の文字数を計
数する計数回路を設けることにより、この計数回
路をクリヤするのみで初期状態、即ちビーム走査
開始位置とすることが出来る番地指定装置を提示
するものである。 以上、詳細に述べた如く本発明の実施例に示し
た如くドツト走査により記録媒体を複数回走査す
ることにより、記録媒体上に情報蓄積装置より読
み出した情報を記録する記録装置においては、ド
ツト走査の完了と同期してクリヤ信号を印加する
のみで指定番地を再びドツト走査開始位置におい
て読み出すべき情報の番地とすることが出来るも
のであるので極めて容易にくり返し情報の読み出
しが出来るものである。 以下本発明をレーザービームにより記録媒体上
を走査して情報を記録する記録装置を実施例とし
て詳細に説明する。 第1図は記録装置の概要を示すブロツクダイア
グラムであり、具体的構成としては、磁気テープ
の如き装置より成り記録すべき情報を導出する情
報供出ユニツト100、該情報供出ユニツト10
0から得られた記録すべき情報を記録に適する如
く制御する制御ユニツト110、及び該制御ユニ
ツト110より送出されてきた情報を記録媒体上
に記録する記録ユニツト300より成るものであ
る。 本実施例においてはこの記録ユニツト300と
して、記録情報により変調したレーザービームに
より感光体を走査して潜像を感光体上に形成し、
かかる潜像上にトナーを付着せしめ、このトナー
を記録紙上に転写する記録装置を用いたもので、
先ずかかる記録ユニツトについて詳細に説明す
る。 〔記録ユニツト〕 第2図及び第3図は記録ユニツト300に含ま
れる記録装置の概要を示す斜視図及び、実際の装
置の概要を示す斜視図であるが、これらの図にお
いて、レーザー発振器301より発振されたレー
ザービームは、反射ミラー302を介して変調器
303の入力開口に導かれる。反射ミラー302
は装置のスペースを小さくすべく光路を屈曲させ
るために挿入されるもので、必要なければ除去さ
れるものである。 変調器303には、公知の音響光学効果を利用
した音響光学変調素子又は、電気光学効果を利用
した電気光学素子が用いられる。 変調器303において、レーザビームは入力信
号に従つて強弱の変調を受ける。 また、レーザー発振器301が半導体レーザー
の場合、あるいはガスレーザ等においても電流変
調が可能な型、あるいは、変調素子を発振光路中
に組み込んだ型の内部変調型のレーザを使用する
にあたつては、変調器303は省略され直接ビー
ムエキスパンダー304に導かれる。 変調器303からのレーザビームはビームエキ
スパンダー304により平行光のままビーム径が
拡大される。さらに、ビーム径が拡大されたレー
ザビームは、鏡面を1個ないし複数個有する多面
体回転鏡305に入射される。多面体回転鏡30
5は高精度の軸受(例えば、空気軸受)に支えら
れた軸に取り付けられ、定速回転(例えば、ヒス
テリシスシンクロナスモータ、DCサーボモー
タ)のモータ306により駆動される。多面体回
転鏡305により、水平に掃引されたレーザビー
ム312はf−θ特性を有する結像レンズ307
により、感光ドラム308上にスポツトとして結
像される。一般の結像レンズでは、光線の入射角
がθの時、像面上での結像位置rは、 r=f・tanθ ……………(1) (f:結像レンズの焦点距離)なる関係があり、
本実施例のように、一定速の多面体回転鏡305
により反射されるレーザビーム312は結像レン
ズ307への入射角が、時間と共に一次関数的に
変化する。従つて像面たる感光ドラム308上で
の結像されたスポツト位置の移動速度は、非直線
的に変化し一定ではない。すなわち、入射角が大
きくなる点で移動速度が増加する。従つて、一定
時間間隔でレーザビームをONにして、スポツト
列を感光ドラム308上に形成すると、それらの
間隔は両端が中央部に比較して広くなる。この現
像を避けるたるめ、結像レンズ307は、 r=f・θ …………(2) なる特性を有すべく設計される。 この様な結像レンズ307をf−θレンズと称
する。さらに、平行光を結像レンズ307でスポ
ツト状に結像させる場合、そのスポツト最小径
dminは、 dmin=fλ/A …………(3) 但し f:結像レンズの焦点距離 λ:用いられる光の波長 A:結像レンズの入射開口 で与えられ、f、λが一定の場合Aを大きくすれ
ばより小さいスポツト径dimnが得られる。先に
述べたビームエキスパンダー304は、この効果
を与えるために用いられる。従つて、必要な
dimnがレーザ発振器のビーム径によつて得られ
る場合には、ビームエキスバンダー304は省略
される。ビーム検出器318は小さな入射スリツ
トと、応答時間の速い光電変換素子(例えば、
PINダイオード)から成る。ビーム検出器318
は、掃引されるレーザビーム312の位置を検出
し、この検出信号をもつて、感光ドラム上に所望
の光情報を与えるための変調器303への入力信
号のスタートのタイミングを決定する。これによ
り、多面体回転鏡305の各反射面の分割精度の
誤差及び、回転ムラによる水平方向の信号の同期
ずれを、大巾に軽減でき、質の良い画像が得られ
ると共に、多面体回転鏡305及び駆動モーター
306に要求される精度の許要範囲が大きくな
り、より安価に製作できるものである。 上記のごとく、偏向、変調されたレーザビーム
312は、感光ドラム308に照射され、電子写
真処理プロセスにより顕像化された後、普通紙に
転写、定着され、ハードコピーとして出力され
る。 次に印刷部319について第4図をも参照しつ
つ説明する。 本実施例に適用される電子写真プロセスの1例
として本出願人の特公昭42−23910号公報に記載
のごとく、導電性支持体、光導電性層および絶縁
層を基本構成体とする感光ドラム308の絶縁層
表面を、第1のコロナ帯電器309によりあらか
じめ正または負に一様に帯電し、光導電性層と絶
縁層の界面もしくは、光導電性層内部に前記帯電
極性と逆極性の電荷を捕獲せしめ、次に前記被帯
電絶縁層表面に前記レーザビーム312を照射す
ると同時に、交流コロナ放電器310による交流
コロナ放電を当て、前記レーザビーム312の明
暗のパターンに従つて生ずる表面電位の差による
パターンを、前記絶縁層表面上に形成し、前記絶
縁層表面全面を一様に露光し、コントラストの高
い静電像を前記絶縁層表面上に形成し、さらには
前記静電像を荷電着色粒子を主体とする現像剤に
て現像装置313により現像して可視化した後、
紙等の転写材311に前記可視像を内部もしくは
外部電界を利用して転写し、次に赤外線ランプ、
熱板等による定着手段315によつて転写像を定
着して電子写真プリント像を得る。一方転写が行
われた後、前記絶縁層表面をクリーニング装置3
16によりクリーニングして残存する荷電粒子を
除去し、前記感光ドラム308を繰り返し使用す
るものである。 なお、314は転写用コロナ放電器、317は
ポストコロナ放電器であり、各図における同一番
号は同一部材を示すものである。 次に、あらかじめ一様に帯電された感光体の絶
縁層表面の電荷を、交流コロナ放電により減衰せ
しると同時にレーザ光の照射を行つた場合の感光
体で起る現象について第5図を参照しつつ詳細に
説明する。 第5図は、感光体の絶縁層表面の表面電位の変
化の状態を示したものである。 第5図aは、交流コロナ放電の交流の周波数が
比較的低い場合を示す。前記絶縁層表面の交流除
電時の電位は、交流電圧の位相の違いにより実線
で示したカーブと点線で示したカーブの中間の値
を取り得る。ところが、レーザ光の照射は感光体
の特定場所については非常に短い時間、例えば本
実施例においては150ナノセカンドである。この
ため、レーザ光が照射される時の前記絶縁層表面
の電位の違いにより、全面露光後に得られる静電
像の電位が、前記レーザ光の照射量が一定である
にもかかわらず、一定にならなくなる。 従つて現像した顕像に交流の周波数に同期した
ムラを生ずることとなる。この現象は、複写機等
への応用の場合には、交流除電領域の全域にわた
つて露光が行われるため、位相の影響が平均化さ
れ、現われない。 このムラの現象を除くために、交流除電の周波
数を上げてやると(第5図b)、全体の除電時間
は変化せず、前記絶縁層表面電位の交流周波数に
同期した変動の振巾が減少する。従つてレーザ光
照射時の前記絶縁層表面の電位の差が少なくな
り、前記顕像のムラが実用上無視できる程度とな
る。この事は第6図に示す等価回路により説明さ
れる。第6図においてEは、交流コロナ放電器の
放電電極に印加される電圧、Rcは放電電極と感
光体間のコロナ電流が流れる際の抵抗、Cpは感
光体を容量のみの負荷とみなした時の感光体の静
電容量を示す。 この時、一次帯電による交流除電に入る直前の
絶縁層表面の電位をV0、交流コロナ放電電極に
印加される電圧をE=E0 cos(wt+θ)とする
と、交流除電中の前記絶縁層表面の電位Vpは、 φ=tan-1(1/WCpRc) で表わされる。 (4)式より除電時間は右辺の第2項で与えられ、
その時定数はCpRcである。 また、交流コロナ放電の周波数に起因する変動
の振巾は第1項より
〔第7図の説明〕
後で詳細に説明するが本装置においてはある文
字を小、中、大の3種の大きさで描くことが出来
るものであるが、文字のパターンは第7図に示す
ようにマトリツクス状に配置されたドツトにより
構成されており、小文字は第7図Aに示す如く7
×9のドツトを選択することにより描かれ、(即
ち、9本の走査線により描かれ)、かつ該小文字
の上部には6走査線に相当する空白部を、該文字
の右には2ドツトに相当する空白部を有するもの
であり、かかる空白部を含めたものが小文字1字
の情報を出力するに必要なスペースとなるもので
ある。中文字は第7図Bに示す如く14×18のドツ
トを選択することにより描かれ、(即ち、18本の
走査線により描かれ)、かつ、該中文字の上部に
は12走査線に相当する空白部を、該文字の右には
4ドツトに相当する空白部を有するものであり、
かかる空白部を含めたものが、中文字1字の情報
を出力に必要なスペースとなるものである。 大文字は第7図Cに示す如く、36×28のドツト
を選択することにより描かれ、(即ち、36本の走
査線により描かれ)かつ、該大文字の上部には24
走査線に相当する空白部を、該文字の右には8ド
ツトに相当する空白部を設けて成るものであり、
かかる空白部を含めた60×36ドツトに相当するス
ペースが大文字1字の情報を出力するのに必要な
るスペースと成るものである。但し、この大文字
は、後に詳記する如く、文字発生器の構成を簡略
化する為、中文字発生器と同じ文字発生器を用い
中文字の1ドツトを4ドツトとして使用するもの
であるので、文字の解像度としては中文字と同じ
ものである。 記録ユニツト300の概要は上述の如きもので
あるが、再び第1図にもどり、情報供出ユニツト
100、制御ユニツト110について詳記する。 〔情報提供ユニツト〕 前記情報供出ユニツト100は必ずしも上に述
べた如く磁気テープに限られるものではなく、そ
の他の記憶装置、もしくは電子計算機それ自体で
もよく、要は記録すべき情報を導出出来るもので
あれば何でもよいものであるが、かかる情報供出
ユニツト100からは、記録ユニツトにおいて記
録すべき情報をコード化した信号、及び制御信号
が導出されるものである。かかる情報は磁気テー
プ(図示せず)上において、 第8図の如き形式で収納されているものであ
る。 即ち、標準密度では第8図Aに示す如く磁気テ
ープ上において情報はブロツク単位で記憶せしめ
るものであるが、この1ブロツクは更に34の単位
区域(レコード)より成るものであり、この1レ
コードは更に276キヤラクタより構成されている
もので、この1ブロツクが第9図Aに示す如く、
記録紙103上において中文字で1行に136字、
及び縦方向に66行より成る1頁に相当する情報を
記憶しているものである。 更に詳しく述べるならば、第1レコードは制御
信号を記憶せしめる区域であり、第1〜3キヤラ
クタには後述のID情報を、第4キヤラクタには
後述のフアンクシヨン情報を、第5キヤラクタに
はモード情報を、第6、7キヤラクタにはマルチ
コピー情報を、第8キヤラクタには縮刷情報を記
憶せしめ、第1レコードの第9〜第276キヤラク
