JPS6321391B2 - - Google Patents

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JPS6321391B2
JPS6321391B2 JP52016607A JP1660777A JPS6321391B2 JP S6321391 B2 JPS6321391 B2 JP S6321391B2 JP 52016607 A JP52016607 A JP 52016607A JP 1660777 A JP1660777 A JP 1660777A JP S6321391 B2 JPS6321391 B2 JP S6321391B2
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JP
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signal
pattern
memory
data
code
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JP52016607A
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Katsumi Masaki
Takashi Kitamura
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Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPS53101936A publication Critical patent/JPS53101936A/ja
Publication of JPS6321391B2 publication Critical patent/JPS6321391B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデータ処理装置に係り、特に記録又は
表示の為のデータの中で所望のデータにマスキン
グして、記録又は表示させない様にする機能を備
えるプリンタ又は表示器に適用するに好適なデー
タ処理装置に関する。
従来から、データ処理機械に於いては、その処
理データを記録又は表示する等の機能を受け持つ
データ出力装置を備えるのが一般的であるが、デ
ータを一定のフオームで記録又は表示する場合、
特に所望の部分だけを隠したい、即ちマスキング
したいという要求の生じる事はしばしばある事で
ある。
今、データ出力装置として、プリンタを例にと
つて説明するに、インパクト方式のラインプリン
タの場合、マルチコピーが簡単に作成出来る訳で
あるが、このマルチコピーの際に、カーボンの適
宜位置設定に依つて、所望のデータに関してのみ
マスキングしてマスクトマルチコピーを得る事は
極めて簡単に実現出来る事であり、広く用いられ
ている。
これに対して、ノンインパクト・プリンタの場
合、マルチコピーを行う事は容易ではなく、従つ
て、上に述べた様に、プリンタ側、特にプリンタ
に適用される記録紙側に適宜処理を加えてマスキ
ングを行う事はほとんど不可能に近い。
この様な、ノンインパクトプリンタとして、レ
ーザ・ビームプリンタがあるが、以下このレー
ザ・ビームプリンタを例にとつて説明を行う。
第1図は、かかるレーザビームプリンタの基本
的な構成を模式的に示した概略構成図である。
レーザ発振器1より発振されたレーザビーム
は、反射ミラー2を介して変調器3の入力開口に
導かれる。反射鏡2は、装置のスペースを小さく
すべく光路を屈曲させるために挿入されるもの
で、必要なければ、除去されるものである。
変調器3には、公知の音響光学効果を利用した
音響光学変調素子又は、電気光学効果を利用した
電気光学素子が用いられる。
変調器3において、レーザビームは、変調器3
への入力信号に従つて、強弱の変調を受ける。
また、レーザ発振器が、半導体レーザの場合、
あるいは、ガスレーザ等においても電流変調が可
能な型あるいは、変調素子を発振光路中に組み込
んだ型の内部変調型のレーザを使用するにあたつ
ては、変調器3は省略され直接ビームエキスパン
ダー4に導かれる。
変調器3からのレーザビームはビームエキスパ
ンダーにより平行光のままビーム径が拡大され
る。さらに、ビーム径が拡大されたレーザビーム
は鏡面を1個ないし複数個有する多面体回転鏡5
に入射される。多面体回転鏡5は高精度の軸受
(例えば、空気軸受)に支えられた軸に取り付け
られ、定速回転(例えばヒステリシスシンクロナ
スモータ、DCサーボモータ)のモータ6により
駆動される多面体回転鏡5により、水平に掃引さ
れるレーザビーム12はf−θ特性を有する結像
レンズ7により、感光ドラム8上にスポツトとし
て結像される。一般の結像レンズでは、光線の入
射角θの時、像面上での結像する位置rについ
て、 r=f・tanθ −(1) (f:結像レンズの焦点距離)なる関係があ
り、本実施例のように、一定の多面体回転鏡5に
より、反射されるレーザビーム12は結像レンズ
7への入射角が、時間と共に一次関数的に変化す
る。従つて、像面たる感光ドラム8上での結像さ
れたスポツト位置の移動速度は、非直線的に変化
し一定ではない。すなわち、入射角が大きくなる
点で移動速度が増加する。従つて、一定時間間隔
で、レーザビームをONにして、スポツト列を感
光ドラム8上に描くと、それらの間隔は両端が、
中央部に比較して広くなる。この現象を避けるた
め、結像レンズ7は、 r=f・θ −(2) なる特性を有するべく設計される。
この様な結像レンズ7をf−θレンズと称す
る。さらに、平行光を結像レンズでスポツト状に
結像させる場合、そのスポツト最小径dminは、 dmin=εfλ/A −(3) 但しf;結像レンズの焦点距離 λ;用いられる光の波長 A;結像レンズの入射開口又は入射ビーム
径が小さければ入射ビームの拡り ε;ビーム形状に依存する定数 で与えられ、f,λが一定の場合Aを大きくすれ
