JPS5943384B2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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Publication number
JPS5943384B2
JPS5943384B2 JP15533577A JP15533577A JPS5943384B2 JP S5943384 B2 JPS5943384 B2 JP S5943384B2 JP 15533577 A JP15533577 A JP 15533577A JP 15533577 A JP15533577 A JP 15533577A JP S5943384 B2 JPS5943384 B2 JP S5943384B2
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JP
Japan
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movable
guide rail
carriage
carrier
holding
Prior art date
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Expired
Application number
JP15533577A
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English (en)
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JPS5486151A (en
Inventor
幸太郎 朝山
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Daifuku Machinery Works Ltd
Original Assignee
Daifuku Machinery Works Ltd
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Publication date
Application filed by Daifuku Machinery Works Ltd filed Critical Daifuku Machinery Works Ltd
Priority to JP15533577A priority Critical patent/JPS5943384B2/ja
Publication of JPS5486151A publication Critical patent/JPS5486151A/ja
Publication of JPS5943384B2 publication Critical patent/JPS5943384B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、搬送装置上の案内レールと固定側の案内レー
ルとの間で行なう搬送台車の乗り移しを、前記搬送装置
を停止させる事なく安全確実に行なわせ得る搬送装置を
提供するものである。
以下添付の例示図に基づいて本発明の好適実施例を説明
する。
第1図及び第2図において、1は移動体であつて昇降循
環レール2にそって上下方向一定の状態で昇降循環移動
する。
3は該移動体1を駆動するエンドレスチェンであって、
上下両端の歯車4゜5間に掛張され、上部歯輪4はモー
タ6によって駆動される。
第3図及び第4図に示すように、前記移動体1は上下両
端近傍に前記レール2間に遊嵌する主ローラ1,8を備
え、上端近傍にはレール2の背面に当接する左右一対の
副ローラ9を備え、下端近傍にはレール2の前面に当接
する左右一対の副ローラ10を備えている。
そして上部主ローラ7の位置において前記チェノ3にア
タッチメントリンク11を介して結合されている。
そして第1図に示すように、上下の歯輪4,5の各下方
位置には前記上部主ローラ1,8間の軸間距離と等しい
軸間距離を隔ててこれら歯輪4,5と略同径の輪体12
,13が軸支されており、これら輪体12,13の周部
には前記移動体1の下部主ローラ8と嵌合する凹部14
,15が設けられ、歯輪4,50周部にそって上部主ロ
ーラγが円弧状に移動せしめられるときに下部主ローラ
8が輪体12,13の凹部14,15に嵌合保持されて
同速で円弧状に移動せしめられるように、上部歯輪4と
上部輪体12、下部歯輪5と下部輪体13が各々チェノ
伝動手段16,17により連動連結されている。
従ってモータ6により上部歯輪4を駆動する事により、
各移動体1は上下を反転される事なく垂直平面(チェノ
3を含む平面と平行)にそって平行に昇降循環移動する