タには、何の意味ある情報も記憶せしめないもの
である。 この様に第1レコードには制御情報のみを記憶
せしめるものであるが、第2〜第34までの夫々の
レコードには、記録ユニツト300において記録
すべき文字や記号等(以下文字と言う)の情報
(以下文字情報と言う)と、行毎に該文字の大き
さを指示する為の文字サイズ情報(以下サイズ情
報と言う)を含んでいるものである。具体的には
あるレコードの第2〜137キヤラクタには記録紙
103上に於いて1行を構成する136の文字情報
をコード化して格納し(第138キヤラクタはブラ
ンクスペース)、第1キヤラクタには前記第2〜
137キヤラクタに格納した文字情報を記録ユニツ
ト300で記録する時、その文字の大きさを1行
分一括して指示するサイズ情報を格納し、第140
〜275キヤラクタには、同様に136の文字情報をコ
ード化して格納し(第276キヤラクタはブランク
スペース)第139キヤラクタには前記第140〜275
キヤラクタに格納した文字又は記号の大きさを一
括して指示するサイズ情報を格納するものであ
る。 なお第2〜第34レコードにおいて第276キヤラ
クタはブランクとして説明したが、第34レコード
の第276キヤラクタには頁終了信号を記憶せしめ
ると共にプログラムの終了を報知する信号をも含
むものである。 従つて1つのレコードには、中文字2行分の文
字又は記号情報と夫々の行に於ける文字又は記号
情報の記録時の大きさを指示する文字サイズ情報
が収納されていることになり、かかるレコードの
33個により第9図Aの如き1頁分の情報を格納出
来るものである。 第8図Bは高密度に記録すべき情報の格納形式
(以下高密度形式と言う)を示すものであるが、
かかる場合は第2〜第34レコードの第2〜273キ
ヤラクタには272字の文字又は記号情報が格納さ
れ、第274〜276キヤラクタがブランクとなつてお
り、第1キヤラクタに第2〜273キヤラクタに格
納した文字サイズを指定する情報を格納している
点を除いては、第8図Aについて述べたのと同様
の構成により成るものである。 かかる高密度情報は第9図Bに示す如く、A4
サイズの記録紙103上に小文字で一行に272文
字、及びかかる行を132行設けるものであるの
で、4ブロツクにてA4サイズ1頁分の情報と成
るものである。 なお、頁の最後の行に相当するレコードの第
276キヤラクタには頁の終りであることを報知す
る為のエンドマークを格納するものである。 なお、第8図Aに示した如き情報記録形態で文
字サイズが大文字を指定している場合は、各レコ
ードにおいて、第2〜69、第140〜207キヤラクタ
の文字情報のみを印刷に関与する有効情報として
扱い、第70〜137、第208〜275は印刷しないもの
である。 本実施例においては上述の如き制御信号を有す
るわけであるが、かかる信号により以下の如き指
示を行うことが出来るものである。 即ち、モード情報は文字情報が第8図Aに示す
如く標準密度であるか、第8図Bの如く高密度情
報であるかを指示し、フアンクシヨン情報は記録
すべき情報が固定データであるか変動データであ
るかを指示する。ここで固定データとは2つの情
報を重ね合せて1頁に記録するとき各頁に共通に
用いるデータを言う。従つてある情報と他の情報
を重ね合せて印刷した後は、両データとも不要と
する場合は2つのデータのいずれを固定データ、
変動データとしてもよいが、例えば内容の同一な
る本文の夫々に異つた複数の宛先を合せて記録す
るとき等の場合には、本文が固定データとなり宛
先が変動データとなるものである。なお、重ね合
せを要しないデータは変動データとする。更に変
動データであることを指示するときは、固定デー
タと重ね合わせるべきか否かを指示する信号を含
むものである。縮刷情報は4頁分の情報(必ずし
も4頁に限ることはなく複数であればよい)を出
力紙1頁に縮刷(以下かかる印刷形態を縮刷印刷
と言う)すべきか、それとも1頁分の情報を1頁
に印刷(以下普通印刷と言う)してよいかを指示
するものである。 なおID情報はあるプログラムの固有番号を示
すものであり、あるプログラムがnブロツクより
成るときはこの最初のブロツクにのみ設けられて
いるものであり、特定プログラムより印刷を開始
する場合このプログラムを指定する手段として用
いられる。 又マルチ情報はコピー枚数を指定するものであ
る。 磁気テープ上には第8図に示した如きブロツク
単位の情報の多数が記憶されているものであるの
で、制御ユニツト110の磁気テープ制御回路1
04から磁気テープ制御線105上に制御出力を
印加して、磁気テープからの情報の読み出しを制
御することにより、出力線106上に読み出した
情報を得るものである。 なお、前記磁気テープ制御回路104は磁気テ
ープ上の情報をブロツク単位で読み出す如く制御
するものであり、当該ブロツクにおいて情報は第
1レコード側により導出されるものである。 前述の如く文字情報は磁気テープ上でコード化
された情報として記憶されており、本実施例にお
いてはかかるコードとしてEBICDICコードを用
いているので、かかるコードをASC11コードに
変換すべく、前記出力線106上の情報をコード
変換器107に印加する。なおこのコード変換器
107は、磁気テープ上に記憶するコードに応じ
て、又制御ユニツト110において使用するコー
ドに応じて省略及び変更し得るのは勿論である。 この様にしてASC11コードに変換した情報は
分配器108に印加するが、この分配器108は
サイズ情報及び記録すべき情報と制御信号とを分
類して、サイズ情報及び記録情報を信号線109
上に導出し、ID信号は信号線110を介してID
レジスタ115に記憶せしめ、マルチ信号は信号
線111を介してマルチレジスタ116に記憶せ
しめ、モード信号は信号線112を介してモード
レジスタ117に記憶せしめ、フアンクシヨン信
号は信号線113を介してフアンクシヨンレジス
タ118に記憶せしめ、縮刷信号は信号線114
を介して縮刷レジスタ119に記憶せしめるもの
である。 前記サイズ情報及び文字情報はゲート120を
介してページバツフアレジスタ(以下PBFと言
う)121もしくはPBF122に格納するもので
あるが、このPBF121は前記固定データの記憶
に供するレジスタであり、前記1ブロツクの情報
を記憶出来る容量、(約9Kバイト)を有し、PBF
122は前記変動データの記憶に供するレジスタ
であり、夫々が前記PBF121と等しい記憶容量
を有する4つのレジスタPBF122−1〜122
−4より成り、容量が約36Kバイトの記憶装置で
あり、必要なアクセスタイムを満足するランダム
アクセスメモリ(RAM)であれば何でも良いが
本実施例においては半導体メモリを使用している
ものである。 前記PBF121とPBF122はアドレスカウン
タ123及び124,125を独立して持つてい
るものであるので、両PBFを同時に読み出すこと
も出来るものである。 なお前記PBF122は2つのアドレスカウンタ
124,125を有しているが、アドレスカウン
タ124はPBF122−1〜122−4への記録
情報の書込み及び読み出しを制御し、アドレスカ
ウンタ125はPBF122−3,122−4から
の記憶情報の読み出しを制御するものである。こ
の様に複数のページバツフアを設けることによ
り、複数のPBF上の記録情報を同時に読み出して
1つの記録紙上に2つの情報を重ねて記録するこ
とも出来るし、PBF122の中に格納されている
4頁分の情報を小さな文字で1頁に記録すること
も出来るものである。 前述の如くサイズ情報及び文字情報はPBF12
1、もしくはPBF122に格納されるものである
が、この判別は書込制御回路126よりゲート1
20に印加されるゲート信号によつて制御される
ものである。 前記レジスタ117〜119の出力は書込制御
回路126に印加され、ここで前記ゲート120
を制御するゲート信号を形成するものであるが、
この3つの命令信号の組合せは以下の如く8種類
有るものである。 但し変動データを指示する場合は、固定データ
と重ね合せて読み出すことを指示する場合と、指
示しない場合の2種が有るものである。 (1) 固定データ、標準密度、普通印刷 (2) 固定データ、標準密度、縮刷印刷 (3) 変動データ(重ねる)、標準密度、普通印刷 (4) 変動データ(重ねる)、高密度、普通印刷 (5) 変動データ(重ねる)、標準密度、縮刷印刷 (6) 変動データ(重ねない)、標準密度、普通印
刷 (7) 変動データ(重ねない)、高密度、普通印刷 (8) 変動データ(重ねない)、高密度、縮刷印刷 その他の組合せはエラー。 この様な命令信号において、前記(1)の場合は
PBF121へ、(2)の場合は、PBF121へ、(3)の
場合はPBF122−1へ、(4)の場合はPBF122
−1〜4へ、(5)の場合はPBF122−1〜4へ、
(6)の場合はPBF122−1へ、(7)の場合はPBF1
22−1〜4へ、そして(8)の場合はPBF122−
1〜4へ夫々サイズ、文字情報が書込まれる如く
前記ゲート信号を形成するものである。 この様にしてPBF121、もしくはPBF122
に印加された情報は書込制御回路126から信号
線127,128により印加される書込制御信号
により制御されるアドレスカウンタ123,12
4により順次PBF121,122内に格納される
ものである。 なお書込制御回路126で、ある頁の制御信号
が縮刷印刷を指示していることを判別した場合
は、連続して4頁分の情報をPBF122−1〜1
22−4へ読み込む如く制御するものである。但
し、ある1つのプログラムが4つのPBFを満たす
ことなく終了するときは、このプログラムを終了
する頁の読み取りまでしか読み取られず、従つて
かかる場合は4頁以内と成る可能性を有するもの
である。 前記フアンクシヨン信号には、1〜3までの3
つの態様を有し、フアンクシヨン1(以下F1
記す)では固定データ(後に詳記するが重ね合せ
印刷のときの枠や書簡の本文等の情報)であるこ
とを示し、F2は変動データであることを示して
印刷に際しては固定データと共に印刷すべきこと
を示し、F3は変動データであることを示して印
刷に際してはこの変動データのみを印刷すること
を示すものである。 前記モード信号はN、Pの2つの態様を有し、
NはA4頁に136字×66行の印字を行なう為の標準
情報であることを示し、PはA4頁に272字×132
行の印字を行なう為の高密度情報であることを示
すものである。 前記縮刷信号はSとCの2つの態様を有し、S
はページバツフア内の情報を縮刷しないで印刷す
る通常印刷を有し、Cは4つのページバツフア内
の情報を縮刷して1頁として出力することを示す
ものである。 〔書込制御回路26〕 第23図によりかかる書込制御回路126の一
部を更に詳細に説明するならば、図に於いて点線
で囲撓した個所は第1図における書込制御回路1
26に対する個所であり、ここには前記フアンク
シヨンレジスタ118の前記状態1、2、3、の
出力、モードレジスタ117の前記状態N、Pの
出力、縮刷レジスタ119の前記状態S、Cの出
力を印加するアンドゲート1〜7を設け、前記ア
ンドゲート2,3の出力を印加するオアゲート
8、及び前記アンドゲート4〜7の出力を印加す
るオアゲート9を設けることにより、前記アンド
ゲート1からは前記PBF121への書込みを指示
する信号を得、前記オアゲート8からはPBF12
2−1への書込みを指示する信号を得、そして前
記オアゲート9からはPBF122−1〜4への書
込みを指示する信号を得ることが出来るものであ
る。 10で示すのは前記情報供出ユニツト100の
一種であるところの磁気テープであるが、この磁
気テープ10からは前記情報信号をキヤラクタ毎
に並列に導出すると共に基準パルスCLを導出す
るものであるので、かかる基準パルスCLをカウ
ンタ11に印加して、計数することにより、磁気
テープ10より読み出された情報量を検知出来る
ものである。 即ち、このカウンタ11は276キヤラクタを計
数するカウンタ11−1と、34レコードを計数す
るカウンタ11−2と、4ブロツクを計数するカ
ウンタ11−3を縦続接続して成るものであるの
で、カウンタ11−1の出力線12上の出力信号
