JPH0431848B2 - - Google Patents
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- JPH0431848B2 JPH0431848B2 JP8437988A JP8437988A JPH0431848B2 JP H0431848 B2 JPH0431848 B2 JP H0431848B2 JP 8437988 A JP8437988 A JP 8437988A JP 8437988 A JP8437988 A JP 8437988A JP H0431848 B2 JPH0431848 B2 JP H0431848B2
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は適宜形態の枠体の片面又は両面に平板
に貼合せた所望厚さの合成板(フラツシユ板)を
製造する方法およびその使用治具に関する。
に貼合せた所望厚さの合成板(フラツシユ板)を
製造する方法およびその使用治具に関する。
(従来の技術)
テーブルの卓板、箱等の材料として枠体の片面
に平板を張合せ、又は第13図で示すように枠体
aの両面に平板b,bを張合せて適当な厚さと強
度を持たせた軽量の合成板(フラツシユ板)はそ
の目的、用途により多種多様の形態がある。
に平板を張合せ、又は第13図で示すように枠体
aの両面に平板b,bを張合せて適当な厚さと強
度を持たせた軽量の合成板(フラツシユ板)はそ
の目的、用途により多種多様の形態がある。
この種フラツシユ板の製造は、先ず第12図で
示すように枠体aの構成部材a′を所定形状に配置
した後ステープルcでその接合部分を固定し、そ
の片面又は両面に平板bを張合せて製作するが、
枠体aの製作は形状の相違によつて夫々専用の治
具を使用し、これに各構成部材a′をセツトしてス
テープルで各部材a′を一体に結合した後、成形し
た枠体aを専用治具から取出して、その片面又は
両面に接着剤を施した後、その片面又は第13図
で示すように両面に夫々平板b,bを張合せて製
品を得ていた。
示すように枠体aの構成部材a′を所定形状に配置
した後ステープルcでその接合部分を固定し、そ
の片面又は両面に平板bを張合せて製作するが、
枠体aの製作は形状の相違によつて夫々専用の治
具を使用し、これに各構成部材a′をセツトしてス
テープルで各部材a′を一体に結合した後、成形し
た枠体aを専用治具から取出して、その片面又は
両面に接着剤を施した後、その片面又は第13図
で示すように両面に夫々平板b,bを張合せて製
品を得ていた。
(発明が解決しようとする課題)
上記従来手段による場合、枠体aの形状毎に特
定した専用の治具を必要とするため多種の枠体を
対象とする場合は多くの専用治具を必要とし、そ
の製作および保管に多大の労力と費用を要する不
利があり、又ステープルcによる部材a′の結合手
段も煩雑で多大の労力と時間を必要とし、従つて
多種類に亘る枠体の成形作業は更に不利であつ
た。
定した専用の治具を必要とするため多種の枠体を
対象とする場合は多くの専用治具を必要とし、そ
の製作および保管に多大の労力と費用を要する不
利があり、又ステープルcによる部材a′の結合手
段も煩雑で多大の労力と時間を必要とし、従つて
多種類に亘る枠体の成形作業は更に不利であつ
た。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記従来の不都合を排して枠体の成形
手段を改善すると共にこれに伴ない接着剤による
接合手段も改善したもので、枠体の片面又は両面
に平板を重合接着して所望厚さの合成板を製造す
る手段として、作業台面を磁性材料で形成した台
板と、該作業台面と磁気結合する位置決め駒とで
構成される治具を使用し、治具の台板上に枠体の
構成部材を所定の形状位置に配設して、その配設
位置を位置決め駒により不動に安定させ、次で各
構成部材の表面に、一部に空白部を形成して主接
着剤を塗布すると共に該空白部に主接着剤よりも
固化の早い副接着剤を塗布し、次で該主副接着剤
塗布面に平板を重合して所定形状の枠体を形成し
た各構成部材と平板とを副接着剤の固化により一
体に仮結合して治具から取出し、これを圧締して
主接着剤の固化により枠体の片面に平板を張合し
たフラツシユ板を得、更に片面に平板を仮接着し
た合成板を表裏反転して枠体の他面に主接着剤を
