JPS5942607B2 - 化粧合板の基板と化粧板との接着方法 - Google Patents
化粧合板の基板と化粧板との接着方法Info
- Publication number
- JPS5942607B2 JPS5942607B2 JP53014460A JP1446078A JPS5942607B2 JP S5942607 B2 JPS5942607 B2 JP S5942607B2 JP 53014460 A JP53014460 A JP 53014460A JP 1446078 A JP1446078 A JP 1446078A JP S5942607 B2 JPS5942607 B2 JP S5942607B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- decorative
- decorative board
- substrate
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 title claims description 21
- 239000011120 plywood Substances 0.000 title claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は化粧合板、殊に縦断面がL字型である化粧合板
の基板と化粧板との接着方法に関するものである。
の基板と化粧板との接着方法に関するものである。
カウンターのような家具の天板として使用される化粧合
板は、縦断面がL字型である基板の内隅側の面に化粧板
を貼着することによつて得るものであるが、この時化粧
板も予めL字型に屈曲させたものを用いるのではなく、
平板状のものを接着作業時にヒーターを備えた押圧具で
押さえることにより屈曲させつつ接着させるものである
。
板は、縦断面がL字型である基板の内隅側の面に化粧板
を貼着することによつて得るものであるが、この時化粧
板も予めL字型に屈曲させたものを用いるのではなく、
平板状のものを接着作業時にヒーターを備えた押圧具で
押さえることにより屈曲させつつ接着させるものである
。
ところがこの化粧板を貼る面が基板の外隅側の面ではな
く、内隅側の面であることから、化粧板の両側端が基板
の表面にまず接着してしまい、基板の内隅コーナー部に
化粧板が確実に接着されないという事態が生じることが
あつた。本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
つて、その目的とするところは縦断面L字型の基板の内
隅側の面への化粧板の接着を確実に行なうことができる
化粧合板の基板と化粧板との接着方法を提供するにある
。
く、内隅側の面であることから、化粧板の両側端が基板
の表面にまず接着してしまい、基板の内隅コーナー部に
化粧板が確実に接着されないという事態が生じることが
あつた。本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
つて、その目的とするところは縦断面L字型の基板の内
隅側の面への化粧板の接着を確実に行なうことができる
化粧合板の基板と化粧板との接着方法を提供するにある
。
しかして本発明は短片と長片とが略直角に接合された縦
断面L字型の基板の内隅側の面に化粧板を貼着するにあ
たつて、基板の短片と長片とに接着される化粧板の両側
端部を支持部材で受けて基板から浮かしてこの状態で屈
曲させた化粧板を基板の内隅コーナー部に接着し、しか
る後に支持部材を外して化粧板の両側端を基板の短片と
長片との表面に接着することを特徴とするものであつて
、化粧板の両側端を基板から浮かした状態でまず内隅コ
ーナー部への接着を行なうようにしたものである。
断面L字型の基板の内隅側の面に化粧板を貼着するにあ
たつて、基板の短片と長片とに接着される化粧板の両側
端部を支持部材で受けて基板から浮かしてこの状態で屈
曲させた化粧板を基板の内隅コーナー部に接着し、しか
る後に支持部材を外して化粧板の両側端を基板の短片と
長片との表面に接着することを特徴とするものであつて
、化粧板の両側端を基板から浮かした状態でまず内隅コ
ーナー部への接着を行なうようにしたものである。
以下本発明を図示実施例に基づき詳述する。
3はその上面に化粧板1が貼着されてカウンター等の家
具の天板となる基板であつて、短片、と長片2とが略直
角に接合された縦断面略L字型をなすものであり、長片
2の他端には垂下片8を有している。
具の天板となる基板であつて、短片、と長片2とが略直
角に接合された縦断面略L字型をなすものであり、長片
2の他端には垂下片8を有している。
この折曲している基板3上面に化粧板1を貼着するには
基板3を台板4上に載置してまず基板3の内隅コーナー
部に化粧板7を貼着した後、他の部分に貼着するのであ
る。台板4はその上面に字溝5が削設されており、この
V字溝5に基板3の外隅部が乗るように基板3を台板4
上に載置する。6は支持具であつてL型アングルを用い
ており、この横片9の下面を基板3の短片1上縁略全長
に当接させて長片2側が下がるのを防ぎ、基板3を台板
4上に保持しておく。
基板3を台板4上に載置してまず基板3の内隅コーナー
部に化粧板7を貼着した後、他の部分に貼着するのであ
る。台板4はその上面に字溝5が削設されており、この
V字溝5に基板3の外隅部が乗るように基板3を台板4