ばより小さいスポツト径dminが得られる。先に
述べたビームエキスパンダー4は、この効果を与
えるために用いられる。従つて、必要なdminが
レーザ発振器のビーム径によつて得られる場合に
はビームエキスパンダー4は省略される。
ビーム検出器18は、小さな入射スリツトと、
応答時間の速い光電変換素子(例えばPINダイオ
ード)から成る。ビーム検出器18は、掃引され
るレーザビーム12の位置を検出し、この検出信
号をもつて、感光ドラム上に所望の光情報を与え
るための変調器3への入力信号のスタートのタイ
ミングを決定する。これにより、多面体回転鏡5
の各反射面の分割精度の誤差および、回転ムラに
よる、水平方向の信号の同期ずれを、大巾に軽減
でき、質の良い画像が得られると共に、多面体回
転鏡5及び駆動モーター6に要求される精度の許
容範囲が大きくなり、より安価に製作できるもの
である。
上記の如く、偏向、変調されたレーザビーム1
2は、感光ドラム8に照射され、電子写真処理プ
ロセスにより顕像化された後、普通紙に転写、定
着されハードコピーとして出力される。
次に印刷部20について第2図を参照しつつ説
明する。
本実施例に適用される電子写真プロセスの1例
として本出願人の特公昭42−23910号公報に記載
の如く、導電性支持体、光導電性層及び絶縁層を
基本構成体とする感光板8の絶縁層表面を、第1
のコロナ帯電器9によりあらかじめ正又は負に一
様に帯電し、光導電性層と絶縁層の界面若しく
は、光導電性層内部に前記帯電極性と逆極性の電
荷を捕獲せしめ、次に前記被帯電絶縁層表面に前
記レーザー光12を照射すると同時に、交流コロ
ナ放電器10による交流コロナ放電を当て、前記
レーザー光12の明暗のパターンに従つて生ずる
表面電位の差によるパターンを、前記絶縁層表面
上に形成し、前記絶縁層表面全面を一様に露光
し、コントラストの高い静電像を前記絶縁層表面
上に形成し、更には前記静電像を荷電着色粒子を
主体とする現像剤にて現像装置13により現像し
て可視化した後、紙等の転写材11に前記可視像
を内部若しくは外部電界を利用して転写し、次に
赤外線ランプ、熱板等による定着手段15によつ
て転写像を定着して電子写真プリント像を得、一
方転写が行われた後、前記絶縁層表面をクリーニ
ング装置16によりクリーニングして残存する荷
電粒子を除去し、前記感光板8を繰り返し使用す
るものである。
以上、述べた如き構成を有するプリンタに於い
ては、1頁分の記録データをページバツフアと呼
ばれる記憶装置に貯えておいて、同一内容のマル
チコピーを作成する場合は、ページバツフアの情
報を繰り返して記録すれば良いので、その記録速
度の速さから見ても、マルチコピーに関しては特
に問題はない。しかし、インパクト・プリンタの
様に、所望のデータにのみマスキングが施された
マルチコピー、即ちマスクトマルチコピーを得よ
うとする場合には問題がある。
即ち、上述したレーザビームプリンタは、頁プ
リンタとしての性格が極めて強く、従つてマルチ
コピーを作成する場合、第1枚目の内容と第2枚
目以下の内容に微かでも違いがある場合には、各
頁に記録するデータを別個に揃えて編集しなけれ
ばならない。この為に、バツフアメモリー又は保
存用のメモリの容量が増大し、データ転送にかか
る時間的なロスの為に、記録のスループツトを悪
くする結果となる。具体的には、オフラインプリ
ンタの場合は、磁気テープ等のデータフアイルか
ら第1枚目用の記録データと第2枚目以降の為の
記録データを別個に2度、ページバツフアに取り
込んで、データ記録を行う必要がある訳で、記録
データの微かな部分のマスキングの為であるにも
かかわらず、極めて無駄が多く効率的でない。ま
して、自由にマスキングを行つたり、マスキング
を外したりする等の機能を実現する為には、装置
の複雑化と原価上昇はまぬがれない。
斯る問題点は、レーザ.ビームプリンタに限ら
ず、あらゆるノンインパクトプリンタやデータ出
力装置等において生じ得る問題であり、何らかの
解決策が必要とされていた。
又部分マスキングが可能になつたとしてもマス
クされた領域が一画面中どこか分らなくなること
がある。
本発明は以上の欠点を除去するものであり、か
つマスクされた領域を示す処理をマスキング処理
に遅れることなくすみやかに実行できることを可
能にしたものである。
即ちマスキング実行可能な特定コードを判定し
て、文字とフオームとの合成パターンで構成され
る一画面中の一部をマスクし、かつ同じその特定
コードにより、マスク箇所に対応して特定パター
ンを発生させる。
即ち、本発明は記録又は表示用文字データを格
納した第1メモリ114、フオームデータ及び特
定コードを格納した第2メモリ115、第1メモ
リの文字データに基づいて記録又は表示用文字パ
ターン信号を出力し、第2メモリのフオームデー
タに基づいてフオームパターン信号を出力するパ
ターン発生手段107,108、上記記録又は表
示用文字パターン信号と上記フオームパターン信
号を合成して一画面中に合成パターンを形成する
手段100、一画面中のパターンの一部をマスク
することの可能な前記第2メモリにおける前記特
定コードを判定する手段110、上記記録又は表
示用文字パターンと上記フオームパターンの合成
画面中上記特定コード判定手段により前記第2メ
モリの前記特定コードに対応した箇所をマスクす
る手段135,133,126、上記マスクした
箇所に対応して特定パターンを形成するべく上記
特定コード判定手段による特定コードに基づいて
特定のパターン情報を出力する手段144,10
8(第4図)、とを有するデータ処理装置を提供
することにある。
以下、図面に従つて本発明のデータ処理装置を
更に詳細に説明する。
第3図は、本発明の一実施例に係るデータ処理
装置の回路構成図を示すもので、特にラスタスキ
ヤン方式に依り、画像或いは文字記号信号を出力
して、第1図示レーザビームプリンタの変調器3
に対して変調制御信号を与える回路を示すもので
ある。