塗布した後、該塗布面に平板を重合圧締すること
により枠体の両面に夫々平板を張合せるようにし
たフラツシユ板の製造方法と、枠体の構成部材を
所定形状に配置させる作業台面を磁性材料で形成
した台板と該作業台面と磁気結合する位置決め駒
とで構成した治具を特徴とする。
手段を改善すると共にこれに伴ない接着剤による
接合手段も改善したもので、枠体の片面又は両面
に平板を重合接着して所望厚さの合成板を製造す
る手段として、作業台面を磁性材料で形成した台
板と、該作業台面と磁気結合する位置決め駒とで
構成される治具を使用し、治具の台板上に枠体の
構成部材を所定の形状位置に配設して、その配設
位置を位置決め駒により不動に安定させ、次で各
構成部材の表面に、一部に空白部を形成して主接
着剤を塗布すると共に該空白部に主接着剤よりも
固化の早い副接着剤を塗布し、次で該主副接着剤
塗布面に平板を重合して所定形状の枠体を形成し
た各構成部材と平板とを副接着剤の固化により一
体に仮結合して治具から取出し、これを圧締して
主接着剤の固化により枠体の片面に平板を張合し
たフラツシユ板を得、更に片面に平板を仮接着し
た合成板を表裏反転して枠体の他面に主接着剤を
塗布した後、該塗布面に平板を重合圧締すること
により枠体の両面に夫々平板を張合せるようにし
たフラツシユ板の製造方法と、枠体の構成部材を
所定形状に配置させる作業台面を磁性材料で形成
した台板と該作業台面と磁気結合する位置決め駒
とで構成した治具を特徴とする。
(作 用)
本発明に係る方法において、作業台面2aを磁
性材料で構成した台板2と、該作業台面2aと磁
気結合する位置決め駒3とから成る治具1を使用
することにより該作業台面2a上に配置した枠体
構成部材a′をその配設位置において不動に安定さ
せるようにし、該駒3の移動配置により部材a′の
位置変更が自由となり、従つて枠体aの形状に応
じて作業台面2a上において任意の形態の枠体a
の成形を行うことができ、枠体aに対する平板b
の張合せ用接着剤の塗布手段として、枠体aの表
面に主接着剤4と、これにより固化の早い副接着
剤6とを塗布することにより該塗布面に平板bを
重合すれはせ副接着剤6の固化によりり短時間で
枠体aと平板bとが仮接着剤により一体化される
からこの時点で枠体aと平板bとを治具1から取
出して圧締した状態で主接着剤4の固化処理を施
せばよく、従つて副接着剤6による枠体aと平板
bとの仮接着時点でこれを治具1から取出し得る
から該治具1によつて次の枠体aの成形、次で主
副接着剤4,6の塗布と平板bの重合接着作業を
行うことができて作業能率を向上し得られ、又同
形の枠体aを成形する場合には位置決め駒3の位
置を前回と同じ配置位置としておけば、専用治具
として連続して使用し得られ、且つ枠体aの形状
の相違する場合は位置決め駒3の任意の配置変換
によつて各種の形態に対処し得られる。
性材料で構成した台板2と、該作業台面2aと磁
気結合する位置決め駒3とから成る治具1を使用
することにより該作業台面2a上に配置した枠体
構成部材a′をその配設位置において不動に安定さ
せるようにし、該駒3の移動配置により部材a′の
位置変更が自由となり、従つて枠体aの形状に応
じて作業台面2a上において任意の形態の枠体a
の成形を行うことができ、枠体aに対する平板b
の張合せ用接着剤の塗布手段として、枠体aの表
面に主接着剤4と、これにより固化の早い副接着
剤6とを塗布することにより該塗布面に平板bを
重合すれはせ副接着剤6の固化によりり短時間で
枠体aと平板bとが仮接着剤により一体化される
からこの時点で枠体aと平板bとを治具1から取
出して圧締した状態で主接着剤4の固化処理を施
せばよく、従つて副接着剤6による枠体aと平板
bとの仮接着時点でこれを治具1から取出し得る
から該治具1によつて次の枠体aの成形、次で主
副接着剤4,6の塗布と平板bの重合接着作業を
行うことができて作業能率を向上し得られ、又同
形の枠体aを成形する場合には位置決め駒3の位
置を前回と同じ配置位置としておけば、専用治具
として連続して使用し得られ、且つ枠体aの形状
の相違する場合は位置決め駒3の任意の配置変換
によつて各種の形態に対処し得られる。
(実施例)
本発明の実施例を図面によつて説明する。
図面で1は、上部作業台面2aを鉄板その他の
磁性材料として直角に連続する両端縁に突条を形
成して定規縁2bとした台板2と、該台板の作業