事になる。
第3図乃至第6図に示すように、移動体1にはその前面
部において可動台車18が前後動阻止ローラ19と左右
動阻止ローラ20とを介して昇降可能に取付けられてい
る。
この可動台車18には直角水平片持ち状に案内レール支
持部材21が突設され、この支持部材21上に丸棒状案
内レール23が支持されている。
搬送台車25はつづみ形ローラ26を介して案内レール
23上にまたがって移動する前後一対のトロリー27を
バンガーパー28によって連結してなるものであるが、
被搬送物の形態等に応じて任意の構造のものが利用でき
、又その構造に応じて案内レール23の構造や本数を決
定すれば良い。
前記可動台車18には、案内レール23にそって往復移
動自在な搬送台車乗り移し手段22とこれを往復移動さ
せる駆動手段24とが設けられている。
前記乗り移し手段22は、第5図、第7図乃至第9図に
示すように、案内レール23上に嵌合する前後一対のつ
づみ形ローラ100と案内レール23と平行に設けられ
た帯板状レール101に嵌合する前後一対の溝付きロー
ラ102とを備えた移動台車103を有し、この移動台
車103にはその前端に搬送台車押し出し用押部104
が設けられ、さらに前方に連設されたアーム部105の
先端には、搬送台車引込み用爪106が後方上方にのみ
回倒可能に横軸107により枢着垂下せしめられている
前記駆動手段24は、案内レール23の前後両端近傍側
部に軸支された歯輪108,109間に掛張された無端
チェノ(無端回動体の一例、ベルトでも良い)110と
、後端側歯輪109に小歯車111及び大歯車112を
介して連動する駆動用歯車113と、この歯車113に
咬合するように前記移動体1にその上下長さ方向にそっ
て付設されたラックギヤ114とから成り、前記無端チ
ェノ110の一点115と移動台車103の前端側部と
が上下揺動自在リンク116を介して連動連結されてい
る。
第1図に示すように移動体1の移動経路中には一ト昇経
路部29と下降経路部30とを含むが、この両経路部2
9,30の各々に対向するように、第2図及び第10図
に示すように各階毎に2本の固定側案内レール31,3
2を架設しである。
これら固定側案内レール31.32は前記可動台車側案
内レール23と同径の丸棒状のものであって、昇降経路
部29.30を昇降する案内レール23と一直線上につ
ながり得る位置に配設されている。
第11図乃至第15図に示すように、前記可動台車18
の先端には案内レール23の先端真上に位置するように
前後方向水平軸でローラ35が支承され、各固定側案内
レール31.32の先端支持部材33には前記ローラ3
5が上下方向に嵌合移動するガイドレール34,36が
付設されている。
このガイドレール34.36はその入口側が第11図に
示す如くローラ35が円滑に嵌入するようにラッパ状に
広げられており、且つ案内レール23の先端部も支承な
(上下方向に相対移動し得る奥行と巾を有する。
前記案内レール23の先端には、横軸37で枢支された
上方へのみ回動可能な回動レール部38が形成され、第
13図に示すように上昇経路部29に対応する固定側案
内レール31の先端にも、横軸39で枢支された上方へ
のみ回動可能な回動レール部40が形成されている。
そしてこの回動レール部40の先端には、前記回動レー
ル部38の先端係合部41と上下方向に係合する係合部
42が設げられ、案内レール23の上昇通過時に固定側
案内レール31の先端回動レール部40が回動レール部
38の先端により上方へ押し上げられるように揺動して
案内レール23の上昇通過を許すように構成されている
又、第14図に示すように下降経路部30に対応する固
定側案内レール32の先端には、前記回動レール部38
の先端係合部41と上下方向に係合する係合部43が設
けられ、案内レール23の下降通過時に回動レール部3
8が案内レール32の先端係合部43により上方へ押し
上げられるように揺動して案内レール23の下降通過を
許すように構成されている。
前記可動台車18は第3図及び第16図に示すように、
保持手段48によって移動体1に対する昇降経路の上端
位置に保持される。
前記保持手段48は移動体1の上端に水平軸49で枢支
された左右一対のフック50を備え、該フック50は第
3図に示す垂下姿勢をとるように重錘4Tにより付勢さ
れ、当該垂下姿勢において可動台車18に突設されてい
るピン51を係止して可動台車18の下降を阻止する。
52はフック50から連設したレバーである。
又、前記フック50の下端には、上昇移動するピン51
がフック50を押しのけるための斜面54が形成されて
いる。
第1図及び第10図に示した移動体1の上昇経路29脇
には、各階毎に第16図に示す保持解除手段55と左右
一対の逆止ストッパー56とが設けられている。