第1図示レーザ.ビームプリンタに於いては、
レーザ.ビーム12が感光体上に照射した事によ
り形成されたスポツトが感光ドラム8上を繰り返
して掃引されながら、順次副走査(ドラム8の回
転に依つて得られる)を受け、各走査位置に対応
した変調を受ける事に依り、所望の文字又は記号
の記録が行なわれる。斯る記録の為の信号は、各
文字又は記号又はフオームに対応するコード信号
で与えられるものであり、このコード信号はパタ
ーン発生器に印加して、例えば12ロウ×7コラム
の84のドツトより成る1つのパターンに変換す
る。従つて、感光体上において形成したパターン
を転写した転写紙11上においては、第4図AB
に示した如く記録が施され、1つのコード信号は
1つのパターン24,34〜37と対応する事と
なる。
従つて、1行にn個のパターン24を配置する
ものとすると、レーザビームが感光体上を1回ス
キヤンするのにn回コード信号の読出しを行なわ
なければならず、1ラインの記録を完了するには
12n回のコード信号の読み出しを行なわなければ
ならない事となる。
第3図は本発明による情報処理装置を示すもの
であり、114,115で示すのは、例えば、
A4サイズの記録紙1頁分(1頁は132行より成
り、1行は272のパターンで構成されているもの
とする)の情報(この場合はコード信号)を格納
するページバツフアメモリ(以後PBFと呼ぶ)
である。
このPBF114は主としてデータコード信号
の記憶に用いるメモリであり、PBF115は主
として前記データと重ねて記録する為のフオーム
コード信号の記録及び前記データコード信号にお
いて記録を行いたくない個所をマスクする為のマ
スクコード信号の記憶に用いるものである。
例えば第3図において、PBF114において
114−1で示した区域のデータの記録を行いた
くない時は、PBF115において前記区域11
4−1に対応する区域115−1にマスクコード
信号(例えば“11111111”)を格納しておくもの
である。前記区域114−1が複数のパターン区
域を含む時は、前記区域115−1において前記
複数のパターン区域に対応する夫々の個所にマス
クコード信号を挿入しておく。このPBF114,
115は必要なアクセスタイムを満足するランダ
ムアクセスメモリ(RAM)であれば何でも良い
が、本実施例においては、半導体メモリを使用し
ているものである。
ここで更に説明するならば、データ情報(デー
タコード信号)とは、第5図1に示す如く、出力
すべきデータ、例えばコンピユータからの出力デ
ータを指し、フオーマツト情報(これもデータコ
ード信号の一種である)とは同図2に示す如く、
わく組、項目等より構成される書式の類を指すも
のであり、従来のラインプリンタ等では予め印刷
されていた書式に相当するものである。
斯るPBF114,115は夫々アドレス装置
116,117を有しており、斯るアドレス装置
の指示したPBF114,115の番地へ、入力
線Li1,Li2からの情報を格納し、又は出力線Lo1
Lo2へ該PBF114,115の内容を導出するも
のである。
斯るアドレス装置116,117は同時に駆動
する事も出来るし、又夫々別個に駆動する事も出
来るものである。本実施例においては、PBF1
14,115への格納は1頁分の情報を単位とし
て行い、読出しとは1行を単位として行なうもの
である。前述の如く、前記入力線Li1,Li2には
夫々記憶すべき1頁分の情報が順次導出されるも
のであるが、斯る情報は本出願人の出願に係る前
述の米国特許第4059833号で述べている如く、1
つの磁気テープから読み出した情報の内、データ
に関する情報は入力線Li1に導出し、フオームに
関する情報は入力線Li2に導入する如く構成する
事が出来る。
又、他の方法としては、本件出願人が出願した
米国特許第4081604号に述べている如く、データ
に関する情報は第1の磁気テープから読み出して
入力線Li1に導出し、フオームに関する情報は第
2の磁気テープから読み出して入力線Li2に導出
しても良いものである。
出力線Lo1に導出された信号は信号線L1上に出
力線Lo2に導出された信号は信号線L2上に導か
れ、夫々第1のメモリ101と第2のメモリ10
2に印加される。
斯る第1と第2のメモリは夫々1行相当分の情
報(272パターンに相当する272のコード信号)を
記憶する容量を有するメモリより成り、夫々1つ
のコード信号(この実施例では8ビツトより成
る)の各ビツト出力を出力線T1−1〜T1−
8、及びT2−1〜T2−8へ並列に導出するも
のである。
103,104で示すのは、信号線L1,L2
り送られたきた情報の前記第1メモリ、第2メモ
リへの格納を指示し、又該第1メモリ、第2メモ
リからコード信号を順次読み出すのを指示するア
ドレス回路である。
即ち、信号線130からの信号が印加される事
により、この信号をアドレス装置116,117
に与えると共に、アドレス回路103,104に
与えて、夫々PBF114,115より1行分の
コード信号を同時に第1メモリ101、第2メモ
リ102に読み込む事を指示し、信号線131か
らの信号が印加される毎に、第1メモリ101、
第2メモリ102より1つのコード信号(8ビツ
トより成る)の読み出しを指示するものである。
前記信号線130への信号は、端子129に印
加された垂直同期信号を制御回路113を介して
そのまま印加するものであり、斯る垂直同期信号
は12ロウから成る1行の記録が完了する度に導出
される信号であり、本図示の部分で水平同期信号
を12回計数する度に、端子129に印加されるも
のである。
前記信号線131への信号は制御回路109よ
り導出されるものであるが、この信号はこの制御
回路109に含まれているクロツク発生器109
−1(1クロツクが第4図における1ドツトに対
応する)からのクロツクを、制御回路109に含
まれている計数器109−2で7つ(1つのパタ
ーンのコラムの数)数える度に導出されるもので
ある。又、この制御回路109からは予め定めた