台面2aと磁気結合する位置決め駒3(以下単に
駒3とする)とで構成される治具を示し、その作
業台面2a上において枠体aの成形、接着剤の塗
布、平板の接着等を施工を行うようにした。
磁性材料として直角に連続する両端縁に突条を形
成して定規縁2bとした台板2と、該台板の作業
台面2aと磁気結合する位置決め駒3(以下単に
駒3とする)とで構成される治具を示し、その作
業台面2a上において枠体aの成形、接着剤の塗
布、平板の接着等を施工を行うようにした。
尚、駒3はこれ自体を磁気体で形成するか、或
いは作業台面2aとの接合面に磁気を与え更に該
接合面に磁石片を埋設する等の手段で作業台面2
aと磁気結合させ得るようにし、その形態は任意
であるが、第5図で示すように台板2上で安定す
るように下面は平坦面とし、又は特に小凹凸のあ
る粗面とする共に作業台面2aもこれと対応する
凹凸粗面として両粗面の係合により妄りに遊動す
ることを阻止する場合もあり、磁気結合が強度の
場合は同図で示すように下面に凹溝3aを設け、
これにドライバー等を挿込んで駒2を移動させる
ようにしてもよい。更に作業台面2aと駒3とは
一方を磁性材としたとき他方を磁気体とすればよ
くその設定は任意である。
いは作業台面2aとの接合面に磁気を与え更に該
接合面に磁石片を埋設する等の手段で作業台面2
aと磁気結合させ得るようにし、その形態は任意
であるが、第5図で示すように台板2上で安定す
るように下面は平坦面とし、又は特に小凹凸のあ
る粗面とする共に作業台面2aもこれと対応する
凹凸粗面として両粗面の係合により妄りに遊動す
ることを阻止する場合もあり、磁気結合が強度の
場合は同図で示すように下面に凹溝3aを設け、
これにドライバー等を挿込んで駒2を移動させる
ようにしてもよい。更に作業台面2aと駒3とは
一方を磁性材としたとき他方を磁気体とすればよ
くその設定は任意である。
上記の治具1を使用する本発明方法の実施例を
第1図について説明する。
第1図について説明する。
第1図Aで示す台板2上に、第1図Bで示すよ
うに枠体aの成形用として予め各寸法、形態に製
作した木質材その他の非磁性材料から成る構成部
材a′(以下単に部材a′とする)を前記設定規縁2
bを利用して枠体aの所定形状に配置し、その適
所において部材a′に接して駒3を配置し、部材
a′の配置を不動に安定させる。
うに枠体aの成形用として予め各寸法、形態に製
作した木質材その他の非磁性材料から成る構成部
材a′(以下単に部材a′とする)を前記設定規縁2
bを利用して枠体aの所定形状に配置し、その適
所において部材a′に接して駒3を配置し、部材
a′の配置を不動に安定させる。
次に所定の枠体形状に配置した部材a′の表面に
第1図Cで示すように主接着剤4と副接着剤6を
塗布するが、主接着剤としては長期の保管に適し
且つ塗布操作の簡便な酢酸ビニール樹脂系の接着
剤4を使用し、これを一部に該主接着剤4の塗布
されない空白部5を形成すると共に該空白部5内
に主接着剤4よりも固化の早い副接着剤6を塗布
する。
第1図Cで示すように主接着剤4と副接着剤6を
塗布するが、主接着剤としては長期の保管に適し
且つ塗布操作の簡便な酢酸ビニール樹脂系の接着
剤4を使用し、これを一部に該主接着剤4の塗布
されない空白部5を形成すると共に該空白部5内
に主接着剤4よりも固化の早い副接着剤6を塗布
する。
尚、図面Cの図示例では副接着剤6を空白部5
内にスポツト状に塗布したが、必ずしもスポツト
状に限ることなく図面に示す線状の空白部5内に
沿つて線状に塗布してもよい。
内にスポツト状に塗布したが、必ずしもスポツト
状に限ることなく図面に示す線状の空白部5内に
沿つて線状に塗布してもよい。
次で第1図Dで示すように主、副接着剤4,6
の塗布面に平板bを重合圧着すれば主接着剤4は
未固化のため接着力はないが副接着剤6は短時間
で固化して平板bは該副接着剤6によつて各部材
a′と一体に仮接着するからこの時点で平板bと各
部材a′を一体として台板2から上方に取出すこと
ができ、これを次の施工位置に移動して主接着剤
4が固化するまで圧締することにより枠体aの片
面に平板bが張合されたフラツシユ板を得るもの
で、前記仮接着した平板bと枠体aを取出した時
点で、連続して同形の枠体aによるフラツシユ板
を製作するには台板2上の駒3の配置をそのまま
の状態とし、これを第3図Aにおける治具1とし
て駒3の配置に従つて部材a′を配設して前述の接
