JPS6134145B2 - - Google Patents

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JPS6134145B2
JPS6134145B2 JP50018527A JP1852775A JPS6134145B2 JP S6134145 B2 JPS6134145 B2 JP S6134145B2 JP 50018527 A JP50018527 A JP 50018527A JP 1852775 A JP1852775 A JP 1852775A JP S6134145 B2 JPS6134145 B2 JP S6134145B2
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JP50018527A
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JPS5193219A (ja
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Takashi Kitamura
Asao Watanabe
Katsumi Masaki
Takashi Nakano
Kazuhiro Hirayama
Koji Sato
Taisuke Tokiwa
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP50018527A priority Critical patent/JPS6134145B2/ja
Publication of JPS5193219A publication Critical patent/JPS5193219A/ja
Publication of JPS6134145B2 publication Critical patent/JPS6134145B2/ja
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  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はビームにより記録媒体を一定周期で走
査して該記録媒体上に記録を施こす記録装置に於
て、ビームが正常に走査されているか否かを検知
する検知手段に関するものである。 ビームを偏向して記録する記録装置に於ては、
高速でビームを走査して高速にて記録媒体への印
刷を行なおうとする時は、ビームを高エネルギー
とする必要があり、通常はレーザ等のビームが使
用されるものである。 かかるビームはビーム走査装置等の故障で走査
されず記録媒体の一個所のみに長時間照射したと
すると、該ビームが高エネルギーを有するため、
記録媒体であるところの感光体等の損傷をまねい
てしまうものであつた。 本発明は簡単な構成で、記録部材上の所定位置
から精度良く記録動作を行うことが可能な記録装
置を提供することにある。 本発明の異なる目的は簡単な構成でビーム不良
を検出することが可能な記録装置を提供すること
にある。 すなわち本発明は、記録信号格納手段、前記記
録信号格納手段から読出された記録信号により変
調したビームを発生するビーム発生手段、前記ビ
ーム発生手段より発生したビームを一定周期で偏
向する偏向手段、前記偏向手段によるビームの偏
向領域内に設けたビーム検出部材、前記偏向によ
るビームの偏向領域内に設けた記録部材、前記ビ
ーム検出部材によるビームの検出に応答して所定
周波数の信号の逓降を行い、前記記録信号格納手
段から記録信号を読出すためのクロツク信号を形
成する手段、前記ビーム検出部材によるビームの
検出を基準として前記記録信号に基づいたビーム
の変調開始時期を決定する手段、及び前記ビーム
検出部材からのビーム検出出力が一定時間以上到
来しないことを検出してビーム不良を検知すると
ともに前記ビーム発生手段によるビームを停止す
るべく制御信号を送出する検知手段とを有する記
録装置を提供することにある。 以下本発明をレ−ザ−ビ−ムにより記録媒体上
を走査して情報を記録する記録装置を実施例とし
て詳細に説明するならば、第1図は該記録装置の
概要を示すブロツクダイアグラムであり、具体的
構成としては磁気テープの如き装置より成り、記
録すべき情報を導出する情報供出ユニツト10
0、該情報供出ユニツト100から得られた記録
すべき情報を記録に適する如く制御する制御ユニ
ツト110及び該制御ユニツト110より送出さ
れてきた情報を記録媒体上に記録する記録ユニツ
ト300より成るものであるが、本実施例におい
てはこの記録ユニツト300として、記録情報に
より変調したレーザビームにより感光体を走査し
て潜像を感光体上に形成し、かかる潜像上にトナ
ーを付着せしめ、このトナーを記録紙上に転写す
る記録装置を用いたもので、先ずかかる記録装置
について詳細に説明する。第2図及び第3図は記
録装置の概要を示す斜視図及び、実際の装置の概
要を示す斜視図であるが、これらの図において、
レーザ発振器301より発振されたレーザビーム
は、反射ミラー302を介して変調器303の入
力開口に導かれる。反射ミラー302は、装置の
スペースを小さくすべく光路を屈曲させるために
挿入されるもので、必要なければ、除去されるも
のである。 変調器303には、公知の音響光学効果を利用
した音響光学変調素子又は、電気光学効果を利用
した電気光学素子が用いられる。 変調器303において、レーザビームは変調器
303への入力信号に従つて、強弱の変調を受け
る。 また、レーザ発振器301が、半導体レーザの
場合、あるいはガスレーザ等においても電流変調
が可能な型あるいは、変調素子を発振光路中に組
み込んだ型の内部変調型のレーザを使用するにあ
たつては、変調器303は省略され直接ビームエ
キスパンダー304に導かれる。 変調器303からのレーザビームはビームエキ
スパンダーにより平行光のままビーム径が拡大さ
れる。さらに、ビーム径が拡大されたレーザビー
ムは鏡面を1個ないし複数個有する多面体回転鏡
305に入射される。多面体回転鏡305は高精
度の軸受(例えば、空気軸受)に支えられた軸に
取り付けられ、定速回転(例えば、ヒステリシス
シンクロナスモータ、DCサーボモータ)のモー
タ306により駆動される多面体回転鏡305に
より、水平に掃引されるレーザビーム312はf
−θ特性を有する結像レンズ307により、感光
ドラム308上にスポツトとして結像される。一
般の結像レンズでは、光線の入射角θの時、像面
上での結像する位置fについて、r=f,tanθ
−(1) (f:結像レンズの焦点距離)なる関係
があり、本実施例のように、一定の多面体回転鏡
305により、反謝されるレーザビーム312は
結像レンズ307への入射角が、時間と共に一次
関数的に変化する。従つて、像面たる感光ドラム
308上での結像されたスポツト位置の移動速度
は、非直線的に変化し一定ではない。すなわち、
入射角が大きくなる点で移動速度が増加する。従
つて、一定時間間隔でレーザビームをONにし
て、スポツト列を感光ドラム308におくと、そ
れらの間隔は両端が中央部に比較して広くなる。
この現象を避けるため、結像レンズ307は、 r=f.θ− (2) なる特性を有すべく設計される。 この様な結像レンズ7をf−θレンズと称す
る。さらに、平行光を結像レンズでスポツト状に
結像させる場合、そのスポツト最小径dminは、 dmin=fλ/A (3) 但しf:結像レンズの焦点距離 λ:用いられる光の波長 A:結像レンズの入射開口 で与えられ、f,λが一定の場合Aを大きくすれ
ばより小さいスポツト径dminが得られる。先に
述べたビームエキスパンダー304は、この効果
を与えるために用いられる。従つて、必要な
dminがレーザ発振器のビーム径によつて得られ
る場合には、ビームエキスパンダー304は省略
される。ビーム検出器318は、小さな入射スリ
ツトと、応答時間の速い光電変換素子(例えば、
PINダイオード)から成る。ビーム検出器318
は、掃引されるレーザビーム312の位置を検出
し、この検出信号をもつて、感光ドラム上に所望
の光情報を与えるために変調器303への入力信
号のスタートのタイミングを決定する。これによ
り、多面体回転鏡305の各反射面の分割精度の
誤差及び、回転ムラによる水平方向の信号の同期
ずれを、大巾に軽減でき、質の良い画像が得られ
ると共に、多面体回転鏡305及び駆動モーター
306に要求される精度の許容範囲が大きくな
り、より安価に製作できるものである。 上記のごとく、偏向、変調されたレーザビーム
312は、感光ドラム308に照射され、電子写
真処理プロセスにより顕像化された後、普通紙に
転写、定着され、ハードコピーとして出力され
る。 次に印刷部319について第4図をも参照しつ
つ説明する。 本実施例に適用される電子写真プロセスの1例
として本出願人の特公昭42−23910号公報に記載
のごとく、導電性支持体、光導電性層および絶縁
層を基本構成体とする感光ドラム308の絶縁層
表面を、第1のコロナ帯電器309によりあらか
じめ正または負に一様に帯電し、光導電性層と絶
縁層の界面もしくは、光導電性層内部に前記帯電
極性と逆極性の電荷を捕護せしめ、次に前記被帯
電絶縁層表面に前記レーザビーム312を照射す
ると同時に、交流コロナ放器器310による交流
コロナ放電を当て、前記レーザビーム312の明
暗のパターンに従つて生ずる表面電位の差による
パターンを、前記絶縁層表面上に形成し、前記絶
縁層表面全面を一様に露光し、コントラストの高
い静電像を前記絶縁層表面上に形成し、さらに前
記静電像を荷電着色粒子を主体とする現像剤にて
現像装置313により現像して可視化した後、紙
等の転写材311に前記可視像を内部もしくは外
部電界を利用して転写し、次に赤外線ランプ、熱
板等による定着手段315によつて転写像を定着
して電子写真プリント像を得、一方転写が行われ
た後、前記絶縁層表面をクリーニング装置316
によりクリーニングして残存する荷電粒子を除去
し、前記感光ドラム308を繰り返し使用するも
のである。 なお、314は転写用コロナ放電器、317は
ポストコロナ放電器であり、各図における同一番
号は同一部材を示すものである。 次に、これまで述べた実施例において、あらか
じめ、一様に帯電された感光体の絶縁層表面を交
流コロナ放電により絶縁層表面の電荷を減衰せし
めると同時にレーザ光の照射を与える場合の感光
体で起る現象についてさらに第5図を参照しつつ
詳細に説明する。 第5図は、感光体の絶縁層表面の表面電位の変
化の状態を示したものである。 第5図aにおいては、交流コロナ放電の交流の
周波数が比較的低い場合を示す。この時、前記絶
縁層表面の交流除電時の電位は、交流電圧の位相
の違いにより実線で示したカーブと点線で示した
カーブの中間の値を取り得る。ところが、レーザ
光の照射は感光体の特定場所については非常に短
い時間、例えば本実施例においては150+1セカ
ンドである。このためレーザ光が照射される時の
前記絶縁層表面の電位の違いにより、全面露光後
に得られる静電像の電位が、前記レーザ光の照射
量が一定であるにもかかわらず、一定にならなく
なる。従つて現像した顕像に交流の周波数に同期
したムラを生ずることとなる。この現象は複写機
等への応用の場合には、交流除電領域の全域にわ
たつて露光が行われるため、位相の影響が平均化
され、現われない。 このムラの現象を除くために、交流除電の周波
数を上げてやると(第5図b)、全体の除電時間
は変化せずに、前記絶縁層表面電位の交流周波数
に同期した変動の振巾が減少する。従つてレーザ
光照射時の前記絶縁層表面の電位の差が少なくな
り前記顕像のムラが実用上無視できる程度とな
る。この時は、第6図に示す等価回路により説明
される。第6図において、Eは、交流コロナ放電
器の放電電極に印加される電圧、Rcは放電電極
と感光体間のコロナ電流が流れる際の抵抗、Cp
は感光体を容量のみの負荷とみなした時の感光体
の静電容量を示す。 この時、一次帯電による、交流除電に入る直前
の絶縁層表面の電位をVo、交流コロナ放電電極
に印加される電圧をE=Eo cos(wt+θ)とす
ると、交流除電中の前記絶縁層表面の電位Vp
は、 で表わされる。 (4)式より除電時間は右辺の第2項で与えられ、
その時定数τはCpRcである。 また、交流コロナ放電の周波数に起因する変動
の振巾は第1項より
【式】で与えら れる。また、第7図より交両除電時間tdは td=l/v (5) v:ドラム周速 l:除電領域の巾で与えられ