保持解除手段55ば、シリンダ・ピストンユニット57
によって実線で示す作用位置と仮想線で示す非作用位置
とに切換えられる操作杆58を備え、作用位置にある操
作杆58は、上昇移動する移動体1のフック50をレバ
ー52を介して回動させ、ピン51に対するフック50
の係合を解き、可動台車18を移動体1に対し落下移動
可能ならしめるものである。
逆止ストッパー56は、フック50による保持を解除さ
れた可動台車18の落下のみを阻止するもので、支軸5
9で可動台車18の移動経路に対し出退揺動可能に枢支
され、引張りばね又は重錘によって実線で示す作用位置
へ斜め上向きに位置するように付勢されている。
従って可動台車18はストッパー56を外方へ押しのけ
る事により自由に上昇移動する事ができ、下降移動はス
トッパ56によって阻止される。
このストッパー56は、可動台車18に取付けられてい
る案内レール23が対応スる固定側案内レール31に第
13図に示すように略−直線状につながる高さで可動台
車18を受止めるように位置決めされている。
第1図及び第10図に示した移動体1の下降経路30脇
には、各階毎に第17図に示す可動台車受止め手段61
が設けられている。
この受止め手段61は、シリンダ・ピストンユニット6
2によってベルクランク44及びリンク45を介して実
線で示す水平作用位置と仮想線で示す非作用位置との間
で支軸63を中心に回動せしめられる可動体64と、こ
の可動体64の先端筒状ガイド部65に出退自在に保持
された受止め部材66と、この受止め部材66と可動体
64の後端との間に介装されたトラブルリンク67と、
前記可動体64上の支軸60を中心に上下揺動自在なレ
バー68と、該レバー68とトラブルリンク67の中折
点とを結合するアーム69とから成り、ばね(図示省略
)により受止め部材66は出限位置(従ってトラブルリ
ンク61は直線状にのびている)に保持されている。
出限位置に受止める部材66を保持した可動体64を実
線で示す作用位置に位置させると、下降する移動体1上
の可動台車18を受止め部材66で受止める事ができる
このときの受止め部材66は、受止める可動台車18に
取付けられている案内レール23が対応する固定側案内
レール32に第15図で示すように一直線状につながる
高さで可動台車18を受止めるように位置決めされてい
る。
シリンダ・ピストンユニット62で可動体64を非作用
位置に回動させると、第17図中仮想線で示すように受
止め部材66は可動台車18の移動経路から離間する。
作用位置にある受止め部材66により受止められた可動
台車18が、下降移動する移動体1との相対移動により
該移動体1の上端近傍位置、即ち第3図に示す保持手段
48で保持される位置を越えて移動体1に対し相対上昇
移動するとき、第3図及び第16図に示すように、前記
レバー68に作用するカム71が移動体1の上端近傍側
部に突設されている。
即ち、仮に可動体64が作用位置にあっても、カム71
によってレバー68が下方へ回動せしめられる事により
アーム69を介してトラブルリンク67の中折点が引き
上げられ、受止め部材66は可動体64に対してばねに
抗して後退移動し、可動台車18の受止めを解(事にな
る。
第11図乃至第13図に示すように、前記移動体上昇経
路部29に対応する固定側案内レール31の先端近傍側
部には、搬送台車25の落下防止用ストッパー72と、
このストッパー72で止められている搬送台車25が一
定距離以上後退移動(案内レール23への乗り移り方向
とは逆方向)するのを防止する逆止ストッパー13とが
設けられている。
これらストッパーγ2,13は、搬送台車25の如何な
る部分に当接するようにしても良いが、この実施例では
一端のトロ’J −27から垂下するアームより横外方
に突設された突起部γ4にストッパー72.73が当接
するように構成している。
ストッパー72は、ガイド79によって昇降可能に保持
され、案内レール31の先端部上方位置において横軸7
5がら垂下するレバー76と、該横軸75、アーム77
及びリンク78を介して連動連結し、重力によって、搬
送台車25の突起部γ4と当接し得る下降位置を保持し
ている。
前記レバー76は、案内レール31上へ乗り移ってくる
移動台車103のアーム部105に乗り上げる事によっ
て回動せしめられ、この回動によりストッパーT2が上
昇し、搬送台車25が案内レール23上へ乗り移るのを
許す。
第11図、第14図及び第15図に示すように、前記移
動体下降経路部30に対応する固定側案内レール32の
先端近傍側部には、前記移動台車103の搬送台車引込
み用爪106から側方に突設したピン80に作用して、
該爪106を、上方に回動した引込み不能姿勢に保持さ
せるカム81が設げられている。