着剤塗布、平板の圧接手段を繰返せばよい。
の塗布面に平板bを重合圧着すれば主接着剤4は
未固化のため接着力はないが副接着剤6は短時間
で固化して平板bは該副接着剤6によつて各部材
a′と一体に仮接着するからこの時点で平板bと各
部材a′を一体として台板2から上方に取出すこと
ができ、これを次の施工位置に移動して主接着剤
4が固化するまで圧締することにより枠体aの片
面に平板bが張合されたフラツシユ板を得るもの
で、前記仮接着した平板bと枠体aを取出した時
点で、連続して同形の枠体aによるフラツシユ板
を製作するには台板2上の駒3の配置をそのまま
の状態とし、これを第3図Aにおける治具1とし
て駒3の配置に従つて部材a′を配設して前述の接
着剤塗布、平板の圧接手段を繰返せばよい。
尚、以上の施工手段は例えば第9図でその一部
を示すようにベルト又はローラコンベヤー7を利
用して流れ作業で実施するもので、該コンベヤー
7の間欠走行における始端部において第1図Aで
示す治具1を供給し、次でコンベヤー7の停止状
態において同図Bで示すように治具1の台板2上
に枠体aの所定形状に従い部材a′を配置して駒3
でその位置を安定させた後、コンベヤー7の走行
期において塗布装置によつて主、副接着剤4,6
を塗布し、次に停止位置においてその接着剤塗布
面に平板bを接合して副接着剤6による枠体aと
平板bとを一体に仮接着した後、治具1から取出
し、治具bは再びコンベヤー7の台部に供給して
繰返し使用し、治具1から取出した枠体aと平板
bとは別の作業部において主接着剤4の固化によ
り枠体aと平板bとが、確実に接着するまで圧締
状態として製品を得る。
を示すようにベルト又はローラコンベヤー7を利
用して流れ作業で実施するもので、該コンベヤー
7の間欠走行における始端部において第1図Aで
示す治具1を供給し、次でコンベヤー7の停止状
態において同図Bで示すように治具1の台板2上
に枠体aの所定形状に従い部材a′を配置して駒3
でその位置を安定させた後、コンベヤー7の走行
期において塗布装置によつて主、副接着剤4,6
を塗布し、次に停止位置においてその接着剤塗布
面に平板bを接合して副接着剤6による枠体aと
平板bとを一体に仮接着した後、治具1から取出
し、治具bは再びコンベヤー7の台部に供給して
繰返し使用し、治具1から取出した枠体aと平板
bとは別の作業部において主接着剤4の固化によ
り枠体aと平板bとが、確実に接着するまで圧締
状態として製品を得る。
尚、以上の流れ作業においてコンベヤー7上で
の作業を終つた治具1をコンベヤー7の始端部に
繰返して再供給することなく、他の作業部で部材
a′を治具1上に配置し駒3で安定させたものを順
次コンベヤー7の始端部に供給するようにしても
よい。以上の工程において所定の枠体aの片面に
平板bを張合せたフラツシユ板を得るが、枠体a
の両面に夫々平板bを張合せたフラツシユ板を得
るには、第6図で示すようにコンベヤー7上にお
いて治具1から枠体aと平板bとを仮接着したも
のを例えば吸引部材8により吸着して取出し、こ
れを第7図で示すように反転部材9上に載せた
後、反転作動により別の治具10上に移し、次い
で第8図Aで示すように主接着剤4を塗布した
後、同図Bで示すように該塗布面に平板bを重合
して表裏の主接着剤4が、固化するまで圧締状態
とすることにより両面平板のフラツシユ板を得ら
れれる。
の作業を終つた治具1をコンベヤー7の始端部に
繰返して再供給することなく、他の作業部で部材
a′を治具1上に配置し駒3で安定させたものを順
次コンベヤー7の始端部に供給するようにしても
よい。以上の工程において所定の枠体aの片面に
平板bを張合せたフラツシユ板を得るが、枠体a
の両面に夫々平板bを張合せたフラツシユ板を得
るには、第6図で示すようにコンベヤー7上にお
いて治具1から枠体aと平板bとを仮接着したも
のを例えば吸引部材8により吸着して取出し、こ
れを第7図で示すように反転部材9上に載せた
後、反転作動により別の治具10上に移し、次い
で第8図Aで示すように主接着剤4を塗布した
後、同図Bで示すように該塗布面に平板bを重合
して表裏の主接着剤4が、固化するまで圧締状態
とすることにより両面平板のフラツシユ板を得ら
れれる。
次に主接着剤4,6の塗布手段について説明す
る。
る。
第8図で示すように主接着剤4は塗布ロール1
1の回転により枠体aの表面に所望厚さに塗布す