上に載置する。6は支持具であつてL型アングルを用い
ており、この横片9の下面を基板3の短片1上縁略全長
に当接させて長片2側が下がるのを防ぎ、基板3を台板
4上に保持しておく。
この時支持具6の横片9の一側端が短片1上縁よ5り基
板3上に突出するようにしておく。しかして基板3の上
方に裏面に接着層を持つ化粧板7を配置し、化粧板7の
一側端を支持具6の横片9に載せておく。この状態で基
板3の内隅部上方に位置しているヒーターを備えた押圧
具(図示せず)を下降せしめて化粧板7に曲げ加工を施
こしつつ基板3の内隅コーナー部にまず化粧板7を接着
するのである。この内隅部における接着がすむまでは支
持具6によつて短片1表面と化粧板7とが接着するのが
防止されるわけであり、また曲げ加工による化粧板7の
移動量を予じめセツトしておけるのである。11は長片
2上面における接着を内隅部の接着がすむまで阻止する
離型具である。
板3上に突出するようにしておく。しかして基板3の上
方に裏面に接着層を持つ化粧板7を配置し、化粧板7の
一側端を支持具6の横片9に載せておく。この状態で基
板3の内隅部上方に位置しているヒーターを備えた押圧
具(図示せず)を下降せしめて化粧板7に曲げ加工を施
こしつつ基板3の内隅コーナー部にまず化粧板7を接着
するのである。この内隅部における接着がすむまでは支
持具6によつて短片1表面と化粧板7とが接着するのが
防止されるわけであり、また曲げ加工による化粧板7の
移動量を予じめセツトしておけるのである。11は長片
2上面における接着を内隅部の接着がすむまで阻止する
離型具である。
内隅部における化粧板7の基板3への接着がすんだ後、
残る基板3表面への接着が行なわれる。また12は油圧
シリンダーであつてこのピストンロツド13はく字状に
折曲された連結杆14によつて支持具6の縦片10に連
結されている。連結杆14はその折曲部が回動自在に固
定され、両端が夫々ピストンロツド13及び縦片10に
枢着されているものであつて、油圧シリンダー12の動
作により支持具6は起倒し、起立時に基板3の短片1上
縁に当接するわけである。これによつて台板4上に効率
良く基板3を載置固定できることとなる。第3図におい
て15はL字型材であつて、このL字型材15を支持具
6の横片9上面に間隔をおいて固着しておけば、化粧板
7の一側端をこのL字型材15の縦片である突片16に
当接させることにより、化粧板7を基板3上にセツトし
て接着に備える時、化粧板7のずれを防ぎ、また基板3
の内隅部への化粧板3の接着時すなわち曲げ加工時にお
こる化粧板7の移動量を予かじめ正確に見込んでセツト
することが可能となつて最終的に基板3の表面全面に化
粧板7を接着した時に化粧板7が基板3よりずれている
ことがないようにできるわけである。この突片16を有
するL字型材15は前後左右移動自在にボルト17によ
つて支持具6に固着され、化粧板7の基板3よりのはみ
出し量及び間隔を調節できるようにしてある。以上のよ
うに本発明においては化粧板の両側端部を基板から浮か
しておいてまず基板の内隅コーナー部への接着を行ない
、この後に他の部分の接着を行なうものであり、化粧板
と基板の内隅コーナー部以外の部分との接着が先になさ
れることによつて生じるところの化粧板の曲げ加工の妨
げや化粧板の基板に対するずれ等を招くことがないもの
であり、基板への化粧板の接着を確実に且つきれいに行
なうことができるものである。
残る基板3表面への接着が行なわれる。また12は油圧
シリンダーであつてこのピストンロツド13はく字状に
折曲された連結杆14によつて支持具6の縦片10に連
結されている。連結杆14はその折曲部が回動自在に固
定され、両端が夫々ピストンロツド13及び縦片10に
枢着されているものであつて、油圧シリンダー12の動
作により支持具6は起倒し、起立時に基板3の短片1上
縁に当接するわけである。これによつて台板4上に効率
良く基板3を載置固定できることとなる。第3図におい
て15はL字型材であつて、このL字型材15を支持具
6の横片9上面に間隔をおいて固着しておけば、化粧板
7の一側端をこのL字型材15の縦片である突片16に
当接させることにより、化粧板7を基板3上にセツトし
て接着に備える時、化粧板7のずれを防ぎ、また基板3
の内隅部への化粧板3の接着時すなわち曲げ加工時にお
こる化粧板7の移動量を予かじめ正確に見込んでセツト
することが可能となつて最終的に基板3の表面全面に化
粧板7を接着した時に化粧板7が基板3よりずれている
ことがないようにできるわけである。この突片16を有
するL字型材15は前後左右移動自在にボルト17によ
つて支持具6に固着され、化粧板7の基板3よりのはみ
出し量及び間隔を調節できるようにしてある。以上のよ
うに本発明においては化粧板の両側端部を基板から浮か
しておいてまず基板の内隅コーナー部への接着を行ない
、この後に他の部分の接着を行なうものであり、化粧板
と基板の内隅コーナー部以外の部分との接着が先になさ
れることによつて生じるところの化粧板の曲げ加工の妨
げや化粧板の基板に対するずれ等を招くことがないもの
であり、基板への化粧板の接着を確実に且つきれいに行
なうことができるものである。
第1図A,bは本発明一実施例の斜視図及び側面図、第
2図は他の実施例の側面図、第3図A,b,cは同上の
更に他の実施例の斜視図及び側面図である。 1は短片、2は長片、3は基板、4は台板、5はV字溝