又、案内レール32上へ乗り移った搬送台車25が案内
レール23側へ後退移動するのを阻止する逆止ストッパ
ー82が設けられている。
次に使用方法と作用について説明すると、第1図に示す
歯輪4によりチェノ3を駆動する事により該チェノ3に
一定間隔おきに結合されている各移動体1は昇降循環レ
ール2にそって上下方向一定の状態で昇降循環移動する
そして上昇経路部29の最下階に到達した移動体1上の
可動台車18は、下降経路部30の各階位置又はその最
下階に特設されている受止め手段61(第17図参照)
の働きで、必らず当該移動体1の上端位置にあって、第
3図に示すように保持手段48で保持されているものと
する。
そしてこのとき、案内レール23上の移動台車103は
第5図に示すように前進限位置(第13図参照)よりも
適当距離後退した位置にあって、リンク116と無端チ
ェノ110との連結点115は、この無端チェノ110
の下側経路部に位置している。
上昇経路部29を上昇移動する移動体1側の案内レール
23上と特定階の固定側案内レール31上との間で搬送
台車250乗り移しを行なう場合には、第16図に示す
ようにその特定階における保持解除手段55の操作杆5
8を対象移動体1がその特定階に到達する以前に作用位
置に変位させる。
上昇してくる移動体1の保持手段48のラック50は上
昇に伴って操作杆58により回動せしめられ、ピン51
から外れる。
このとき既に可動台車18は逆止ストッパー56の位置
を通過し終っているので、保持解除された可動台車18
は若干量落下して逆止ストッパー56で受止められ、当
該可動台車18の案内レール23は第12図に示す状態
から第13図に示すように、対応する特定階の固定側案
内レール31と略−直線上につながった状態になる。
かかる状態から移動体1のみが上昇移動するため、第5
図に示すように上昇移動するラックギヤ114が歯車1
13を図中反時計方向に回転させ、この回転が大歯車1
12、小歯車111及び歯輪109を介して無端チェノ
110に伝達され、該無端チェノ110が図中時計方向
に回動する。
このため、移動台車103はリンク116を介して前方
に押し出され、第13図に示すように案内レール23に
案内され乍ら前進する。
このとき第12図に示すように固定側案内レール31上
には搬送台車25が待機しているため、第13図に示す
ように移動台車103の引込み用爪106は、該搬送台
車25のトロリー27上を、上方後方に回倒し乍ら通過
し、図示のようにトロリー27が前記爪106と移動台
車103の前端にある押部104との間に挾まれる状態
となる。
爪106がトロリー27上を通過するとき、該トロリー
27がそれにつれて後退移動する事は、逆止ストッパー
73によって阻止されている。
一方、レバー76はこの下を移動する移動台車103の
アーム部105に乗り上げて上方に回動し、この結果ス
トッパー72が上昇し、搬送台車25が案内レール23
側へ移動するのを許す。
第13図に示すように移動台車103が前進限位置に到
達したのちリンク116の連結点115は無端チェノ1
10の上側経路部に移り、移動台車103はリンク11
6を介して無端チェノ110により引張られて後退移動
する事により、従って引込み用爪106がトロリー27
を引張って搬送台車25を案内レール31上から案内レ
ール23上へと移動させる。
第5図中仮想線で示すようにリンク116の連結点11
5が無端チェノ110の上側経路部から下側経路部に移
る位置に到達したとき、移動台車103の引込み用爪1
06による搬送台車25の引込み作用が完了し、このと
き移動体1の下端ストッパー83が第3図中仮想線で示
すように可動台車18の下端に当接し、移動体1が可動
台車18を一体に吊り上げてゆく事になる。
このように下端位置に可動台車18を保持した移動体1
は上昇経路部29の上端から下降経路部30に移り、下
降移動する事になるが、この可動台車側案内レール23
上の搬送台車25を特定階の固定側案内レール32上へ
乗り移つらせる場合には、第17図実線で示すようにそ
の特定階に対応する受止め手段61を対象移動体1がそ
の特定階に到達する直前にシリンダ・ピストンユニット
62により作用位置に変位させる。
この結果、移動体1の下端位置にあって下降移動して(
る可動台車18が受止め部材66によって受止められ、
移動体1のみが相対的に下降を続ける事になる。
このようにして受止め手段61で受止められた可動台車
18の案内レール23は、第14図から第15図に示す
ように、対応する特定階の固定側案内レール32と略−
直線状につながる状態となる。
一方、可動台車18に対して移動体1が相対的に下降す
る結果、第5図に示すラックギヤ114によって歯車1
13が図中時計方向に回動し、従って無端チェノ110