るが、該ロール11面に塗布された主接着剤4の
塗布層に先端をロール面に接触させて適当幅掻歯
12を当ることにより該刃先で塗布で塗布層をを
側に掻けて刃先の幅に相当する空白部5を形成
し、次いで例えばホツトメルト装置13等により
該空白部5内に主接着剤4よりも固化の早い副接
着剤6を塗布する。尚、上記空白部5を形成する
に使用する掻刃12は第10図で示すように側面
12aを傾斜縁として刃先で掻取つた主接着剤4
が空白部5の両側縁で盛上るようにし、この盛上
り部は平板bの接着時における圧締に際し空白部
5内に押込まれて接着作用に供せられる。
1の回転により枠体aの表面に所望厚さに塗布す
るが、該ロール11面に塗布された主接着剤4の
塗布層に先端をロール面に接触させて適当幅掻歯
12を当ることにより該刃先で塗布で塗布層をを
側に掻けて刃先の幅に相当する空白部5を形成
し、次いで例えばホツトメルト装置13等により
該空白部5内に主接着剤4よりも固化の早い副接
着剤6を塗布する。尚、上記空白部5を形成する
に使用する掻刃12は第10図で示すように側面
12aを傾斜縁として刃先で掻取つた主接着剤4
が空白部5の両側縁で盛上るようにし、この盛上
り部は平板bの接着時における圧締に際し空白部
5内に押込まれて接着作用に供せられる。
尚、図示例において副接着剤6はスポツト状に
塗布したものを示すが、必ずしもホツトメルト手
段又はスポツト状に限ることなく塗布ロールによ
つて空白部5内に沿つた線状に塗布してもよい。
塗布したものを示すが、必ずしもホツトメルト手
段又はスポツト状に限ることなく塗布ロールによ
つて空白部5内に沿つた線状に塗布してもよい。
(発明の効果)
本発明によるときは治具上において構成部材を
所定位置に配設して形成した枠体に、主接着剤と
共に該主接着剤よりも固化の早い副接着剤を塗布
した後、該塗布面に平板を重ねて圧着すれば主接
着剤の固化を待つことなく枠体と平板とを副接着
剤による仮接着で一体として治具から取出すこと
ができるから取出した後の治具を連続して枠体の
成形用として利用し得られると共に、同形の枠体
を連続成形するには治具の台板上における位置決
め駒の配置をそのまま利用し得られるので、作業
能率を著しく向上し得られ、又、構成部材による
枠体成形用の治具として、作業台面を磁性材料で
形成した台板と、該磁性作業台と磁気結合する位
置決め駒とで構成したので、位置決め駒の自由な
配置変換によつて多種の枠体の形状に対応して簡
便に使用できると共に同形の枠体の成形には駒の
配置を変えることなく、その配置を利用して連続
的の使用を簡便容易にした効果を有する。
所定位置に配設して形成した枠体に、主接着剤と
共に該主接着剤よりも固化の早い副接着剤を塗布
した後、該塗布面に平板を重ねて圧着すれば主接
着剤の固化を待つことなく枠体と平板とを副接着
剤による仮接着で一体として治具から取出すこと
ができるから取出した後の治具を連続して枠体の
成形用として利用し得られると共に、同形の枠体
を連続成形するには治具の台板上における位置決
め駒の配置をそのまま利用し得られるので、作業
能率を著しく向上し得られ、又、構成部材による
枠体成形用の治具として、作業台面を磁性材料で
形成した台板と、該磁性作業台と磁気結合する位
置決め駒とで構成したので、位置決め駒の自由な
配置変換によつて多種の枠体の形状に対応して簡
便に使用できると共に同形の枠体の成形には駒の
配置を変えることなく、その配置を利用して連続
的の使用を簡便容易にした効果を有する。
第1図A乃至Eは本発明による片面平板フラツ
シユ板の製作工程順序を示す平面図、第2図は第
1図Aの−線断面図、第3図は第1図Bの
−線断面図、第4図は第1図の−線断面
図、第5図は位置決め駒の斜視図、第6図は治具
からの半製品取出し装置、第7図は半製品の反転
装置、第8図A,Bは両面平板フラツシユ板の製
作工程を示す平面図、第9図は接着剤塗布装置の
一例を示す側面図、第10図は接着剤塗装の掻刃
の斜視図、第11図は掻刃による塗装掻分け作動
を示す平面図、第12図は枠体技術により成形し
た枠体の斜視図、第13図は従来製品の一部を削
除した斜視図である。 a…枠体、b…平板、1…治具、2…台板、2
a…磁性作業台面、4…主接着剤、5…空白部、
6…副接着剤。
シユ板の製作工程順序を示す平面図、第2図は第
1図Aの−線断面図、第3図は第1図Bの
−線断面図、第4図は第1図の−線断面
