JPS5945914A - 炭素系分子篩の製法 - Google Patents

炭素系分子篩の製法

Info

Publication number
JPS5945914A
JPS5945914A JP57097276A JP9727682A JPS5945914A JP S5945914 A JPS5945914 A JP S5945914A JP 57097276 A JP57097276 A JP 57097276A JP 9727682 A JP9727682 A JP 9727682A JP S5945914 A JPS5945914 A JP S5945914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon
coal tar
temperature
product
selectivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57097276A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS618004B2 (ja
Inventor
Takushi Osaki
大崎 琢志
Susumu Abe
進 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Chemical Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Chemical Co Ltd filed Critical Kuraray Chemical Co Ltd
Priority to JP57097276A priority Critical patent/JPS5945914A/ja
Priority to US06/495,488 priority patent/US4458022A/en
Publication of JPS5945914A publication Critical patent/JPS5945914A/ja
Publication of JPS618004B2 publication Critical patent/JPS618004B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B32/00Carbon; Compounds thereof
    • C01B32/30Active carbon
    • C01B32/306Active carbon with molecular sieve properties

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 水発明は炭素系分子篩で、特に小さな分子寸法のガスを
浩むt昆合気体から、それらを分諦するに有効ff、炭
素系分子篩の製法に関するものである。
炭素系分子篩に関[7ては近年各方面で研究され既にオ
・II々のnm法が開示されている。例えば特公昭49
−87086号光明に於てはフェノール系あるいはフラ
ン糸樹脂の原料物質を炭素吸着剤に吸着させて重縮合反
応を行い、次いで炭化処理することによりy素糸吸着剤
の細孔を狭小ならしめて分子篩特性を得ている。特公昭
52−18675号発明に於ては揮発性成分が5%以下
のコークスを600〜900℃に加熱した所へガス状の
炭化水素を通じて熱分1!)¥させ、析出した炭素をコ
ークスの細孔内に沈i;tさせて細孔の狭小化を行い分
子面性を持たせるものである。特開昭49−10698
2 号[;明に於てもコークスの細孔の周縁部に常圧乃
至減圧下で200〜860℃の沸点をもつ有機化合物を
、ガス状あるいは揮発性溶剤に溶解して添着させて細孔
の狭小化を計っている。特開昭56 180126−;
3発明に於ては、0.5 nm 以−ヒの細孔径を有す
る炭素置県5U剤に前記細孔径以」−の分子径を有する
炭化水素(例えばスチレン)を2%1゛之下にイイb釈
L /jガス中より吸貯させ、次いで加熱して前記炭化
水素を熱分解し、これを炭素置県71“f剤の少くとも
、I:lll孔入口に析出させて細孔の狭小化を計り分
子篩性を高めている。又北用浩氏の報告(kk料170
会Jl、第603第654号859〜864貝)によれ
ば、ヤルンチャー粉末を4〜5%のコールクールピッチ
、サルレフ1イ1−パルプ廃故でi:4i XM L、
窒素気流中で10℃/分の昇を晶速度で600〜b 1時間靜処1jljをHつて、分子篩性炭素を得ている
以上の&n <従来開発開示された炭素系分子篩の8I
ソ法は殆んど炭素系基材の細孔中か細孔縁辺に炭素或い
は高沸点炭化水素を析出あるいは附近させて細孔を狭小
ならしめている。ただ北用浩氏の方法は前処、I’ll
による炭素結晶の生長を利用して、細孔の狭小化を計っ
ているのが特異である。然しなから成分変動が大きくて
一定し=AiEいサルファイト廃液をバインダーの主力
とし、コールクールピッチあるいシ」性ス1)二の変動
が予想される。
本つE1明はか\る公知技術の問題を解決し、、1:す
IIJれた製品を製造する方法を提供するものである。
すなわら本発明IY、やし殻伏粉末をコールタ−ルビツ
ナ卦よび/又&−1、コールタールしてぜ1粒し、75
0′〜900℃で純品し、乾ハイノ仄を稀鉱酸水溶液で
