JPS5942599Y2 - 屋外設置型燃焼器具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は屋外設置型燃焼器具の外装構成に係り、ガス、
給水、給湯等の配管の取出し位置を工夫したものである
。

これを給湯器付き風呂釜に適用した図示の実施例に基づ
いて説明すれば、１は屋外設置型給湯器付き風呂釜の外
装本体で、先止め瞬間式等の給湯器２と風呂釜３とを内
蔵しである。

４は給湯器２、風呂釜３とに共通の排気トップ、５は風
呂釜３の浴槽水循環パイプであり、該パイプ５は器具設
置壁６側に本体１より突出させである。

７は本体１の壁６側の側面板８を正面部で折曲形成して
上下をスポット溶接等により固定して設けた配管板であ
り、ガス供給口９、入水口１０、及び出湯口１１を外方
に突出する状態にて略縦−例に配しである。

１２は配管板７の側方に形成した前面開口であり、内蔵
される給湯器用バーナ１３、風呂釜用バーナ１４等は該
開口１２より出し入れ自在となって釦り、また該開口１
２は着脱自在なフロントカバー１５にて閉塞される。

１６．１７．１８は壁６等に夫々埋設しであるガラス管
、給水管、給湯管であり、これら外部配管は前記ガス供
給口９、入水口１０、出湯口１１に夫々接続される。

本考案はこのような構成からなり、給ガス、給水、給湯
器配管を行なうには、埋設管１６，１７１８を夫々ガス
供給口９、入水口１０、出湯口１１にフレキシブルチュ
ーブ等の管材で接続すれば良いのであるが、一般に配管
取出し位置については、バルブ機構部に近い部分の方が
器具内のパイプが短かくてコストも安く、また圧力ロス
の面からも有利であり、従来第２図Ａ、Ｂ、Ｃに夫々示
すように、配管部を器具前面上部、天板の手前側、ある
いは本体側面の手前側に設けるようにしていたが、Ａ、
Ｂの場合、配管施工状態によってはアフターサービス時
、配管が邪魔になってフロントカバー１５の着脱が困難
となったり、Ｃの場合は壁とのスペースが狭くて配管が
極めてやりにくくなる問題があった。

そこで本考案は前記のように、器具内からの配管取出し
位置を、バーナ等を出し入れする前面開口を設けた器具
前面側でしかも前記開口の側方壁側寄りに設けたので、
配管スペースは充分広くとることができ、また施工後の
保守点検時において、フロントカバー１５やバーナ等の
着脱に何ら支障を及ぼすこともないのであり、極めて設
置性に富んだ器具が得られるものである。

以上のように本考案は、器具内からの配管取出位置を、
バーナ等を出し入れする前面開口を設けた器具前面側で
しかも前記開口の側方壁側寄りに設けたもので、配管作
業及びアフターサービスが極めて楽に行なえる利点を有
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す分解正面図、第２図Ａ
、Ｂ、Ｃは従来例を示す正面図である。 ６・・・・・・壁、７・・・・・・配管板、１２・・・
・・・前面開口、１３．１４・・・・・・バーナ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 外装本体に給湯器と風呂釜とを内蔵し、風呂釜の浴槽水
   循環パイプを器具設置壁側に外装本体より突出せると共
   に、バーナへのガス供給口、給湯器への入水口、給湯器
   からの出湯口を外装本体から外方に突出させ、これらガ
   ス供給口、入水口及び出湯口に前記器具設置側からのば
   した外部配管を夫々接続するようにしたものにおいて、
   前記ガス供給口、入水口及び出湯口等、浴槽水循環パイ
   プを除く器具内からの配管取出位置を、バーナ等を出し
   入れし着脱自在なフロントカバーで閉塞される前面開口
   を設けた器具前面側でしかも前記開口の側方壁寄りに設
   けた配管、板上に設定したことを特徴とする屋外設置型
   燃焼器具。