JPS5941916B2 - 油圧式クレ−ンの巻上制御回路 - Google Patents

油圧式クレ−ンの巻上制御回路

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JPS5941916B2
JPS5941916B2 JP16410079A JP16410079A JPS5941916B2 JP S5941916 B2 JPS5941916 B2 JP S5941916B2 JP 16410079 A JP16410079 A JP 16410079A JP 16410079 A JP16410079 A JP 16410079A JP S5941916 B2 JPS5941916 B2 JP S5941916B2
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JP
Japan
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switching valve
clutch
hoisting
hydraulic
pressure oil
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JP16410079A
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JPS5688091A (en
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健樹 藤田
哲司 斉藤
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、油圧式クレーンの巻上制御回路に関するもの
である。
油圧式クレーンの巻上制御回路には、カウンタバランス
弁が設置されているので、巻上レバーの中立時にポジテ
ィブブレーキを踏むことなく、吊荷な短時間保持できる
ことが特徴の一つになっており、動力降下によるインチ
ング制御を必要とする据付作業等にはその効果を発揮す
ることができる。
一方、インチング制御を必要としない作業、たとえばテ
トラポットの投げ込み等のように作業能率の向上が要求
される作業においては、巻上レバーの中立時に吊荷が保
持されていると次のような欠点がある。
テトラポットを吊上げて所定の位置に投げ込む場合、吊
荷の巻上および保持→旋回→吊荷の自由降下の作業サイ
クルにおいて、まずクラッチレバ−をオンにしておき、
巻上レバーを操作して吊荷を巻上げた後、その巻上レバ
ーを中立位置に戻して吊荷を保持させる。
次に旋回レバーの操作により吊荷を所定の位置まで水平
方向に移動させた後、前記クラッチレバ−のオフ操作に
より吊荷を自由降下させると共にポジティブブレーキを
踏むという順序でレバー操作を行わなければならない。
この場合、巻上レバーを中立位置に戻せば吊荷を自由降
下させることができる従来の機械式クレーンに比べて、
クラッチレバ−を操作するという余分の操作が必要とな
り、操作性、作業性が悪い欠点がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもの
で、その目的は、機械式クレーンと同様に巻上レバーの
操作のみにより吊荷を自由降下させることができ、しか
も、その自由降下制御と、油圧式クレーンの特徴である
動力降下によるインチング制御とを使い分けることがで
きる巻上制御回路を得ることである。
本発明は、前記の如き目的を達成せんがため、巻上ドラ
ムを油圧クラッチを介して回転させる油圧モータと、油
圧モータの回転方向を制御する第1の方向切換弁と、前
記クラッチの着脱を制御する圧油・供給管路と、第1の
方向切換弁に連動して切換わり、かつ、前記圧油供給管
路を切換える第2の方向切換弁と、前記圧油供給管路内
に設置され、その管路な連通または遮断する切換弁とを
そなえ、該切換弁の連通位置において第1の方向切換弁
を油圧モータの駆動側に切換えた時に前記クラッチに圧
油が供給されて該クラッチが入るように構成すると共に
、前記切換弁を遮断位置に切換えた時に、クラッチ制御
弁を介して前記クラッチの着脱を制御できるように構成
したことを特徴とするものである。
以下、本発明の一実施例を添付図面について具体的に説
明する。
原動機1には、油圧モータ2に圧油な供給する油圧ポン
プ3と、操作用油圧ポンプ4とが直結されている。
油圧ポンプ3の上流側には、パイロット油圧により切換
操作され、かつ、油圧モータ2の回転方向を制御する第
1の方向切換弁5が設置されている。
油圧ポンプ3の吐出管路は、第1の方向切換弁5が図示
の中立位置にある時には油タンク14に連通されている
油圧モータ2と第1の方向切換弁5とを結ぶ駆動回路に
はカウンタバランス弁6が設けられている。
油圧モータ2により正転または逆転駆動されるドラム軸