記録区域D(第4図)に相当する期間(実施例で
は1行に272パターン配置し、1つのパターンが
7コラムより成るものであるので、272×7コラ
ムに相当する期間、換言するならば1コラムが1
クロツクに相当しているので272×7クロツク相
当期間)のみ高レベルでその他の期間は低レベル
の制御信号が信号線132上に導出されており、
斯る期間のみアンドゲート133の一端に高レベ
ル信号を印加しているものである。
105,106で示すのはロウアドレス指示器
であり、ある行において現在走査しているロウを
指示するものである。
このロウアドレス指示器105,106は制御
回路109の端子118に印加される水平同期信
号(ビームの一水平走査毎に導出される基準信号
であり、第1図におけるビーム検出器18の出力
信号より成る)が制御回路109を介して信号線
119により印加されているものであり、斯る同
期信号を1行を構成するロウの数だけ計数する計
数器より成るものである。
即ち、実施例の場合は1行が12ロウより成るも
のであるので、このロウアドレス計数器は1〜1
2迄を計数してその計数出力を4ビツトの信号と
して出力線S1−1〜S1−4,S2−1〜S2
−4に並列に出力するものであり、12迄計数した
ら1に復帰する如く構成されているものである。
107はパターン発生器であり、例えば第6図
1,2に示す如くデータの表示に必要なる多数の
パターンを記憶しており、出力線T1−1〜T1
−8で入力したコード信号に対応するパターン
で、且つ出力線S1−1〜S1−4で入力したロ
ウに相当するビツト信号が出力線M1−1〜M1
−7に並列に導出されるものである。
例えば出力線T1−1〜T1−8より第6図1
に示す如きパターン“A”を指示するコード信号
が印加され、出力線S1−1〜S1−4より7番
目のロウである事を指示する信号が印加されたと
すると、出力線M1−1〜M1−7には0101000
(但し、第6図において、黒い部分を1で示し、
白い部分は0で示すものとする)の信号が導出さ
れるものである。
108は107と同様のパターン発生器である
が、主として第6図3,4,5,6,7,8に示
す如くフオームの表示に必要なる多数のパターン
を記憶しており、出力線T2−1〜T2−8で入
力したコード信号に対応するパターンで、且つ出
力線S2−1〜S2−4で入力したロウに相当す
るビツト信号が出力線M2−1〜M2−7に並列
に導出されるものである。
例えば出力線T2−1〜T2−8に第6図5に
示す如きパターンを指示するコード信号が印加さ
れ、出力線S2−1〜S2−4に1番目のロウで
ある事を指示する信号が印加されたとすると、出
力線M2−1〜M2−7には、1111111の信号が
導出されるものである。但し、パターン発生器1
08には、出力線T2−1〜T2−8より、前記
マスクコード信号が印加される場合が有るもので
あるが、このパターン発生器108は、斯るマス
クコード信号(11111111)が入力された時は、出
力線M2−1〜M2−7の全てには常に0(無情
報のパターン信号)が導出される如く構成されて
いる。
斯るマスクコードはパターン発生器108でパ
ターンの発生に用いていないコード信号であれば
良く、特に前述の如きコード信号“11111111”に
限定されるものではない。
111は出力線M1−1〜M1−7より並列に印
加されたビツト信号を直列な信号に変換して1ビ
ツトづつ読み出す為の並直列変換器であるところ
のシフトレジスタであり、制御回路109に内蔵
したクロツク発生器109−1(発振周波数5M
Hz)からのクロツク信号を信号線122により端
子120に印加することにより、出力線M1−1
側のビツト信号より順次出力線123上にビツト
信号を読み出すものである。従つて、上記例に従
えば、1つのクロツクが入ると出力線123に
“0”を、更に1つのクロツクを印加すると“1”
を、更にクロツクを印加すると、“0”を……と
言う具合に順次読み出すものである。
112も前記シフトレジスタ111と同様の構
成より成るシフトレジスタであり、信号線122
からの端子121へのクロツク信号の印加によ
り、出力線M2−1側のビツト信号より順次出力
線124上にビツト信号を読み出すものである。
100で示すのは前記出力線123,124を
その入力とするオア回路であり、斯るオア回路1
00(相加手段)で相加されたビツト信号は出力
線125に導出された後、第1図の変調器3に変
調信号として印加され、レーザビームの変調を行
うものである。
尚、前記シフトレジスタ111,112におけ
る126,127は夫々イネーブル端子であり、
斯るイネーブル端子126,127に信号線12
8より高レベルの信号が印加されている時は、出
力線M1−1〜M1−7,M2−1〜M2−7に
導出されているビツト信号をシフトレジスタ11
1,112に取り込み、低レベル信号が印加され
ている時は出力線M1−1〜M1−7,M2−1
〜M2−7に導出されているビツト信号をシフト
レジスタ111,112に取り込まないものであ
る。
110で示すのはマスクコードを判別する制御
回路であり、第2メモリ102より読み出された
コード信号がマスクコード信号(例えば
11111111)である時は判別回路110でマスクコ
ード信号である事を判別して信号線134上に高
レベル信号を導出し、マスクコード信号でない事
を判別した時は低レベル信号を導出するものであ
る。
斯る信号線134はナンドゲート135の1つ
の入力端子に印加し、このナンドゲート135の
他の入力端子には、信号線136により制御回路
113よりマスク制御信号を印加する。
即ち、制御回路113の一部にスイツチ(フリ
ツプフロツプでも良い)、の如き制御信号発生器
137を設けておき、この制御信号発生器137
がマスキングを指示する第1の態様(スイツチ
ONの状態)の時は信号線136に高レベル信号
を導出し、マスキングを指示しない第2の態様
(スイツチOFFの状態)の時は信号線136に低