る。 さらに第6図の等価回路のCpに相当する量
は、単位時間に除電領域を通過する感光体の表面
積に比例する。 Cp=Av (6) A:比例定数 ここで、Cp=Cp1,Rc=Rc1,v=v1の条件の
もとで、充分に除電されているとすると、(4)式に
おける除電の時定数はτ=Cp1Rc1 (7) この時、交流放電周波数woに起因する変動の振
巾woは この振巾Woが前記顕像の濃度むらを生ずる程の
大きさであるとする。W=W1(W1>Wo)とす
ることにより、 となり、W1は前記濃度むらを生じない程度に充
分小さいとする。 この様に、交流コロナ放電の周波数を変えるこ
とにより、除電時間を変えることなく、前記濃度
むらを除去することができる。 次にドラムの周速をV=av1=v2とした時を想
定すると、 CF2=aCp1 −(10) 除電時間は td2=l/v=l/av=td/a
(11) td1=l/v 従つて、除電時td2内に充分除電されるために
は除電時定数 τ=Cp2.Rc2=τ/a=Cp.Rc/a (
12) Cp2=aCp1であるから Rc2=Rc/a (13) なる事が必要である。 実際的にはRcを変化することは放電電極ワイ
ヤーと感光体との距離を変更することで達成され
る。この時、前記ACコロナ放電の周波数に起因
する変動の振巾W2となり、W2はW1となるためのW2の条件を求める
と w2Cp2Rc2=w1Cp1RC1 〓 w2=w1・Cp・Rc/Cp・Rc=aw1
−(15) (15)式より、前記顕像のむらが生じないために
はある値より大きな交流コロナ周波数を印加する
必要があり、その値はドラムの周速vは比例して
いる。本実施例においては、ドラムの周速vは30
cm/sec、除電領域の巾3cm×30cm、感光板の静
電容量Gは5pF/cm、交流除電の電流は75μ
Arms、電圧7kv、周波数は1KHz、静電コント
ラスト約300Vで実施した。 なお現像は液体現像で且つ反転現像を行つた。
これらの実験より交流除電の周波数が 〓v/0.03Hz −(16) なる条件のもとで、前記顕像のむらが除去でき
た。すなわち、感光ドラム上での交流コロナ放電
の周波数によるピツチが、0.3mmであることを意
味する。従つて、上記(16)式の効果は、より一
般的に 〓v/p −(17) なる条件であらわされる。 pは、感光体の静電容量、除電領域の巾、現像
の条件等で定まる定数で上記の実施例では0.03で
あつた。 さらに他の実施例として、本出願人の特公昭42
−19748号公報に記載のごとき電子写真の静電像
形成プロセスが適用される。すなわち導電性支持
体、光導電性層及び絶縁層を基本構成体とする感
光板を用い、前記絶縁層表面は第1のコロナ放電
によりあらかじめ一様に正または負に帯電し、光
導電性層と絶縁表の表面もしくは、光導電性層の
内部に前記帯電極性と逆極性の電荷を捕獲せし
め、さらに前記被帯電表面に交流コロナ放電を当
て前記絶縁層表面の電荷を減衰せしめ、次いで、
情報信号としての前記レーザ光を照射し、レーザ
光の明暗に従つた静電像を前記絶縁層表面上に形
成し、後、前記静電像を現像する過程以後は第1
の実施例と同様である。 前記、第1および第2の実施例において用いた
感光体とレーザ発振器は次の如きものであつた。 組合せA イ レーザ発振器 He−Neガスレーザ 波長632.8mμ ロ 感光体 銅により活性化された硫化カドミウム90gに
10gの塩化ビニルを加え、さらに小量のシンナ
ーを加え混合して得た感光物質を厚さ約100μ
のアルミ箔上に約70μの厚さにスプレー法によ
り塗布する。次にこの光導電性被膜面に厚さ約
25μのマイラーのフイルムを接着剤にて密着層
合して感光板を得、さらに前記感光体をアルミ
を材料とするドラムに巻きつけたもの。この感
光体の場合前記第1の帯電極性は正となる。 組合せB イ レーザ発振器 He−Cdレーザ 波長441.6mμ ロ 感光体 アルミニウム基体上に厚さ約1μのTe層を
真空蒸着し、さらにTe15%含有のSeの層を約
90μの厚さに真空蒸着し、その表面に透明絶縁
性樹脂を約30μの厚さに塗布し、硬化させたも
の この感光体の場合 前記第1の帯電極性は負となる。 さらに、現在発表されているまたは将来発表さ
れるであろう種々のレーザ光源も、前記第1およ
び第2の潜像形成プロセスに適用し得る。夫々の
レーザの波長に感光体の分光感度特性がマツチし
たものを組合せて用いるように工夫することが大
切である。 レーザとして Ar ガスレーザ Kr ガスレーザ Ar+Kr 〃 (可視)半導体レーザ 色素レーザ 赤外レーザ光の非線形結晶による
倍波長変換(〓〓〓〓〓〓)等が
利用できる。 従つて、かかる記録装置においては感光ドラム
308を矢印の方向に一定速で回転駆動すると共
に、モータ306を駆動して、ビーム312が感
光ドラム308上を一定速で、該感光ドラム30
8の回転中心軸と大略平行なる方向に移動する如
く成し、かつこのビームを英文字“A”を描く如
く制御された変調器303により変調することに
より感光ドラム308上には第7図に示す如く文
字を描くことが出来るものである。 後で詳細に説明するが本装置においてはある文
字を小、中、大、の3種の大きさで描くことが出
来るものであるが、文字のパターンは第7図に示
すようにマトリツクス状に配置されたドツトによ
り構成されており、小文字は第7図Aに示す如く
7×9のドツトを選択することにより描かれ、
(即ち、9本の走査線により描かれ)、かつ該小文
字の上部には6走査線に相当する空白部を、該文
字の右には2ドツトに相当する空白部を有するも
のであり、かかる空白部を含めたものが小文字1
字の情報を出力するに必要なスペースとなるもの
である。中文字は第7図Bに示す如く14×18のド
ツドを選択することにより描かれ、(即ち、18本
の走査線により描かれ)、かつ、該中文字の上部
には12走査線に相当する空白部を、該文字の右に
は4ドツトに相当する空白部を有するものであ
り、かかる空白部を含めたものが、中文字1字の
情報を出力に必要なスペースとなるものである。 大文字第7図Cに示す如く、36×28のドツトを
選択することにより描かれ、(即ち、36本の走査
線により描かれ)かつ、該大文字の上部には24走
査線に相当する空白部を、該文字の右には8ビツ
トに相当する空白部を設けて成るものであり、か
かる空白部を含めた60×36ドツトに相当するスペ
ースが大文字1字の情報を出力するのに必要なる
スペースと成るものである。但し、この大文字
は、後に詳記する如く、文字発生器の構成を簡略
化する為、中文字発生器と同じ文字発生器を用い
中文字の1ドツトを4ドツトとして使用するもの
であるので、文字の解像度としては中文字と同じ
ものである。 記録ユニツト300の概要は上述の如きもので
あるが、再び第1図にもどり、情報供出ユニツト
100、制御ユニツト101について詳記する。 前記情報供出ユニツト101は必ずしも上に述
べた如く磁気テープに限られるものではなく、そ
の他の記憶装置、もしくは電子計算機それ自体で
もよく、要は記録すべき情報を導出出来るもので
あれば何でもよいものであるが、かかる情報供出
ユニツト100からは、記録ユニツトにおいて記
録すべき情報をコード化した信号、及び制御信号
が導出されるものであるが、かかる情報は磁気テ
ープ(図示せず)上において、第8図の如き形式
で収納されているものである。 即ち、標準密度では第8図Aに示す如く磁気テ
ープ上において情報はブロツク単位で記憶せしめ
るものであるが、この1ブロツクは更に34の単位
区域(レコード)より成るものであり、この1レ
コードは更に276キヤラクタより構成されたいる
ものでこの1ブロツクが第9図Aに示す如く、記
録紙103上に於いて中文字で1行に136字、及
び縦方向に66行より成る1頁に相当する情報を記
憶しているものである。 更に詳しく述べるならば、第1レコードは制御
信号を記憶せしめる区域であり、第1〜3キヤラ
クタには後述のID情報を、第4キヤラクタには
後述のフアンクシヨン情報を、第5キヤラクタに
はモード情報を、第6,7キヤラクタにはマルチ
コピー情報を、第7キヤラクタには縮刷情報を記
憶せしめ、第9〜第276キヤラクタには、第1レ
コードにおいては何の意味ある情報を記憶せしめ
ないものである。 この様に第1レコードには制御情報のみを記憶
せしめるものであるが、第2〜34までの夫々のレ
コードには記録ユニツト300において記録すべ
き文字や記号等(以下文字という)の情報(以下
文字情報と言う)と行毎に該文字の大きさを指示
する為の文字サイズ情報(以下サイズ情報と言
う)を含んでいるものであり、具体的にはあるレ
コードの第2〜137キヤラクタには記録紙103
上に於いて1行を構成する136の文字情報をコー
ド化して格納し(第138キヤラクタはブランクス
ペース)、第1キヤラクタには前記第2〜137キヤ
ラクタに格納した文字情報を記録ユニツト300
で記録するとき、その文字の大きさを1行分一括
して指示するサイズ情報を格納し、第140〜275キ
ヤラクタには、同様に136の文字情報をコード化
して格納し(第276キヤラクタはブランクスペー
ス)第139キヤラクタには前記第140〜275キヤラ
クタに格納した文字又は記号の大きさを一括して
指示するサイズ情報を格納するものである。 なお第2〜第34レコードにおいて第276キヤラ
クタはブランクとして説明したが、第34レコード
の第276キヤラクタには頁終了信号を記憶せしめ
ると共にあるプログラムの終了を報知する信号を
も含むものである。 従つて1つのレコードには中文字2行分の文字
又は記号情報と夫々の行に於ける文字又は記号情
報の記録時の大きさを指示する文字サイズ情報が
収納されていることになり、かかるレコードの33
個により第9図Aの如き1頁分の情報を格納出来
るものである。 第8図Bは高密度に記録すべき情報の格納形式
(以下高密度形式と言う)を示すものであるが、
かかる場合は第2〜第34レコードの第2〜273キ
ヤラクタには272字の文字又は前記情報が格納さ
れ第274〜276キヤラクタがブランクとなつてお
り、第1キヤラクタに第2〜273キヤラクタに格
納した文字サイズを指定する情報を格納している
点を除いては第8図Aについて述べたのと同様の
構成より成るものである。 かかる高密度情報は小文字で第9図Bに示す如
くA4サイズの記録紙103上に一行に272文字、
及びかかる行を132行設けるものであるので、4
ブロツクにてA4サイズ1頁分の情報と成るもの
である。 なお、頁の最後の行に相当するレコードの第
276キヤラクタには頁の終りであることを報知す
る為のエンドマークを格納するものである。 なお、第8図Aに示した如き情報記録形態で文
字サイズが大文字を指定している場合は、各レコ
ードにおいて、第2〜69、第140〜207キヤラクタ
の文字情報のみを印刷に関与する有効情報として
扱い第70〜137、第208〜275は印刷しないもので
ある。 本実施例においては上述の如き制御信号を有す
るわけであるが、かかる信号により以下の如き指
示を行うことが出来るものである。 即ち、モード情報は文字情報が第8図Aに示す
如く標準密度であるか第8図Bの如く高密度情報
であるかを指示し、フアンクシヨン情報は記録す
べき情報が固定データであるか変動データである
かを指示し、(ここで固定データとは2つの情報
を重ね合せて1頁に記録するとき各頁に共通に用
いるデータを言う。従つてある情報と他の情報を
重ね合せて印刷した後は、両データとも不要とす
る場合は2つのデータのいずれを固定データ、変
動データとしてもよいが、例えば内容の同一なる
本文の夫々に異つた複数の宛先を合せて記録する
とき等の場合には、本文が固定データとなり宛先
が変動データとなるものである。なお、重ね合せ
を要しないデータは変動データとする。更に変動
データであることを指示するときは、(固定デー
タと)重ね合せるべきか否かを指示する信号を含
むものである。縮刷情報は、4頁分の情報(必ず
しも4頁に限ることはなく複数あればよい)を出
力紙1頁に縮刷(以下かかる印刷形態を縮刷印刷
と言う)すべきか、それとも1頁分の情報を1頁
に印刷(以下普通印刷と言う)してよいかを指示
するものである。 なおID情報はあるプログラムの固有番号を示
すものであり、あるプログラムがnブロツクより
成るときはこの最初のブロツクにのみ設けられて
いるものであり、特定プログラムより印刷を開始
する場合このプログラムを指定する手段として用
いられる。 又マルチ情報はコピー枚数を指定するものであ