7には、巻上ドラム8が回転自在に装着されている。
ドラム軸7と巻上ドラム8との間には、ドラム軸70回
転を巻上ドラム8に伝達する油圧クラッチ9が設けられ
ている。
また、巻上ドラム8の外周にはポジティブブレーキ10
が設けられている。
操作用油圧ポンプ4の吐出管路11の上流側には、パイ
ロット油圧により切換操作され、かつ、油圧クラッチ9
のクラッチシリンダ9aへの圧油の給排を切換える第2
の方向切換弁12が設けられている。
クラッチシリンダ9aへの圧油供給管路13は、第2の
方向切換弁12が図示の中立位置にある時には油タンク
14に連通されている。
操作用油圧ポンプ4の吐出管路11には分岐管路15が
接続されており、その上流側にはパイロット弁16が設
けられている。
パイロット弁16の2次側の一方向管路17は第1の方
向切換弁5および第2の方向切換弁12の右側パイロッ
ト室に接続され、他方側管路18は第1の方向切換弁5
および第2の方向切換弁12の左側パイロット室に接続
され、パイロット弁16のレバー(巻上レバー)16a
の操作により、2次側管路17,18の油圧が制御され
る。
19は操作用油圧ポンプ4と第2の方向切換弁12との
間の吐出管路11内に設けられ、クラッチシリンダ9a
への供給油圧を保障するアキュムレータである。
前記のクラッチシリンダ9aと第2の方向切換弁12と
を接続する圧油供給管路13内には、その管路13を図
示の連通位置イと遮断位置口とに切換える切換弁20が
設げられている。
20aはその操作レバーである。この切換弁20は、2
位置3ボート切換弁で、その他方の供給ボートには、第
2の方向切換弁12を通らないで直接油圧ポンプ4の油
圧管路11に接続されたクラッチ管路21が接続され、
切換弁20を口の位置に切換えた時にクラッチ管路21
を介してクラッチシリンダ9aに圧油を供給することが
できるように構成されている。
クラッチ管路21内には、圧力制御弁22が設置され、
そのレバー(クラッチレバ−)22aを操作することに
より、切換弁20へのクラッチ管路21に油圧を発生さ
せることができるようになっている。
本発明の巻上制御装置は、上記の如く構成されているの
で、油圧クレーンであり乍ら機械式クレーンと同様に巻
上げレバーの操作のみにより吊荷を自由降下させること
ができ、かつ、その自由降下制御と、油圧式クレーンの
特徴である動力降下によるインチング制御とを使い分け
ることができる。
すなわち、先づ、巻上レバーの操作のみにより吊荷を自
由降下させる場合について説明すると、この場合には、
切換弁20を図に示すイの位置に切換えておく。
この状態において、巻上レバー16aを矢印の方向に操
作すると、2次側管路18にパイロット圧油が発生する
ので、そのパイロット油圧によって第2の方向切換弁1
2はイの位置に切換えられ、油圧ポンプ4の吐出油は第
2の方向切換弁12を介して圧油供給管路13を通り、
切換弁20を終てクラッチシリンダ9aに流入する。
したがって、巻上ドラム8はクラッチ9を介してドラム
軸7に連結される。
一方、前記パイロトド油圧により第1の方向切換弁5も
イの位置に切換えられる。
従って、油圧ポンプ3の吐出油が第1の方向切換弁5を
介して油圧モータ2に流入し、該油圧モータ2は矢印の
方向に回転する。
このようにして巻上ドラム8はドラム軸7を介して巻上
方向に回転し、吊荷の巻上が行われる。
つぎに、巻上レバー16aを矢印と反対の方向に操作す
ると、2次側管路17にパイロット圧油が発生するので
、そのパイロット油圧によって第2の方向切換弁12は
口の位置に切換えられ、前記と同様に、油圧ポンプ4の
吐出油は第2の方向切換弁12および切換弁20を介し
てクラッチリング9aに流入する。
したがって、巻上ドラム8はドラム軸7に連結される。
一方、前記パイロット油圧により第1の方向切換弁5も
口の位置に切換えられる。
従って、油圧ポンプ3の吐出油が第1の方向切換弁5を
介して油圧モータ2に流入し、該油圧モータ2は矢印と
反対の方向に回転する。
このようにして、巻上ドラム8はドラム軸7を介して巻
下方向に回転し、吊荷の動力降下による巻下が行われる
つぎに、巻上レバー16aを矢印の方向に操作して吊荷
の巻上作業を行っている状態から、巻上レバー16aを
図示の中立位置に戻すと、第2の方向切換弁12は図示
の中立位置に復帰するので、圧油供給管路13は油タン
ク14に連通される。
したがって、クラッチシリンダ9aへの油圧がタンク圧
となり、クラッチ9が切れる。
このことにより、巻上ドラム8はドラム軸7どの連結が
解かれ、吊荷の負荷荷重により巻上ドラム8が回転させ
られるので、吊荷の自由降下が行われる。
この時、ポジティブブレーキ10のペダル操作により、
吊荷の保持および解除を自由に行うことができる。
なお、前記したように巻上レバー16aが図示の中立位