洗滌、水洗した後乾燥したものに、1〜3%のコールタ
−ルビツナおよび/又はコールタールを加えて200°
〜400℃にて含浸させた後9000〜1000℃迄H
 ?7i,i L、該温度で10〜60分間熱処理を行
い、不活性ガス中で冷却後製品を敗出すことを特徴とす
る炭素系分子篩のり・ソ法で々フる。
本発明者等は活性炭の硬度を向上させるため、従来一般
に行われている、活性炭原料にコールタールピッチある
いは二I−・レクールを含浸させ焼成する工程を応用し
た場合、原料の4’iii &J″1および焼成温度、
時間等によ.り賦活後の活性炭の収率、性能等に著しい
彫りが現れることを知見して宋プζ,,この現象は現在
なお充分に明かにされたとrLいえ々いが、次の様に考
えることによって一応説明出来る。即ちピッチあるいけ
タールより炭化生成した炭素は易黒鉛化性炭素であり、
加熱さfする温度、時間に応じて炭素結晶の成艮形Iル
あるいけ成艮度合が異なり、一方活性伏;42材と[7
て用いら一ht(、原料炭素材は知黒鉛化性炭素で4)
るが、カリウム、ナトリウムの如きアルカリ金属塩を含
む灰分の多少あるいは−その組成によって、高温化に於
て前記易黒鉛化性炭素の結晶化に大きな影響を与えてい
るものと考えられる。即ちアルカリ金属塩の存在は炭素
の結晶化を1X1+ ?!4 L、高温に於ては金属塩
は移動して共存する易黒鉛化性炭素の結晶化をも阻害し
ているものと考えることが出来る。従ってアルカリ金属
塩の少カい炭素素材にピッチあるいはタール4−含浸さ
せて灰化し、更に高温に加熱すれば、炭素結晶の成I徒
を容易に進めることが出来る。
ぞのもとで編庶、時111)を選ぶことにより結晶の成
艮を自由に、均I(!7に調節し得ることになる。
本発明者’B’ &:j’. L″.1.トの知見に基
づき、fJi性炭製炭製造験より最も小さい細孔径の孔
の得やすいやし・、役炭を原料とl−、充分粉砕した後
常法に基づき2()〜30%のコールタールピッチおよ
び/又はコールタール で750℃〜9()0℃で充分純品し、幹−r1召炭を
稀鉱酸水ra r+&に浸漬して可溶成分を充分に除去
する。場合によっては特公昭56 − 28846号で
開示された如く、軽度に賦活し,た後酸洗滌してもよい
以上の如く調製した乾燥乾届伏は均質な仄メ、l原とな
る。これを炭素素材として次工程に移るのであるが、此
の段階に於ては1分間に吸デ〆i′する酸素、窒素の量
には殆んど差がない。乾A7f温度は、750℃以下あ
るいは900℃以上になると酸;(・ミ、窒素共吸着容
Inkが低下するので、この温度範囲を刺定するのが好
適である。
以上の炭素素材に対して1〜3%のコールクールピッチ
および,/又はコールクールを加えて2000〜400
℃に加熱、’/!1.拌して炭素素利に充分に含浸させ
る。温度および時間は充分含浸させることが出来れば目
的を達するので、特別にU ’−i’s.々1C理は必
要としない。次いで含浸物をγべ素等の不活性ガスを通
じながら高温に加熱17てピッチ、タール等を炭化する
。昇温速度は別に規定する必要(はないが、製品の均質
化、あるいは異常のイ1)見等のためには、はぼ同じ昇
温速度で加熱することが望°ましい。900’〜100
0℃迄昇/W した後指定2晶反で10〜60分間熱処
理を行う。900℃1ソ下では酸よと窒素の選択性が小
さく、又1000’CLIJ二では選取t:’tは大き
いが吸着室Flkが小さくなる。又熱処理時間もrAA
 度と相関するものであるが、10分以下では不ん分で
あIJ 6 f1分以−」−では吸着室h1.がに〕速
に低下する1、900“′〜10110℃の間の温度の
選択、又熱処理時間の/に定は、製品に対する吸着容量
と酸素、窒素の選択性のバランスを考えて適当に選択出
来るが、曲常950℃が好適であり、熱処理の好適な時
間は20〜80分である。所定の時間処理1.た後窒素
等の不活性ガスの中で冷却し7、取出して製品とする。
以」−の説明で用いた、吸着谷琵1、あるいは童択性i
、pv品の性能を代表するものとして採用したが、測定
方法目次の如くである。
少111の試料(約10Br)を真空下に保った後、2
5 T: 1気圧の酸素あるいけ窒素を通じ、60秒間
に吸着したガス量を4gで表示する1、これが各ガスに
対する吸jt:+谷111である。
選択性の表示ノ)法としては種々考えられるが、実際に
分子飾として使用17た場合の性能と対応の良い汲上方
法として、次の如き数値を用いることとした。即ち試料
が、25℃、1気圧に於て5t4・間に吸着する酸素」
11(普通2〜3 d/g位の値を示す)と同−星の窒
素を吸77丁するに要する秒数(TN2 トf ル) 
ヲ11 定L−1iM 択(4C(S −’−” )を
数値化することが出来る。
これらの吸着容量:も選択性も、!IQ品の製造条件に
よって可成り連続性を示すので、数ft+’+的に限定
することは困難であるが、空気より窒素、酸素を分離す
る場合に於ては、製品の酸素吸着室カーは5 w/g、
以上が望壕しく、選択性は2o以」二が望まれる。純品
炭の稀鉱酩洗滌を行わない場合、選択性は20に達しな
い。
前述した如く吸着室h(と選択性は逆の相関があり、同
一試料に於ては吸着室)(1を大きくすれば選択性が低
下する。選択性を大きくする条件を選べば吸着室Iii
が小さくなるという関係にある。従って実際に製品化す
