JPS5943351B2 - 無端帯履帯 - Google Patents
無端帯履帯Info
- Publication number
- JPS5943351B2 JPS5943351B2 JP15417181A JP15417181A JPS5943351B2 JP S5943351 B2 JPS5943351 B2 JP S5943351B2 JP 15417181 A JP15417181 A JP 15417181A JP 15417181 A JP15417181 A JP 15417181A JP S5943351 B2 JPS5943351 B2 JP S5943351B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- embedded
- central
- endless band
- endless
- recessed part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はクローラを初めとする無端走行駆動装置のた
めの無端帯履帯に関する。
めの無端帯履帯に関する。
周知のようにクローラ型式の無端帯は、ゴムその他の弾
性材による無端帯を、スプロケットホイルやドラムホイ
ル等によって噛合あるいは摩擦連動によって循環回走さ
せるのであるが、駆動輪と対応する遊動輪や中間遊転輪
と無端帯の係合が離脱し易く、脱輪傾向が大であると共
に、また駆動輪との保合用の爪を有する埋入芯金を変形
させたり、折損させたりする等の問題点が多い。
性材による無端帯を、スプロケットホイルやドラムホイ
ル等によって噛合あるいは摩擦連動によって循環回走さ
せるのであるが、駆動輪と対応する遊動輪や中間遊転輪
と無端帯の係合が離脱し易く、脱輪傾向が大であると共
に、また駆動輪との保合用の爪を有する埋入芯金を変形
させたり、折損させたりする等の問題点が多い。
これを、第4図を参照して説明すると、Aは無端帯本体
、Bは張力保持用コード層、Cは埋入芯金であるが、同
芯金Cは無端帯本体Aのコード層Bよりも上域lこおい
て、帯長手方向所定間隔毎lこ埋入され、かつ芯金Cの
一対の係合爪片りが接地面と反対側に向って突降されて
いる。
、Bは張力保持用コード層、Cは埋入芯金であるが、同
芯金Cは無端帯本体Aのコード層Bよりも上域lこおい
て、帯長手方向所定間隔毎lこ埋入され、かつ芯金Cの
一対の係合爪片りが接地面と反対側に向って突降されて
いる。
この第4図に示す従前例によると、駆動輪は一対の保合
爪片りと係合する噛合孔をドラム周面に形成するか又は
、爪片りと係合するパーを列設した中空ドラム形状等と
して噛合駆動され、遊動輪は符号Eで示す如く爪片り間
に入り込む輪周をもつ転輪で、又、符号Fで示す遊転輪
は爪片りにわたって係合す凹周溝Gを有するドラム形状
とされる。
爪片りと係合する噛合孔をドラム周面に形成するか又は
、爪片りと係合するパーを列設した中空ドラム形状等と
して噛合駆動され、遊動輪は符号Eで示す如く爪片り間
に入り込む輪周をもつ転輪で、又、符号Fで示す遊転輪
は爪片りにわたって係合す凹周溝Gを有するドラム形状
とされる。
従って、この例によると、駆動輪はともかく遊動輪E、
遊転輪Fは共に脱輪しやすく、係合爪片りの変形や芯金
Cの折損が大であるし、爪片りの折損・変形は駆動輪と
の係合不良を招いて実質的に走行不能をきたすおそれが
ある。
遊転輪Fは共に脱輪しやすく、係合爪片りの変形や芯金
Cの折損が大であるし、爪片りの折損・変形は駆動輪と
の係合不良を招いて実質的に走行不能をきたすおそれが
ある。
そこで、芯金C1特に、爪片りの耐用度を向上せしめる
と、重量過大を招くし、この芯金Cが複数個であるため
、その総和重量が大となっているのである。
と、重量過大を招くし、この芯金Cが複数個であるため
、その総和重量が大となっているのである。
本発明者は斯る従前例の問題点を一掃すべく鋭意研究を
重ねた結果、無端帯本体の形状の改善を加え、かつ、芯
金との協働で脱輪を確実に抑止し、無端帯の軽量化、振
動抑止を約束した無端帯の提供に成功したのであり、従
って、本発明では無端帯の中央部が長手方向に亘って無
端帯接地側に向って断面樋形に凹入された中央凹入部と
該中央凹入部の両肩部には帯長手方向全周lこわたって
突条が一体形成され、更に、前記無端帯の長手方向lこ
亘り定間隔に列設埋入された芯金が、前記中央凹入部の
内側面に嵌め込み状に臨む橋形凹入部を有し、かつ該芯
金の凹入部側壁より無端帯の幅員方向に延長して埋入さ
れた埋入部を有し、同無端帯の前記中央凹入部における
芯金低壁間に噛合孔が列設され、更に、前記芯金の凹入