が前記とは逆に反時計方向に回動して仮想線で示す後退
限位置にある移動台車103をリンク116を介して前
進移動させる事になる。
このため案内レール23上の搬送台車25は、その後端
トロリー27が移動台車前端の押部104によって後押
しされ、固定側案内レール32に向って押し出される。
このようにして第15図に示すようにリンク116と無
端チェノ110との連結点115が無端チェノ110の
上側経路部から下側経路部へ移る位置に達して、移動台
車103が前進限位置に到達したとき、搬送台車25は
完全に固定側案内レール32上に押し出され、且つ突起
部74は逆止ストッパー82を通過している。
さらにこのとき、移動台車103の引込み用爪106は
、そのピン80がカム81に乗り上げる事によって後方
上方に回動し、引込み不能な姿勢となっているので、無
端チェノ110がさらに回動して前記連結点115が下
側経路部に移り、リンク116を介して移動台車103
が引き戻されるとき、爪106が固定側案内レール32
上に押し出した搬送台車25のトロリー27を再び引込
む恐れはない。
移動台車103が第5図実線で示す位置に戻され、そし
て移動体1が、その保持手段48のフック50が可動台
車18のピン51と係合し得る位置迄下降したとき、即
ち受止められていた可動台車18が保持手段48に保持
される上端位置まで移動体1に対して相対移動したとき
、第17図に想線で示すようにシリンダ・ピストンユニ
ット62により可動体64を非作用位置へ変位させ、受
止め作用を解除させる。
この結果、可動台車18は若干落下し、第3図に示すよ
うにそのピン51がフック50と係合する事により移動
体1の上端位置で自動的に保持される。
本発明は以上の如く具現し使用する事ができるものであ
って、かかる本発明の搬送装置は、一定経路を移動する
移動体にその移動方向と同方向に一定範囲内で往復移動
自在の可動台車を設け、この可動台車に前記移動方向に
対して略直交する方向に搬送台車案内レールを設け、前
記可動台車を前記移動体の移動方向側の前端位置に保持
する保持手段と、固定側の搬送台車案内レールと前記可
動台車上の案内レールとが一致した状態で前記保持手段
の保持作用を解除する保持解除手段と、保持解除された
可動台車を当該位置に受は上める可動台車受止め手段と
、前記移動体の移動方向後端位置まで相対移動した前記
可動台車を前記保持手段で保持される前端位置へ復帰移
動させる手段とを設けて成るものであるから、移動体そ
のものは連続移動させているにも拘わらずこの移動体側
の案内レールと固定側の案内レールとの間で搬送台車の
乗り移しを行なうときには、移動体側の案内レールを固
定側案内レールに一致する状態で一時停止させ得るので
、搬送台車の乗り移しを安全確実に行なえる。
しかも本発明においては、前記可動台車にこの可動台車
上案内レールにそって往復移動自在の搬送台車乗り移し
手段を設け、前記移動体に対する前記可動台車の相対往
復移動を前記搬送台車乗り移し手段の往復移動に変換す
る駆動手段を設けるものであるから、搬送台車の乗り移
しを乗り移し手段により自動的に行なえ、且つその乗り
移し手段の駆動を、移動体に対する可動台車の相対移動
を動力源として行なわせ得るので、モータ等を各可動台
車に設ける場合に比べて安価に実施し得る。
特に実施例に示したように、乗り移し手段を無端回動体
で往復移動させるように構成すると共に、この乗り移し
手段の引込み開始時(押し出し行程終了時)や引込み行
程終了時(押し出し開始時)に、該乗り移し手段の速度
が、速度ゼロの状態から定常速度に、又はその逆に自動
変速されるように構成すれば、搬送台車にショックを与
える事な(乗り移し開始させ得ると共に、慣性力を最小
限にして乗り移し終了させ得るので、安全で円滑な乗り
移しを能率的に行なわせ得る。
なお、無端チェノ110と移動台車103とをリンク1
16により連結したが、無端チェノ110の一点115
にローラを軸支し、移動台車103には、前記ローラが
嵌合する上下方向のガイドを設けて、両者を連動連結す
る事もできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体の一部切
欠正面図、第2図は同側面図、第3図は移動体と可動台
車の基部とを示す側面図、第4図は可動台車を示す平面
図、第5図は同側面図、第6図は搬送台車と可動台車側
案内レールとを示す縦断背面図、第7図は前記案内レー
ルと乗り移し手段とを示す縦断背面図、第8図は乗り移
し手段の平面図、第9図は同側面図、第10図は上昇経
路部と下降経路部とを示す概略平面図、第11図は固定
側案内レールを示す正面図、第12図は搬送台車引込み
作用前の状態を示す要部の側面図、第13図は同引込み
作用直前の状態を示す要部の一部切欠側面図、第14図
