JPS5945643B2 - 防腐用組成物 - Google Patents

防腐用組成物

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JPS5945643B2
JPS5945643B2 JP448782A JP448782A JPS5945643B2 JP S5945643 B2 JPS5945643 B2 JP S5945643B2 JP 448782 A JP448782 A JP 448782A JP 448782 A JP448782 A JP 448782A JP S5945643 B2 JPS5945643 B2 JP S5945643B2
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acid
ethanol
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fatty acids
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JP448782A
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玄道 沢田
義章 赤羽
俊之 星野
芳男 加持
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Nippon Shinyaku Co Ltd
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Nippon Shinyaku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエタノールに、有機酸であるクエン酸、リンゴ
酸、コハク酸、酒石酸、酢酸、乳酸、グルコン酸、ある
いは有機酸の酸性塩であるフマル酸−ナトリウムや、無
機酸であるリン酸、あるいは無機酸の酸性塩であるリン
酸−ナトリウム、リン酸−カリウム、酸性ピロリン酸ナ
トリウム、ウルトラリン酸ナトリウム(これらを以後「
酸性物質」と呼ぶ)より選ばれた1種または2種以上と
、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸
(これらを以後「中鎖脂肪酸」と呼ぶ)より選ばれた1
種または2種以上を混合溶解してなる殺菌用、防腐用組
成物に関する。
従来よりエタノールは微生物に対して殺菌力や増殖抑制
作用を有するこさが知られており、殺菌用あるいは消毒
用エタノールとして使用されているほか、しよう油、味
噌など一部の食品には防腐の目的でエタノールを添加す
ることが行なわれている。
しかし、殺菌用あるいは消毒用アルコールの場合には充
分なる効力を得るために、70容量%以上のエタノール
含量があることが望ましく、このものは消防法第4類危
検物であるため、取扱いには火気、電気火花などに対し
て細心の注意を要する。
また食品に添加する場合には、微生物の増殖を抑え防腐
効果を発揮するに要する量を用いると、エタノール臭が
強くなり、食品本来の味や品質を劣化させる欠点を有す
る。
本発明者らは、上記欠点を改良することにより、低アル
コール濃度でも優れた殺菌力を有し、食品に添加した場
合にも味を劣化させずに防腐性を高める組成物の研究を
続けて来た結果、エタノールに酸性物質と中鎖脂肪酸を
少量混合することにより、同じ濃度のエタノールより殺
菌力が飛躍的に向上する組成物が得られることを発見し
、本発明を完成するに至ったものである。
本発明の骨子はエタノールに有機酸あるいは有機酸の酸
性塩であるクエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸、酢
酸、乳酸、グルコン酸、フマル酸−ナトリウムや、無機
酸あるいは無機酸の酸性塩であるリン酸、リン酸−ナト
リウム、リン酸−カリウム、酸性ピロリン酸ナトリウム
、ウルトラリン酸ナトリウムより選ばれた1種または2
種以上の酸性物質と、カプリル酸、カプリン酸、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸より選ばれた1種または2種以上の
中鎖脂肪酸を混合溶解してなる組成物が相乗効果により
、同じ濃度のエタノール溶液からは到底考えられない強
い殺菌力を発揮するこさにある。
すなわち、エタノールに有機酸や無機酸など酸性物質を
混合することにより、エタノールの殺菌力が増強される
ことは従来より知られていたところであるが、本発明者
らが鋭意研究した結果、これに更に中鎖脂肪酸を混合す
ると殺菌力が飛躍的に増大するこきを発見したのである
ここにいう中鎖脂肪酸であるカプリル酸、カプリン酸、