部側壁と埋入部との各付根部より埋入部の厚さが延在方
向に漸次薄くされており、更に、芯金凹入部底壁と埋入
部との間に位置して帯長手方向全周lこわたって張力保
持用コード層が埋設されていることを特徴とする。
重ねた結果、無端帯本体の形状の改善を加え、かつ、芯
金との協働で脱輪を確実に抑止し、無端帯の軽量化、振
動抑止を約束した無端帯の提供に成功したのであり、従
って、本発明では無端帯の中央部が長手方向に亘って無
端帯接地側に向って断面樋形に凹入された中央凹入部と
該中央凹入部の両肩部には帯長手方向全周lこわたって
突条が一体形成され、更に、前記無端帯の長手方向lこ
亘り定間隔に列設埋入された芯金が、前記中央凹入部の
内側面に嵌め込み状に臨む橋形凹入部を有し、かつ該芯
金の凹入部側壁より無端帯の幅員方向に延長して埋入さ
れた埋入部を有し、同無端帯の前記中央凹入部における
芯金低壁間に噛合孔が列設され、更に、前記芯金の凹入
部側壁と埋入部との各付根部より埋入部の厚さが延在方
向に漸次薄くされており、更に、芯金凹入部底壁と埋入
部との間に位置して帯長手方向全周lこわたって張力保
持用コード層が埋設されていることを特徴とする。
以丁図示の実施例について本発明を詳述すると、第1図
は本発明に係る無端帯の使用−例を示したもので、1は
無端帯、2は駆動輪、3は遊動輪、4は中間遊転輪であ
る。
は本発明に係る無端帯の使用−例を示したもので、1は
無端帯、2は駆動輪、3は遊動輪、4は中間遊転輪であ
る。
無端帯1はゴムその他の弾性材で形成されると共に、接
地面にはラグ5が形成され、又その内部には長手方向に
亘り張力保持用コード層6が埋設されている。
地面にはラグ5が形成され、又その内部には長手方向に
亘り張力保持用コード層6が埋設されている。
同無端帯1の中央部には長手方向に亘り、U字状等の断
面樋形の凹入部1が凹設されかつ無端帯1には帯長手方
向に亘り一定間隔を置いてかつ、無端帯1の中具方向と
して芯金8が埋入される。
面樋形の凹入部1が凹設されかつ無端帯1には帯長手方
向に亘り一定間隔を置いてかつ、無端帯1の中具方向と
して芯金8が埋入される。
同芯金8はその中央部lこ前記無端帯1の中央凹入部1
の内側面に嵌め込め状に臨む補形の凹入部8が形成され
、この凹入部8の両側壁9゜9には補強部18aを介し
て翼片状の埋入部18が延在されている。
の内側面に嵌め込め状に臨む補形の凹入部8が形成され
、この凹入部8の両側壁9゜9には補強部18aを介し
て翼片状の埋入部18が延在されている。
そして、実施例では奸才しくは中央凹入部7において前
記凹入部8′の両側壁9゜9の内面q、9′と底壁10
が凹入部7面に露出するようにされる。
記凹入部8′の両側壁9゜9の内面q、9′と底壁10
が凹入部7面に露出するようにされる。
即ち内面9,9′は中央凹入部1の内側面7′、1と同
一面に露出し、底壁10はブリッジ状に内側面7’、7
’間に渡って露出するようされる。
一面に露出し、底壁10はブリッジ状に内側面7’、7
’間に渡って露出するようされる。
尚ラグ5は凹入部7丁面で2分されても、又全巾に亘る
ものでもよいが、実施例ではCの各ラグ5は芯金8の投
影域内に少なくともその一部が第2図示の如く位置して
いる。
ものでもよいが、実施例ではCの各ラグ5は芯金8の投
影域内に少なくともその一部が第2図示の如く位置して
いる。
又本発明ではこの芯金8が定間隔に帯長手方向に亘り埋
入され、かつ凹入部8′が無端帯1の中央凹入部7に位
置し、底壁10が渡ることによって、各底壁10,10
間に噛合孔11が窓孔状に形成されるもので、これによ
り駆動輪2をスプロケットホイル状に形成し、そのスプ
ロケット即ち円周面に形成した各歯12を同噛合孔11
に噛合させることにより、この無端帯1が駆動されるよ
うにする。
入され、かつ凹入部8′が無端帯1の中央凹入部7に位
置し、底壁10が渡ることによって、各底壁10,10
間に噛合孔11が窓孔状に形成されるもので、これによ
り駆動輪2をスプロケットホイル状に形成し、そのスプ
ロケット即ち円周面に形成した各歯12を同噛合孔11
に噛合させることにより、この無端帯1が駆動されるよ
うにする。
更に前記芯金8における底壁10の位置は、前記無端帯
1のコード層6よりも接地側に向って、より低位に位置
し、かつ、実質的に低壁10の接地面部10′が帯本体
の接地面部1′と概ね同一平面状に位置されている。
1のコード層6よりも接地側に向って、より低位に位置
し、かつ、実質的に低壁10の接地面部10′が帯本体
の接地面部1′と概ね同一平面状に位置されている。
そして、前記低壁10と埋入部18との間に位置して帯