レベル信号が導出される如く構成しておく。
前記スイツチ137を例えば第17図に示す如
くフリツプフロツプ137−1で構成しておき、
信号線136をそのセツト出力側に接続してお
き、斯るフリツプフロツプ137−1のセツト入
力にはカウンタ137−2の出力を印加しておく
ならば、予め定めた所定枚数毎に所定枚数のマス
クした記録を得る事が出来るものである。即ち、
前記カウンタ137−2は132個の垂直同期信号
毎に(1枚の記録が完了する度に)1個得られる
パルス信号を入力する5進カウンタ(同一の記録
を5枚とる場合)であり、計数1の出力は前記フ
リツプフロツプ137−1のセツト入力Siに、計
数3の出力は前記フリツプフロツプ137−1の
リセツト入力Riに印加する。
さすれば、5枚1組の記録の内、最初の2枚は
全ての情報が記録され、続く3枚は所要個所がマ
スクされた記録を得る事が出来るものである。
この様に構成しておくならば、判別回路110
がマスクコード信号を判別した状態において信号
線136が高レベルにあれば、信号線128は低
レベルとなつて、出力線M1−1〜M1−7,M
2−1〜M2−7からシフトレジスタ111,1
12へのビツト信号の取り込みが禁止される。
又、これとは逆に信号線136が低レベルであ
れば、判別回路110がマスクコード信号を判別
しても、信号線128は高レベルに保たれるの
で、出力線M1−1〜M1−7,M2−1〜M2
−7からシフトレジスタ111,112へのビツ
ト信号の取込みは正常に行なわれる。
今、転写紙11上に第4図Bに示す如く、記録
を施したいとすると、PBF114,115に第
4C、第4Dに示す如くコード信号を格納してお
きこれらを同時に読み出せば良い。即ち、第4図
Cに示す如く、PBF114の番地n+1〜n+
273、及び番地n+544には、情報がない状態を示
すコード信号“00000000”を格納しておき、番地
n+274には第4B図において30で示す“A”
を示すコード信号“00000001”を格納しておき、
番地n+275には第4B図において31を示す
“B”を示すコード信号“00000010”を格納して
おき、番地n+276には第4B図において32で
示す“C”を示すコード信号“00000011”を格納
しておき、番地n+543には第4B図において3
3で示す“x”を示すコード信号“00000100”を
格納しておく。一方、第4図Dに示す如くPBF
115の番地n+1には第4図Bの34で示す如
きパターン(第6図8)を示すコード信号
“10000110”を格納しておき、番地n+2〜n+
271には第4図Bの35で示す如きパターン(第
6図6)を示すコード信号“10000100”を格納し
ておき、番地n+272には第4図Bの38で示す
如きパターン(第6図7)を示すコード信号
10000101を格納しておき、番地n+273には第4
図Bの36で示すパターン(第6図3)を示すコ
ード信号“10000001”を格納しておき、番地n+
544には第4図Bの37で示すパターン(第6図
4)を示すコード信号“10000010”を格納してお
き、その他の番地にはマスクコード信号
“11111111”を格納しておく。
この様にしてPBF114,115に情報が格
納されている状態で、信号線130に指令信号で
導出されると、PBF114,115の対応する
番地に属する1行分の情報(番地n+1〜n+
272)が夫々第1のメモリ101、第2のメモリ
102に格納される。今、制御信号発生器137
をマスキングを指示しない第2の態様として、信
号線136上にローレベルの信号が導出された状
態で、信号線131に読み出し信号を印加するな
らば、第1メモリ101と第2メモリ102の情
報が同時に読み出されて対応する情報が同時にパ
ターン発生器107,108に印加される。
前記信号線136は低レベルに保たれているの
で、判別回路110の出力には関係なく、イネー
ブル端子は高レベルの信号が印加されている。
従つて、パターン発生器107,108の出力
は夫々同時にシフトレジスタ111,112に読
み込まれ、該シフトレジスタ111,112より
同時に読み出された後オア回路100で相加され
る。この様にして第1メモリ101、第2メモリ
102からの1行相当の情報が12回くり返された
ならば、PBF114,115より次の1行の情
報を第1メモリ101、第2メモリ102に読み
込み前述と同様の働きでオアゲート100より順
次相加した出力信号を得るものである。
このn+1行目においては、第2メモリ102
にはマスクコード信号が含まれているものである
が、前述の如く信号線136で低レベルに保たれ
ているので、このマスクコード信号は何の機能も
果さず、パターン発生器108において情報が無
いパターン信号(即ち、全ての出力が“0”)に
変換されるのみである。
従つて、記録紙11上においては第4図Bに示
す如き記録を得る事が出来る。
さて次に第4図Bのデータ(ABC……X)の
記録をマスクする場合について述べるならば、斯
る場合、制御信号発生器137を第1の態様とし
て信号線136に高レベルに保つておく。
斯る状態で前述と同様にしてPBF114,1
15より第n行目の情報を第1メモリ101、第
2メモリ102に読み込んで、これをパターン変
換してオア回路100より導出した後、第n+1
行目の情報を第1メモリ101、第2メモリ10
2に読み込んで該行の2番目のパターンを読み出
す場合について詳記する。
第n+1行目の第2番目の情報は第1メモリに
おいては“00000001”であり、第2メモリ102
においてはマスクコード信号である処の
“11111111”である。斯るコード信号は夫々パタ
ーン発生器107,108に印加され、パターン
発生器107からはデータAのパターン信号が導
出され、パターン発生器108からは、情報が無
い状態を示す全“0”のパターン信号が導出され
るものである。
一方、第2メモリ102より導出されたコード
信号は判別回路110にも印加されるものである