は搬送台車押し出し作用前の状態を示す要部の側面図、
第15図は同押し出し作用終了時の状態を示す要部の一
部切欠側面図、第16図は保持解除手段と逆止ストッパ
ーとを示す正面図、第17図は受止め手段を示す正面図
である。 1・・・・・・移動体、2・・・・・・昇降循環レール
、3・・・・・・駆動用チェノ、18・・・・・・可動
台車、22・・・・・・搬送台車乗り移し手段、23・
・・・・・案内レール、24・・・・・・乗り移し手段
の駆動手段、25・・・・・・搬送台車、27・・・・
・・同トロリー、29・・−・・・上昇経路部、30・
・・・・・下降経路部、31 、32・・・・・・固定
側案内レール、48・・・・・・可動台車保持手段、5
0・・・・・・フック、55・・・−・−保持解除手段
、56−・・・・−逆止ストッパー、61・・・・・・
可動台車受止め手段、72・・・・・・搬送台車落下防
止ストッパー、73,82・・・・・・逆止ストッパー
、74・・・・・・搬送台車の突起部、76・・・・・
・レバー、81・・・・・・爪逃し用カム、100・・
・・・・つづみ形ローラ、101・・・・・・帯板状レ
ール、102・・・・・・溝付きローラ、103・・・
・・・移動台車、104・・・・・・押部、105・・
・・・・アーム部、106・・・・・・引込み用爪、1
08.109・・・・・・歯輪、110・・・・・・無
端チェノ、111.112,113・・・・・・歯車、
114・・・・・・ラックギヤ、115・・・・・・連
結点、116・・・・・・リンク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一定経路を移動する移動体にその移動方向と同方向
    に一定範囲内で往復移動自在の可動台車を設け、この可
    動台車に前記移動方向に対して略直交する方向に搬送台
    車案内レールを設け、前記可動台車を前記移動体の移動
    方向側の前端位置に保持する保持手段と、固定側の搬送
    台車案内レールと前記可動台車上の案内レールとが一致
    した状態で前記保持手段の保持作用を解除する保持解除
    手段と、保持解除された可動台車を当該位置に受は止め
    る可動台車受止め手段と、前記移動体の移動方向後端位
    置まで相対移動した前記可動台車を前記保持手段で保持
    される前端位置へ復帰移動させる手段とを設けて成る搬
    送装置であって、前記可動台車にこの可動台車上案内レ
    ールにそって往復移動自在の搬送台車乗り移し手段を設
    け、前記移動体に対する前記可動台車の相対往復移動を
    前記搬送台車乗り移し手段の往復移動に変換する駆動手
    段を投げた事を特徴とする搬送装置。 2 前記搬送台車乗り移し手段が、前記可動台車−に案
    内レールにそって移動する移動台車と、この移動台車に
    設けられた搬送台車押し出し用押部と、この移動台車に
    連設された搬送台車引込み用爪とを備え、該爪は搬送台
    車に対して引込み方向にのみ係合するようにした第1項
    記載の装置。 3 前記固定側案内レールの内、前記可動台車上案内レ
    ールから搬送台車を受は取る固定側案内レールの遊端近
    傍には、前記移動台車の搬送台車引込み用爪を引込み不
    能姿勢に保持するためのカムを設け、押し出した搬送台
    車を該爪で再び可動台車」−案内レールへ引込まないよ
    うに構成した第2項記載の装置。 4 前記固定側案内レールの内、前記可動台車上案内レ
    ールへ搬送台車を送り出す固定側案内レールの遊端近傍
    には搬送台車落下防止ストッパーと、前記移動台車との
    衝合により運動して前記ストッパーを解除姿勢に切替え
    る制止解除レバーとを設けた第2項又は第3項に記載の
    装置。 5 前記駆動手段が、前記乗り移し手段の往復移動経路
    にそって張設された無端回動体と、この無端回動体を駆
    動する歯車と咬合するように前記移動体に付設されたラ
    ンクギヤとを備え、前記無端回動体の一点と前記乗り移
    し手段とを連動させて成る第1項乃至第4項の何れかに
    記載の装置。 6 前記無端回動体上における乗り移し手段との連動点
    の一行程が、該無端回動体の先端側円弧状折返し経路部
    を含み、前記乗り移し手段がその往復各行程中において
    減速折返し移動するように構成した第5項記載の装置。 7 前記無端回動体−トにおける乗り移し手段との連動
    点の一行程の少なくとも一端が、該無端回動体の後端側
    円弧状折返し経路部の中間位置にあるようにした第5項
    又は第6項記載の装置。
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