る場合、吸着容量、選択性を共に高める条件を求め、史
に製品の目的に応じた吸着容量と選択性のバランスの取
れた製品を?!するイユ!努力する必要がある。
以下実施例によって詳細に説明するが、本発明けこれら
の失7jlli例によって制限されるものではない7、 実施例]。
やし殻炭を良く粉イ11〜しだもの30部にコールター
ル8部、水8部を加え、ミキサー型ニーダ−にて良く混
和する。これをベレットミルに移し2 +nnの造粒炭
を作る。
2 n1ll  造粒IQ’を、4[すの流動式乾Mj
炉で30分の滞留時間で700℃迄」−昇し、更に電気
炉で加熱して850℃迄乾品を行った。
乾た1物を06規定の塩酸水溶液中に2時間侵漬後、充
分水洗乾燥[7だ。乾燥物に2%のコールタ−/vをr
\加17、ロータリーギルンで1(50℃に加熱纜拌し
ながら充分に含浸させる。所定温度になってから、10
分間程度ではソ充分に含浸することが出)Kた。引続き
電気炉に移17小量の窒素ガスを流しガから950℃迄
昇温し、この温度で20分間キ゛ノ(処11)1を行う
。後窒素ガスの流通下に冷却17、取出17て動品と−
J−7、。
製品の性能は、げ索吸盾1ギi、i 6−/g、選択性
5=26であった。
小型PSA試馳機で実用評仙1を行っ/こ。吸泊楢に製
品LO8tづつ2部石に充填し、 吸着圧力 3.5 K2/cm (c)脱着圧力 1(
)θM市? 吸脱fi−を時間各60秒 (0% 件−CSV” ’ = 0.6 )11.’r
 D9.90X 又SV” ’=20の時99.2%の
窒、hカメが長時間安定(2てイ1+ることか出来ん。
この場合のイ各メ4カスl農J*’ 11 la o%
よりj1□累11.■1ン旧で観1則した薮イ的を1月
い/Cもの−(゛べり・′)。
火h;す例2 W hi例1で用い7”12 man z、’JHハ’
/炭の850 t: D’1. I’t’t’f品を屹
1・1・a洗酢、水洗、乾燥したものに1,5%のコー
ルタールピッチをt信加[7、ロータリー、\−ルンで
4oO℃に加夕! F+−1’、、 J4! L、なが
らブj゛1分に含浸さ−11−る。1す「定温バ2に龍
しまた内20分間そのii″ll’l JすをにILL
12fr。冷接″由:気炉に43; L、少::、、、
 +7) r:’、 ;j+; カメl+:r、 ti
ll 下f”: IRイーC950て二;乞昇ン1.目
2、そのrl’1.lハ)゛で2()分間f(t)1↑
甲をイfい不活性ガス中にて冷却して製品とする。製品
の性能は酸素吸M fif−5,6J? 、選択性5=
24であツタ。
実用り例1と同一条件で、小型PSA試験CAIで実用
。・F価を行ッl(、n Aii’r 果けSV−” 
= 0.6 (1)時99.9%、SV” ’ −2,
0の時!19.Q%の窒素ガスを長時間安定して得るこ
とが出来た。
実施例3゜ やし殻炭をよく粉砕1またもの80部にコールタ−ルビ
ツナ9 ’j’+にと水4部を加えニーダ−でよく混和
する。こ71(f−ベレットミル 仄を作/)。2 wnφ造1′1′/伏をパッチ式のロ
ータリーキル7A’2: r?j(炉に人・113時間
テロ 0 0 ’C 迄’)f温L IYi. Fd4
を?T/Tう。と11%−バッチ式流動賦活炉で、85
0 t”:の炭酸ガス(C015〜20%残りN2ガス
)を用いてJ1jl光4)o’<:ノ,(?いとし7て
賦活収率93%祉で賦活する,、この4厚1ノー、炭?
7J酸メタ吸着り;二810j宅/yであった。こ!1
を06Nの」λ^酵氷水溶液中2時間浸lct後、充分
水洗乾・j・4’!1.、−)i。がく軌坤(7だ活性
炭に3%のコールタ−/l/イト添加l,7、ロータリ
ーキルンで850 ’Cに加夕! + Pt>’拝し4
から充分に含浸させる。所定温度に達した後15分曲そ
の温度を維稙する。引き続き荀:気炉で少も(のN2ガ
スを流[−なから900 ’C迄昇ン晶し、そのj晶)
Fで15分1川ρさ例月1をイ丁ない、N2ガス中で冷
却し製品とする。
製品の性能は、酸素吸’N? 1’+t 7. F) 
i/り, iHI+゛択性S=2 1であった。
実施例1と同一条件で小fi17 PSA^tIIII
へ機で実用評価を行った。
SV”” = 6. 6のとき 99.8%SV”’ 
” = 2. O f7’)トき 99.3%の窒素ガ
スを長時間安定して得ることが出来た。
比較例1 実施例1で用いたZnun造粒炭の850℃乾留品を塩
酸洗浄を行なわず、そのまま2%のコールタールを添加
し、ロータリーキルンで350℃に加熱攪拌しながら充
分に含浸させる。所定温度に達した後20分間その温度
を維持した。今後、電気炉に移し少量のN2ガス流通下
に於いて950℃迄昇温し、その温度で20分間熱処理
を行ない、不活性ガス中にて冷却して製品とする。
製品の性能は、酸素吸着量5. 1 1ne/q選択性
S−18であった。
小型PSA試験槻で実用評価を行なった。
条件は他の実施例に同じ SV−”−1= 0. 6 テ9 9.2%  SV=
2. 0 テ9 7.6 %の清水ガスが最初は得られ
たが2日後にはSV=0、6で98.5%まで低下した
比較例2 実施例3で用いた2mm造粒炭のロータリ−キルン60
0℃乾留品を更に電気炉で850 を迄加熱乾留したも
のに3%のコールタールピッチを添加しロータリーキル