が、この判別回路110はマスクコード信号であ
る事を判別して信号線134に高レベル信号を導
出する。
従つてナンドゲート135の出力は低レベルと
なり、信号線128は低レベルとなる。
前述の如く、パターン発生器107の出力線M
1−1〜M1−7にはパターンAに関するビツト
出力が、又パターン発生器108の出力線M2−
1〜M2−7には全“0”のビツト出力が導出さ
れている訳であるが、イネーブル端子126,1
27に低レベル信号が印加されているので、シフ
トレジスタ111,112は情報の取り込みを行
なわない。
従つて、シフトレジスタ111,112の中に
は斯る状態では何ら情報は格納されていない事と
なる。
斯る状態で、端子120,121に7発のクロ
ツクパルスが印加されても出力線123,124
には夫々7個の“0”信号が導出されるのであ
る。換言するならば、パターン発生器107から
導出されたデータ“A”に関する情報はマスクさ
れた事になり出力されない。
この様にしてn+1行に属する情報の読み出し
を12回繰返すと第n+1行の記録が完了するもの
であるが、斯る記録の完了時においては、第4図
Bのパターン30,31,32,33はマスクさ
れ直線の組合せから成るフオームのみが記録され
るものである。
更に斯るマスクについて分り易く説明するなら
ば、PBF114に第5図1の如き1頁分のデー
タが記憶され、PBF115に第5図2の如き1
頁分の情報が記憶されているとすると、第1メモ
リ101、第2メモリ102及びパターン発生器
107,108、及びシフトレジスタ111,1
12を同時に駆動すると、記録紙11上には第8
図に示す如く両情報が重ね合せられ1つの記録情
報を得る事が出来る。
ここで、第10図において矢印Pで示すデータ
にマスキングして第9図に示す如き記録を行いた
い場合、第10図2において矢印Tで示す如く、
第10図1の矢印Pに位置したデータに対応する
如くフオーマツト情報に、マスク(特殊)コード
(11111111)を書き込んでおく事に依り、第9図
に示す様なマスクトコピーを得られる。前記特殊
コード(マスクコード信号)が第2メモリ102
から出力されると、判別回路(マスク・コードデ
コーダ)110に依つて検出され、該判別回路1
10からは“1”出力がなされる。前記判別回路
110からのマスクコード検出信号は、制御回路
113からのマスキング指令に従つて、信号線1
32上のタイミング・パルスと同期を取られた上
で、第1、第2シフトレジスタ111,112の
イネーブル端子126,127に与えられ、第1
パターン・ゼネレータ107及び第2パターン・
ゼネレータ108からそれぞれ対応するシフトレ
ジスタ111,112に対するパターン情報の入
力(ロード)が禁止される。従つて、マスクコー
ドと同じタイミングで第1メモリ101から読み
出されたデータは、シフト・レジスタ111には
読み込まれず、従つて該データの記録は行なわれ
ない。又、第2メモリ101から出力されたマス
ク.コードも第2パターン.ゼネレータ108に
与えられるが、このマスク.コードに対応するパ
ターン信号も、同時に規制される為、結局オア・
ゲート100からは何らの記録信号も出力されな
い。尚、マスキングを行うか行なわないかの指示
は、制御回路113からの指示に依るもので、マ
スク.コードが検出されても、コントロール回路
113からの信号線136によるマスキング指令
がなければマスキングは行なわれない。ちなみに
このマスキング指令は、パネルスイツチ137、
或いは磁気テープ又はホスト.コンピユータ等か
らのマスキング指示に依つて出力されるものであ
る。例えばマスキングの施されていないコピーを
2部、マスクトコピーを1部という具合に、モー
ドの異なる記録を得たい場合でも、前記マスキン
グ指令を制御する事に依り極めて簡単に2種類の
コピーを得る事が出来るものである。
第3図示回路が、以上述べた如き動作を行うに
ついての、タイムチヤートは第7図に示されるも
のであるが、以下第7図示タイムチヤートについ
て簡単に説明する。
第7図1はシステムの全てのタイミングを決定
するタイミングクロツクであり、クロツク発生器
109−3から得られるクロツク信号である。
同図2はアドレス回路103及びアドレス回路
104が第1メモリ101及び第2メモリ102
の各アドレスを決定するタイミングを示し、同図
3は同図2のタイミングに従い、アドレス回路1
03が実際に第1メモリ101のアドレスを決定
する時間を示し、斜線はICの遅延による不確定
領域を示している。同図7は同様にアドレス回路
104が実際に第2メモリのアドレスを決定する
時間を示す。同図4はアドレス回路103により
指定された第1メモリ101のアドレスからデー
タが読み出される時間を示し、同図8は同じくア
ドレス回路104により指定された第2メモリ1
02のアドレスからデータが読み出される時間を
示す。同図5は、第1メモリ101から読み出さ
れた情報及び第1ロウアドレス指示器105の指
示に従つてパターン.ジエネレータ107からパ
ターン情報が出力される時間を、同図9は同じ
く、第2パターンジエネレータ108からパター
ン情報が出力される時間を示す。同図6は、パタ
ーンジエネレータ107から出力されたパターン
情報を、シフトレジスタ111に入力(ロード)
するタイミングを(但しシフトレジスタとしてシ
ンクロナスロード型を用いた場合)、同図11は
同じくシフトレジスタ112へのパターン情報入
力(ロード)のタイミングを、同図10は判別回
路110から出力を得る時間をそれぞれ示すもの
である。今、制御器113かマスクされた情報の
出力を要求し、且つ第7図10の点で、判別回
路110の出力がハイレベル(即ちマスクコード
がデコードされた)になつた場合を考えるとす
る。その場合、同図6及び11に示す如く、点
以前には、シフトレジスタ111、シフトレジス
タ112へのパターン情報の入力を行い、点に
おいてはシフトレジスタ111、シフトレジスタ