る。 磁気テープ上には第8図に示した如きブロツク
単位の情報の多数が記憶されているものであるの
で、制御ユニツト101の磁気テープ制御回路1
04から磁気テープ制御線105上に制御出力を
印加して磁気テープからの情報の読み出しを制御
することにより、出力線106上に読み出した情
報を得るものである。 なお、前記磁気テープ制御回路104は磁気テ
ープ上の情報をブロツク単位で読み出す如く制御
するものであり、当該ブロツクにおいて情報は第
1レコード側より導出されるものである。 前述の如く文字情報は磁気テープ上でコード化
された情報として記憶されており、本実施例にお
いてはかかるコードとしてEBICDICコードが用
いているので、かかるコードをASC11コードに
変換すべく、前記出力線106上の情報をコード
変換器107に印加する。なおこのコード変換器
107は、磁気テープ上に記憶するコードに応じ
て、又制御ユニツト101において使用するコー
ドに応じて省略及び変更し得るのは勿論である。 この様にしてASC11コードに変換した情報は
分配器108に印加するが、この分配器108は
サイズ情報及び記録すべき情報と制御信号とを分
類して、サイズ情報及び記録情報を信号線109
上に導出し、ID信号は信号線110を介してID
レジスタ115に記憶せしめ、フアンクシヨン信
号は信号機113を介してフアンクシヨンレジス
タ118に記憶せしめ、モード信号は信号線11
2を介してモードレジスタ117に記憶せしめ、
フアンクシヨン信号は信号線113を介してフア
ンクシヨンレジスタ118に記憶せしめ、縮刷信
号は信号線114を介して縮刷レジスタ119に
記憶せしめるものである。 前記サイズ情報及び文字情報はゲート120を
介してページバツフアレジスタ(以下PBFと言
う)121もしくはPBF122に格納するもので
あるが、このバツフアレジスタ121は前記固定
データの記憶に供するレジスタであり、前記固定
ブロツクの情報を記憶出来る容量、(約9Kバイ
ト)を有し、BF122は前記変動データの記憶
に供するレジスタであり、夫々が前記BF121
と等しい記憶容量を有する4つのレジスタBF1
21−1〜121−4より成り、容量が約36Kバ
イトの記憶装置であり、必要なアクセスタイムを
満足するランダムアクセスメモリ(RAM)であ
れば何でも良いが本実施例においては半導体メモ
リを使用しているものである。 前記PBF121とPBF122はアドレスカウン
タ123及び124,125を独立して持つてい
るものであるので、両PBFを同時に読み出すこと
も出来るものである。 なお、前記PBF122は2つのアドレスカウン
タ124,125を有しているが、アドレスカウ
ンタ124はBF122−1〜122−4への記
録情報の書込み及び読み出しを制御し、アドレス
カウンタ125はBF122−3,122−4か
らの記憶情報の読み出しを制御するものである。
この様に複数のページバツフアを設けることによ
り、複数のBF上の記録情報を同時に読み出して
1つの記録紙上に2つの情報を重ねて記録するこ
とも出来るし、PBF122の中に格納されている
4頁分の情報を小さな文字で1頁に記録すること
も出来るものである。 前述の如くサイズ情報及び文字情報はPBF12
1、もしくはPBF122に格納されるものである
がこの判別は書込制御回路126よりゲート12
0に印加されるゲート信号によつて制御されるも
のである。 前記レジスタ117〜119の出力は書込制御
回路126に印加され、ここで前記ゲート120
を制御するゲート信号を形成するものであるが、
この3つの命令信号の組合せは以下の如く8種類
有るものである。 但し変動データを指示する場合指は、固定デー
タと重ね合せて読み出すことを指示する場合と、
指示しない場合の2種が有するものである。 (1) 固定データ、標準密度、普通印刷 (2) 固定データ、標準密度、縮刷印刷 (3) 変動データ(重ねる)、標準密度、普通印刷 (4) 変動データ(重ねる)、高密度、普通印刷 (5) 変動データ(重ねる)、標準密度、縮刷印刷 (6) 変動データ(重ねない)、標準密度、普通印
刷 (7) 変動データ(重ねない)、高密度、普通印刷 (8) 変動データ(重ねない)、標準密度、縮刷印
刷 その他の組合せはエラー。 この様な命令信号において、前記(1)の場合は
PBF121へ、(2)の場合はPBF121へ、(3)の場
合はPBF122−1へ、(4)の場合はPBF122−
1〜4へ、(5)の場合はPBF122−1〜4へ、(6)
の場合はPBF122−1へ、(7)の場合はPBF12
2−1〜4へ、そして(8)の場合はPBF122−1
〜4へ夫々サイズ、文字情報が書込まれる如く、
前記ゲート信号を形成するものである。 この様にしてPBF121、もしくはPBF122
に印加された情報は書込制御回路126から信号
線127,128により印加される書込制御信号
により制御されるアドレスカウンタ123,12
4により順次PBF121,122内に格納される
ものである。 なお書込制御回路126で、ある頁の制御信号
が縮刷印刷を指示していることを判別した場合
は、連続して4頁分の情報をPBF122−1〜1
22−4へ読み込む如く制御するものである。但
し、ある1つのプログラムが4つのPBFを満たす
ことなく終了するときは、このプログラムを終了
する頁の読み取りまでしか読み取られず、従つて
かかる場合は4頁以内と成る可能性を有するもの
である。 以上の如くPBFへの情報の格納が終了したら信
号線129により、主制御回路130に書込終了
信号を印加し、この書込終了信号の印加により主
制御回路130より、読出制御回路131に信号
線132により読出指令信号を与える。 次にかかる情報を読み出し、印刷する訳である
が、例えば前述の(6)で述べた如き制御信号、即
ち、変動データ(重ねない)、標準密度、普通印
刷の制御信号を有した情報の文字及びサイズ情報
が、PBF122−1に記憶されている状態につい
て述べるならば、読出制御回路131には前述の
レジスタ117〜119の情報が信号線133〜
135により印加されているものであるので、こ
こで記録情報がPBF122−1に格納されている
ことを判別して、信号線136によりアドレスカ
ウンタ124にPBF122−1の読出しを指令す
るものである。 ここでアドレスカウンタ123について第14
図をも参照にして更に詳細に説明するならば、こ
のアドレスカウンタはPBF上での各行の先頭アド
レスを計数する基準カウンタ205と、各行上で
の相対的文字位置を計数する相対カウンタ206
の2つを有し、この2つのカウンタ205,20
6の内容を加算器207で加算してこの加算出力
により、PBF121上のアドレスを指定するもの
である。 更に詳しく述べるならば、基準カウンタ205
はカウンタを構成する複数の記憶要素の夫々の出
力を並列に導出する出力端子211を有し、か
つ、ある行の走査の全てが完了したことを報知す
る行完了信号を印加する為の端子212及びある
頁の印刷の開始に先立ち前記基準カウンタ205
の内容をクリヤするクリヤ端子213を有して成
る。又相対カウンタ206はカウンタを構成する
複数の記憶要素の夫々の出力を並列に導出する出
力端子218を有し、かつ、ある1つの文字の走
査が完了したことを報知する桁終了信号の印加す
る為の端子215及びある走査線の走査が完了し
たとき発生する走査線終了信号を印加して前記相
対カウンタ206の内容をクリヤするクリヤ端子
216を有して成るものである。 前記出力端子218はレジスタ207の下位桁
を構成する記憶要素に並列に接続し、前記出力端
子211はレジスタ207の上位桁を構成する記
憶要素に並列に接続するものである。 更に詳しく述べるならば、前記下位桁の桁数は
一行に格納される文字数NCを計数するに要する
桁数でかつ、上位桁のLSDに1ビツトたてたとき
レジスタ207全体としては前記NCが加算され
た数値となる如く設定し、上位桁の桁数は1頁に
含まれる桁数を計数し得ればよいものである。従
つて、1つの桁終了信号が215より印加された
ときは、レジスタ207の計数値は1上昇し、1
つの行完了信号が印加されたときは、1つの行に
含まれる文字数NCに等しい数レジスタ207の
計数値は上昇する。 要するに、前記レジスタ207は加算器として
動作しているものである。 アドレスカウンタ123は上述の如き構成より
成るものであるのであり、PBF121の読み出し
を実行する前にカウンタ205,206はクリヤ
されるので、加算器として働らくレジスタ207
の出力は0となり0番地、即ち、ある頁の第1行
目の第1番目の文字情報の番地を指定する。 この読み出しが完了したら、桁完了信号が印加
されて、相対カウンタ206の内容に1加えられ
るので、レジスタ207の出力は1となり第1行
目の第2桁目の文字の番地を指定する。 以下同様に読み出しを続けてNC文字読み出し
たら(レジスタ207の出力がNC−1となつた
ら)、第1行目の第1回の読み出しが完了したこ
とになるので、(後に詳しく述べる如く、本実施
例においては、複数mの走査線により、1行の文
字が形成されるので、1行の印刷を完了させる為
には、m回同一行の情報を繰返して読出さなけれ
ばならない)走査線終了信号が発生して相対カウ
ンタ206をクリヤする。 従つてレジスタ207の出力は再び“0”にな
り前述の如くしてm文字読み出したら、再び走査
線終了信号が発生する。この様な動作をくり返し
てm回目の走査線終了信号が導出されると同時
に、行完了信号が基準カウンタ205の端子21
2に印加されるので、カウンタ205によりレジ
スタ207の内容にNCが加算され、その出力は
NCとなる。 このNCは第2行目の第1番目の文字を格納し
た番地であるので、第1番目の文字を読み出し、
かかる読み出しの完了により印加される桁完了信
号によりレジスタ207の出力はNC+1となり
第2行目の第2番目の文字の番地を指示する。 以下同様にしてくり返しレジスタ207の出力
が2NC−1となつたら、走査線終了信号が印加さ
れ再びNC番地からNC+1,……2NC−1と言う
番地指定をくり返し、第2行目において走査線終
了信号がm回導出されると同時に基準カウンタの
内容が2NCになり、相対カウンタ206の内容が
0となり第3行目の読み出しをくり返す。以上の
如き読み出しをくり返すことにより、1頁に相当
する情報を読み出すものであるが、この様に基準
カウンタと相対カウンタを用いたので、同一行の
文字情報をくり返して読み出すに際しても単に相
対カウンタをクリヤすればよく、読み出し制御が
極めて簡単となるものである。 なお、ここではアドレスカウンタ124のみに
ついて詳記したが、アドレスカウンタ123,1
25も全く同様に構成されているものであり、ア
ドレスカウンタ123に関連して第14図の図を
用いるときは、第14図に於いて用いた番号に
(−1)の添文字を、アドレスカウンタ125に
関連して用いるときは添文字(−2)を付してい
る。138,139はサイズラツチであり、1行
に記録すべき文字情報の各行の最前部に記憶され
ているサイズ情報を記憶するものであるが、アド
レスカウンタ124で指示して読み出した情報は
サイズラツチ138へ、アドレスカウンタ125
で指示して読み出した情報はサイズラツチ139
に格納する如く、ゲート137を信号線140を
介して読出し制御回路131により制御するもの
である。 従つて、上記例の場合は読出し制御回路131
が信号線136によりアドレスカウンタ124に
読出し指令を出しているので、読み出した文字サ
イズ情報をサイズラツチ138に導く如く、ゲー
ト137を制御する。 かかる文字サイズ情報の次は文字情報が読み出
されるものであるが、前記ゲート137は文字サ
イズ情報読出しの後は読み出した情報をデータラ
ツチ141に導く如く前記読出し制御回路131
により制御されるものである。 このゲート137は読出し制御回路131が標
準密度情報であることを判別しているときは、そ
のままサイズ情報が読み取られて、ある行の13
6キヤラクタに相当する情報を読み取る間はデー
タラツチ141に読出し順次情報が印加され、か
かるある行の読み出しが終了したならば再び前記
136文字の最初より順次読出し情報がデータラ
ツチに印加されると言う周期をくり返す如く制御
されるものである。(ある行の印刷が完了してい
ない場合)又読出し制御回路131が高密度情報
であることを判別しているときは、文字サイズ情
報が読み取られて、275キヤラクタに相当する
情報を読み取る間はデータラツチ141に読出し