により276番目のキヤラクタを検知出来、カウン
タ11−2の出力線13上の出力信号により1頁
分の情報、即ち34レコードの情報が読み出された
ことを検知出来、カウンタ11−3の出力線14
上の出力信号により4頁分の情報、即ち4ブロツ
クの情報が読み出されたことを検知出来るもので
ある。従つて、前記出力線を前記フアンクシヨン
レジスタ118の状態“1”を導出する信号線1
5と共にアンドゲート1に印加することにより、
該アンドゲート1よりPBF121への書き込みを
停止せしめて、後述の読出制御回路131により
PBF、121から書込んだ情報の読出しを指令す
るための主制御回路130への制御信号を導出す
ることが出来るものである。 又前記オアゲート8の出力とカウンタ11−2
の出力をアンドゲート16に印加することによ
り、該アンドゲートよりPBF122−1への書込
みが終了したことを報知出来るものであるので、
前記アンドゲート1の出力と同様に主制御回路1
30へ印加することが出来るものである。 又前記オアゲート9の出力とカウンタ11−3
の出力をアンドゲート17に印加することによ
り、該アンドゲート17よりPBF122−1〜4
への書込みが終了したことを報知出来るものであ
るので前記アンドゲート1の出力と同様に主制御
回路130へ印加することが出来るものである。 前記磁気テープ10よりキヤラクタ毎に並列に
読み出した情報は、信号線18によりゲート2
0,19を介してPBF122−1〜4もしくは
PBF121へ送出するものであるが、かかるゲー
ト19,20には前記信号線15上の信号をゲー
ト制御信号として印加し、かつ又PBF122−1
〜4のアドレスカウンタ124、PBF121のア
ドレスカウンタ123に印加しているものである
ので、(但しゲート19へはインバートした後印
加してある)信号線15上に高レベル信号が有る
とき、即ちレジスタがPBF121への書込みを指
示しているときはゲート20を開けてPBF121
へ磁気テープ10より読み出した情報を印加する
と共に、アドレスカウンタ123を動作状態とな
さしめて順次情報をPBF121へ書込み信号線1
5上に低レベル信号が有るとき即ちレジスタが
PBF122への書込みを指示しているときは、ゲ
ート19を開けてPBF122へ磁気テープ10よ
り読み出した情報を印加すると共にアドレスカウ
ンタ124を動作状態となさしめて、順次情報を
PBF122へ書込むものである。 なお、かかるアドレスカウンタ123,124
は主制御回路130より書込み停止の為の制御信
号を印加されているものであるので、前述のアン
ドゲート1,16,17の出力が導出され、所定
量の情報が書込まれることにより、アドレスカウ
ンタはその動作を停止するものである。 即ち、アンドゲート1より出力が導出されるこ
とによりPBF121への書込みが停止され、アン
ドゲート16より出力が導出されることにより、
PBF122−1への書込みが停止され、アンドゲ
ート17より出力が導出されることによりPBF1
22−1〜4への書込みが停止されるものであ
る。 なお、本実施例においては、あるプログラムの
頁の終了を検知したときは、以後は書込制御回路
126内のブランクコード発生回路21より発生
せしめたブランクコード(以後Bコードと記す)
を、PBFに印加するものであるが、これは前記カ
ウンタ11−1,11−2の出力をアンドゲート
22に印加して、該アンドゲート22により頁の
終りのキヤラクタ期間を検知し、この検知出力で
ゲート23を開けて信号線18上の信号を、ある
プログラムの終了した頁の第276番目のキヤラク
タに格納されているエンドマークを検知する為、
エンドマーク検知回路24に印加し、この検知出
力をラツチした出力でゲート25,26を制御す
るものである。 即ち、ゲート26にはインバートした前記検出
出力を印加する如く成すことにより、検出出力が
無い時はゲート26が開いて、ゲート25が閉じ
る如く、又検出出力が有る時はゲート26が閉じ
てゲート25が開く如く制御することにより、エ
ンドマークを検出した後はBコードがPBFに送り
込まれることとなる。 これは主として縮刷印刷の時を考慮して形成さ
れた回路であり、例えば縮刷レジスタがC状態に
有り、PBF122に3頁相当の情報が送られたと
ころであるプログラムが終了してしまつたとした
とき残りの1頁にBコードを格納することにより
縮刷印刷を実行せしめんとするものであり、要は
予め定めた量の情報が(本実施例においては4頁
相当分)送られなかつたときでも縮刷を実行せし
めんとする為のものである。 なお、この様にBコードを発生せしめたときは
前記カウンタ11によつてPBFに4頁分の情報
(Bコードも含む)が格納されたか否かを検知す
ることが出来ないので、前記アドレスカウンタ1
24の内容を監視して4頁分の情報がPBF122
に検納されたか否かを検知する縮刷頁書込終了検
知回路27を設け、4頁分の情報が書込まれたこ
とにより出力線28より出力を導出する如く成
し、前記アンドゲート17の出力と共に主制御回
路130に印加する如く成すことにより、Bコー
ドを所定定量まで格納出来るものである。 以上の如くPBFへの情報の格納が終了したら信
号線129により、主制御回路130に書込終了
信号を印加し、この書込終了信号の印加により主
制御回路130より、読出制御回路131に信号
線132により読出指令信号を与える。 次にかかる情報を読み出し、印刷する訳である
が、例えば前述の(6)で述べた如き制御信号、即
ち、変動データ(重ねない)、標準密度、普通印
刷の制御信号を有した情報の文字及びサイズ情報
が、PBF122−1に記憶されている状態につい
て述べるならば、読出制御回路131には前述の
レジスタ117〜119の情報が信号線133〜
135により印加されているものであるので、こ
こで記録情報がPBF122−1に格納されている
ことを判別して、信号線136によりアドレスカ
ウンタ124にPBF122−1の読出しを指令す
るものである。 〔アドレスカウンタ123〕 ここでアドレスカウンタ123について第14
図をも参照にして詳細に説明するならば、このア
ドレスカウンタはPBF上での各行の先頭アドレス
を計数する基準カウンタ205と、各行上での相
対的文字位置を計数する相対カウンタ206の2
つを有し、この2つのカウンタ205,206の
内容をレジスタ207で加算してこの加算出力に
より、PBF121上のアドレスを指定するもので
ある。 さらに詳しく述べるならば、基準カウンタ20
5はカウンタを構成する複数の記憶要素の夫々の
出力を並列に導出する出力端子211を有し、か
つ、ある行の走査の全てが完了したことを報告す
る行完了信号を印加する為の端子212及びある
頁の印刷の開始に先立ち前記基準カウンタ205
の内容をクリヤするクリヤ端子213を有して成
る。 又相対カウンタ206はカウンタを構成する複
数の記憶要素の夫々の出力を並列に導出する出力
端子218を有し、かつ、ある1つの文字の走査
が完了したことを報知する桁終了信号を印加する
為の端子215及びある走査線の走査が完了した
とき発生する走査線終了信号を印加して前記相対
カウンタ206の内容をクリヤするクリヤ端子2
16を有して成るものである。 前記出力端子218はレジスタ207の下位桁
を構成する記憶要素に並列に接続し、前記出力端
子211はレジスタ207の上位桁を構成する記
憶要素に並列に接続するものである。 更に詳しく述べるならば、前記下位桁の桁数は
一行に格納される文字数NCを計数するに要する
桁数でかつ、上位桁のLSDに1ビツトたてたとき
レジスタ207全体としては前記NCが加算され
た数値となる如く設定し、上位桁の桁数は1頁に
含まれる行数を計数し得ればよいものである。 従つて、1つの桁終了信号が端子215より印
加されたときは、レジスタ207の計数値は1上
昇し、1つの行完了信号が印加されたときは、1
つの行に含まれる文字数NCに等しい数レジスタ
207の計数値は上昇する。 要するに、前記レジスタ207は加算器として
動作しているものである。 アドレスカウンタ123は上述の如き構成より
成るものであるのであり、PBF121の読み出し
を実行する前にカウンタ205,206はクリヤ
されるので、加算器として働くレジスタ207の
出力は0となり0番地、即ち、ある頁の第1行目
の第1番目の文字情報の番地を指定する。 この読み出しが完了したら、桁完了信号が印加
されて、相対カウンタ206の内容に1加えられ
るので、レジスタ207の出力は1となり第1行
目の文字の番地を指定する。 以下同様に読み出しを続けたNC文字読み出し
たら(レジスタ207の出力がNC−1となつた
ら)、第1桁目の第1回の読み出しが完了したこ
とになるので、(後に詳しく述べる如く、本実施
例においては、複数mの走査線により、1行の文
字が形成されるので、1行の印刷を完了させる為
には、m回同一行の情報を繰返し読出さなければ
ならない)走査線終了信号が発生して相対カウン
タ206をクリヤする。 従つてレジスタ207の出力は再び“0”にな
り前述の如くしてm文字読み出したら、再び走査
線終了信号が発生する。この様な動作をくり返し
てm回目の走査線終了信号が導出されると同時
に、行完了信号が基準カウンタ205の端子21
2に印加されるので、カウンタ205によりレジ
スタ207の内容にNCが加算され、その出力は
NCとなる。 このNCは第2行目の第1番目の文字を格納し
た番地であるので、第1番目の文字を読み出し、
かかる読み出しの完了により印加される桁完了信
号によりレジスタ207の出力はNC+1となり
第2行目の第2番目の文字の番地を指示する。 以下同様にしてくり返しレジスタ207の出力
が2NC−1となつたら、走査線終了信号が印加さ
れ再びNC番地からNC+1、………2NC−1と言
う番地指定をくり返し、第2行目において走査線
終了信号がm回導出されると同時に基準カウンタ
の内容が2NCになり、相対カウンタ206の内容
が0となり第3行目の読み出しをくり返す。 以上の如き読み出しをくり返すことにより、1
頁に相当する情報を読み出すものであるが、この
様に基準カウンタと相対カウンタを用いたので、
同一行の文字情報をくり返して読み出すに際して
も単に相対カウンタをクリヤすればよく、読み出
し制御が極めて簡単となるものである。 なお、ここではアドレスカウンタ123のみに
ついて詳記したが、アドレスカウンタ124,1
25も全く同様に構成されているものであり、ア
ドレスカウンタ123に関連して第14図の図を
用いるときは、第14図に於いて用いた番号に
(−1)の添文字を、アドレスカウンタ125に
関連して用いるときは添文字(−2)を付して用
いる。138,139はサイズラツチであり、1
行に記録すべき文字情報の各行の最前部に記憶さ
れているサイズ情報を記憶するものであるが、ア
ドレスカウンタ124で指示して読み出した情報
はサイズラツチ138へ、アドレスカウンタ12
5で指示して読み出した情報はサイズラツチ13
9に格納する如く、ゲート137を信号線140
を介して読出制御回路131により制御するもの
である。 従つて上記例の場合は読出し制御回路131が
信号線136によりアドレスカウンタ124に読
出し指令を出しているので、読み出した文字サイ
ズ情報をサイズラツチ138に導く如く、ゲート
137を制御する。 かかる文字サイズ情報の次は文字情報が読み出
されるものであるが、前記ゲート137は文字サ
イズ情報読出しの後は読み出した情報をデータラ
ツチ141に導く如く前記読出し制御回路131
により制御されるものである。 このゲート137は読出し制御回路131が標
準密度情報であることを判別しているときは、そ
のままサイズ情報が読み取られて、ある行の136
キヤラクタに相当する情報を読み取る間はデータ
ラツチ141に読出し情報が順次印加され、かか
るある行の読み出しが終了したならば再び前記
136文字の最初より順次読出し情報がデータラツ
チに印加されると言う周期を繰り返す如く制御さ
れるものである。(ある行の印刷が完了していな
い場合)又、読出し制御回路131が高密度情報
であることを判別しているときは、文字サイズ情
報が読み取られて、275キヤラクタに相当する情