ラウリン酸、ミリスチン酸は殺菌力はないが、細菌の発
育を抑制する作用(静菌作用)を有することは既に知ら
れている。
しかし、中鎖脂肪酸は特異な臭気がするため殆ど利用さ
れることがなく、臭気が少なくて静菌作用の点でもより
優れている中鎖脂肪酸モノグリセライドであるカプリル
酸モノグリセライド、カプリン酸モノグリセライドなど
がもっばら実用に供せられており、エタノールに混合溶
解した組成物も知られている。
ところが、本発明者らの研究によネと、エタノールに酸
性物質と共にカプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミ
リスチン酸など中鎖脂肪酸を混合溶解したときに得られ
る殺菌力は、エタノールに酸性物質と蟲該中鎖脂肪酸の
モノグリセライドを混合溶解したものとは比較にならな
い程強いことが明らかになったのである。
すなわち、従来からエタノールに酸性物質を混合するこ
とによって、エタノールの殺菌力が増加することは知ら
れているが、この混合組成物にそれ自体では殺菌力を有
しないカプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸など中鎖脂肪酸を極めて少量混合溶解すると予期し
得ない殺菌力の増大が起き、その殺菌力はエタノールに
これら中鎖脂肪酸のモノグリセライドを混合溶解したも
のとは比較にならない程強いのである。
また、混合溶解する中鎖脂肪酸は極めて少量で目的を充
分に果せるため、特異的な臭気も全く問題にならないの
で、実用上も非常に優れた殺菌用、防腐用組成物を得る
ことが出来る。
なお、カプリル酸より炭素数の少ないカプロン酸、酪酸
などの低級脂肪酸は特異臭が非常に強いのと、ミリスチ
ン酸より炭素数の多いパルミチン酸、ステアリン酸など
の高級脂肪酸はエタノールの殺菌力を増強する作用かや
\弱く、かつエタノールに溶は難いので本発明の目的に
は適しない。
本発明の組成物はエタノールに中鎖脂肪酸を溶解したも
のと、水に酸性物質を溶解したものを混合することによ
って得られるし、エタノールに水を酸性物質と、あらか
じめ加温して溶融した中鎖脂肪酸を加えて完全に透明に
なるまで攪拌溶解するなどの方法により得ることができ
る。
また、本発明の組成物の成分濃度は特に限定されるもの
ではないが、エタノール含量は5重量%(W/W%以下
特に記さない場合は同様)以上あればよく、酸性物質含
量は0.5%〜2%が適当であり、中鎖脂肪酸は010
001%〜0.1%が適当である。
さらに、中鎖脂肪酸の分散溶解性を向上させるために必
要に応じてソルビタン脂肪酸エステルやグリセリン脂肪
酸エステルおよびショ糖脂肪酸エステルなどの乳化剤を
配合するこきもできる。
次に本発明に関する基本的な実験例を具体的に説明する
〔実験例 1〕 まず、本発明完成に至る中間の実験として、エタノール
自体の殺菌効果、エタノールと酸性物質との併用効果、
エタノールと中鎖脂肪酸の併用効果について調べた。
〈実験方法〉 蒸留水に肉エキス1%、ポリペプトン1%、塩化ナトリ
ウム0.5%を溶かしてpHを7.0に調製し、乾燥滅
菌したL字管あるいは試験管(φ18m/m)に所定量
分注し120℃、20分間加圧滅菌した後冷却し、これ
を試験用液体培地とする。
L字管に入れた試験用液体培地に供試菌を植菌し、37
℃、24時間振盪培養することにより、前々培養および
前培養を行ない、菌液(菌数約108−1097nTl
)を調製する。
この菌液0.5 rnlをあらかじめ20°Cに保持し
た供試薬剤検体の所定希釈培液5−に加えて、よく混合
し、直ちに20℃の恒温槽に入れ5分経過後、重液より
1白金耳を、10m1の試験用液体培地に植菌し、37
℃48時間静置培養を行ない菌の増殖の有無を観察する
菌の増殖が認められるものは十記号で、増殖の認められ
ないものは一記号で表示した。
尚、本実験の供試菌きしては、大腸菌(エスケリツヒア
コリに−12、OUT8401)を用いた。
〈実験結果と考察〉 (1)エタノールの殺菌効果 エタノールを水で種々のエタノール濃度の希釈液を作り
、これらの薬剤検体希釈液の殺菌効果を調べたものが表
−1である。
この表からエタノールは50%以上の濃度で大腸菌を殺
菌することができるが、40%以下では殺菌できないこ
とがわかる。
:(2)エタノールと酸性物質との併用効果上記け)で
エタノールが殺菌効果を示さなかったエタノール20%
溶液に、各種酸性物質が色合な濃度になるような薬剤検
体を作り、これら薬剤検体の大腸菌に対する殺菌効果を
調べたものが表−2である。
この表より酸性物質の種類にもよるが、20%エタノー
ル溶液中に酸性物質を2〜3%加えると、20%エタノ
ール溶液単独では殺菌力を示さなかったものが大腸菌を