112へのパターン情報の入力を行なわない。然
してマスクすべき情報の出力を禁ずる事ができ
る。
尚、マスキングの為の特殊コードとして、あき
コード(文字或いはパターンのコード体系に用い
てないコード)の中から適宜選択しておけば、特
殊コードをパターンゼネレータ107,108に
入力した時に、(ブランク)のコードと同じく特
殊な扱いが可能であり、従つて、マスキング指令
が出されない時、パターン.ゼネレータ108か
ら、特殊コードに対応するパターンが出力されて
不本意な記録がなされる事を防止出来るものであ
る。
以上、述べた如き構成に依れば、カーボンコピ
ー等を取る事の不可能なノンインパクト.プリン
タに於いて、マルチコピー、特にマスクトマルチ
コピーを、極めて簡単な構成において得る事を可
能ならしめた新規のデータ処理装置を得る事が出
来るもので、その有用性極めて大なるものであ
る。
以上、述べた如き構成に依れば、カーボンコピ
ー等を取る事の不可能なノンインパクト.プリン
タに於いて、マルチコピー、特にマスクトマルチ
コピーを、極めて簡単な構成に於いて得る事を可
能ならしめた新規のデータ処理装置を得る事が出
来るもので、その有用性極めて大なるものであ
る。第3図に示した上記実施例に於いては、第1
のパターンゼネレータから出力されるデータの一
部消去を行う為に、シフトレジスタの入力制御を
行う如き構成を例示したが、第11図に示す如
く、第1、第2のパターン.ゼネレータ107,
108からのパターン信号の導出を制御しても良
いものである。
即ち、1Cより成るパターン発生器107,1
08はチツプセレクト端子139,140を有し
ており、このセレクト端子139,140を高レ
ベルに保つた時は出力線T1−1〜T1−8,T
2−1〜T2−8上のコード信号を取り込んで出
力線M1−1〜M1−7,M2−1〜M1−7に
パターン信号を導出し、低レベルに保つと出力線
T1−1〜T1−8,T2−1〜T1−8上のコ
ード信号の取り込みを行なつてもパターン信号を
導出しないで全ての出力線から“0”の出力を行
うものである。
従つて、ナンド回路135の出力を信号線13
8に印加しておくならば、信号線136に低レベ
ル信号が導出されている時はパターン発生器10
7,108は正常に動作してその出力線にパター
ン信号を導出する。
一方、信号線136に高レベルが導出されてい
る状態において、判別回路110がマスクコード
を検出しない状態においては前記同様パターン発
生器107,108は正常に動作するが、判別回
路110がマスクコードを検出した時はパターン
発生器107,108はパターン信号の導出は行
なわず、全“0”の信号が出力線M1−1〜M1
−7,M2−1〜M2−7に導出される。
これにより情報はマスクされた事となり、第3
図の装置と同様に機能させる事が出来るものであ
る。尚、第3図と同一の番号を付した部材は同一
の部材より成り、同一の機能を果し、不図示の部
分は第3図と同様の構成より成るものである。
上記実施例においては、マスクコード信号に対
応するデータをマスクして記録しない場合につい
てのみ説明したが、本発明を用いるならば、マス
クコード信号によりデータをマスクし、このマス
クした個所にデータをマスクした事を示す他の記
録、例えば第13図においてA,B,Cで示した
如きパターンを記録する事も出来るものである。
第12図はこの様にマスクした個所に他の種類の
記録を施す装置を示すものであり、11図で示し
た装置に若干の修正を行う事により構成する事が
出来るものである。
即ち、第2メモリ102の出力をコード変換器
142に印加し、このコード変換器142の出力
をパターン発生器108に印加する如く構成して
おき、且つ、セレクト端子140には不図示の回
路より常時高レベル信号を印加しておくものであ
る。このコード変換器142は信号線138が高
レベルの時は変換機能が働らかず、第2メモリ1
02の出力がそのままのコード信号で、パターン
発生器108に印加され、信号線138が低レベ
ルの時はマスクコード信号(例えば“11111111”)
が他の特定コード信号(例えば“10111111”)に
変換される如く構成されているものである。第1
2図においては、出力線T2−2をアンドゲート
144の1つの入力とし、該アンドゲート144
の他の入力にナンドゲート135の出力を印加
し、このアンドゲート144の出力を前記出力線
T2−2の代りとしてパターン発生器108に印
加して構成している。
従つて、パターン発生器108に変換されたコ
ード信号“10111111”が印加された時、第13図
A又はB又はCに例示する如き特定のパターン信
号が発生する如くしておくならば、マスクコード
信号が判別回路110で検出され、且つ信号線1
36が高レベルの時のみ、第1メモリ101から
読み出されたデータの記録が行なわれず、その代
りに第13図に示した如き特殊パターンが記録さ
れるものである。
斯る装置においては、信号線138が高レベル
である限りコード変換器142は何ら動作しない
ものである。
尚、第12図において第11図と同一の番号を
付した部材は第11図と同様の部材より成り、同
様の機能を果すものであり、又不図示の部分は第
11図と同様の構成より成るものである。
又、12図に示した装置と同様の機能を果す他
の装置としては、更に第3図に示した装置を若干
修正して第14図に示す如き装置を例示する事が
出来る。不図示の部分は第3図と同様の構成より
成るものとする。
斯る装置においては出力線T2−1〜T2−8
の一部に前述の如きコード変換器142を挿入
し、且つ、信号線128をこのコード変換器14
2を構成するアンドゲート144の一端に入力す
ると共に、イネーブル端子127には常時高レベ
ル信号を印加するものである。
この様にして構成した装置においても第12図
で示した装置と同様の効果を得る事が出来るもの
である。
第12図、で示した装置に更に第15図に示す
如くスイツチ145を設け、接片145−1を接