報を読み取る間はデータラツチ141に読出し情
報が印加されると言う周期を繰り返す如く制御す
るものである。 前記サイズラツチ138,139には夫々デコ
ーダ142,143が設けられており、かかるデ
コーダ142,143で大、中、小の文字サイズ
情報を復号するものである。このデコーダ14
2,143には前記読出し制御回路131より信
号線144−1,145−1が接続されている
が、この信号線は縮刷印刷のとき制御信号を印加
して、大文字を中文字としてデコードし、中文字
を小文字としてデコーダする為のものであり、普
通印刷の場合は何ら制御信号は印加されないもの
である。 かかるデコーダ142,143のいずれかの出
力はゲート145を介して信号線144上に導出
されるが、縮刷印刷のときはいずれかのデコーダ
の出力を時間で振り分けて選択するゲートとして
働き、普通印刷の場合は142の出力を選択する
ように働らいているものである。即ち、縮刷印刷
において、デコーダ142を選択しているとき
は、デコーダ142の出力が信号線144に印加
される如く、デコーダ143を選択しているとき
は、デコーダ143の出力が信号線144に印加
される如く信号線146を介して、読出し制御回
路131によりゲート145を制御するものであ
る。 147,148は線カウンタであり、夫々カウ
ンタは文字形成に必要なる走査線数を計数し、所
定数計数したら前記読み出し制御回路131へ信
号線226,227で行完了信号を印加するもの
であるが、具体的には前記デコーダ142,14
3の出力によるサイズが小文字の時は、第7図A
から明らかとなる如く15走査線を計数したら出力
を導出する如く、中文字の時は、30走査線を計数
したら出力を導出する如く構成して成るものであ
る。後で述べる如く大文字の場合も中文字と同様
に構成されているものである。 なお、この様にして選択された線カウンタには
垂直クロツク回路149からの垂直出力を印加し
て、この垂直出力を計数せしめるものであるが、
この垂直出力はレーザービームによる記録ドラム
のある走査が開始されるかもしくは終了する毎に
発生するものであるので、この線カウンタ14
7,148の出力はある文字における第何番目の
走査を行なうかを指示するものである。 なお大文字は中文字発生器を兼用しているもの
であるので大文字を検出したときは、前記垂直出
力の計数が1/2となる如く即ち、2垂直クロツク
により1を計数する如く縮刷印刷信号により制御
されるゲートを設けて成るものである。かかる線
カウンタ147,148の出力はゲート151を
介して変更回路152に印加し、この変更回路1
52の出力を更に文字発生回路150に印加する
ものである。なお前記ゲート151は前記ゲート
145と同様に信号線146上の制御信号により
制御されるものであり、縮刷印刷のときのみいづ
れかのカウンターの出力を選択し、普通印刷のと
きは線カウンタからの信号を選択すべく動作する
ものである。 〔文字発生回路150〕 さて、ここで文字発生回路150について更に
詳細に述べるならば、この回路は第1図及び第1
0図Aに示す如く、前記データラツチ141の出
力線153からの文字情報と前記信号線144に
導出された文字サイズ情報を印加して、文字情報
を文字発生器154の小文字発生端子155に印
加するか、中文字発生端子156に印加するか
(文字サイズ情報が大文字を指示するときは中文
字発生端子156に印加する)を選択する選択回
路157と、端子155もしくは156より印加
された文字情報において、変更回路152からの
出力線159上の出力信号で選択した走査線に対
応するドツト信号をドツト出力線158に並列出
力するものである。 ドツト出力線158は信号線144より小文字
サイズ信号を印加したときはドツト出力線158
のD1〜D7に同時に信号を得、信号線144よ
り中文字サイズ信号もしくは大文字サイズ信号を
印加したときは、ドツト出力線158のD1〜D
14に同時に信号を得るものである。 第10図Bを参考にして小文字サイズの“A”
を発生させるときについて説明するならば、出力
線153により文字Aの情報コード信号と小文字
サイズ情報が信号線144により選択回路157
に印加されると、文字Aの情報コード信号は小文
字発生端子155に印加される。 このとき文字発生器154に出力線159によ
り第1走査線であることを指示する信号を印加す
るならば、ドツト出力線D1〜D7はB図におけ
る第1走査線のドツト160〜162に対応して
D3〜D5に出力を得ることが出来るものであ
る。 同様にして出力線159に第2走査線であるこ
とを指示する信号を印加すると、ドツト出力線D
1〜D7はB図における第2走査線のドツト16
3,164に対応してD2,D6に出力を得るこ
とが出来るものである。 以下同様にして走査線番号を9まで順次指示す
ることによりドツト出力線D1〜D7にはBに図
示したドツトに対応するドツト出力線より出力を
得ることが出来るものである。 ここでは小文字のドツト信号の発生について詳
しく述べたが、中文字を指示したときは文字情報
は中文字発生端子156に印加され、出力線15
9より走査線番号を指示する信号を印加すること
により指示した走査線に対応するドツト信号を発
生するものであるが、第7図Bにも示す如く中文
字は14×18ドツトを選択する如く構成されている
ものであるので、出力線159により指示すべき
走査線は1〜18まで有り、かかる走査線を指示し
たときドツト出力線D1〜D14に同時に出力を
得ることが出来るものである。 この様にしてドツト出力線D1〜D7もしくは
D1〜D14に並列に出力されたドツト出力はシ
フトレジスタ165に並列に同時に書込まれるも
のである。このシフトレジスタ165はレーザー
ビーム312が感光ドラム308上を走査する速
度と同期したクロツク信号を発生する水平クロツ
ク発生器166からのクロツクパルスによりシフ
トするものであるので、レーザービームの移動に
従つてドツト出力D1側より順次読み取ることが
出来るものである。 第10B図を感光ドラム308上に描かれるべ
き文字Aであると仮定するならば、レーザービー
ムが第1走査線の第1列位置C1に有るときは、
シフトレジスタ165より第1ドツトの出力を読
み出し、レーザービームが第2列位置C2に位置
したらシフトパルスが印加されて、第2ドツトD
2の出力を読み出し、レーザービームが第3列位
置C3に位置したらシフトパルスが印加されて第
3ドツトD3の出力を読み出しと言う具合に、レ
ーザービームが1個の列位置移動したら1つのシ
フトパルスが印加されて1ビツトシフトする如く
シフトレジスタ165は構成して成るものであ
る。 この様にしてある文字におけるある走査線の走
査が終つたら次の文字情報をデータラツチ141
に読み出して、前記ある走査線に対応するドツト
信号を読み出して、これをシフトレジスタ165
に並列に転送するものであるが、この様にある文
字情報を読み出した後直ちに次の文字情報を読み
出してしまうと、隣接する文字がぴつたりと接近
してしまい読みづらく実用的でないので、本実施
例においては小文字の場合は第7図Aに示す如く
字と字の間に2ドツトに相当する空白部を設け、
中文字の場合は4ドツトの空白部を設けるもので
ある。 第10図Aにおいて167で示すのがかかる空
白部を形成する為に設けた空白部形成回路であ
り、シフトレジスタ165にブランク信号を印加
するものである。即ちドツト出力線D8,D14
に接続した小文字ブランク線169とシフトレジ
スタ165においてドツト出力線D15〜D18
に接続した中文字ブランク線170を有し、信号
線144により小文字サイズ情報が印加されたと
きは小文字ブランク線169にブランク信号を印
加してこれをシフトレジスタ165の第8〜14列
位置に対応する記憶要素に印加し、信号線144
により大もしくは中文字サイズ情報が印加された
ときは、中文字ブランク線170にブランク信号
を印加してこれをシフトレジスタ165の第15〜
18列位置に対応する記憶要素に印加するものであ
る。 この様に空白部形成回路167を設けておき、
水平クロツク発生器166の一部に9クロツクパ
ルスを計数し、計数の完了と共に信号線171に
より読み出し制御回路131に完了信号を送ると
共に0復帰する小文字計数回路と、18クロツクパ
ルスを計数し、計数の完了と共に信号線171に
より読み出し制御回路131に完了信号を送ると
共に零復帰される中文字計数回路と、36クロツク
パルスを計数し、計数の完了と共に信号線171
により読み出し制御回路131に完了信号を送る
と共に零復帰される大文字計数回路とを設け、信
号線144により印加される文字サイズ情報によ
りいづれの計数回路にクロツクパルスを印加する
かを決定するゲート回路を有するものであり、選
択された文字計数回路からの完了信号の到来によ
り、読み出し制御回路131よりアドレスカウン
タ123,124,125の選択されているもの
に対して次の文字の読出しを指示するものであ
る。 なお、文字発生器154には大文字を発生する
為の回路は有していないが、これは第7図B,C
から明らかな如く中文字の1ドツトを4ドツトと
して形成している為に不要となつたものである
が、この為に、水平クロツク発生器166は大文
字サイズ情報が印刷されたときはクロツク周波数
を1/2に分周する分周回路を有しており、大文字
サイズ情報が信号線144により印加されたとき
はシフトパルス印加線168より、シフトレジス
タ165に通常の1/2の周波数のクロツクを印加
する如く制御するものである。 〔変更回路154〕 以上述べた如く、水平クロツク発生器166及
び文字発生回路150を設けることにより左右方
向に隣接した字の間には字の大きさに対応して所
定の空白部が形成されるものである。 しかしながら、このままでは行と行の間、即ち
上下方向に隣接する文字の間はぴつたりと密接し
てしまうものであるが、本実施例においては、線
カウンタ147,148の出力を変更回路152
に印加した後、文字発生器154に印加すること
により、第7図A,B,Cに示す如く、行と行の
間にスペースを形成するものである。 即ち、小文字においては6走査線に相当する空
白部を文字の上に、中文字においては12走査線に
相当する空白部を文字の上に、又、大文字におい
ては24走査線に相当する空白部を文字の上に形成
する如く成したものである。但し、変更回路15
2においては大文字形成用には特別な回路は用い
ておらず中文字用をそのまま共用するものであ
る。 更に詳細に説明するならば、この変更回路15
2はカウンタ出力より行間空白部に相当する走査
線数(即ち、小文字のときは6を、中文字のとき
は12)を減算する回路及びサイズ情報に応じて6
を減算するか、12を減算するかを決定する選択回
路を含むものである。 例えば、ある行の印刷が完了し、次の行の第1
0図Bの如き印刷を始める場合、線カウンタ14
7もしくは148の出力(1、2、3………15)
をそのまま文字発生回路150の走査線指定端子
に入力すると、空白部が文字の上部に形成されな
いので、走査の数が空白部に相当する走査線数6
に達するまでこの変更回路により空白を付加する
ものである。 この様に構成することにより文字発生器には−
5、−4、−3………9、の出力が印加されること
となり、この内1、2………9、の計数出力が印
加されているときのみ文字発生器にアクセス出来
て文字出力が導出されるものであるので−5、−
4………0、を計数している6走査線期間、文字
発生回路150からは何の文字情報も得られず、
従つてこの走査線期間が空白部として形成される
ものである。 第15図は上述の如き変更回路152の具体例
を示すものであり、この変更回路152は加算器
279及び小文字空白部の走査線に相当する補数
を発生する小文字補数回路280と、中文字空白
部の走査線に相当する補数を発生する中文字補数
回路281及びサイズ情報によりいずれの補数回
路を選択するかを決定するゲート282より成る
ものである。そしてこの加算器279によりゲー
ト151を通過した線カウンタの出力283とサ
イズ情報に応じて発生せしめた補数とを加算する
ものである。 従つて、出力283からの被加算数が小文字に
