JPS5944041B2 - ジユ−サ− - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高速回転する分離液でジュースを絞るジューサ
ーに関するもので、容器蓋内周壁に数本の縦リブを設け
ることにより敏速にジュース分を容器に集収できるジュ
ーサーを提供できるものである。

以下、添付図面をもとに本発明の一実施例について説明
する。

図において、１は電動機で、本体２にビス３により取付
けられている。

４は電動機１の軸で、その上部は６角形になっており、
ジュースを分離する下部より上部が径大な略円錐筒状の
分離能５の６角孔５′に着脱自在に嵌合し、電動機１の
回転を分離液５に伝達するようになっている。

６は分離液５の内面に嵌合する円筒状のフィルターで、
その内壁には多数の縦方向のスリット７が設けてあり、
その下部外周には凹部８が設けである。

そしてフィルター６の上部には内方・＼向う環状のっぽ
６′を設けである。

前記凹部８は分離液５の下部に環状で部分的に設けた凸
部９に嵌合し、着脱自在に抜は止めになっている。

なお、凹凸の関係は逆であっても良い。また、分離液５
が回転した場合、フィルター６は遠心力で外側・＼押し
つけられるので分離液５が回転している間にフィルター
６が外れるということはない。

また、分離液５は上部が径大な略円筒状であるが、フィ
ルター６はスリット７が設けであるので、フィルター６
の下部は内側へと容易に弾性変形して、フィルター６は
分離能５ヘスムースに嵌合できる。

１０は容器で、その下部に設けた鉤形の突部１１が本体
２に設けた突部１２に回転結合し、本体２に容器１０が
バヨネット結合される。

１３は内周壁の上部から分離液５の上部開口部より下位
の位置まで数本の縦リブ１３ａを設けた容器蓋で、その
下部に設けた鉤形突部１４が容器１０上部に設けた突部
１５に回転結合し、容器蓋１３は容器１０にバヨネット
結合される。

１６は容器蓋１３と一体に設けた投入口で、分離液５の
内底部に固着された多数の切れ刃を有するカッター１７
へと野菜や果物を案内す乞ものである。

１８は押込棒である。

１９は容器蓋１３の一部に設けた突起で、容器蓋１３と
容器１０をバヨネット結合させた場合、その先端が本体
２の上部に設けた凹部２０に嵌合し、ピン２１を介して
スイッチ２２のツマミ２３を押みスイッチ２２の接点が
閉じ、電動機１へ電力が供給されるようになっている。

２４はスイッチ２２の内部リード線、２５は本体２の下
部開口を覆う裏板、２６は脚である。

２７はフィルター６内にたまった絞りカスである。

次に上記ジューサーの操作及び作動について説明する。

本体２に容器１０をバヨネット結合させ分離液５を軸４
に嵌合させ、分離液５にフィルター６を嵌合させる。

次いで容器蓋１３を容器１０に嵌合回転させ、容器蓋１
３を容器１０にバヨネット結合させる。

すると突起１９がピン２１を介してツマミ２３を押し、
電動機１に電力が供給され、分離液５が回転する。

ここで投入口１６より野菜や果物等の材料を投入し、押
込棒１８で押込むと、材料はカッター１７で細かく砕か
れフィルター６へと飛んで行く。

フィルター６の内側にたまった材料のうち、固形分（粕
分）はフィルター６の内側にそのまま残り、ジュース分
はスリット７を通って分離液５へと案内され。

分離液５へ到達したジュース分は遠心力で分離篭５内面
に沿って上昇し、分離液５の上部開口部より容器蓋１３
の内壁へ放出され、容器蓋１３の内壁に沿って下降し容
器１０内に溜る。

ここで分離液５より容器蓋１３ヘジユースが放出する場
合、上記分離液５は高速回転しているため、分離液５に
よ、り生じる空気の流れイにより放出されたジュースは
容器蓋１３内周壁を回転し、スムーズに容器１０へと集
収されず見た目に良くない。

しかるに本発明によれば、容器蓋の内周壁に数本の縦リ
ブを設けていることにより、分離液の回転により生じる
空気の流れがリブにより縦方向の流れアと変化し、それ
に沿ってジュースも容器へと敏速に集収されるものであ
る。

なお、リブの高さを配慮することにより、分離液が振動
により横ぶれした場合にこのリブで阻止し、カッターと
投入口との間でのトラブル等を阻止できるものである。

また上記リブを下位方向へ分離液の回転方向に傾けるこ
とにより空気の流れはすべて容器側へと変化し、一層敏
速にジュースが容器に集収されるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるジューサーの要部切
欠縦断面図、第２図は同要部切欠拡大縦断面図、第３図
はジューサーのフィルターの下方より見た平面図、第４
図は同第３図フィルターのＡ−Ａで切った絞りカス付着
状態の断面図、第５図は同フィルターの第４図Ｂ−Ｂ矢
視した側面図である。 第６図Ａ、Ｂは第１図Ｅ−Ｅおよび第６図ＡのＣ−Ｃ断
面図で、従来の容器蓋内部の空気の流れを示す。 第７図はＡ、Ｂは第１図Ｅ−Ｅおよび第７図ＡのＤ−Ｄ
断面図で、本発明のリブを設けたことによる容器蓋内部
の空気の流れ及びジュースの流れを示す。 １・・・・・・電動機、５・・・・・・分離液、６・・
・・・・フィルター、１０・・・・・・容器、１３・・
・・・・容器蓋、１３ａ・・・・・・リブ、１７・・・
・・・カッター、ア・・・・・・空気の流れ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 電動機を有する本体と、本体上に載置される容器と
   、容器の上部開口を覆う容器蓋と、電動機により駆動さ
   れるその内底部にカッターを有する下方より上方が径大
   な筒状の分離液と、分離液の内側に嵌合し、ジュース分
   と粕分に分離し、ジュース分は前肥分離籠上部開口部よ
   り流出し、上記容器蓋に導かれ容器に集収されるものに
   おいて、前記容器蓋の内周壁の上部から分離能上部開口
   部より下位の位置まで数本の縦リブを設けたことを特徴
   とするジューサー。 ２ 容器蓋の内周壁の縦リブを下位方向・＼分離能の回
   転方向に傾けたリブとしたことを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載のジューサー。