情報が印加されると言う周期をくり返す如く制御
するものである。 前記サイズラツチ138,139には夫々デコ
ーダ142,143が設けられており、かかるデ
コーダ142,143で大、中、小の文字サイズ
情報を復号するものである。このデコーダ14
2,143には前記読出し制御回路131より信
号線144,145が接続されているが、この信
号線は縮刷印刷のとき制御信号を印加して、大文
字を中文字としてデコードし、中文字を小文字と
してデコードし普通印刷の場合は何ら制御信号は
印加されないものである。 かかるデコーダ142,143のいづれかの出
力はゲート145を介して信号線144上に導出
されるが、縮刷印刷のときいづれかのデコーダの
出力を時間で振り分けて選択するゲートとして働
き、普通印刷の場合は142の出力を選択するよ
うに働らいているものである。 即ち、縮刷印刷において、デコーダ142を選
択しているときは、デコーダ142の出力が信号
線144に印加される如く、デコーダ143を選
択しているときは、デコーダ143の出力が信号
線144に印加される如く信号線146を介し
て、読出し制御回路により制御するものである。 147,148は線カウンタであり、夫々のカ
ウンタは文字形成に必要なる走査線数を計数し、
所定数計数したら前記読み出し制御回路131へ
信号線226,227で行完了信号を印加するも
のであるが、具体的には前記デコーダ142,1
43の出力によるサイズが小文字の時は、第7図
Aから明らかとなる如く15走査線を計数したら出
力を導出する如く、中文字の時は、30走査線を計
数したら出力を導出する如く構成して成るもので
ある。後で述べる如く大文字の場合も中文字と同
様に構成されているものである。 なおこの様にして選択された計数回路には垂直
クロツク回路149からの垂直出力を印加して、
この垂直出力を計数せしめるものであるが、この
垂直出力はレーザビームによる記憶ドラムのある
走査が開始されるもしくは終了する毎に発生する
ものであるので、この線カウンタ147,148
の出力はある文字における第何番目の走査を行う
かを指示するものである。 なお大文字は中文字発生器を兼用しているもの
であるので大文字を検出したときは、前記垂直出
力の計数が1/2となる如く即ち、2垂直クロツク
により1を計数する如く縮刷印刷信号により制御
されるゲートを設けて成るものである。 かかる線カウンタ147,148の出力はゲー
ト151を介して変更回路152に印加し、この
変更回路152の出力を更に文字発生回路150
に印加するものである。 なお、前記ゲート151は前記ゲート145と
同様に信号線146上へ制御信号により制御され
るものであり、縮刷印刷のときのみいづれかのカ
ウンターの出力を選択し、普通印刷のときは、線
カウンタからの信号を選択すべく動作するもので
ある。 さてここで文字発生回路150について更に詳
細に述べるならば、この回路は第1図及び第10
図Aに示す如く、前記データラツチ141の出力
線153からの文字情報と前記信号線144に導
出された文字サイズ情報を印加して、文字情報を
文字発生器154の小文字発生端子155に印加
するか、中文字発生端子156に印加するか(文
字サイズ情報が大文字を指示するときは中文字発
生端子156に印加する)を選択する選択回路1
57と、端子155もしくは156より印加され
た文字情報において、変更回路152からの出力
線159上の出力信号で選択した走査線に対応す
るドツト信号をドツト出力線158に並列出力す
るものである。 このドツト出力線158は信号線144より小
文字サイズ信号を印加したときはドツト出力線1
58のD1〜D7に同時に信号を得、信号線14
4より中文字サイズ信号もしくは大文字サイズ信
号を印加したときは、ドツト出力線158のD1
〜D14に同時に信号を得るものである。 第10図Bを参考にして小文字サイズの“A”
を発生させるときについて説明するならば、出力
線153により文字Aの情報コード信号と小文字
サイズ情報が信号線144により選択回路157
に印加されると、文字Aの情報コード信号は小文
字発生端子155に印加される。 このとき文字発生回路154に出力線159に
より第1走査線であることを指示する信号を印加
するならば、ドツト出力線D1〜D7はB図にお
ける第1走査線のドツト160〜162に対応し
てD3〜D5に出力を得ることが出来るものであ
る。同様にして出力線159に第2走査線である
ことを指示する信号を印加すると、ドツト出力線
D1〜D7はB図における第2走査線のドツト1
63,164に対応してD2,D6に出力を得る
ことが出来るものである。以下同様にして走査線
番号を9まで順次指示することによりドツト出力
線D1〜D7にはBに図示したドツトに対応する
ドツト出力線より出力を得ることが出来るもので
ある。ここでは小文字のドツト信号の発生につい
て詳しく述べたが、中文字を指示したときは文字
情報は中文字発生端子156に印加され、につい
ても出力線159より走査線番号を指示する信号
を印加することにより指示した走査線に対応する
ドツト信号を発生するものであるが、第7図Bに
も示す如く中文字は14×18ドツトを選択する如く
構成されているものであるので、出力線159に
より指示すべき走査線は1〜18まで有り、かか
る走査線を指示したときドツト出力線D1〜D1
4に同時に出力を得ることが出来るものである。
この様にしてドツト出力線D1〜D7もしくはD
1〜D14に並列に出力されたドツト出力はシフ
トレジスタ165に並列に同時に書込まれるもの
である。このシフトレジスタ165はレーザビー
ム312が感光ドラム308上を走査する速度と
同期したクロツク信号を発生する水平クロツク発
生器166からのクロツクパルスによりシフトす
るものであるので、レーザービームの移動に従つ
て順次シフトしドツト出力D1側より読み取るも
のである。 第7B図を感光ドラム308上に描かれるべき
文字Aであると仮定するならば、レーザビームが
第1走査線の第1列位置C1に有するときはシフ
トレジスタ165より第1ドツトの出力を読み出
しレーザビームが第2列位置C2に位置したらシ
フトパルスが印加されて第2ドツトD2の出力を
読み出し、レーザビームが第3列位置C3に位置
したらシフトパルスが印加されて第3ドツトD3
の出力を読み出しと言う具合にレーザビームが1
コの列位置移動したら1つのシフトパルスが印加
されて1ビツトシフトする如く構成して成るもの
である。 この様にしてある文字における走査線における
所定列位置までの走査が終つたら次の文字情報を
データラツチ141に読み出して、前記ある走査
線に対応するドツト信号を読み出して、これをシ
フトレジスタ165に並列に転送するものである
がこの様にある文字情報を読み出した後直ちに次
の文字情報を読み出してしまうと、隣接する文字
がぴつたりと接近してしまい読みづらいので、実
用的でないので本実施例においては小文字の場合
は第7図Aに示す如く字と字の間に2ドツトに相
当する空白部を設け、中文字の場合は4ドツトの
空白部を設けるものである。 第10図Aにおいて167で示すのがかかる空
白部を形成する為に設けた空白部形成回路であ
り、シフトレジスタ165にブランク信号を印加
するものである。即ち、ドツト出力線D8,D9
に接続した小文字ブランク線169とシフトレジ
スタ165においてドツト出力線D14を接続し
た記憶要素に接続した中文字ブランク線170を
有し、信号線144により小文字サイズ情報が印
加されたときは小文字ブランク線169にブラン
ク信号を印加してこれをシフトレジスタ165の
第8,9列位置に対応する記憶要素に印加し、信
号線144により大もしくは中文字サイズ情報が
印加されたときは、中文字ブランク線170にブ
ランク信号を印加してこれをシフトレジスタ16
5の第15〜18列位置に対応する記憶要素に印加す
るものである。 この様に空白部形成回路167を設けておき、
水平クロツク発生器166の一部に9クロツクパ
ルスを計数し計数の完了と共に信号線171によ
り読み出し制御回路131に完了信号を送ると共
に0復帰する小文字計数回路と、18クロツクパル
スを計数し計数の完了と共に信号線171により
読み出し制御回路131に完了信号を送ると共に
零復帰される中文字計数回路と36クロツクパルス
を計数し、計数の完了と共に信号線171により
読み出し制御回路131に完了信号を送ると共に
零復帰される大文字計数回路とを有し、信号線1
44により印加される文字サイズ情報によりいづ
れの計数回路にクロツクパルスを印加するかを決
定するゲート回路を有するものであり、選択され
た文字計数回路からの完了信号の到来により読出
し制御回路131よりアドレスカウンタ123,
124,125の選択されているものに対して次
の文字の読出しを指示するものである。なお、文
字発生回路154には大文字を発生する為の回路
は有していないが、これは第7図B,Cから明ら
かな如く中文字の1ドツトを4ドツトとして形成
している為に不要となつたものであるがこの為
に、水平クロツク発生器166は大文字サイズ情
報が印加されたときはクロツク周波数を1/2に分
周する分周回路を有しており、大文字サイズ情報
が信号線144により印加されたときはシフトパ
ルス印加線168より、シフトレジスタ165に
通常の1/2の周波数のクロツクを印加する如く制
御するものである。 以上述べた如く、水平クロツク発生器166及
び文字発生回路150を設けることにより左右方
向に隣接した字の間には字の大きさに対応して所
定の空白部が形成されるものである。 しかしながら、このままでは行と行の間、即ち
上下方向に隣接する文字の間はぴつたりと密着し
てしまうものであるが、本実施例においては、線
カウンタ147,148の出力を変更回路152
に印加した後、文字発生器154に印加すること
により、第7図A,B,Cに示す如く、小文字に
おいてはなお前記垂直クロツク回路149は前記
水平クロツク回路166より走査線上において1
字を形成するのに必要なドツト数に相当するクロ
ツクパルスの計数毎に信号線278より桁終了信
号を受理するが、(文字サイズが小文字のときは
9水平パルス毎に、中文字のときは18水平パルス
毎に、大文字のときは36水平パルス毎に1つの桁
終了信号を受理する)、垂直クロツク回路149
はかかる桁終了信号をサイズ情報に応じて、1行
に相当する文字数を計数して、この計数の完了と
共に走査線終了信号を前記線カウンタ147,1
48に送出するものである。 6走査線に相当する空白部を文字の上に中文字
においては、12走査線に相当する空白部を文字の
上に、又大文字においては24走査線に相当する空
白部を文字の上に形成する如く成したものであ
る。 但し、変更回路152においては大文字形成用
には特別な回路は用いておらず中文字用をそのま
ま共用するものである。 更に詳細に説明するならば、この変更回路15
2はゲート151を通過してまたカウンタ出力よ
り行間空白部に相当する走査線数(即ち、小文字
のときは6を、中文字のときは12)を減算する回
路及びサイズ情報に応じて6を減算するか、12を
減算するかを決定する選択回路を含むものであ
る。 例えば、ある行の印刷が完了し次の行の第10
図Bの如き印刷を始める場合、線カウンタ147
もしくは148の出力(1,2,3……15)をそ
のまま文字発生器150の走査線指定端子に入力
すると空白部が文字の上部に形成されないので走
査の数が空白部に相当する走査線数6に達するま
で空白を付加するものである。 この様に構成することにより文字発生器には−
5,−4,−3……9、の出力が印加されることと
なり、この内の1,2……9、の計数出力が印加
されているときのみ文字発生器にアクセス出来て
文字出力が導出されるものであるので−5,−4
……0、を計数している6走査線期間、文字発回
路150からは何の文字情報も得られず、従つて
この走査線期間が空白部として形成されるもので
ある。 第15図は上述の如き変更回路152の具体例
を示すものであり、ここでは、変更回路152は
加算器279及び、小文字空白部の走査線に相当
する補数を発生する小文字補数回路280と中文
字空白部の走査線に相当する補数を発生する中文
字補数回路281及びサイズ情報によりいずれの
補数回路を選択するかを決定するゲート282よ
り成るものであり、ゲート151を通過した線カ
ウンタの出力283とサイズ情報に応じて発生せ
しめた補数とを加算するものである。 従つて、出力283からの被加算数が小文字に
おいては7、中文字においては14を越えるとキヤ