おいては7、中文字においては14を越えると出力
線284にはキヤリーが出るので、このキヤリー
が有るときのみ文字発生回路150より文字信号
が送出される如く形成しておくことにより、ある
行の走査線開始より所定走査線に達するまでは文
字発生回路の駆動が開始されないものである。 〔PBF121の読出し部〕 一方、PBF121の読出し部について説明する
ならば、読出し制御回路131から信号線L9に
よる制御によりアドレスカウンタ123が動作し
て、該アドレスカウンタ123の指示番地の情報
がゲート174に印加されるが、このゲート17
4は読出し制御回路131の制御により、記録情
報が標準密度情報のときは各レコードの第1、第
139キヤラクタの文字サイズ情報を前記サイズラ
ツチ138もしくは139と同様な構成を有する
サイズラツチ175へ、第2〜137、第140〜275
キヤラクタの文字情報を前記データラツチ141
と同様の構成を有するデータラツチ176へ転送
する如く動作するものである。 前記サイズラツチ17の出力は、前記サイズデ
コーダ142,143と同様構成のサイズデコー
ダ177により復号するが、このサイズデコーダ
177は読出し制御回路131からの信号線17
8により制御され、変動データが重ね合せを指示
している時のみデコーダ177が動作し、その他
の場合はデコーダ177の出力が導出されない如
く制御するものである。 かかるデコーダ177の出力は前記垂直クロツ
ク回路149と同様の垂直クロツク回路179、
前記水平クロツク発生器166と同様の水平クロ
ツク発生器180、前記線カウンタ147,14
8と同様の線カウンタ181、前記文字発生回路
150と同様の文字発生回路182及び前記変更
回路152と同様の変更回路183に印加するも
のである。 また、データラツチ176の出力は前記データ
ラツチ141と同様に文字発生回路182に印加
し、この文字発生回路182の出力は、前記シフ
トレジスタ165と同様のシフトレジスタ184
に印加するもとである。 要するにPBF122の読出し部は縮刷印刷の為
に2系統有つたのに対し、PBF121の読出し部
は1系統しかないと言うだけであり、各ブロツク
の構成そのものは両者共同じである。 〔クロツク発生手段〕 さてここで、クロツク発生手段について述べる
ならば、本装置は全てのクロツクの基準となる主
クロツク発生器185を有し、この主クロツク発
生器185で発生せしめた高い周波数(実施例で
は約80MHz)を更に記録クロツク発生器186
に印加し、この記録クロツク発生器186で、こ
の主クロツクをカウントダウンした記録クロツク
(約5MHz)を形成し、この記録クロツクを記録
制御に用いているものである。 但し、このカウントダウンは常時行つているの
ではなく、記録ユニツト300におけるビーム検
出器318の出力によりカウントダウンを開始す
るものである。 第11図はかかる記録クロツク発生器186を
更に詳細に示すものであるが、第1図に示す如く
前記ビーム検出器318の検出出力(第12図b
に示す)は印刷制御部187を介して信号線18
8に導出され、インターフエース189を介して
信号線190上に印加され、第11図に示すR−
Sフリツプフロツプ191をセツトする。 このセツト出力は1/16分周器192に印加され
出力線193より印加されている第12図aに示
す如き主クロツクパルス(80MHz)の計数を開
始せしめ、16パルス毎に第12図Cに示す如き計
数パルスを出力線194上に導出する。 この計数パルスは予め定めた数(実施例では
200)を計数すると出力を導出するカウンタ19
5に印加し、このカウンタ195の出力を更にゲ
ート196に印加すると共に該ゲート196には
前記出力線194を接続する。従つて、このカウ
ンタ195が予め定めた数Nを計数した後、始め
て前記ゲート196より出力を得ることが出来る
のであり、実施例においてはこの値を200とした
ので、第200パルス以降のパルスが出力線197
上に導出されることとなる。 かかる出力線197上のパルスは更に、ある数
m(実施例においては2448パルス)を計数した後
出力を導出するカウンタ198に印加し、このカ
ウンタ198の出力をインバートしてゲート19
9に印加することにより、出力線200には第1
2図eに示す如き一定数のパルスを得ることが出
来るものである。 ここで前記カウンタ195,198の計数値
N、mの持つ意味について述べるならば、レーザ
ービーム312により感光ドラム308上を走査
して情報を記録するに際しては、ある走査線によ
り記録を開始する位置を極めて正確に規定しなけ
ればならない。もしこの規定が正確に行なわれな
いと印字開始位置が走査線毎にづれ、例えば第7
図の如く複数の走査線で文字を描いた場合、各ド
ツトが正確に列方向の直線上に位置せずにジツタ
ーとして現われてしまうものである。 この為に第2図に示す如くレーザービームを左
から右へ振る場合は、情報の記録を開始する位置
よりさらに左側の一定個所にビーム検出器318
を設けておき、ビーム検出器318がビームを検
出したらクロツク周波数の計数を開始し、この計
数値が一定の数に達した時点より記録を開始する
如く成せばよいものである。 記録に用いるクロツク周波数は5MHz程度のも
のであるので、この5MHzのクロツクをそのまま
計数用に用いるならば、本実施例の如く80MHz
のクロツク発生器185はあえて必要としない
が、本発明においては記録開始位置を正確に規定
する為、かかる主クロツク発生器185を用いて
いるものである。 即ち、もし、5MHzのクロツク発生器318の
みを用い、このクロツクの計数をビーム検出器3
18の出力により印加開始させたとすると、計数
開始誤差は最大1クロツク周期分発生するもので
ある。 この1クロツクは1ドツトに相当するづれを意
味するものであり、かなりのジツターが印刷され
た文字が出てしまう事を意味するものである。従
つて本実施例では先ず実際の記録周波数5MHzの
16倍である80MHzのクロツクを形成しておい
て、ビーム検出器318の出力により1/16分周器
19を動作させる如く成し、分周器の出力をカウ
ンタ195により計数して計数値Nとなつた時点
より記録を開始せんとしたものである。 従つて、計数開始誤差は最大記録周波数の1/16
クロツク周期分しか発生しないので、最大でも1
ドツトの1/16に相当する分しかずれないので充分
実用に耐える範囲の誤差となるものである。 以上の説明から明らかとなる如く、前記Nは走
査線上における印字開始位置(レフトマージン)
を決定するものであるので、前記カウンタ195
の計数値Nを可変と成すことにより、記録紙上に
おけるレフトマージンの調整を行なうことが出来
るものである。 なお、このカウンタ195の計数値Nを可変と
成す代りに第13図に示す如くカウンタ201の
出力を比較器202に印加すると共に、手動にて
数値設定することが出来る数値設定器203の出
力を前記比較器202に印加し、この両出力の一
致を該比較器202にて判別し、一致したら出力
線204に出力を導出する如く成してもよいこと
は勿論である。 また、前記カウンタ198の計数値Mは一走査
線上において情報記録を終了させるべき位置を決
定するものであり、中文字の場合は一字分のスペ
ースとして18ドツト分、又かかる文字を一行に
136字記録出来るものであるので、記録開始位置
より18×136=2448ドツト相当分(小文字、大文
字においても同じである)走査線が移動したら、
記録制御の為のクロツクの送出を停止させる為の
ものである。 なお、第12図においてC′はCと同じもので
あり単に時間軸を変化させただけのものである。
また、第11図で示す回路には、前記フリツプフ
ロツプ191のセツト出力をリセツト入力に印加
し、前記カウンタ198の出力を遅延時間τの遅
延回路286を介してセツト入力に接続したフリ
ツプフロツプ285を有するが、このフリツプフ
ロツプ285のセツト出力は第12図gの如く成
り、ビーム検出器で検出出力を得ると同時に高レ
ベルより低レベルと成り、情報の記録が完了して
から時間τの経過後、(このτはレーザービーム
がある行の最後の文字を記録してから、記録媒体
の記録区域、この場合はA4サイズで規定される
区域を脱するに充分な時間である)低レベルより
高レベルに変化するものである。 本実施例においては、映像情報発生器287に
印加されたシフトレジスタ184もしくは165
の出力と、前記クロツク発生器186からの前記
第12図Iに示す如き制御信号をオアゲート及び
インターフエース189を介して、変調器303
に印加するものである。この様にシフトレジスタ
の出力のみならず制御信号をも、変調器に印加す
るのは、文字を描いているとき以外はビームが感
光ドラムの記録区域に照射されない如く抑制し、
且つ、ビーム検出器はビームを検出出来る如く抑
制を解除する為である。 〔ビーム検出器〕 本実施例に置いては、ビームの位置検出の為に
ビーム検出器318を用いたが、このビーム位置
検出器318は感光ドラム(記録紙)と第21図
に示す如き位置関係に配置されて成るものであ
る。 即ち、感光ドラム308上に於いて幅Wで示す
区域が、転写材(記録紙)に転写される区域であ
るとし、且つ、点線Lで示す直線上をビーム31
2が図に於いて矢印Rの方向に繰り返し走査線を
行うものとすると、前記ビーム検出器318は、
幅Wの左端に位置するビーム312−1よりも更
に左側に位置するビームを検出出来る位置に配置
するものである。この様にしてビーム検出器を固
定して設けておき、且つビームの偏向速度を一定
としておくならば、一定周波数のクロツク周波数
をビーム検出時より計数開始することにより、ビ
ームの位置を正確に知ることが出来るものであ
る。 従つて、実施例において詳細に説明した如く、
ビーム位置に応じた情報によりビームを変調出
来、文字の記録を行うことが出来るものである。 第21図において、幅Vを記録が施される区域
とするならば、(ビームがこの区域を走査すると
きのみPBFの情報により変調器303に変調信号
が印加される。)dL,dRは記録紙上においてレフ
トマージン、ライトマージンのスペースであり、
かかる区域にはビームが照射されない如く構成し
なければならない。 本発明においてはかかる目的で第11図に示す
如きフリツプフロツプ285を設け、このフリツ
プフロツプより第12図gに示す如き制御信号を
得、この制御信号とPBFからの情報との論理出力
により変調器を変調するものである。第21図に
より更に説明するならば、ビーム検出器318が
ビームを検出してから、ビーム幅Vの右端に位置
してからτ時間、(このτはビームが幅Wの右端
に達する時間より長いものである)後まで、ビー
ムをOFFとする如き制御信号と、幅Vの間PBF
からの文字信号との両者でビームを制御するもの
である。 従つて、dL,dRの区間においてビームはOFF
となる如く制御され、幅Vの間のみ文字を描く為
のビームが照射されるものである。 この様に本実施例に於いては、ビーム検出出力
によりビーム位置を検出するものであるが、かか
るビーム検出器の使用により多面体回転鏡305
の製造が極めて容易となるものである。 即ち、ビームの位置を検出するには、従来の如
く、モータ306の回転を検出してもこれを行う
ことが出来るが、かかる方法を用いるならば多面
鏡の加工精度を非常に厳格にしなければならない
のに対し、上述の如くビーム検出器を設けこの検
出出力によりクロツクの計数を開始して、その計
数内容によりビーム位置を検出する如く構成する
ことにより、多面鏡の精度は従来の10倍程度低く
とつても何の不都合も生じないものである。 また、具体的にはビーム検出出力でトリガーし
た分周器により記録用クロツクを作るものである
ので、安定した周波数で、且つ、安価に記録用の
クロツクを作成することが出来るものである。 ここで、これまでに図面上において説明しなか
つた個所を説明するならば、第1図において21
9で示すのは操作パネルであるが、このパネル上
には、ID番号を指定するスイツチ290、該ID
に於ける頁を指定するスイツチ291及び上記両
入力に基づいて、磁気テープ上の対応する場所の