殺菌することができるようになる。
また、参考のためにクエン酸ナトリウム、リンゴ酸ナト
リウム、リン酸二すl−IJウムなと中性塩を加えた場
合には、20%という高濃度になるように加えないき効
果がない。
(3)エタノールと中鎖脂肪酸の併用効果次に上記(1
)でエタノールが殺菌効果を示さないエタノール20%
溶液に中鎖脂肪酸を色々な濃度になるように加えた薬剤
検体を作り、大腸菌に対する殺菌効果を調べた。
なお、エタノール濃度が20%のときには中鎖脂肪酸の
うちラウリン酸、ミリスチン酸などは完全には溶解し難
い場合があるので、薬剤中に5pan 20 (ソルビ
タン脂肪酸エステル)を0.1%加えて乳化分散させる
ことも試みた。
この場合には念のため5pan 20単独0.1%溶液
および20%エタノル溶液に5pan 20 0.1%
加えた薬剤検体について大腸菌に対する殺菌効果を調べ
たが、5pan20単独では殺菌効果は全くなく、20
%エタノールに5pan 20 0.1%加えても殺菌
効果に変化は見られなかった。
エタノール20%溶液に中鎖脂肪酸を色々な濃度加えた
薬剤検体の大腸菌に対する殺菌効果は表−3に示す通り
である。
すなわち20%エタノール溶液中に中鎖脂肪酸を0.1
%加えると、カプリル酸、カプリン酸は殺菌力を示すよ
うになり、カプリン酸では0.05%加えただけで殺菌
力を示すようになる。
しかし、ラウリン酸、ミリスチン酸では0.1%加えて
も殺菌力が得られなかった。
また乳化分散のために加えた5pan 20はエタノー
ルの殺菌力に関しては側管影響を与えていない。
〔実験例 2〕 実験例1で、エタノールと酸性物質の併用、エタノール
と中鎖脂肪酸のの併用により、エタノール単独では殺菌
力を示さない20%の濃度でも殺菌効果を有するように
なることがわかった。
そこで、エタノールと酸性物質および中鎖脂肪酸の3者
併用による殺菌力について調べた。
〈実験方法〉 実験例1の(2)で殺菌効果の認められなかった薬剤検
体すなわち20%エタノールに酸性物質1%あるいは0
.5%加えた薬剤検体に対して、中鎖脂肪酸を0.1%
以下種々の濃度になるように加えて、3者併用による殺
菌力について調べた。
なお、殺菌力の試験方法は大腸菌を供試菌として、実施
例1の方法によった。
〈実験結果と考察〉 結果は表−4にとり才とめた通りであるが、表の左端に
は薬剤検体をエタノール20%溶液とそれに混合溶解し
た酸性物質の名称とその量(1%または0.5%)、中
鎖脂肪酸の名称、5pan 20を用いた場合にはその
量(0,1%)の組合せで記載しである。
そして、表の上端には薬剤検体にそれぞれ加えた中鎖脂
肪酸の量(0,1〜0.0001%)を記載しである。
実験例1の(し5で呈タノーノフI波性物質め一ン者混
合係においては20%エタノール溶液に対して少なくと
も酸性物質は2%以上の濃度がなければ大腸菌に対し有
効性は認められなかった。
一方実験例1−(3)でエタノール、中鎖脂肪酸の2者
混合系においては20%エタノール溶液に少なくても0
.05%以上の中鎖脂肪酸濃度がなければ大腸菌に有効
性は示さなかった。
表−4の結果から明らかなようにエタノール、酸性物質
、中鎖脂肪酸の3者混合系においては20%エタノール
溶液に酸性物質が0.5%あるいは1%という2者混合
系の時より低い濃度条件にもかかわらず中鎖脂肪酸濃度
が、0.05%以下という非常に少ない濃度で大腸菌に
対し有効性を発揮し、驚くべきことに、組合せによって
は、0.0001%という低濃度でも充分に効力を発揮
することが認められた。
この事実は、エタノール、酸性物質、あるいはエタノー
ル中鎖脂肪酸のそれぞれの2者混合系の場合よりもエタ
ノール、酸性物質、中鎖脂肪酸の3者混合系の方が酸性
物質、あるいは中鎖脂肪酸さも低い濃度で有効性が強め
られ、明らかに3者混合の併用効果が認められた。
〔実施例 3〕 実験例2では、エタノール濃度を20%とし、酸性物質
、中鎖脂肪酸量を種々変更した場合の殺菌力の有無を調
べ本願発明組成物は充分に殺菌力を発揮していることを
確認した。
次に3者混合系におけるエタノールの有効殺菌濃度につ
いて検討した。
〔実験方法〕
クエン酸0.5%、中鎖脂肪酸0.01%からなる薬剤
検体に対してエタノールを50%以下種々の濃度になる
ように加えて、3者混合時におけるエタノールの有効殺
菌濃度を大腸菌を用いて調べた。
妊殺菌力の試験方法は実験例1.の方法による。
〈実験結果と考察〉 エタノールを色々な濃度に加えた薬剤検体の大腸菌に対
する殺菌効果は表−5に示す通りである。
すなわち、エタノールのみの場合はエタノール50%で
は殺菌力があるが、それ以下の濃度では完全に殺菌力を
失う。
これに対して、クエン酸、中鎖脂肪酸を所定量加えた本