長手方向全周にわたって張力保持用コード層6が埋設さ
れているのである。
長手方向全周にわたって張力保持用コード層6が埋設さ
れているのである。
一方前記駆動輪2に対応する他方の遊動輪3は前記無端
帯1の中央凹入部γ内に、前記凹入部γ並び凹入部γ内
の芯金8の側壁9,9底壁10と遊隙を存する大きさの
中央胴部13と、この中央胴部13,13の両側に胴部
13より小径に張り出し、かつその周面が無端帯1の中
央凹入部1の両側肩部、即ち転輪通過部に接地側と反対
方向に突設された一対の突部15の各頂面15に液安さ
れる左右の側胴部14,14から形成され、又中間遊転
輪4も全く同様の構造で、ただその形状が遊動輪に比し
小径とされる。
帯1の中央凹入部γ内に、前記凹入部γ並び凹入部γ内
の芯金8の側壁9,9底壁10と遊隙を存する大きさの
中央胴部13と、この中央胴部13,13の両側に胴部
13より小径に張り出し、かつその周面が無端帯1の中
央凹入部1の両側肩部、即ち転輪通過部に接地側と反対
方向に突設された一対の突部15の各頂面15に液安さ
れる左右の側胴部14,14から形成され、又中間遊転
輪4も全く同様の構造で、ただその形状が遊動輪に比し
小径とされる。
一対の上記突部15を突降形成した場合、この突部15
を補強する必要があるため、芯金8の両側壁9より中具
方向に補強部18aを介して翼片状の埋入部18が延び
るが、該埋入部18は第3図で示す如く延在方向に至る
に従って厚さが漸減され、この翼片状の埋入部18はコ
ード層6の上域にて無端帯1に埋入されている。
を補強する必要があるため、芯金8の両側壁9より中具
方向に補強部18aを介して翼片状の埋入部18が延び
るが、該埋入部18は第3図で示す如く延在方向に至る
に従って厚さが漸減され、この翼片状の埋入部18はコ
ード層6の上域にて無端帯1に埋入されている。
本発明に係る無端帯履帯1を第1図に示す走行駆動装置
lこ掛張して使用すれば丁記の利点を奏する。
lこ掛張して使用すれば丁記の利点を奏する。
即ち無端帯1の循環回走は、無端帯1の中央凹入部1の
底に形成された。
底に形成された。
埋入芯金8の凹入部8′の底壁10,10によって仕切
られた噛合孔11に、駆動輪2の噛合歯12が噛合する
ことにより駆動され、遊動輪3及び遊転輪4における各
側胴部14,14が、無端帯1の中央凹入部1の両肩部
に形成した一対の突部15の各頂面15との液安による
摩擦によって行なわれるが、駆動輪2の歯12と噛合孔
11との係合は常に確実であるし、その歯12は中央凹
入部γ内に入り込んで係合するため、振動衝撃等で係合
が不確実になるおそれは全くない。
られた噛合孔11に、駆動輪2の噛合歯12が噛合する
ことにより駆動され、遊動輪3及び遊転輪4における各
側胴部14,14が、無端帯1の中央凹入部1の両肩部
に形成した一対の突部15の各頂面15との液安による
摩擦によって行なわれるが、駆動輪2の歯12と噛合孔
11との係合は常に確実であるし、その歯12は中央凹
入部γ内に入り込んで係合するため、振動衝撃等で係合
が不確実になるおそれは全くない。
又脱輪の生じ易い遊動輪3遊転輪4側においては、中央
凹入部T内に遊隙を存して入り込む中央胴部13が、摩
擦伝動を行なう側胴部14.14の中心に位置し、突部
15を形成しているのでその突降高さだけは、中央凹入
部7の深さが犬となるので、完壁に脱輪を阻止する。
凹入部T内に遊隙を存して入り込む中央胴部13が、摩
擦伝動を行なう側胴部14.14の中心に位置し、突部
15を形成しているのでその突降高さだけは、中央凹入
部7の深さが犬となるので、完壁に脱輪を阻止する。
そして、このさい各突部15は芯金8の補強部18aに
て増強されているので、突部15が履帯と一体の弾性材
料であっても耐用度が向上されるし、かつ、その弾性特
性にて振動吸収性能も優れるのである。
て増強されているので、突部15が履帯と一体の弾性材
料であっても耐用度が向上されるし、かつ、その弾性特
性にて振動吸収性能も優れるのである。
また、埋入芯金8の凹入部8の底壁10がコード層6よ
りも接地側に向って低位に位置してた具体例によると、
中央胴部13も当然コード層6よりも接地側に深く位置
し、従って第1図のように両輪2゜3間に無端帯1を巻
掛けた場合、無端帯1の屈撓面における曲率中心である
コード層6は、中央胴部13の外周面よりも、両輪2,
3の中心側に位置するので、この無端帯1が脱輪するに
は、両輪2.3間の軸間距離が小さくなるか、コード層
6が破断しない限り、脱輪しないことになる。
りも接地側に向って低位に位置してた具体例によると、