置に復帰すると、油圧モータ2への圧油の供給が断たれ
、該油圧モータ2の回転も停止する。
このように、切換弁20をイ位置に切換えると、巻上レ
バー16aの操作のみにより、吊荷の巻上、巻下および
自由降下を行うことができる。
なお、図示の実施例では、第2の方向切換弁12をパイ
ロット弁16の2次圧により切換えるように構成したが
、巻上レバー16aの動きをリミットスイッチにより検
出し、電気信号によって動かすように構成してもよい。
次に、インチング制御を行なう場合について説明する。
インチング制御を行ないたい場合には、切換弁20を口
の位置に切換える。
この状態において、巻上レバー16aを図示の中立位置
から矢印の方向または矢印と反対の方向に操作すると、
第2の方向切換弁12はイの位置または口の位置に切換
えられるが、圧油供給管路13が切換弁20によって遮
断されているので、クラッチシリンダ9aに圧油が供給
されない。
従って、この場合には、従来の巻上制御回路と同様に、
クラッチレバ22aを操作して圧力制御弁2202次側
管路21に油圧を発生させておき、前記のように巻上レ
バー16aを操作すれば、吊荷の巻上および巻下を行う
ことができる。
つぎに、巻上レバー16aを図示の中立位置に戻せば、
吊荷はカウンタバランス弁6によって保持されるので、
巻上レバー16aの操作のみにより吊荷のインチング制
御を行うことができる。
以上述べたように、本発明によれば、油圧モータの回転
方向を制御する第1の方向切換弁と、第1の方向切換弁
に連動して切換わる第2の方向切換弁とをそなえ、第1
の方向切換弁を油圧モータの駆動側に切換えた時に、第
2の方向切換弁を介してクラッチが入るように構成した
ので、巻上レバーの操作のみにより吊荷の巻上、巻下お
よび自由降下を行うことができる。
したがって、テトラポットの投げ込み作業またはクラム
シェルパケットの作業のように、作業能率の向上が要求
される作業において、その操作性および作業性を大巾に
向上させることができる。
また、クラッチシリンダへの圧油の供給管路内に、その
管路を連通または遮断する切換弁を設け、その切換弁を
遮断位置に切換えた時に、クラッチ制御弁によりクラッ
チシリンダへの圧油を制御できるように構成したので、
巻上レバーの操作のみにより、動力降下によるインチン
グ制御と自由降下制御とを使い分けることができる。
したがって、操作性の良いクレーンの作業範囲を拡大す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の一実施例を示す油圧式クレーンの巻
上制御回路図である。 2・・・油圧モータ、3・・・油圧ポンプ、4・・・操
作用油圧ポンプ、5・・・第1の方向切換弁、8・・・
巻上ドラム、9・・・油圧クラッチ、9a・・・クラッ
チシリンダ、12・・・第2の方向切換弁、13・・・
圧油供給管路、16・・・パイロット弁、16a・・・
巻上レバー、20・・・切換弁、21・・・クラッチ管
路、22・・・圧力制御弁、22a・・・クラッチレバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 巻上ドラムを油圧クラッチを介して回転させる油圧
    モータと、油圧モータの回転方向を制御する第1の方向
    切換弁と、前記クラッチの圧油供給管路と、第1の方向
    切換弁に連動して切換わり、かつ、前記圧油・供給管路
    を切換える第2の方向切換弁と、前記圧油供給管路内に
    設置され、その管路を連通または遮断する切換弁とをそ
    なえ、該切換弁の連通位置において第1の方向切換弁を
    油圧モータの駆動側に切換えた時に前記第2方向切換弁
    を介し前記クラッチに圧油が供給されて該クラッチが入
    るように構成すると共に、前記切換弁を遮断位置に切換
    えた時に、クラッチ制御弁を介して前記クラッチの着脱
    を制御できるように構成したことを特徴とする油圧式ク
    レーンの巻上制御回路。
JP16410079A 1979-12-19 1979-12-19 油圧式クレ−ンの巻上制御回路 Expired JPS5941916B2 (ja)

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JPS5688091A JPS5688091A (en) 1981-07-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6242482U (ja) * 1985-09-03 1987-03-13
JPS6318396Y2 (ja) * 1984-08-31 1988-05-24
JPS63103375U (ja) * 1986-12-23 1988-07-05

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