検索を指定する検索指令スイツチ292、スター
ト、ストツプスイツチ293、コピー枚数セツト
スイツチ294、枚数設定の自動−手動切換スイ
ツチ295、普通印刷指令スイツチ、縮刷印刷指
令スイツチ及び自動モードスイツチを有する縮刷
制御スイツチ296及び電源スイツチ297を有
するものである。 更に第1図に於いて、289で示すのは逐次制
御の為のクロツクを発生する3相クロツク発生器
である。 なお、第11図に於いて端子288は逓降した
クロツク信号を得る端子であり、サイズ情報をサ
イズラツチに読み取るクロツク等として用いるも
のである。 〔動作説明〕 以上により本発明による記録装置の構成の概略
を説明したので、以下に実際の使用時の動作につ
いて詳記する。 先づ使用に先立ち、記録ユニツト300の印刷
制御部187に設けた電源スイツチ220を投入
して記録ユニツトを使用可能状態としておき、
(レーザー発振器301はかかるスイツチ220
とは無関係に常時ONとしておくことにより、レ
ーザー発振器301の立上り過渡時間を無駄に待
たずにすむものである。)次に操作パネル219
上の電源スイツチをONとして、制御ユニツト1
10を待機状態となす。 情報供出ユニツト100の出力を該ユニツトか
ら送出される制御信号に従つて単に記録するとき
は、スタートスイツチ293を押すと、このスイ
ツチ信号が主制御回路130に印加され、スター
ト信号が形成されて、これが磁気テープ制御回路
104に印加され、情報供出ユニツト100内の
テープから、先づ、あるプログラムの制御信号が
読み取られ、インストラクシヨンレジスター(1
15〜119を総称するものとする)に夫々格納
される。 又、前述の如く直にスタートスイツチを押さず
その前にID指定を行つて検索指令スイツチ29
2を押すと、このID情報が主制御回路130に
格納されて、比較器225によりIDレジスタ1
15の内容と比較して、この両者が一致するまで
はテープのみを移動し、一致した段階でテープを
停止する。 又、コピー枚数の指示もスイツチで行なえるも
のであるが、マルチレジスタ116内の情報によ
りコピー枚数を決定するか、パネルより入力した
枚数を優先させるかを自動−手動スイツチ295
で選択する如く形成してあるものである。 前述の如くしてモード、フアンクシヨン、縮刷
レジスタの夫々に読み込まれた制御信号を判別し
て文字情報をいづれのPBFに格納すべきであるか
を判別するものであるが、この読み取つた制御信
号の属する文字情報が変動データであり、且つ普
通印刷すべきことを縮刷制御信号が示す場合は、
書込制御回路126によりゲート120を制御す
ると共に、アドレスカウンタ124を制御して、
PBF122−1に、この第1頁の文字情報(文字
サイズ情報を含む)を格納するものである。第1
頁の文字情報の書込みが終了したならば、書込制
御回路126より主制御回路130に終了信号を
印加して、該回路130より磁気テープ制御回路
140に読み出し停止指令を与え、データの読み
出しを停止する。 又、前記主制御回路130はPBF122−1へ
の書込みが終了したことを報知する終了信号の受
理により、読出制御回路131に読出し指令を与
え、該回路131によりアドレスカウンタ124
を制御し、記憶された情報の第1頁目の第1行の
情報の読み出しを開始する。ここで、該第1行に
文字サイズ“中”でA,B,C,………Nと136
の文字コードが記憶されていたとすると、読出し
制御回路131が前記レジスタ117,118,
119の内容を判別して、サイズ情報をサイズラ
ツチ138に印加すべくゲート137に制御信号
を印加する。 この様にしてサイズラツチ中に格納されたデー
タはデコーダ142によりデコードされ、このデ
コードされた情報がクロツク発生器及びカウンタ
に印加されてこれを制御する。このとき信号線1
44,145には縮刷指令信号は印加されていな
いので、中文字サイズ情報を中文字サイズとして
デコードするものである。 即ち、垂直クロツク発生器149を水平クロツ
クパルス18毎に桁終了信号を導出する如く、且
つ一走査線の記録区域に含まれるクロツク数、
(本実施例では2448クロツク、中文字に概算する
と136文字に相当するクロツク)を計数する毎に
走査線終了信号を導出する如く、線カウンタ14
7を前記走査線終了信号を一行を構成する走査線
に等しい数、即ち、中文字の場合30計数する毎に
行終了信号を出力して制御回路131に印加する
如く、文字発生回路150には中文字を選択する
如く、又、変更回路152のレジスタ279に
は、“12”の補数を中文字補数回路281より印
加する如く制御する。 かかるサイズ情報の読み出しが完了したならば
第1文字であるところのAのコード化された情報
を読み出すわけであるが、読出しに先立ち、アド
レスカウンタ124のカウンタ205,206は
クリアされているので、第11図の出力線200
で得られる最初のクロツクパルスでPBF122−
1よりデータAをデータラツチ141に読み込
み、この読み込んだ情報を文字発生器154の中
文字端子156に印加する。この時、線カウンタ
147はクリアされ“1”の状態にある。 従つて、文字発生器154の出力線159には
第1走査線を指示する信号が印加されるが、第1
5図からも明らかとなる如く、加算器279には
中文字補数回路281からの補数が印加されてい
るためキヤリーは文字発生器150には印加され
ておらず、従つて、第10図におけるドツト出力
線158のD1−D14には“0”が出力される
ものである。 更に空白部形成回路167が動作するので、ド
ツト出力線D15,D18にも“0”が印加さ
れ、結果としてはシフトレジスタ165の第1ス
テージ〜第18ステージ(読出側を第1ステージと
する)には0がセツトされる。このセツトと同時
に前記第1ステージの信号は読み出され、変調器
303の変調信号として印加されるが、ビームは
遮断され、感光ドラムには到らない。なお、ビー
ムは変調器303に0信号が印加された時遮断さ
れ、1信号が印加されたとき通過するものとす
る。 かかる状態になつてから1/5Msec後にレーザビー ムは次のドツトの位置に到来すると共に水平クロ
ツクがシフトレジスタ165に印加される。この
様に1ドツト位置、ビームが進んでも各回路ブロ
ツク間で授受される制御信号には何の変化も現わ
れない。従つて、シフトレジスタ165の第2ス
テージの“0”が読み出され変調器に印加され
る。 この様にして18ドツトに相当する区間の走査が
完了すると、垂直クロツク発生器149のカウン
タB(16図)より桁終了信号が読み出し制御回
路131を介してアドレスカウンタ206に印加
され、カウンタ217の内容に1を加え、レジス
タ207の出力が“1”となり、PBF122−1
の1番地、即ち、第1頁第1行の第2文字を読み
出す如く制御する。なお、サイズラツチにはサイ
ズ情報が保持されたままとなつているので、かか
るサイズ情報によつて制御される前述の如き諸回
路は前述のままの状態にある。 この様にして第2字目の“B”のコード情報を
文字発生回路150に印加するが、前述と同様に
してシフトレジスタ165の第1ステージ〜第18
ステージには“0”が格納され、これらを水平パ
ルスと共に読み出して、水平クロツクと同期して
移動しているレーザビームを変調するものであ
る。 この様にして、第136番目の文字の読み出しが
終了したならば、第16図に示す如く垂直クロツ
ク回路149に含まれるカウンタAより走査線終
了信号が線カウンタ147に印加されてその内容
が“2”(第2走査線を意味する)となると共
に、アドレスカウンタ124に走査線完了信号を
印加してカウンタ206の内容を“0”とする。
この時カウンタ205の内容は依然として0のま
まであるので、再び第1行の第1字目の文字情報
の読み取りを開始する。サイズ情報は第1走査線
に関する読出しに際して読み取つたままであるの
で、サイズ情報により制御すべき回路の内容は変
化しないが、ただ線カウンタ147の内容のみが
1から2に変化しているものである。 かかる第2の走査線も第1の走査線と同時に1
行の文字情報を順次読み出し、最後のNの文字を
読み出して走査が完了すると、再び走査線終了信
号を垂直クロツク回路より線カウンタ147に印
加する。 この様に第1行目の文字の読み出しを繰返して
第6走査線に関する情報の読み出しを完了すると
(即ち、第1行目の文字の読み出しが6回終了す
ると)線走査終了信号が線カウンタ147に印加
されその内容を6から7に変更する。しかる後、
第7回目の読み出しに入るわけであるが、かかる
状態では前述の様に中文字の場合第15図へ加算
器279よりキヤリーが文字発生回路に印加され
ており、且つ、加算器279の出力が文字発生器
における第1ラインを指示する第1ライン指示信
号を印加するものであるので、第1文字“A”を
読み出すと文字発生回路のD1〜D14には
【式】(矢印はシフトレジスタ 165の読み出し方向とする)が導出されてシフ
トレジスタに転送されると共にD15〜D18に
は前述の如く“0”が転送されるので、D1〜D
18のD7,8を除く個所が“0”となるもので
ある。同様にして第2字のBを第3字のCと読み
出しを続けて、第136のNを読み出したら、線カ
ウンタ147の内容を8とした後、再び第8走査
線形成の為第1字の読み出しに戻るものである。
この走査においては文字発生回路150には第2
ライン指示信号が印加される。 この様にして、第30走査線に関連する第30回目
の読み出しが完了したならば、垂直クロツク回路
149より第30発目の走査線終了信号が線カウン
タ147に印加されるが、前述の如くこの線カウ
ンタ147は中文字の場合、走査線終了信号を30
計数することにより、リセツトすると共に読出し
制御回路131に行終了信号を印加するものであ
るので、読出し制御回路131を介してアドレス
カウンタ124に印加されるこの行終了信号によ
り、基準カウンタ205の内容を0より1としこ
の計数出力をレジスタ207の上位桁の転送する
ことにより、レジスタ207の出力を138とす
る。(行終了信号と共に必ず走査線完了信号が印
加されるのでレジスタ207の内容は0であ
る)。 従つて、このアドレスカウンタ124の内容は
138となるので、第2行の最初の情報、即ち、サ
イズ情報の読み出しを指示しているものである。 従つて、先づサイズ情報を前記同様にサイズラ
ツチ138に読み出した後、第1行目の読み出し
において説明したのと同様にして第2行目の読み
出しを繰返し、第2行目も中文字であつたとする
と、前記同様30走査線で第2行目で完成するもの
である。 かかる走査を繰返して、第66行目の全ての読み
出しが完了すると、第66行目の最後のキヤラクタ
に収納されている頁終了信号の読み出しと、線カ
ウンタ147からの行完了信号の論理積により1
頁の終了を読み出し制御回路により検知して、
PBF122−1からの読み出しを停止する。 かかる停止を検出して、再び磁気テープからの
次の頁の読み出しを開始し、上述の如くPBFから
情報を読み出して記録を行うものである。 以上、中文字の場合について述べたが大文字の
場合は、サイズラツチ138に読み取り、デコー
ダ142によりデコードしたサイズ情報は、第1
7図に示す如く水平クロツク発生器166のゲー
トAに印加して、シフトレジスタ165に印加す
るクロツク周波数を1/2回路を通過せしめて1/2と
し、(これは同じステージの情報を2度読み取ら
せることに相当させる為)、垂直クロツク回路が
水平クロツク18毎に(中文字のときと同じ)桁
終了信号を導出する如く、前記垂直クロツク発生
器149を制御し、且つ、この垂直クロツク発生
器149からは中文字の場合と同様に一走査線の
走査終了毎に線カウンタ147に走査線完了信号
を送る如く制御し文字発生回路150、変換回路
152も中文字の場合と同様に制御するものであ
るが、第18図に示す如く線カウンタ147は大
文字サイズ情報が印加された時は、ゲートBを制
御して1/2回路を通過せしめることにより2つの
走査線完了信号を受理して1つの計数アツプする
如く制御するものである。 即ち、列方向にはシフトレジスタ165に印加
するクロツク周波数を1/2にすることで、行方向