図、第5図は位置決め駒の斜視図、第6図は治具
からの半製品取出し装置、第7図は半製品の反転
装置、第8図A,Bは両面平板フラツシユ板の製
作工程を示す平面図、第9図は接着剤塗布装置の
一例を示す側面図、第10図は接着剤塗装の掻刃
の斜視図、第11図は掻刃による塗装掻分け作動
を示す平面図、第12図は枠体技術により成形し
た枠体の斜視図、第13図は従来製品の一部を削
除した斜視図である。 a…枠体、b…平板、1…治具、2…台板、2
a…磁性作業台面、4…主接着剤、5…空白部、
6…副接着剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 枠体aの片面又は両面に平板bを重合接着し
て所望厚さの合成板(フラツシユ板)を製造する
手段として、作業台面2aを磁性材料で形成した
台板2と、該作業台面2aと磁気結合する位置決
め駒3とで構成される治具1を使用し、治具1の
台板2上に枠体aの構成部材a′を所定の形状位置
に配設して、その配設位置を位置決め駒3により
不動に安定させ、次で各構成部材a′の表面に、一
部に空白部5を形成して主接着剤4を塗布すると
共に該空白部5に主接着剤4よりも固化の早い副
接着剤6を塗布し、次で該主副接着剤塗布面に平
板bを重合して所定形状の枠体aを形成した各構
成部材a′と平板bとを副接着剤6の固化により一
体に仮結合して治具から取出し、これを圧締して
主接着剤4の固化により枠体aの片面に平板bを
張合せたフラツシユ板を得、更に片面に平板bを
仮接着した合成板を表裏反転して枠体aの他面に
主接着剤4を塗布した後、該塗布面に平板bを重
合圧締することにより枠体aの両面に夫々平板b
を張合せたフラツシユ板を得ることを特徴とする
フラツシユ板の製造方法。 2 枠体aの構成部材a′を所定形状に配置させる
作業台面2aを磁性材料で形成した台板2と該作
業台面2aと磁気結合する位置決め駒3とで構成
して成る枠体構成部材の位置決め用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8437988A JPH01255503A (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | フラッシュ板の製造方法および治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8437988A JPH01255503A (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | フラッシュ板の製造方法および治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01255503A JPH01255503A (ja) | 1989-10-12 |
JPH0431848B2 true JPH0431848B2 (ja) | 1992-05-27 |
Family
ID=13828910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8437988A Granted JPH01255503A (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | フラッシュ板の製造方法および治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01255503A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0825166B2 (ja) * | 1991-05-02 | 1996-03-13 | ミサワホーム株式会社 | 木製パネル製造装置 |
JPH0825167B2 (ja) * | 1991-05-02 | 1996-03-13 | ミサワホーム株式会社 | 木製パネルの製造方法 |
-
1988
- 1988-04-06 JP JP8437988A patent/JPH01255503A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01255503A (ja) | 1989-10-12 |
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