ンで350℃に加熱攪拌しながら充分含浸させる。所定
温度に達した後15分間その温度を維持した。電気炉に
移し少μのN2ガス流通下に於いて900℃迄昇温し、
その温度で15分間熱処理を行ないN2ガス中にて冷却
して製品とする。
製品の性能は酸素吸着量4. 4 1rl/g選択性S
=15でめった。
小型PSA試験機でテスト条件は他の実施例同様に実用
評価を行なった。
SV”−1 = 0. 6 ノ時98.9 % 、 S
V= 2. 0 −7’ 96.5 % (7)窒素ガ
スが最初は得られたが40後にはSV = 0.6で9
8.0%まで低下した。
特許出願人 クラレケミカル株式会社 代理人弁理士本多 堅 手続補正書 昭和58年3ル2日 特許庁長官  若杉和夫殿 1、事件の表示 特願昭57−97276号 2、発明の名称 炭素系分子篩の製法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 岡山県備前市鶴海4342 クラレケミカル株式会社 代表取締役 豊 島 賢太部 4、代理人 倉敷市酒津青江山2o45の1 株式会社 り ラ し  内 株式会社クラレ特許部(東京支社内) 電話  東京 03 (277) 31825、補正命
令の日付 −自発 6、補正にょわ増加、する発明の数   なし7、補正
の対象 ′−,,,,H;・  明細書全文8、補正の
内容      別紙の通り別      紙 明     細    曹 1、発明の名称 炭素系分子篩の製法 特許請求の範囲 やし殻炭粉末をコールタ−ルビノナおよび/又はコール
タールケバインダーとして造粒]〜、750°〜900
℃で純血し、砂、6イイ炭を稀鉱酸水溶液で洗滌、水洗
した後乾燥したものに、1〜3%のコールタールピッチ
、1=−よび/又はコールタールを加えて200°へ・
400℃にて含浸さぜた後9500〜■ooo℃迄昇温
し、該゛温度で10〜60分間熱処理を行い、不活性ガ
ス中で冷却イA製品を取出すことを特徴とする炭素系分
子篩の製法。
発明の詳細な説明 本発明は炭素ホ分子篩の製法に閃するもので、特に分子
径が小さなガスの混合物からそれらの成分を分離する場
合有効なもので、例えは?と気から象索を分離する場合
商い力く択づ″ト光−示す炭素分子篩の製法である。
l古性炭の細孔檜ノ貨に基づく特異な物性は周知で少)
す、 (i11孔による分子篩機能も古くから知ら扛て
いる。しかし、通常活性炭の細孔径は10〜20A0以
上で分子径が極めて小ざな通常のガス、例えは仝気中の
酸素と窒素の分離等に通用する場付は細孔径が大きすぎ
゛て分子篩効果が不充分となる。
そこで活性炭の細孔内に微粒子全充填して細孔径を狭小
化させることにより分子篩効果を高め、かかるガスの分
離に適用しうる炭素吸着剤をつくる方法が数多く開示さ
れている。例えば特公昭49−37036号公報にはフ
ェノール系あるいはフラン、N 4ff(脂のプレポリ
マーを活性炭に吸着させその表rill上で重合唸たは
/および縮合せしめて細孔内を充填した後、400°〜
i、ooo℃に加熱して表面に生成した樹脂を炭化して
分子篩吸着剤とする方法で、細孔内で重紬合反応をさせ
ることを必須の要件とするものである。特公昭52−1
8675号公報には揮発分5%以下のコークスを不活性
ガス中で6000〜900℃に保持し、熱分解によりカ
ーボンを放出するガス状炭化水素を添加し、分解生成し
たカーボンを卸j孔中に沈着させて細孔径を狭小化させ
ることによる分子篩炭の製法で炉内にガス状の炭化水素
例えばベンゼン、トルエン或いはコークス炉ガスを吹込
み熱分解させることを必須の要件とするものである。特
開昭49−106982号公報にはコークスの細孔の周
縁部に常圧乃至減圧下で沸点200’〜360℃の壱機
化合物を、ガス状で或いは揮発性溶剤に溶解(−で添有
させ細孔を狭小化せしめる方法が開示されている。更に
特開昭51130226−1公−報には0.5 am以
上の細孔径を有する炭素質吸着剤に前記細孔径以上の分
子径をもつ炭化水素(例えばメタン、エタン、スチレン
)を2%以下に稀釈したガス中より炭素吸着剤に吸着さ
せた後加熱して該炭化水素を熱分解して生成したカーボ
ンを細孔周辺に析出せしめることにより孔径を狭小化せ
しめる方法が開示されている。これらの方法はいづれも
ガス状の炭化水素が熱分解して生成したカ孔組織の孔性
を狭小化させることにより、分子篩機能を向上さ1J:
る方法である。従って、ガス状炭化水索を吹込trこと
、炭素質に吸着せしめながら、同時に熱分解反Ai;;
全進めるため工程も複雑化して、品質の安定した分子篩
炭が得がたく、コスト上昇もさけがたい。
又北用浩、燃料協会にム第60巻、654号。
第859・〜864自(1982)はヤルンチャー粉末
に4〜5%のサルファイドパルプ廃液、コールタールピ
ッチを加えて造粒し、窒素気流中で10℃/分の昇温速
度で600°〜700℃迄昇温した後1時間熱処理して
分子fliili性を高める方法について述べている。
しかしながらバインダーの主成分としてサルファイドパ
ルプ廃液を使用した場合は造粒品の硬朋が低く且つばら
つきが大きいため、品質の安定した吸着剤を(4jかた
い欠点があった。
発明者等は以前より活性炭に分子篩性を賦与す方法につ
いて研究1〜、相当程度の分子篩性を有する活性炭の製
法を2、  特公昭51−3558 ++公報及び4.