には線カウンタ147の計数を2倍とすることに
より、中文字の時に得られる1つのドツトを列方
向及び行方向に2回づつ読み出し、計4つのドツ
トとして読み出すものである。 例えば、前述同様A,B………Nと言う1行68
文字で、33行より成る情報を読み出してこれを記
録する場合について述べるならば、サイズ情報を
読み出した後、第1行第1字のAをデータラツチ
141に読み出し、中文字の場合と同様に文字発
生器150よりシフトレジスタ165の第1ステ
ージから第18ステージに“0”を転送する。 この転送と同時にシフトレジスタ165の第1
ステージより0を読み出して変調器303を変調
するが、シフトレジスタ165のシフトパルスが
1/2の周波数に逓降されている為、レーザビーム
が第2ドツトの位置に到来してもシフトレジスタ
165は中文字の時の様にシフトされず、そのま
ま第1ステージの情報を読み続けているものであ
る。次にレーザービームは第3ドツトの位置に到
来すると始めてシフトパルスがシフトレジスタ1
65に与えられ第2ステージの読み出しが行なわ
れる。この様にして1つの文字が読み出される
と、その間に桁終了信号は2発垂直クロツク回路
149より導出されるものである(中文字のとき
と同じ回路を用いている為)。 この様にして第1行目の読み出しを続けてゆき
68番目の最後の字を読み終ると、第136番目の桁
終了信号が送られると共に垂直クロツク回路14
9より走査線終了信号が線カウンタ147に印加
されるが、この線カウンタは大文字サイズ情報が
印加されているときは、2発の走査線終了信号に
より始めて、1カウントアツプするものであるの
で、その内容は変化せず、第1の走査を指示する
信号を導出したままとなつているものである。 従つて、第1行目第1回目の読み出しが終つて
第2回目の読み出しを行うに際しても第2走査と
同一の情報が読み出され、しかもレーザービーム
は第2の走査位置を走査しているものであるの
で、大文字の場合は第7図B,Cからも明らかな
如く中文字の1ドツトを4倍に読み出しているも
のである。 なお、大文字サイズの場合は第70〜137、第207
〜275キヤラクタは読み出さないものである。 次に、高密度情報を例として小文字を記録する
場合について述べるならば、書込制御回路126
が高密度情報であることを判別したときは、ゲー
ト120を制御してサイズ及び文字情報がPBF1
22に印加される如く、又PBF122−1〜4の
全てに順次高密度の1頁分の情報が書込まれる如
く制御する。(高密度情報は標準密度の4倍の情
報量を有している為)。 この様にしてPBFに情報が記憶されたならば、
次に読み出しを指示するものであるが、前記大文
字の場合と同様にサイズ情報は先づサイズラツチ
138に格納され、デコーダ142でデコードさ
れこのデコードされた小文字のサイズ情報は、前
記垂直クロツク発生器149より桁終了信号が9
クロツク毎に導出される如く、該垂直クロツク発
生器166を制御し、線カウンタ147は第18
図に示す如く15の走査線終了信号で行完了信号を
読み出し制御回路131に印加する如く、変更回
路152は6の補数を小文字補数回路280より
導出する如くゲート282を制御し、文字発生回
路150の選択回路157を制御して文字情報が
小文字発生端子に印加される如く、空白部形成回
路167よりD8,D9に“0”信号が印加され
る如く、そして、高密度情報である信号により、
アドレスカウンタ124が行完了信号により276
計数アツプする如く制御する。 図においてはかかる276計数アツプするアドレ
スレジスタについては詳細には示していないが、
これは加算器207、基準カウンタ205、相対
カウンタ206と同様に更に276計数アツプする
高密度用の基準カウンタと相対カウンタを設けて
おき高密度であることを判別してかかる2つのカ
ウンタを前記カウンタ205,206と切換えて
使用する如く構成すればよいものである。 印刷すべきこの高密度情報のある頁の第1行の
文字情報が“A,B………N”であつたとする
と、前述の如くサイズ情報を読み出した後、第1
字のAを読み出すと、この情報は文字発生器15
4に印加されて、シフトレジスタ165のD1〜
D7に0を(変換回路152の働きにより最初の
6走査線は空白部として形成される為)、又D
8,D9に前述の如く“0”を導出するので、シ
フトレジスタ165へ第1〜第9ステージに
“0”が格納され、水平クロツクへ印刷により順
次読み出され、このクロツクと同期して移動して
いるレーザービームは、シフトレジスタより読み
出された情報に依つて変調される。 9水平クロツクの終了により桁終了信号が読出
し制御回路131を介してアドレスカウンタ12
4に印加されるので、相対カウンタの内容が1つ
計数アツプされ、第2番目の文字の読み出しを指
令する。この指令に基づいて第2番目の文字が前
述と同様にして読出される。この様にして第272
番目の文字を読み終つたら、垂直クツロク回路1
49より線カウンタ147に走査線終了信号が送
られると共に、読み出し制御回路131を介して
アドレスカウンタ124に送られ相対カウンタを
クリアして、再び第1行第1字の読み出しを指令
する。 この様にして第1行目の文字情報の15回目の読
み出しが完了すると、線カウンタ147より行完
了信号が読出し制御回路131を介してアドレス
カウンタ124に印加され基準カウンタの内容を
1としてレジスタ207の内容を276だけ進
め、アドレスカウンタの内容を1行に相当する文
字数だけ進める。従つて、アドレスカウンタ12
4は第2行目の第1字の番地を指示するものであ
る。 以上の如く読み出しを繰返して第132行目の最
後の回の読み出しが完了して行完了信号が線カウ
ンタ147より出され、且つ、前述の頁終了信号
が読み出されたことを検知して1頁の終了を検知
するものである。 以上、大中小の文字の印刷についてPBF122
−1を用いる場合について詳細に説明したが、前
に説明した制御信号の8つの組合せにおいて説明
した如く、PBF121よりアドレスカウンタ12
3を用いて固定データを読み出す場合も、PBF1
22−1〜4より縮刷印刷時アドレスカウンタ1
25を用いて変動データを読み出す場合も、夫々
のデータの読み出しは、前述と同様の方法で行な
われるものである。 次に、縮刷印刷のモードについて詳しく説明す
る。この縮刷印刷は第9図Cに概略を説明した如
く、1頁の記録紙に4頁の情報をまとめて印刷す
るものであり、この図においてはPBF122−1
〜4に夫々全頁A、全頁B、全頁Cそして全頁D
の情報を格納した場合について示してある。 磁気テープ上に於いて第nブロツクに中文字の
全頁Aが、n+1ブロツクに大文字の全頁Bが、
n+2ブロツクに大文字の全頁Cが、そしてn+
3ブロツクに中文字の全頁Dの情報が格納されて
おり、各頁の制御信号が縮刷印刷を指示していた
とすると、書込制御回路126は磁気テープから
の情報の読み出しに際して、この縮刷指令を検知
して第nブロツクをPBF122−1へ、第n+1
ブロツクをPBF122−2へ、第n+2ブロツク
はPBF122−3へ、そしてn+3ブロツクは
PBF122−4へ格納する如くアドレスカウンタ
124を制御する。(アドレスカウンタ125は
読出し専用である。)但しここで言うブロツクは
制御信号の第1レコードを除去した形のものであ
る。かかる書込みの終了を待つて読み出しに入る
訳であるが、アドレスカウンタ125はPBF12
2−3〜4の読み出しにのみ使用し得るものであ
るので、アドレスカウンタ124は縮刷印刷のと
きはPBF122−1〜2の読み出しにのみ使用す
るものである。縮刷印刷の場合は第9C図からも
分る如く1つの走査線が2頁の情報を書込み、且
つ、この頁のつぎ目、図ではAとCの間、若しく
はBとDの間には特別なる空白部がないので、図
において右側に位置する文字情報の記録に際して
は、サイズ情報を読み出す時間的余裕がないもの
である。 従つて、本実施例においては2頁にまたがる情
報の読み出しに先立ち、読出し制御回路131に
含まれ、ビーム検出器318の出力が印加されて
からビームが記録位置を脱するまでの期間に導出
する5MHzの記録クロツク(第12図fにその波
形を示す)を計数するカウンタCにより、ビーム
が情報を記録する前の時間のあるクロツク、例え
ば第12図fにおけるCP1(ビーム検出を行つ
てからM番目のクロツク)をアドレスカウンタ1
25に印加して、PBF122−3の第1行目の文
字サイズ情報を読み出すと共に、ゲート137を
制御して、サイズラツチ139にこのサイズ情報
を格納する。 この様にサイズラツチ139に格納された情報
はデコーダ143でデコードされるものである
が、信号線145上には縮刷指令信号が印加され
ているので、デコーダ143に実際に取り込まれ
たサイズ情報は大文字であるにもかかわわらず、
1段下のサイズである中文字としてデコードし、
更に線カウンタ148を中文字情報に従つて前に
述べた如く制御する。 次に、前述のクロツクパルスに続くクロツクパ
ルスCP2により、PBF122−1の第1行目の
サイズ情報が読み出され、これと共にゲート13
7が制御されて、サイズ情報をサイズラツチ13
8に格納する。このサイズ情報はデコーダ142
でドコードされる訳であるが、信号線144より
縮刷指令信号が印加されているので、読み出した
情報は中文字であるが、これを小文字としてデコ
ードし、更に線カウンタ1147を小文字情報に
従つて制御する。 この様にしてサイズ情報を読み出したならば、
次にそのままPBF122−1の第1行第1文字の
文字情報をデータラツチ141に読み出すと共
に、読出制御回路131によりゲート145を制
御してデコーダ142の小文字サイズ情報を水平
クロツク発生器166、変更回路152、文字発
生回路150に印加して、前に述べた小文字の印
刷の時と同様に夫々を制御する。但し、この場合
は高密度情報のときとは相異して、1行(2448ク
ロツク)の中間で1行が終了するので、換言する
ならば、印刷が開始されてから1224クロツク目で
ある頁のある行の印刷が完了するので、書込制御
回路126に含まれている前記カウンタCによ
り、印刷が開始されてから1224クロツク目を検出
し、このクロツク第12図fのCP3を書込制御
回路131に印加することによりアドレスカウン
タ124への制御信号の印加を停止し、アドレス
カウンタ125の読出し開始を指令するものであ
る。 この様にしてPBF122−3の第1行目の読み
出しを開始するものであるが、この読み出し開始
と共にゲート145はデコーダ143のサイズ情
報を信号線144上に印加する如く制御されるの
で、水平クロツク回路166、変更回路152、
文字発生回路150はサイズ情報に応じて制御さ
れる。 従つて順次文字情報をデータラツチ141に読
み出すことにより、逐次中文字で記録されるもの
である。この様にしてPBF122−3の第1行の
第1走査線の走査が完了すると垂直クロツク回路
149より線カウンタ147,148に走査線終
了信号を印加して、夫々の線カウンタを1計数ア
ツプするものである。かかる走査線終了信号は
夫々のアドレスカウンタ124,125の相対カ
ウンタをクリアする信号として印加するものであ
るので、夫々のカウンタの初期アドレスは当初の
状態に復帰するものである。 従つて、再びPBF122−1より第1行目の第
2回目の情報を読み出し、これに続いてPBF12
2−3より第1行目の第2回目の情報の読み出し
を行い。以下かかる読み出しを続行するものであ
る。この様にして第15走査線の読み出しが完了す
ると走査線完了信号の印加により、線カウンタ1
47より行完了信号が読出し制御回路131を介
してアドレスカウンタ124に印加されて1行に
相当する文字数138だけ計数アツプし、読出し指
定アドレスを第2行目の第1文字に指定する。こ
のとき線カウンタ148はそのままの状態を保持
しているものである。 縮刷印刷ではPBF122中のサイズ情報として
小文字サイズは無い様に(もし有る場合はエラー
として記録しない)構成するので、アドレスレジ
スタは行完了信号により138計数アツプする如く
予め制御しておく。従つて、第16走査線の走査に
おいては、PBF122−1より第2行目の情報を