リーを送出する出力線284にはキヤリーが出る
ので、このキヤリーが有るときのみ文字発生回路
150より文字信号が送出される如く形成してお
くことにより、ある行の走査線開始より所定走査
線に達するまでは文字発生回路の駆動が開始され
ないものである。 一方、BF121の読出し部について説明する
ならば、読出し制御回路131から信号線172
による制御によりアドレスカウンタ123が動作
して、該アドレスカウンタ123の指示番地の情
報がゲート174に印加されるが、このゲート1
74は読出し制御回路131の制御により、記録
情報が標準密度情報のときは各レコードの第1、
第139キヤラクタの文字サイズ情報を前記サイズ
ラツチ138もしくは139と同様なサイズラツ
チ175へ、第2〜137、第140〜275キヤラクタ
の文字情報を前記データラツチ141と同様のデ
ータラツチ176へ転送する如く動作するもので
ある。 前記サイズラツチ175の出力は、前記サイズ
デコーダ142,143と同様のサイズデコーダ
177により復号するが、このサイズデコーダ1
77は読出し制御回路131からの信号線178
により制御され変動データが重ね合せを指示して
いる時のみデコーダ177が動作し、その他の場
合はデコーダ177の出力が導出されない如く制
御するものである。 かかるデコーダ177の出力は前記垂直クロツ
ク回路149と同様の垂直クロツク回路179、
前記水平クロツク発生器166と同様の水平クロ
ツク発生器180、前記線カウンタ147,14
8と同様の線カウンタ181、前記文字発生回路
150と同様の文字発生回路及び前記変更回路1
52と同様の変更回路183に印加するものであ
る。 また、データラツチ176の出力は前記データ
ラツチ141と同様に文字発生回路182に印加
し、この文字発生回路182の出力は、前記シフ
トレジスタ165と同様のシフトレジスタ184
に印加するものである。 要するにPBF122の読出し部は縮刷印刷の為
に2系統有つたのに対し、PBF121の読出し部
は1系統しかないと云うだけであり、各ブロツク
の構成そのものは両者共同じである。 さてここで、クロツク発生手段について述べる
ならば、本装置は全てのクロツクの基準となる主
クロツク発生器185を有し、この主クロツク発
生器185で発生せしめた高い周波数(実施例で
は約80MHz)を更に記録クロツク発生器186に
印加しこの記録クロツク発生器186で、この主
クロツクをカウントダウンした記録クロツク(約
5MHz)を記録制御に用いているものである。 但し、このカウントダウンは常時行つているの
ではなく、記録ユニツト102におけるビーム検
出器318の出力によりゲートをし、この出力の
印加後よりカウントダウンを開始するものであ
る。 第11図はかかる記録クロツク発生器186を
更に詳細に示すものであるが、第1図に示す如く
前記ビーム検出器318の検出出力(第12図b
に示す)は印刷制御部187を介して信号線18
8に導出され、インターフエース189を介して
信号線190上に印加され、第11図に示すR−
Sフリツプフロツプ191をセツトする。 このセツト出力は1/16分周器192に印加され
出力線193より印加されている第12図aに示
す如き主クロツクパルス(80MHz)の計数を開始
せしめ、16パルス毎に第12図Cに示す如き計数
パルスを出力線194上に導出する。 この計数パルスは予め定めた数(実施例では
200)を計数すると出力を導出するカウンタ19
5に印加し、このカウンタ195の出力を更にゲ
ート196に印加すると共に該ゲート196には
前記出力線194を接続する。従つて、このカウ
ンタ195が予め定めた数Nを計数した後、始め
て前記ゲート196より出力を得ることが出来る
ものであり、実施例においてはこの値を200とし
たので、第200パルス以降のパルスが出力線19
7上に導出されることとなる。 かかる出力線197上のパルスは更に、ある数
n(実施例においては2448パルス)を計数した後
出力を導出するカウンタ198に印加し、このカ
ウンタ198の出力をインバートしてゲート19
9に印加することにより、出力線200には第1
2図eに示す如き一定数のパルスを得ることが出
来るものである。 ここで前記カウンタ195,198の計数値
N,mの持つ意味について述べるならば、レーザ
ービーム312により感光ドラム308上を走査
して情報をを記録するに際しては、ある走査線に
より記録を開始する位置を極めて正確に規定しな
ければならない。もしこの規定が正確に行なわれ
ないと印字開始位置が走査線毎にづれ、例えば第
7図の如く複数の走査線で文字を描いた場合、各
ドツトが正確に列方向の直線上に位置せずにジツ
ターとして現われてしまうものである。 この為に第2図に示す如くレーザービームを左
から右へ振る場合は、情報の記録を開始するより
さらに左側の一定個所にビーム検出器318を設
けておき、ビーム検出器318がビームを検出し
たらクロツク周波数の計数を開始し、この計数値
が一定の数に達した時点より記録を開始する如く
成せばよいものである。 記録に用いるクロツク周波数は5MHz程度のも
のであるので、この5MHzのクロツクをそのまま
計数用に用いるならば、本実施例の如く80MHzの
クロツク発生器185はあえて必要としないが、
本発明においては記録開始位置を正確に規定する
為、かかる主クロツク発生器185を用いている
ものである。即ち、もし5MHzのクロツク発生器
のみを用い、このクロツクの計数をビーム検出器
318の出力により開始させたとすると計数開始
誤差は最大1クロツク周期分発生するものであ
る。この1クロツクは1ドツトに相当するづれを
意味するものであり、かなりのジツターが印刷さ
れた文字に出てしまうことを意味するものであ
る。従つて、本実施例では先づ実際の記録周波数
5MHzの16倍である80MHzのクロツクを形成して
おいて、ビーム検出器318の出力により1/16分
周期19を動作させる如く成し分周器の出力をカ
ウンタ195により計数して計数値がNとなつた
時点より記録を開始せんとしたものである。 従つて、計数開始誤差は最大記録周波数の1/16
クロツク周期分(但し5MHzクロツク)しか発生
しないので、最大でも1ドツトの1/16に相当する
分しかづれないので充分実用に耐える範囲の誤差
となるものである。 以上の説明から明らかとなる如く前記Nは走査
線上における印字開始位置(レフトマージン)を
決定するものであるので前記カウンタ195の計
数値Nを可変と成すことにより、記録紙上におけ
るレフトマージンの調整を行なうことが出来るも
のである。 なお、このカウンタ195の計数値Nを可変と
成す代りに第13図に示す如く、カウンタ201
の出力を比較器202に印加すると共に手動にて
数値設定をすることが出来る数値設定器203の
出力を前記比較器202に印加し、この両出力の
一致を該比較器202にて判別し、一致したら出
力線204に出力を導出する如く成してもよいこ
とは勿論である。 また、前記カウンタ198の計数値Mは一走査
線上に於いて情報記録を終了させるべき位置を決
定するものであり、中文字の場合は一字分のスペ
ースとして18ドツト分又かかる文字を一行に136
字記録出来るものであるので記録開始位置より18
×136=2448ドツト相当分(小文字、大文字にお
いても同じである)走査線が移動したら、記録制
御の為のクロツクの送出を停止させる為のもので
ある。 なお、第12図においてC′はCと同じもので
あり単に時間軸を変化させただけのものである。
また、第11図で示す回路には、前記フリツプフ
ロツプ191のセツト出力をリセツト入力に印加
し、前記カウンタ198の出力を遅延時間τの遅
延回路286を介してセツト入力に接続したフリ
ツプフロツプ285を有するが、このフリツプフ
ロツプ285のセツト出力は第12図fの如く成
り、ビーム検出器で検出力を得ると同時に高レベ
ルより低レベルと成り、情報の記録が完了してか
ら時間τの経過後、(このτはレーザービームが
ある行の最後の文字を記録してから、記録媒体の
記録区域、この場合はA4サイズで規定される区
域を脱するに充分な時間である)低レベルより高
レベルに変化するものである。 本実施例においては、映像情報発生器287に
印加されたシフトレジスタ184もしくは165
の出力と、前記クロツク発生器186からの前記
第12図fに示す如き制御信号をオアゲート及び
インターフエース189を介して、変調器303
に印加するものである。この様にシフトレジスタ
の出力のみならず制御信号をも、変調器に印加す
るのは、文字を描いている時以外はビームが感光
ドラムの記録区域に照射されない如く抑制し、且
つ、ビーム検出器はビームを検出出来る如く抑制
を解除する為である。 本実施例に於いては、ビームの位置検出の為に
ビーム検出器318を用たが、このビーム位置検
出器318は感光ドラム(記録紙)と第21図に
示す如き位置関係に配置されて成るものである。 即ち、感光ドラム308上に於いて幅Wで示す
区域が、転写材(記録紙)に転写される区域であ
るとし、且つ、点線Lで示す直線上をビーム31
2が図に於いて矢印Rの方向に繰り返し走査を行
うものとすると、前記ビーム検出器318は、幅
Wの左端に位置するビーム312−1よりも更に
左側に位置するビームを検出出来る位置に配置す
るものである。この様にしてビーム検出器を固定
して設けておき、且つビームの偏向速度を一定と
しておくならば、一定周波数のクロツク周波数を
ビーム検出時より計数開始することにより、ビー
ムの位置を正確に知ることが出来るものである。 従つて、実施例において詳細に説明した如く、
ビーム位置に応じた情報によりビームを変調出来
文字の記録を行うことが出来るものである。 第21図において、幅Vを記録が施される区域
とするならば、(ビームがこの区域を走査すると
きのみPBFの情報により変調器に変調信号が印加
される。)dL,dRは記録紙上においてレフトマー
ジン、ライトマージンのスペースであり、かかる
区域にはビームが照射されない如く構成しなけれ
ばならない。 本実施例においてはかかる目的で第11図に示
す如きフリツプフロツプ285を設け、このフリ
ツプフロツプより第12図gに示す如き制御信号
を得、この制御信号とPBFからの情報との論理出
力により変調器を変調するものであるが、第21
図により更に説明するならば、ビーム検出器31
8がビームを検出してから、ビーム幅Vの右端に
位置してからτ時間、(このτはビームが幅Wの
右端に達する時間より長いものである)後まで、
ビームをOFFとする如き制御信号と幅Vの間
PBFからの文字信号との両者でビームを制御する
ものである。 従つて、dL,dRの区間においてビームはOFF
となる如く制御され、幅Vの間のみ文字を描く為
のビームが照射されるものである。 この様に本実施例に於いては、ビーム検出出力
によりビーム位置を検出するものであるが、かか
るビーム検出器の使用により回転多面鏡305の
製造が極めて容易となるものである。 即ち、ビームの位置を検出するには、従来の如
く、モータ306の回転を検知してもこれを行う
ことが出来るが、かかる方法を用いるならば多面
鏡の加工精度を非常に厳格にしなければならない
のに対し、上述の如くビーム検出器を設けこの検
出出力によりクロツクの計数を開始して、その計
数内容によりビーム位置を検出する如く構成する
ことにより、多面鏡の精度は従来10倍程度低くと
つても何の不都合も生じないものである。 また、具体的には前記クロツクをビーム検出出
力でトリガーした分周器により記録用クロツクを
作るものであるので、安定した周波数で、且つ、
安価に記録用のクロツクを作成することが出来る
ものである。 ここで、これまでに図面上において説明しなか
つた個所を説明するならば、第1図において21
7で示すのは操作パネルであるが、このパネル上
には、ID番号を指定するスイツチ290、該ID
に於ける負を指定するスイツチ291及び上記両
入力に基づいて、磁気テープ上の対応する場所の
検索を指定する検索指令スイツチ、スタート、ス
トツプスイツチ293、コピー枚数セツトスイツ
チ294、枚数の自動−手動切換スイツチ29
5、普通印刷指令スイツチ、縮刷印刷指令スイツ
チ及び自動モードスイツチを有する縮刷制御スイ
ツチ296及び電源スイツチ297を有するもの
である。 更に第1図に於いて、289で示すのは逐次制
御の為のクロツクを発生する3相クロツク発生器
である。 なお、第11図に於いて端子288は逓降した