′f公昭56−28846号公報にて開示したが、これ
らの研究過程において、活性炭に易結晶化炭素實を含有
せしめて、比較的高温の特定条件下で2帖処理した場合
、灰索微結晶乗合体が成長し、帷比を狭小化せしめうろ
ことを見出した。かかl−1用見に基づいて、活性炭原
料ケヤシ殻炭粉末に限定し、易結晶化炭素質として、特
定はのコールタールを含浸させ、更に適当な大きさの炭
素微結晶集合体を成長させるため炭素質基材のアルカリ
塩を除去し、比較的尚温下の特定条件で熱処理する方法
により、高性能且つ安定した分子篩性を賦与しうる本願
発明方法を完成した。
すなわち本願発明は、やし殻炭粉末をコールタールピッ
チおよび/又はコールタールをバインダーとして造粒し
、750°〜900℃で幹部し、純品炭をイ・ω鉱酸水
溶液で洗滌、水洗した後乾燥したものに、1〜3%のコ
ールタールピンチおよび/又はコールタールを加えて2
000〜400℃にて含浸させた後950°〜tooo
℃迄昇温し、該温反で10〜60分間熱処理を行い、不
活性ガス中で冷却後製品を取出すことを@徴とする炭素
系分子篩の製法である。
以下本発明を史に詳しく説明する。
本発明の活性炭原料はヤシ殻炭をコールタールピッチお
よび/又はコールタールで造粒した粒状炭に限定される
。ガス分離用の分子篩炭として使用する場合は操業上の
観点から一定の形に成形した造粒炭が望〜ましく、また
成る程度以上の硬度が必要とされる。活性炭原料はヤシ
殻炭の他、褐炭、無煙炭、木材、コークス等が使用され
るが、ヤシ殻炭以外の木材糸コークスは充分な硬朋を賦
与することが困難である。捷た石炭系原料を使用した造
粒炭は充分な@i度を有するが、小分子径のガス分離に
使用した場合はヤシ殻造粒炭と比較してガス吸右世及び
選択性共に著しく低ドする。これは両者の細孔構造の差
異に基づくものと考えられ、ヤシ殻炭の細孔1.(は賦
活信性を選択した場合12〜15A″としうるが、石炭
系原料の場合は20A0以丁の1411孔を賦与するこ
とが困難なためと考えらする。一方小分子径ガスは通常
5 A’以下であるから、かかる分子に対して分子前1
性を発揮させるためには極微な活性炭表面の細孔を史に
狭小化させる必要があり、この方法かむやかしいために
石炭系原料では充分な分子篩性を賦与することができな
いものと考えられる。実施例1及び比較例1はそれぞれ
ヤシ殻炭及び石炭系原料を使用して同一条件で処理して
両者の分子篩性を比較したものであるが、後者は酸素吸
着容量及び選択性が前者よシ著しく劣ることが認められ
る。造粒工程は粉砕L&ヤシ殻炭に20〜30%のコー
ルタールピッチおよび/又はコールタールをバインダー
として加え、常法に従い混和・造粒する。この際原料炭
は通常の造粒炭の場合以上に粉砕することが好ましい。
次いで750°〜900℃で九分乾怪し、稀鉱酸水溶液
に浸漬して可溶成分を溶解除去する必要がある。
750℃以下では乾留不充分となり、900℃以上とし
た場合は酸素、窒素等のガス吸着量が低下する。
比較例2は実施例1の工程にお・いて、0.6N塩酸に
よる浸漬洗滌工程のみを省略したもので、該工程の削除
により酸素吸着容量及び選択性が共に低下しているが、
特に選択性の低下(選択性、実施例1.26.比較例2
.18)が著しい点が注目される。酸洗滌により除去さ
れる成分は主としてヤシ殻炭に含nれるアルカリ金属化
合物でこれは後の熱処理工程で細孔を狭小化させる場合
細孔内面の微結晶集合体成長を阻害するものと考えられ
本&t(1方法における最も重装な工程の1つである。
止た鉱酸の種類及び濃度は特に限定する必要はないが、
経験的に0.4〜0.6 Nの塩酸が好ましい。
捷だ場合によっては軽度に賦活した後に実施してもよい
。尚、酸洗滌後水洗乾燥した造粒炭の窒素に対する酸素
の吸着速度の差違は殆んど認められない。
、F記で得られた造粒炭に1〜3%のコールタールピッ
チおよび/又はコールタールを加え、200゜〜400
℃で混和攪拌して充分に含浸せしめた後、小活性ガス中
で9500〜1,000℃迄昇温せしめ、10〜60分
この温度に保持して熱処理する。この際コールタール含
有率1%以下では充分な分子篩性を賦与することができ
ず、3%以上になると選択性は高いが、ガス吸着量が急
故に低下する。また昇温速度は特に限定しないが、製品
品質を均一化するため一定速度で昇温することが好まし
い。
950℃以下ではガス吸着量は商いが、窒素に対する酸
素の選択性が低く、また1、000℃以上とした場合は
選択性は亮いが、ガス吸着祖が低下する。熱処理時間は
成る程度温度により影響されるが、10分以下では不充
分であり60分以上となるとガス吸着Mが急激に低下す
る傾向かある。尚コールタール含有率と選択性の関係は
実施例1と比較例3の関係において、熱処理温度と分子
篩性の関係は実施例1、実施例3及び比較例4との関係
においても明らかである。酸素吸着呑口及び選択性の両
者を考慮して、熱処理温度は950°〜970℃、処理
時間は20〜30分が特に好址しい。しかし、熱処理工
程前の吸着剤は非常に低い選択性しか示さないが、本工
程によりはじめて商い選択性すなわち分子篩性を賦与し
うる。尚こ力、らの構成要件と分子篩性の関係について
は理論的になお充分解明されていないが、これら複合素
材を熱処理した場合の結晶化の難易には本質的な差異が
ある。すなわちピッチあるいはタールよシ生成した炭素
は易黒鉛化性であり、熱処理温度、時間及びアルカリ金
属化合物の含有址によって生成する炭素微結晶集合体の
性状及び成長速度が異る。一方ヤシ殻炭は難黒鉛化性で
あるがこれに含まれるカリウム、ナトリウム等アルカリ
金属化合物は熱処理条件のような筒温下においてはター
ル或いはピッチより生成した炭素相にも移動してその結
晶化を阻害するものと考えられる。従って、鉱酸洗滌に
よってアルカリ金属化合物を溶出除去した活性炭素材に
易結晶性゛炭素相を形成し易いタールのような物質を含
浸させ、熱処理によって活性炭細孔内部にタールの熱分
解によって生成した炭素微結晶集合体を成長させて細孔
を狭小化せしめて分子篩性を賦与せんとするものである
。しかし、活性炭に炭素系物質を冷加して分子篩性を賦
与する方法は先行技術記載欄でも述べた如く、特公昭5
2(8675号及び特開昭56−130226号公報に
も開示されている。
活性炭を高温に保持し、揮発性の炭化水素を吹込み、炉
内でガス状の炭化水素が熱分解して発生した極微炭素粒
子を細孔内に沈着、狭小化せしめるもので、すなわち細
孔内の炭素表面を核として気相中から炭素粒子を析出せ
しめたものである。−スを経て、グラファイト微結晶集
合体を成長せしめるもので、両者の細孔内表面の性状・
物性は本質的に異るものと考えられる。
熱処理温度とガス吸着量及び選択性は着接な関係があり
、処理温度の上昇に従って窒素、酸素共に吸着量は低下
するが、窒素に対する酸素の選択吸着性は著しく上昇す
る。すなわちガス吸着能力と分子篩性は明瞭な二律皆反
性を示し、これは比較例4〔処理温度(T ) + 9
00℃、酸素吸看蓋(O公、 7.5m1Q 、選択性
(S)、21)、実施例1〔1゛t950℃、 02=
 6.0”j’g、 S + 263及び実施例3[T
 、 1,000℃、 02+ 5.2III給、 S
 + 273の関係においても明らかに認めしれる。こ
れは熱処理温度が細孔内の炭素微結晶東合体成長速度に