読み出し、PBF122−3からは第1行目の情報
の読み出しを実行するものである。 この様にして第990番目の走査線の走査が完了
する(この時点で第1頁と第3頁の印刷は完了す
る)と走査線完了信号が夫々線カウンタ147,
148に印加され、夫々のカウンタより行完了信
号がアドレスカウンタ124,125に印加され
て、アドレスカウンタはPBF122−2,122
−4の第1行の最初のアドレスを指定する。 即ち、PBF122の番地は122−1〜4まで
連続して設けられているので、ただし単に夫々の
PBFにおいて1行相当分アドレスを進めるのみ
で、次の頁の情報の読み出しに入ることが出来る
ものである。 上記説明においては、縮刷印刷において、PBF
122−1〜4の夫々に1頁分の情報を格納し、
計4頁分の情報を1頁の記録紙上に記録するもの
であつたが、この様に縮刷すべき4頁分の情報が
磁気テープ上に有る場合は4頁分のPBF上に読み
出すものであるが、4頁に見たなくともプログラ
ムの終りにおいては縮刷を実行出来るものであ
る。例えば、プログラムの残りが3頁有るとする
と、この3頁分の情報をPBF122−1〜3に読
み込み第3頁目の第34レコードの276キヤラクタ
がプログラムの終了を報知するときは残りのPBF
122−4には自動的に文字サイズとしてLを、
文字情報として無効コードを挿入するものであ
る。 この様に無効コードを挿入することによりPBF
122−4に保持されていた従前のデータは抹消
されるので、3頁分の縮刷と1頁分のブランクが
記録紙上において形成されるものである。 この様に無効コードを挿入する為に、書込制御
回路126には無効コード発生器を設けておき、
プログラム終了を検知したら、書込制御回路12
6より分配器108にかかるコード信号を印加
し、この信号をゲートを介してPBF122−4に
書込むものである。 以上の如く本実施例によるならば、プログラム
の終了時点で4頁の情報が格納されていなかつた
としても、無効コードを残余の部分に挿入して縮
刷印刷を実行出来るものである。 次に、2つの文字情報を同時に読み出し、この
読み出した情報によりビームを変調して、2つの
情報を重ね合せて印刷する重ね印刷について詳細
に説明する。 前にも述べた如く本実施例においてはPBF12
1と122を有し、かつ夫々独立してアクセスす
る為のアドレスカウンタを有しているので、両
PBFより同時に情報を読み出すことが出来るもの
である。これまでは記録すべきデータをPBF12
2に格納する場合についてのみ詳記したが、前に
も述べた如く、磁気テープより読み取られたデー
タにおいてフアンクシヨンが固定データであるこ
とを示している場合は、書込制御回路126でこ
れを判別し、当該データの文字及びサイズ情報が
PBF121に格納されるものである。 かかる状態で次に読み出したデータが変動デー
タであることを指示する場合は、この変動データ
はPBF122に格納されるものであるが、読み出
し制御回路131はこの変動データが重ね合せを
指示しているか否かをフアンクシヨンレジスタ1
18の内容を判別して検知し、重ね合せを指示し
ていない時は、PBF122の変動データのみを読
み出す如く、又重ね合せを指示しているときは
PBF121とPBF122の内容を同時に読み出す
ものである。 説明を簡単とする為PBF121及びPBF122
−1に標準密度情報が格納されているとすると、
読出し制御回路131における重ね合せ指令の読
み出しによりアドレスカウンタ123と124が
同時にかつ同期して読出しを開始し、これまでの
説明と同様に動作してシフトレジスタ184と1
65に情報を格納し且つ、この2つのシフトレジ
スタ内の情報を同期して読み出し、この読み出し
た出力のオア出力を映像情報発生器で形成し、こ
のオア出力で変調器を制御するものであるので、
レーザビーム変調器は両PBFのオア出力により駆
動されるものである。なお、ここではPBF12
1,PBF122−1からの個々の情報読出しにつ
いては説明しないが、かかる読出し動作そのもの
は前に説明した動作と全く同じであり、単に同時
に走査線及びドツトを同期させて読出している点
においてのみ相異するものであるが、かかる制御
はゲート174,173に同時に制御信号を印加
し、且つ、水平クロツク発出器166,180が
記録クロツク発生器から同一のクロツク信号を受
理していることにより実行し得るものである。 第19図は上述の如き重ね合せを図示するもの
であり、例えば、PBF121にはaで示す如く第
1行の第1字目のみに大文字Aを記憶せしめてお
きPBF122−1には第1行の第2文字目までを
除いて中文字でかつ第1行目は使用せずにbで示
す如きBと言う情報を格納せしめておいたとする
と、重ね合せによりcに示す如き両PBFのオア出
力、即ち、最初の行がABBB………Bより成り、
他の行がBBBB………Bより成る各行がABB……
…Bより成る記録を得ることが出来るものであ
る。 なお、上記例の如く普通印刷の場合でなく、縮
刷印刷においても重ね合せを行うことが出来るも
のである。 但し、この場合はPBF121の文字サイズを大
文字のときは中文字に、中文字のときは小文字に
変換する如く読出制御回路131によりデコーダ
177を制御し、且つ、PBF123−1〜4の
夫々と同期してPBF121を読み出す如、即ち、
PBF122−1の第1行の第1走査線の読み出し
と同期してPBF121の第1行目の第1走査線を
読み出し、次にPBF122−3の第1行の第1走
査線の読み出しと同期してPBF121の第1行の
第1走査線を読み出し、次にPBF122−1の第
1行の第2走査線の読み出しと同期してPBF12
1の第1行の第2走査線を読み出し、と言う具合
に読み出しを行ない、シフトレジスタ165,1
84の出力のオア出力で変調器を変調するもので
ある。 第20図は上述の如き縮刷印刷の場合の重ね合
せ印刷を図示するものであり、例えば、PBF12
1には第1行第1字目に大文字Aが、PBF122
−1〜4の夫々には第1行目7字目を除いて大文
字のB,C,D,Eが格納されていたとすると、
第20図に示し如く、4頁の各頁の第1行第1字
としてAが、挿入されて記録されるものである。 なお、上記実施例においてはフリツプフロツプ
285のリセツト出力とシフトレジスタ165、
もしくは180の出力のオア出力を変調器303
に印加する如く構成したが、前記フリツプフロツ
プ285よりセツト出力を導出するならば、この
セツト出力と前記シフトレジスタ165もしくは
180の出力とのアンド出力を前記変調器303
に印加すればよいものであるので、要は両者の論
理出力により変調器303を変調すればよいもの
である。又、上記実施例においてはレフトマージ
ンを規定する為の手段としてカウンタ195、も
しくは第13図に示した如き回路を用いたが、か
かるカウンタ必要はタイマーとして動作している
ものであるので、かかるカウンタを時定数回路に
より形成し、トリガー入力信号の到来より一定時
間後に計時出力を導出するタイマーに代えても同
様の効果を得ることが出来るものである。 かかる場合は、第11図においてカウンタ19
5を除去し、フリツプフロツプ191のセツト出
力をトリガー入力信号とし、計時出力をアンドゲ
ート195に印加する如く時定数回路を含むタイ
マーを設け、このタイマーの前記一定時間を前記
カウンタ195が分周器192からの一定数のパ
ルスを計数する時間を等しくとればよい。なお、
この時定数回路を含むタイマーの該時定数を変化
させることが出来る如く構成しておくことによ
り、カウンタ195の計数値を可変としたのと同
様の効果が得られるのは勿論である。 又、上記実施例においては80MHzの主クロツ
クを5MHzに逓降する分周器192をビーム検出
器318の出力で駆動して移動体の位置を検出す
る如く成したが、本発明はかかる実施例のみに限
定されるものではなく、例えば前記80MHzの主
クロツクと共振する5MHzの共振回路を有するロ
ツクドオツシレータを、前記ビーム検出器318
の出力で起動する如く成しても良いものである。
なお、この様にしてビーム位置を検出するのみな
らず、記録針等の他の移動体も同様にしてその位
置を検出出来るものである。 以上述べた如く、本発明によるならば複数頁相
当の情報を1頁の記録媒体に記録することが出来
るものであるので効率的な記録を行なうことが出
来るものである。更には記録すべき情報が前記複
数頁に満たない場合であつても、誤情報を記録す
ることなく、正確に複数頁の記録を行うことが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,Cは本発明を適用した記録装置
を示すブロツク線図、第2図は第1図における記
録ユニツトの概要を示す斜視図、第3図は記録ユ
ニツトの実際の構成を示す斜視図、第4図は記録
ユニツトの記録システムを示す為の主要部の側面
図、第5図a,bは感光ドラムの表面電位と交流
除電時間の関係を示す説明図、第6図は記録ユニ
ツトの主要部の等価回路図、第7図A,B,Cは
記録媒体上に於いて形成した文字を示す説明図、
第8図A,Bは磁気テープ上に於ける情報の記録
態様を示す説明図、第9図は記録紙上に於いて形
成される記録態様を示す説明図、第10図Aは第
1図における文字発生回路を更に詳細に示すブロ
ツク線図、第10図Bはビームにより形成される
文字を更に詳細に示す説明図、第11図は第1図
における記録クロツク発生器を更に詳細に示すブ
ロツク線図、第12図は記録クロツク発生器の動
作説明に供する信号波形図、第13図は第11図
におけるカウンタ195の他の実施例を示すブロ
ツク線図、第14図は第1図におけるアドレスカ
ウンタ124を更に詳細に示すブロツク線図、第
15図は第1図における変更回路を更に詳細に示
すブロツク線図、第16図は第1図における垂直
クロツク回路を更に詳細に示すブロツク線図、第
17図は第1図における水平クロツク発生器を更
に詳細に示すブロツク線図、第18図は第1図に
おける線カウンタを更に詳細に示すブロツク線
図、第19図及び第20図は重ね印刷の説明に供
する説明図、第21図は記録ユニツトにおけるビ
ーム照射の説明に供する記録ユニツトの主要部上
面図、そして第22図は第1図A,B,Cの配置
を示す配置図、第23図は感光体を示す斜視図、 ここで1〜7,16,17,22はアンドゲー
ト、8,9はオアゲート、11はカウンタ、21
はブランクコード発生回路、24はエンドマーク
検知回路、27は縮刷頁書込み終了検知回路、1
00は情報供出ユニツト、101は制御ユニツ
ト、121,122はページバツフアレジスタ、
123,124,125はアドレスレジスタ、1
26は書込制御回路、131は読出制御回路、1
50,182は文字発生回路、165,184は
シフトレジスタ、186は記録クロツク発生回
路、191,285はフリツプフロツプ、192
は分周器、195,198はカウンタ、196,
199はアンドゲート、286は遅延回路、そし
て303は変調器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の桁より成る行の複数に相当する記憶容
    量を有する記憶手段、前記記憶手段よりある桁の
    読み出しが終了したことを報知する桁終了信号を
    計数して第一の計数値を得る第一計数手段、前記
    記憶手段よりある行の読み出しが終了したことを
    報知する行終了信号を計数して第二の計数値を得
    る第二計数手段、前記第一計数手段の計数値を下
    位桁にセツトし、前記第二計数手段の計数値を上
    位桁にセツトし、前記記憶手段の指定番地を形成
    するレジスタ手段、前記第一の計数値が所定値に
    達したら前記第一計数手段をクリヤする動作を予
    め定めた複数回実行するクリヤ手段、及び前記ク
    リヤ手段によりクリヤ動作を予め定めた回数実行
    した後前記第二計数手段に行終了信号を印加して
    その計数値を所定値だけ変化させる手段、とを有
    する番地指定装置。
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