クロツク信号を得る端子であり、サイズ情報をサ
イズラツチに読み取るクロツク等として用いるも
のである。 以上により本実施例による記録装置の構成の概
略を説明したので、以下に実際使用時の動作につ
いて詳記する。 先づ使用に先立ち、記録ユニツト102の印刷
制御部187に設けた電源スイツチ220を投入
して記録ユニツトを使用可能状態となしておき、
(レーザー発振器301はかかるスイツチ220
とは無関係に常時ONとしておくことにより、レ
ーザ発振器301の立上り過渡時間を無駄に待た
ずにすむものである。)次に操作パネル219上
の電源スイツチをONとして、制御ユニツト10
1を待期状態となす。かかる状態を単に情報供出
ユニツト100の出力を該ユニツトから送出され
る制御信号に従つて記録するときは、スタートス
イツチ293を押すとこのスイツチ信号が主制御
回路130に印加され、スタート信号が形成され
て、磁気テープ制御回路104に印加され、供出
ユニツト100内のテープから、先づあるプログ
ラムとの制御信号が読み取られ、インストラクシ
ヨンレジスタ115〜119を総称するものとす
る)に夫々格納される。 又、前述の如く直にスタートスイツチを押さず
その前にID指定を行つて検索指令スイツチ29
2を押すと、このID情報が主制御回路130に
格納されて、比較器225によりIDレジスタ1
15の内容と比較してこの両者が一致するまでは
テープのみを移動し、一致した段階でテープを停
止する。 又、コピー枚数の指示もスイツチで行なえるも
のであるが、マルチレジスタ116内の情報によ
りコピー枚数を決定するか、パネルより入力した
枚数を優先させるかを自動−手動スイツチ295
で選択する如く形成してあるものである。 前述の如くしてモード、フアンクシヨン、縮刷
レジスタの夫々の読み込まれた制御信号を判別し
て文字情報をいづれのPBFに格納すべきであるか
を判別するものであるが、この読み取つた制御信
号に属する文字情報が変動データであり、且つ普
通印刷すべきことを縮刷制御信号が示す場合は、
書込制御回路126によりゲート120を制御す
ると共に、アドレスカウンタ124を制御して、
PBF122−1に、この第1頁の文字情報(文字
サイズ情報を含む)を格納するものである。第1
頁の文字情報の書込みが終了したならば、書込制
御回路126より主制御回路130に終了信号を
印加して、該回路130より磁気テープ制御回路
104に読み出し停止指令を与え、データの読み
出しを停止する。 又、前記主制御回路130はPBF122−1へ
の書込みが終了したことを報知する終了信号の受
理により、読出制御回路131に読出し指令を与
え、該回路131によりアドレスカウンタ124
を制御し、記憶された情報の第1頁目の第1行の
情報の読み出しを開始する。ここで、該第1行に
文字サイズ“中”でA,B,C,……Nと136の
文字コードが記憶されていたとすると、読出し制
御回路131が前記レジスタ117,118,1
19の内容を判別して、サイズ情報をサイズラツ
チ138に印加すべくゲート137に制御信号を
印加する。この様にしてサイズラツチ中に格納さ
れたデータはデコーダ142によりデコードさ
れ、このデコードされた情報がクロツク発生器及
びカウンタに印加されてこれらを制御する。この
とき信号線144,145には縮刷指令信号は印
加されていないので、中文字サイズ情報を中文字
サイズとしてデコードするものである。即ち、垂
直クロツク発生器149を水平クロツクパルス1
8毎に桁終了信号を導出する如く、且つ一走査線
の記録区域に含まれるクロツク数、本実施例では
2448クロツク、中文字に換算すると136文字に相
当するクロツクを計数する毎に走査線終了信号を
導出する如く、線カウンタ147を前記走査線終
了信号を一行を構成する走査線に等しい数、即
ち、中文字の場合30計数する毎に行終了信号を出
力して制御回路131に印加する如く、文字発生
回路150には中文字を選択する如く、又、変更
回路152のレジスタ279には“12”の補数を
中文字補数回路281より印加する如く制御す
る。 かかるサイズ情報の読み出しが完了したならば
第1字であるところのAのコード化された情報を
読み出すわけであるが、読出しに先立ち、アドレ
スカウンタ124のカウンタ205,206はク
リアされているので、第11図の出力線200で
得られる最初のクロツクパルスでPBF122−1
よりデータAをデータラツチ141に読み込み、
この読み込んだ情報を文字発生器141の中文字
端子156に印加する。この時、線カウンタ14
7はクリアされ“1”の状態にある。 従つて、文字発生器154の出力線159には
第1走査線を指示する信号が印加されるが、第1
5図からも明らかとなる如く、加算器279には
中文字補数回路281からの補数が印加されてい
る為キヤリーは文字発生器150には印加されて
おらず、従つて、第10図におけるドツト出力線
158のD1〜D14は“0”が出力されるもの
である。更に空白部形成回路167が動作するの
で、ドツト出力線D15,D18にも“0”が印
加され、結果としてはシフトレジスタ165の第
1ステージ〜第18ステージ(読出側を第1ステー
ジとする)には0がセツトされる。このセツトと
同時に前記第1ステージの信号は読み出され、変
調器303の変調信号として印加されるが、ビー
ムは遮断され、感光ドラムには到らない。なお、
ビームは変調器303に0信号が印加された時遮
断され、1信号が印加されたとき通過するものと
する。 かかる状態になつてから1/5MSec後にレーザビー ムは次のドツトの位置に到来すると共に水平クロ
ツクがシフトレジスタ165に印加される、この
様に1ドツト位置、ビームが進んでも各回路ブロ
ツク間で授受される制御信号には何の変化も現わ
れない。従つて、シフトレジスタ165の第2ス
テージの“0”が読み出され変調器に印加され
る。この様にして18ドツトに相当する区間の走査
が完了すると、垂直クロツク発生器149のカウ
ンタB(16図)より桁終了信号が読み出し制御
回路131を介してアドレスカウンタ124の端
子215に印加され、カウンタ217の内容に1
を加え、レジスタ207の出力が“1”となり、
PBF122−1の1番地即ち、第1頁第1行の第
2文字を読み出す如く制御する。なお、サイズラ
ツチにはサイズ情報が保持されたままとなつてい
るので、かかるサイズ情報によつて制御される前
述の如き諸回路は前述のままの状態にある。 この様にして第2字目の“B”のコード情報を
文字発生回路150に印加するが、前述と同様に
してシフトレジスタ165の第1ステージ〜第18
ステージには“0”が格納され、これらを水平パ
ルスと共に読み出して、水平クロツクと同期して
移動しているレーザビームを変調するものであ
る。 この様にして、第136番目の文字の読み出しが
終了したならば、第16図に示す如く垂直クロツ
ク回路149に含まれるカウンタAより走査線終
了信号が線カウンタ147に印加されてその内容
が“2”(第2走査線を意味する)となると共
に、アドレスカウンタ124の端子216に走査
線完了信号を印加してカウンタ206の内容を
“0”とする。この時カウンタ205の内容は依
然として0のままであるので、再び第1行の第1
字目の文字情報の読み取りを開始する。サイズ情
報は第1走査線に関する読出しに際して、読み取
つたままであるので、サイズ情報により制御すべ
き回路の内容は変化しないが、ただ線カウンタ1
47の内容のみが1から2に変化しているもので
ある。 かかる第2の走査線も第1の走査線と同様に1
行の文字情報を順次読み出し、最後のNの文字を
読み出して走査が完了すると、再び走査線終了信
号を垂直クロツク回路より線カウンタ147に印
加する。 この様に第1行目の文字の読み出しを繰返して
第6走査線に関する情報の読み出しを完了すると
(即ち、第1行目の文字の読み出しが6回終了す
ると)線走査終了信号が線カウンタ147に印加
されてその内容を6から7に変更する。しかる
後、第7回目の読み出しに入るわけであるが、か
かる状態では前述の様に中文字の場合第15図へ
加算器279よりキヤリーが文字発生回路に印加
されており、且つ、加算器279の出力が文字発
生器における第1ラインを指示する第1ライン指
示信号を印加するものであるので、第1文字
“A”を読み出すと文字発生回路のD1〜D14
には00000011000000(矢印はシフトレジスタ16
5の読み出し方向とする)が導出されてシフトレ
ジスタに転送されると共にD15〜D18には前
述の如く“0”が転送されるので、D1〜D18
のD7,8を除く個所が“0”となるものであ
る。同様にして第2字のBを第3字のCと読み出
しを続けて、第136のNを読み出したら、線カウ
ンタ147の内容を8とした後、再び第8走査線
形成の為第1字の読み出しに戻るものである。こ
の走査においては文字発生回路150には第2ラ
イン指示信号が印加される。 この様にして、第30走査線に関連する第30回目
の読み出しが完了したならば、垂直クロツク回路
149より第30発目の走査線終了信号が線カウン
タ147に印加されるが、前述の如くこの線カウ
ンタ147は中文字の場合、走査線終了信号を30
計数することにより、リセツトすると共に読出し
制御回路131に行終了信号を印加するものであ
るので、読出し制御回路131を介してアドレス
カウンタ124の端子212に印加されるこの行
終了信号により、基準カウンタ205の内容を0
より1としこの計数出力をレジスタ207の上位
桁に転送することにより、レジスタ207の出力
を138とする。(行終了信号と共に必ず走査線
完了信号が印加されるのでレジスタ217の内容
は0である)。 従つて、このアドレスカウンタ124の内容は
138となるので、第2行の最初の情報、即ち、
サイズ情報の読み出しを指示しているものであ
る。 従つて、先づサイズ情報を前記同様にサイズラ
ツチ138に読み出した後、第1行目の読み出し
において説明したのと同様にして第2行目の読み
出しを繰返し、第2行目も中文字であつたとする
と、前記同様30走査線で第2行目で完成するもの
である。 かかる走査を繰返して、第66行目の全ての読み
出しが完了すると、第66行目の最後のキヤラクタ
に収納されている頁終了信号の読み出しと、線カ
ウンタ147からの行完了信号の論理積により1
頁の終了を読み出し制御回路により検知して、
PBF122−1からの読み出しを停止する。 かかる停止を検出して、再び磁気テープからの
次の頁の読み出しを開始し、上述の如くPBFから
情報を読み出して記録を行うものである。 以上、中文字の場合について述べたが大文字の
場合は、サイズラツチ138に読み取り、デコー
ダ142によりデコードしたサイズ情報は、第1
7図に示す如く水平クロツク発生器166のゲー
トAに印加して、シフトレジスタ165に印加す
るクロツク周波数を1/2回路を通過せしめて1/2と
し、(これは同じステージの情報を2度読み取ら
せることに相当させる為)、垂直クロツク回路が
水平クロツク18毎に(中文字のときと同じ)桁
終了信号を導出する如く、前記垂直クロツク発生
器149を制御し、且つ、この垂直クロツク発生
器149からは中文字の場合と同様に一走査線の
走査終了毎に線カウンタ147に走査線完了信号
を送る如く制御し文字発生回路150、変換回路
152も中文字の場合と同様に制御するものであ
るが、第18図に示す如く線カウンタ147は大
文字サイズ情報が印加された時は、ゲートBを制
御して1/2回路を通過せしめることにより2つの
走査線完了信号を受理して1つ計数アツプする如
く制御するものである。 即ち、列方向にはシフトレジスタ165に印加
するクロツク周波数を1/2をすることで、行方向
には線カウンタ147の計数を2倍とすることに
より中文字の時に得られる1つのドツトを列方向
及び行方向に2回づつ読み出し計4つのドツトと
して読み出すものである。 例えば、前述同様A,B……Nと言う1行68文
字、で33行より成る情報を読み出してこれを記録
する場合について述べるならば、サイズ情報を読
み出した後、第1行第1字のAをデータラツチ1
41に読み出し、中文字の場合と同様に文字発生
回路150よりシフトレジスタ165の第1ステ
ージから第18ステージに“0”を転送する。 この転送と同時にシフトレジスタ165の第1
ステージより0を読み出して変調器303を変調
するが、シフトレジスタ165のシフトパルスが
1/2の周波数に逓降されている為レーザビームが
第2ドツトの位置に到来してもシフトレジスタ1