対して垂要な役割を朱ずことを示している。しかしで、
吸着圧力に動法(Pressure Swing Ad
sorption Process )によって柴気よ
り蟹索、酸素を分離する場合、工程の構成上、B&J≦
吸お1+1は5%程度以上、選択性は22〜23以上が
好ましい。
熱処理工程が終了した吸着剤は不活性ガス中で冷却した
後取出す必要があり、冷却温度は300℃程度以下が好
ましい。高温で取出し、空気と接触せしめると酸素吸着
能が著しく低下する。
本願方7&によって得られた吸着剤は吸呑圧力変動法に
よって空気より窒素、酸素を分離する場合に特に好適で
あるが、それ以外にも分子径5A’以下のガスを分子径
の差違を利用して分離する場合に有効である。
本願明細書におい′て分子篩性評価のために採用した物
性値である吸着容置及び選択性の測定方法は次の如くで
ある。
タロの試料(約109r)を真空−1−に保°′シた後
、25℃1気圧の酸素あるいは窒素を通じ、60秒間に
吸着したガス肘を鴨で表示する。これが各ガスに対する
吸着容置である。
選択性の表示方法としては柚々考えられるが、実際に分
子篩として使用した場合の性能と対応の良い表示方法と
して、次の如き数1i111 f:用いることとした。
即ち試料が、25℃、1気圧に於て5秒間に吸有する酸
素量(普通2〜3ii位の値を示す)と同一量の窒素を
吸着するに要する秒数(′IN2と’l’N する)を測定し、選択性(5= 、JL  )を数イu
’を化することが出来る。
以下実施例を挙げて本発明を詳細にnLtl明するが、
これらの実施例は本発明を例等限定するものではない。
実施例1゜ やし殻炭を艮〈粉砕したもの30都ircコ一ルタール
8部、水3部を加え、ミキサー型ニーダ−にて良く混オ
ロする。これをベレットミルに移し的径2 m1llO
造枝炭を作る。
2肛造粒炭を、4段の流動式乾簡炉で30分の滞留時間
で700℃迄上昇し、史に山気炉で加熱し7て850℃
迄乾溜を純品た。
純品物を0.6Nの塩酸水溶液中に2時間浸漬イ犯充分
水洗乾燥しlこ。乾燥物に2%のコールタール全添加し
、ロータリーキルンで350℃に加熱攪拌しながら充分
に含浸させる。所定温度になってから、lO分間程鵬で
tlぼ充分に含浸することが出来た。引続き電気炉に移
し小情の窒素ガスをlA’、 Lながら950℃迄昇温
し、この温度で20分間熱処理を行う。後窒素カスの流
通下に冷却し、取出して製品とする、。
製品の性能は 酸素吸着容量61I′4、選択性5−2
6であった。
小型I)SA試験機で実用評価を行った。吸着塔に製品
1.08Zつつ2塔に充填し、 吸着圧力 3.511v/cut (G )脱着圧力 
100 nu++ )41/吸脱石時間各60秒 の条件T SV”” = 9.6 (D 時99.90
% 又SV”1−!−2,0の時99.2%の窒素ガス
を長時間安定して(Uることか出来た。
この場合の窒素ガス#朋は100%より酸素濃度計で測
定した数値を引いたものである。
尚小型試験機で得られた結果は若干ばらつくので、評価
基準として1l−i酸素吸着容−及び選択性を採用し、
試験機の結果は参考とした。
実施例2゜ 実施例1で用いた2111m造粒炭の850℃乾溜品純
品酸洗滌、水洗、乾燥したものに1.5%のコールター
ルピッチヲ添加し、ロークリ、キルンで400℃に加熱
攪拌しながら充分に含浸させる。tyt定温度に達した
後20分間その温度を維持した。今後市気炉に移し少は
の窒素ガス流通1に於いて950℃迄昇温し、その温度
で20分間熱処理を行い不活性ガス中にて冷却して製品
とする。製品の性能は酸素吸@量5.6 ”!;g 1
選択性5−24であった。
実施例1と同−条件で、小型PSA(Pressur 
SwingAdsorption )試験機で実用評価
を打った。結果は冨n1n−1+n111−1 Sv= 0.6 o時99.9 %、SV   = 2
.0 ノ1ijf99.0%の窒素ガスを長時間安定し
て得ることが出来た。
実施例3 実施例1において、乾留物の塩酸処理後、小用の窒素ガ
スを吹込みながら1,000℃で15分間熱処理17た
他r1、同一条件で分子篩炭を調製した。吸着剤物性は
次の如くであった・ 酸素吸着mk ’ 5.6”% 、選択性、5=27小
型PSA試駁機による評価、SV   −0,6で窒素
塗置999%SV   −2,0で //  99.1
%が長時間安定して得られた。
比較例1 実施例2において使用したヤシ殻炭を原料としだ造粒炭
の代りにオーストラリア産の褐炭をローリーキルンで7
00℃で乾留後微粉砕したもの100部にコールタール
ピッチ30部を加えニーダ−で混和後、ペレットミルで
成形した2111+1造粒炭を使用した他同−条件で分
子篩炭を調製した。製品の性能は酸素吸着it 5.0
”/j 、選択性5−20であった。また実施例1と同
一条件で、小型1)SA試1n−1 験機で実用評価脅・シた結果SV   −Q、6で濃度
98.6%の窒素ガスが長時間安定して得られたが1n
−1 SV   =2.0では濃度95.0%に低下した。
比較例2 実施例1で用いた2順造粒炭の850℃乾留品を塩酸洗
浄を行なわず、その112%のコールタールf添加し、
ロータリーキルンで350℃に加熱攪拌しながら充分に
含浸させる。所定温度に達した後20分間その温度を維
持した。今後、電気炉に移し少量のNガス流通下に於い
て950℃迄昇温し、その温度で20分間熱処理を行な
い、不活性ガス中にて冷却して製品とする。
l 製品の性能は、酸素吸着量5.1 / 選択性5=18であった。
小型PSA試験機で実用評価を行なった。
条件は他の実施例に同じ SV””” ” = Q、6T99,2 %  SV”
””= 2.0テ97.6 %の窒素ガスが最初は得ら
れたが2日後には5V=0.6で98.5%まで低下し
た。
比較例3 実施例1において、塩酸洗滌水洗乾燥後コールタールを
4%及び6%含浸せしめた他同 条件で分子篩炭を調製
した。コールタール含浸量4%及び6%の場合の製品の
性能は次の如くであった。
(1)コールタール4% 酸素吸着−,4,311%1選択性+5=27小型PS
AUaJK j ルif’F価、 SV””−1=0.
6−71”89度98.3%tt =2.0で // 
 93.7%(2)コールタール6% 酸素吸着鍵、3.2/、、選択性、5=28小型PSA
試1m機K 、1: ル評価、 SV”””1= 0.
6 f窒1[96,3%// =2.0で tt  9
Q、Q%比較例4 やし殻炭全よく粉砕したもの30部にコールタールピッ
チ9部と水4部を加えニーダーでよく混オロする。これ
をペレットミルに移し2皿1〆の造粒炭を作る。2mm
1造粒炭をバッチ式のロータリーキルンfi M炉に入
れ3時間で600℃迄昇温し帽部を行なう。これをバッ
チ式流動賦活炉で、850℃の炭酸ガス(CO215〜
20%残りN2ガス)を用いて揮発分0を基準として賦
活収率93%まで賦活する。この活性炭は酸素吸着量8
ψ′gであった。これを0.6Nの塩酸水溶液中に2時
i11浸漬敢、充分水洗乾燥した。かく処理した活性炭
に3%のコールタールを冷加し、ロータリーキル/で3
50℃に加熱、攪拌しながら充分に含浸させる。所定温
度に達した後15分間その温度を維持する。引き続き電
気炉でタロのN2ガスを流しながら900℃迄昇温し、
その温度で15分間熱処理を行ない、N2ガス中で冷却