、6は支持具、7は化粧板を示す。
2図は他の実施例の側面図、第3図A,b,cは同上の
更に他の実施例の斜視図及び側面図である。 1は短片、2は長片、3は基板、4は台板、5はV字溝
、6は支持具、7は化粧板を示す。
Claims (1)
- 1 短片と長片とが略直角に接合された縦断面L字型の
基板の内隅側の面に化粧板を貼着するにあたつて、基板
の短片と長片とに接着される化粧板の両側端部を支持部
材で受けて基板から浮かしてこの状態で屈曲させた化粧
板を基板の内隅コーナー部に接着し、しかる後に支持部
材を外して化粧板の両側端を基板の短片と長片との表面
に接着することを特徴とする化粧合板の基板と化粧板と
の接着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53014460A JPS5942607B2 (ja) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | 化粧合板の基板と化粧板との接着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53014460A JPS5942607B2 (ja) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | 化粧合板の基板と化粧板との接着方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54107976A JPS54107976A (en) | 1979-08-24 |
JPS5942607B2 true JPS5942607B2 (ja) | 1984-10-16 |
Family
ID=11861651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53014460A Expired JPS5942607B2 (ja) | 1978-02-10 | 1978-02-10 | 化粧合板の基板と化粧板との接着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942607B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6164703U (ja) * | 1984-10-02 | 1986-05-02 | ||
JPS62201501U (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-22 |
-
1978
- 1978-02-10 JP JP53014460A patent/JPS5942607B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6164703U (ja) * | 1984-10-02 | 1986-05-02 | ||
JPS62201501U (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54107976A (en) | 1979-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5942607B2 (ja) | 化粧合板の基板と化粧板との接着方法 | |
US2039284A (en) | Veneering | |
JPS6023713B2 (ja) | メラミン樹脂板の貼着方法 | |
RU2368634C2 (ru) | Способ и устройство для нанесения термоплавкого клея на склеиваемые или приклеиваемые поверхности крепежных элементов | |
CN213329751U (zh) | 一种造型墙面壁纸收口安装结构 | |
JPS6123538B2 (ja) | ||
JPH0521340B2 (ja) | ||
JPS60231536A (ja) | 熱交換パイプ取付装置 | |
JP2505813Y2 (ja) | フロントパネル貼付け構造 | |
JPS58160465A (ja) | タイル張り方法 | |
JPH0449365A (ja) | タイル張り工法 | |
JPS5818906B2 (ja) | ソウシヨクバン | |
JPS6127723Y2 (ja) | ||
JP2558382Y2 (ja) | 化粧単板シート | |
JPS59376B2 (ja) | 曲面プレスラミネ−ト方法およびその装置 | |
JP2589572B2 (ja) | バックアップ材の取付方法 | |
KR0166575B1 (ko) | 목재틀에 있어서의 오목곡면의 멜라민수지판 코팅방법 | |
JPH01123701A (ja) | 化粧板の製造方法 | |
JPH02202434A (ja) | 化粧シートの接合方法及びその接合装置 | |
JPS61278581A (ja) | 接着剤の食み出し防止方法 | |
JPS6135203A (ja) | 板材の接着方法 | |
JPH0336642B2 (ja) | ||
JPS6028594Y2 (ja) | 装飾板 | |
JPH01195009A (ja) | 複合装飾モールディングの製造方法 | |
JPH0431848B2 (ja) |