JPS5857173B2 - ジユ−サ− - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフィルターを装備した高速回転する分離篭でジ
ュースを絞るジューサーに関するもので、フィルターの
構造を改良することにより、各部品が洗い易く操作が簡
単で絞りカスの処理が楽にでき、異常な振動が発生する
ことなく、ジュースを効率よく絞ることのできるジュー
サーを提供するものである。

以下添付図面をもとに本発明の一実施例について説明す
る。

図において１は電動機で、本体２にビス３により取付け
られている。

４は電動機１の軸で、その上部は６角形になっており、
ジュースを分離する下部より上部が径大な略円錐筒状の
分離篭５の６角孔５′に着脱自在に嵌合し、電動機１の
回転を分離篭５に伝達するようになっている。

なお分離篭５の側面は無孔壁である。

６は分離篭５の内面に嵌合する樹脂等の弾性体よりなる
円筒状のフィルターで、その外側壁には多数の縦方向の
スリット７が設けてあり、その下部外周には凹部８が設
けである。

そしてフィルター６の上部には内方へ向う環状のつは６
ａを設けである。

またフィルター６の側壁上部６ｃにはスリット７を設け
てなく、複数個の溝部６ｂがスリット７に連通して設け
である。

前記凹部８は分離篭５の下部に環状で部分的に設けた凸
部９に嵌合し着脱自在な抜は止めとなっている。

なお凹凸の関係は逆であっても良い。また分離篭５が回
転した場合、フィルター６は遠心力で外側へ押しつけら
れるので分離篭５が回転している間にフィルター６が外
れるということはない。

また分離篭５は上部が径大な略円錐筒状であり、フィル
ター６は円筒状であるが、フィルター６はスリット７が
設けであるので、フィルター６の下部は内側へと容易に
弾性変形して、フィルター６は分離篭５ヘスムーズに嵌
合できる。

１０は容器で、その下部に設けた鉤形の突部１１が本体
２に設けた突部１２に回転結合し、本体２に容器１０が
バヨネット結合される。

１３は容器蓋で、その下部に設けた鉤形突部１４が容器
１０上部に設けた突部１５に回転結合し、容器蓋１３は
容器１０にバヨネット結合される。

１６は容器蓋１３と一体に設けた投入口で、分離篭５の
内底部に固着された多数の切れ刃を有するカッター１７
へと野菜や果物を案内するものである。

１８は押込棒である。

１９は容器蓋１３の一部に設けた突起で、容器蓋１３と
容器１０をバヨネット結合させた場合、その先端が本体
２の上部に設けた凹部２０に嵌合し、ピン２１を介して
スイッチ２２のツマミ２３を押しスイッチ２２の接点が
閉じ、電動機１へ電力が供給されるようになっている。

２４はスイッチ２２の内部リード線、２６は本体２の下
部開口を覆う裏板、２６は脚である。

２７はフィルター６内にたまった絞りカスである。

次に上記ジューサーの操作及び作動について説明する。

本体２に容器１０をバヨネット結合させ分離篭５を軸４
に嵌合させ、分離篭５にフィルター６を嵌合させる。

次いで容器蓋１３を容器１０に嵌合回転させ、容器蓋１
３を容器１０にバヨネット結合させる。

すると突起１９がピン２１を介してツマミ２３を押し、
電動機１に電力が供給され、分離篭５が回転する。

ここで投入口１６より野菜や果物等の材料を投入し、押
込棒１８で押し込むと、材料はカッター１７で細かく砕
かれフィルター６へと飛んで行く。

フィルター６の内側にたまった材料のうち、固形分は、
フィルター６の内側にそのまま残り、ジュース分はスリ
ットγを通って分離篭５へと案内される。

分離篭５へ到達したジュース分は遠心力で、分離篭５内
面に沿って上昇し、分離篭５の上部開口より放出され、
容器１０内にたまる。

ここで、フィルター６を洗い易くするため、フィルター
６の側壁上部６ｃにスリブ）７を設けてない場合には、
この部分に付着した材料がすべって回転方向へ簡単に移
動し、付着量が不均一となって異常な振動が発生するこ
とがある。

ところが実施例の場合、溝部６ｂが設けであるため、材
料は溝部６ｂで止められ回転方向への移動は発生せず異
常な振動が発生することはない。

また溝部６ｂはスリット７と連通して設けであるので、
フィルター６の上部にたまる材料のジュース分は溝部６
ｂよりスリット７へ効率よく移動し、ジュースの絞り効
率は高くなっている。

次にジュースを絞り終り、絞りカスの処理をする場合、
容器蓋１３を容器１０より取り外し、分離篭５を取り出
す。

そしてフィルター６をそのつは６ａをもって分離篭５よ
り取り出す。

ここで本発明の場合、第４図に示すように、フィルター
６は分離篭５に沿った形（破線状態）からもとの形（実
線状態）にもどる。

そのため、フィルター６に付着していた絞りカスはフィ
ルター６の内面より自動的に離れて落ちるようになり、
簡単に絞りカスの処理ができる。

また分離篭５は無孔壁とすれば、使用後洗い易いという
長所を有しているし、フィルター６は孔でなくスリット
７を設けであるので同様に洗い易いという長所を有して
いる。

そしてまたフィルター６の上部側壁にはスリット７を設
けてないので、スリット７へと入り込む絞りカスの影響
を受けることがなく、絞りカスの付着が少なく使用後洗
い易い。

また溝部６ｂが設けであるので、スリット７の上部を洗
うときも、スリット７へ入り込んだ絞りカスがとれ易い
。

またフィルター６の上部側壁の内側はつは６ａとの隅と
なり洗いにくいところでもあるのでその効果は犬である
。

以上のように本発明は、構造が簡単で洗い易く操作が簡
単で、ジュースの絞り効率の良い、絞りカスの処理も楽
にできる異常振動の発生することのないジューサーを提
供できるもので、その価値は非常に犬である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるジューサーの要部切
欠縦断面図、第２図は同要部切欠拡大縦断面図、第３図
は本発明の一実施例におけるジューサーのフィルターの
下方より見た場合の平面図、第４図は同フィルターの第
３図Ａ−Ａで切った絞りカス付着状態の断面図、第５図
は同フィルターの一部側面図である。 １・・・・・・電動機、５・・・・・・分離篭、６・・
・・・・フィル、り、６ａ・・・・・・つは、６ｂ・・
・・・・溝部、６Ｃ・・・・・・側壁上部、７・・・・
・・スリット、１０・・・・・・容器、１３・・・・・
容器蓋、１７・・・・・・カッター。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 電動機を内蔵する本体と、本体上に載置される容器
   と、容器の上部開口を覆う容器蓋と、電動機により駆動
   され内底部にカッターを有する分離篭と、分離篭の内側
   に嵌合する筒状のフィルターとを備え、上記フィルター
   の外側壁に多数の縦方向のスリットを設け、かつフィル
   ターの側壁の上部はスリットなしとし、その内面にスリ
   ットと連通した複数個の溝部を設けたことを特徴とする
   ジューサー。