65は中文字の時の様にシフトされず、そのまま
第1ステージの情報を読み続けているものであ
る。次にレーザビームが第3ドツトの位置に到来
すると始めてシフトパルスがシフトレジスタ16
5に与えられ第2ステージの読み出しが行なわれ
る。この様にして1つの文字が読み出されると、
その間に桁終了信号は2発垂直クロツク回路14
9より導出されるものである(中文字のときと同
じ回路を用いている為)。 この様にして第1行目の読み出しを続けてゆき
68番目の最後の字を読み終ると、第136番目の桁
終了信号が送られると共に垂直クロツク回路14
9より走査線終了信号が線カウンタ147に印加
されるが、この線カウンタは大文字サイズ情報が
印加されているときは、2発の走査線終了信号に
より始めて、1カウントアツプするものであるの
で、その内容は変化せず、第1の走査を指示する
信号を導出したままとなつているものである。 従つて、第1行目第1回目の読み出しが終つて
第2回目の読み出しを行うに際しても第1走査と
同一の情報が読み出され、しかもレーザビームは
第2の走査位置を走査しているものであるので、
大文字の場合は第7図B,Cからも明らかな如
く、中文字の1ドツトを4倍に読み出しているも
のである。 なお、大文字サイズの場合は第70〜137、第207
〜275キヤラクタは読み出さないものである。 次に、高密度情報を例として小文字を記録する
場合について述べるならば、書込制御回路126
が高密度情報であることを判別したときは、ゲー
ト120を制御してサイズ及び文字情報がPBF1
22に印加される如く、又PBF122−1〜4の
全てに順次高密度の1頁分の情報が書込まれる如
く制御する。(高密度情報は標準密度の4倍の情
報量を有している為)、 この様にしてPBFに情報が記憶されたならば、
次に読み出しを指示するものであるが、前記大文
字の場合と同様にサイズ情報は先づサイズラツチ
138に格納され、デコーダ142でデコードさ
れこのデコードされた小文字のサイズ情報は、前
記垂直クロツク発生器149より桁終了信号が9
クロツク毎に導出される如く、該垂直クロツク発
生器166を制御し、線カウンタ147は第18
図に示す如く15の走査線終了信号で行完了信号を
読み出し制御回路131に印加する如く、変換回
路152は6の補数を小文字補数回路280より
導出する如く、ゲート282を制御し、文字発生
回路150の選択回路157を制御して文字情報
が小文字発生端子に印加される如く、空開部形成
回路167よりD8,D9に“0”信号が印加さ
れる如く、そして高密度情報である信号により、
アドレスカウンタ124が行完了信号により276
計数アツプする如く制御する。 図においてはかかる276計数アツプするアドレ
スレジスタについては詳細には示していないが、
これはレジスタ207に基準カウンタ205、相
対レジスタ206と同様に更に276計数アツプす
る高密度用の基準カウンタと相対カウンタを設け
ておき高密度であることを判別してかかる2つの
カウンタを前記カウンタ205,206と切換え
て使用する如く構成すればよいものである。 印刷すべきこの高密度情報のある頁の第1行の
文字情報が“A,B……N”であつたとすると、
前述の如くサイズ情報を読み出した後、第1字の
Aを読み出すと、この情報は文字発生器154に
印加されて、シフトレジスタ165のD1〜D7
に0を(変換回路152の働きにより最初の6走
査線は空白部として形成される為)、又D8,D
9に前述の如く“0”を導出するのでシフトレジ
スタ165へ第1〜第9ステージに“0”が格納
され、水平クロツクへ印刷により順次読み出さ
れ、このクロツクと同期して移動しているレーザ
ビームは、シフトレジスタより読み出された情報
に依つて変調される。 9水平クロツクの終了により桁終了信号が続出
し制御回路131を介してアドレスカウンタ12
4に印加されるので、相対カウンタの内容が1つ
計数アツプされ、第2番目の文字の読出しを指令
する。この指令に基づいて第2番目の文字が前述
と同様にして読出される。この様にして第272番
目の文字を読み終つたら垂直クロツク回路149
より線カウンタ147に走査線終了信号が送られ
ると共に、読み出し制御回路131を介してアド
レスカウンタ124に送られた相対カウンタをク
リアして、再び第1行第1字の読み出しを指令す
る。 この様にして第1行目の文字情報の15回目の読
み出しが完了すると、線カウンタ147より行完
了信号が読出し制御回路131を介してアドレス
カウンタ124に印加され基準カウンタの内容を
1としてレジスタ207の内容を276だけ進め、
アドレスカウンタの内容を1行に相当する文字数
だけ進める。従つて、アドレスカウンタ124は
第2行目の第1字の番地を指示するものである。 以上の如き読み出しを繰返して第132行目の最
後の回の読み出しが完了して行完了信号が線カウ
ンタ147より出され、且つ、前述の頁終了信号
が読み出されたことを検知して1頁の終了を検知
するものである。 以上、大中小の文字の印刷についてPBF122
−1を用いる場合について詳細に説明したが、前
に説明した制御信号の8つの組合せにおいて説明
した如く、PBF121よりアドレスカウンタ12
3を用いて固定データを読み出す場合、PBF12
2−2〜4より縮刷印刷時アドレスカウンタ12
5を用いて変動データを読み出すときも、夫々の
データの読み出しは、前述と同様の方法で行なわ
れるものである。 次に、縮刷印刷のモードについて詳しく説明す
る。この縮刷印刷は第9図Cに概略を説明した如
く、1頁の記録紙に4頁の情報をまとめて印刷す
るものであり、この図においてはPBF122−1
〜4に夫々全頁A、全頁B、全頁C、そして全頁
Dの情報を格納した場合について示してある。 磁気テープ上に於いて第nブロツクに中文字の
全頁Aが、n+1ブロツクに大文字の全頁Bが、
n+2ブロツクに大文字の全頁Cが、そしてn+
3ブロツクに中文字の全頁Dの情報が格納されて
おり、各頁の制御信号が縮刷印刷を指示していた
とすると、書込制御回路126は磁気テープから
の情報の読み出しに際して、この縮刷指令を検知
して第nブロツクをPBF122−1へ、第n+1
ブロツクをPBF122−2へ、第n+2ブロツク
はPBF122−3へ、そしてn+3ブロツクは
PBF122−4へ格納する如くアドレスカウンタ
124を制御する。(アドレスカウンタ125は
読出し専用である)。但しここで言うブロツクは
制御信号の第1レコードを除去した形のものであ
る。かかる書込みの終了を待つて読み出しに入る
訳であるが、アドレスカウンタ125はPBF12
2−3〜4の読み出しにのみ使用し得るものであ
るので、アドレスカウンタ124は縮刷印刷のと
きはPBF122−1〜2の読み出しにのみ使用す
るものである。縮刷印刷の場合は第9図Cからも
分る如く1つの走査線が2頁の情報を書込み、且
つ、この頁のつぎ目、図ではAとCの間、若しく
はBとDの間には特別なる空白部がないので、図
において右側に位置する文字情報の記録に際して
は、サイズ情報を読み出す時間的余裕がないもの
である。 従つて、本実施例においては、2頁にまたがる
情報の読み出しに先立ち、読出し制御回路131
に含まれ、ビーム検出器318の出力が印加され
てからビームが記録位置を脱するまでの期間に相
当する5MHzの記録クロツク(第12図fにその
波形を示す)を計数するカウンタCにより、ビー
ムが情報を記録する前の時間のあるクロツク、例
えば第12図fにおけるCP1(ビーム検出を行
つてからM番目のクロツク)をアドレスカウンタ
125に印加してPBF122−3の第1行目の文
字サイズ情報を読み出すと共に、ゲート137を
制御して、サイズラツチ139にこのサイズ情報
を格納する。 この様にサイズラツチ139に格納された情報
はデコーダ143でデコードされるものである
が、信号線145上には縮刷指令信号が印加され
ているので、デコード143に実際に取り込まれ
たサイズ情報は大文字であるにもかかわらず、1
段下のサイズである中文字としてデコードし、更
に線カウンタ148を中文字情報に従つて前に述
べた如く制御する。 次に、前述のクロツクパルスに続くクロツクパ
ルスCP2により、PBF122−1の第1行目の
サイズ情報が読み出され、これと共にゲート13
7が制御されて、サイズ情報をサイズラツチ13
8に格納する。このサイズ情報はデコーダ142
でデコードされる訳であるが、信号線144より
縮刷指令信号が印加されているので、読み出した
情報は中文字であるが、これを小文字としてデコ
ードし、更に線カウンタ147を小文字情報に従
つて制御する。 この様にしてサイズ情報を読み出したならば、
次にそのままPBF122−1の第1行第1文字の
文字情報をデータラツチ141に読み出すと共
に、読出制御回路131によりゲート145を制
御してデコーダ142の小文字サイズ情報を水平
クロツク発生器166、変換回路152、文字発
生回路150に印加して、前に述べた小文字の印
刷の時と同様に夫々を制御する。但し、この場合
は高密度情報のときとは相異して、1行(2448ク
ロツク)の中間で一行が終了するので、換言する
ならば、印刷が開始されてから1224クロツク目で
ある頁のある行の印刷が終了するので、書込制御
回路126に含まれている前記カウンタCによ
り、印刷が開始されてから1224クロツク目を検出
し、このクロツク第12図fのCP3を書込制御
回路131に印加することによりアドレスカウン
タ124への制御信号の印加を停止し、アドレス
カウンタ125の読出し開始を指令するものであ
る。 この様にしてPBF122−3の第1行目の読み
出しを開始するものであるが、この読み出し開始
と共にゲート145はデコーダ143のサイズ情
報を信号線144上に印加する如く制御されるの
で、水平クロツク回路149、変換回路152、
文字発生回路150はサイズ情報に応じて制御さ
れる。 従つて、順次文字情報をデータラツチ141に
読み出すことにより、逐次中文字で記録されるも
のである。この様にしてPBF122−3の第1行
の第1走査線の走査が完了すると垂直クロツク回
路149より線カウンタ147,148に走査線
終了信号を印加して、夫々の線カウンタを1計数
アツプするものである。かかる走査線終了信号は
夫々のアドレスカウンタ124,125の相対カ
ウンタをクリアする信号として印加するものであ
るので、夫々のカウンタの初期アドレスは当初の
状態に復帰するものである。 従つて、再びPBF122−1より第1行目の第
2回目の情報を読み出し、これに続いてPBF12
2−3より第1行目の第2回目の情報の読み出し
を行い、以下かかる読み出しを続行するものであ
る。この様にして第15走査線の読み出しが完了す
ると走査線完了信号の印加により、線カウンタ1
47より行完了信号が、読出し制御回路131を
介してアドレスカウンタ124に印加されて1行
に相当する文字数138だけ計数アツプし、読出
し指定アドレスを第2行目の第1文字に指定す
る。このとき線カウンタ148はそのままの状態
を保持しているものである。 縮刷印刷ではPBF122中のサイズ情報として
小文字サイズは無い様に(もし有る場合はエラー
として記録しない)構成するので、アドレスレジ
スタは行完了信号により138計数アツプする如く
予め制御しておく。従つて、第16走査線の走査に
おいては、PBF122−1より第2行目の情報を
読み出し、PBF122−3からは第1行目の情報
の読み出しを実行するものである。 この様にして第990番目の走査線の走査が完了
する(この時点で第1頁と第3頁の印刷は完了す
る)と走査線完了信号が夫々線カウンタ147,
148に印加され、夫々のカウンタより行完了信
号がアドレスカウンタ124,125に印加され
て、アドレスカウンタはPBF122−2,122
−4の第1行の最初のアドレスを指定する。 即ち、PBF122の番地は122−1〜4まで
連続して設けられているので、ただ単に夫々の
PBFにおいて1行相当分アドレスを進めるのみ
で、次の頁の情報の読み出しに入ることが出来る
ものである。 上記説明においては、縮刷印刷において、PBF
122−1〜4の夫々に1頁分の情報を格納し、
計4頁分の情報を1頁の記録紙上に記録するもの
であつたが、この様に縮刷すべき4頁分の情報が
磁気テープ上に有る場合は4頁分をPBF上に読み
出すものであるが、4頁に満たなくともプログラ
ムの終りにおいては縮刷を実行出来るものであ
る。例えば、プログラムの残りが3頁有るとする
と、この3頁分の情報をPBF122−1〜3に読