発明の組成物は、中鎖脂肪酸の種類による差はあるもの
の組み合せによっては、エタノール濃度としてわずか5
%という低濃度でも有効な殺菌力が認められるものもあ
った。
〔実験例 4〕 以上の実験例からエタノールに少量の酸性物質と微量の
中鎖脂肪酸を加えた組成物は、通常殺菌力を示さない低
濃度のエタノール含量でも殺菌力を発揮する。
一般に殺菌用あるいは、消毒用エタノールは充分なる殺
菌力を示すためには、70V/V%(62,6%)以上
のエタンーノ喰有量があることが望ましいが、60V/
V%(52,3% )以上ノモノハ、消防法第4類危険
物に該当するため、取扱いや貯蔵保管に不便な点が多い
そこで、エタノール含量を60 V/V%以下にし、こ
れにクエン酸と中鎖脂肪酸を加えてなる薬剤検体を作り
、数種の細菌に対する殺菌効果を調べた。
〈実験方法〉 エタノール50%、クエン酸2%、中鎖脂肪酸0.1%
、水47.9%あるいは、エタノール50%箋クエン酸
2%、中鎖脂肪酸0.1%、5pan20 0.1%、
水47.8%よりなる薬剤検体を作成し、これらをさら
に水で希釈した種々の濃度の希釈液の殺菌力を調べた。
殺菌力の試験方法は、実施例1の方法により供試菌は次
の4種類の菌株を用いた。
大腸菌 エスケリツヒア コリ K−120UT
8401 緑 膿 菌 シュードモナス エルギノーザOUT
8135 黄色ブドウ状球菌 スタフィロコッカス オウレウス
209 乳 酸 菌 ラクトバチルス カゼイ IFO425 〈実験結果と考察〉 表−6−1は、大腸菌、表−6−2は緑膿菌、表−6−
3は黄色ブドウ状球菌、表−6−4は、乳酸菌に対する
殺菌力を調べたものである。
いずれの菌に対しても、エタノールのみの場合は、エタ
ノーノL150%溶液は原液の状態では、殺菌力があっ
たが、水で希釈すると完全に殺菌力を失ってしまう。
これに対して、エタノール、クエン酸、中鎖脂肪酸より
なる本発明の組成物は、供試菌の種類、中鎖脂肪酸の種
類による差はあるものの、水で希釈しても殺菌力が維持
される。
この殺菌力は、ダラム陰性菌である大腸菌、緑膿菌だけ
でなく、ダラム陽性菌であるブドウ状球菌、乳酸菌に対
しても同様の殺菌効果を示した。
以上本発明の組成物について詳細に説明したが、次に実
際の使用例を紹介する。
〔実施例 1〕 豚ロース100部に水26.5部、重合リン酸塩0.4
部、食塩25部、砂糖0.6部よりなる塩漬液を注射し
、10℃、3日間塩漬したのちケーシングに詰め、常法
にしたがって乾燥燻煙、加熱を行なってロースハムを作
成した。
これをスライサーにかけて2w/l厚の薄切りハムとし
た。
これを本発明の組成物及びこの組成物と同じ濃度のエタ
ノール溶液に1分間浸漬したのち風乾し、真空包装して
20℃に保存し、細菌数の変化を調べ表7の結(果を得
た。
なお用いた本発明の組成物は次のようなものである。
〔エタノール25%、クエン酸0.5%、リン酸0.2
%、カプリル酸0.02%、ラウリン酸0.01%、水
74.25%〕 これかられかるように本発明組成物に浸漬した薄切りロ
ースハムは無処理あるいは25%エタノールに浸漬した
ものより非常に保存性に優れている。
〔実施例 2〕 エタノール40%、クエン酸0.5%、カプリン酸0.
1%、水59.4%からなる組成物を調整し、本組成物
を1平方センチメートル当り0.5艷になるようにハム
・ソーセージ工場内の作業台上に散布し、3分間ブラッ
シングを行なった後、充分量の水(5m12/ci)に
て水洗いを行ない、本組成分を洗い流した後、作業台上
の細菌数を拭き取り試験法にて計測し、同様な方法で水
洗いだけを行なったものと比較した結果を表−8に示す
表−8の結果より本組成物は充分な殺菌力を有し、作業
台上の表面を清潔にするこきが確認された。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エタノールに、酸性物質であるクエン酸、リンゴ酸
    、コハク酸、酒石酸、酢酸、乳酸、グルコン酸、フマル
    酸−ナトリウム、リン酸、リン酸−ナトリウム、リン酸
    −カリウム、酸性ピロリン酸ナトリウム、ウルトラリン
    酸ナトリウムより選ばれた1種または2種以上と、中鎖
    脂肪酸であるカプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミ
    リスチン酸より選ばれた1種または2種以上を混合溶解
    してなることを特徴とする殺菌用、防腐用組成物。
JP448782A 1982-01-13 1982-01-13 防腐用組成物 Expired JPS5945643B2 (ja)

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