JPS5941884Y2 - 自動車用サイドモ−ル - Google Patents

自動車用サイドモ−ル

Info

Publication number
JPS5941884Y2
JPS5941884Y2 JP11128578U JP11128578U JPS5941884Y2 JP S5941884 Y2 JPS5941884 Y2 JP S5941884Y2 JP 11128578 U JP11128578 U JP 11128578U JP 11128578 U JP11128578 U JP 11128578U JP S5941884 Y2 JPS5941884 Y2 JP S5941884Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base body
base
molding
side molding
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11128578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5527194U (ja
Inventor
富彦 水谷
Original Assignee
井上護謨工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 井上護謨工業株式会社 filed Critical 井上護謨工業株式会社
Priority to JP11128578U priority Critical patent/JPS5941884Y2/ja
Publication of JPS5527194U publication Critical patent/JPS5527194U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5941884Y2 publication Critical patent/JPS5941884Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車の側面等に装飾兼保護用として使用す
るサイドモールに関するものである。
従来より、駆車場等における他車のドアの不要量な開閉
による自軍への損傷防止用および装飾用として、全体が
弾性緩衝体からなる長尺のサイドモールが車体側面等に
取付けられている。
そして、その取付構造は、モール下面(車体への取付面
)に適宜間隔をあけて固着した複数個のクリップ等を車
体面に設けた孔へ嵌合する構造、またはモール下面に両
面粘着テープ等の接着剤層を設けておき車体面に接着す
る構造が多用されている。
しかしながら、従来のサイドモールは、全体がプラスチ
ック等の弾性体であるため、線膨張係数が金属からなる
車体に比して犬であり、このため夏の強い日射を受ける
と、前者の取付構造にあってはモールが伸びて蛇行状に
曲がってしまい、また後者の取付構造にあっては接着が
破壊されて脱落を生じ易いという欠点を有していた。
特に、後者の構造においては、モールが軟質塩化ビニル
、ゴム等の如く可塑剤、オイル等の液状の配合薬品を含
む弾性体で構成されている場合に、その液状物質が表面
にブリードし易く、長期にわたって使用している場合に
は該液状物がモール体と接着剤間の剥離を促進する結果
となっていた。
本考案はこれらの欠点を解消したサイドモールを提供し
ようとするものである。
以下に本考案を図示実施例につき説明する。
本考案によるサイドモールAの第1実施例を示す第1図
において、1は金属板あるいは金属箔からなり紙面直角
方向に細長く伸びる長尺の基体、2は基体1の全長に渡
ってこれに嵌合状態で取付けられた弾性緩衝体である。
基体1は、車体への取付面となる底壁1aと左右の側壁
1b、1bと該両側壁1bの先端部を内方にほぼ90°
屈曲した屈曲部1c、1cとを有し、上方が開口された
チャネル状をしている。
そして、基体1の底壁1aの下面に屈曲手段により内方
(奥側)が拡幅された凹溝1eが形成され、該凹溝1e
に、車体への取付具として硬質の弾性体からなるクリッ
プ5が嵌め込まれている。
この基体1を構成する金属は、ステンレススチールある
いはアルミニウム等が好ましく、特に車体の金属材質と
ほぼ同一の線膨張係数を有しかつ耐水性のあるものが選
択される。
弾性緩衝体2は、基体1の内に構成される内溝に密嵌状
態で収容されて該基体1に被覆された基部2aと、該基
部2aの上面中央部より突設されて基体1の上方開口部
位より上方に伸びる頂部2bとからなり、該画部分2a
、2bの間に形成される肩部2cが前記基体1の屈曲
部1cに包被されている。
そして、該屈曲部1cの先端が、弾性緩衝体2の頂部2
bと肩部2cの境界部分より該弾性緩衝体2内へ伸びて
いる。
この屈曲部1cの先端を弾性緩衝体2内へ伸ばすには、
該弾性緩衝体2にあらかじめ屈曲部1cの先端を受は入
れる切込溝を形成しておいてもよく(基体1と弾性緩衝
体2とを嵌合手段により結合するとき)、あるいは弾性
緩衝体2の成形時に該屈曲部1cの先端を一体的に埋設
する(基体1に対して弾性緩衝体2を押出し成形する等
のとき)ことにより達成される。
この弾性緩衝体2を構成する材質としては、軟質塩化ビ
ニル、エチレンビニルアセテート等の軟質プラスチック
またはゴム等の弾性成形体、これらの混合成形物、ある
いはこれらの発泡体を用いることができる。
なお、弾性緩衝体2内には、その弾力性を増加するため
、第2図に示すように中空部2dが形成されていてもよ
い。
また、頂部2bの表面には、装飾のため絞模様等の適宜
の色彩を施しておくとよい。
第2図は本考案の第2実施例を示す。
本実施例は、弾性緩衝体2が中空状とされた例である。
また屈曲部1cの先端は下方へ若干折り返されて弾性緩
衝体2内へ伸びている。
ここで、前述のような構造のサイドモールAを製造する
には、例えば、予じめ基体1をロールフォーミング等に
よって所定の断面形状に成形し、次いでその成形品を押
出機の先端に設けたダイ中を通し、プラスチック、ゴム
等の弾性緩衝体2を基体1に成形することが極めて能率
的である。
もつとも、前記ロールフォーミングした基体1に対して
、押出または射出成形により別途形成した弾性緩衝体2
を後に嵌合してもよい。
なお、本考案によるサイドモールAは、クリップ5を利
用して、例えば第4図に示すように自動車6の車体側面
に取付けられる。
本考案は以上述べたことから明らかなように、次のよう
な種々の利点を有する。
■ 車体への取付部となる金属製の基体で弾性緩衝体の
下部を包持しているので、モールの線膨張率が剛性を有
する金属製の基体に依存することとなって従来の単なる
プラスチック等のモール体に比し約1/10にすること
ができ、モール体が蛇行したり曲がったりすることがな
く、かつモールが脱落する等のこともない。
また、弾性緩衝体が軟質塩化ビニル、ゴム等の如く可塑
剤、鉱物油等の液状物を含有するものであっても、取付
面すなわち基体の外面に液状物が浸出する虞れはなく、
従って取付具の強度に影響を与えない。
■ 基体の屈曲部が弾性緩衝体に形成される肩部を上方
から包被しかつその先端が弾性緩衝体内へ伸びているの
で、該基体と弾性緩衝体との取付強度が強固であり、ま
た該屈曲部の弾性によって弾性緩衝体の緩衝効果をも増
大させることができる。
■ 基体の金属光沢によりサイドモールドの外観を一層
美麗化することができる。
■ 取付具は金属である基体に取付けられるので、その
結合強度が強くなる。
■ 基体を含むモールが伸縮を起しても、クリップとは
凹溝で嵌合している為摺動し、モールの蛇行、曲がりが
防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2図は本考
案の実施例の弾性緩衝体を中空とした態様を示す縦断面
図、第3図は本考案によるサイドモールの自動車への取
付例を示す斜視図である。 A・・・・・・サイドモール、1・・・・・・基体、1
a・・・・・・底壁、1b・・・・・・側壁、1c・・
・・・・屈曲部、1e・・・・・・凹溝、2・・・・・
・弾性緩衝体、2a・・・・・・基部、2b・・・・・
・頂部、2d・・・・・・中空部、5・・・・・・クリ
ップ(取付具)。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) a)それぞれ先端が内方に屈曲された屈曲部
    を有する左右の側壁と、下面に奥側が拡幅された凹溝を
    形成させた底壁とからなる、上方が開口された内溝を有
    する長尺のチャンネル状金属製基体と、 b)前記基体の内溝に収容されて該基体により被覆され
    た基部及び該基部の上面中央部より突設されて前記基体
    の開口部位より上方に伸びる頂部を有し、前記基体に沿
    って細長く伸びる弾性緩衝体と、 C)前記基体の底壁凹溝に嵌め込まれた車体への取付具
    とからなり、 d)前記基体の屈曲部先端を前記弾性緩衝体内へ伸ばす
    とともに、前記基体の屈曲部を装飾面としてなる、 自動車用サイドモール。
  2. (2)前記基体がステンレススチールからなる実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の自動車用サイドモール。
  3. (3)前記弾性緩衝体内に中空部を形成してなる実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の自動車用サイドモール。
JP11128578U 1978-08-14 1978-08-14 自動車用サイドモ−ル Expired JPS5941884Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11128578U JPS5941884Y2 (ja) 1978-08-14 1978-08-14 自動車用サイドモ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11128578U JPS5941884Y2 (ja) 1978-08-14 1978-08-14 自動車用サイドモ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5527194U JPS5527194U (ja) 1980-02-21
JPS5941884Y2 true JPS5941884Y2 (ja) 1984-12-04