し製品とする。
製品の性能は、酸素吸右量7.5 d/El 、選択性
S二21であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. やし殻炭粉末4・コールクールピッチおよパはコールタ
    ールをバインダーとして造粒L、7500〜900℃で
    乾溜12、乾溜炭を稀鉱酸水溶液で洗滌、水洗した後乾
    燥(7たものに、1〜3<のコールタールピッチおよび
    /又はコールタールを加えて20 +1’〜400℃に
    て含浸させた後900°〜1000℃迄昇温し、該温度
    で1−0〜60分間熱処理を行い、不活性カス中で冷却
    後製品を取出すことを特徴とする炭素系分子篩の製法。
JP57097276A 1982-06-07 1982-06-07 炭素系分子篩の製法 Granted JPS5945914A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57097276A JPS5945914A (ja) 1982-06-07 1982-06-07 炭素系分子篩の製法
US06/495,488 US4458022A (en) 1982-06-07 1983-05-17 Process for manufacturing molecular sieving carbon

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57097276A JPS5945914A (ja) 1982-06-07 1982-06-07 炭素系分子篩の製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5945914A true JPS5945914A (ja) 1984-03-15
JPS618004B2 JPS618004B2 (ja) 1986-03-11

Family

ID=14187995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57097276A Granted JPS5945914A (ja) 1982-06-07 1982-06-07 炭素系分子篩の製法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4458022A (ja)
JP (1) JPS5945914A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60215511A (ja) * 1984-04-12 1985-10-28 Mitsubishi Chem Ind Ltd 高耐摩耗性粒状活性炭の製造方法
JPS6269094A (ja) * 1985-09-20 1987-03-30 Sanyo Electric Co Ltd 金属水素化物を利用した長距離熱輸送方法
JPS62176908A (ja) * 1986-01-29 1987-08-03 Kuraray Chem Kk 炭素分子篩の製法
US5670124A (en) * 1995-03-01 1997-09-23 Takeda Chemical Industries, Ltd. Nitrogen-containing molecular sieving carbon, a process for preparing the same and use thereof
US5972834A (en) * 1995-04-27 1999-10-26 Nippon Sanso Corporation Carbon adsorbent, manufacturing method therefor, gas separation method and device therefor
US6916358B2 (en) 2001-08-29 2005-07-12 Taiyo Nippon Sanso Corporation Adsorbent for separating nitrogen from mixed gas of oxygen and nitrogen

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3834743A1 (de) * 1988-10-12 1990-04-19 Degussa Verfahren zur herstellung einer grobporigen formkohle
US4931071A (en) * 1989-03-09 1990-06-05 The Boc Group, Inc. Method for densely packing molecular sieve adsorbent beds in a PSA system
US5430606A (en) * 1990-02-09 1995-07-04 Takeda Chemical Industries, Ltd. Double layer capacitor with high capacitance carbonaceous material electrodes
US5086033A (en) * 1990-08-30 1992-02-04 Air Products And Chemicals, Inc. Use of helium and argon diluent gases in modification of carbon molecular sieves
US5098880A (en) * 1990-08-30 1992-03-24 Air Products And Chemicals, Inc. Modified carbon molecular sieves for gas separation
US5071450A (en) * 1990-09-14 1991-12-10 Air Products And Chemicals, Inc. Modified carbon molecular sieve adsorbents
EP1392600A4 (en) * 2001-02-28 2005-02-23 Penn State Res Found MICRO-MESOPOROUS ACTIVE CHARCOAL AND METHOD FOR TREATING THE SAME
EP1645543A1 (en) * 2001-02-28 2006-04-12 The Penn State Research Foundation Micro-mesoporous active carbon and a method of treating it
JP3909494B2 (ja) * 2003-02-25 2007-04-25 株式会社キャタラー キャニスター用活性炭の製造方法
WO2006025198A1 (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Kuraray Chemical Co., Ltd 窒素ガスの分離方法及び分子ふるい炭素
CN107640768B (zh) * 2017-11-08 2020-04-17 山西新华化工有限责任公司 富氮改性脱硫吸附材料的制备方法