み込み第3頁目の第34レコードの276キヤラクタ
がプログラムの終了を報知するときは残りのPBF
122−4には自動的に文字サイズとしてLを、
文字情報として無効コードを挿入するものであ
る。 この様に無効コードを挿入することによりPBF
122−4に保持されていた従前のデータは抹消
されるので、3頁分の縮刷と1頁分のブランクが
記録紙上において形成されるものである。 この様に無効コードを挿入する為に、書込制御
回路126には無効コード発生器を設けておき、
プログラム終了を検知したら、書込制御回路12
6より分配器108にかかるコード信号を印加
し、この信号をゲートを介してPBF122−4に
書込むものである。 以上の如く本実施例によるならば、プログラム
の終了時点で4頁の情報が格納されていなかつた
としても、無効コードを残余の部分に挿入して縮
刷印刷を実行出来るものである。 次に、2つの文字情報を同時に読み出し、この
読み出した情報によりビームを変調して、2つの
情報を重ね合せて印刷する重ね印刷について詳細
に説明する。 前にも述べた如く本実施例においては、PBF1
21と122を有しかつ夫々独立してアクセスす
る為のアドレスカウンタを有しているので、両
PBFより同時に情報を読み出すことが出来るもの
である。これまでは記録すべきデータをPBF12
2に格納する場合についてのみ詳記したが、前に
も述べた如く、磁気テープより読み取られたデー
タにおいてフアンクシヨンが固定データであるこ
とを示している場合は、書込制御回路126でこ
れを判別し、当該データの文字及びサイズ情報が
PBF121に格納されるものである。 かかる状態で次に読み出したデータが変動デー
タであることを指示する場合は、この変動データ
はPBF122に格納されるものであるが、読み出
し制御回路131はこの変動データが重ね合せを
指示しているか否かをフアンクシヨンレジスタ1
18の内容を判別して検知し、重ね合せを指示し
ていないときは、PBF122の変動データのみを
読み出す如く、又重ね合せを指示しているときは
PBF121とPBF122の内容を同時に読み出す
ものである。 説明を簡単とする為PBF121及びPBF122
−1に標準密度情報が格納されているとすると、
読出し制御回路131における重ね合せ指令の読
み出しによりアドレスカウンタ123と124が
同時にかつ同期して読出しを開始し、これまでの
説明と同様に動作してシフトレジスタ184と1
65に情報を格納し且つ、この2つのシフトレジ
スタ内の情報を同期して読み出し、この読み出し
た出力のオア出力を映像情報発生器で形成し、こ
のオア出力で変調器を制御するものであるので、
レーザビーム変調器は両PBFのオア出力により駆
動されるものである。なお、ここではPBF12
1,PBF122−1からの個々の情報読出しにつ
いては説明しないが、かかる読出し動作そのもの
は前に説明した動作と全く同じであり、単に同時
に走査線及びドツトを同期させて読出している点
においてのみ相異するものであるが、かかる制御
はゲート174,137に同時に制御信号を印加
し、且つ、水平クロツク発生器166,180が
記録クロツク発生器から同一のクロツク信号を受
理していることにより実行し得るものである。 第19図は上述の如き重ね合せを図示するもの
であり、例えば、PBF121にはaで示す如く第
1行の第1字目のみに大文字Aを記憶せしめてお
きPBF122−1には第1行の第2文字目までを
除いて中文字でかつ第1行目は使用せずにbで示
す如きBと云う情報を格納せしめておいたとする
と、重ね合せによりcに示す如き両PBFのオア出
力、即ち、最初の行がABBB……Bより成り、他
の行がBBBB……Bより成る各行がABB……
Bより成る記録を得ることが出来るものである。 なお、上記例の如く普通印刷の場合でなく、縮
刷印刷においても重ね合せを行うことが出来るも
のである。 但し、この場合はPBF121の文字サイズを大
文字のときは中文字に、中文字のときは小文字に
変換する如く読出制御回路131によりデコーダ
177を制御し、且つ、PBF132−1〜4の
夫々と同期してPBF121を読み出す如く、即
ち、PBF122−1の第1行の第1走査線の読み
出しと同期してPBF121の第1行目の第1走査
線を読み出し、次にPBF122−3の第1行の第
1走査線の読み出しと同期してPBF121の第1
行の第1走査線を読み出し、次にPBF122−1
の第1行の第2走査線の読み出しと同期してPBF
121の第1行の第2走査線を読み出し、と云う
具合に読み出しを行ない、シフトレジスタ16
5,184の出力のオア出力で変調器を変調する
ものである。 第20図は上述の如き縮刷印刷の場合の重ね合
せ印刷を図示するものであり、例えば、PBF12
1には第1行第1字目に大文字Aが、PBF122
−1〜4の夫々には第1行目7字目を除いて大文
字のB,C,D,Eが格納されていたとすると、
第20図に示す如く、4頁の各頁の第1行第1字
としてAが、挿入されて記録されるものである。 なお、上記実施例においてはフリツプフロツプ
285のリセツト出力とシフトレジスタ165、
もしくは180の出力のオア出力を変調器303に
印加する如く構成したが、前記フリツプフロツプ
285よりセツト出力を導出するならば、このセ
ツト出力と、前記シフトレジスタ165もしくは
180の出力とのアンド出力を前記変調器303
に印加すればよいものであるので、要は両者の論
理出力により変調器303を変調すればよいもの
である。又、上記実施例においてはレフトマージ
ンを規定する為の手段としてカウンタ195、も
しくは第13図に示した如き回路を用いたが、か
かるカウンタ必要はタイマーとして動作している
ものであるので、かかるカウンタを時定数回路に
より形成し、トリガー入力信号の到来より一定時
間後に計時出力を導出するタイマーに代えても同
様の効果を得ることが出来るものである。 かかる場合は第11図においてカウンタ195
を除去し、フリツプフロツプ191のセツト出力
をトリガー入力信号とし、計時出力をアンドゲー
ト195に印加する如く時定数回路を含むタイマ
ーを設けこのタイマーの前記一定時間を前記カウ
ンタ195が分周器192からの一定数のパルス
を計数する時間と等しくとればよい。なお、この
時定数回路を含むタイマーの該時定数を変化させ
ることが出来る如く構成しておくことにより、カ
ウンタ195の計数値を可変としたのと同様の効
果が得られるのは勿論である。 又、上記実施例においては80MHzの主クロツク
を5MHzに逓降する分周器192をビーム検出器
318の出力で駆動して移動体の位置を検出する
如く成したが、他の方法として、例えば前記80M
Hzの主クロツクと共振する5MHzの共振回路を有
するロツクドオツシレータを、前記ビーム検出器
318の出力で起動する如く成しても良いもので
ある。なお、この様にしてビーム位置を検出する
のみならず、記録針等の他の移動体も同様にして
その位置を検出出来るものである。 以上述べた如く、本実施例によるならば記録媒
体上において予め定めた記録区域においてのみ、
ビームが記録媒体上に照射されるものであり、且
つ、その区域も正確に規定出来るので、所望の記
録のみが所望の位置に正確に行なわれるものであ
る。 第23図はビームが正常に走査されていないこ
とを検出する検出部を示すものであるが、前述の
如くビーム検出器318はビームの走査軌跡上に
有り且つモータ306は一定速で回転するもので
あるので、このビーム検出器308より得られる
信号は第24a図に示す如く、正常にビーム走査
が行なわれている限りは、時間TC毎に得られ
る。 従つてパルス幅がこのTCよりも長い、例えば
第24図bに示す如くTdの、パルスを発生する
再トリガ可能単安定回路228のトリガー信号と
して、このビーム検出器308の出力を印加して
おくならば、ビームが正常に走査されていると、
換言するならばTC間隔でパルスが到来している
と、前記再トリガ可能単安定回路228は第24
図bに示す如くハイレベルに保持されているもの
であるが、時刻t4に於てモータ等が故障してビー
ム検出出力が出力されなくなると、該再トリガ可
能単安定回路228の時定数によつて決定するパ
ルス幅Tdの経過後、再トリガ可能単安定回路2
28の出力は低レベルに変化する。 従つて、高レベルから低レベルへのレベル変化
によりトリガされる単安定回路229に前記再ト
リガ可能単安定回路の出力を印加するならば、該
単安定回路からは第24図cに示す如く幅T1の
パルス信号を得ることができるものである。 かかるパルス信号により、ビーム発生器からの
ビームを停止させるならば、感光体がビームの長
時間照射により損傷するのを防止できるし、又か
かるパルスにより制御ユニツト等の動作を停止せ
しめることにより、無駄に情報読出しが行なわれ
ることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,Cは本発明を適用した記録装置
を示すブロツク線図、第2図は第1図に於ける記
録ユニツトの概要を示す斜視図、第3図は記録ユ
ニツトの実際の構成を示す斜視図、第4図は記録
ユニツトの記録システムを示すための主要部の側
面図、第5図a,bは感光ドラムの表面電位と交
流除電時間の関係を示す説明図、第6図は記録ユ
ニツトの主要部の等価回路図、第7図A,B,C
は記録媒体上に於て形成した文字を示す説明図、
第8図A,Bは磁気テープ上に於ける情報の記録
態様を示す説明図、第9図は記録紙上に於て形成
される記録態様を示す説明図、第10図Aは第1
図に於ける文字発生回路を更に詳細に示すブロツ
ク線図、第10図Bはビームにより形成される文
字を更に詳細に示す説明図、第11図は第1図に
於ける記録クロツク発生器を更に詳細に示すブロ
ツク線図、第12図は記録クロツク発生器の動作
説明に供する信号波形図、第13図は第11図に
於けるカウンタ195の他の実施例を示すブロツ
ク線図、第14図は第1図に於けるアドレスカウ
ンタ124を更に詳細に示すブロツク線図、第1
5図は第1図に於ける変更回路を更に詳細に示す
ブロツク線図、第16図は第1図に於ける垂直ク
ロツク回路を更に詳細に示すブロツク線図、第1
7図は第1図に於ける水平クロツク発生器を更に
詳細に示すブロツク線図、第18図は第1図に於
ける線カウンタを更に詳細に示すブロツク線図、
第19図A,B,C及び第20図は重ね印刷の説
明に供する説明図、第21図は記録ユニツトに於
けるビーム照射の説明に供する記録ユニツトの主
要部上面図、そして第22図は第1図A,B,C
の配置を示す配置図、第23図はビーム走査系の
故障を検知する検知回路のブロツク線図、そして
第24図は第23図の各部に於ける波形図であ
る。 ここで100は情報供出ユニツト、101は制
御ユニツト、121,122はページバツフアレ
ジスタ、123,124,125はアドレスレジ
スタ、126は書込制御回路、131は読出制御
回路、150,182は文字発生回路、165,
184はシフトレジスタ、186は記録クロツク
発生回路、191,285はフリツプフロツプ、
192は分周器、195,198はカウンタ、1
96,199はアンドゲート、286は遅延回
路、そして303は変調器、228は再トリガ可
能単安定回路、そして229は単安定回路であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 記録信号格納手段、前記記録信号格納手段か
    ら読出された記録信号により変調したビームを発
    生するビーム発生手段、前記ビーム発生手段より
    発生したビームを一定周期で偏向する偏向手段、
    前記偏向手段によるビームの偏向領域内に設けた
    ビーム検出部材、前記偏向によるビームの偏向領
    域内に設けた記録部材、前記ビーム検出部材によ
    るビームの検出に応答して所定周波数の信号の逓
    降を行い、前記記録信号格納手段から記録信号を
    読出すためのクロツク信号を形成する手段、前記
    ビーム検出部材によるビームの検出を基準として
    前記記録信号に基づいたビームの変調開始時期を
    決定する手段、及び前記ビーム検出部材からのビ
    ーム検出出力が一定時間以上到来しないことを検
    出してビーム不良を検知するとともに前記ビーム
    発生手段によるビームを停止するべく制御信号を
    送出する検知手段とを有する記録装置。
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