Family

ID=29058970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11128578U Expired JPS5941884Y2 (ja) 1978-08-14 1978-08-14 自動車用サイドモ−ル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5941884Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5527194U (ja) 1980-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4800681A (en) Sealing and guiding element for flush mounted movable automobile window
US4649668A (en) Sealing element for flush mounted movable automobile window
JPS5941884Y2 (ja) 自動車用サイドモ−ル
JP2596096B2 (ja) ウインドウモールディングおよびその製造方法
JPS6332755Y2 (ja)
JPS63287682A (ja) 自動車車体パネルの構造及び製造方法
JP2598974Y2 (ja) 自動車用モールディング
JPH019723Y2 (ja)
JP2597847B2 (ja) 自動車の窓ガラス用周縁モール
CN215398513U (zh) 一种汽车座椅装饰条
JP2578628B2 (ja) 自動車用ウインドモールの取付具
JPS6113386Y2 (ja)
JP2502091B2 (ja) 自動車用ウインドモ−ル
JPS5919637Y2 (ja) 自動車用サイドモ−ル
JP2966136B2 (ja) フロントガラス用モ−ルディング、及びその成形方法
JPS5917709Y2 (ja) フランジカバ−
JPS6126102Y2 (ja)
JPS63519Y2 (ja)
JPS5833002Y2 (ja) バンパモ−ルの取付構造
JPH0674448U (ja) 自動車用ウエザーストリップ
JPS5823693Y2 (ja) 自動車用固定小窓の取付構造
JP4192758B2 (ja) 車両用アンダースポイラー
JPS5918915Y2 (ja) モ−ル
JPS5977936A (ja) 自動車用モ−ルデイング構造
JP2567281Y2 (ja) 接着ウインドのモール取付装置