中央胴部13も当然コード層6よりも接地側に深く位置
し、従って第1図のように両輪2゜3間に無端帯1を巻
掛けた場合、無端帯1の屈撓面における曲率中心である
コード層6は、中央胴部13の外周面よりも、両輪2,
3の中心側に位置するので、この無端帯1が脱輪するに
は、両輪2.3間の軸間距離が小さくなるか、コード層
6が破断しない限り、脱輪しないことになる。
従来の第4図のものでは遊動輪E及び遊転輪Fの何れで
もその外周面にコード層Bよりも内側で、従って両輪中
心側に近くなるので、脱輪を生じ易いのに比べ優れてい
る。
もその外周面にコード層Bよりも内側で、従って両輪中
心側に近くなるので、脱輪を生じ易いのに比べ優れてい
る。
しかも無端帯1に重置方向においても、中央胴部13は
中央凹入部T内に入り込んでいるので、揺動を生じても
その胴部の円外側面の凹入部7,8′の内側面に当って
阻止され、この阻止高さが一対の突部15を形成した本
発明ではその高さだけは付加されるので、脱輪防止は完
壁となる。
中央凹入部T内に入り込んでいるので、揺動を生じても
その胴部の円外側面の凹入部7,8′の内側面に当って
阻止され、この阻止高さが一対の突部15を形成した本
発明ではその高さだけは付加されるので、脱輪防止は完
壁となる。
なお、この際芯金の両側壁9’、9’を露出状としてお
けば、中央胴部13の周面が乗上げても、すぐ滑り落ち
るので脱輪防止が確実であると共に、又胴部13の周面
及び周側面は凹入部1.8と遊隙を有しているので、正
常の場合、噛合孔11と離間しているので振動等を防止
するにも有効である。
けば、中央胴部13の周面が乗上げても、すぐ滑り落ち
るので脱輪防止が確実であると共に、又胴部13の周面
及び周側面は凹入部1.8と遊隙を有しているので、正
常の場合、噛合孔11と離間しているので振動等を防止
するにも有効である。
又無端帯1の中央凹入部1は芯金8の凹入部8′によっ
て補強整形されているので、この凹入部7の形状が変形
したりして、中央胴部13が浮び上ったり乗り越えたり
するおそれも全く生じないのである。
て補強整形されているので、この凹入部7の形状が変形
したりして、中央胴部13が浮び上ったり乗り越えたり
するおそれも全く生じないのである。
かつこれにより左右の側胴部14.14が無端帯1の接
地側と反対側の転輪通過面又は突部15を形成したとき
はその頂面との接触伝動をより確実化できるものである
。
地側と反対側の転輪通過面又は突部15を形成したとき
はその頂面との接触伝動をより確実化できるものである
。
又芯金8は、凹入部8′の側壁と埋入部18との付根部
より翼片状の埋入部18が延在方向に至って厚さが小と
されているので、最も荷重が作用する部分を最強構造と
しながらも全体の重量は軽減できここに、構造の簡単の
軽量化、従って無端帯1全般の軽量化と低コストによる
製作が容易である。
より翼片状の埋入部18が延在方向に至って厚さが小と
されているので、最も荷重が作用する部分を最強構造と
しながらも全体の重量は軽減できここに、構造の簡単の
軽量化、従って無端帯1全般の軽量化と低コストによる
製作が容易である。
かつ駆動輪2以外は走行面がフラットな面を走るため、
その乗り心地をきわめて良好であるし、このさい遊動輪
3遊転輪4と無端帯1の当り面を一対の突部15゜15
に形成した本発明では排土性能も良好化されるし、乗り
心地も更に良好にできるのであり、確実な走行、脱輪の
完全な防止、乗り心地の良好において優れる。
その乗り心地をきわめて良好であるし、このさい遊動輪
3遊転輪4と無端帯1の当り面を一対の突部15゜15
に形成した本発明では排土性能も良好化されるし、乗り
心地も更に良好にできるのであり、確実な走行、脱輪の
完全な防止、乗り心地の良好において優れる。
又、張力保持コード層6は底壁10と埋入部18との間
に位置して長手方向に埋設されているから、無端帯1が
輪体より受ける荷重を、前記埋入部18がコード層6を
介して確実に支承し、駆動輪が噛合部に係合して駆動す
るさいに、芯金8が駆動輪2の接線方向より外周方向に
牽引される引張力に対して埋入部18がコード層6を介
して強固に支承できるので、芯金8の埋入部18が接地
側に剥離されることもない。
に位置して長手方向に埋設されているから、無端帯1が
輪体より受ける荷重を、前記埋入部18がコード層6を
介して確実に支承し、駆動輪が噛合部に係合して駆動す
るさいに、芯金8が駆動輪2の接線方向より外周方向に
牽引される引張力に対して埋入部18がコード層6を介
して強固に支承できるので、芯金8の埋入部18が接地
側に剥離されることもない。