US10730006B2 (en) 2018-08-14 2020-08-04 Air Products And Chemicals, Inc. Port separation for rotary bed PSA
US10835856B2 (en) 2018-08-14 2020-11-17 Air Products And Chemicals, Inc. Carbon molecular sieve adsorbent
US10744450B2 (en) 2018-08-14 2020-08-18 Air Products And Chemicals, Inc. Multi-bed rapid cycle kinetic PSA

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2761822A (en) * 1952-05-13 1956-09-04 Exxon Research Engineering Co Finishing treatment for activated carbon
US4371454A (en) * 1979-11-02 1983-02-01 Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Process for preparing spherical carbon material and spherical activated carbon
JPS5684309A (en) * 1979-12-03 1981-07-09 Toyo Eng Corp Treatment of activated carbon after activation

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60215511A (ja) * 1984-04-12 1985-10-28 Mitsubishi Chem Ind Ltd 高耐摩耗性粒状活性炭の製造方法
JPS6269094A (ja) * 1985-09-20 1987-03-30 Sanyo Electric Co Ltd 金属水素化物を利用した長距離熱輸送方法
JPH0441271B2 (ja) * 1985-09-20 1992-07-07 Sanyo Electric Co
JPS62176908A (ja) * 1986-01-29 1987-08-03 Kuraray Chem Kk 炭素分子篩の製法
JPH0566886B2 (ja) * 1986-01-29 1993-09-22 Kuraray Chemical Kk
US5670124A (en) * 1995-03-01 1997-09-23 Takeda Chemical Industries, Ltd. Nitrogen-containing molecular sieving carbon, a process for preparing the same and use thereof
US5972834A (en) * 1995-04-27 1999-10-26 Nippon Sanso Corporation Carbon adsorbent, manufacturing method therefor, gas separation method and device therefor
US6916358B2 (en) 2001-08-29 2005-07-12 Taiyo Nippon Sanso Corporation Adsorbent for separating nitrogen from mixed gas of oxygen and nitrogen

Also Published As

Publication number Publication date
JPS618004B2 (ja) 1986-03-11
US4458022A (en) 1984-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5945914A (ja) 炭素系分子篩の製法
US4742040A (en) Process for manufacturing a carbon molecular sieve
JP4893944B2 (ja) 窒素ガスの分離方法及び分子ふるい炭素
JP3669373B2 (ja) 同時脱硫脱硝用活性コークスの製造方法
CA2050701C (en) Modified carbon molecular sieve adsorbents
US4526887A (en) Carbon molecular sieves and a process for their preparation and use
US6902589B1 (en) Method for producing shaped, activated charcoal
US4371454A (en) Process for preparing spherical carbon material and spherical activated carbon
JP3746509B1 (ja) 球状活性炭及びその製造法
JP3611600B2 (ja) 活性炭の製造方法
JPH0582324B2 (ja)
CA1117513A (en) Spherical activated carbon having low dusting property and high physical strength and process for producing the same
CA1075219A (en) Granular activated carbon manufacture from sub-bituminous coal mixed with concentrated inorganic acid without pitch
US3360134A (en) Carbon-coated alumina and process for making same
AU613708B2 (en) Process for the preparation of activated carbon
US3960769A (en) Carbon-containing molecular sieves
CA1074768A (en) Granular activated carbon manufacture from low tank bituminous coal leached with dilute inorganic acid
JP4046914B2 (ja) 球状活性炭の製造方法
JPS62132543A (ja) 分子篩活性炭、その製造法、およびそれを用いて混合ガスから特定ガスを分離する方法
JP3310348B2 (ja) 分子ふるい炭素の製造方法
JPH10501174A (ja) 包囲空間内の空気清浄
JPH11128737A (ja) 臭素添着活性炭及びその製造方法
JP4199028B2 (ja) 粉粒状炭化物の製造方法
Monika et al. Porous structure improvement of coal activated carbon using steam activation in pilot scale
JP3280094B2 (ja) 分子ふるい炭素の製造方法