点145−2,145−3の間で自由に切換えら
れる如く構成しておき、この接点145−3に信
号線146により常時高レベル信号を印加してお
くならば、マスクコード信号によりデータを消す
か、若しくはデータを消して第13図に示した如
き他の特定パターンを記録するかを選択出来るも
のである。
即ち、接片145−1と接点145−2を接続
しておくならば、第12図と同じ回路になるの
で、ナンドゲート135の出力が低レベルとなつ
た時は、データがマスクされ、該マスクされた個
所に特定パターンの記録される。
一方、接片145−1を接点145−3と接触
させると、コード変換器142の機能は常に停止
しているのと等しくなるので、ナンドゲート13
5の出力が低レベルでマスクコード信号がパター
ン発生器108に印加される事となり、オア回路
100の出力は全て“0”となるものである。
全く同様にして、第16図に示す如く第14図
で示した信号線128の一部に、接片147−
1、接点147−2,147−3を有するスイツ
チ147を設け、接点147−3に常時高レベル
信号を与えておくならば、接片147−1と接点
147−3を接触せしめる事により、データをマ
スクし、且つ特定パターンの発生は行なわせない
でおく事が出来るものである。
尚、上記各実施例に於いて、第1、第2メモリ
の役割が全く逆であつても問題ない。又、第2メ
モリ系列ばかりでなく、第1メモリ系列にもマス
クコードデコーダを置く事に依り、第2メモリの
内容をマスクする如き構成も勿論採る事が出来
る。又、第1、第2メモリは1ライン分のデータ
やフオーマツト情報用として設けたが、これが1
キヤラクタ分又は1頁分であつても本発明は適用
可能である。
又、マスキングの為のデータ出力規制は、キヤ
ラクタ・ゼネレータやシフトレジスタの制御のみ
ならず、シフトレジスタの出力を直接制御しても
良い。
尚、上記各実施例に於いては、マスキングすべ
きデータの出力を規制する事に依つてマスキング
を行つたが、マスキングすべきデータはそのまま
記録の為の出力とし、同時にマスキングすべきデ
ータに対して、重ねて他のパターン、例えば全黒
となる様なパターンを記録する様な出力を行なつ
ても同様効果を得る事が出来る。その為には、第
3図示構成の判別回路110の出力とコントロー
ラ113からのマスキング指令の論理和をオア・
ゲート100に入力し、シフトレジスタ111か
らマスキングすべき記録信号が出力されている
間、オア・ゲート100に全黒記録データを入力
する如き構成を採れば容易に実現出来る。
又、上記各実施例に於いては、マスキングの為
の特殊コードを、フオーマツト情報用のメモリに
書き込む如き構成を採つたが本発明の実施は、必
ずしもフオーマツト用メモリを必要とせず、マス
キング用の特殊コードの為にのみメモリを設けて
も良い。
斯る構成に依れば、第3図示のパターンジエネ
レータ108、シフトレジスタ112は不要とな
り、極めて簡単な回路構成を採る事が出来る。
又、本発明の実施は記録装置にのみ限定される
ものではなく、表示装置やデータ伝送装置等、
種々の目的に用いる事が出来るものであつて、そ
の有用性極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するレーザ.ビーム記録
装置を示す斜視図。第2図は第1図に示したレー
ザビーム記録装置の主要部の側面図、第3図は本
発明に係るデータ処理装置を示す回路ブロツク線
図、第4図A,Bは第3図に示したデータ処理装
置を用いて記録紙上に記録した記録パターンを示
す説明図であり、第4図C,Dは第3図における
ページ、バツフア、メモリの内容を示す説明図、
第5図は第3図におけるページバツフアメモリ1
14,115に格納されたデータを示す説明図、
第6図は種々の情報パターンを示すパターン説明
図、第7図は第3図に示したデータ処理装置の動
作説明に供するタイミング説明図、第8図〜第1
0図はページバツフア114,115内に格納し
たデータを示す説明図、第11,12図は本発明
によるデータ処理装置の他の実施例を示すブロツ
ク線図、第13図は特殊パターンを示す説明図、
第14〜16図は本発明によるデータ処理装置の
他の実施例を示すブロツク線図、第17図は記録
データの所要個所のマスクを指令する回路のブロ
ツク線図、ここで101は第1のメモリ、102
は第2のメモリ、103,104はアドレス回
路、105,106はロウアドレス指示器、10
7,108はパターン発生器、109は制御回
路、110は判別回路、111,112はシフト
レジスタ、114,115はページバツフアメモ
リ、137は制御信号発生器、145,147は
スイツチである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録又は表示用文字データを格納した第1メ
    モリ、 フオームデータ及び特定コードを格納した第2
    メモリ、 第1メモリの文字データに基づいて記録又は表
    示用文字パターン信号を出力し、第2メモリのフ
    オームデータに基づいてフオームパターン信号を
    出力するパターン発生手段、 上記記録又は表示用文字パターン信号と上記フ
    オームパターン信号を合成して一画面中に合成パ
    ターンを形成する手段、 一画面中のパターンの一部をマスクすることの
    可能な前記第2メモリにおける前記特定コードを
    判定する手段、 上記記録又は表示用文字パターンと上記フオー
    ムパターンの合成画面中上記特定コード判定手段
    により前記第2メモリの前記特定コードに対応し
    た箇所をマスクする手段、 上記マスクした箇所に対応して特定パターンを
    形成するべく上記特定コード判定手段による特定
    コードに基づいて特定のパターン情報を出力する
    手段、 とを有することを特徴とするデータ処理装置。
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