従って農機、作業車用を初めとし利用範囲大である。
第1図は本発明実施例の全体側面図、第2図は同無端帯
の平面図、第3図は同要部断面図、第4図は従来例の説
明図である。 1・・・・・・無端帯、2・・・・・・駆動輪、3・・
・・・・遊動輪、4・・・・・・遊転輪、5・・・・・
・ラグ、6・・・・・・コード層、1・・・・・・中央
凹入部、8・・・・・・埋入芯金、8′・・・・・・芯
金凹入部、9・・・・・・側壁、10・・・・・・底壁
、11・・・・・・噛合孔、15・・・・・・突部、1
8・・・・・・埋入部。
の平面図、第3図は同要部断面図、第4図は従来例の説
明図である。 1・・・・・・無端帯、2・・・・・・駆動輪、3・・
・・・・遊動輪、4・・・・・・遊転輪、5・・・・・
・ラグ、6・・・・・・コード層、1・・・・・・中央
凹入部、8・・・・・・埋入芯金、8′・・・・・・芯
金凹入部、9・・・・・・側壁、10・・・・・・底壁
、11・・・・・・噛合孔、15・・・・・・突部、1
8・・・・・・埋入部。
Claims (1)
- 1 無端帯の中央部が長手方向に亘って無端帯接地側に
向って断面樋形に凹入された中央凹入部とされ、該中央
凹入部の両肩部には帯長手方向全周にわたって突条が一
体形成され、更に、前記無端帯の長手方向に亘り定間隔
に列設埋入された芯金が、前記中央凹入部の内側面に嵌
め込み状lこ臨む橋形凹入部を有し、かつ該芯金の凹入
部側壁より無端帯の幅員方向に延長して埋入された埋入
部を有し、同無端帯の前記中央凹入部における芯金底壁
間に噛合孔が列設され、更に、前記芯金の凹入部側壁と
埋入部との各付根部より埋入部の厚さが延在方向に漸次
薄くされており、更に、芯金凹入部底壁と埋入部との間
に位置して帯長手方向全周にわたって張力保持用コード
層が埋設されていることを特徴とする無端帯履帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15417181A JPS5943351B2 (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | 無端帯履帯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15417181A JPS5943351B2 (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | 無端帯履帯 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8380777A Division JPS53121333A (en) | 1977-07-11 | 1977-07-11 | Endless caterpillar |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5795272A JPS5795272A (en) | 1982-06-14 |
JPS5943351B2 true JPS5943351B2 (ja) | 1984-10-22 |
Family
ID=15578380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15417181A Expired JPS5943351B2 (ja) | 1981-09-28 | 1981-09-28 | 無端帯履帯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943351B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63136905U (ja) * | 1987-03-02 | 1988-09-08 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02110592U (ja) * | 1989-02-23 | 1990-09-04 |
-
1981
- 1981-09-28 JP JP15417181A patent/JPS5943351B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63136905U (ja) * | 1987-03-02 | 1988-09-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5795272A (en) | 1982-06-14 |
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